JP4854537B2 - 広告処理方法、広告表示方法及び接触広告提示システム - Google Patents

広告処理方法、広告表示方法及び接触広告提示システム Download PDF

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Description

本発明は、広告を有効活用するための技術であって、より詳しくは消費者が興味を持った広告を再提示するための技術に関する。
消費者は、日々たくさんの看板やテレビなどの放送に係る広告から商品等の情報を得ているため、ある広告を見たときにはその広告に係る商品等に興味を持ったとしてもそのような感覚をいつまでも保持できるわけではない。すなわち、直ぐに他の広告が目にはいるため、実際に興味を持った商品等を販売している店舗に行ったとしても、思い出すことなく通り過ぎてしまう場合が多い。
例えば、特開2002−92360号公報には、テレビ放送等の中で使用された品物の情報(名称、メーカ、ブランド等)を知らなくても容易に知ること、更に、その品物をネットワークを介して購入するための技術が開示されている。具体的には、ユーザ端末は、情報提供会社端末にアクセスし、番組のホームページにアクセスする。ユーザ端末に表示された画面から放送番組中のシーンを再現し、興味のある品物を探し、それを購入したい場合にはネットワークを介して画面上で作成した購入品注文情報を情報提供会社サーバに送信する。情報提供会社サーバは、購入情報を受け取ると,注文された品物を販売店サーバに要求する。販売店サーバは配送センタサーバに情報提供会社サーバから要求された品物の配送を指示し、配送センタはその品物をユーザ(注文者)に発送する。しかし、本公報開示の技術では、どのような商品であったかを記憶していて、その記憶に基づき注文を行うことが前提にあり、忘れてしまったような場合には対処できない。
特開2002−92360号公報
上記公報開示の技術では、広告や当該広告に係る商品を忘れてしまった場合には対処できない。また、多種多様な広告が氾濫している現代社会では、単に広告だけを再度提示されたとしても、興味を持ったときの感覚を思い出すことができない場合も多い。特に、どうしてその広告に興味を持ったのかを回想できないことが多い。これは商品販売者にとってはチャンスロスになっている。
従って、本発明の目的は、顧客が過去に興味を持った広告又は広告に係る商品等を、興味を持った時のことを回想できるような態様で提示するための技術を提供することである。
また、本発明の他の目的は、顧客の潜在需要を顕在化させチャンスロスを削減させるための技術を提供することである。
本発明の第1の態様に係る広告処理方法は、顧客の顧客IDに対応して当該顧客が登録した広告に関するデータ及び当該顧客が当該広告に接触した状況に関するデータを含む広告接触状況データを格納する接触広告データ格納部にアクセス可能なコンピュータにより実行される広告処理方法であって、特定の顧客の顧客IDと当該特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を受け付けるステップと、接触広告データ格納部を特定の顧客の顧客ID及び特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件で検索し、広告接触状況データを抽出し、抽出された広告接触状況データの少なくとも一部を出力する抽出ステップとを含む。
このように、予め顧客IDに対応して登録されており且つ条件に合致している広告接触状況データを出力するようにすれば、顧客は自らが登録した広告についての広告接触状況データによって従前より容易に当時を回想できるようになる。すなわち、購買意欲が再度喚起され、チャンスロスを削減させることができるようになる。なお、検索自体は多段階で行われて絞り込みがなされる場合があるので、必ずしも検索途中において全ての検索結果が顧客に提示されるわけではない。
例えば、上記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件が、取扱商品分類である場合には、上で述べた抽出ステップが、接触広告データ格納部を特定の顧客の顧客IDで検索して該当する広告接触状況データを抽出すると共に、抽出された広告接触状況データの上記広告に関するデータに含まれる商品分類と上記取扱商品分類とを比較して広告接触状況データを絞り込むステップを含むようにしてもよい。本店舗において取り扱いのない商品について顧客に提示しないようにするためである。
また、例えば、上記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件が、取扱商品の広告識別データである場合には、接触広告データ格納部を特定の顧客の顧客IDで検索して該当する広告接触状況データを抽出すると共に、抽出された広告接触状況データの上記広告に関するデータに含まれる広告識別データと上記取扱商品の広告識別データとを比較して広告接触状況データを絞り込むステップを含むようにしてもよい。例えば、具体的に興味のある広告又は商品が指定された場合などに行われる処理である。
さらに、上で述べたコンピュータが、地図データを格納する地図データ格納部にさらにアクセス可能となっている場合もある。その場合、抽出された広告接触状況データの上記広告に接触した状況に関するデータに含まれる接触位置に基づき地図データ格納部から該当エリアの地図データを抽出し、出力するステップをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、より具体的にどの辺りで広告に接触したのかを想起させることができるようになる。
さらに、上記顧客が広告に接触した状況に関するデータが、顧客が広告に接触した位置と、顧客が広告に接触した日時と、広告の広告媒体種別とのうち少なくともいずれかを含むようにしてもよい。広告又は広告に係る商品を回想させるには、適切なデータだからである。
また、上で述べたコンピュータが、屋外広告毎に設置位置データ、掲示期間データ及び広告データを格納する屋外広告データ格納部にさらにアクセス可能となっている場合もある。その場合には、ユーザ端末から位置データ及び日時データを受信した場合、屋外広告データ格納部を位置データ及び日時データで検索して、位置データが示す位置から所定範囲内に設置位置が存在し且つ日時データが表す日時が掲示期間内である屋外広告を抽出し、出力するステップと、ユーザ端末からの選択指示に係る屋外広告の広告データと、ユーザ端末の操作者に係る顧客IDと、位置データ及び日時データを接触広告データ格納部に格納するステップとをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば屋外広告であっても興味を持った際に登録を行うことができるようになる。
さらに、上で述べたコンピュータが、放送広告毎に放送時間、放送媒体データ及び広告データを格納する放送広告データ格納部にさらにアクセス可能となっている場合もある。そのような場合には、ユーザ端末から日時データ及び放送媒体データを受信した場合、放送広告データ格納部を日時データ及び放送媒体データで検索し、日時データが表す日時が放送時間内であり且つ放送媒体データが一致する放送広告を抽出し、出力するステップと、ユーザ端末からの選択指示に係る放送広告の広告データと、ユーザ端末の操作者に係る顧客IDと、日時データと、放送媒体データと、ユーザ端末の位置データとを接触広告データ格納部に格納するステップとをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、テレビ、ラジオ、その他の放送されている媒体についての広告を登録することができるようになる。このように接触広告データ格納部に蓄積されるデータにより、広告の反響や実際に購買に繋がったのかなどを後に検証することも可能となる。
本発明の第2の態様に係る広告表示方法は、店舗において用いられる店舗コンピュータにより実行される広告表示方法であって、特定の顧客の顧客IDを取得するステップと、特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件を取得する条件取得ステップと、特定の顧客の顧客IDと特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を、特定の顧客が登録した広告に関するデータ及び当該顧客が当該広告に接触した状況に関するデータを含む広告接触状況データを保持する接触広告処理サーバに送信するステップと、接触広告処理サーバから、抽出要求に従った広告接触状況データの少なくとも一部を受信し、記憶装置に格納する受信ステップと、記憶装置に格納されている広告接触状況データの少なくとも一部を特定の顧客に表示する表示ステップとを含む。
このようにすれば、顧客は自らが登録した広告についての広告接触状況データを確認することができ、当該広告又は広告に係る商品を回想することが従前より容易になる。すなわち、チャンスロスが削減され、売り上げ向上が期待される。
また、上で述べた受信ステップが、抽出要求に従った広告接触状況データの上記広告に接触した状況に関するデータに含まれる接触位置に基づき抽出された該当エリアの地図データを受信するステップを含むようにしてもよい。その場合、上で述べた表示ステップが、地図データを広告接触状況データに関連付けて表示するステップを含むようにしてもよい。このようにすれば、より容易に広告に触れた際の感覚を蘇らせることができるようになる。なお、上で述べた地図データにおいて上記接触位置が示される場合もある。
さらに、本発明の第2の態様に係る広告表示方法においては、広告接触状況データに係る商品のうちいずれかが選択された場合、店舗における取扱商品の店内配置に関するデータを含む商品データを格納する商品データ格納部を、選択された上記商品により検索し、当該商品の店内配置に関するデータを特定するステップと、特定された上記商品の店内配置に関するデータに従って店内のフロアマップ上に商品の配置を示すマークを付して当該フロアマップを表示するステップとをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、より購買に繋がることが期待される。
さらに、本発明の第2の態様に係る広告表示方法においては、広告接触状況データに係る広告のうちいずれかが選択された場合、選択された上記広告についてのコンテンツ要求を接触広告処理サーバに送信するステップと、接触広告処理サーバから、選択された上記広告についてのコンテンツを受信し、表示装置に表示するステップとをさらに含むようにしてもよい。より具体的な広告のコンテンツを確認できるようになる。
さらに、上記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件が、取扱商品分類である場合、受信ステップにおいて受信した広告接触状況データに係る商品の識別データで、店舗における取扱商品のデータを格納する商品データ格納部を検索し、広告接触状況データに係る商品が上記店舗における取扱商品であるか判断するステップと、広告接触状況データに係る商品が上記店舗における取扱商品でないと判断された場合には、特定の顧客の顧客IDと広告接触状況データに係る商品の識別データとを取扱候補商品として取扱候補商品データ格納部に格納するステップとをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、効率的に取扱商品を拡充させることができるようになる。なお、広告接触データに係る商品が上記店舗における取扱商品でないと判断されるような商品だけであれば、顧客に対して提示すべき広告接触状況データは存在しないことになる。販売できない商品を提示しても顧客は煩わしいだけだからである。
本発明の第3の態様に係る接触広告提示システムは、接触広告処理装置と、店舗において用いられる店舗コンピュータ・システムとを有する。そして、店舗コンピュータ・システムは、特定の顧客の顧客IDを取得する第1手段と、特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件を取得する第2手段と、特定の顧客の顧客IDと特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を、接触広告処理装置に送信する第3手段とを有する。また、接触広告処理装置は、顧客の顧客IDに対応して当該顧客が登録した広告に関するデータ及び当該顧客が当該広告に接触した状況に関するデータを含む広告接触状況データを格納する接触広告データ格納部と、店舗コンピュータ・システムから、特定の顧客の顧客IDと特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を受信する手段と、接触広告データ格納部を特定の顧客の顧客ID及び特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件で検索し、広告接触状況データを抽出し、抽出された上記広告接触状況データの少なくとも一部を、店舗コンピュータ・システムに出力する抽出手段とを有する。さらに、店舗コンピュータ・システムは、接触広告処理装置から、広告接触状況データの少なくとも一部を受信し、記憶装置に格納する第4手段と、記憶装置に格納されている広告接触状況データの少なくとも一部を特定の顧客に表示する第5手段とをさらに有する。
また、上で述べた店舗コンピュータ・システムは、表示装置と、第1乃至第5手段とを有する広告表示端末を備えたショッピングカートを含むようにしてもよい。
なお、本方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することができ、このプログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークなどを介してデジタル信号として配信される場合もある。尚、中間的な処理結果はメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
本発明によれば、顧客が過去に興味を持った広告又は広告に係る商品等を興味を持った時のことを回想できるような態様で提示することができるようになる。
また、本発明の他の側面によれば、顧客の潜在需要を顕在化させチャンスロスを削減させることができるようになる。
本発明の一実施の形態に係るシステム概要図を図1に示す。例えばインターネットであるネットワーク1には、複数のユーザ端末3と、接触広告処理サーバ5と、1又は複数の店舗の店舗システム7とが接続されている。ユーザ端末3は、携帯電話機のような端末であってもよいし、PDA(Personal Digital Assistant)であっても、パーソナルコンピュータのような端末装置であってもよい。図1の例では携帯電話機であって、GPS(Global Positioning System)機能31を有しており、さらに広告登録アプリケーション・プログラム33を実行可能になっている。なお、図1ではユーザ端末3は1台しか示していないが、接触広告処理サーバ5に会員登録している複数のユーザの複数の端末装置が存在するものとする。
接触広告処理サーバ5は、店舗システム7におけるスマートカートからの要求に応じて処理を行うスマートカート処理部51と、ユーザ端末3の指示に応じてテレビやラジオなどによって放送された広告についての接触データを登録する処理を実施する放送広告接触データ登録部52と、ユーザ端末3からの指示に応じて屋外広告についての接触データを登録する処理を実施する屋外広告接触データ登録部53と、放送された広告についてのデータを蓄積している放送広告データベース(DB)54と、屋外広告についてのデータを蓄積している屋外広告DB56と、地図データを蓄積している地図DB57と、会員の広告接触状況についてのデータを蓄積している接触状況DB55とを有する。
店舗システム7は、ネットワーク1に接続するための装置などを含む1又は複数の無線基地局71と、無線基地局71と通信を行う複数のスマートカート72とを有する。スマートカート72は、会員カード73から顧客IDなどを読み出す読み取り装置と表示装置とを有する広告端末75を有する。広告端末75は、広告端末75において主要な処理を実施する広告表示処理部751と、取扱商品についてのデータを蓄積している商品DB752と、取り扱いのない商品であって顧客が興味を有する商品についてのデータを蓄積する取扱候補商品DB753と、店舗内の陳列棚のレイアウトについてのデータを蓄積している陳列棚レイアウトDB755と、店舗内のフロア図のデータを蓄積しているフロアマップDB754とを有する。
次に、図2乃至図24を用いて図1に示したシステムの処理概要を説明する。接触広告処理サーバ5の会員であるユーザは、気になる広告を発見した場合には、ユーザ端末3を操作して、ユーザ端末3に保持されている広告登録アプリケーション・プログラム33を起動させる(ステップS1)。広告登録アプリケーション・プログラム33は、以下に述べるような具体的な機能を有する。
広告登録アプリケーション・プログラム33は、起動すると、ユーザ端末3のGPS機能31から現在の位置データ(例えば緯度経度など)及び日時データを取得し(ステップS3)、その後広告媒体選択画面を表示装置に表示させる(ステップS5)。例えば図3に示すような画面が表示される。図3の例では、据置型TVの広告、携帯TVの広告、据置型ラジオの広告、携帯ラジオの広告、及び屋外広告のいずれか1つを選択できるようにラジオボタンが設けられている。ユーザは、いずれかの媒体を選択してOKボタンをクリックする。
広告登録アプリケーション・プログラム33は、ユーザからの媒体選択入力を受け付け(ステップS7)、屋外広告が選択されたか判断する(ステップS9)。屋外広告が選択されている場合には、処理が異なるので端子Aを介して図9の処理に移行する。一方、据置型TVの広告、携帯TVの広告、据置型ラジオの広告、携帯ラジオの広告といった放送型の広告が選択されている場合には、広告登録アプリケーション・プログラム33は、チャンネル選択画面を表示装置に表示させる(ステップS11)。例えば図4に示すような画面が表示される。図4の例では、選択された具体的な媒体について可能性のあるチャンネルを列挙していずれかを選択できるようにラジオボタンが設けられている。ユーザは、該当するチャンネルを選択してOKボタンをクリックする。ユーザ端末3の広告登録アプリケーション・プログラム33は、ユーザによるチャンネル選択入力を受け付ける。
そして、広告登録アプリケーション・プログラム33は、日時、広告媒体種別及びチャンネルのデータを接触広告処理サーバ5に送信させる(ステップS13)。接触広告処理サーバ5の放送広告接触データ登録部52は、ユーザ端末3から日時、広告媒体種別及びチャンネルのデータを受信し(ステップS15)、例えばメインメモリ等の記憶装置に格納する。そして、日時、広告媒体種別及びチャンネルで放送広告DB54を検索し、受信日時から所定時間内に放送された広告を抽出する(ステップS17)。放送広告DB54には、例えば図5に示すようなデータが格納されている。図5の例では、1回の放送毎に、広告番号、放送日、放送時間、提供者名、商品分類、商品名、放送局、チャンネル、番組名、広告媒体種別、及び広告コンテンツ・ファイル名(又は保存先)とが登録されるようになっている。広告コンテンツ・ファイル自体も放送広告DB54に格納されている。
接触広告処理サーバ5の放送広告接触データ登録部52は、抽出された広告の広告データの少なくとも一部(例えば、広告番号、提供者名、商品分類、商品名、放送局及び番組名)をユーザ端末3に送信する(ステップS19)。ユーザ端末3の広告登録アプリケーション・プログラム33は、接触広告処理サーバ5から、抽出された広告の広告データを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS21)。そして処理は端子B及びCを介して図6の処理に移行する。
図6の処理の説明に移行して、ユーザ端末3の広告登録アプリケーション・プログラム33は、受信した広告データを用いて広告一覧画面を生成し、表示装置に表示させる(ステップS23)。例えば図7のような画面が表示装置に表示される。図7の例では、2つの広告が列挙されており、各々、提供者名、商品分類及び商品名が示されている。図示していないが、放送局及び番組名を表示させるようにしても良い。ここではいずれかの広告を選択するためのラジオボタンと、送信指示をするための送信ボタンと、再検索を実施させるための再検索ボタンとが設けられている。
ユーザが再検索ボタンをクリックした場合には、ユーザ端末3の広告登録アプリケーション・プログラム33は、再検索指示を受け付け(ステップS25:Yesルート)、端子Dを介して図2のステップS11に戻る。一方、広告一覧画面において適切な広告を発見できた場合には(ステップS25:Noルート)、ユーザは、当該広告を選択すると共に、送信ボタンをクリックする。ユーザ端末3の広告登録アプリケーション・プログラム33は、ユーザからの広告選択入力を受け付け(ステップS27)、選択された広告の広告番号、顧客ID(例えば会員番号)、並びにステップS3で取得した日時データ及び位置データを含む広告登録要求を接触広告処理サーバ5に送信させる(ステップS29)。広告番号でなく、受信した広告データをそのまま返信しても良い。
接触広告処理サーバ5の放送広告接触データ登録部52は、ユーザ端末3から、ユーザにより選択された広告の広告番号、顧客ID、並びに日時データ及び位置データを含む広告登録要求を受信し(ステップS31)、広告番号で放送広告DB54を検索して該当する広告データを抽出すると共に、当該広告データと、顧客IDと、日時データ及び位置データと接触状況DB55に登録する(ステップS33)。接触状況DB55は、例えば図8に示すようなデータが格納される。図8のテーブル例では、顧客ID、広告番号、提供者名、商品分類、商品名、接触日時、接触場所、屋外広告提示場所、広告媒体種別、放送局、及び番組名が登録されるようになっている。本ステップでは放送される広告についてのデータを登録するので、屋外広告提示場所については登録されない。
その後、放送広告接触データ登録部52は、登録完了通知を生成してユーザ端末3に送信する(ステップS35)。ユーザ端末3の広告登録アプリケーション・プログラム33は、接触広告処理サーバ5から登録完了通知を受信し、表示装置に表示させる(ステップS37)。そして、ユーザの指示又は自動的に広告登録アプリケーション・プログラム33の処理を終了させる(ステップS39)。
このような処理を実施することによって、ユーザが興味を持った広告とその場所並びに広告媒体などについてのデータが登録されるようになるので、例えば購買の際に当該広告と場所のデータ並びに広告媒体などを提示することによって、ユーザにその当時の記憶を呼び覚ますことができるようになる。
次に、図9乃至図15を用いて図2のステップS9で屋外広告を広告媒体種別として指定した場合の処理を説明する。ユーザ端末3の広告登録アプリケーション・プログラム33は、位置データ及び日時データを接触広告処理サーバ5に送信する(ステップS41)。接触広告処理サーバ5の屋外広告接触データ登録部53は、ユーザ端末3から、位置データ及び日時データを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS43)。そして、位置データ及び日時データに基づき屋外広告DB56を検索し、該当する屋外広告を抽出する(ステップS45)。屋外広告DB56は、例えば図10に示すようなデータを格納している。図10のテーブル例では、広告番号、掲示開始日、掲示終了日、提供者名、商品分類、商品名、広告媒体種別、広告コンテンツ・ファイル、設置場所のデータが登録されるようになっている。設置場所には経度緯度に加えて高さのデータも含まれる。なお、広告コンテンツ・ファイルについても屋外広告DB56には格納されている。ステップS45では、位置データの所定範囲内に設置場所が入っており、掲示開始日から掲示終了日内に日時データで特定される日時が含まれる屋外広告を特定する。
そして、屋外広告接触データ登録部53は、受信した位置データに基づき地図DB57から所定範囲内の地図データを抽出する(ステップS47)。すなわち、受信した位置データに含まれる緯度経度から例えば所定の半径のエリアを含む地図データを抽出する。例えば、地図データには、屋外広告の存在を示すオブジェクトの表示位置が例えば広告番号に対応して予め登録されているものが用いられる。その後、ステップS45で抽出された屋外広告データ及びステップS47で抽出された地図データをユーザ端末3に送信する(ステップS49)。
ユーザ端末3の広告登録アプリケーション・プログラム33は、接触広告処理サーバ5から屋外広告データ(例えば、広告番号、広告提供者、商品分類、商品名、設置位置など)及び地図データを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS51)。そして、受信したデータを用いて広告選択画面を生成し、表示装置に表示する(ステップS53)。例えば、図11に示すような画面を表示装置に表示する。図11の例では、立体的な地図イメージ・データを受信し、各屋外広告の設置位置に対応する表示位置に番号付きの透明なオブジェクトが配置されている。上で述べたように、例えば屋外広告の存在を示すオブジェクトの表示位置が例えば広告番号に対応して予め登録されていれば、広告登録アプリケーション・プログラム33によって、順番に番号付きの透明なオブジェクトを立体的な地図イメージ・データ上に配置できる。また、地図イメージ・データの下には、提供者名、商品分類名、商品名が列挙されている。ユーザは、図11の例では1乃至3のいずれかの番号を選択してクリックする。なお、図11のような表示画面を生成する技術自体は従来から存在するので、本実施の形態ではこれ以上説明しない。
また、図12に示すような画面を表示装置に表示するようにしても良い。図12の例では、2次元の地図上に、各屋外広告の設置位置に相当する表示位置にピンを配置している。但し、同じ建物に2以上の屋外広告が設置されている場合には、ピンを統合した上で、高さに応じた順番で屋外広告の番号を同じピン内で列挙している。図12の例では、「1」がA社の屋外広告であり、「2」がB社の屋外広告で、「1」の方が設置位置の高さが高い。また、図12の例では、屋外広告の位置だけではなく、自らの位置を「現在位置」又は「接触位置」として示すようにしている。さらに、地図イメージ・データの下部には、チェックボックス付きの該当屋外広告のリストが示されている。ユーザはいずれかの屋外広告のチェックボックスにチェックを付して、OKボタンをクリックする。なお、目的の屋外広告が示されていない場合には、例えば位置データを修正すべく位置データを再取得させて、ステップS41に戻るようにさせても良い。
ユーザ端末3の広告登録アプリケーション・プログラム33は、ユーザからの広告選択入力を受け付け(ステップS55)、選択された屋外広告の広告番号を接触広告処理サーバ5に送信する(ステップS57)。但し、受信した屋外広告データを全て返信するようにしても良い。そして、接触広告処理サーバ5の屋外広告接触データ登録部53は、ユーザ端末3から広告番号を受信し(ステップS59)、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する。その後、受信した広告番号で屋外広告DB56を検索し、広告コンテンツ・ファイルを抽出し(ステップS61)、ユーザ端末3に送信する(ステップS63)。ユーザ端末3の広告登録アプリケーション・プログラム33は、接触広告処理サーバ5から広告コンテンツ・ファイルを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS65)。処理は、端子E及びFを介して図13の処理に移行する。
図13の処理の説明に移行して、広告登録アプリケーション・プログラム33は、受信した広告コンテンツ・ファイルを用いた詳細表示画面を生成し、表示装置に表示させる(ステップS67)。例えば図14に示すような画面が表示装置に表示される。図14の例では、上段に広告コンテンツ・ファイルが配置され、下段には商品分類及び商品名が列挙されている。この屋外広告を登録する場合には、OKボタンをクリックし、広告選択をやり直す場合にはやり直しボタンをクリックする。
OKボタンがクリックされると、広告登録アプリケーション・プログラム33は、登録指示がなされたと判断して(ステップS69:Yesルート)、顧客ID、ステップS3で取得された位置データ及び日時データ並びに広告番号を含む登録要求を接触広告処理サーバ5に送信する(ステップS71)。一方、やり直しボタンがクリックされると(ステップS69:Noルート)、処理は端子Gを介してステップS53に戻る。
接触広告処理サーバ5の屋外広告接触データ登録部53は、ユーザ端末3から、顧客ID、位置データ、日時データ及び広告番号を含む登録要求を受信し(ステップS73)、広告番号で屋外広告DB56を検索し、該当する広告データを抽出する。そして、顧客ID、位置データ、日時データ、広告番号に対応する広告データを接触状況DB55に登録する(ステップS75)。図15に示すように、屋外広告の場合には、顧客ID、広告番号、提供者名、商品分類、商品名、接触日時、接触位置(経度及び緯度)、屋外広告掲示場所(経度、緯度及び高さ)、広告媒体種別(看板)が登録されるようになる。なお、放送局及び番組名は該当しないので登録されない。
そして、屋外広告接触データ登録部53は、登録完了通知を生成し、ユーザ端末3に送信する(ステップS77)。ユーザ端末3の広告登録アプリケーション・プログラム33は、接触広告処理サーバ5から登録完了通知を受信し、表示装置に表示させる(ステップS79)。そして、ユーザの指示又は自動的に、広告登録アプリケーション・プログラム33を終了させる(ステップS81)。
このような処理を実施することによって、例えば歩行中又は他の手段にて移動中に、気になる広告を目にした場合、広告に接触した位置及び当該広告のデータを登録することによって、購買時に参照することができるようになる。
次に、図16乃至図23を用いて、ユーザがある店舗に行ってショッピングを行う際の処理について説明する。まず、ユーザは、店舗に行ってスマートカート72を選択し、スマートカート72に設けられている広告端末75のスロットに会員カード73を挿入する。会員カード73は、磁気カード又はICカードで、顧客IDが記録されているものとする。広告端末75は、会員カード73の挿入を受け付け(ステップS91)、会員カード73から顧客IDを読み取る(ステップS93)。そして、広告表示処理部751は、商品DB752から店舗内における取扱商品分類を抽出する(ステップS95)。商品DB752は、例えば図17に示すようなデータを保持している。図17の例では、商品ID、商品分類、商品名、在庫及び陳列されている棚番号が登録されるようになっている。ステップS95では、商品分類のコード群を抽出する。
そして、広告表示処理部751は、顧客ID及び取扱商品分類のデータを接触広告処理サーバ5に送信する(ステップS97)。接触広告処理サーバ5のスマートカート処理部51は、スマートカート72の広告端末75から顧客ID及び取扱商品分類のデータを受信し(ステップS99)、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する。そして、受信した顧客ID及び取扱商品分類で接触状況DB55を検索する(ステップS101)。もし、ステップS101の検索において該当する接触状況データが存在しない場合には(ステップS103:Noルート)、該当する接触状況データが存在しない旨の通知を広告端末75に送信する。広告端末75の広告表示処理部751は、接触広告処理サーバ5から、該当する接触状況データが存在しない旨の通知を受信し、表示装置に表示する(ステップS105)。そして処理は終了する。
一方、該当する接触状況データが存在する場合には(ステップS103:Yesルート)、スマートカート処理部51は、該当する接触状況データのうち広告番号、商品名、及び商品分類のデータを広告端末75に送信する(ステップS107)。広告端末75の広告表示処理部751は、接触広告処理サーバ5から、広告番号、商品名及び商品分類のデータを受信し(ステップS109)、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する。そして、受信した商品名で商品DB752を検索する(ステップS111)。そして、ユーザが接触して登録した広告に係る商品の取り扱いがある場合には(ステップS113:Yesルート)、端子H及びJを介して図19の処理に移行する。
一方、ユーザが接触して登録した広告に係る商品の取り扱いがない場合には(ステップS113:Noルート)、取扱候補商品として、商品ID、商品分類、商品名、顧客ID、登録回数及び登録日を取扱候補商品DB753に登録する(ステップS115)。取扱候補商品DB753には例えば図18に示すようなデータが格納される。図18のテーブル例では、商品ID、商品分類、商品名、顧客ID、登録回数及び登録日などが登録されるようになっている。顧客IDは、例えば入荷した際にメールなどで通知を行うために用いられる。従って、顧客IDについては同じ商品についてステップS115が実施される毎に追記される。また、同じ商品についてステップS115が実施されれば登録回数が1インクリメントされる。登録日は例えば初回登録日又は更新が行われた日である。
次に図19の処理の説明に移行して、広告表示処理部751は、取扱商品についての広告番号及び顧客IDを接触広告処理サーバ5に送信する(ステップS117)。接触広告処理サーバ5のスマートカート処理部51は、広告端末75から、取扱商品についての広告番号及び顧客IDを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS119)。そして、スマートカート処理部51は、広告番号及び顧客IDで接触状況DB55を検索し(ステップS121)、該当する接触状況データを抽出する。また、抽出された接触状況データに含まれる接触場所に基づき地図DB57から地図データを抽出する(ステップS123)。そして、該当する接触状況データ及び地図データを広告端末75に送信する(ステップS125)。
広告端末75の広告表示処理部751は、接触広告処理サーバ5から、接触状況データ及び地図データを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS127)。そして、広告表示マップを生成し、表示装置に表示する(ステップS129)。図20に広告表示マップの一例を示す。図20では、2つの広告が抽出された例を示している。左側には、2つの広告についての接触状況を示すための地図が示されており、右側には、2つの広告についての詳細データが示されている。具体的には、「A」という商品については、屋外広告で接触しており、接触場所及び広告設置場所が地図上に示されている。「B」という商品については、テレビ広告で接触しており、例えば自宅が接触場所として地図上に示されている。ユーザは、このような地図と、広告媒体種別(使用していた端末などを推測することも可能なデータ)を含む接触状況データの詳細を合わせて接触時における状況を思い出すことになる。図20の例では、チェックボックスが各商品について設けられており、ユーザはさらに詳細データを参照したい場合には、チェックボックスにチェックを付して、詳細表示ボタンをクリックする。
広告端末75の広告表示処理部751は、広告選択入力を受け付け(ステップS131)、選択された広告の広告番号を接触広告処理サーバ5に送信する(ステップS133)。接触広告処理サーバ5のスマートカート処理部51は、広告端末75から、広告番号を受信すると(ステップS135)、広告番号で屋外広告DB56及び放送広告DB54を検索して広告コンテンツ・ファイルを抽出し(ステップS137)、抽出された広告コンテンツ・ファイルを広告端末75に送信する(ステップS139)。広告端末75の広告表示処理部751は、接触広告処理サーバ5から広告コンテンツ・ファイルを受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS141)。処理は端子Kを介して図21の処理に移行する。
広告端末75の広告表示処理部751は、広告コンテンツ・ファイル(動画、静止画、音声データなど)と接触状況データなどを用いて詳細情報表示画面を生成する(ステップS143)。さらに、選択された商品の商品名又は商品IDで商品DB752を検索し、該当商品の陳列棚の棚番号を特定する(ステップS145)。さらに、棚番号で陳列棚レイアウトDB755を検索して、フロア番号及び棚配置データを抽出する(ステップS147)。例えば、陳列棚レイアウトDB755に格納されるデータの一例を図22に示す。図22のテーブル例では、棚番号、フロア番号、棚配置データ(棚の座標位置)が登録されるようになっている。
そして、抽出されたフロア番号によりフロアマップDB754を検索し、フロアマップを抽出する(ステップS149)。その後、フロアマップにおいて棚配置データで特定される位置の棚上に、商品データ(例えば商品名など)を配置し(ステップS151)、このような編集後フロアマップを含む詳細表示画面を表示装置に表示する(ステップS153)。例えば広告表示マップで「A」商品が選択された場合に表示される詳細表示画面の一例を図23に示す。図23の画面例では、左上には接触状況データに含まれるデータ(図20の広告表示マップと同じデータ)が配置され、左下には広告コンテンツ・ファイルのデータが配置され、右側には、店舗マップとされるフロアマップが配置される。フロアマップには、陳列棚E−11に商品「A」が提示されている。このようにすれば、顧客が過去に接触して興味を持った商品について、その商品の詳細データ及び店内における陳列位置を知ることができるようになる。
このような処理を実施することによって、ユーザは、様々な広告に日々さらされているが、興味を持った商品の広告を登録することによって、購買チャンスに、興味を持った際の場所・状況やその広告の内容を参照して興味を持ったこと自体を適切に回想できるようになる。購買チャンスにこのような商品の広告を参照することによって、買い漏らしを避けることができる。また、店舗側では、商品の購買を促進させることができるようになる。また、顧客が購買を検討した商品を知ることもでき、品揃えを効率的に改善させることができる。さらに、接触状況DB55を後に解析することによって、広告の反響や、POSシステムとの連携により実際の購買に繋がったかなどを評価することも可能となる。場合によっては、広告端末75において代替商品DBを備えていれば、取扱商品でなくとも代替商品を提示することも可能となる。
以上述べた本発明の実施の形態は、一例であって本発明はこれに限定されるものではない。例えば図1に示したシステム概要は、図24に示すようなシステムに変更することも可能である。すなわち、店舗システム7を店舗システム8に変更する。具体的には、店舗システム8は、無線基地局81と、店舗サーバ84と、複数のスマートカート82とを有する。スマートカート82には、会員カード83の挿入スロットを有する広告端末85が備えられている。この広告端末85は、広告表示処理部851を有する。広告表示処理部851は、単にウェブ(Web)ブラウザのような汎用プログラムであってもよい。一方、店舗サーバ84は、仲介処理部841と、商品DB752と同様のデータを格納する商品DB842と、取扱候補商品DB753と同様のデータを格納する取扱候補商品DB843と、陳列棚レイアウトDB755と同様のデータを格納する陳列棚レイアウトDB845と、フロアマップDB754と同様のデータを格納するフロアマップDB844とを有する。仲介処理部841は、接触広告処理サーバ5及び広告表示処理部851とやりとりを行って広告端末85の広告表示処理部851のための表示データを生成する。広告端末85の表示装置に表示される画面は同様である。
また、広告登録アプリケーション・プログラム33もWebブラウザのような汎用のプログラムとしてもよい。この場合、放送広告接触データ登録部52及び屋外広告接触データ登録部53が、Webサーバ機能を有するようにする。
その他処理ステップについても同様の機能を達成するためには、処理順番を入れ替えたりすることができる場合もある。また、送信データの内容についても変更可能な場合もある。
例えば各店舗の取扱商品についてのデータベースを接触広告処理サーバ5に設けることによって、通信の負荷を下げるようにしても良い。また、他の方法によってやりとりの回数を減らしたり増加させたりする場合もある。すなわち、検索方法を変更することによって、接触広告処理サーバ5と店舗システム7との通信の回数は増減する。特に、最初に候補を抽出して提示又は評価してから、次の段階の候補を抽出するような処理フローとなっているが、この抽出の段階を1段階に減らしたり、3段階以上に増やすこともある。また、接触広告処理サーバ5は、1台のコンピュータで実施するようにしても良いし、複数台のコンピュータによって上で述べた機能を実現するようにしてもよい。さらに、店舗自体は実際に存在する店舗だけではなく、ネットワーク上に存在する仮想店舗であってもよい。その際には広告端末75はユーザ端末となる。また、陳列棚ではなく該当商品の注文ページをポップアップさせるようにしても良い。さらに、広告端末75に地図DBを設けるようにすれば、通信負荷を下げることができるようになる。また、会員カード73を広告端末75に挿入する例を示したが、例えばIDとパスワードによる認証を実施するようにしても良い。さらに、上で述べた画面例は一例であって、同様の内容を表示する他の画面構成を採用することも可能である。
なお、ユーザ端末3は携帯電話機でなくともよい。例えばパーソナルコンピュータであっても良い。その場合には、例えば入力される住所などから緯度経度を特定するような機能を接触広告処理サーバ5側に設ける。
また、接触広告処理サーバ5は、例えばコンピュータ装置であって、図25に示すように当該コンピュータ装置においては、メモリ2501(記憶部)とCPU2503(処理部)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS)及びWebブラウザを含むアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。このようなコンピュータは、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。なお、広告端末75についても図25に示すような構成を有する。
(付記1)
顧客の顧客IDに対応して当該顧客が登録した広告に関するデータ及び当該顧客が当該広告に接触した状況に関するデータを含む広告接触状況データを格納する接触広告データ格納部にアクセス可能なコンピュータにより実行される広告処理方法であって、
特定の顧客の顧客IDと当該特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を受け付けるステップと、
前記接触広告データ格納部を前記特定の顧客の顧客ID及び前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件で検索し、前記広告接触状況データを抽出し、抽出された前記広告接触状況データの少なくとも一部を出力する抽出ステップと、
を含む広告処理方法。
(付記2)
前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件が、取扱商品分類である場合には、
前記抽出ステップが、
前記接触広告データ格納部を前記特定の顧客の顧客IDで検索して該当する前記広告接触状況データを抽出すると共に、抽出された前記広告接触状況データの前記広告に関するデータに含まれる商品分類と前記取扱商品分類とを比較して前記広告接触状況データを絞り込むステップ
を含む付記1記載の広告処理方法。
(付記3)
前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件が、取扱商品の広告識別データである場合には、
前記接触広告データ格納部を前記特定の顧客の顧客IDで検索して該当する前記広告接触状況データを抽出すると共に、抽出された前記広告接触状況データの前記広告に関するデータに含まれる広告識別データと前記取扱商品の広告識別データとを比較して前記広告接触状況データを絞り込むステップ
を含む付記1記載の広告処理方法。
(付記4)
前記コンピュータが、地図データを格納する地図データ格納部にさらにアクセス可能となっており、
抽出された前記広告接触状況データの前記広告に接触した状況に関するデータに含まれる接触位置に基づき前記地図データ格納部から該当エリアの地図データを抽出し、出力するステップ
をさらに含む付記1記載の広告処理方法。
(付記5)
前記顧客が前記広告に接触した状況に関するデータが、
前記顧客が前記広告に接触した位置と、前記顧客が前記広告に接触した日時と、前記広告の広告媒体種別とのうち少なくともいずれかを含む
付記1記載の広告処理方法。
(付記6)
前記コンピュータが、屋外広告毎に設置位置データ、掲示期間データ及び広告データを格納する屋外広告データ格納部にさらにアクセス可能となっており、
ユーザ端末から位置データ及び日時データを受信した場合、前記屋外広告データ格納部を前記位置データ及び日時データで検索して、前記位置データが示す位置から所定範囲内に設置位置が存在し且つ前記日時データが表す日時が掲示期間内である屋外広告を抽出し、出力するステップと、
前記ユーザ端末からの選択指示に係る屋外広告の前記広告データと、前記ユーザ端末の操作者に係る顧客IDと、前記位置データ及び日時データを前記接触広告データ格納部に格納するステップと、
をさらに含む付記1記載の広告処理方法。
(付記7)
前記コンピュータが、放送広告毎に放送時間、放送媒体データ及び広告データを格納する放送広告データ格納部にさらにアクセス可能となっており、
ユーザ端末から日時データ及び放送媒体データを受信した場合、前記放送広告データ格納部を前記日時データ及び放送媒体データで検索し、前記日時データが表す日時が放送時間内であり且つ前記放送媒体データが一致する放送広告を抽出し、出力するステップと、
前記ユーザ端末からの選択指示に係る放送広告の前記広告データと、前記ユーザ端末の操作者に係る顧客IDと、前記日時データと、前記放送媒体データと、前記ユーザ端末の位置データとを前記接触広告データ格納部に格納するステップと、
をさらに含む付記1記載の広告処理方法。
(付記8)
店舗において用いられる店舗コンピュータにより実行される広告表示方法であって、
特定の顧客の顧客IDを取得するステップと、
前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件を取得するステップと、
前記特定の顧客の顧客IDと前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を、前記特定の顧客が登録した広告に関するデータ及び当該顧客が当該広告に接触した状況に関するデータを含む広告接触状況データを保持する接触広告処理サーバに送信するステップと、
前記接触広告処理サーバから、前記抽出要求に従った前記広告接触状況データの少なくとも一部を受信し、記憶装置に格納する受信ステップと、
前記記憶装置に格納されている前記広告接触状況データの少なくとも一部を前記特定の顧客に表示する表示ステップと、
を含む広告表示方法。
(付記9)
前記受信ステップが、
前記抽出要求に従った前記広告接触状況データの前記広告に接触した状況に関するデータに含まれる接触位置に基づき抽出された該当エリアの地図データを受信するステップを含み、
前記表示ステップが、
前記地図データを前記広告接触状況データに関連付けて表示するステップ
を含む付記8記載の広告表示方法。
(付記10)
前記地図データにおいて前記接触位置が示されている
付記9記載の広告表示方法。
(付記11)
前記広告接触状況データに係る商品のうちいずれかが選択された場合、前記店舗における取扱商品の店内配置に関するデータを含む商品データを格納する商品データ格納部を、選択された前記商品により検索し、当該商品の店内配置に関するデータを特定するステップと、
特定された前記商品の店内配置に関するデータに従って店内のフロアマップ上に前記商品の配置を示すマークを付して当該フロアマップを表示するステップと、
をさらに含む付記8記載の広告表示方法。
(付記12)
前記広告接触状況データに係る広告のうちいずれかが選択された場合、選択された前記広告についてのコンテンツ要求を前記接触広告処理サーバに送信するステップと、
前記接触広告処理サーバから、選択された前記広告についてのコンテンツを受信し、表示装置に表示するステップと、
をさらに含む付記8記載の広告表示方法。
(付記13)
前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件が、取扱商品分類である場合、
前記受信ステップにおいて受信した前記広告接触状況データに係る商品の識別データで、前記店舗における取扱商品のデータを格納する商品データ格納部を検索し、前記広告接触状況データに係る商品が前記店舗における取扱商品であるか判断するステップと、
前記広告接触状況データに係る商品が前記店舗における取扱商品でないと判断された場合には、前記特定の顧客の顧客IDと前記広告接触状況データに係る商品の識別データとを取扱候補商品として取扱候補商品データ格納部に格納するステップと、
をさらに含む付記8記載の広告表示方法。
(付記14)
付記1乃至7記載の広告処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記15)
付記8乃至13記載の広告表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記16)
顧客の顧客IDに対応して当該顧客が登録した広告に関するデータ及び当該顧客が当該広告に接触した状況に関するデータを含む広告接触状況データを格納する接触広告データ格納部と、
特定の顧客の顧客IDと当該特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を受け付ける手段と、
前記接触広告データ格納部を前記特定の顧客の顧客ID及び前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件で検索し、前記広告接触状況データを抽出し、抽出された前記広告接触状況データの少なくとも一部を出力する抽出手段と、
を有する接触広告処理装置。
(付記17)
店舗において用いられる店舗コンピュータ・システムであって、
特定の顧客の顧客IDを取得する手段と、
前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件を取得する手段と、
前記特定の顧客の顧客IDと前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を、前記特定の顧客が登録した広告に関するデータ及び当該顧客が当該広告に接触した状況に関するデータを含む広告接触状況データを保持する接触広告処理サーバに送信する手段と、
前記接触広告処理サーバから、前記抽出要求に従った前記広告接触状況データの少なくとも一部を受信し、記憶装置に格納する受信手段と、
前記記憶装置に格納されている前記広告接触状況データの少なくとも一部を前記特定の顧客に表示する表示手段と、
を有する店舗コンピュータ・システム。
(付記18)
接触広告処理装置と、
店舗において用いられる店舗コンピュータ・システムと、
を有し、
前記店舗コンピュータ・システムは、
特定の顧客の顧客IDを取得する第1手段と、
前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件を取得する第2手段と、
前記特定の顧客の顧客IDと前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を、前記接触広告処理装置に送信する第3手段と、
を有し、
前記接触広告処理装置は、
顧客の顧客IDに対応して当該顧客が登録した広告に関するデータ及び当該顧客が当該広告に接触した状況に関するデータを含む広告接触状況データを格納する接触広告データ格納部と、
前記店舗コンピュータ・システムから、前記特定の顧客の顧客IDと前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を受信する手段と、
前記接触広告データ格納部を前記特定の顧客の顧客ID及び前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件で検索し、前記広告接触状況データを抽出し、抽出された前記広告接触状況データの少なくとも一部を、前記店舗コンピュータ・システムに出力する抽出手段と、
を有し、
前記店舗コンピュータ・システムは、さらに、
前記接触広告処理装置から、前記広告接触状況データの少なくとも一部を受信し、記憶装置に格納する第4手段と、
前記記憶装置に格納されている前記広告接触状況データの少なくとも一部を前記特定の顧客に表示する第5手段と、
を有する接触広告提示システム。
(付記19)
前記店舗コンピュータ・システムは、
表示装置と、前記第1乃至第5手段とを有する広告表示端末を備えたショッピングカート
を含む付記18記載の接触広告提示システム。
本発明の実施の形態に係るシステム概要を示す図である。 接触広告データの登録処理フローの第1の部分を示す図である。 広告媒体選択画面の一例を示す図である。 チャンネル選択画面の一例を示す図である。 放送広告DBに格納されるデータの一例を示す図である。 接触広告データの登録処理フローの第2の部分を示す図である。 広告一覧画面の一例を示す図である。 接触状況DBに格納されるデータの一例を示す図である。 接触広告データの登録処理フローの第3の部分を示す図である。 屋外広告DBに格納されるデータの一例を示す図である。 広告選択画面の一例を示す図である。 広告選択画面の他の例を示す図である。 接触広告データの登録処理フローの第4の部分を示す図である。 接触広告データの登録時における詳細情報表示画面の一例を示す図である。 接触状況DBに格納されるデータの一例を示す図である。 広告表示処理の処理フローの第1部分を示す図である。 商品DBに格納されるデータの一例を示す図である。 取扱商品候補DBに格納されるデータの一例を示す図である。 広告表示処理の処理フローの第2部分を示す図である。 広告表示マップの一例を示す図である。 広告表示処理の処理フローの第3部分を示す図である。 陳列棚レイアウトDBに格納されるデータの一例を示す図である。 広告表示時における詳細情報表示画面の一例を示す図である。 店舗システムの他の構成例を示す図である。 コンピュータの機能ブロック図である。
符号の説明
1 ネットワーク 3 ユーザ端末
5 接触広告処理サーバ 7,8 店舗システム
31 GPS機能 33 広告登録アプリケーション・プログラム
51 スマートカート処理部 52 放送広告接触データ登録部
53 屋外広告接触データ登録部 54 放送広告DB
55 接触状況DB 56 屋外広告DB
57 地図DB
71,81 無線基地局 72,82 スマートカート
73,83 会員カード 84 店舗サーバ 75,85 広告端末
751,851 広告表示処理部 752,842 商品DB
753,843 取扱候補商品DB 754,844 フロアマップDB
755,845 陳列棚レイアウトDB
841 仲介処理部

Claims (7)

  1. 顧客の顧客IDに対応付けて当該顧客が登録した広告に関するデータ及び当該顧客が当該広告に接触した状況に関するデータを含む広告接触状況データを格納する接触広告データ格納部にアクセス可能なコンピュータにより実行される広告処理方法であって、
    特定の顧客の顧客IDと当該特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を受け付けるステップと、
    前記接触広告データ格納部を前記特定の顧客の顧客ID及び前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件で検索して広告接触状況データを抽出し、抽出た前記広告接触状況データの少なくとも一部を出力する抽出ステップと、
    を含み、
    前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件が、取扱商品の広告識別データである場合には、前記抽出ステップにおいて、前記接触広告データ格納部を前記特定の顧客の顧客IDで検索して該当する広告接触状況データを抽出すると共に、抽出した前記広告接触状況データの前記広告に関するデータに含まれる広告識別データと前記取扱商品の広告識別データとを比較して前記広告接触状況データを絞り込み、
    又は、
    前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件が、取扱商品分類である場合には、前記抽出ステップにおいて、前記接触広告データ格納部を前記特定の顧客の顧客IDで検索して該当する広告接触状況データを抽出すると共に、抽出した前記広告接触状況データの前記広告に関するデータに含まれる商品分類と前記取扱商品分類とを比較して前記広告接触状況データを絞り込む
    広告処理方法。
  2. 店舗において用いられる店舗コンピュータにより実行される広告表示方法であって、
    特定の顧客の顧客IDを取得するステップと、
    前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件を取得するステップと、
    前記特定の顧客の顧客IDと前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を、顧客の顧客IDに対応付けて当該顧客が登録した広告に関するデータ及び当該顧客が当該広告に接触した状況に関するデータを含む広告接触状況データを保持する接触広告処理サーバに送信するステップと、
    前記接触広告処理サーバから、前記抽出要求に従った前記広告接触状況データの少なくとも一部を受信し、記憶装置に格納する受信ステップと、
    前記記憶装置に格納されている前記広告接触状況データの少なくとも一部を前記特定の顧客に表示する表示ステップと、
    を含み、
    前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件が、取扱商品の広告識別データである場合には、前記受信ステップにおいて、前記特定の顧客の顧客IDに対応付けられている前記広告接触状況データから当該広告接触状況データの前記広告に関するデータに含まれる広告識別データと前記取扱商品の広告識別データとで絞り込まれた広告接触状況データの少なくとも一部を前記接触広告処理サーバから受信し、
    又は、
    前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件が、取扱商品分類である場合には、前記受信ステップにおいて、前記特定の顧客の顧客IDに対応付けられている前記広告接触状況データから当該広告接触状況データの前記広告に関するデータに含まれる商品分類と前記取扱商品分類とで絞り込まれた広告接触状況データの少なくとも一部を前記接触広告処理サーバから受信する
    広告表示方法。
  3. 前記受信ステップが、
    前記抽出要求に従った前記広告接触状況データの前記広告に接触した状況に関するデータに含まれる接触位置に基づき地図データベースから抽出された該当エリアの地図データを受信するステップを含み、
    前記表示ステップが、
    前記地図データを前記広告接触状況データに関連付けて表示するステップ
    を含む請求項記載の広告表示方法。
  4. 前記広告接触状況データに係る商品のうちいずれかが選択された場合、前記店舗における取扱商品の店内配置に関するデータを含む商品データを格納する商品データ格納部を、選択された前記商品により検索し、当該商品の店内配置に関するデータを特定するステップと、
    特定された前記商品の店内配置に関するデータに従って店内のフロアマップ上に前記商品の配置を示すマークを付して当該フロアマップを表示するステップと、
    をさらに含む請求項記載の広告表示方法。
  5. 前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件が、取扱商品分類である場合、
    前記受信ステップにおいて受信した前記広告接触状況データに係る商品の識別データで、前記店舗における取扱商品のデータを格納する商品データ格納部を検索し、前記広告接触状況データに係る商品が前記店舗における取扱商品であるか判断するステップと、
    前記広告接触状況データに係る商品が前記店舗における取扱商品でないと判断された場合には、前記特定の顧客の顧客IDと前記広告接触状況データに係る商品の識別データとを扱候補商品データ格納部に格納するステップと、
    をさらに含む請求項記載の広告表示方法。
  6. 店舗において用いられる店舗コンピュータにより実行される広告表示方法であって、
    特定の顧客の顧客IDを取得するステップと、
    前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件を取得するステップと、
    前記特定の顧客の顧客IDと前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を、顧客の顧客IDに対応付けて当該顧客が登録した広告に関するデータ及び当該顧客が当該広告に接触した状況に関するデータを含む広告接触状況データを保持する接触広告処理サーバに送信するステップと、
    前記接触広告処理サーバから、前記抽出要求に従った前記広告接触状況データの少なくとも一部を受信し、記憶装置に格納する受信ステップと、
    前記記憶装置に格納されている前記広告接触状況データの少なくとも一部を前記特定の顧客に表示する表示ステップと、
    前記広告接触状況データに係る商品のうちいずれかが選択された場合、前記店舗における取扱商品の店内配置に関するデータを含む商品データを格納する商品データ格納部を、選択された前記商品により検索し、当該商品の店内配置に関するデータを特定するステップと、
    特定された前記商品の店内配置に関するデータに従って店内のフロアマップ上に前記商品の配置を示すマークを付して当該フロアマップを表示するステップと、
    を含む広告表示方法。
  7. 接触広告処理装置と、
    店舗において用いられる店舗コンピュータ・システムと、
    を有し、
    前記店舗コンピュータ・システムは、
    特定の顧客の顧客IDを取得する第1手段と、
    前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件を取得する第2手段と、
    前記特定の顧客の顧客IDと前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を、前記接触広告処理装置に送信する第3手段と、
    を有し、
    前記接触広告処理装置は、
    顧客の顧客IDに対応付けて当該顧客が登録した広告に関するデータ及び当該顧客が当該広告に接触した状況に関するデータを含む広告接触状況データを格納する接触広告データ格納部と、
    前記店舗コンピュータ・システムから、前記特定の顧客の顧客IDと前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件とを含む抽出要求を受信する手段と、
    前記接触広告データ格納部を前記特定の顧客の顧客ID及び前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件で検索し前記広告接触状況データを抽出し、抽出た前記広告接触状況データの少なくとも一部を、前記店舗コンピュータ・システムに出力する抽出手段と、
    を有し、
    前記店舗コンピュータ・システムは、さらに、
    前記接触広告処理装置から、前記広告接触状況データの少なくとも一部を受信し、記憶装置に格納する第4手段と、
    前記記憶装置に格納されている前記広告接触状況データの少なくとも一部を前記特定の顧客に表示する第5手段と、
    を有し、
    前記抽出手段が、
    前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件が、取扱商品の広告識別データである場合には、前記接触広告データ格納部を前記特定の顧客の顧客IDで検索して該当する広告接触状況データを抽出すると共に、抽出した前記広告接触状況データの前記広告に関するデータに含まれる広告識別データと前記取扱商品の広告識別データとを比較して前記広告接触状況データを絞り込み、
    又は、
    前記特定の顧客が購入を行う店舗の取扱商品に関する条件が、取扱商品分類である場合には、前記接触広告データ格納部を前記特定の顧客の顧客IDで検索して該当する広告接触状況データを抽出すると共に、抽出した前記広告接触状況データの前記広告に関するデータに含まれる商品分類と前記取扱商品分類とを比較して前記広告接触状況データを絞り込む
    接触広告提示システム。
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