JP4854355B2 - 電子マネー入金機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば電子乗車券や電子決済等に用いられる電子マネーを、自己の識別情報を記憶するICチップに入金する電子マネー入金機に関するものである。
従来、この種の電子マネー入金機として、投入された貨幣を識別する識別部と、識別した貨幣を収容する収容部と、ICチップを搭載した非接触IDカードに電子マネーを入金するリーダライタと、識別部から収容部に至る搬送経路に貨幣が詰まった場合に取引状態を記載した帳票を発行するプリンタを備えるようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−284358号公報
しかしながら、従来の電子マネー入金機では、貨幣が詰まった場合、操作員が電子マネー入金機に到着したときに帳票を発行して、詰まった貨幣を利用者に返金するか、又は金庫に収容するかを判断するようにしているが、貨幣の返却には操作員が必要であり、操作員が不在のときには利用者に貨幣を返金することができないという問題点があった。
また、貨幣が詰まったときに直ちに帳票を発行する場合であっても、後日返金するときまでに、利用者が受領した帳票を紛失したり、破損、汚損等により帳票が識別不能のときには返金ができない場合があった。
さらに、貨幣が詰まっていない場合でも、故障等によりリーダライタが電子マネーを入金することができないときには、帳票を発行するしかなかった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、帳票を発行することなく確実にICチップに電子マネーを入金することのできる電子マネー入金機を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、自己の識別情報を記憶するICチップに電子マネーを入金する電子マネー入金機において、ICチップに対してデータの読み書きを行うリーダライタと、投入された貨幣を識別する貨幣識別手段と、電子マネーに交換可能であって所定のICチップに与えられるギフト情報を記憶するギフト管理サーバとネットワークを介して通信する通信手段と、貨幣識別手段で識別された貨幣に相当する電子マネーをリーダライタを用いてICチップに入金する制御手段とを備え、該制御手段は、前記入金処理が正常に完了しなかったことを検知すると、該入金処理において貨幣識別手段が識別した貨幣に相当する電子マネーに交換可能であって前記リーダライタにより識別情報を読み取ったICチップに与えられるギフト情報を、通信手段によってギフト管理サーバに記憶させることを特徴とする電子マネー入金機を提案する。
この電子マネー入金機によれば、所定の電子マネーに交換可能であって読み取ったICチップに与えられるギフト情報がギフト管理サーバに記憶されるので、ギフト管理サーバに記憶されているギフト情報を取得することで、当該ギフト情報に相当する電子マネーを入金することが可能となる。
本発明によれば、ギフト管理サーバに記憶されているギフト情報を取得することで、当該ギフト情報に相当する電子マネーを入金することができるので、ギフト情報による電子マネーを入金可能な電子マネー入金機によって当該電子マネーを入金することができ、例えば貨幣の詰まりが発生したり入金不能状態になったりするときでも、従来のように帳票を発行したり後で入金できなくなったりするのを防止し、確実にICチップに電子マネーを入金することができる。
図1乃至図12は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は電子マネー入金機の外観斜視図、図2はICカードの機能構成図、図3は図1に示した電子マネー入金機の制御系構成を示すブロック図、図4は図3に示した入金管理サーバが記憶する入金データを説明する図、図5は図3に示したギフト管理サーバが記憶するギフトデータを説明する図、図6は電子マネー入金機の入金動作を示すフローチャート、図7は入金選択画面を示す図、図8は入金選択画面の他の実施例を示す図、図9は金額選択画面を示す図、図10は図6に示したギフト入金処理のフローチャート、図11は図6に示した現金入金処理のフローチャート、図12は入金選択画面を示す図である。
図1に示すように、電子マネー入金機100は、その前面の上部に、紙幣が投入される紙幣投入口101、硬貨が投入される硬貨投入口102、所定の情報を表示する表示部130、表示部130に表示された情報を選択するための選択ボタン121、選択された情報を決定するための決定ボタン122、前面を開口したカード載置部103、及びカード載置部103の下部に設けられたリーダライタ110とを備えている。
図2に示すように、カード載置部103に載置されるICカード200には、リーダライタ110との間で非接触で信号を送受信するコイル状のアンテナ(図示省略)及びアンテナに接続されたICチップ201が埋設されている。
ICチップ201には、ICチップ内の回路を制御するICカード制御部210及び各種情報を記憶するICカード記憶部220とが設けられている。
ICカード記憶部220は、ICカード200を用いたサービス毎に領域が区画されており、電子マネーサービス用領域221には、電子マネーサービスを識別するためのサービスID221a、サービスの利用者を識別するICチップ201に固有の利用者ID221b、及び現時点での電子マネーの残高を表す電子マネー残高221cが記憶されている。
図3に示すように、電子マネー入金機100の内部に設けられた制御部180には、リーダライタ110、入力部120、表示部130、貨幣識別装置140、詰まり検出器150、通信装置160、及び記憶部170が接続されている。
リーダライタ110は、カード載置部103に載置されたICカード200との間でコマンド及びデータの送受信を行うためのものであり、ICカード200との間で非接触で信号を送受信するアンテナ(図示省略)が設けられている。また、リーダライタ110は、ICカード200に対してコマンド及びデータの送受信を行うとともに、制御部180に対してコマンド及びデータの入出力を行うようになっている。
入力部120は、選択ボタン121及び決定ボタン122から構成されており、利用者によって選択され、決定される情報を制御部180に出力するようになっている。
表示部130は周知の液晶ディスプレイ等であり、制御部180から入力された所定の情報、例えばICカード200から受信した電子マネー残高221cや投紙幣投入口101及び硬貨投入口102に投入された投入金額等、を表示するようになっている。
貨幣識別装置140は、紙幣投入口101に投入された紙幣及び硬貨投入口102に投入された硬貨の正当性並びに種類を識別するためのものであり、投入貨幣を正当であると識別したときに投入貨幣を受容するとともに、制御部180に投入金額を出力するようになっている。
詰まり検知器150は、紙幣投入口101に投入された紙幣及び硬貨投入口102に投入された硬貨の詰まりを検知するためのものであり、紙幣投入口101及び硬貨投入口102から貨幣識別装置140に受容されるまでの経路に、複数設けられている。各詰まり検知器150は、それぞれ検知結果を制御部180に出力するようになっている。
通信装置160は、ネットワーク300を介して外部と接続するためのモデム等の通信機器であり、入金管理サーバ400及びギフト管理サーバ500とデータの送受信を行うようになっている。
記憶部170は、EEPROM等の書き換え可能な記憶素子であり、後述する処理によって詰まり検知日時171及び利用者ID172を記憶するようになっている。
制御部180は、電子マネー入金機100の全体を制御するためのものであり、CPU及びRAM、ROM等のメモリを備えた周知のコンピュータから構成されている。また、制御部180は自己のメモリに格納されたデータ及びプログラムに基づいて、上記の各機器を制御するようになっている。なお、メモリの書き換え不可の領域には、後述する電子マネー入金機100に固有の入金機ID、読取処理コマンド、入金処理コマンド、ギフト取得処理コマンド、ギフト使用処理コマンド、ギフト登録処理コマンド等が格納されているが、これに限定されず、これらのコマンド等を記憶部170に記憶しておき、制御部180は必要に応じて記憶部170から読み込むようにしてもよい。
入金管理サーバ400は、ネットワーク300を介して接続する複数の電子マネー入金機100から送信された入金データを管理するためのサーバであり、図4に示すような、取引日付401a、入金機ID401b、利用者ID401c、入金額401dを含む入金データ401を複数記憶している。
ギフト管理サーバ500は、電子マネーに交換可能であって所定のサービス提供者から所定のICチップ201に与えられるギフトデータを管理するためのサーバであり、図5に示すような、利用者ID501a、ギフト名称501b、ギフト額501c、有効期限501d、使用フラグ501eを含むギフトデータ501を複数記憶している。
電子マネー入金機100は、電源が投入されると、図6に示す処理を実行するようになっている。
即ち、制御部180は、ICカード200をカード載置部103に載置するように案内するメッセージを表示部130に表示するとともに(S11)、リーダライタ110を介して所定の応答要求信号を送信する(S12)。そして制御部180は、リーダライタ110を介してICカード200から応答信号を受信するまでS11〜S13の処理を繰り返す(S13)。なお、本実施形態では、応答信号としてICカード200固有のカードIDを用いる。
利用者によってカード載置部103にICカード200が載置され、ICカード200のICカード制御部210がリーダライタ110から受信した応答要求信号に対して応答信号を送信すると、制御部180は、リーダライタ110を介してICカード200から応答信号を受信し、ICカード200を検出する(S14)。
次に制御部180は、ICカード200との間で利用者ID読取処理を行う(S15)。
即ち、制御部180はリーダライタ110を介して読取処理コマンドを送信し、ICカード制御部210は、受信した読取処理コマンドに対してICカード記憶部220のサービスID221a、利用者ID221b、及び電子マネー残高221cを送信する。そして制御部180は、リーダライタ110を介してこれらを受信する。
次に制御部180は、ギフト管理サーバ500との間でギフトデータ取得処理を行う(S16)。
即ち、制御部180は、S15の処理においてICカード200から受信した利用者ID221bとギフト取得処理コマンドとを通信装置160及びネットワーク300を介してギフト管理サーバ500に送信し、ギフト管理サーバ500は、受信したギフト取得処理コマンドに対して記憶する複数のギフトデータ501の中から受信した利用者ID221bと一致する利用者ID501aを有するギフトデータ501を検索し、該当するギフトデータ501が存在すればギフトデータ501のギフト名称501b、ギフト額501c、有効期限501dを送信する。そして制御部180は、ネットワーク300及び通信装置160を介してこれらを受信する。
なお、該当するギフトデータ501が複数存在する場合、ギフト管理サーバ500は該当する全てのギフトデータ501のギフト名称501b、ギフト額501c、有効期限501dを送信し、該当するギフトデータ501が存在しない場合、ギフト管理サーバ500は利用者ID221bを返信する。また、該当するギフトデータ501が存在する場合であっても、使用フラグ501eが「済」のときには、該当するギフトデータ501が存在しないときと同様に、ギフト管理サーバ500は利用者ID221bを返信する。
次に制御部180は、表示部130に入金選択画面131を表示する(S17)。具体的には図7に示すように、S15の処理においてICカード200から受信した電子マネー残高131aと、現金による入金131bと、ギフトによる入金、即ちS16の処理においてギフト管理サーバ500から受信したギフトデータ501のギフト名称501b、ギフト額501c、及び有効期限501dを有する第1ギフト131c並びに第2ギフト131dとを、表示部130に表示する。図において、白抜き文字で表された現金による入金131b及び第1ギフト131cが選択可能になっており、第2ギフト131dは入金の結果、ICカード200の上限額(50000円)を超えるため、入金選択画面131に表示されるが選択不能となっている。また、ギフトデータ取得処理S16の結果、ギフト管理サーバ500から利用者ID221bが返信された場合、図8に示すように、電子マネー残高131a及び現金による入金131bが表示され、現金による入金131bのみが選択可能となっている。これにより、利用者が現金による入金又はギフト情報による入金を選択する前に、ギフトによる入金の可否を知ることが可能となる。
次に制御部180は、利用者が選択ボタン121及び決定ボタン122を操作することにより、現金による入金131bが選択され、決定されたか否かを判定する(S18)。
現金による入金131bが選択され、決定されると、制御部180は、表示部130に金額選択画面132を表示する(S19)。具体的には図9に示すように、S15の処理においてICカード200から受信した電子マネー残高132aと、現金による入金として第1投入金額132c、第2投入金額132d、及び第3投入金額132eとを表示するとともに、投入要求メッセージ132bを表示部130に表示する。図において、白抜き文字で表された第1投入金額132cが選択可能になっており、第2投入金額132d及び第3投入金額132eは、入金の結果、ICカード200の上限額(50000円)を超えるため、入金選択画面131に表示されるが選択不能となっている。第1投入金額132cが選択、決定されると、制御部180は、後述する現金入金処理を行う(S20)。
次に制御部180は、各詰まり検出器150から入力される検知結果によって、紙幣投入口101又は硬貨投入口102から貨幣識別装置140に受容されるまでの経路において、貨幣の詰まりを検知しているか否かを判定する(S21)。
貨幣の詰まりを検知している場合、以後、現金による入金ができないので電子マネー入金機100は稼動を停止し(S22)、貨幣の詰まりを検知していない場合、制御部180は再度S11の処理を行う。
本実施形態では、貨幣の詰まりを検知している場合、電子マネー入金機100は稼動を停止しているが、これに限定されず、ギフトによる入金のみ可能として、電子マネー入金機100は稼動を継続するようにしてもよい。
また、S18の判定の結果、現金による入金131bが選択されていない場合、利用者が選択ボタン121及び決定ボタン122を操作することにより、制御部180は、ギフトによる入金が選択され、決定されたか否かを判定する(S23)。
図7において第1ギフト131cが選択され、決定されると、制御部180はギフト入金処理を行う(S24)。
図10に示すように、ギフト入金処理S24を開始すると、制御部180は、図7に示す電子マネー残高131aに第1ギフト131cのギフト額を加算するとともに、ICカード200との間で第1ギフト131cのギフト額に相当する電子マネーの入金処理を行う(S241)。
即ち、制御部180は、入金処理コマンドをリーダライタ110を介してICカード200に送信する。そして、ICカード200のICカード制御部210は、電子マネー入金機100から入金処理コマンドを受信すると、入金処理コマンドとともに送信される電子マネーを電子マネー残高221cに加算する。次に、ICカード制御部210は、電子マネー残高221cの加算を完了した後に、加算処理の完了を示す入金完了信号を電子マネー入金機100に送信する。
次に制御部180は、入金処理S241の結果、リーダライタ110を介して入金完了信号を受信したか否かを判定する(S242)。
入金完了信号を受信して入金処理S241を完了している場合、制御部180は、S15の処理においてICカード200から受信した利用者ID221bと、利用者によって選択された第1ギフト131cとに、「済」が入力された使用フラグを付加したギフトデータ501及びギフト使用処理コマンドを、通信装置160及びネットワーク300を介してギフト管理サーバ500に送信し(S243)、ギフト入金処理S24を終了する。ギフト管理サーバ500は、受信したギフト使用処理コマンドに対して該当するギフトデータ501の使用フラグ501eを「済」に変更する。
S242の判定の結果、入金完了信号を受信していない場合、リーダライタ110の故障、ICカード200における入金処理コマンドの未受信、又は電子マネー残高221cの加算エラー等の入金不能状態と考えられる。この場合、ギフト管理サーバ500に記憶されるギフトデータ501の使用フラグ501eは「未」の状態のままなので、後で入金不能状態を解消した電子マネー入金機100や入金不能状態ではない他の電子マネー入金機によって当該ギフトデータ501を取得して入金可能であるため、電子マネー入金機100は稼動を停止する(S242)。
本実施形態では、入金完了信号を受信していない場合、電子マネー入金機100は稼動を停止しているが、これに限定されず、現金による入金のみ可能として、電子マネー入金機100の稼動を継続するようにしてもよい。
ギフト入金処理S24の終了後、制御部180は再度S11の処理を行う。
図11に示すように現金入金処理S20を開始すると、制御部180は、各詰まり検出器150から入力される検知結果によって、紙幣投入口101又は硬貨投入口102から貨幣識別装置140に受容されるまでの経路において、貨幣の詰まりを検知しているか否かを判定する(S201)。
貨幣の詰まりを検知している場合、貨幣識別装置140から入力される投入金額によって、投入された貨幣の識別が完了しているか否かを判定する(S202)。
貨幣の識別が完了している場合、貨幣識別装置140による貨幣の識別後、受容するまでの経路で貨幣の詰まりを検知しているので、制御部180は、S15の処理においてICカード200から受信した利用者ID221bと、既に識別している貨幣の投入金額に相当するギフト額とに、「貨幣詰まり」が入力されたギフト名称、「9999/99/99」(無期限を意味する)が入力された有効期限、及び「未」が入力された使用フラグを付加したギフトデータ501を作成し(S203)、ギフト管理サーバ500との間でギフトデータ登録処理を行う(S204)。
即ち、制御部180は、ギフトデータ登録処理コマンドを通信装置160及びネットワーク300を介してギフト管理サーバ500に送信する。ギフト管理サーバ500は、受信したギフトデータ登録処理コマンドに対して、ギフトデータ登録処理コマンドとともに受信したギフトデータ501を記憶する。これにより、ギフト管理サーバ500に記憶されているギフトデータ501を取得することで、識別した貨幣に相当する電子マネーをICカード200に入金することが可能となる。
なお、ギフトデータ作成S203からギフトデータ登録処理S204が完了するまでの間、貨幣の詰まりが発生したため、投入金額に相当するギフトデータ501を登録している旨のメッセージを表示部130に表示するのが望ましい。
次に、制御部180は、S16の処理と同様にギフト管理サーバ500との間でギフトデータ取得処理を行い(S205)、S17の処理と同様に表示部130に入金選択画面131を表示する(S206)。
例えば100円硬貨を3枚投入して3枚目を識別した後に詰まりを検知した場合、図12に示すように、S15の処理においてICカード200から受信した電子マネー残高131a、現金による入金131b、第1ギフト131c、及び第2ギフト131dに加え、第3ギフト131eが表示部130に表示される。図において、白抜き文字で表された第1ギフト131c及び第3ギフト131eが選択可能になっており、現金による入金131bは貨幣詰まりのため選択不能となっている。
図において第3ギフト131eが選択され、決定されると、制御部180は、前述のギフト入金処理を行い(S24)、現金入金処理S20を終了する。これにより、識別した貨幣に相当する電子マネーが直ちに入金される。
また、S202の判定の結果、貨幣の識別が完了していない場合、紙幣投入口101又は硬貨投入口102から貨幣識別装置140による識別前の経路で貨幣の詰まりを検知しているので、制御部180は、貨幣の詰まりを検知した詰まり検知日時171とS15の処理においてICカード200から受信した利用者ID172とを記憶部170に記憶し(S207)、現金入金処理S20を終了する。これにより、後で操作員によって取り除かれる貨幣と既に識別している貨幣とに相当する電子マネーと、詰まり検知日時171及び利用者ID172とに基づいてギフトデータ501を作成してギフト管理サーバ500に登録することで、識別前であっても投入された貨幣に相当する電子マネーをICカード200に入金することが可能となる。
さらに、S201の判定の結果、貨幣の詰まりを検知していない場合、図9に示す第1投入金額132cに応じた貨幣が硬貨投入口102に投入されると、制御部180は、表示部130に表示する電子マネー残高132aに第1投入金額132cを加算するとともに、S241の処理と同様にICカード200との間で第1投入金額132cに相当する電子マネーの入金処理を行う(S208)。
次に制御部180は、リーダライタ110を介して入金完了信号を受信したか否かを判定する(S209)。
入金完了信号を受信して入金処理を完了している場合、制御部180は、S15の処理においてICカード200から受信した利用者ID221bと、S19の処理において利用者によって選択され、投入された第1投入金額132cとに、取引日付及び自己の入金機IDを付加した入金データ401を、通信装置160及びネットワーク300を介して入金管理サーバ400に送信し(S210)、現金入金処理S20を終了する。入金管理サーバ400は、ネットワーク300を介して入金データ401を受信して記憶する。
S209の判定の結果、入金完了信号を受信していない場合、リーダライタ110の故障、ICカード200における入金処理コマンドの未受信、又は電子マネー残高221cの加算エラー等の入金不能状態と考えられる。この場合、電子マネー入金機100の稼動を停止する前に(S213)、S203、S204の処理と同様に、ギフトデータ501を作成し(S211)、ギフト管理サーバ500との間でギフトデータ登録処理を行う(S212)。これにより、後で入金不能状態を解消した電子マネー入金機100や入金不能状態ではない他の電子マネー入金機によってギフト管理サーバ500に記憶されている当該ギフトデータ501を取得することで、入金不能状態であっても識別した貨幣に相当する電子マネーをICカード200に入金することが可能となる。
本実施形態では、現金による入金及びギフトによる入金が可能な電子マネー入金機100を用いているが、これに限定されず、現金による入金のみが可能な電子マネー入金機であってもよい。この場合、S204及びS212の処理によってギフト管理サーバ500に登録したギフトデータ501は、ギフトによる入金が可能な他の電子マネー入金機によって入金することができる。
このように、本実施形態によれば、所定の電子マネーに交換可能であって読み取ったICチップ201に与えられるギフトデータ501がギフト管理サーバ500に記憶されるので、ギフト管理サーバ500に記憶されているギフトデータ501を取得することで、当該ギフトデータ501に相当する電子マネーを入金することができることから、ギフトによる入金が可能な電子マネー入金機100によって当該電子マネーを入金することができ、従来のように帳票を発行したり後で入金できなくなったりするのを防止し、確実にICチップ201に電子マネーを入金することができる。
また、貨幣識別装置140による貨幣の識別後、受容するまでの経路で詰まり検知器150が貨幣の詰まりを検知したときに、既に識別している貨幣の投入金額に相当するギフト額を含み、ICチップ201に与えられるギフトデータ501をギフト管理サーバ500に記憶させるので、ギフト管理サーバ500に記憶されているギフトデータ501を取得することで、識別した貨幣に相当する電子マネーをICカード200に入金することができることから、貨幣の識別後に詰まりが発生したときでも、従来のように帳票を発行したり後で入金できなくなったりするのを防止し、確実にICチップ201に電子マネーを入金することができる。
さらに、貨幣識別装置140による識別前の経路で詰まり検知器150が貨幣の詰まりを検知したときに、詰まり検知日時171とICカード200から受信した利用者ID172とを記憶部170に記憶しているので、後で操作員によって取り除かれる貨幣と既に識別している貨幣とに相当する電子マネーを含むギフトデータ501をギフト管理サーバ500に登録することで、識別前であっても投入された貨幣に相当する電子マネーをICカード200に入金することができることから、貨幣の識別前に詰まりが発生したときでも、従来のように帳票を発行したり後で入金できなくなったりするのを防止し、確実にICチップ201に電子マネーを入金することができる。
さらに、既に識別している貨幣の投入金額に相当するギフト額を含み、ICチップ201に与えられるギフトデータ501をギフト管理サーバ500に記憶させた後に、ギフト管理サーバ500から取得した当該ギフトデータ501をICチップ201に入金しているので、識別した貨幣に相当する電子マネーを直ちに入金することができることから、貨幣の識別後に詰まりが発生したときでも、利用者を待たせることなく迅速にICチップ201に電子マネーを入金することができる。
さらに、入金不能状態を検出したときに、既に識別している貨幣の投入金額に相当するギフト額を含み、ICチップ201に与えられるギフトデータ501をギフト管理サーバ500に記憶させるので、後で入金不能状態を解消した電子マネー入金機100や入金不能状態ではない他の電子マネー入金機によってギフト管理サーバ500に記憶されている当該ギフトデータ501を取得することで、入金不能状態であっても識別した貨幣に相当する電子マネーをICカード200に入金することができることから、ICチップ201に入金不能状態のときでも、従来のように帳票を発行したり後で入金できなくなったりするのを防止し、確実にICチップ201に電子マネーを入金することができる。
なお、本発明の構成及び動作は前述の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。
電子マネー入金機の外観斜視図 ICカードの機能構成図 図1に示した電子マネー入金機の制御系構成を示すブロック図 図3に示した入金管理サーバが記憶する入金データを説明する図 図3に示したギフト管理サーバが記憶するギフトデータを説明する図 電子マネー入金機の入金動作を示すフローチャート 入金選択画面を示す図 入金選択画面の他の実施例を示す図 金額選択画面を示す図 図6に示したギフト入金処理のフローチャート 図6に示した現金入金処理のフローチャート 入金選択画面を示す図
符号の説明
100…電子マネー入金機、110…リーダライタ、140…貨幣識別装置、150…詰まり検知器、160…通信装置、170…記憶部、171…詰まり検知日時、172…利用者ID、180…制御部、201…ICチップ、221b…利用者ID、300…ネットワーク、500…ギフト管理サーバ、501…ギフトデータ。

Claims (5)

  1. 自己の識別情報を記憶するICチップに電子マネーを入金する電子マネー入金機において、
    ICチップに対してデータの読み書きを行うリーダライタと、
    投入された貨幣を識別する貨幣識別手段と、
    電子マネーに交換可能であって所定のICチップに与えられるギフト情報を記憶するギフト管理サーバとネットワークを介して通信する通信手段と、
    貨幣識別手段で識別された貨幣に相当する電子マネーをリーダライタを用いてICチップに入金する制御手段とを備え、
    該制御手段は、前記入金処理が正常に完了しなかったことを検知すると、該入金処理において貨幣識別手段が識別した貨幣に相当する電子マネーに交換可能であって前記リーダライタにより識別情報を読み取ったICチップに与えられるギフト情報を、通信手段によってギフト管理サーバに記憶させる
    ことを特徴とする電子マネー入金機。
  2. 投入された貨幣の詰まりを検知する詰まり検知手段備え、
    前記制御手段は、貨幣識別手段により貨幣を識別した後、詰まり検知手段により貨幣の詰まりを検知したときに、識別した貨幣に相当する電子マネーに交換可能であって前記リーダライタにより識別情報を読み取ったICチップに与えられるギフト情報を、通信手段によってギフト管理サーバに記憶させ
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子マネー入金機。
  3. 前記制御手段は、貨幣識別手段により貨幣を識別する前に、詰まり検知手段により貨幣の詰まりを検知したとき、貨幣の詰まりを検知した日時と前記リーダライタにより読み取った識別情報とを所定の記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項に記載の電子マネー入金機。
  4. 前記制御手段は、貨幣識別手段により貨幣を識別した後、識別した貨幣に相当する電子マネーのICチップへの入金処理の失敗を検知すると、識別した貨幣に相当する電子マネーに交換可能であって前記リーダライタにより識別情報を読み取ったICチップに与えられるギフト情報を、通信手段によってギフト管理サーバに記憶させ
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子マネー入金機。
  5. 前記リーダライタにより読み取った識別情報に基づいて、ギフト管理サーバに記憶されているギフト情報を通信手段によって取得するギフト情報取得手段を備え、
    前記制御手段は、ギフト管理サーバにギフト情報を記憶させた後に、ギフト情報取得手段により取得したギフト情報に相当する電子マネーICチップに書き込
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の電子マネー入金機。
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