JP4853782B2 - 温度センサ - Google Patents
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Description
このような温度センサとしては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この温度センサは、ハウジングと、ハウジング内に収納した感温素子と、感温素子からの電気信号をハウジング外に取り出すための一対のリード線とを備えている。そして、一対のリード線には、保護チューブが被されており、一対のリード線の端部には、コネクタが接続されている。
ところが、熱収縮チューブを熱収縮させるときには、この熱収縮チューブの熱収縮に伴って、保護チューブがコネクタの方向に向けて引っ張られてしまうおそれがある。このとき、保護チューブに設けた上記クランプ用目印の位置がずれてしまうおそれがある。そして、この位置ずれが生じたときには、上記ハーネス部分を、車両のボディ等の所定部位に適切な長さで固定することが困難になる。
該検出本体部の先端部内に配置し、上記芯線を接続してなる感温素子と、
可撓性の保護チューブ内に、上記芯線と接続するリード線を挿通配置してなるハーネス部と、
該ハーネス部の後端部に設け、上記リード線を外部と電気接続するためのコネクタ部と、
筒状の金属ハウジング内において、上記検出本体部から引き出された上記芯線の後端部と、上記ハーネス部から引き出された上記リード線の先端部とを接続してなるハウジング部とを有する温度センサにおいて、
上記保護チューブの後端部の外周には、可撓性の収縮吸収チューブが位置ずれ可能に装着してあり、
該収縮吸収チューブの内周と、上記保護チューブの外周との間には、隙間が形成されており、
上記保護チューブの後端部から上記コネクタ部へ引き出された上記リード線の引出部は、上記収縮吸収チューブの外周から上記コネクタ部の外周まで装着した熱収縮チューブによって覆ってあり、
該熱収縮チューブの裏面には接着層が設けてあり、該熱収縮チューブは、上記収縮吸収チューブの外周と上記コネクタ部の外周とに接着されていることを特徴とする温度センサにある(請求項1)。
本発明においては、保護チューブの後端部の外周には、可撓性の収縮吸収チューブが位置ずれ可能に装着してあり、熱収縮チューブは、収縮吸収チューブの外周からコネクタ部の外周まで装着してある。
そして、保護チューブの所定部位に、当該ハーネス部を車両のボディ等に固定する位置を示すクランプ用目印を設けた場合においては、このクランプ用目印の位置ずれを防止することができる。そのため、ハーネス部を、車両のボディ等の所定部位に適切な長さで固定することができる。
本発明において、上記収縮吸収チューブは、上記保護チューブと略同じ硬さの素材からなることが好ましい(請求項2)。
この場合には、保護チューブの外周に収縮吸収チューブが存在しても、収縮吸収チューブが保護チューブの可撓性を悪化させることを抑制することができる。
この場合には、コネクタ部へのリード線の引出部を水等の浸入から一層効果的に保護することができる。
本例の温度センサ1は、図1に示すごとく、以下の検出本体部2、感温素子3、ハーネス部4、コネクタ部45及びハウジング部5を備えて構成してあり、図5に示すごとく、コネクタ部45への一対のリード線42の引出部421を熱収縮チューブ61によって覆うものである。
また、図1〜図5において、温度センサ1の先端側をD1で示し、後端側をD2で示す。
本例の温度センサ1は、車両のエンジンにおける排気管内を通過する排気ガスの温度を検出するものである。そして、本例の温度センサ1においては、車両に対して高圧洗車を行ったときでも、温度センサ1において電気信号を伝達する部位(一対の芯線23及び一対のリード線42)に水が浸入し難くしている。
また、金属パイプ21の先端部には、この金属パイプ21の先端部を封鎖するキャップ24が設けてある。そして、感温素子3は、絶縁材22としての酸化マグネシウムを介してキャップ24内に配置してある。また、本例の感温素子3はサーミスタであり、この感温素子3から引き出された一対の電極31は、一対の芯線23と接続されている。
本例のコネクタ部45は、一対のリード線42を車両における制御装置に電気接続するものであり、樹脂製のケース内に、各リード線42にそれぞれ接続した導電ピンを配置してなる。
また、熱収縮チューブ61の裏面には接着層611が設けてあり、熱収縮チューブ61は、収縮吸収チューブ62の外周とコネクタ部45の外周とに接着されている。
そして、ハーネス部4とハウジング部5とは、一対のリード線42を、ブッシュ53内に埋設すると共にスペーサ54内を挿通させた状態で、金属ハウジング51の一部を縮径させてかしめ固定してある。なお、図3においては、かしめ固定の状態を強調して記載してあり、図4には、かしめ固定を行う前のハウジング部5を示した。
本例のハウジング部5においては、第3かしめ位置503におけるかしめ固定により、保護チューブ41の先端部が位置ずれを起こしてしまうことを防止することができる。また、第2かしめ位置502におけるかしめ固定により、仮に、第3かしめ部において金属ハウジング51と保護チューブ41との間から碍子部52の方向へ水等が浸入してしまったときでも、この水等が碍子部52まで到達してしまうことを防止することができる。さらに、第1かしめ位置501におけるかしめ固定により、金属ハウジング51内におけるスペーサ54の配設位置を固定し、金属ハウジング51内における碍子部52の配設位置を安定して維持することができる。
2 検出本体部
21 金属パイプ
22 絶縁材
23 芯線
3 感温素子
4 ハーネス部
41 保護チューブ
42 リード線
421 引出部
45 コネクタ部
5 ハウジング部
51 金属ハウジング
52 碍子部
53 ブッシュ
54 スペーサ
501 第1かしめ位置
502 第2かしめ位置
503 第3かしめ位置
61 熱収縮チューブ
601 クランプ用目印
62 収縮吸収チューブ
Claims (3)
- 金属パイプ内に絶縁材を介して芯線を挿通配置してなる検出本体部と、
該検出本体部の先端部内に配置し、上記芯線を接続してなる感温素子と、
可撓性の保護チューブ内に、上記芯線と接続するリード線を挿通配置してなるハーネス部と、
該ハーネス部の後端部に設け、上記リード線を外部と電気接続するためのコネクタ部と、
筒状の金属ハウジング内において、上記検出本体部から引き出された上記芯線の後端部と、上記ハーネス部から引き出された上記リード線の先端部とを接続してなるハウジング部とを有する温度センサにおいて、
上記保護チューブの後端部の外周には、可撓性の収縮吸収チューブが位置ずれ可能に装着してあり、
該収縮吸収チューブの内周と、上記保護チューブの外周との間には、隙間が形成されており、
上記保護チューブの後端部から上記コネクタ部へ引き出された上記リード線の引出部は、上記収縮吸収チューブの外周から上記コネクタ部の外周まで装着した熱収縮チューブによって覆ってあり、
該熱収縮チューブの裏面には接着層が設けてあり、該熱収縮チューブは、上記収縮吸収チューブの外周と上記コネクタ部の外周とに接着されていることを特徴とする温度センサ。 - 請求項1において、上記収縮吸収チューブは、上記保護チューブと略同じ硬さの素材からなることを特徴とする温度センサ。
- 請求項1又は2において、上記芯線の後端部と上記リード線の先端部とは、上記金属ハウジング内に配置した碍子部において接続してあり、
上記金属ハウジングの後端部内には、ゴム製のブッシュが配置してあると共に、当該金属ハウジングの後端部と当該ブッシュの後端部との間には、上記保護チューブの先端部が挟持してあり、
上記金属ハウジング内において上記碍子部と上記ブッシュとの間の間隔は、該碍子部と該ブッシュとの間に配置した筒状のスペーサによって維持してあり、
上記リード線を、上記ブッシュ内に埋設すると共に上記スペーサ内を挿通させた状態で、上記金属ハウジングの一部を縮径させて、上記ハーネス部と上記ハウジング部とがかしめ固定してあり、
該かしめ固定は、上記金属ハウジングの一部と上記スペーサとを密着させた第1かしめ位置と、上記金属ハウジングの一部と上記ブッシュと上記リード線とを密着させた第2かしめ位置と、上記金属ハウジングの一部と上記保護チューブの先端部と上記ブッシュと上記リード線とを密着させた第3かしめ位置とにおいて行ってあることを特徴とする温度センサ。
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