JP4852909B2 - デバイス識別装置、デバイス識別方法及びプログラム - Google Patents

デバイス識別装置、デバイス識別方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、ホスト・コンピュータに接続された1個又は複数個のデバイスを制御するアプリケーション・ソフトウェアに、デバイスを識別させるデバイス識別装置、デバイス識別方法及びプログラムに関する。特に、ホスト・コンピュータに複数個の同一機種のデバイスが接続されている場合において、効率よく各デバイスをアプリケーション・ソフトウェアに識別させることが可能なデバイス識別装置、デバイス識別方法及びプログラムに関する。
ホスト・コンピュータに複数個のデバイスが接続されているシステム、例えば、POS端末システム等において、シリアル、パラレル、USB等のインタフェースを介して、デバイスは、ホスト・コンピュータに接続されている。以下、システムとしてPOS端末システムを、デバイスとしてプリンタを例に挙げて説明する。
また、プリンタとホスト・コンピュータとの種々のインタフェースに対応するため、TTL電圧とCMOS電圧とのレベル変換やインタフェース規格の変換を行うインタフェース装置をプリンタに装着する技術も利用されている(特許文献1参照)。この場合、インタフェース装置を交換するだけで、種々の指令データ、通信インタフェースに対応することができるため、新しい通信インタフェース規格が登場しても、プリンタ本体をそのまま利用することができる。ここで、プリンタに装着されているインタフェース装置の情報等をユーザに認識させるために設定内容を印刷するセルフテスト機能も提案されている(特許文献2参照)。
ホスト・コンピュータと同一機種の複数個のプリンタから構成されるPOS端末システムにおいて、シリアル通信の場合は、ホスト・コンピュータ上のコネクタにCOM1、COM2等の物理的な番号がつけられていることから、システムのアプリケーション・ソフトウェアは、プリンタが接続されているコネクタの番号で、プリンタを識別することができる。USBの場合は、ホスト・コンピュータ上のコネクタには、物理的な番号がつけられていない。そのため、ホスト・コンピュータに接続された順番、電源が入れられた順番等に基づいて自動的につけられる論理的な番号(以下、論理名という)により、システムのアプリケーション・ソフトウェアは、プリンタを識別していた。識別させる方法としては、所望の論理名に対して印刷命令を要求し、実際に要求に基づいて印刷を実行したプリンタと、要求した論理名とを対応付けていた。ここで、論理名は、プリンタが同じであっても、インタフェース装置を交換すると異なる論理名がつけられていた。
特開2001−202322号公報 特開平6−227097号公報
上述したように、USBの場合、アプリケーション・ソフトウェアにプリンタを識別させる方法として、接続されているプリンタに論理名が自動的につけられた後に、論理名に対して印刷命令を要求し、要求に基づいて実際に印刷を実行したプリンタと要求を論理名とを対応付ける作業を、全ての論理名に対して実行しなければならなかった。したがって、システムのセットアップ作業に時間がかかってしまうという問題点があった。
また、ホスト・コンピュータに接続された順番、電源が入れられた順番等が変わったとき、新たなプリンタを追加されたりしたとき等においても、上述したような作業をしなければならず、システムのメンテナンス作業の効率を低下させるという問題点もあった。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたもので、USBを介して、ホスト・コンピュータに複数個の同一機種のデバイスが接続されているシステムにおいて、効率よく各デバイスをアプリケーション・ソフトウェアに識別させることが可能なデバイス識別装置、デバイス識別方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した従来の問題点を解決すべく下記の発明を提供する。
本発明の第1の態様にかかるデバイス識別1個又は複数個のデバイスに接続可能なデバイス認識装置であって、前記デバイスに表示されたもので、前記デバイスに装着されたインタフェース装置の識別情報を、ダイアログを介し取得する識別情報入力手段と、前記識別情報と、前記デバイスを識別するためのデバイス名と、前記デバイスの通信ポートと、を対応付ける通信ポート設定手段と、前記処理装置に搭載されたOSが識別するためのシンボリックリンク名を、前記識別情報に基づいて生成するシンボリックリンク名生成手段と、前記シンボリックリンク名を、前記通信ポートと関連付けて管理する通信ポート管理手段と、を備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、デバイス識別装置は、通信ポート設定手段によって、デバイス毎に固有に定義した識別情報に基づいて、アプリケーション・ソフトウェアがデバイスを識別するためのデバイス名と、ホスト・コンピュータに接続されたデバイスの通信ポートとを対応付けられる。また、通信ポート管理手段によって、デバイスの通信ポートとホスト・コンピュータのOSが識別するためのシンボリックリンク名とを、識別情報に基づいて管理させて、デバイスに対するアプリケーション・ソフトウェアの命令を実行させる。
これにより、ホスト・コンピュータに複数個の同一機種のデバイスが接続されているシステムにおいて、効率よく各デバイスをアプリケーション・ソフトウェアに識別させることが可能となる。したがって、システムのセットアップ作業効率を向上させることが可能となる。また、システムにデバイスを追加したり、削除したりするメンテナンス作業の効率を向上させることも可能となる。
本発明の他の態様にかかるデバイス識別装置は、上述した本発明の態様にかかるデバイス識別装置の前記通信ポート設定手段が、前記デバイスの通信ポートを識別する前記識別情報を入力する識別情報入力手段と、前記識別情報入力手段によって入力された前記識別情報を、前記デバイス名に割り付けるデバイス割付手段と、を備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、デバイス識別装置の通信ポート設定手段は、識別情報入力手段によって、デバイスの通信ポートを識別する識別情報を入力させる。また、デバイス割付手段によって、識別情報をデバイス名に割り付けられる。
これにより、入力された識別情報により各デバイスをアプリケーション・ソフトウェアに識別させることが可能となる。
本発明の他の態様にかかるデバイス識別装置は、上述した本発明の態様にかかるデバイス識別装置の前記通信ポート管理手段が、前記識別情報に基づいて、前記シンボリックリンク名を生成するシンボリックリンク名生成手段を備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、デバイス識別装置の前記通信ポート管理手段は、シンボリックリンク名生成手段により、識別情報に基づいて、シンボリックリンク名を生成させる。
これにより、識別情報とシンボリックリンク名との対応付け処理(例えば、論理名とシンボリックリンク名とを対応付けて、レジストリへ格納する処理)、及び識別情報によるシンボリックリンク名の検索処理(例えば、Windows(登録商標)OSにおいて、論理名に対応付けられたシンボリックリンク名をレジストリから検索する処理)を実行する必要がなくなり、より汎用性のあるシステムを構築することが可能となる。
本発明の他の態様にかかるデバイス識別装置は、上述した本発明の態様にかかるデバイス識別装置の前記シンボリックリンク名生成手段が、前記識別情報、及び前記識別情報に基づいた所定のルールに基づいて、前記シンボリックリンク名を生成することを特徴とする。
これにより、識別情報とシンボリックリンク名との対応付け処理、及び識別情報によるシンボリックリンク名の検索処理を実行する必要がなくなり、より汎用性のあるシステムを構築することが可能となる。
本発明の他の態様にかかるデバイス識別装置は、前記ホスト・コンピュータと前記デバイスとの間のインタフェースがUSBである場合、上述した本発明の態様にかかるデバイス識別装置の前記識別情報が、前記デバイスがインタフェース装置を介して前記ホスト・コンピュータに接続されているときは、前記インタフェース装置毎に予め固有に定義されているシリアル番号であり、前記デバイスがインタフェース装置を介さずに前記ホスト・コンピュータに接続されているときは、前記デバイス毎に予め固有に定義されているシリアル番号であることを特徴とする。
これにより、USBを介して、ホスト・コンピュータに複数個の同一機種のデバイスが接続されているシステムにおいて、効率よく各デバイスをアプリケーション・ソフトウェアに識別させることが可能となる。
本発明の第1の態様にかかるデバイス識別方法は、ホスト・コンピュータに接続される1個又は複数個のデバイスを、前記ホスト・コンピュータに識別させるデバイス識別方法であって、前記デバイスに装着され前記ホスト・コンピュータと通信するインタフェース装置の識別情報を、前記デバイスが表示する工程と、前記ホスト・コンピュータが、前記識別情報を取得する識別情報入力工程と、前記識別情報と、前記デバイスを識別するためのデバイス名と、前記デバイスの通信ポートと、を対応付ける通信ポート設定工程と、前記ホスト・コンピュータに搭載されたOSが識別するためのシンボリックリンク名を、前記識別情報に基づいて生成し、前記通信ポートと関連付けて管理する通信ポート管理工程と、を備えていることを特徴とする。
これにより、上述した本発明の態様にかかるデバイス識別装置と同等の効果が得られる。
本発明の他の態様にかかるデバイス識別方法は、上述した本発明の態様にかかるデバイス識別方法の前記通信ポート設定工程が、前記デバイスの通信ポートを識別する前記識別情報を入力する識別情報入力工程と、前記識別情報入力工程によって入力された前記識別情報を、前記デバイス名に割り付けるデバイス割付工程と、を備えていることを特徴とする。
これにより、上述した本発明の態様にかかるデバイス識別装置と同等の効果が得られる。
本発明の他の態様にかかるデバイス識別方法は、上述した本発明の態様にかかるデバイス識別方法の前記通信ポート管理工程が、前記識別情報に基づいて、前記シンボリックリンク名を生成するシンボリックリンク名生成工程を備えていることを特徴とする。
これにより、上述した本発明の態様にかかるデバイス識別装置と同等の効果が得られる。
本発明の他の態様にかかるデバイス識別方法は、上述した本発明の態様にかかるデバイス識別方法の前記シンボリックリンク名生成工程が、前記識別情報、及び前記識別情報に基づいた所定のルールに基づいて、前記シンボリックリンク名を生成することを特徴とする。
これにより、上述した本発明の態様にかかるデバイス識別装置と同等の効果が得られる。
本発明の他の態様にかかるデバイス識別方法と下記記載のプログラムは、前記ホスト・コンピュータと前記デバイスとのインタフェースがUSBである場合、上述した本発明の態様にかかるデバイス識別方法と下記記載のプログラムの前記識別情報が、前記デバイスがインタフェース装置を介して前記ホスト・コンピュータに接続されているときは、前記インタフェース装置毎に予め固有に定義されているシリアル番号であり、前記デバイスがインタフェース装置を介さずに前記ホスト・コンピュータに接続されているときは、前記デバイス毎に予め固有に定義されているシリアル番号であることを特徴とする。
これにより、上述した本発明の態様にかかるデバイス識別装置と同等の効果が得られる。
本発明の第1の態様にかかるプログラムは、ホスト・コンピュータに実行させるプログラムであって、
前記ホスト・コンピュータに接続される1個又は複数個のデバイスに装着されたインタフェース装置の識別情報を、ダイアログを介して取得し、前記識別情報と、前記デバイスを識別するためのデバイス名と、前記デバイスの通信ポートと、を対応付けし、前記ホスト・コンピュータに搭載されたOSが識別するためのシンボリックリンク名を、前記識別情報に基づいて生成し、前記通信ポートと関連付けて管理することを、前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムによって、コンピュータが処理を実行すると、上述した本発明の態様にかかるデバイス識別装置と同等の作用及び効果が得られる。
本発明によれば、ホスト・コンピュータに複数個の同一機種のデバイスが接続されているシステムにおいて、効率よく各デバイスをアプリケーション・ソフトウェアに識別させることが可能となる。したがって、システムのセットアップ作業効率を向上させることが可能となる。また、システムにデバイスを追加したり、削除したりするメンテナンス作業の効率を向上させることも可能となる。
この発明の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。
図1は、POS端末システムのシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、POS端末システム10は、ホスト・コンピュータ12、プリンタ14a〜c及びインタフェース装置16a〜cによって構成されている。図1は、ホスト・コンピュータ12とプリンタ14a〜cを中心に説明したものであり、実際のPOS端末システムではこの他に、不図示のキーボード、バーコードスキャナ、キャッシュドロワ、ディスプレイおよび磁気カードリーダーなどが備えられている。プリンタ14a〜cは、例えばレシート用、ジャーナル用、クーポン用およびラベル用など、それぞれ異なるアプリケーション・ソフトウェア用に備えられている。
ホスト・コンピュータ12は、POS端末システム10の各種機能を実現するアプリケーション・ソフトウェアを備えている。また、ホスト・コンピュータ12は、レシート、ジャーナル等を印刷するためのプリンタ14a〜cと、インタフェース装置16a〜cを介して接続されている。また、ホスト・コンピュータ12は、インタフェース装置16a〜cと通信回線20を介して接続されている。通信回線20においては、シリアル・ケーブル、パラレル・ケーブル、ネットワーク・ケーブル、USB(Universal Serial Bus)等、各種の通信形態により提供される通信プロトコルを採用することができる。以下、USBを例に挙げて説明する。
図2は、本発明のデバイス識別システムのブロック図の一例である。以下に、各機能について説明する。
図2に示すように、ホスト・コンピュータ12は、主制御手段30、通信ポート設定手段32及び通信ポート管理手段34を備えている。また、更に、通信ポート設定手段32は、識別情報入力手段40及びデバイス割付手段42を備え、通信ポート管理手段34は、シンボリックリンク名生成手段44を備えている。
通信ポート設定手段32は、プリンタ14a〜cの各々に固有に定義した識別情報、例えば、USBのシリアル番号に基づいて、アプリケーション・ソフトウェアがプリンタ14a〜cを識別するためのデバイス名と、プリンタ14a〜cの通信ポートとを対応付ける。プリンタ14a〜cの各々にインタフェース装置16a〜cが装着されていることから、プリンタ14a〜cのUSBのシリアル番号は、インタフェース装置16a〜cのシリアル番号である。
識別情報入力手段40は、プリンタ14a〜cの通信ポートを識別する識別情報、例えば、インタフェース装置15a〜cのシリアル番号を入力する。インタフェース装置16a〜cのシリアル番号は、プリンタ14a〜cのセルフテスト機能により、プリンタ14a〜cに装着しているインタフェース装置16a〜cのシリアル番号を印刷させることができる。印刷したインタフェース装置15a〜cのシリアル番号により、ユーザに認識させることができる。
デバイス割付手段42は、識別情報入力手段40によって入力された識別情報を、アプリケーション・ソフトウェアがプリンタ14a〜cを識別するためのデバイス名に割り付け、割り付けた情報を所定の記憶部に記憶させる。
通信ポート管理手段34は、識別情報に基づいて、プリンタ14a〜cの通信ポートとホスト・コンピュータ12のOSが識別するためのシンボリックリンク名とを管理して、プリンタ14a〜cに対する命令を実行する。
シンボリックリンク名生成手段44は、識別情報に基づいて、シンボリックリンク名を生成する。例えば、Windows(登録商標)のOSのシンボリックリンク名は、「シンボリックリンク名」=「会社名」+「シリアル番号」+「ドライバ番号」である。会社名及びドライバ番号は、既知の情報であることから、シリアル番号からシンボリックリンク名を生成することができる。
主制御手段30は、通信ポート設定手段32及び通信ポート管理手段34のそれぞれの手段を相互に関連付けて制御する。
図3は、プリンタを識別する手順を示すフローチャート図の一例である。
まず、プリンタ14a〜cの識別情報を取得する(S102)。ここで、識別情報を、USBのシリアル番号とする。したがって、上述の図1に示したように、プリンタ14a〜cには、インタフェース装置16a〜cが装着されていることから、識別情報は、インタフェース装置16a〜cのシリアル番号となる。インタフェース装置16a〜cのシリアル番号は、プリンタ14a〜cに内蔵されているセルフテスト機能により印刷することができる。
次に、取得したプリンタ14a〜cの識別情報を、即ち、インタフェース装置16a〜cのシリアル番号を、ホスト・コンピュータ12に接続されたプリンタ14a〜cの通信ポートとして設定し、アプリケーション・ソフトウェアがプリンタ14a〜cを識別するためのデバイス名に、対応付ける(S104)。
最後に、OSが識別するためのシンボリックリンク名を、シリアル番号に基づいて管理して、アプリケーション・ソフトウェアによるプリンタへの印刷命令が実行される(S106)。
図4は、アプリケーション・ソフトウェアがプリンタに対して印刷命令を要求するときの通信ポートの管理を説明するための図である。
図4に示すように、アプリケーション・ソフトウェアは、印刷命令を要求するプリンタに対応付けられたシリアル番号を、プリンタドライバに渡す(図中(1))。プリンタドライバは、受け取ったシリアル番号から、OSが識別するためのシンボリックリンク名を生成する(図中(2))。例えば、Windows(登録商標)のOSのシンボリックリンク名は、「シンボリックリンク名」=「会社名」+「シリアル番号」+「ドライバ番号」である。会社名及びドライバ番号は、プリンタドライバ自身が知っている情報であることから、プリンタドライバは、シリアル番号がわかれば、シンボリックリンク名を生成することができる。プリンタドライバは、生成したシンボリックリンク名を、OSに渡す(図中(3))。このようにして、通信ポートを管理しながら、アプリケーション・ソフトウェアによるプリンタへの印刷命令が実行される。
次に、上述したステップS104の詳細を説明する。
図5は、通信ポートの設定手順示すフローチャート図の一例であり、図6は、USBのシリアル番号を設定するダイアログの一例を示す図である。
図5に示すように、通信ポートの設定は、まず、プリンタ14a〜cに装着されているインタフェース装置16a〜cのシリアル番号を、ホスト・コンピュータ12に接続されたプリンタ14a〜cの通信ポートとして入力する(S202)。シリアル番号の入力は、図6に示すように、識別名の種類として、シリアル番号を種類入力エリア50で選択し、シリアル番号を識別名入力エリア52に入力する。
図5に戻り、入力されたシリアル番号を通信ポートとして、アプリケーション・ソフトウェアがプリンタ14a〜cを識別するためのデバイス名に対応付け、所定の記憶部に格納する(S204)。
上述の説明では、図1に示すように、プリンタ14a〜cはインタフェース装置16a〜cが装着されていることから、識別情報はインタフェース装置16a〜cの固有のシリアル番号を取得して用いている。しかし、プリンタ14a〜cがインタフェース装置16a〜cを備えていない場合(プリンタ14a〜c内にインタフェース装置機能を保有している場合)には、プリンタ14a〜cの固有のシリアル番号を用いてもよい。
また上述の説明では、図1のように、ホスト・コンピュータ12とプリンタ14a〜cを中心に説明したが、1個又は複数個のプリンタ以外の複数種のデバイス、キーボード、バーコードスキャナ、キャッシュドロワ、ディスプレイ、磁気カードリーダー、メモリ装置などの場合でもよい。また複数種のデバイスの組合せでもよい。この場合も各デバイスがインタフェース装置を備えていても備えていなくても、それぞれの固有のシリアル番号を用いればよい。
また、上述したように、ホスト・コンピュータ12に、通信ポート設定手段32及び通信ポート管理手段34を備えることにより、ホスト・コンピュータに複数個の同一機種のデバイスが接続されているシステムにおいて、効率よく各デバイスをアプリケーション・ソフトウェアに識別させることが可能となる。したがって、システムのセットアップ作業効率を向上させることが可能となる。また、システムにデバイスを追加したり、削除したりするメンテナンス作業の効率を向上させることも可能となる。
また、上述した図3のステップS104及びS106に示す処理、並びに図5のフローチャートに示す処理を実行する場合に、ホスト・コンピュータ12のROMに予め格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これらの各工程を実行させるプログラムを記録した情報記録媒体から、そのプログラムをRAMに読み込んで実行するようにしても良い。
ここで、情報記録媒体とは、RAM、ROM等の半導体記録媒体、FD、HD等の磁気記憶型記録媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記録媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記録媒体であって、電子的、磁気的、光学等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータによって読み取り可能な情報記録媒体であれば、あらゆる情報記録媒体を含むものである。また、プログラムを、ネットワークを経由してダウンロードして実行するようにしても良い。
POS端末システムのシステム構成の一例を示す図である 本発明のデバイス識別システムのブロック図の一例である。 プリンタを識別する手順を示すフローチャート図の一例である。 アプリケーション・ソフトウェアがプリンタに対して印刷命令を要求するときの通信ポートの管理を説明するための図である。 通信ポートの設定手順示すフローチャート図の一例である。 USBのシリアル番号を設定するダイアログの一例を示す図である。
符号の説明
10 POS端末システム
12 ホスト・コンピュータ
14a〜c プリンタ
16a〜c インタフェース装置
20 通信回線
30 主制御手段
32 通信ポート設定手段
34 通信ポート管理手段
40 識別情報入力手段
42 デバイス割付手段
44 シンボリックリンク名生成手段

Claims (3)

  1. ホスト・コンピュータに接続された1個又は複数個の同一機種のデバイスを識別可能なデバイス認識装置であって、
    前記デバイスに装着されたUSBインタフェース装置の識別情報を、ダイアログを介し取得する識別情報入力手段と、
    前記ホスト・コンピュータに搭載されたOSが前記デバイスを識別するためのシンボリックリンク名を、前記識別情報に基づいて生成するシンボリックリンク名生成手段と、
    前記OS上で動作するアプリケーション・ソフトウェアが前記デバイスを識別するためのデバイス名と、前記識別情報を含む前記シンボリックリンク名と、を対応付けるデバイス割付手段と、
    を備え
    前記デバイス認識装置は、前記アプリケーション・ソフトウェアによる前記デバイスへの命令が実行される際に、前記デバイス名に対応付けられた前記シンボリックリンク名を前記OSに渡すことを特徴とするデバイス認識装置。
  2. ホスト・コンピュータに接続され1個又は複数個の同一機種のデバイスを、前記ホスト・コンピュータに識別させるデバイス識別方法であって、
    前記デバイスに装着されたUSBインタフェース装置の識別情報を、ダイアログを介して取得する工程と、
    前記ホスト・コンピュータに搭載されたOSが前記デバイスを識別するためのシンボリックリンク名を、前記識別情報に基づいて生成する工程と、
    前記OS上で動作するアプリケーション・ソフトウェアが前記デバイスを識別するためのデバイス名と、前記識別情報を含む前記シンボリックリンク名と、を対応付ける工程と、
    前記アプリケーション・ソフトウェアによる前記デバイスへの命令が実行される際に、前記デバイス名に対応付けられた前記シンボリックリンク名を前記OSに渡す工程と、を備えていることを特徴とするデバイス識別方法。
  3. ホスト・コンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記ホスト・コンピュータに接続され1個又は複数個の同一機種のデバイスに装着されたUSBインタフェース装置の識別情報を、ダイアログを介して取得し、
    前記ホスト・コンピュータに搭載されたOSが前記デバイスを識別するためのシンボリックリンク名を、前記識別情報に基づいて生成し、
    前記OS上で動作するアプリケーション・ソフトウェアが前記デバイスを識別するためのデバイス名と、前記識別情報を含む前記シンボリックリンク名と、を対応付け、
    前記アプリケーション・ソフトウェアによる前記デバイスへの命令が実行される際に、前記デバイス名に対応付けられた前記シンボリックリンク名を前記OSに渡すことを特徴とするプログラム。
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