JP4852553B2 - 液体リザーバおよび交換可能な不織布パッドを備えた清掃器具 - Google Patents

液体リザーバおよび交換可能な不織布パッドを備えた清掃器具 Download PDF

Info

Publication number
JP4852553B2
JP4852553B2 JP2007553173A JP2007553173A JP4852553B2 JP 4852553 B2 JP4852553 B2 JP 4852553B2 JP 2007553173 A JP2007553173 A JP 2007553173A JP 2007553173 A JP2007553173 A JP 2007553173A JP 4852553 B2 JP4852553 B2 JP 4852553B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
handle
pad
tool
cleaning tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007553173A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008528187A (ja
Inventor
ホードリー、デイビッド、エー.
ザック、スティーブン、エー.
クンクラー、ジェフリー、エス.
ワン、ティアンチュ
スミツ、クリシー、エム.
マシング、スコット
Original Assignee
エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド filed Critical エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド
Publication of JP2008528187A publication Critical patent/JP2008528187A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4852553B2 publication Critical patent/JP4852553B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L13/00Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L13/10Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
    • A47L13/26Other cleaning devices with liquid supply arrangements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B11/00Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water
    • A46B11/0006Brushes with reservoir or other means for applying substances, e.g. paints, pastes, water specially adapted to feed the bristle upper surface
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B5/00Brush bodies; Handles integral with brushware
    • A46B5/002Brush bodies; Handles integral with brushware having articulations, joints or flexible portions
    • A46B5/0054Brush bodies; Handles integral with brushware having articulations, joints or flexible portions designed to allow relative positioning of the head to body
    • A46B5/0075Brush bodies; Handles integral with brushware having articulations, joints or flexible portions designed to allow relative positioning of the head to body being adjustable and stable during use
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B5/00Brush bodies; Handles integral with brushware
    • A46B5/002Brush bodies; Handles integral with brushware having articulations, joints or flexible portions
    • A46B5/0054Brush bodies; Handles integral with brushware having articulations, joints or flexible portions designed to allow relative positioning of the head to body
    • A46B5/0075Brush bodies; Handles integral with brushware having articulations, joints or flexible portions designed to allow relative positioning of the head to body being adjustable and stable during use
    • A46B5/0083Mechanical joint allowing adjustment in at least one plane
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L13/00Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L13/10Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
    • A47L13/38Other dusting implements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L13/00Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L13/10Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
    • A47L13/42Details
    • A47L13/44Securing scouring-cloths to the brush or like body of the implement
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B2200/00Brushes characterized by their functions, uses or applications
    • A46B2200/30Brushes for cleaning or polishing
    • A46B2200/3033Household brush, i.e. brushes for cleaning in the house or dishes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

本発明はハンドヘルドダスターやダストモップなどの清掃器具の分野に関する。より詳しくは、本発明は清掃用具を取り付ける支持アームに取り付けられた流体リザーバを収容するクレードルを画定するハンドルを有する清掃システムに関する。システムは全体として湿式、湿潤または乾式清掃またはダスト除去に利用できる。
数十年間にわたり、ハンドヘルド羽ぼうき、雑巾およびその他の清掃用具が、ドレッサー、コーヒーテーブルなどの家具、コンピュータなどの電化製品、照明器具、内壁、まぐさ石(lintel)に付着したダストを除去するための清掃具として使用されてきた。したがって、ダストや汚れが清掃用具に付着するよう、雑巾、クロスまたはその他の清掃用具で表面を擦ることで床、家具、および家庭におけるその他の面からダストや汚れを除去することが一般的に知られている。
この半世紀でダスト除去や同様の清掃作業を行う際に個人を援助する新しい清掃用具が開発された。ハンドヘルドダスターおよびその他の清掃用具は当該技術で概ね知られているが、現行の市販の設計には数多くの欠点が存在する。例えば、米国特許出願公開番号第US2004/0034956Al号、米国特許第6,813,801号、米国特許第5,953,784号および米国特許第6,550,092号(当該参考文献を参照することによって本願明細書に援用する)は、使い捨て清掃パッドを組み込んだ種々のハンドヘルド清掃器具を開示している。これらの装置は、所望の用途によってはある程度適切であるものの、明らかな限界がある。例えば、上記参考文献はいずれも便利な収容構成を提供しない。逆に、ほとんどの従来技術のハンドヘルド清掃用具を保管するために、ハンドルを清掃パッド支持部材から物理的に取り外す必要がある。また、これらの既知の装置の取付け部は圧入された部材を含むことが多いが、このような部材は時間が経つと脆弱化し、清掃中に支持部材がハンドル部から外れる事態を招く。
また、ダスト除去またはその他の清掃中に清掃パッドを支持部材上に適切に保持する保持手段は未だ開発されていない。例えば、米国特許出願公開番号第US2004/0034956A1に開示されたハンディモップは、平行な取付けプレートの横側に沿った弓状突起を開示する。アーチ形表面とこれらの突起の間隔は清掃中にダストパッドをプレート上に適切に保持しない場合がある。使用者が通常のダスト除去または清掃作業を行う際、パッドがプレートからずれてしまうことが多い。
一般的に、ハンドヘルドダスターおよびモップに対する改良の大部分は清掃器具の基本的な機械的構成要素の改良に関するものであった。これらの改良は乾式ダスト除去または清掃用の廉価で硬質な用具の提供に関連する。しかし、選択的な湿式、湿潤または乾式ダスト除去を可能とするハンドヘルド清掃用具を提供しようとする試みは従来技術にはなかった。
ほとんどの清掃パッドまたはシステムに水またはその他の清掃溶剤を加えることで、清掃器具がダストおよびその他の屑の吸着効率が向上することが知られている。このことは知られているものの、現在のところ使用者が湿式、湿潤または乾式ダスト除去を片手で切り換えることができる、清掃用具上でアクセス可能な取付け式の水または清掃用流体リザーバを含む、ハンドヘルド清掃システムは存在しない。従来技術のダスト除去および清掃器具では、使用者が湿式ダスト除去または清掃を行おうとする場合、別体のスプレーボトルまたはその他の液体塗布手段を入手することが必要であった。
湿式もしくは湿潤式ダスト除去あるいは清掃システムに対する需要に照らして、このようなシステムに関連するクロスの改良も必要である。既知の使い捨てダスト除去または清掃用クロスの多くは水およびダストを十分に吸収しないファブリックを含んでいた。ダスト除去用クロスに対する改良が当該技術で開示されているものの、清掃システムの液体の利点を最大限に促進しながら、ダスト除去パッドの湿式および乾式吸収量を最大化する改良された清掃ファイバおよび配置に対する需要がある。
上述のごとく、また本願明細書において実施され広く説明される本発明にしたがい、清掃システム、ならびにかかるシステムを利用し製造する方法が、当業者が本発明を実施し利用できるよう詳細に開示されている。
好適な一実施形態において、清掃具は頂部と、クレードルを画定する底部と、クレードルおよびハンドル部に移動可能に取り付けられる清掃パッド支持部材へのアクセスを可能とする、中央に位置する開口部と、を有するハンドル部を含む。別の実施形態において、支持部材は第一の清掃位置、第二の清掃パッド液体塗布位置、および第三の収容位置の間で移動可能である。さらに別の実施形態において、清掃具はクレードルに脱着可能な清掃用流体ディスペンサを含む。清掃用流体ディスペンサとして、例えば、ポンプ式スプレーボトル、缶もしくはパック、エアゾールボトル、缶もしくはパック、ハンドルを握ることで流体をディスペンスする変形可能なハンドル/リザーバ、噴射トリガを備えるリザーバ、あるいはスプレーノズルに取付け可能な可撓性ポーチが挙げられる。さらに別の実施形態において、清掃具は平行な取付け部材を含む。取付け部材は、その上面から突出する少なくとも1つの垂直に延出する清掃パッド保持タブを含む。
さらに別の実施形態において、清掃パッド支持部材は一端に、ハンドル部の回動部材を収容するクレードルに嵌合すべく構成される円形回動部材を含む。円形回動部材は複数の切欠きを含んでもよく、ハンドルは回動部材を収容するクレードル内に下方向に突出する半可撓性係合タブを含んでもよい。回動はリビングヒンジによるものであってもよい。このような構成によりばねや固定具などの追加部品が不要となり、製造および組立てコストが低減される。係合タブは清掃支持部材が選択的に回動するよう、切欠き内に嵌合すべく構成される。別の実施形態において、回動部材は清掃位置に対応する第一の切欠き、液体塗布位置に対応する第二の切欠き、および収容位置に対応する第三の切欠きを含む。切欠きと係合タブとの相互作用により、支持アームが機能的位置のうち1つの位置にあることを使用者に通知する聴覚的クリック音が生成される。
さらに別の好適な実施形態において、流体ディスペンサはクレードル内で流体ディスペンサと位置合わせすべく構成されるスプレーキャップを含む。キャップは平坦部を含んでもよい。クレードルは、フランジが対向する平坦部との選択的係合を通じてクレードル内でキャップと位置合わせされるよう、1対の対向するフランジを含んでいてもよい。
別の好適な実施形態において、清掃具はファイバと少なくとも1つの不織布シートとの組み合わせからなる清掃パッドを含む。清掃パッド上のファイバは、清掃パッドが支持部に取り付けられたときにハンドルに最も近いファイバが支持部材の自由端に最も近いファイバよりも短くなるよう、テーパ状とされていてもよい。ファイバは水性流体の自発的な輸送を可能とするポリマーからなっていてもよい。ファイバがタウの形態をとり、非円筒形であるか、断裂されていることが望ましい。
別の実施形態において、清掃システムは流体リザーバを収容する内側凹部を画定するハンドル(defining)と、該ハンドルに回動可能に取り付けられる清掃媒体支持部と、を有する清掃具を含む。支持部は清掃位置から後ろ方向に回動可能である。システムは、清掃媒体支持部に取り付けられる清掃媒体と、クレードル内でハンドルに取り付けられる流体リザーバとをさらに含むことが望ましい。リザーバは流体を清掃対象面および清掃媒体の表面に塗布できる構成である。
本発明のさらに別の実施形態において、清掃具とともに用いられる、垂直に延出する突起を有する交換可能な清掃パッドは、ファイバと少なくとも1つの不織布シートの組み合わせを含む。
別の好適な実施形態において、スプレーディスペンサを収容すべく構成されたハンドルの内部にクレードルを画定するハンドル部を含む清掃具に用いられる交換可能なスプレーディスペンサは、スプレーディスペンサのねじれを防止するため、クレードル内で1対のレール内に嵌合すべく構成される、1対の対向する平坦部を有するキャップを含む。平坦部は平行であってもよく、テーパ状に形成されてもよい。
好適な清掃キットは、清掃用流体リザーバ収容ベイを画定するハンドル、ハンドルに回動可能に取り付けられる清掃パッド支持部、ファイバと少なくとも1つの不織布シートの組み合わせを有する、2つの利用可能表面を備えた清掃パッド、およびベイ(bay)内でハンドルに取り付けられる流体リザーバを含む。流体リザーバは収容ベイ内でスプレーキャップを位置決めすべく構成される対向する溝を含む。
好適な清掃方法は、頂部、底部、および頂部から底部へのアクセスを可能とする開口部を有するハンドルと、ハンドル部に回動可能に取り付けられる清掃パッド支持部と、を有する清掃具を提供することを含む。該方法は、さらに、清掃パッドを清掃パッド支持部上に配置するステップと、流体ディスペンサを流体ディスペンサクレードルに挿入するステップと、清掃パッドを清掃対象面上に位置決めするステップと、清掃パッドを清掃対象面上で移動させるステップと、を含む。
好適な清掃具の製造方法は、2つの部品すなわち頂部および底部によりハンドルを形成することを含む。頂部および底部はキャビティと、頂部から底部へのアクセスを可能とすべく構成された開口部とを画定する。また、該方法は、清掃パッド支持部をハンドル部に回動自在に取り付けることを含む。あるいは1部品のシェルを利用してもよい。
別の実施形態において、表面清掃用装置はハンドル、ハンドルに接続される回動結合部、および回動結合部に接続されるとともに、収容および包装を容易にするためハンドル下部に折り畳まれることが可能な清掃ヘッド部を含む。清掃ヘッド部はクロスの両面を利用できるよう、各種方向に回動できる。
別の実施形態において湿式、湿潤または乾式清掃用清掃具は、流体リザーバ用クレードルを画定するハンドル部と、ハンドル部に取り付けられる清掃用具支持部材とを含む。清掃用具支持部材はハンドル部に対し移動可能に取り付けられてもよい。清掃用具支持部材は一端に、ハンドル部の回動部材収容キャビティ内に嵌合すべく構成される円形回動部材を含んでいてもよい。円形回動部材は複数の切欠きを含んでもよく、ハンドルは回動部材収容キャビティ内に向けて下方向に突出する半可撓性係合タブを含んでもよい。係合タブは、清掃支持部材の選択的な回動のために切欠きに嵌合すべく構成される。一実施形態において、半可撓性係合タブを切欠きに係合させることで、係合タブが適切な位置に固定されたことを使用者に通知する聴覚的信号が発生される。
別の実施形態において、ハンドル部上の回動点はクレードル内で流体リザーバにより画定される水平面よりも下に位置する。ここで、ハンドル内の流体リザーバは、ハンドルの人間工学的に(ergonomically)利点を有する設計を完成してもよい。
最後の実施形態において、湿式、湿潤または乾式清掃用清掃システムは、人間工学に基づいたハンドル部と、ハンドル部に取り付けられる清掃媒体支持部アームと、支持アームに取り付けられる清掃媒体と、清掃媒体または清掃対象面に清掃液体を輸送することが可能な液体輸送システムと、を含む。液体輸送システムはハンドル部を形成する流体リザーバであってもよい。
本発明の上記およびその他の態様および目的は、以下の説明と添付の図面とを参照しながらより深く理解される。但し、本発明の好適な実施形態を示す以下の説明はあくまで例示の目的で示されるもので、本発明を限定しない。本発明の精神から逸脱することなく本発明の範囲内で多くの変更や修正を行うことができる。本発明はこれらの修正をすべて含むものとする。
本発明を構成する利点および特徴の明確な概念、ならびに本発明の備える典型的な機構の構成および動作の明確な概念は、添付の、本願明細書の一部を形成する図面に示される例示的実施形態を参照することで、より明白となる。実施形態は本発明を限定しない。複数の図面にわたって同様の参照番号は同一の要素を示す。
図面に示される本発明の好適な実施形態を説明するに当たり、明確を期すために特定の専門用語が使用されている。なお、本発明は選択された特定の用語に限定されず、また、各特定の用語は同様の目的を達するために同様に動作する技術的相等物を含む。例えば、単語を接続した用語やそれと同様の用語が多用される。これらの用語は直接接続されることに限定されないが、当業者が相等物であるとみなす他の要素を通じた接続を含む。
以下の説明において、実施形態を参照しながら本発明とその各種特徴、利点の詳細をさらに説明する。実施形態は本発明を限定しない。
1 システム概観
本発明の基本的な形態は、流体リザーバまたは液体輸送システム、および清掃パッドまたはその他の清掃用具を支持可能な清掃パッド支持ヘッドを含む湿式、湿潤または乾式清掃に利用される清掃システムである。清掃パッド支持ヘッドは移動可能であり、図示される実施形態では回動可能な結合を含む。清掃システムは清掃パッドもしくは清掃対象面に直接流体を塗布することを可能とする。清掃システムは流体リザーバ収容クレードルを画定するハンドルと、回動可能に取り付けられる清掃パッド支持部材と、を含む清掃具を含むことが望ましい。これにより、従来の清掃器具では不可能であった、湿式、湿潤または乾式清掃の選択を可能とする片手で操作される道具が提供される。
2 好適な実施形態の詳細な説明
以下、重要な各種特徴を示すための例を挙げて本発明の特定の実施形態をさらに説明する。例は本発明を限定するものではない。例は本発明の実施方法に関する理解を深め、当業者が本発明を実施できるようにする目的でのみ示される。したがって、以下の例は本発明の範囲を限定するものではない。
まず図1および図2を参照すると、本発明の好適な一実施形態による本発明の清掃システム20が図示されている。清掃システム20は、ハンドル部もしくはハンドル24、および回動可能に取り付けられる清掃パッド支持部材、清掃用具支持部材もしくは清掃媒体支持部26、液体輸送システム、清掃用流体ディスペンサもしくはリザーバ30、および清掃パッド支持部材26を介して清掃具22に取り付けられる清掃パッドもしくは清掃媒体28を含む、清掃具22により概ね構成される。
ハンドル部24は、使用者の手の平の内側に快適にフィットすべく構成される、曲面を有する人間工学的に設計された部材であることが望ましい。ハンドル部24は一体頂部29、第一の側壁21a、第二の側壁21b、後壁23および底部31を含む。ハンドル部24は各種合成樹脂、プラスチックあるいはその他の適切な材料で構成できる。好適な実施形態では、ハンドル部24はポリプロピレンで構成される。ハンドル部24は使用目的に応じて各種サイズに構成できるが、好適な実施形態では、ハンドル部24は長さ約8.5インチ、幅約1.3インチ、高さ約1.7インチである。好適な寸法とすることで、清掃システム20の使用、操作、包装、出荷、および収容が容易となり、全体的にさらに人間工学に基づいた設計とすることができる。ハンドル部24は、美的外観を得る目的で様々に着色して構成できる。透明材料で構成してもよい。
以下に詳述するように、ハンドル部24は流体リザーバ収容クレードル、凹部もしくはベイ36を画定する。好適な実施形態では、流体ディスペンサもしくはリザーバ30をクレードル36に挿入すると、ハンドル部24の人間工学に基づいた設計もしくは形状が完成する。使用者の手の平はハンドル部24の頂部29を越えて延出し、使用者の指の少なくとも一部が流体リザーバ30の周囲に延出する。また、ハンドル部24の好適な曲面を有する人間工学に基づいた設計は、回動部材収容キャビティ50により画定される回動点が、クレードル36内の流体リザーバ30により画定される水平面よりも下に位置すべく構成される。このような配置とすることで、後述するように流体塗布を最大限に行うことができる。
ハンドル部24の中央近傍には、ハンドル部24を貫通しハンドル部の底部31まで延在する開口部もしくは穴32が設けられている。図示される実施形態では、開口部32はハンドル部24の前端25における回動部材収容キャビティ50から約2.5インチの位置に設けられている。図4に示すように、開口部32を設けることで、使用者はハンドル部24の底部31に画定される流体リザーバ収容クレードル、凹部もしくはベイ36に片手でアクセスできる。ハンドル部24の前端25近傍の回動部材収容キャビティ50上方に、下方向に延出して回動部材収容キャビティ50内に入る、後述する片持ち回動係合タブ38が設けられている。
図2は、清掃システム20の流体リザーバ30の好適な一実施形態を図示している。図示される実施形態では、流体リザーバ30は水または専用の流体を保持すべく構成された流体ディスペンサもしくはポンプ式スプレーボトルの形態をとる。流体は様々な既知の製品で構成できる。流体は市販のプレッジマルチサーフェスクリーナ(Pledge(登録商標)Multi-Surface Cleaner)、プレッジウッドアンドガラスクリーナ(Pledge(登録商標)Wood and Glass Cleaner)、エンドダスト(EndDust(登録商標))、ファンタスティック(Fantastic(登録商標))汎用クリーナ、ウィンデックス(Windex(登録商標))ガラスクリーナ、オースト(Oust(登録商標))またはライソル(Lysol(登録商標))などの抗菌剤、グレード(Glade(登録商標))などの芳香剤、アーマーオール(Armor All(登録商標))などの革またはビニール用トリートメント剤、スコッチガード(Scotch Guard(登録商標))などのファブリック保護剤、S.C.ジョンソン・エンド・サン(S.C.Johnson&Son、Inc.(米国ウィスコンシン州ラシーン))社の製造するファブリックフレッシュナ、もしくはファブリーズ(Fabreze(登録商標))から選択されることが望ましい。あるいは、流体として任意の汎用クリーナ、油又は水ベースのダスト防止剤、静電気防止剤、細菌防止剤、抗菌剤、殺菌剤および脱臭剤、ダスト除去剤、ガラスクリーナ、家具用つや出し剤、革またはビニール用トリートメント剤、その他の清掃剤、ワックス、つや出し剤、柔軟剤、摩擦強化化合物、芳香剤、食器用洗剤、石鹸、防虫剤、エクスフォリエータ(角質や毛穴の汚れを除去する化粧品)あるいはその他のパーソナルケア製品、スポンジ画または他の用途に用いられる絵の具、水なし(water−out)エマルジョン、油なし(oil−out)エマルジョン、ダストダニキラーもしくは忌避剤、研磨クリーナ、靴磨き剤、ペット用衛生製品などが挙げられるが、これらに限定されない。
図2に示すように、好適なスプレーボトルは一体底51、側壁53、第二のセクション55および第三のセクション59を有する略円筒形のボトルである。スプレーキャップもしくはノズル61がスプレーボトル頂部に螺合または圧入される。スプレーキャップ61は、流体リザーバ収容クレードル36のフランジ71a、71bと選択的に係合すべく構成された1対の対向する平坦部63a、63bを含む。あるいは、同様のロック機構を形成すべくタブおよび溝のシステムを用いてもよい。あるいは、スプレーキャップ61は片側のみのフラットボタンまたはテーパ状ボタンを含んでいてもよい。流体リザーバ30は、図示されたスプレーボトルの他にも様々な形態をとることができる。例えば、圧搾、噴射ガンまたは取付け可能なスプレーノズルを備えた可撓性ポーチにより流体をディスペンスする、エアゾールパッケージ、変形可能なハンドルもしくはリザーバの形態をとることができる。図中、流体リザーバ30はハンドル部24のクレードル36内に嵌合しているが、流体リザーバが、取り付けられる清掃システム(すなわち回動部材および取付け部材)の上部のみを有するシステムのハンドルを形成する構成も可能である。
なお、スプレーキャップ61の対向する平坦部63a、63bはハンドル部24内に密嵌され、さらに清掃システム20内において流体リザーバ30を適切に方向付ける役割を果たす。あるいは、流体リザーバ30は流体リザーバ収容クレードル36内に噛合・密嵌されることを可能とする独特に設計された外形を含んでいてもよい。
図5は流体リザーバ収容クレードル36を画定するハンドル部24の底部31を図示している。一般的にクレードル36は、好適な実施形態の流体リザーバ30を収容すべく構成される下部支持部37、ハンドル部側壁21a、21bおよび2つのU字型支持部もしくはレール44、46により画定される。好適な実施形態では、下部支持部37はハンドル部24の後壁23の内側から延出する複数のリブ39からなる。リブ39の前端は流体リザーバ30の底部51を支持すべく構成された下部支持部37を画定する。好適な実施形態では、リブ39は流体リザーバ30の底部の寸法と略等しい長さを有する中央リブ45を含む。残りのリブ39の長さは徐々に短くなり、中央リブ45から離れるにつれテーパ状とされ、流体リザーバ30の円形底部の残りの部分を支持する。図9にわかりやすく示されているように、下部支持部37近傍において1対の三角形の保持タブ42a、42bがクレードル36の対向側から延出している。保持タブ42a、42bは流体リザーバ30の下部側壁53と摩擦係合しこれを保持すべく構成されている。保持タブ42a、42bから前方向に延出する側壁21a、21bは、さらに流体リザーバ収容クレードル36の側部を画定し、流体リザーバ30の側壁53の周囲に密嵌されるべく離間されている。
図示された好適な実施形態では、流体リザーバ30はハンドル部24のクレードル36に圧入もしくは摩擦嵌合されるが、ハンドル部24内に流体リザーバ30を保持するための別の構成も利用できる。例えば、ハンドル部24内に流体リザーバ30を保持するため、ベルクロ(Velcro(登録商標))またはゴムバンドをハンドル部24のセグメントに含めてもよい。流体リザーバをハンドル部内に保持するための他の支持構造または保持機能を、ヒンジまたは別の方法によりハンドル部に取り付けてもよい。
流体リザーバ収容クレードル36の前端近傍に、第一のU字型ボトルネック収容支持部44が設けられている。第一のボトルネック収容支持部44は好適な実施形態の流体リザーバ30の周囲に圧入され、流体リザーバ30を収容し、保持すべく構成される。図6および図8に示すように、第一のボトルネック収容支持部44はリザーバ30の第二のセクション55と第三の57セクションの結合部59近傍において流体リザーバ30の周囲に圧入されるべく構成されている。
第一のボトルネック収容支持部44のやや前部に第二のU字型スプレーキャップ収容支持部46が設けられている。スプレーキャップ収容支持部46は流体リザーバ30のスプレーキャップ61の周囲に圧入され、これを保持し方向付けるべく構成されている。図7からよくわかるように、スプレーキャップ収容支持部46は対向する側壁21a、21bの内側から延出する1対のフランジ71a、71bにより画定される。フランジ71a、71bは、リザーバがクレードル36内部に配置されると、流体リザーバスプレーキャップ61の平坦部63a、63bの周囲に圧入されるべく構成される。フランジ71a、71bと平坦部63a、63bとが密嵌することで、スプレーキャップ61がクレードル36から離れる方向を向くように、スプレーキャップ61が流体リザーバ収容クレードル36内に適切に方向付けられる。開口部32の前には、回動部材収容キャビティ50に向けて前方向に延出する複数の構造的支持リブ48が形成されている。
ここで図6および図11を参照すると、ハンドル部24の底部31の前端25に回動部材収容キャビティ50が形成されている。回動部材収容キャビティ50はハンドル部24の前端25に位置する、対向する一体耳49a、49bの間に画定される。耳49a、49bは、組み立ての際に内側キャビティ表面上に円形回動部材82の軸80a、80bと摺動可能に係合すべく構成された対向する溝52a、52bを含む。溝52a、52bの幅は、円形回動部材82の軸80a、80bの寸法と等しいかわずかに広くなっている。なお、溝52a、52bと回動部材収容キャビティ50は、様々な別の清掃パッド支持部材26、または遠位端に取り付けられる回動部材82を有するその他の清掃用具を収容すべく構成されている。
溝52a、52bの末端に、円形回動部材82の軸80a、80bを収容し、その回動動作を可能とするほぞ穴54が設けられている。カーブしたスロット83が溝52a、52bから横方向に延在し、回動部材82から延出する円形回動保持タブ85の移動を可能とすべく構成された通路を画定する。回動部材収容キャビティ50の前端の対向する側に、回動部材82上に配置された円形回動保持タブ85と係合しこれを収容すべく構成された円形の回動保持タブ穴87が設けられている。
弾性的にバイアスされた半可撓性回動係合タブ38が、ハンドル部24の頂部29から下方向に延出して回動部材収容キャビティ50内に入る。以下に詳述するように、係合タブ38はハンドル部24に取り付けられる第一の端部39と、回動部材82の外面の切欠き102、104、106と係合すべく構成される第二の自由端91とで構成される。
ハンドル部24の回動部材収容キャビティ50内には清掃パッド支持部材26が取り付けられている。清掃パッド支持部材26は一体形成された円形回動部材82、連結部93、および全体として参照番号92で示される支持ヘッドからなる。円形回動部材82は横方向の対向側に一体軸80a、80bを含む。図11からよくわかるように、軸80a、80bはほぞ穴54内に嵌合すべく構成されるとともに、穴内で回転自在に回動する。回動部材82はさらに円形回動保持タブ95を含む。円形保持タブ95は保持タブ穴87内に嵌合すべく構成されるとともに、システムを清掃位置に支持する。回動部材82は清掃パッド支持部材26の選択的位置に対応する3つの切欠きもしくは窪み102、104、106を画定する。清掃位置切欠き102、液体塗布切欠き104および収容位置切欠き106は回動部材82の外面上に画定される。通常、好適な回動アセンブリは回転するために約2〜3lbfの回動力を要する。
連結部93および支持ヘッド92が回動部材82と一体形成され、回動部材82から延出する。当該技術で知られているように、好適な実施形態では、清掃パッド支持部材26の支持ヘッド92は清掃パッド28のポケットもしくはスリーブ110a、110bと係合すべく構成された1対の平行な取付け部材もしくは取付け突起108a、108bを含む。取付け部材108a、108bは様々な構成で離間されていてもよいが、好適な実施形態では、取付け部材108a、108bの全幅は対向する外側縁から約1.25インチである。取付け部材108a、108bは長さ約6.75インチ、肉厚約0.75インチ、幅約0.80インチであることが望ましい。取付け部材108a、108bは、清掃パッド28のスリーブ110a、110bへの挿入を容易とすべく構成される丸みを付けた先端107を画定する。なお、好適な実施形態では1対の取付け部材108a、108bを図示しているが、数多くの構成が利用できる。例えば、単一の、幅の広い取付け部材を用いてもよい。あるいは3つ以上の取付け部材を用いてもよい。
取付け部材108a、108bは、上面105から突出する複数の離間された清掃パッド保持タブ、突起(barbs)もしくは凸起112を含む。図示される実施形態では、保持タブ112は取付け部材108a、108bの上面から略垂直方向に延出する第一の壁114と、第一の壁114の上縁から取付け部材108a、108bの遠位端に向けて傾斜する第二の傾斜壁116とを有する三角形のタブである。タブ112は取付け部材108a、108bから約0.050インチ上方に位置することが望ましい。保持タブ112の独特の三角形の構成は2つの機能を果たす。傾斜壁116は組み立ての際に清掃パッド28を取付け部材108a、108b上に設置することを容易にし、垂直第一の壁114は清掃動作の際に清掃パッド28を取付け部材108a、108b上に保持する。
保持タブ112が独特の構成を有していることに加え、保持タブ112を取付け部材108a、108b上に配置することで、清掃パッド28が取付け部材108a、108b上に保持される。図示される実施形態では、保持タブ112は交互に設けられ、前端タブ115、3つの中間タブ117および後端タブ119を含む。図示される実施形態では、各取付け部材108a、108bは5つの保持タブ112を含む。保持タブ112が相互に等距離離間された場合、好適な実施形態において示される交互構成で配置される場合と比べて保持機能が低下することが試験により示された。好適な実施形態では、第一のタブは1.0インチ、第二のタブは2.0インチ、第三のタブは2.5インチ、第四のタブは3.0インチ、第五のタブは4.0インチ、それぞれ丸みを付けた先端107から離間されている。
一実施形態において、取付け部材108a、108bは拡張可能、膨張可能、部分的に膨張可能のいずれであってもよく、あるいは膨張可能部を含んでいてもよい。膨張可能であることにより、清掃パッド28が取付け部材108a、108bにより好適に嵌合し、また清掃パッド28を取付け部材108a、108bから手を使わずに容易に取り外すことができる。
清掃パッド28は当該技術で概ね知られており、清掃面111を画定するファイバと取付け部113との組み合わせで構成される。清掃パッド28は、例えば、相互に溶接されていてもよい毛羽のある合成樹脂製不織布を複数含んでいてもよい。パッドはPP、PE、PETファイバからなるファイバを様々な重量割合で含んでいてもよい。図示される実施形態では、取付け部113は清掃パッド支持部材26の1対のポケットもしくはスリーブ110a、110bを収容すべく構成される取付け部材108a、108bを画定する。清掃パッド28は、日本のハソ社(Haso Corporation)の製造する、1〜4%の鉱油を含有する20g/sqmスパンレース布であることが望ましい。このような清掃パッドもしくはダスト除去パッドがPCT/JP2004/10507に開示されている(当該特許文献の全文を参照によって本願明細書に援用する)。
清掃システム20が使用される際、全ての保持タブ112がスリーブ110a、110b内に位置するよう、スリーブ状清掃パッド28が取付け部材108a、108bに取り付けられる。よって、この構成において保持タブ112は清掃パッド28に完全に包囲され、取付け部材108a、108bがアクセスするデリケートな家具やその他のアイテムに掻き傷をつけることが回避される。
清掃パッド28の清掃面111は水性流体の自発的輸送を可能とするポリマーで構成されてもよい。このようなポリマーは、例えば、米国特許第5,723,159号、同第5,972,505号、同第5,200,248号に開示されている(当該特許文献の全開示内容を参照によって本願明細書に援用する)。
なお、清掃パッドのポリマーファイバは清掃システム20の各種性能・特性を高める様々な形状とすることができる。当該技術で知られているように、標準的な円形ファイバが利用できる。あるいは、清掃パッドの個々のファイバは緩いタウファイバ状に断裂(lobed)していてもよい。独特の断裂構成とすることで個々のファイバ内にチャネルが形成され、個々のファイバの毛管現象が改善され全体的な清掃またはダスト除去表面積が増大し、湿式および乾式ダスト除去の全体効率が向上する。表面積が大きくなると溝もしくはチャネルに吸着する粒子の割合が高まり、断裂ファイバの溝内にダスト粒子が「トラップ」される。断裂ファイバは概ね改善されたダスト保持力を有し、標準的な円形ファイバと比較するとより効率的な湿式ワイピングおよび耐用期間を有する。さらに断裂ファイバは硬質に作製でき、アクセス領域が小さい場合でもワイピング圧力を向上できる。なお、本発明の断裂ファイバは多数のポリマーから構成でき、PP、PEまたはPETは費用効率が最も高い選択肢とみなされている。また、アクリルもしくは生分解性ポリマーを利用できる。
さらに別の実施形態では、清掃パッド28は多量のタウファイバに取り付けられる硬質ファイバもしくはストラットファイバを含んでいてもよい。この構成では、硬質ファイバ(通常約0.3mmの範囲)は清掃パッド28にかかる応力の大部分を支持する。タウはファイバの外側端において絡み合うことにより、より強いファイバと結合されてもよい。硬質ファイバにより、使用者にかかる力の感触がより望ましい、弾性のある清掃パッド28が得られる。硬質ファイバは割れ目やブラインド、スクリーンなど、掃除が困難な領域の掃除にも利用できる。硬質ファイバのさらなる利点は、タウ体積を拡張させ、タウファイバに移動するダスト量を増大させる点である。
さらに別の実施形態において、清掃パッド28は清掃パッド28の残りのファイバに固着される微粒子状吸収性材料を含んでもよい。吸収性材料は既知の超吸収性ポリマーSAPの形態をとってもよい。SAPは、例えば被覆として直接ファイバに塗布されもしくは変化によりファイバを形成するアクリル系ポリマーであってもよい。市販のSAPの例として、一般的にX連鎖ポリアクリル酸もしくはX連鎖でんぷん−アクリル酸グラフトポリマー、水酸化ナトリウムもしくは苛性カリにより部分的に中和されたカルボキシル基が挙げられる。SAPは溶媒もしくは溶剤重合法、あるいは逆懸濁、乳化重合法などの処理により作製できる。上記SAPは例えば米国特許第6,124,391号に開示されている(当該特許文献の開示内容を参照によって本願明細書に援用する)。
吸収性材料はファイバの総吸収量を増大させ、ファイバが纏まって塊となることを防ぎ、ファイバの摩擦を高める。「真珠の数珠(string of pearls)」配置とすることによっても清掃パッド上に高吸収領域を戦略的に(strategically)配置できる。例えば、清掃パッド28の残りの部分と比べ、清掃パッド28の前端により高い吸収性を付与したい場合、前端における微粒子吸収性材料の割合を高めてもよい。
清掃パッド28は螺旋状に形成されたファイバを含んでもよい。このようなファイバはファイバ束をブレード上に引き伸ばし、あるいは同軸複合繊維を加熱することにより作製できる。得られる螺旋状(helical)ファイバはより毛羽立ちの多い感触を示し、外観的にも魅力的であり、同時に(ファイバ量が少ないにも関わらず)体積が増大し、ダスターのダスト保持力が高まる。ファイバが螺旋状であることで、ばね効果により粗いファイバが軟らかい感触を有するという利点がある。さらに、ファイバは螺旋状性質を徐々に失うことから、清掃パッドの効果持続期間の表示としても機能する。
なお、ファイバ材料または構成は上述のものに限定されない。清掃パッドは各種ファイバとその他の既知のファイバとを戦略的に組み合わせて構成できる。例えば、清掃パッドは25〜100重量%の断裂ファイバから構成できる。
同様に、好適な実施形態では単一の清掃面111を開示するが、本発明はこのような単一の清掃面に限定されない。逆に、数多くの別の構成が本発明の範囲に含まれる。例えば、本発明のパッドは各種清掃機能を収容するための別のもしくは同様のファイバ構成を備える多数の清掃面を含んでいてもよい。一実施形態において、清掃パッド28は2面を有してもよい。片側をダスト除去用クロス、もう片側を清掃用清掃パッド28としてもよい。この構成は、パッドを「裏返し」、新しい清掃面を露出させることによっても得られる。あるいは、三角形またはその他の多数の面を有する清掃パッド28も利用できる。円形清掃パッドも本発明の範囲に含まれる。通常、清掃パッド28の様々な形状もしくは構成は、清掃パッド28と選択されたファイバの各種特性を最大化すべく利用される。
上述したように、清掃パッド28で使用されるファイバの配置およびタイプには各種選択肢が存在する。例えば、清掃パッド28はポケットもしくはスリーブ110a、110bにより画定される領域の周囲に平坦な中央ストリップを含む概ね毛羽立ったパッドを含んでもよいが、これに限定されない。このような配置により表面積が増大され、効果が高まる。さらに、中央ストリップは清掃パッド28の中央から下方向に延出する吸収ピロー(pillow)またはチューブを含んでいてもよい。吸収ピローを設けることで清掃パッド28上に吸収量の多い領域が与えられる。この他に、例えば、スポンジ、羽状構造、マイクロファイバもしくはセルロールフォームの各セクションを交互に設けてなる清掃パッドを含む各種組み合わせが考えられる。ウッドパルプが望ましい。
清掃パッド28は、水の吸収性を高めるため親水性添加剤を含有する毛羽立った布を含んでもよい。親水性添加剤としてグリセリンおよびグリコールが挙げられるが、これらに限定されない。清掃パッド28はレーヨン(Rayon)などの吸収性材料のみから構成されてもよい。
さらに、清掃パッド28もしくは清掃パッド支持部材26はダスト保持力を高めるため、使用の際に清掃パッドに静電電荷を付与する圧電性結晶を含んでいてもよい。このような結晶は一般的に知られており、通常は機械的応力がかけられると電荷を発生する。利用できる材料の例として、ベルリン石(AlPO4)およびオルトリン酸ガリウム(GaPO4)などの石英類似結晶、ペロブスカイトもしくはタングステン−ブロンズ構造を含有するセラミック(BaTiO3、KNbO3、LiNbO3、LiTaO3、BiFeO3、NaxWO3、Ba2NaNb55、Pb2KNb5Oi5)が挙げられるが、これらに限定されない。さらにゴム、ウール、ヘア、ウッドファイバ、およびシルクなど、ポリマー材料によってはある程度の圧電性を示し、これらを利用してもよい。また、石英の数倍の圧電性を示すポリマーポリフッ化ビニリデン(−CH2−CF2−)も利用できる。
清掃パッド28は、ストークス(Stokes)ほかの米国特許第5,858,112号(1999年1月12日発行)およびヘインズ(Haynes)ほかの米国特許第5,962,112号(1999年10月5日発行)に開示されるような非接着(unbonded)ウェブ材料の一部を含んでもよい。ヴァンダー ウィーラン(Vander Wielan)ほかの米国特許第4,720,415号(1988年1月19日発行)などのその他の材料、あるいはともにニューウェル(Newell)の米国特許第4,995,133号(1991年2月発行)および米国特許第5,638,569号、ホルト(Holt)ほかの米国特許第5,960,508号(1999年10月5日発行)、シェリー(Sherry)ほかの米国特許第6,003,191号(1999年12月21日発行)に記載されるような任意の超吸収性材料を含んでいてもよい。上記特許文献の全開示内容を参照によって本願明細書に援用する。
一実施形態において、清掃パッド28は基本重量が1平方メートル当たり約68グラムのスパンボンデッドファイバ不織布ウェブ(spunbond fiber nonwoven web)を含んでいてもよい。スパンボンデッドファイバは、各構成要素がファイバの約50体積%を含む、隣接構成を有する複合繊維を含んでいてもよい。スパンボンデッドファイバは第一および第二のポリプロピレン成分および/またはポリプロピレンを含む第一の成分と、プロピレン−エチレン共重合体を含む第二の成分とを含む。ファイバの不透明性を高めるため、約1%前後の酸化チタンもしくは二酸化チタンをファイバに添加してもよい。スパンボンデッドファイバ不織布ウェブは加熱によりポイント非結合パターン(a point unbonded pattern)を有して結合される。不織布ウェブは1対の逆に回転する(counter−rotating)結合ロール(bonding rolls)により形成されるニップ間を通過することにより、熱と成形圧力の両方を利用して結合される。結合ロールは1つの平坦ロールと1つの彫り込みのあるロールとを含む(comprise)。不織布ウェブの結合領域は彫り込みのあるロールに付与されたパターンに対応する連続パターンを含む。さらに、結合領域はウェブがニップを通過する際にウェブに付与される。結合領域は不織布ウェブの約27%〜約35%の領域にわたって形成され、円形非結合領域の反復する非ランダムパターンを形成する。超吸収ポリマー、粉末、ファイバなどを含む、吸収性強化材料もしくは超吸収性材料を清掃パッド28と組み合わせてもよい。
あるいは、パッド28はエアレイド(air-laid)複合体とスパンボンデッドファイバ不織布ウェブとの積層体(laminate)を含む。不織布ウェブは基本重量が1平方メートル当たり約14グラムのポリプロピレンの一成分スパンボンデッドファイバを含んでいてもよい。エアレイド(air laid)複合体は約85%〜約90%のクラフトパルプによる毛羽立ち(kraft pulp fulff)と約10%〜約15%の短繊維を含んでいてもよい。短繊維はシース-コア構成を有していてもよく、コア構成要素はポリエチレンテレフタレートからなり、シース構成要素はポリエチレンからなる。エアレイド複合体の基本重量は1平方メートル当たり約200〜約350グラムであり、吸収性はグラム当たり約8〜約11グラムである。
清掃パッド28は、磨き掃除に適した親水性ファイバ部分(portion)もしくは側(side)を含んでいてもよい。さらに、湿式で利用される際に摩擦効率を高めるべく、ナイロンファイバを利用してもよい。清掃パッド28の一部はデニール毎フィラメント(dpf)が約1.0以下のマイクロファイバもしくはウルトラマイクロファイバからなっていてもよい。
上述したように、清掃パッド28は任意の材料および既知の材料形成工程により作製できる。例えば、織布および不織布材料、ポリマー、ゲル、押出し材料、ラミネート、一体結合されることで共同材料(co−material)を形成する積層材料、溶融材料、押出し材料、エアレイ(air laying)などが挙げられる。
あるいは、清掃パッド28はマイクロカプセル、カプセル化された流体、もしくは液剤(agents)を用いることで、清掃用流体の表面への供給を最適化できる。清掃パッド28の強化面は、磨きもしくは研磨品質を備えていてもよい。強化面は機械的スタンピング、結合、加圧、圧縮、押出し、スプレー、スパッタ、ラミネートまたはその他の表面形成もしくは作用工程により形成できる。上述した各種清掃溶剤は、何らかの追加の刺激により選択的に解放されるよう、マイクロカプセル化されて清掃パッドに含まれていてもよい。なお、マイクロカプセル化され清掃パッドに含まれる各種清掃溶剤は、流体リザーバ内の水や他の薬剤、あるいは圧力により起動されうる。溶剤は乾式浸透されてもよい。化学溶液はパッド28内もしくはパッド28上あるいは清掃媒体支持部26上のポケットまたは気泡内にカプセル化されていてもよい。ポケットは適度な圧力が加えられると破裂し、清掃溶剤を解放すべく設計されてもよい。
なお、清掃システム20は部品が予め部分的に組み立てられたもしくは組み立てられていない状態で提示されてもよい。清掃システム20の組み立て時もしくは製造時に、上述のように予め形成されたハンドル部24の耳49a、49bは、回動部材82が上述の向きで耳49a、49b間に挿入される際に強制的に互いに外側に湾曲してもよい。軸80a、80bは末端に画定される(defined)回動穴54に到達するまで、溝52a、52bにより画定されるパスに沿って摺動する。軸80a、80bは穴54内に嵌合し回動結合部を画定する。清掃パッド28のスリーブ110a、110bは取付け部材108a、108b上に配置され、清掃パッドをシステムに固定する。円形回動部材82は、清掃パッド支持部材26のハンドル部24の長手軸に対する約55°〜65°の回転移動に適合する。好適な範囲は、本発明のシステムの別のファイバ長さおよびクロス形状に適合するに当たり理想的である。特に、約61°の範囲であることが望ましい。清掃パッド支持部材26が清掃位置(図1)において完全に伸張すると、円形保持タブ95は保持タブ穴87内に嵌合し、清掃パッド支持部材26を清掃位置に保持する。
図1、図3、図4、および図10は交互位置における本発明の清掃システムを示している。図1は清掃位置における清掃システム20を示す。上述したように、清掃位置では清掃パッド支持部材26が前方に伸張し、回動係合タブ38が回動部材82の清掃位置切欠き102に係合し、保持タブ95が保持タブ穴87に嵌合する。これらの係合もしくは保持特性により、少なくとも2.5lbfの回動力が発生される。この回動力の大きさは、通常のダスト除去、乾燥、あるいは清掃動作の間に経験されるトルクの大きさに関わらず、清掃パッド支持部材26を完全に伸張した清掃位置に保持するに足る。したがって、清掃位置において、使用者はハンドル部24を介して清掃システム20を操作できる。さらに、使用者は流体リザーバ30に収容された水またはその他の液体を清掃対象面に直接塗布できる。使用者は開口部32から指を入れてスプレーキャップ61を押し下げ、リザーバ30に収容された流体を排出させてもよい。清掃システム20が清掃位置に配置されていることから、例えばコーヒーテーブル上のダストを除去する際にシステムが水平向きであるとき、清掃パッド28の裏側領域において液体が清掃対象面に直接塗布される。あるいは、清掃溶剤が窓枠やドア枠などの垂直清掃対象面にスプレーされてもよい。
図4および図10は第二の液体塗布位置における清掃システム20を示す。清掃パッド支持部材26を液体塗布位置へ移動させるには、使用者はハンドル部24を握り、清掃パッド支持部材26を図1に示す清掃位置から移動させるために清掃パッド支持部材26にトルクを付与する必要がある。本発明の係合特性の力を上回る大きさのトルクが付与されると、円形回動部材82は下方向に回転し液体塗布位置に達する。液体塗布位置において、回動係合タブ38は回動部材82の液体塗布切欠き104と係合し、清掃パッド支持部材26を傾斜した液体塗布状態に保持する。図示される実施形態では、液体塗布位置における清掃パッド支持部材26とハンドル部24との間の角度θは45°〜68°であってもよい。清掃パッド支持部材26とハンドル部24との間の角度θは55°〜68°であることが望ましく、63°であることが特に望ましい。この好適な角度は、清掃パッド28の清掃面111の最大表面積に液体塗布を行うため流体リザーバのスプレーパターン(点線で示す)を考慮している。
ダスト除去時または清掃時、使用者は必要に応じて清掃パッド支持部材26を清掃位置から液体塗布位置へ繰り返し回転させてもよい。あるいは、上述したように、使用者は、単に、清掃システム20を清掃位置で使用しながら清掃対象面へ液体を直接付与してもよい。
図3は清掃システムの収容位置を図示している。図3に示すように、収容位置では清掃パッド支持部材26はハンドル部24の長手軸により画定される平面と略平行となるよう後方に回転される。収容位置において、係合タブ38は収容位置切欠き106と係合し、清掃パッド支持部材26を折り畳んだ位置に保持する。収容位置にあるとき、清掃システム20は台所の引き出しやキャビネットなど様々なスペース容易に保管できる。あるいは、システムはハンドル部24内の開口部32を利用して壁に掛けることもできる。
上記説明よりわかるように、本発明は清掃パッド支持部材26を調節する新規な方法を含む。まず、清掃システム20を用意する。ハンドル部(好適にはハンドル部のみ)を握り、清掃パッド支持部材26を対象物(例えば壁や床)に押し付け、ハンドル部24に対して清掃支持部材26を回転させる。別の実施形態において、回動部材は使用者の手を煩わすことなく清掃支持部材26を清掃位置に戻すためのねじりばねまたはその他の付勢手段を含んでいてもよい。
図10は本発明の清掃パッド128の別の実施形態を図示している。清掃パッド128は上述したものと同様であるが、パッド128は清掃面111上にテーパ状ファイバ129を含む。図10に示すように、ファイバ129はハンドル部24に最も近いファイバ129が最も短くなるようテーパ状とされている。ハンドル部24から離れるにつれファイバ129は徐々に長くなる。ファイバの長さをテーパ状とすることで、流体塗布位置における清掃面111の清掃用流体塗布表面積を最大化するよう清掃システム20を適合させる。
図12および図13は清掃システムの追加の別の実施形態を図示している。図12および図13に示されるように、前出の実施形態の清掃用流体リザーバ30に代えて可撓性ポーチ130が設けられている。別の実施形態では、前述したように、傾斜した浸漬管140を備えるスプレーノズルもしくはキャップ134がハンドル部24に保持されてもよい。使用者はポンプ式浸漬管140を備えるポーチの予め形成された位置138においてシールに穿孔してもよい。あるいは、使用者はスプレーキャップ134をねじ切りしたポーチ装備品151に螺合させてもよく、スプレーキャップ134は補充作業の際にポーチ130に直接係留されてもよい。図12および図13に示すように、前出の実施形態のクレードルの代わりに、リビングヒンジ141を介してハンドル部24に取り付けられるスナップフィットカバー142が設けられている。カバー142はポーチ130を清掃システム20内に固定する。
なお、上述した本発明のシステム20の部品は別々に製造・販売されてもよいし、清掃システムまたはキットの形で包括的に製造・販売されてもよい。また、本発明はハンドル部24の回動部材収容キャビティ50内への取付けが可能な追加の各種構成および部品を考慮している。上記清掃パッド支持部材26に変えて各種交換可能な別の清掃用具を利用してもよい。別の清掃用具は、好適なハンドル部24と交換して使用できるように、汎用回動部材もしくは好適な実施形態で説明したその他の取付け部材を含む、モジュール設計された支持部材を含むことが望ましい。例えば、他の清掃用具として窓、鏡面またはその他のガラス構造体を掃除するためのスキージ、リントローラなどの軟らかい表面用クリーナ、ガラスクリーナ、インデックス補給ロール、虫たたき、犬用ブラシまたはその他のグルーミング用具、洗いブラシまたはその他の清掃用具などが挙げられるが、これらに限定されない。数多くの他の回動自在もしくは移動可能に取り付けられる清掃用具も本発明の範囲に含まれる。
さらに、好適な実施形態では清掃パッド支持部26に回動可能に取り付けられるハンドル部24を例示したが、本発明はかかる構成に限定されない。例えば、本発明の清掃システム20は清掃用流体の表面へのスプレーのみを可能とする単一の非可動部品として構成されてもよい。同様に、清掃パッド支持部は好適な実施形態において記述したようにハンドル部に回動可能に取り付けられなくてもよい。ハンドル部に対して清掃パッド支持部26を移動できる多くの他の実施形態が本発明の範囲に含まれる。あるいは、清掃パッド支持部材26とハンドル部24とは摺動自在に接続され、ヒンジにより接続され、湾曲または他の方法にて各種所望の配置に移動可能に接続される。清掃パッド支持部材26の180°回転を可能とするため、ばねを備えたロックスイッチを利用してもよい。清掃パッド支持部材26は360°回転を可能とする、中央に配置される回動部材を含んでいてもよい。あるいは、ハンドル部は清掃パッド支持部材26に対し360°回転可能であってもよい。さらに、ハンドル部24は、通常の使用者の届く範囲の外側にある領域のダスト除去または清掃を可能とする一体型もしくは取付け可能な入れ子式伸張部を含んでいてもよい。
さらに、上述のハンドル部を設置しなくてもよく、流体リザーバが清掃システムのハンドルを形成すべく構成されてもよい。回動可能な取付け部材は流体リザーバの上端に取り付けられる。さらに、上述のスプレーボトルは物理的に別体のモジュールであるが、スプレーボトルが関連するハンドル部に直接組み込まれ、あるいはハンドル部を形成してもよいことは明白である。リザーバは流体が充填される際に取り外せるプラグを有していてもよい。
あるいは、清掃パッド支持部はねじ接続によりハンドル部に接続されていてもよい。このような配置とすることで本発明の範囲内の多くの他の清掃用具の着脱が容易となる。あるいは、清掃パッド支持部は、各種清掃機能に適合すべく垂直方向または水平方向に回転するよう構成されていてもよい。さらに、清掃システムは、さらなる効果を発揮し、且つ消費者の手を煩わせないための電動回転ヘッドを含んでいてもよい。
流体リザーバを例に挙げて清掃用流体輸送システムを説明したが、清掃対象面または清掃媒体に清掃用流体を輸送するための他の構成も本発明の範囲に含まれる。例えば、流体リザーバは清掃用流体が清掃パッドまたはクロスの背面にスプレーもしくは塗布され、ウィッキング作用によりクロスに浸透移動することが可能であるように構成されてもよい。あるいは、清掃システムの取付け部材もしくは歯108a、108bは、清掃用流体が取付け部材108a、108bを通じて清掃パッド28上に排出されうるよう、清掃用流体リザーバと流体的に連通してもよい。このような輸送システムは取付け部材の先端、底部、頂部あるいは横側を通して清掃用流体を輸送できる。あるいは、液体輸送システムは清掃用流体を清掃媒体上にスプレーすべく構成されたフリップアウトノズル(flip out nozzle)もしくはリザーバを含んでいてもよい。このような構成とすることで回動支持部材が不要となる。
本発明を実施するための、発明者らにより考慮された最良の形態を開示したが、本発明の実施はこれらに限定されない。本発明の概念の基礎をなす精神から逸脱することなく本発明の特徴の追加、修正および再配置を行えることは明らかである。
さらに、本願を通じて述べたように、個々の構成要素は開示された形状で作製される必要はなく、また開示された構成で組み立てられなくてもよい。清掃用具−支持部に取り付けられる清掃用流体リザーバを含む清掃システムを提供するため、実質上あらゆる形状で提供でき、実質上あらゆる構成で組み立てることができる。開示された各実施形態の開示されたあらゆる特徴は、これらの特徴が相互に相容れない場合を除き、他の開示された実施形態の開示された特徴と組み合わされたり置き換えられたりすることができる。
添付の請求の範囲はこれらの追加、修正、再配置を全て含むことが意図されている。本発明の目的にかなった実施形態は添付の請求の範囲により区別される。
清掃システムが第一の清掃位置すなわち9時の位置で示された、湿式または乾式清掃を行うことが可能な、組み立てられた清掃システムの第一の実施形態の斜視図 図1に示す清掃システムの部品の分解斜視図 収容位置すなわち3時の位置で示される清掃システムの側面図 清掃パッド支持部と人間の指を点線で示す、液体塗布位置すなわち5時の位置で示された清掃システムの側面図 流体収容クレードルの好適な構成を示す、清掃システムの下側の斜視図 清掃システムの、図1〜図5に示す装置の長手軸に沿った垂直断面図 図6の線5-5に沿った断面図 図6の線6-6に沿った断面図 図6の線7-7に沿った断面図 清掃システムに取り付けられた清掃パッドの別の実施形態をさらに示す、液体塗布位置における清掃システムの側面図 図1〜図5に示す本発明の清掃システムの回動アセンブリの部分分解斜視図 清掃システムの別の実施形態の部品の分解斜視図 システムの長手軸に沿った、図12に示す別の清掃システムの垂直断面図

Claims (34)

  1. a)クレードルへのアクセスを可能とするように構成される開口部を有するハンドル部と、
    b)前記ハンドル部に移動可能に取り付けられる清掃パッド用の支持部材と、
    c)前記クレードル内に配置された、清掃用流体を噴射する清掃用流体ディスペンサと、
    d)前記清掃パッド用の前記支持部材に取外し可能に取り付けられる清掃パッドと、
    を含む清掃具であって、
    前記支持部材は、
    一端に円形回動部材を含み、前記円形回動部材が前記ハンドル部の回動部材収容キャビティ内にフィットするように構成されて、第一の清掃位置と第二の清掃パッド液体塗布位置との間で移動可能であると共に、
    前記支持部材は、
    前記第一の清掃位置における清掃パッドの清掃用の側が、前記支持部材が前記第二の清掃パッド液体塗布位置に移動した場合、前記清掃用流体ディスペンサにより噴射された前記清掃用流体が直接付着されるように、移動可能である
    ことを特徴とする清掃具。
  2. 前記清掃用流体ディスペンサはポンプ式スプレーボトルを含む請求項1記載の清掃具。
  3. 前記清掃用流体ディスペンサは可撓性ポーチと取付け可能なスプレーノズルとを含む請求項1記載の清掃具。
  4. 清掃パッド用の前記支持部材が1対の平行な取付け部材を含む請求項1記載の清掃具。
  5. 前記取付け部材が相互に1.25インチ離間されている請求項4記載の清掃具。
  6. 平行な前記取付け部材が前記取付け部材の上側表面から突出する少なくとも1つの垂直に延出する清掃パッド用の保持タブを含む請求項4記載の清掃具。
  7. 前記保持タブは略垂直方向に延出する第一の壁と、前記第一の壁の上端から前記取付け部材の遠位端に向けて傾斜する第二の傾斜壁とを含む請求項6記載の清掃具。
  8. 前記円形回動部材が複数の切欠きを含み、前記ハンドルが前記回動部材収容キャビティ内に向けて下方向に突出する半可撓性の係合タブを含み、前記係合タブは、清掃パッド用の前記支持部材の選択的な回動のために前記切欠きにフィットするように構成される請求項1記載の清掃具。
  9. 前記円形回動部材が清掃位置に対応する第一の切欠きと、液体塗布位置に対応する第二の切欠きと、収容位置に対応する第三の切欠きと、を含む請求項8記載の清掃具。
  10. 前記ハンドル部と清掃パッド用の前記支持部材との間の角度が前記液体塗布位置において約45°〜68°である請求項9記載の清掃具。
  11. 前記ハンドル部と清掃パッド用の前記支持部材との間の角度が前記液体塗布位置において約55°〜68°である請求項9記載の清掃具。
  12. 前記流体ディスペンサは前記流体ディスペンサを前記クレードル内に位置合わせするように構成される機構を含む請求項1記載の清掃具。
  13. 前記機構は平坦部を含むキャップであり、前記平坦部は前記クレードル内で前記流体ディスペンサと位置合わせするように構成される請求項12記載の清掃具。
  14. 前記クレードルは少なくとも1つのフランジを含み、前記少なくとも1つのフランジは前記平坦部との選択的係合により前記クレードル内で前記キャップと位置合わせされるべく構成される請求項13記載の清掃具。
  15. 前記清掃パッド支持部材は少なくとも1つの長手方向に延出する取付け突起を含み、前記清掃パッドは前記取付け突起を収容し前記清掃パッドを前記清掃パッド支持部材に固定するように構成される少なくとも1つのスリーブを画定する請求項1記載の清掃具。
  16. (a)流体リザーバを収容する内側凹部を画定するハンドルと、前記ハンドルに回動可能に取り付けられるとともに、清掃位置から後ろ方向に回動可能である清掃媒体支持部と、を含む清掃具と、
    (b)前記清掃媒体支持部に取り付けられる清掃媒体と、
    (c)前記内側凹部内で前記ハンドルに取り付けられるとともに、流体を、清掃対象面と、前記清掃媒体支持部に取り付けられた状態の前記清掃媒体における当該清掃対象面に接触する表面と、に塗布することが可能な流体リザーバと、
    を含む清掃システム。
  17. 前記清掃媒体支持部は1対の平行な横方向に延出する取付け突起を含む請求項16記載の清掃システム。
  18. 前記取付け突起は前記取付け突起から略垂直に延出する複数の凸起を含む請求項17記載の清掃システム。
  19. 前記凸起は前記ハンドルから離れるにつれ傾斜する傾斜側を含む請求項18記載の清掃システム。
  20. 前記支持部が一端に回動部材を含み、前記回動部材が前記ハンドルから下方向に突出する半可撓性の係合タブを収容するように構成される複数の窪みを含む請求項16記載の清掃システム。
  21. 前記回動部材は清掃位置を画定する第一の窪み、液体塗布位置を画定する第二の窪み、および収容位置を画定する第三の窪みを含む請求項20記載の清掃システム。
  22. 前記液体塗布位置における前記ハンドルと清掃媒体支持部との間の角度が45°〜68°である請求項21記載の清掃システム。
  23. 前記液体塗布位置における前記ハンドルと清掃媒体支持部との間の角度が55°〜68°である請求項21記載の清掃システム。
  24. 前記液体塗布位置における前記ハンドルと清掃媒体支持部との間の角度が約63°である請求項21記載の清掃システム。
  25. 前記流体リザーバは前記ハンドルと一体化されたスプレーノズルおよび流体容器を含む請求項16記載の清掃システム。
  26. 前記流体リザーバは対向する平坦な側壁を含み、前記側壁は前記凹部内で前記流体リザーバと位置合わせするように構成される請求項16記載の清掃システム。
  27. 清掃用流体リザーバ用の収容ベイを画定するハンドルと、
    前記ハンドルに回動可能に取り付けられるとともに清掃位置から収容位置へ回動可能である清掃パッド用の支持部であって、前記ハンドル上に実質上折りたたまれる清掃パッド用の支持部と、
    ファイバと少なくとも1つの不織布シートとの組み合わせを有すると共に前記清掃パッド用の支持部に支持された清掃パッドと、
    前記収容ベイ内で前記ハンドルに取り付けられる流体リザーバであって、前記収容ベイ内でスプレーキャップと位置合わせするように構成される対向する平坦部を有するスプレーキャップを含む流体リザーバと、
    を含む清掃キットであって、
    前記支持部は、前記流体リザーバから前記清掃パッドに直接流体が噴射されるように回動可能であることを特徴とする清掃キット。
  28. ハンドルと、
    前記ハンドルに接続された回動結合部と、
    前記回動結合部に接続されるとともに前記ハンドル下部に折り畳まれることが可能な、清掃パッドを支持する清掃ヘッド部と、
    前記ハンドル内に収容されるとともに前記回動結合部により前記清掃ヘッドが前記ハンドル下部側に回動した前記清掃ヘッドに支持された前記清掃パッド上に流体を直接ディスペンスすることが可能な流体ディスペンサと、
    を含む表面清掃用の器具。
  29. 清掃用流体ディスペンサ用クレードルを画定するハンドル部と、
    前記ハンドル部に第一の清掃位置と第二の清掃パッド液体塗布位置との間を移動可能に取り付けられると共に清掃用具を支持する清掃用具支持部材と、
    前記クレードル内に脱着可能な清掃用流体ディスペンサと、
    を含む湿式、湿潤または乾式清掃用の清掃具であって、
    前記清掃用具支持部材が第二の清掃パッド液体塗布位置に位置する場合、前記クレードル内に装着された清掃用流体ディスペンサから液体が前記清掃用具支持部材に支持された清掃用具に直接ディスペンスすることができることを特徴とする清掃具。
  30. 前記ハンドル部は頂部、底部、および前記クレードル内へのアクセスを可能とするように構成される開口部を有する請求項29記載の清掃具。
  31. 前記清掃用具支持部材は一端に円形回動部材を含み、前記円形回動部材は前記ハンドル部の回動部材収容キャビティ内にフィットするように構成され、前記清掃用具支持部材は一端に円形回動部材を介して回動することにより移動する請求項29記載の清掃具。
  32. 前記円形回動部材が複数の切欠きを含み、前記ハンドルが前記回動部材収容キャビティ内に向けて下方向に突出する半可撓性の係合タブを含み、前記係合タブは、前記清掃用具支持部材の選択的な回動のために前記切欠きにフィットするように構成される請求項31記載の清掃具。
  33. 前記切欠きへの半可撓性の前記係合タブの前記係合により聴覚的信号が生成される請求項32記載の清掃具。
  34. 前記ハンドル部上の回動点は前記クレードル内で流体リザーバにより画定される水平面より下に位置する請求項31記載の清掃具。
JP2007553173A 2005-01-28 2006-01-25 液体リザーバおよび交換可能な不織布パッドを備えた清掃器具 Active JP4852553B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/045,204 2005-01-28
US11/045,204 US20060171767A1 (en) 2005-01-28 2005-01-28 Cleaning device with liquid reservoir and replaceable non-woven pad
PCT/US2006/002492 WO2006083629A1 (en) 2005-01-28 2006-01-25 Cleaning device with liquid reservoir and replaceable non-woven pad

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008528187A JP2008528187A (ja) 2008-07-31
JP4852553B2 true JP4852553B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=36467365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007553173A Active JP4852553B2 (ja) 2005-01-28 2006-01-25 液体リザーバおよび交換可能な不織布パッドを備えた清掃器具

Country Status (11)

Country Link
US (1) US20060171767A1 (ja)
EP (1) EP1845832B1 (ja)
JP (1) JP4852553B2 (ja)
CN (1) CN101150976B (ja)
AT (1) ATE487412T1 (ja)
AU (1) AU2006211531B2 (ja)
CA (1) CA2595841A1 (ja)
DE (1) DE602006018109D1 (ja)
MX (1) MX2007009141A (ja)
TW (1) TW200630065A (ja)
WO (1) WO2006083629A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7891898B2 (en) 2005-01-28 2011-02-22 S.C. Johnson & Son, Inc. Cleaning pad for wet, damp or dry cleaning
WO2006091439A2 (en) * 2005-02-18 2006-08-31 S. C. Johnson & Son, Inc. Cleaning implement for windows and hard surfaces with liquid collector
US20070113365A1 (en) * 2005-04-07 2007-05-24 Carstens Enterprises, Inc. Aroma duster
JP4726620B2 (ja) * 2005-12-09 2011-07-20 ユニ・チャーム株式会社 清掃用具
JP2008206742A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Kao Corp 清掃具
BE1018018A6 (nl) * 2008-02-28 2010-04-06 Gielen Cornelis Oplossing voor het biologisch reinigen van tandenborstels en bijhorende inrichting.
AU2009248434B2 (en) 2008-12-19 2015-04-02 Bissell Inc. Stain treatment and removal
US8684619B2 (en) 2010-10-26 2014-04-01 The Procter & Gamble Company Cleaning device having plural and customizable cleaning surfaces
US9044852B2 (en) 2010-10-26 2015-06-02 Procter & Gamble Cleaning device having onboard replaceable cleaning pad and onboard replaceable cleaning solution
EP2797459A1 (en) * 2011-12-29 2014-11-05 3M Innovative Properties Company Cleaning system
US9775486B2 (en) 2012-11-09 2017-10-03 3M Innovative Properties Company Cleaning pad with support body
US9339165B2 (en) * 2013-03-26 2016-05-17 The Procter & Gamble Company Replaceable cleaning pads for cleaning device
USD801625S1 (en) 2016-07-28 2017-11-07 Gary Elliott Glove
US11471007B2 (en) 2018-05-03 2022-10-18 Lg Household & Health Care Ltd. Cleansing device
DE102018112235B4 (de) * 2018-05-22 2020-09-10 Wilhelm Roesch Toilettenbürste mit Gelenk
CN115067836A (zh) * 2020-08-20 2022-09-20 科沃斯机器人股份有限公司 清洁装置及清洁机器人系统
TW202224618A (zh) * 2020-12-23 2022-07-01 龍湶實業有限公司 具有握柄之沐浴刷
CN113617708B (zh) * 2021-08-12 2022-10-04 浙江英洛华磁业有限公司 外螺纹清理装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030053845A1 (en) * 2001-09-14 2003-03-20 Dale Aberegg Cleaning device with a trigger-actuated spray canister
JP2004049619A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Uni Charm Corp 清掃用保持具およびその清掃用保持具を用いた清掃物品
JP2004242799A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Kao Corp 清掃具

Family Cites Families (103)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1313184A (en) * 1919-08-12 Henry a
US781814A (en) * 1904-06-15 1905-02-07 Charles V D Ossone Dust-beater.
US782669A (en) * 1904-10-05 1905-02-14 Lillian Mcmaster Lea Duster.
US823725A (en) * 1905-09-09 1906-06-19 Henry A Hayden Duster.
US1230476A (en) * 1916-08-24 1917-06-19 William H Plunkett Dust-mop.
US1416480A (en) * 1918-01-18 1922-05-16 Pioneer Mfg Company Duster
US1542108A (en) * 1923-05-23 1925-06-16 George E Taylor Bottle cleaner
US1722162A (en) * 1928-06-30 1929-07-23 Holt Lyon Co Inc Carpet beater
US1804415A (en) * 1929-06-14 1931-05-12 Hales Leonard Leslie Brush
US2047199A (en) * 1932-01-26 1936-07-14 Johnson & Son Inc S C Fountain mop
US2037135A (en) * 1934-08-30 1936-04-14 Mary L Johnson Rug beater
US2151425A (en) * 1935-08-02 1939-03-21 Ella L Gregory Mop
US2068162A (en) * 1935-12-07 1937-01-19 Henry C Borchers Bath mitt handle
US2147769A (en) * 1937-07-02 1939-02-21 Ralph C Epstein Cleaning device
US2185873A (en) * 1938-04-27 1940-01-02 Joseph A Underhill Dust mop
US2247003A (en) * 1940-09-09 1941-06-24 Will O Smith Dental cleaning compact
US2679064A (en) * 1951-07-31 1954-05-25 Cedar Corp N O Sponge cleaner device
US2755498A (en) * 1954-11-08 1956-07-24 Fuller Brush Co Fabric mop and retaining structure therefor
US2850753A (en) * 1956-06-29 1958-09-09 Joseph L Pelletier Pocket tooth brush
US2935754A (en) * 1957-02-21 1960-05-10 Wade Wenger & Associates Inc Carpet mop
US2877482A (en) * 1957-07-05 1959-03-17 Roy Richard Venetian blind duster
US3139094A (en) * 1962-02-12 1964-06-30 Efeian Souren Toothbrush kit
US3196475A (en) * 1963-09-18 1965-07-27 Sally N Brown Dry mops
US3505155A (en) * 1963-11-21 1970-04-07 Celanese Corp Nonwoven continuous filament product and method of preparation
GB1156161A (en) * 1965-07-31 1969-06-25 Walter Hesener A Washing Up Mop
US3495918A (en) * 1967-12-15 1970-02-17 Ragnvald G Leland Disposable swab and holder
CH456568A4 (ja) * 1968-03-26 1970-08-14
US3822435A (en) * 1972-12-22 1974-07-09 T Moss Disposable dust mop and method of making same
US4018646A (en) * 1973-05-09 1977-04-19 Johnson & Johnson Nonwoven fabric
US3965518A (en) * 1974-07-08 1976-06-29 S. C. Johnson & Son, Inc. Impregnated wiper
US3979163A (en) * 1975-06-16 1976-09-07 Aerosol Techniques Incorporated Cleaning and scrubbing tool
US4010511A (en) * 1976-02-06 1977-03-08 Duskin Franchise Co., Ltd. Mop having sleeve type detachable mop head
US4309469A (en) * 1977-08-22 1982-01-05 Scott Paper Company Flushable binder system for pre-moistened wipers wherein an adhesive for the fibers of the wipers interacts with ions contained in the lotion with which the wipers are impregnated
US4196245A (en) * 1978-06-16 1980-04-01 Buckeye Cellulos Corporation Composite nonwoven fabric comprising adjacent microfine fibers in layers
US4254738A (en) * 1979-08-27 1981-03-10 Stanley Ada L No tangle pet brush
US4313774A (en) * 1980-07-10 1982-02-02 Wm. E. Hooper & Sons Co. Mophead and method of manufacturing
JPS5756562A (en) * 1980-09-20 1982-04-05 Uni Charm Corp Nonwoven fabric and production thereof
USD268967S (en) * 1981-04-13 1983-05-17 Sami Mohammad A Scrubbing mitten
USD268968S (en) * 1981-04-13 1983-05-17 Sami Mohammad A Scrubbing glove
US4601938A (en) * 1981-06-18 1986-07-22 Lever Brothers Company Article suitable for wiping surfaces
US4376147A (en) * 1981-08-31 1983-03-08 Clopay Corporation Plastic film having a matte finish
US4432472A (en) * 1982-06-11 1984-02-21 G & L Manufacturing & Develop. Corp. Sprayer attachment for a floor buffing machine
US4436780A (en) * 1982-09-02 1984-03-13 Kimberly-Clark Corporation Nonwoven wiper laminate
US4426417A (en) * 1983-03-28 1984-01-17 Kimberly-Clark Corporation Nonwoven wiper
US4510640A (en) * 1984-01-06 1985-04-16 Shogo Omori Duster-polisher made of plastic film
US4716915A (en) * 1985-07-22 1988-01-05 Burns Wm Robert Cosmetic device
US4806037A (en) * 1986-01-07 1989-02-21 Berglund Joseph A Liquid wax applicator
US4776716A (en) * 1986-03-15 1988-10-11 Sunshine Industries, Inc. Cleaning device with pivotable head
US4926515A (en) * 1987-03-03 1990-05-22 Lynn William R Improved mopping system
US4802782A (en) * 1987-12-16 1989-02-07 James Scalf Cleaning instrument for carpets and like surfaces
US4829622A (en) * 1988-02-12 1989-05-16 Sullivan Sandra L O Cleaning device
US4995133A (en) * 1988-05-02 1991-02-26 Newell Robert D Mop head comprising capacitive web elements, and method of making the same
FR2634366B1 (fr) * 1988-07-25 1990-10-12 Billat Alain Dispositif de nettoyage a fonctions multiples en particulier pour glaces de vehicules et objets analogues
DE3905760A1 (de) * 1988-08-16 1990-02-22 Henkel Kgaa Vorrichtung zur behandlung textiler bodenbelaege
US4941203A (en) * 1988-09-12 1990-07-10 Motorola, Inc. Two-way radio communication system having selectable operating modes
US4991362A (en) * 1988-09-13 1991-02-12 Minnesota Mining And Manufacturing Company Hand scouring pad
US4906513A (en) * 1988-10-03 1990-03-06 Kimberly-Clark Corporation Nonwoven wiper laminate
US5062729A (en) * 1990-05-14 1991-11-05 Mitsuhiro Yamamoto Combination of car washing brush and duster utilizing feather of waterfowls
DE59108756D1 (de) * 1991-11-06 1997-07-31 Uni Charm Corp Flexible kunststoffolie mit rippenstruktur
US5229191A (en) * 1991-11-20 1993-07-20 Fiberweb North America, Inc. Composite nonwoven fabrics and method of making same
GB2267680A (en) * 1992-06-02 1993-12-15 Kimberly Clark Ltd Absorbent,abrasive composite non-woven web
WO1994024922A1 (de) * 1993-04-29 1994-11-10 Metaform Metallverarbeitungsgesellschaft Mbh Reinigungstuch
JP2765690B2 (ja) * 1993-12-27 1998-06-18 花王株式会社 清掃用シート
FR2715053B1 (fr) * 1994-01-14 1996-03-15 Famulus Dispositif de nettoyage par épandage de liquide nettoyant et par aspiration de liquide usagé.
DE69620189T2 (de) * 1995-08-01 2002-07-18 Kao Corp Reinigungsstück und reinigungsgerät
US5722966A (en) * 1995-11-22 1998-03-03 The Procter & Gamble Company Water dispersible and flushable absorbent article
US5735620A (en) * 1996-03-11 1998-04-07 Ford; Peggy D. Multi-purpose cleaning tool
USD391711S (en) * 1996-04-15 1998-03-03 Kao Kabushiki Kaisha (Kao Corporation) Handy mop
US5865551A (en) * 1996-06-10 1999-02-02 New Knight Inc. Cleaning device with replaceable cleaning fluid reservoir
JP3706433B2 (ja) * 1996-06-28 2005-10-12 ユニ・チャーム株式会社 シート状清掃材
JPH1077566A (ja) * 1996-07-11 1998-03-24 Uni Charm Corp 不織布およびその製造方法
US5908255A (en) * 1996-09-12 1999-06-01 Branch; Derico S. Deicing and snow broom device
US5769324A (en) * 1996-11-04 1998-06-23 Lenhart; David A. Portable washing device
US5779155A (en) * 1996-11-26 1998-07-14 The Procter & Gamble Company Decoupled liquid delivery system
US5888006A (en) * 1996-11-26 1999-03-30 The Procter & Gamble Company Cleaning implement having a sprayer nozzle attached to a cleaning head member
US5715560A (en) * 1997-02-18 1998-02-10 Banicki; Kathy Scrub brush with integral handle and cleaning elements
JPH10251954A (ja) * 1997-03-07 1998-09-22 Uni Charm Corp 拭き取りシートおよびその製造方法
JP3409988B2 (ja) * 1997-03-21 2003-05-26 ユニ・チャーム株式会社 拭き取りシート
US5895504A (en) * 1997-07-09 1999-04-20 S. C. Johnson & Son, Inc. Methods for using a fabric wipe
US6143393A (en) * 1997-12-16 2000-11-07 Uni-Charm Corporation Cleaning product and production process therefor
US6298517B1 (en) * 1998-06-12 2001-10-09 Mckay William D. Cleaning tool with removable cleaning sheets
US6315482B1 (en) * 1998-11-04 2001-11-13 The Procter & Gamble Company Applicator for applying and distributing substances to target surfaces
JP3558892B2 (ja) * 1998-09-24 2004-08-25 ユニ・チャーム株式会社 清掃用シート
US6206058B1 (en) * 1998-11-09 2001-03-27 The Procter & Gamble Company Integrated vent and fluid transfer fitment
JP2001018311A (ja) * 1999-07-12 2001-01-23 Uni Charm Corp 通気不透液性複合シート
US6202246B1 (en) * 1999-07-26 2001-03-20 Laura Boucher Multi-purpose scrub mop
US6856790B1 (en) * 2000-03-27 2005-02-15 Marvell International Ltd. Receiver with dual D.C. noise cancellation circuits
CN1839746B (zh) * 2000-07-10 2010-06-30 尤妮佳股份有限公司 清扫物品
JP4050035B2 (ja) * 2000-10-27 2008-02-20 ユニ・チャーム株式会社 ハンディモップ
US20030000039A1 (en) * 2001-06-28 2003-01-02 Jean Charles Incorporated Mesh sponge assembly with hinged handle
US6758412B2 (en) * 2001-09-14 2004-07-06 S.C. Johnson & Son, Inc. Overcap for use with a cleaning device
US6672313B2 (en) * 2002-05-28 2004-01-06 Anthony Battaglia Hair styling brush with integral misting device
US6557178B1 (en) * 2002-07-30 2003-05-06 Bruce G. Hoover Versatile sanding glove
JP4302948B2 (ja) * 2002-07-22 2009-07-29 ユニ・チャーム株式会社 清掃用保持具およびその清掃用保持具を用いた清掃物品
US6742951B2 (en) * 2002-07-23 2004-06-01 S.C. Johnson & Son, Inc. Cleaning implement
CN2561347Y (zh) * 2002-08-05 2003-07-23 张金六 高效除尘刷
US7086186B2 (en) * 2003-07-22 2006-08-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Ironing device
CN2633194Y (zh) * 2003-08-07 2004-08-18 陈允军 清洁工具
JP4562481B2 (ja) * 2003-12-01 2010-10-13 ユニ・チャーム株式会社 清掃用シート
US20050137555A1 (en) * 2003-12-09 2005-06-23 Uni-Charm Corporation Individual wrapping container
US20050144747A1 (en) * 2004-01-07 2005-07-07 Ching-Yuan Juan Inter-dental brush structure
GB2414654A (en) * 2004-06-04 2005-12-07 Reckitt Benckiser Inc Hand held wiper with cleaning agent dispensing facility
US20060123575A1 (en) * 2004-12-14 2006-06-15 Maloney Michael J Adjustable holder for cleaning implement

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030053845A1 (en) * 2001-09-14 2003-03-20 Dale Aberegg Cleaning device with a trigger-actuated spray canister
JP2004049619A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Uni Charm Corp 清掃用保持具およびその清掃用保持具を用いた清掃物品
JP2004242799A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Kao Corp 清掃具

Also Published As

Publication number Publication date
ATE487412T1 (de) 2010-11-15
CA2595841A1 (en) 2006-08-10
CN101150976A (zh) 2008-03-26
EP1845832B1 (en) 2010-11-10
TW200630065A (en) 2006-09-01
AU2006211531A1 (en) 2006-08-10
WO2006083629A1 (en) 2006-08-10
CN101150976B (zh) 2012-10-10
EP1845832A1 (en) 2007-10-24
JP2008528187A (ja) 2008-07-31
DE602006018109D1 (de) 2010-12-23
MX2007009141A (es) 2007-10-04
US20060171767A1 (en) 2006-08-03
AU2006211531B2 (en) 2011-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4852553B2 (ja) 液体リザーバおよび交換可能な不織布パッドを備えた清掃器具
JP4958899B2 (ja) 湿式、湿潤または乾式清掃用清掃パッド
JP5193853B2 (ja) 液体リザーバと交換可能な不織布パッドとを備えた装置を利用した清掃方法
US8851776B2 (en) Amphiphile surface treatment for a cleaning pad for improved dust adhesion
US7784141B2 (en) Flexible cleaning tool with replaceable non-woven pad and cleaning fluid reservoir
US8931971B2 (en) Cleaning pad impregnated with a volatile liquid for improved dust adhesion
US7566671B2 (en) Cleaning or dusting pad
EP2430964B1 (en) Flexible cleaning tool with replaceable non-woven pad and cleaning fluid reservoir
AU2011232788B2 (en) Cleaning pad

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100419

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110927

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4852553

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250