JP4850419B2 - 情報処理装置及び情報処理方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、動画像や静止画像等をデータファイルとして記録媒体に記録する技術に関するものである。
従来より、磁気ディスクや光磁気ディスク、メモリカード等に動画像や音声等の情報をファイルとして記録する撮影装置が各種提案されている。これらの装置においては、同一の記録媒体を用いて記録と消去を何度も繰り返すうちに、媒体への転送レートの低下が発生していた。これは、データが消去された空きスペースと、消去されずに残っている有効なファイルとがそれぞれ断片化してしまい、媒体上に連続的に記録可能な広い(長い)スペースが少なくなり、新たな記録を行う場合は、それら分散・離散化した記録可能スペースに記録するため、記録媒体に対する記録ヘッドのシーク動作等が発生するためである。
ここで、上記のようにデータが断片化して記録される原理について、図4を参照して説明する。
図4(a)に示すように、データが何も記録されていない初期状態の記録媒体に図4(b)に示すような量のデータ501を記録しようとすると、データは例えば図4(c)に示すように、記録媒体の先頭のセクタから連続的に記録される。この状態から、図4(d)に示すようにデータ501のA,Bで示される部分を消去すると、消去後の記録媒体には、図4(e)に示すような状態でデータが残ることになり、C、D、Eで示される領域が空き領域として残る。ここに、さらに図4(f)に示されるような量のデータ502を追記しようとすると、データ502は、消去されて空き領域となった領域C、Dと元々データが記録されていなかった領域Eに分割されて記録されることとなる。このようにして、データの消去と追記を繰り返していくと、データは細かく断片化して記録されてしまうこととなる。
この問題を解消するために、従来の装置では、様々なタイミングで記録媒体上のデータ記録位置の再配置(デフラグ)を行うなどして、連続的な記録可能スペースを確保するようにしていた(特許文献1参照)。
特開2001−8165号公報
しかしながら記録媒体の記録容量が巨大化している今日においては、上記のような従来の記録再生装置では、データの再配置処理に時間を要し、記録のチャンスを失う可能性があり、またユーザへのレスポンスの悪化を招く虞があった。
特に、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮影機器においては、長時間の再配置処理実行中は、撮影を諦めるか、あるいは再配置処理を止めて、記録媒体への記録時間が長くかかる状態のまま撮影を行うしかなかった。しかし撮影を諦めるのはカメラ本来の機能を損なうものであり、極力回避すべきものである。
また、記録に時間がかかるということも、カメラの操作応答性の低下を招き使いにくいものである。そして、記録に時間がかかるということは即ち単位時間当たりの記録レートが低いことを意味するので、例えば記録レートの高い高画質の動画記録が困難となる。
従って、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザの意図に応じた、記録媒体上でのデータ記録位置の再配置処理を実行し、ユーザが、後どれくらいの撮影が可能かを容易に把握できるようにすることである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる情報処理装置は、記録媒体に記録されたデータの記録位置を再配置することで、前記記録媒体上連続的な空き領域を確保する再配置処理を実行する再配置手段と、前記再配置手段により確保する前記連続的な空き領域の容量を第1の条件項目または、第2の条件項目のいずれかを用いて設定する設定手段と、記再配置手段による再配置処理が終了した後に、前記再配置処理により確保された前記連続的な空き領域の容量に関する情報をディスプレイに表示する表示制御手段とを備え、前記表示制御手段は、前記設定手段が前記第1の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合は、前記第1の条件項目に対応する第1の表示形態で、前記再配置処理により確保された前記連続的な空き領域の容量に関する情報を前記ディスプレイに表示し、前記設定手段が前記第2の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合は、前記第2の条件項目に対応する第2の表示形態で、前記再配置処理により確保された前記連続的な空き領域の容量に関する情報を前記ディスプレイに表示することを特徴とする。
また、本発明に係わる情報処理方法は、録媒体に記録されたデータの記録位置を再配置することで、前記記録媒体上に連続的な空き領域を確保する再配置処理を実行する再配置手段と、記再配置手段により確保する前記連続的な空き領域の容量を第1の条件項目または、第2の条件項目のいずれかを用いて設定する設定手段と記再配置手段による再配置処理が終了した後に、前記再配置処理により確保された前記連続的な空き領域の容量に関する情報をディスプレイに表示する表示制御手段とを備えた情報処理装置における情報処理方法であって、前記設定手段が、前記第1の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合、前記表示制御手段は前記再配置手段による再配置処理が終了した後に、前記第1の条件項目に対応する第1の表示形態で、前記再配置手段により確保された前記連続的な空き領域の容量に関する情報を前記ディスプレイに表示し、前記設定手段が、前記第2の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合、前記表示制御手段は前記再配置手段による再配置処理が終了した後に、前記第2の条件項目に対応する第2の表示形態で、前記再配置手段により確保された前記連続的な空き領域の容量に関する情報を前記ディスプレイに表示することを特徴とする。
また、本発明に係わるプログラムは、上記の方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係わる記憶媒体は、上記のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの意図に応じた、記録媒体上でのデータ記録位置の再配置処理を実行し、ユーザは、後どれくらいの撮影が可能かを容易に把握することができる
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係わるデジタルビデオカメラの構成を示すブロック図である。
図1において、200はデジタルビデオカメラである。201はカメラヘッド部であり、不図示のレンズ、CCDなどの撮像素子、画像信号処理部を含む。202はJPEGやMPEGなどの形式に画像データを圧縮するとともに、圧縮された画像データを伸長する画像圧縮伸長部である。203は画像を一時的に保持する画像メモリ、205は記録媒体であり、例えばハードディスクやDVD等の光ディスクなどから構成される。204は記録媒体205に対してデータの書き込み、読み出しを行なうインターフェース部、206はデジタルビデオカメラ200の全体動作を司る制御用CPU、207はCPU206のワークメモリ、208はダイヤルやボタンなどの操作キー、209は液晶表示装置などからなる表示部であり、記録画像の再生表示や、再生動作におけるユーザインターフェースの表示を行う。
図1を参照して、まずデジタルビデオカメラ200の記録動作について説明する。
カメラヘッド201で撮影された画像信号は、圧縮伸長部202へ入力される。圧縮伸長部202ではCPU206から指示された圧縮率とタイミングでデータを圧縮する。圧縮伸長部202で圧縮された圧縮画像データはインターフェース部204を介して記録媒体205へと記録される。
記録媒体205への記録は、図示しないファイルシステムを経由して書き込みを行うが、この際、ファイルシステムは論理アドレスに基づいてデータファイルの記録媒体205上への書き込み位置を決める。ファイルシステムが使う論理アドレスは、記録媒体205の物理アドレスと一致していても良いが、不良セクタや媒体の均一利用を考慮し、論理アドレスと物理アドレスが一致しない場合もある。
例えば、ハードディスク装置などでは、論理アドレスは複数のセクタが集合したクラスタ単位で決められるのに対して、物理アドレスはセクタ単位で決められるので、論理アドレスと物理アドレスとは一致しなくなる。
論理アドレスと物理アドレスの変換テーブルは、本実施形態では記録媒体205上に配置されており、記録媒体205への書き込み及び読み出しは、この変換テーブルを用いて行なわれる。
ここで、本実施形態における記録媒体へのデータの記録の仕方について、図2を参照して説明する。
例えばハードディスク装置などでは、ディスクの外周部ほど記録ヘッドのアクセスが早いので、ディスクの外周部のセクタへのデータの記録が最も頻繁に行なわれる。そのため、結果的にデータの消去についても、ディスクの外周側のセクタで最も頻繁に行なわれることになり、その消去されたスペースにまた新たなデータが追記されるので、図2(a)に示すように、どうしても使用頻度の高いセクタが発生してしまう。このような使用頻度の高いセクタでは、データの消去及び追記が繰り返されるため、データの断片化がより起こりやすくなる。
そこで、本実施形態では、図2(b)、(c)に示すように、データの追記を行なう場合には、使用頻度の高いセクタよりも使用頻度の低いセクタを優先的に使用するようにしている。このようにすれば、使用頻度の低いセクタのある記憶領域のほうが、連続的な広い空きスペースが得られる可能性が高いので、データを連続的に記録できる確率が高くなる。その結果、連続的に記録されたデータが多くなり、後述する記録媒体上のデータの再配置を行なう場合に、データが細かく断片化されている場合に比較して、再配置をより効率良く行うことができ、再配置処理にかかる時間を短縮することが可能となる。
次に、記録画像の再生動作について説明する。
記録媒体205に既に記録されている記録画像が読み出されてインターフェース204を介して圧縮伸長部202へと入力される。圧縮伸長部202では圧縮されている記録画像を伸長し、伸長された画像データはディスプレイ209に表示される。
CPU206は、操作キー208の操作による指示に基づいて、上記の記録・再生動作を制御するとともに、記録媒体上のデータ再配置処理(デフラグ処理)を実行する。
図3は、本実施形態における特徴的な処理の動作フローチャートである。以下、図3のフローチャートを参照してデジタルビデオカメラの動作について説明する。
まずステップS400では、電源が投入された初期段階としてシステム全体がリセットされる。そして操作者が操作キー208を操作することによって記録モード或いは再生モードや各種設定モードが指示されている。
ステップS401では、操作者の指示が撮影要求であればステップS402で撮影記録処理を実行する。撮影記録処理は露光量制御、レンズ焦点調節制御を行なって被写体を撮影し、各種画質調整を行なって静止画または動画を圧縮し、記録媒体に記録する一連の動作である。この動作は、本発明の主旨に直接関係するものではないので、詳細な説明は省略する。
ステップS403では、操作者の指示が再生要求であればステップS404で再生処理を実行する。再生処理は操作者によって指示された画像データを記録媒体205から読み出して、伸長処理を行い、画質等の調整を経て表示部209に表示する一連の動作である。この動作も、本発明の主旨に直接関係するものではないので、詳細な説明は省略する。
ステップS405では記録媒体205上のデータの再配置要求があればステップS406以降でこれを実行するが、要求が無ければ全体の動作は終了する。なお、データの再配置動作は、CPU206が記録媒体205を制御することにより実行される。
ステップS406では記録媒体上のデータ記録位置の再配置の方法を設定する。
つまり記録媒体上のデータを連続的に記録可能な領域(連続記録可能な領域では、記録途中で記録ヘッドのシーク動作等が必要ないので、結果的に高速記録可能な領域となる)の量を、以下の4つの条件の少なくとも1つの条件項目を選んで操作者が指定する。
第1の条件項目は、静止画撮影を前提として、その撮影に必要と予測される「撮影枚数」 である
第2の条件項目は、動画撮影を前提として、その撮影に必要と予測される「撮影時間」 である。
第3の条件項目は、動画、静止画いずれの撮影かに関わらず、撮影に必要と予測される「記録容量」である。
第4の条件項目は、記録媒体上でのデータの再配置処理にどれくらいの時間をかけることを許容するかという、その「処理許容時間」である。
操作者が上記の条件項目を指定する方法は、デジタルビデオカメラ200の表示部209にメニュー画面を表示し、操作キー208で選択入力すればよい。その方法は、通常の機器のユーザインタフェースで実現できるので、詳細な説明は省略する。
またカメラとして撮影する画像のサイズ、圧縮率などの画質が選択できる場合は、第1の条件項目設定時には、既に設定されている画像サイズ及び画質を規定値とする。
さらに第2の条件項目設定時には、上記に加え動画としてのフレームレートに関しても既に設定されている値を規定値とする。
ステップS407では上記で設定した項目に従い、連続記録領域として確保すべき容量を見積もる。
第1の条件項目である「撮影枚数」については、例えば既に設定されている画像サイズ及び画質から、
確保すべき容量(最大)=1枚当たりのファイル容量の最大値×撮影枚数
または、
確保すべき容量(平均)=1枚当たりのファイル容量の平均値×撮影枚数
を算出する。
第2の条件項目である「撮影時間」については、例えば既に設定されている画像サイズ及び画質から、
確保すべき容量(最大)=1枚当たりのファイル容量の最大値×フレームレート(枚/秒)×撮影時間
または、
確保すべき容量(平均)=1枚当たりのファイル容量の平均値×フレームレート(枚/秒)×撮影時間
を算出する。
第3の条件項目である「記録容量」については、単純に、
確保すべき容量=操作者が指定した容量
と見積もる。
第4の条件項目である「処理許容時間」については、参考としてその許容時間内の再配置処理でどれくらいの連続記録領域の容量を確保できるかを見積もる。このとき、事前に許容時間内の再配置処理で確保できる容量を予測して表示部209に表示し、さらに処理後、実際の容量を表示する。
これは、媒体の種類、媒体へのアクセス速度、ファイルシステムの種類によって、さらには実験的に、容量と所要時間の関係を予め決定しておくことで求めることができる。
ステップS408は、ユーザに再配置処理実行を途中で取りやめるかどうかを判断させるステップであり、操作キー等で再配置処理の停止要求がなければステップS409で再配置処理を実行するが、停止要求があればステップS401に戻る。
ステップS409では、記録媒体上のデータの再配置処理を実行する。つまり記録、消去等を繰り返すことによって断片化してしまった所定の単位の各データについて移動を行い、先に指定した連続した空き領域を作成していく。処理は媒体やファイルシステムによって異なるが、再配置処理は公知の技術を用いることができる。
ステップS410では、ユーザの操作キー208の操作により、再配置の中止が指示されたか否かが判断される。再配置の中止が指示されなかった場合には、ステップS411に進み、再配置の中止が指示された場合には、ステップS401に戻る。なお、ステップS410で再配置の中止が指示された場合には、表示部209に、前述の第1の条件項目が設定されている場合には、それまでの再配置の結果確保された連続記録スペースに記録可能な「撮影枚数」を表示する。同様に、第2の条件項目の場合には、連続記録スペースに記録可能な「撮影時間」を表示し、第3及び第4の条件項目の場合には、連続記録スペースの「記録容量」を表示する。このようにすれば、ユーザは、再配置を中止した場合でも、後どれくらいの撮影が可能かを容易に把握することができる。
ステップS411では再配置処理の実行を終了するかどうかを判断する。
このとき、下記に説明する終了条件を満たしていれば再配置処理は終了しステップS401に戻る。終了条件を満たしていなければステップS408に戻り、再配置処理を継続する。
つまり先に設定した条件が、第1の条件項目である「撮影枚数」か、第2の条件項目である「撮影時間」か、または第3の条件項目である「記録容量」である場合には、予め見積もった容量分の連続領域を媒体上に確保できたことを終了条件とする。
また、先に設定した条件が、第4の条件項目である「処理許容時間」である場合は、再配置開始からの経過時間がその許容時間を超えたことを持って終了条件とする。
ここでは説明を簡単にするために動作フロー中には時間の計測は、記載していないが、不図示のタイマー等により並列に行われているものとしている。
以上の手順を踏むことで、記録媒体205上に、連続的な記録スペースを確保することができる。そして再配置処理後の撮影記録時には、確保された連続的な記録スペースへの記録を優先すれば、高速な記録が可能となる。
なお、再配置処理の終了条件を満たして、再配置処理が終了した後には、表示部209に、前述の第1の条件項目が設定されている場合には、再配置の結果確保された連続記録スペースに記録可能な「撮影枚数」を表示する。同様に、第2の条件項目の場合には、連続記録スペースに記録可能な「撮影時間」を表示し、第3及び第4の条件項目の場合には、連続記録スペースの「記録容量」を表示する。このようにすれば、ユーザは、後どれくらいの撮影が可能かを容易に把握することができる。
以上説明したように、上記の実施形態によれば、必要最低限の処理時間で撮影可能な状態に復帰することができ、撮影チャンスを逃すことを極力防ぐことができる。
また、静止画を撮影したい状況の時、予め撮影したい枚数を予測してそれに基く容量分だけ再配置処理を行うので、無駄な再配置処理の時間を省略することができる。
また、動画を撮影したい状況の時、予め撮影したい動画記録時間を予測してそれに基く容量分だけ再配置処理を行うので、無駄な再配置処理の時間を省略することができる。
また、動画、静止画いずれを撮影するかにかかわらず、撮影者の経験で、どれくらいの記録容量があれば所望の撮影が可能か判断できる場合には、予め撮影したい画像の容量分だけ再配置を行うので、無駄な再配置処理の時間を省略することができる。
また、動画、静止画いずれを撮影するかにかかわらず、撮影をしない空き時間が予め分かっている場合には、その空き時間の許す範囲内で可能な限りの容量分だけ再配置を行うので、撮影チャンスを逃すことを防止できる。
また、再配置処理を実行後に、状況の変化により、撮影者が予め意図していた撮影とは異なるものや状況で撮影をしなければならないこともあるが、そのような場合に再配置処理を中断し速やかに撮影を行うことが可能であり、結果的に撮影チャンスを逃すことを防止できる。
また、再配置処理を実行後に、実際に確保できた連続的な記録スペースの容量が、どのくらいの静止画撮影枚数に相当するのかを直接確認することができる。
また、再配置処理を実行後に、実際に確保できた連続的な記録スペースの容量が、どのくらいの動画撮影時間に相当するのかを直接確認することができる。
また、再配置処理を実行後に、実際に確保できた連続的な記録スペースの容量を直接確認することができる。
なお、ステップS406で再配置の要求があり、ステップS407で再配置の条件がユーザにより設定された時点で、ユーザにより設定された条件を満たす連続した空き領域が既に記録媒体上に存在する場合には、再配置が不要である旨の情報をユーザに提示した後再配置処理を禁止するように構成してもよい。
また、前述の実施形態では、画像データを記録媒体に記録再生する装置について説明したが、画像データ以外にも、音声データやその他の情報データを記録する装置に対しても本発明を同様に適用可能である。
また、前述の実施形態では、ハードディスクやDVD等のディスク状の記録媒体を使用する場合について説明したが、本発明はメモリカードなどの半導体メモリを記録媒体として用いる場合にも適用可能である。メモリカードを使う場合、デジタルカメラなどではFATファイルシステムに従ってデータの読み書きを行うのが一般的であるが、その場合、FATと呼ばれるテーブルを先頭から順に追って行くことで空き領域の検索や再生するセクタの検索などを行う。この点が異なるのみで、メモリカードなどの半導体メモリの場合でも、そのデフラグ処理を行なう場合に、前述の実施形態と全く同様に本発明を適用することが可能である。
(他の実施形態)
また、各実施形態の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した手順に対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の一実施形態に係わるデジタルビデオカメラの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態におけるデータの記録方法を示す図である。 一実施形態のデジタルビデオカメラの動作を示すフローチャートである。 データが断片化して記録される原理を説明する図である。
符号の説明
200 デジタルビデオカメラ
201 カメラヘッド部
202 画像圧縮伸長部
203 画像メモリ
205 記録媒体
204 インターフェース部
206 CPU
207 ワークメモリ
208 操作キー
209 表示部

Claims (14)

  1. 記録媒体に記録されたデータの記録位置を再配置することで、前記記録媒体上に連続的な空き領域を確保する再配置処理を実行する再配置手段と、
    前記再配置手段により確保する前記連続的な空き領域の容量を第1の条件項目または、第2の条件項目のいずれかを用いて設定する設定手段と、
    前記再配置手段による再配置処理が終了した後に、前記再配置処理により確保された前記連続的な空き領域の容量に関する情報をディスプレイに表示する表示制御手段とを備え、
    前記表示制御手段は、
    前記設定手段が前記第1の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合は、前記第1の条件項目に対応する第1の表示形態で、前記再配置処理により確保された前記連続的な空き領域の容量に関する情報を前記ディスプレイに表示し、
    前記設定手段が前記第2の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合は、前記第2の条件項目に対応する第2の表示形態で、前記再配置処理により確保された前記連続的な空き領域の容量に関する情報を前記ディスプレイに表示することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の条件項目は、ユーザの記録したい静止画の枚数であり、前記第2の条件項目は、ユーザの記録したい動画記録時間であり、
    前記表示制御手段は、前記設定手段が前記第1の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合は、前記再配置処理により確保された前記連続的な空き領域の容量に記録可能な静止画の枚数に関する情報を前記ディスプレイに表示し、
    前記設定手段が前記第2の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合は、前記再配置処理により確保された前記連続的な空き領域の容量に記録可能な動画記録時間に関する情報を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の条件項目は、ユーザの記録したい静止画の枚数であり、前記第2の条件項目は、ユーザの確保したい連続的な空き領域の容量であり、
    前記表示制御手段は、前記設定手段が前記第1の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合は、前記再配置処理により確保された前記連続的な空き領域の容量に記録可能な静止画の枚数に関する情報を前記ディスプレイに表示し、
    前記設定手段が前記第2の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合は、前記再配置処理により確保された前記連続的な空き領域の容量を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の条件項目は、ユーザの記録したい動画記録時間であり、前記第2の条件項目は、ユーザの確保したい連続的な空き領域の容量であり、
    前記表示制御手段は、前記設定手段が前記第1の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合は、前記再配置処理により確保された前記連続的な空き領域の容量に記録可能な動画記録時間に関する情報を前記ディスプレイに表示し、
    前記設定手段が前記第2の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合は、前記再配置処理により確保された前記連続的な空き領域の容量を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記再配置手段は、前記設定手段により設定された前記連続的な空き領域の容量が確保されたことに応じて前記再配置処理を終了することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記再配置手段は、前記再配置処理の中断の指示に応じて前記再配置処理を終了することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 録媒体に記録されたデータの記録位置を再配置することで、前記記録媒体上に連続的な空き領域を確保する再配置処理を実行する再配置手段と、
    記再配置手段により確保する前記連続的な空き領域の容量を第1の条件項目または、第2の条件項目のいずれかを用いて設定する設定手段と
    記再配置手段による再配置処理が終了した後に、前記再配置処理により確保された前記連続的な空き領域の容量に関する情報をディスプレイに表示する表示制御手段とを備えた情報処理装置における情報処理方法であって、
    記設定手段が、前記第1の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合、前記表示制御手段は前記再配置手段による再配置処理が終了した後に、前記第1の条件項目に対応する第1の表示形態で、前記再配置手段により確保された前記連続的な空き領域の容量に関する情報を前記ディスプレイに表示し、
    前記設定手段が、前記第2の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合、前記表示制御手段は前記再配置手段による再配置処理が終了した後に、前記第2の条件項目に対応する第2の表示形態で、前記再配置手段により確保された前記連続的な空き領域の容量に関する情報を前記ディスプレイに表示することを特徴とする情報処理方法。
  8. 前記第1の条件項目は、ユーザの記録したい静止画の枚数であり、前記第2の条件項目は、ユーザの記録したい動画記録時間であり、
    前記表示制御手段は、前記設定手段が前記第1の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合前記再配置手段により確保された前記連続的な空き領域の容量に記録可能な静止画の枚数に関する情報を前記ディスプレイに表示し、
    前記設定手段が前記第2の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合前記再配置手段により確保された前記連続的な空き領域の容量に記録可能な動画記録時間に関する情報を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 前記第1の条件項目は、ユーザの記録したい静止画の枚数であり、前記第2の条件項目は、ユーザの確保したい連続的な空き領域の容量であり、
    前記表示制御手段は、前記設定手段が前記第1の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合前記再配置手段により確保された前記連続的な空き領域の容量に記録可能な静止画の枚数に関する情報を前記ディスプレイに表示し、
    前記設定手段が前記第2の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合前記再配置手段により確保された前記連続的な空き領域の容量を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  10. 前記第1の条件項目は、ユーザの記録したい動画記録時間であり、前記第2の条件項目は、ユーザの確保したい連続的な空き領域の容量であり、
    前記表示制御手段は、前記設定手段が前記第1の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合前記再配置手段により確保された前記連続的な空き領域の容量に記録可能な動画記録時間に関する情報を前記ディスプレイに表示し、
    前記設定手段が前記第2の条件項目を用いて前記連続的な空き領域の容量を設定した場合前記再配置手段により確保された前記連続的な空き領域の容量を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  11. 前記再配置手段は、前記設定手段により設定された前記連続的な空き領域の容量が確保されたことに応じて前記再配置処理を終了することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  12. 前記再配置手段は、前記再配置処理の中断の指示に応じて前記再配置処理を終了することを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  13. 請求項7乃至12のいずれか1項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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