JP4843877B2 - 半導体力学量センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、センサ出力と故障診断用出力とを検出可能とすべくゲージ抵抗によってブリッジ回路が形成されたダイアフラム型の半導体力学量センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のセンサは、圧力や加速度等の力学量の印加によって歪むダイアフラムを有する半導体基板と、この半導体基板の一面側に形成されダイアフラムの歪みにより発生する応力に基づいて抵抗値が変化する複数個のゲージ抵抗とを備え、複数個のゲージ抵抗により2つのブリッジ回路を構成したものであり、2つのブリッジ回路の一方の出力をセンサ出力として検出するとともに、他方の出力を故障診断用出力として用いるようにしている。
【0003】
このような半導体力学量センサとしては、特表平10−506718号公報や特許第3049532号明細書に記載のものが提案されており、具体的には、センサ特性の初期値変動量を検出するために、各々4個のゲージ抵抗からなる第1および第2のブリッジ回路を並列に接続し配置し、2つのブリッジ回路からの出力信号を比較し出力信号の変化を監視することで故障診断可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、2つのブリッジ回路において各ブリッジ回路を構成する4個のゲージ抵抗は、ダイアフラムの外周端部近傍に配置された2個のもの(端部ゲージ抵抗対)と、この端部ゲージ抵抗対よりもダイアフラムの中心部寄りに配置された2個のもの(中央部ゲージ抵抗対)とよりなる。
【0005】
しかしながら、本発明者等は、ダイアフラムの歪みにより発生する応力の分布を求め、この応力分布に基づいて検討したところ、上記従来のセンサにおいては、同一のゲージ抵抗対における互いのゲージ抵抗は、当該応力分布の異なる部位に配置されているため、ゲージ抵抗の配置に位置ずれが生じた場合、各ブリッジ回路における出力の変動が大きくなるという問題が発生することがわかった。
【0006】
そこで、本発明は上記問題に鑑み、センサ出力と故障診断用出力とを検出可能とすべくゲージ抵抗によってブリッジ回路が形成されたダイアフラム型の半導体力学量センサにおいて、ゲージ抵抗の位置ずれによる検出感度の変動を抑制することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明においては、2個の中点(B、C)における電位差(Vout1)をセンサ出力として用いるようにしたブリッジ回路を構成するための4個のゲージ抵抗(Ra、Rb、Rc、Rd)を、それぞれ複数個に分割された分割ゲージ抵抗(Ra1、Ra2、Rb1、Rb2、Rc1、Rc2、Rd1、Rd2)とし、複数個の分割ゲージ抵抗における分割された間を結ぶ端子のうち力学量が印加されていない状態において電位が等しい組合せの端子(B1、C1)における電位差(Vout2)を、故障診断用出力として用い、さらに、複数個の分割ゲージ抵抗を、ダイアフラムの中心寄りに位置し互いに応力の分布が均一となるような位置に配置された分割ゲージ抵抗(Ra1、Ra2、Rd1、Rd2)よりなる第1の群と、この第1の群よりもダイアフラムの外周端部寄りに位置し互いに応力の分布が均一となるような位置に配置された分割ゲージ抵抗(Rb1、Rb2、Rc1、Rc2)よりなる第2の群とよりなるものとしたことを特徴としている。
【0008】
本発明によれば、まず、ブリッジ回路を構成する4個のゲージ抵抗を、それぞれ複数個の分割ゲージ抵抗に分割し、複数個の分割ゲージ抵抗における分割された間を結ぶ端子のうち力学量が印加されていない状態において電位が等しい組合せの端子における電位差を故障診断用出力として用いることにより、1つのブリッジ回路によりセンシングと故障診断とを行うことができる。
【0009】
そして、ブリッジ回路を構成する4個のゲージ抵抗を、それぞれ複数個の分割ゲージ抵抗に分割しているから、分割ゲージ抵抗は、ダイアフラムの中心寄りに位置するものよりなる第1の群と、ダイアフラムの外周端部寄りに位置するものよりなる第2の群とにより、構成されたものとなる。
【0010】
ここにおいて、本発明では、第1の群の分割ゲージ抵抗を、互いに応力分布が均一となるような位置に配置し、且つ、第2の群の分割ゲージ抵抗を、互いに応力分布が均一となるような位置に配置しているため、個々の分割ゲージ抵抗の位置が多少ずれたとしても、ゲージ抵抗の位置ずれによる検出感度の変動を抑制することができる。
【0011】
ここで、ダイアフラム(14)における応力の分布は、請求項2に記載の発明のように、ダイアフラムの中心が最大であって当該中心からダイアフラムの外周端部に向かって同心円状に小さくなっているものとすることができる。このような同心円状の応力分布を有するダイアフラムとしては、平面形状が正方形であるもの(請求項3の発明)や円形であるものを採用することができる。
【0012】
また、上記同心円状の応力分布を有するダイアフラムにおいては、請求項4に記載の発明のように、第1の群の分割ゲージ抵抗(Ra1、Ra2、Rd1、Rd2)、第2の群の分割ゲージ抵抗(Rb1、Rb2、Rc1、Rc2)を、それぞれ、ダイアフラム(14)の中心を通り相直交する第1の軸(X)および第2の軸(Y)によって区画される4つの象限に別れて位置するようにダイアフラムの中心に対して点対称に配置することにより、適切に請求項1に記載の作用効果を実現できる。
【0013】
ところで、上記各手段におけるブリッジ回路(20)では、各分割ゲージ抵抗の間をつなぐ配線による配線抵抗が存在する。この配線抵抗によって、ダイアフラム(14)に力学量が印加されていない状態(ダイアフラムが歪んでいない状態)であっても、上記センサ出力や故障診断用出力に、オフセット電圧が発生する。すると、あたかも、力学量が印加されたり、故障が存在したりするかの如く、センサが判断してしまう可能性がある。
【0014】
そこで、上記したオフセット電圧の発生を防止して検出感度の変動抑制という効果をより向上させるべく、ブリッジ回路における配線抵抗について検討を進め、以下の発明を創出するに至った。
【0015】
すなわち、請求項6に記載の発明では、ブリッジ回路(20)における第1の電位点(A)と分割ゲージ抵抗との間の配線(H5、H6)、第2の電位点(D)と分割ゲージ抵抗との間の配線(H1、H10)、中点(B、C)と分割ゲージ抵抗との間の配線(H31、H32、H81、H82)および分割ゲージ抵抗間の配線(H21、H22、H41、H42、H71、H72、H91、H92)のうち、ブリッジ回路にて2個の中点を結ぶ線に対して対称な位置関係にある配線同士の配線抵抗が、同一となっていることを特徴としている。
【0016】
それによれば、ダイアフラムが歪んでいない状態で、ブリッジ回路において、第1の電位点(A)と第2の電位点(D)との間に電位が加わった状態で、第1の電位点(A)と中点(B、C)との間の電位差と、中点(B、C)と第2の電位点(D)との間の電位差との両電位差を等しくすることができる。
【0017】
もし、ブリッジ回路における配線抵抗の関係が、請求項6の発明の関係を満足していないと、第1の電位点−中点間の電位差と中点−第2の電位点間の電位差とが異なり、力学量が印加されていない状態であっても、2個の中点間に電位差(オフセット電圧)が発生し、センサ出力の誤差となる。
【0018】
その点、本発明によれば、両中点(B、C)間のオフセット電圧の発生を防止でき、センサ出力(Vout1)にオフセット電圧が乗ってこない。そのため、正確な出力特性を実現でき、検出感度の変動抑制のためには好ましい。
【0019】
さらに、請求項7に記載の発明では、請求項6の構成に加えて、ブリッジ回路(20)における配線(H1、H21、H22、H31、H32、H41、H42、H5、H6、H71、H72、H81、H82、H91、H92、H10)のうち、ブリッジ回路にて第1の電位点(A)と第2の電位点(D)を結ぶ線に対して対称な位置関係にある配線同士の配線抵抗が、同一となっていることを特徴としている。
【0020】
それによれば、故障診断用出力(Vout2)に対しても、オフセット電圧の発生を防止することができ、好ましい。
【0021】
ここで、請求項8に記載の発明のように、配線抵抗が同一となっている配線の対が、それぞれ配線抵抗を画定する矩形部を有する場合、当該配線の対において、矩形部の縦寸法と横寸法との比を互いに同一とすれば、配線抵抗を適切に同一にすることができる。
【0022】
さらに、請求項9に記載の発明のように、ブリッジ回路(20)における配線(H1、H21、H22、H31、H32、H41、H42、H5、H6、H71、H72、H81、H82、H91、H92、H10)の全てが、配線抵抗が同一となっていれば、簡単なブリッジ回路構成とすることができる。
【0023】
また、請求項10に記載の発明のように、ブリッジ回路(20)における配線(H1、H21、H22、H31、H32、H41、H42、H5、H6、H71、H72、H81、H82、H91、H92、H10)が、それぞれ配線抵抗を画定する矩形部を有する場合、全ての配線における矩形部の縦寸法と横寸法との比を同一とすれば、結果的に、全ての配線の配線抵抗を同一にすることができるから、請求項9の発明と同様の効果を実現することができる。
【0024】
また、上記請求項6〜請求項10に記載の半導体力学量センサにおいて、上記オフセット電圧の発生を防止すべく、ブリッジ回路(20)における配線(H1〜H10)の配線抵抗を調整する場合には、請求項11に記載の発明のように、当該配線(H1、H21、H22、H31、H32、H41、H42、H5、H6、H71、H72、H81、H82、H91、H92、H10)に、切り込みを入れることにより形成された抵抗調整部(50)を設けることが好ましい。
【0025】
それによれば、配線形状を拡大したり引き伸ばしたりすることなく、配線抵抗を変化させることができるため、配線も含めたセンサ部の占有面積を大きくすることなく、配線抵抗を調整することができる。
【0026】
ここで、請求項12に記載の発明のように、複数個の分割ゲージ抵抗(Ra1〜Rd1、Ra2〜Rd2)が、所定方向に長手方向を有する折り返し形状を持つものである場合、抵抗調整部(50)は、ブリッジ回路(20)における配線に対して、分割ゲージ抵抗における長手方向とは直交する方向に切り込みを入れることにより形成されたものにすることが、好ましい。
【0027】
これは、複数個の分割ゲージ抵抗は、その長手方向に沿った抵抗値にて検出を行うものであるため、もし、抵抗調整部を形成するにあたって、ブリッジ回路における配線に対して、分割ゲージ抵抗における長手方向に切り込みを入れてしまうと、抵抗調整部自体がゲージ抵抗を形成してしまい、圧力印加によって抵抗値が変動してしまうためである。
【0028】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。本実施形態は、本発明の半導体力学量センサを半導体圧力センサに具体化したものとして説明する。図1は、本実施形態に係る半導体圧力センサS1の概略平面図、図2は図1中のZ−Z線に沿った概略断面図である。この半導体圧力センサS1は、周知の半導体製造技術を用いて製造することができる。
【0030】
10はシリコン等の半導体よりなる半導体基板であり、本例では、主表面である一面11の面方位が(110)面であるシリコン単結晶基板を用いている。図1の平面図は、この(110)面が示されており、一点鎖線にて示すX軸(第1の軸)、Y軸(第2の軸)はそれぞれ、(001)結晶軸、(110)結晶軸である。
【0031】
半導体基板10には、その他面12側からエッチング等により凹部13を形成することにより、薄肉部としてのダイアフラム(図1では破線にて図示)14が形成されている。このダイアフラム14は、半導体基板10の一面11側または他面12側から圧力が印加されることにより、歪み可能なものである。本例ではダイアフラム14は平面が正方形であり、厚さは加工上の誤差範囲を許容しつつ略均一なものである。
【0032】
半導体基板10の一面11側には、ダイアフラム14の歪み応力に基づいて抵抗値が変化する歪みゲージとしての4個のゲージ抵抗Ra、Rb、Rc、Rdが、イオン注入や拡散等により形成されている。
【0033】
これら4個のゲージ抵抗Ra〜Rdは、感度の良い(110)結晶軸(Y軸)を利用して後述するブリッジ回路20(後述の図3参照)を構成するために、ダイアフラム14の中心(図1中のX軸とY軸の交点)近傍に配置された2個のゲージ抵抗(中央部ゲージ抵抗)Ra、Rdと、これら中央部ゲージ抵抗Ra、Rdよりもダイアフラム14の外周端部近傍に配置された2個のゲージ抵抗(端部ゲージ抵抗)Rb、Rcとよりなる。
【0034】
中央部ゲージ抵抗Ra、Rdは、ダイアフラム14の外周端部よりも中心寄りの部位に位置しており、端部ゲージ抵抗Rb、Rcは、中央部ゲージ抵抗Ra、Rdよりもダイアフラム14の中心から離れ外周端部寄りに位置する。本例では、端部ゲージ抵抗Rb、Rcは、ダイアフラム14の外周端部の外側に位置する。
【0035】
そして、中央部ゲージ抵抗Ra、Rdと端部ゲージ抵抗Rb、Rcとでは、圧力が印加されたときのダイアフラム14の応力(引っ張り応力と圧縮応力)の方向が反対であるため、抵抗値変化の方向も反対となるものである。
【0036】
4個のゲージ抵抗Ra〜Rdの各々は折り返し形状をなしており、さらに、それぞれが2分割されて分割ゲージ抵抗Ra1、Ra2、Rb1、Rb2、Rc1、Rc2、Rd1、Rd2となっている。本例では、これら8個の分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd2は同一の抵抗値となっている。
【0037】
また、半導体基板10の一面11側には、各分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd2を直列に接続して上記ブリッジ回路20を構成するための引き出し部15および当該ブリッジ回路20の入力端子、出力端子となるコンタクト部16、各配線部が、イオン注入や拡散等により形成されている。なお、図1では、各ゲージ抵抗、各引き出し部15、各コンタクト部16、各配線部には、識別のため斜線ハッチングを施してある。
【0038】
ここで、各引き出し部15は、上記ブリッジ回路20において抵抗値を無視できるように大きく作られており、図1に示す例では略正方形をなしている。そして、上記コンタクト部16は、図示しない外部回路に電気的に接続されるようになっている。
【0039】
図3は、上記4個のゲージ抵抗Ra〜Rd(8個の分割ゲージ抵抗)により構成されたブリッジ回路20の等価回路図である。このブリッジ回路20は、4つのゲージ抵抗Ra、Rb、Rc、Rdを有するホイートストンブリッジで構成されている。
【0040】
なお、図3に示す各端子A、B、C、D、B1、C1に対応するコンタクト部16には、図1中、符号16の後に括弧付きで例えば16(A)、16(B1)というように示してある。また、図1中、コンタクト部16(A)のように同じものが2個ある場合、これら2個は共通の配線にて電気的に接続され、上記外部回路へ接続されるようになっている。
【0041】
このホイートストンブリッジは、ゲージ抵抗Ra〜Rdが互いに直列接続されて4辺形の閉回路を形成し、相対する中点としての接続点A、B、C、Dをそれぞれ、入力電圧(入力信号)Vinを入力するための入力端子A、Dと、センサ出力となる差電圧(出力信号)Vout1を発生させるための出力端子B、Cとした構成となっている。ここで、本例では、入力端子Aが電源側(第1の電位点)、入力端子DがGND側(第2の電位点)となっている。
【0042】
このブリッジ回路20において、上述したように、各ゲージ抵抗Ra〜Rdはそれぞれ2つの分割ゲージ抵抗に等分割されている。すなわち、入力端子Aと出力端子Bとの間に配置されたゲージ抵抗Raは分割ゲージ抵抗Ra1とRa2に、出力端子Bと入力端子Dとの間に配置されたゲージ抵抗Rbは分割ゲージ抵抗Rb1とRb2に、入力端子Aと出力端子Cとの間に配置されたゲージ抵抗Rcは分割ゲージ抵抗Rc1とRc2に、出力端子Cと入力端子Dとの間に配置されたゲージ抵抗Rdは分割ゲージ抵抗Rd1とRd2に、それぞれ分割されている。
【0043】
また、中央部ゲージ抵抗Ra、Rdにおける各分割ゲージ抵抗Ra1、Ra2、Rd1、Rd2(第1の群)と、端部ゲージ抵抗Rb、Rcにおける分割ゲージ抵抗Rb1、Rb2、Rc1、Rc2(第2の群)とは、抵抗値変化の方向が互いに反対方向となっている。
【0044】
また、各分割ゲージ抵抗の接点(分割ゲージ抵抗における分割された間を結ぶ端子、以下、中間端子という)としては、抵抗Ra1とRa2の中間端子、抵抗Rb1とRb2の中間端子B1、抵抗Rc1とRc2の中間端子及び抵抗Rd1とRd2の中間端子C1があるが、本例では、各中間端子のうちの任意の2個を組み合せた場合、その組み合せは、圧力が印加されていない状態において電位が等しくなる組み合わせとなる。
【0045】
本例では、図3に示す様に、中央部ゲージ抵抗Rdにおける中間端子C1と端部ゲージ抵抗Rbにおける中間端子B1との電位差Vout2が故障診断用出力として用いられている。具体的には、中間端子B1の電位と中間端子C1の電位との差電圧Vout2が、上記外部回路に設けられたアンプ(増幅回路)によって増幅され、このアンプの出力電位が故障診断用(検査用)出力として用いられている。
【0046】
ここで、本実施形態においては、8個の分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd2は、ダイアフラム14の歪みにより発生する応力の分布状態を考慮して配置されている。この配置の様子を図4を参照して述べる。
【0047】
図4中の線L0〜L8は、FEM(有限要素法)等によるシミュレーション解析により求めた、ダイアフラム14およびその近傍における応力分布を示す線(分布線)である。図4では、地図でいう等高線の如く、応力分布は、応力の値が均一な範囲を分布線L0〜L8で区切って示してある。分布線L0を応力0として、応力が均一な各領域における具体的な応力の値は、kg/mm2を単位として図中に示してある。
【0048】
なお、図4に示す応力の値は、半導体基板10の一面11からダイアフラム14に圧力が加わった場合、すなわち、図4中の応力0の分布線L0を境としてダイアフラム14の外周側が引っ張り応力、ダイアフラム14の中心側が圧縮応力の場合にて示してある。また、応力分布は、X軸に対称であるため、図4では、X軸の下側の分布は省略してある。
【0049】
本例のダイアフラム14は面方位が(110)であって平面正方形であるため、ダイアフラム14における応力分布は、ダイアフラム14の中心が最大であって当該中心からダイアフラム14の外周端部に向かって略同心円状に小さくなっている。なお、本実施形態では、このような同心円状の応力分布を持つダイアフラムであればよく、平面円形のダイアフラムであっても良い。
【0050】
具体的には、ダイアフラム14の中心近傍が−9.6と応力の大きさが最大であり、ダイアフラム14の中心から外周端部近傍の応力0の分布線に向かって、同心円状に−8.1、−6.7、−5.2、−3.8、−2.3というように小さくなっていく。また、ダイアフラム14の外周端部の外側では、当該外周端部近傍に0.5と応力の大きい部分がある。
【0051】
そして、本実施形態では、このような応力分布を持つ半導体基板10において、ダイアフラム14の中心近傍に位置する分割ゲージ抵抗Ra1、Ra2、Rd1、Rd2(第1の群)は互いに応力分布が均一となるように配置されており、且つ、ダイアフラム14の外周端部近傍に位置する分割ゲージ抵抗Rb1、Rb2、Rc1、Rc2(第2の群)は互いに応力分布が均一となるように配置された独自の構成を採用している。
【0052】
つまり、上記第1及び第2の群において同一の群の分割ゲージ抵抗は、互いに応力分布が均一な部位に配置され、その均一性の度合は、図4に示す具体的な応力の値によって明らかである。例えば、第1群である抵抗Rd1とRa1とは、応力が−9.6の部位と−8.1の部位に同じように位置するように配置され、第2群である抵抗Rb1とRb2は、大部分が応力が0.5の部位に位置するように配置されている。
【0053】
このような本実施形態独自の分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd2の配置の全体は、図1に示される。すなわち、第1の群の4個の分割ゲージ抵抗Ra1、Ra2、Rd1、Rd2、第2の群の4個の分割ゲージ抵抗Rb1、Rb2、Rc1、Rc2が、それぞれ、ダイアフラム14の中心に対して点対称に配置され、各群の4個は、相直交するX軸およびY軸によって区画される4つの象限に1個ずつ別れて位置している。
【0054】
次に、上記図3に基づき本センサS1の検出動作について述べる。本センサS1では、1個の入力信号Vinに対し、出力電圧Vout1、Vout2を2系統持っており、センサ出力用の出力端子B、Cと、それを監視する故障診断用出力用の出力端子B1、C1が存在する。
【0055】
入力信号Vinがブリッジ回路20に入力された状態で、ダイアフラム14が圧力を受けて歪んだときに、4個のゲージ抵抗Ra〜Rdのバランスが崩れ、印加圧力の大きさに応じて差電圧(出力信号)Vout1が変動するため、このVout1を外部回路に取り出すことでセンサ出力は求められ、圧力を検出することができる。
【0056】
また、故障検出については、センサ出力となる出力端子B−C間の差電圧Vout1と、中間端子B1−C1間の差電圧Vout2とを比較することで検出可能となる。本例では、各分割ゲージ抵抗の抵抗値は同一であり、Rd1とRd2との比、Rb1とRb2との比は各々1:1となるため、正常時では、センサ出力となる差電圧Vout1に対し、故障診断用出力となる差電圧Vout2は常に1/2となる。
【0057】
この関係を、横軸に圧力(P)、縦軸に電圧値(V)をとって図示すると図5に示す関係となる。この関係を用いて、例えば、Vout2を上記外部回路にて2倍に増幅し、正常時ではVout1に対して、1:1の関係となるようにして比較する。
【0058】
しかし、ダイアフラム14に不均一な応力が加わったり、抵抗の断線が生じたり等、異常時には、Rd1とRd2との比、あるいはRb1とRb2との比が1:1でなくなり、センサ出力に対する故障診断用出力は1/2ではなくなる。つまり、上記のように2倍に増幅したVout2とVout1とが1:1の関係が崩れる。こうして、センサS1の異常を判断することができる。
【0059】
ちなみに、もし、故障診断用出力Vout2が無く、センサ出力Vout1のみであると、例えばセンサ出力Vout1が0になった場合、ダイアフラムの破損か、ゲージ抵抗の異常か、外部回路の故障か、あるいは実際に圧力が0なのか、判断できない。
【0060】
それに対して、例えば、センサ出力Vout1が0になった場合でも、故障診断用出力Vout2が正常であれば、圧力が0ではないし、外部回路の故障でもなく、ダイアフラムまたはゲージ抵抗の異常であるとわかる。また、故障診断用出力Vout2も0であれば、外部回路の故障または実際に圧力が0であるとわかる。
【0061】
このように、本実施形態によれば、センシング用のブリッジ回路20を構成する4個のゲージ抵抗Ra〜Rdを、それぞれ2つの分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd2に分割し、8個の分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd2の中間端子のうち圧力が印加されていない状態において電位が等しい組合せの中間端子B1、C1における電位差Vout2を故障診断用出力として用いることにより、1つのブリッジ回路によりセンシングと故障診断とを行うことができる。
【0062】
そして、本実施形態では、第1の群の4個の分割ゲージ抵抗Ra1、Ra2、Rd1、Rd2を、互いに応力分布が均一となるような位置に配置し、且つ、第2の群の4個の分割ゲージ抵抗Rb1、Rb2、Rc1、Rc2を、互いに応力分布が均一となるような位置に配置しているため、個々の分割ゲージ抵抗の位置が多少ずれたとしても、その位置ずれによる検出感度の変動を抑制することができる。
【0063】
ちなみに、本実施形態の半導体基板10において、4個のゲージ抵抗(分割されてない)Ra〜Rdを従来の形態にて配置した構成を比較例として、図6に示す。図6に示す比較例では、2個の中央部ゲージ抵抗Ra、Rdは、X軸上にあり且つY軸に対して互いに軸対称に配置されている。
【0064】
この比較例において、各中央部ゲージ抵抗Ra、Rdを2分割した場合、例えば、ダイアフラム14の中心寄りの分割ゲージ抵抗と、ダイアフラム14の外周端部寄りの分割ゲージ抵抗とに分割されるため、互いの分割ゲージ抵抗は応力分布(図3参照)の異なる部位に配置されてしまう。
【0065】
それに対して、図1、図3に示す様なゲージ抵抗の配置構成を採用した本実施形態では、中央部ゲージ抵抗における4個の分割ゲージ抵抗Ra1、Ra2、Rd1、Rd2がそれぞれ、ダイアフラム14の中心から略等距離にあり、互いに応力分布の均一な部位に配置されるため、個々の分割ゲージ抵抗の位置ずれによる検出感度の変動を抑制することができる。
【0066】
また、応力分布の異なる部位同士では、温度変化が発生したとき、互いの応力分布の変化度合も異なる。そのため、従来のように、端部ゲージ抵抗対および中央部ゲージ抵抗対により構成されるブリッジ回路において、同一のゲージ抵抗対における個々のゲージ抵抗が応力分布の異なる部位に配置されていると、各ゲージ抵抗が狙い通りの位置にあったとしても、温度変化によって検出感度の変動が大きくなる。
【0067】
その点、本実施形態では、そのような温度変化による検出感度の変動も抑制することができる。従って、本実施形態によれば、上記した独自のゲージ配置構成により、検出感度の温度特性の改善と位置ずれによる特性変化を小さくすることができる。
【0068】
また、上記特許第3049532号明細書では、ダイアフラムに環状溝を形成することにより、ダイアフラムを厚肉部と薄肉部とにより構成されたものとしているが、本実施形態でも、このようなダイアフラムを採用することはできる。しかし、ダイアフラム形状が複雑となり、加工によるダイアフラムの形状ずれが発生して応力分布が変化しやすくなるため、本例では、厚さの均一なダイアフラム14を採用し、そのような問題を抑制している。また、ダイアフラム14の加工コストも低減することができる。
【0069】
また、本実施形態においては、ブリッジ回路20においてゲージ抵抗以外の引き出し部15等の抵抗値がばらつくと、検出感度に影響するため、各々の引き出し部15の大きさや形状が同一となるように調整することが肝要である。
【0070】
ここで、本実施形態におけるゲージ抵抗の配置構成は、上記図1に示す例に限定されるものではなく、例えば、次の図7に示す他の例の様であっても良い。上記図1では、中央部ゲージ抵抗における4個の分割ゲージ抵抗Ra1、Ra2、Rd1、Rd2において、Ra1とRa2及びRd1とRd2がX軸対称であり、Ra1とRd1及びRa2とRd2がY軸対称であったが、図7では、Ra1とRa2及びRd1とRd2がY軸対称であり、Ra1とRd1及びRa2とRd2がX軸対称としている。
【0071】
図8は、図7の例におけるブリッジ回路20の等価回路図である。図8では、各ゲージ抵抗Ra〜Rdの並び方が上記図3とは異なってはいるが、各端子A、B、C、D、B1、C1の役割は上記図3と同一であり、上記した本実施形態の作用効果を奏することができる。
【0072】
また、本実施形態においては、2個の中間端子間の差電圧を故障診断用出力として用いることができるが、その2個の中間端子の組合せは、圧力が印加されていない状態において電位が等しくなる組み合わせであれば任意である。例えば、上記図3において、抵抗Ra1とRa2との接続部から引き出された端子と、抵抗Rc1とRc2との接続部から引き出された端子との間の差電圧(出力)でも故障検出できることは言うまでもない。
【0073】
さらには、中間端子の組合せは1個(つまり1個の故障診断用の差電圧)だけでなく、故障診断の検出精度を向上するために中間端子の組合せは複数個(複数個の故障診断用の差電圧)であっても良い。
【0074】
例えば、上記図3において、B1−C1間の差電圧Vout2以外に、抵抗Ra1とRa2との接続部及び抵抗Rc1とRc2との接続部から引き出された端子間の差電圧(出力)も取り出し、故障診断用出力を2出力とするか、あるいは、この2個の故障診断用出力を演算比較して1出力としてもよい。
【0075】
また、8個の分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd2は同一の抵抗値でなくとも良い。その例を図3の変形として図9に示す。図9に示す例では、Rd1とRd2との比、Rb1とRb2との比は各々1:2となるため、正常時では、センサ出力となる差電圧Vout1は、故障診断用出力となる差電圧Vout2の3/2倍となる。
【0076】
この関係が崩れれば、センサS1の異常が判断できる。つまり、中間端子とは、Rb1:Rb2=Rd1:Rd2となるように分割された間を結ぶ端子であればよい。
【0077】
また、上記実施形態では、4個のゲージ抵抗Ra〜Rdを、それぞれ2つの分割ゲージ抵抗に分割したが、各ゲージ抵抗Ra〜Rdの分割数は、3個、4個以上でも良い。3個以上の場合でも、複数個の分割ゲージ抵抗における分割された間を結ぶ端子のうち力学量が印加されていない状態において電位が等しい組合せの端子における電位差を、故障診断用出力として用いれば良い。
【0078】
ところで、上記ブリッジ回路20においては、センサ出力となる差電圧Vout1と故障診断用出力となる差電圧Vout2との双方の出力に、オフセット電圧が存在する。オフセット電圧とは、ダイアフラム14に圧力が印加されていない状態で、上記両出力に発生する電圧であり、誤差要因となるものである。
【0079】
ブリッジ回路20における各分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd1の間を接続する配線の配線抵抗がゼロであれば、オフセット電圧は発生せず、理想的であるが、実際には、配線抵抗が存在する。
【0080】
図10は、上記図1において、各分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd2及び各配線部の部分を拡大して示すものであり、上記オフセット電圧の発生を防止すべく、各抵抗及び配線のパターンを、上記図1に対して一部変形してある。また、図11は、上記図3において配線抵抗を含んだブリッジ回路20を示す等価回路図である。
【0081】
図10では、上記引き出し部15の部分に、識別上、斜線ハッチングを施してある。そして、図10に示す各引き出し部15が、図11に示す各分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd1の間を接続する各配線H1〜H10に相当するものであり、各引き出し部15に対応する配線を、図10中にて、符号15の後の括弧内に、15(H1)、15(H21)、……というように示してある。
【0082】
また、配線H21、H22、H41、H42、H71、H72、H91、H92は、分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd2間の配線であり、すなわち複数個の分割ゲージ抵抗における分割された間を結ぶ配線である。
【0083】
また、配線H31、H32、H81、H82は、中点B、Cと分割ゲージ抵抗との間を結ぶ配線であり、配線H5、H6は、第1の電位点(電源側の入力端子)Aと分割ゲージ抵抗との間を結ぶ配線であり、配線H1、H10は、第2の電位点(GND側の入力端子)Dと分割ゲージ抵抗との間を結ぶ配線である。
【0084】
ここで、配線H21と配線H22との境界は、引き出し部15からコンタクト部16へ引き出された細線部17の中心軸(図10中の一点鎖線)であり、また、H31とH32、H41とH42、H71とH72、H81とH82、H91とH92の各配線対についても同様であって、図10中の一点鎖線がそれぞれ境界である。
【0085】
このように、ブリッジ回路20においては、センサ出力を検出するための2個の中点B、Cのそれぞれから第1の電位点(電源側の入力端子)Aに向かって順番に、中点B、Cと分割ゲージ抵抗との間を接続する配線(H31、H81)、分割ゲージ抵抗間を接続する配線(H41、H42、H71、H72)、分割ゲージ抵抗と第1の電位点Aとの間を接続する配線(H5、H6)が位置している。
【0086】
一方、2個の中点B、Cのそれぞれから第2の電位点(GND側の入力端子)Dに向かって順番に、中点B、Cと分割ゲージ抵抗との間を接続する配線(H32、H82)、分割ゲージ抵抗間を接続する配線(H21、H22、H91、H92)、分割ゲージ抵抗と第2の電位点Dとの間を接続する配線(H1、H10)が位置している。
【0087】
ここにおいて、本実施形態では、上記オフセット電圧を低減するために、中点B、Cから第1の電位点A側に位置する配線と、中点B、Cから第2の電位点D側に位置する配線とを比べて、各中点B、Cからの順番に対応する配線同士の配線抵抗が同一となっている。
【0088】
このことは、換言すれば、ブリッジ回路20における第1の電位点Aと分割ゲージ抵抗との間の配線(H5、H6)、第2の電位点Dと分割ゲージ抵抗との間の配線(H1、H10)、中点B、Cと分割ゲージ抵抗との間の配線(H31、H32、H81、H82)および分割ゲージ抵抗間の配線(H21、H22、H41、H42、H71、H72、H91、H92)のうち、ブリッジ回路20にて2個の中点B、Cを結ぶ線に対して対称な位置関係にある配線同士の配線抵抗が、同一となっている。
【0089】
つまり、具体的に、図11を参照して、配線H1とH5、配線H22とH41、配線H21とH42、配線H32とH31、配線H10とH6、配線H92とH71、配線H91とH72、配線H82とH81の各対において、互いの配線抵抗が同一となっている。以下、この構成を、「B−C軸に対称な配線抵抗構成」という。
【0090】
それによれば、ダイアフラム14が歪んでいない状態で、ブリッジ回路20において、第1の電位点Aと第2の電位点Dとの間に電位が加わった状態で、第1の電位点Aと中点Bとの間の電位差(A−B間電位差)と、中点Bと第2の電位点Dとの間の電位差(B−D間電位差)との両電位差を等しくすることができ、一方、第1の電位点Aと中点Cとの間の電位差(A−C間電位差)と、中点Cと第2の電位点Dとの間の電位差(C−D間電位差)との両電位差を等しくすることができる。
【0091】
もし、ブリッジ回路における配線抵抗の関係が、上記の「B−C軸に対称な配線抵抗構成」を満足していないと、ダイアフラム14に圧力が印加されていない状態であっても、A−B間電位差とB−D間電位差とが異なり、また、A−C間電位差とC−D間電位差とが異なる。そして、2個の中点B、C間に電位差(オフセット電圧)が発生し、センサ出力Vout1の誤差となる。
【0092】
その点、本実施形態によれば、圧力が印加されていない状態では両中点B、C間のオフセット電圧は0となり、B−C間のオフセット電圧の発生を防止できることから、センサ出力Vout1にオフセット電圧が乗るのを防止することができる。
【0093】
そのため、「B−C軸に対称な配線抵抗構成」を採用することによって、正確な出力特性を実現することができ、結果的に、ゲージ抵抗の位置ずれによる検出感度の変動を抑制するという、本実施形態の効果をより好適に実現できる。
【0094】
さらに、上記した「B−C軸に対称な配線抵抗構成」に加えて、ブリッジ回路20における配線H1、H21、H22、H31、H32、H41、H42、H5、H6、H71、H72、H81、H82、H91、H92、H10のうち、ブリッジ回路20にて第1の電位点Aと第2の電位点Dを結ぶ線に対して対称な位置関係にある配線同士の配線抵抗が、同一となっていることが好ましい。
【0095】
つまり、具体的に、図11を参照して、配線H1とH10、配線H22とH92、配線H21とH91、配線H32とH82、配線H31とH81、配線H42とH72、配線H41とH71、配線H5とH6の各対において、互いの配線抵抗が同一となっている。以下、この構成を、「A−D軸に対称な配線抵抗構成」という。
【0096】
それによれば、ダイアフラム14が歪んでいない状態で、ブリッジ回路20において、第1の電位点Aと第2の電位点Dとの間に電位が加わった状態で、中間端子B1と第2の電位点Dとの間の電位差(B1−D間電位差)と、第2の電位点Dと中間端子C1との間の電位差(D−C1間電位差)との両電位差を等しくすることができる。
【0097】
両中間端子B1、C1間の電位差Vout2は、ブリッジ回路20の構成上、B1−C1間の配線抵抗により決まる。例えば、図11において、もし、配線H1と配線H10との配線抵抗が異なると、B1−D間電位差とD−C1間電位差とが異なることによるオフセット電圧が発生する。
【0098】
その点、「A−D軸に対称な配線抵抗構成」を採用すれば、圧力が印加されていない状態ではB1−C1間のオフセット電圧は0となり、両中間端子B1、C1間のオフセット電圧の発生を防止できる。そのため、故障診断用出力Vout2に対しても、オフセット電圧の発生を防止することができ、より正確な故障検出を行うことができる。
【0099】
ここで、上記した「B−C軸に対称な配線抵抗構成」及び「A−D軸に対称な配線抵抗構成」を容易に実現するには、ブリッジ回路20における配線H1、H21、H22、H31、H32、H41、H42、H5、H6、H71、H72、H81、H82、H91、H92、H10の全てが、配線抵抗が同一となっていれば良い。それにより、簡単なブリッジ回路構成とすることができる。
【0100】
また、本例では、上記した各分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd1の間を接続する各配線H1〜H10(引き出し部15)は、図10に示す様に、矩形形状をなしており、この矩形部の寸法により、各配線の配線抵抗が画定されるようになっている。
【0101】
ここで、図11のブリッジ回路20におけるA−B−D間、つまり、分割ゲージ抵抗Ra1、Ra2、Rb1、Rb2を含む片側の部分の形状を、図12に示す。
【0102】
各ゲージ抵抗Ra〜Rd及び各引き出し部15(配線H1〜H10)は、シリコン基板10に対し、ボロン等のイオン注入や熱拡散を行うことにより、形成される。ここで、これらの配線抵抗Rは、シート抵抗ρs、配線長(縦寸法)L、配線幅(横寸法)Wとしたとき、R=ρs・L/Wで決まる。
【0103】
シート抵抗ρsは、イオン注入条件及び拡散温度で決まり、ゲージ抵抗Ra〜Rdと引き出し部15とを、同一のイオン注入条件及び拡散温度にて形成すれば、抵抗値Rは、配線パターンのL/W(図12中では、L1/W1、L2/W2、L3/W3、L4/W4)で決まる。
【0104】
従って、本例のように、配線抵抗が同一となっている配線の対が、それぞれ配線抵抗を画定する矩形部を有する場合、当該配線の対において、矩形部の縦寸法と横寸法との比L/Wを互いに同一とすれば、配線抵抗を適切に同一にすることができる。この比L/Wに関する構成については、イオン注入時のマスクパターンを調整することで実現できる。
【0105】
具体的には、図12を参照して、L1/W1(配線H1)とL5/W5(配線H5)とが同一であり、L22/W2(配線H22)とL41/W4(配線H41)とが同一であり、L21/W2(配線H21)とL42/W4(配線H42)とが同一であり、L32/W3(配線H32)とL31/W3(配線H31)とが同一である。
【0106】
同様のことが、ブリッジ回路20におけるA−C−D間、つまり、分割ゲージ抵抗Rc1、Rc2、Rd1、Rd2を含む片側の部分についても言える。このようにすることで、上記した「B−C軸に対称な配線抵抗構成」を実現することができる。
【0107】
さらに、ブリッジ回路20にて第1の電位点Aと第2の電位点Dを結ぶ線に対して対称な位置関係にある配線同士についても、比L/Wを同一にすれば、上記した「A−D軸に対称な配線抵抗構成」を実現することができる。
【0108】
そして、ブリッジ回路20の全ての配線H1〜H10における矩形部の縦寸法と横寸法との比L/Wを同一とすれば、全ての配線H1〜H10の配線抵抗を同一にすることができる。
【0109】
また、製造プロセスにおいて加工ばらつきがあるため、各分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd1の間を接続する各配線H1〜H10の抵抗値のばらつき精度を、さらに向上させるには、配線の拡散濃度(不純物濃度)を上げて(例えば、1×1020cm-3程度)、抵抗値を下げる(上記シート抵抗ρsを小さくする)ことが望ましい。
【0110】
また、配線抵抗を小さくするために、各配線H1〜H10の拡散濃度をゲージ抵抗Ra〜Rdの拡散濃度よりも大きくすることで、さらに、オフセット電圧は改善される。その方法としては、各配線H1〜H10の拡散濃度を、コンタクト部16の拡散濃度と同程度の濃度とすれば、工程数を増加することなく実現できる。
【0111】
ところで、上記図1や図10に示す様な構成において、上記オフセット電圧の発生を防止すべく、ブリッジ回路20における配線H1〜H10の配線抵抗を調整する場合、単純には、イオン注入時のマスクパターンを調整して、ブリッジ回路20の配線H1〜H10における矩形部の形状を拡大したり引き伸ばしたりすることで、配線抵抗を変化させれば良い。
【0112】
しかしながら、配線形状の拡大や引き伸ばしによる調整では、形状を多少変形させても、配線抵抗変化が小さいため、オフセット電圧を小さくするには限界がある。そのため、配線H1〜H10の面積を大きくして抵抗変化を大きくすると、配線も含めたセンサ部の占有面積が大きくなり、結果、センサの大型化につながってしまう。
【0113】
そこで、配線抵抗を調整する場合の好ましい形態を、図13に示す。図13は、上記図10を一部変形したものであり、ブリッジ回路20における配線H1〜H10の配線抵抗を調整するために、当該配線H1〜H10に対して、切り込みを入れることにより抵抗調整部50を形成したものである。
【0114】
図13においては、配線H32、H5、H81、H10に切り込みが入れられ、抵抗調整部50が形成されている。ここで、複数個の分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd1、Ra2〜Rd2が、図中のX軸((001)結晶軸)方向に長手方向を有する折り返し形状を持つものであり、抵抗調整部50は、配線H32、H5、H81、H10に対して、該分割ゲージ抵抗における長手方向とは直交するY軸((110)結晶軸)方向に切り込みを入れることで形成されている。
【0115】
そして、図13における配線H32、H5、H81、H10は、この切れ込みにより幅の細い部分としての抵抗調整部50を有することにより、図10におけるものに比べて、抵抗値を大幅に変化させたものになる。
【0116】
このように、抵抗調整部50を形成することにより、配線形状を拡大したり引き伸ばしたりすることなく、配線抵抗を変化させることができるため、配線も含めたセンサ部の占有面積を大きくすることなく、配線抵抗を調整することができる。
【0117】
また、本例では、分割ゲージ抵抗における長手方向とは直交する方向に切り込みを入れることにより形成されたものここで、請求項12に記載の発明のように、ことが、好ましい。
【0118】
また、複数個の分割ゲージ抵抗Ra1〜Rd1、Ra2〜Rd2は、その長手方向に沿った抵抗値にて検出を行うものであるが、本例では、抵抗調整部50は、分割ゲージ抵抗における長手方向とは直交する方向に切り込みを入れることにより形成されたものであるため、印加圧力に対して実質的に感度を持たないものにできる。
【0119】
もし、抵抗調整部を形成するにあたって、ブリッジ回路における配線に対して、分割ゲージ抵抗における長手方向に切り込みを入れてしまうと、抵抗調整部自体がゲージ抵抗を形成してしまい、圧力印加によって抵抗値が変動してしまうためである。
【0120】
このような抵抗調整部50は、配線H1〜H10を形成する際のイオン注入時のマスクパターンを調整することにより、容易に形成することができる。
【0121】
(他の実施形態)
なお、本発明は、中空筒状の金属ステムの一端側に閉塞された薄肉部を形成し、他端側に開口部を形成し、該薄肉部上に半導体基板を搭載した半導体圧力センサにも適用可能である。このセンサは、金属ステムの開口部から導入される圧力によって薄肉部が歪み、その薄肉部の歪みを受けて半導体基板自体がダイアフラムとして歪むものである。
【0122】
また、本発明は、加速度が加わった場合の衝撃によってダイアフラムが歪み、その歪み応力をゲージ抵抗にて検出するようにした加速度センサに対しても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る半導体圧力センサを示す概略平面図である。
【図2】図1中のZ−Z線に沿った概略断面図である。
【図3】図1に示すセンサにおけるブリッジ回路を示す等価回路図である。
【図4】ダイアフラムの歪みにより発生する応力分布とゲージ抵抗との関係を示す図である。
【図5】センサ出力と故障診断用出力との関係の一例を示す図である。
【図6】比較例として従来のゲージ抵抗の配置構成を示す図である。
【図7】上記実施形態に係る半導体圧力センサの他の例を示す概略平面図である。
【図8】図7に示すセンサにおけるブリッジ回路を示す等価回路図である。
【図9】上記図3に示すブリッジ回路において各分割ゲージ抵抗の抵抗値が異なる例を示す図である。
【図10】上記図1の部分拡大図である。
【図11】上記図3に示すブリッジ回路において配線抵抗を含んだ回路構成を示す等価回路図である。
【図12】上記図10におけるブリッジ回路に関わるパターンの片側半分を拡大して示す図である。
【図13】配線に抵抗調整部を設けた例を示す概略平面図である。
【符号の説明】
10…半導体基板、14…ダイアフラム、20…ブリッジ回路、50…抵抗調整部、
A…入力端子(第1の電位点)、B、C…出力端子(中点)、D…入力端子(第2の電位点)、B1、C1…中間端子、Ra、Rb、Rc、Rd…ゲージ抵抗、Ra1、Ra2、Rb1、Rb2、Rc1、Rc2、Rd1、Rd2…分割ゲージ抵抗、Vout1…センサ出力に用いられる差電圧、Vout2…故障診断用出力に用いられる差電圧、X…(001)結晶軸(第1の軸)、Y…(110)結晶軸(第2の軸)、H1、H10…第2の電位点Dと分割ゲージ抵抗との間の配線、H21、H22、H41、H42、H71、H72、H91、H92…分割ゲージ抵抗間の配線、H31、H32…中点Bと分割ゲージ抵抗との間の配線、H81、H82…中点Cと分割ゲージ抵抗との間の配線、H5、H6…第1の電位点Aと分割ゲージ抵抗との間の配線。

Claims (12)

  1. 力学量の印加によって歪むダイアフラム(14)を有する半導体基板(10)と、
    この半導体基板の一面側に形成され、前記ダイアフラムの歪みにより発生する応力に基づいて抵抗値が変化する4個のゲージ抵抗(Ra、Rb、Rc、Rd)とを備え、
    これら4個のゲージ抵抗によりブリッジ回路(20)が構成され、このブリッジ回路の2個の中点(B、C)における電位差(Vout1)をセンサ出力として用いるようにした半導体力学量センサにおいて、
    前記4個のゲージ抵抗は、それぞれ複数個に分割された分割ゲージ抵抗(Ra1、Ra2、Rb1、Rb2、Rc1、Rc2、Rd1、Rd2)となっており、
    前記複数個の分割ゲージ抵抗における分割された間を結ぶ端子のうち前記力学量が印加されていない状態において電位が等しい組合せの端子(B1、C1)における電位差(Vout2)が、故障診断用出力として用いられており、
    前記複数個の分割ゲージ抵抗は、前記ダイアフラムの中心寄りに位置し互いに前記応力の分布が均一となるような位置に配置された分割ゲージ抵抗(Ra1、Ra2、Rd1、Rd2)よりなる第1の群と、前記第1の群よりも前記ダイアフラムの外周端部寄りに位置し互いに前記応力の分布が均一となるような位置に配置された分割ゲージ抵抗(Rb1、Rb2、Rc1、Rc2)よりなる第2の群とよりなることを特徴とする半導体力学量センサ。
  2. 前記ダイアフラム(14)における前記応力の分布は、前記ダイアフラムの中心が最大であって当該中心から前記ダイアフラムの外周端部に向かって同心円状に小さくなっているものであることを特徴とする請求項1に記載の半導体力学量センサ。
  3. 前記ダイアフラム(14)の平面形状が正方形あるいは円形であることを特徴とする請求項2に記載の半導体力学量センサ。
  4. 前記ダイアフラム(14)の中心を通り相直交する第1の軸(X)および第2の軸(Y)を想定したとき、
    前記第1の群の分割ゲージ抵抗(Ra1、Ra2、Rd1、Rd2)および前記第2の群の分割ゲージ抵抗(Rb1、Rb2、Rc1、Rc2)は、それぞれ、前記第1及び第2の軸によって区画される4つの象限に別れて位置するように前記ダイアフラムの中心に対して点対称に配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載の半導体力学量センサ。
  5. 前記複数個の分割ゲージ抵抗(Ra1〜Rd1、Ra2〜Rd2)は、全て同じ抵抗値を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の半導体力学量センサ。
  6. 前記ブリッジ回路(20)における第1の電位点(A)と前記分割ゲージ抵抗との間の配線(H5、H6)、第2の電位点(D)と前記分割ゲージ抵抗との間の配線(H1、H10)、前記中点(B、C)と前記分割ゲージ抵抗との間の配線(H31、H32、H81、H82)および前記分割ゲージ抵抗間の配線(H21、H22、H41、H42、H71、H72、H91、H92)のうち、前記ブリッジ回路にて前記2個の中点を結ぶ線に対して対称な位置関係にある配線同士の配線抵抗が、同一となっていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の半導体力学量センサ。
  7. 前記ブリッジ回路(20)における前記配線(H1、H21、H22、H31、H32、H41、H42、H5、H6、H71、H72、H81、H82、H91、H92、H10)のうち、前記ブリッジ回路にて前記第1の電位点(A)と前記第2の電位点(D)を結ぶ線に対して対称な位置関係にある配線同士の配線抵抗が、同一となっていることを特徴とする請求項6に記載の半導体力学量センサ。
  8. 前記配線抵抗が同一となっている配線の対は、それぞれ配線抵抗を画定する矩形部を有し、前記矩形部の縦寸法と横寸法との比が互いに同一となっていることを特徴とする請求項6または7に記載の半導体力学量センサ。
  9. 前記ブリッジ回路(20)における前記配線(H1、H21、H22、H31、H32、H41、H42、H5、H6、H71、H72、H81、H82、H91、H92、H10)は、全て配線抵抗が同一となっていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1つに記載の半導体力学量センサ。
  10. 前記ブリッジ回路(20)における前記配線(H1、H21、H22、H31、H32、H41、H42、H5、H6、H71、H72、H81、H82、H91、H92、H10)は、それぞれ配線抵抗を画定する矩形部を有し、
    全ての前記配線における前記矩形部の縦寸法と横寸法との比が同一となっていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1つに記載の半導体力学量センサ。
  11. 前記ブリッジ回路(20)における前記配線(H1、H21、H22、H31、H32、H41、H42、H5、H6、H71、H72、H81、H82、H91、H92、H10)には、切り込みを入れることにより形成された抵抗調整部(50)が設けられていることを特徴とする請求項6ないし10のいずれか1つに記載の半導体力学量センサ。
  12. 前記複数個の分割ゲージ抵抗(Ra1〜Rd1、Ra2〜Rd2)は、所定方向に長手方向を有する折り返し形状を持つものであり、
    前記抵抗調整部(50)は、前記ブリッジ回路(20)における前記配線に対して、前記分割ゲージ抵抗における長手方向とは直交する方向に切り込みを入れることにより形成されたものであることを特徴とする請求項11に記載の半導体力学量センサ。
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