JP4842912B2 - 拠点装置間の双方向通信の帯域制御方式 - Google Patents

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本発明は拠点装置間の双方向通信の帯域制御方式に関する。
通信拠点間の通信としてはコンピュータネットワークにおけるサーバ・クライアント間通信や,WAN高速化通信におけるセッションを中継する中継装置間の通信等が存在する。このような2つの拠点装置間の通信を双方向で行う場合,扱うデータが高速・多量である場合に,データ送信の処理と受信の処理が各拠点装置の処理能力(CPU性能,バス速度等)を越えてしまい,送受信性能が著しく低下したり,片方向の通信だけに偏ってしまったり,装置が無応答になるなどの不安定な状態に陥ることがある。
図8は従来の通信拠点間における双方向通信の説明図である。図8の(a) は拠点Aと拠点Bがネットワークを介して接続された構成を示し,拠点A,拠点Bからの送信帯域制限の上限値をP(伝送帯域:伝送速度)とすると,拠点A,Bとも単一方向通信では装置全体に余裕があり,Pでの送信及びPでの受信の各々は可能である。ここでPは装置性能により単一方向通信が可能な帯域(速度)であるものとする。
図8の(b) は拠点Aから拠点Bへの片方向の通信であり,拠点AはPでの送信が可能で,拠点BはPでの受信が可能である。図8の(c) は拠点Bから拠点Aへの片方向の通信であり,拠点BはPでの送信が可能で,拠点AはPでの受信が可能である。図8の(d) は拠点Aと拠点BでそれぞれがPでの送信と受信を同時に行おうとするものであるが,Pでの送信と受信を同時に実行することは上記した各拠点装置の処理能力を越えてしまい不可能である。
従来の方法として,拠点装置の通信品質を保つため次の(1) 〜(3) のような解決方法が考えられる。
(1) 通信帯域制限の上限値を,拠点Aから拠点B方向へはP,拠点Bから拠点A方向へはごく微量(装置性能への影響が無いレベル)に制限する。
(2) 拠点Aから拠点B方向と,拠点Bから拠点A方向を交互に切り替える。例えば,1 秒毎に切り替える。
(3) 送信帯域制限値の上限値として,装置性能から双方向で送受信可能なP’を決定する。例えば,P’=P/2とする。
ところが,上記(1) の方法では, 双方向通信を高速に行いたいという要求を満たすことができない。また,(2) の方法では瞬間的に実際に通信しているのはどちらか一方なので,総合的な通信性能はPの半分にも満たない。また,切り替え時間により各拠点への応答の遅れが問題になったり,特に,利用されるケースが多いTCPプロトコルでは,スロースタート制御(最初は低速度で開始して相手からの正常応答を受けて順次速度を上げる制御)により回線の速度をPまで有効に利用できないという問題がある。なお,この方法に含まれる技術として,主に無線通信において,時分割複信(TDD:Time Division Duplex) や時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)という技術があるが,これは同一周波数の電波を用いて(擬似的に)全二重通信を実現する方式であり,双方向通信における負荷を軽減するという目的とは異なる。
(3) の方法では双方向通信が発生した場合に,装置性能を充分に活用できるが,一時的に片方向通信となった場合に,片方向ではPでの通信ができるはずなのにP’に抑えられてしまい,(P−P’)分の性能を活用できていないことになる。
光ファイバを用いて局間で双方向通信を行う技術において,一方の局から光カプラを介して接続した光ファイバを用いて他方の局へ信号を伝送すると共に,他方の局から該光ファイバを介して送られてきた信号を光カプラで分波して受信を行うことで双方向通信を行い,各局装置に光送信器と光受信器と,該光送信器と光受信器と光ファイバに光学的に接続され受信器の方向と送信器の方向との合分波比率が受信器の方向より送信器の方向が小である光カプラを設けるよう構成した技術が提案され(特許文献1参照),光カプラの合分波比率として送信器側がx,受信器側が(1−x)(0<x<0.5)を使用することで,受信側での送信方向への光パワー減衰量を確保して利用効率を上げるものである。
特開2003−23400号公報
上記図8を用いて説明した従来の技術によれば,双方向通信を行うが上記(3) の場合のように,一時的に片方向通信となった時に,片方向ではP(送信帯域制限の上限値)での帯域に対応した処理能力があるのに,送信帯域制限の上限値として決定したP’(=P/2)の帯域に対応した処理量に抑えられてしまい(P−P’)分の性能(処理能力)を活用できないという問題がある。
また,上記特許文献1の技術は,光ファイバによる同一波長(周波数)を用いた双方向通信において送信が0<x<0.5(xは光カプラの合分波比率)の時に利用効率を上げるための技術であり,拠点間の双方向通信において拠点の装置性能を有効に活用するという目的を実現するものではない。
本発明は送・受信データの処理能力に限界がある拠点装置間の双方向通信において,扱うデータが高速・多量の場合の各拠点の装置の処理能力を有効に活用すると共に送・受信の過大な負荷を軽減することができる拠点装置間の双方向通信の帯域制御方式を提供することを目的とする。
ネットワークで接続された2つの拠点装置間の双方向通信時に,予め決められた単位時間毎にトリガ部から発生する信号により帯域計算部が起動し,帯域計算部は自拠点装置における現時点での送信可能最大帯域(Qamaxとする)を計算する。帯域計算部には,自拠点装置の送信帯域変動の上限値(Pa)と相手拠点装置の送信帯域変動の上限値(Pb)が予め帯域設定部に設定されており,相手拠点装置から送信されたデータを受信する受信部における受信量を計算する受信量計算部から計算した値である受信帯域(Ra)が出力され,その値を受け取って自拠点装置の送信可能最大帯域(Qamax)を,次の式(1) により求める。
Qamax=Pa(1−(Ra/Pb)) (1)
但し,計算により求めた送信可能最大帯域(Qamax)がPa/2を下回ってしまう場合は,QamaxをPa/2とする。こうして,求めた自拠点装置の送信可能最大帯域(Qamax)を送信部の送信帯域(速度)を制御する帯域制御部に供給することで相手拠点装置への送信が実行される。相手拠点装置でも,図1と同様の構成で,同様の原理により受信帯域を得て,送信可能最大帯域の計算を行って相手拠点装置における送信可能最大帯域を求めて相手拠点装置の送信制御部の送信帯域を制御する。
こうして,送信帯域を受信帯域から算出するため,受信量が少ない期間には送信可能な帯域が送信帯域変動の上限値(Pa)に近づき,装置性能を常に有効に使用できる。
本発明によれば,送信可能な変動最大帯域の算出を,運用する状況に対応して適宜に設定した間隔で行うことにより,各時点での受信通信量に基づいて適切な帯域設定をすることが可能となり,コンピュータ等の拠点装置のそれぞれにおいて双方向通信の処理能力を最大限活用可能な高速通信を実現すると共に過大な負荷を抑制することができる。
また,送信帯域変動の下限を最大帯域の半分に止めることにより,送受信の帯域がシーソー状態になったり,片方向の通信に偏ることを防ぐことができる。
本発明による基本構成を図1に示す。図中,1は拠点装置,10は帯域計算部,100は自拠点の送信可能最大帯域算出部,101は帯域設定部,101aは送信帯域変動の上限値(Pa),101bは相手(通信相手の拠点装置)の送信帯域変動の上限値(Pb),11は帯域計算部10による帯域計算を一定周期で起動するトリガ部,12は帯域制御部,13は受信量計算部,14は送信データを出力すると共に相手拠点装置からのデータを受け取るアプリケーション部,15は外部ネットワークとのインタフェースであり送受信を行う通信部,15aは送信部,15bは受信部である。
この方式では送・受信データの処理能力に限界がある2つの拠点装置の間で双方向通信を行う場合に,時間によって変化する通信量によってデータ送信量をP〜P/2(Pは送信帯域制限の上限値)の範囲内で動的に変動させ,拠点装置の通信品質を保ちつつ可能な限り高速な通信を行うものである。
拠点装置1は外部ネットワークを介して図示省略された相手の拠点装置との間で双方向通信を行っており,アプリケーション部14からのデータ(パケット)が帯域制御部12による帯域制御を受ける通信部1の送信部15aから送信される。帯域制御部12は帯域計算部10により計算された現在の送信可能最大帯域(Qamax)を越えないよう送信データ量の調整をして帯域制御を行う。
相手拠点装置から送信されたデータは受信部15bで受信されてアプリケーション部14に供給される。受信部15bで受信した受信データは受信量計算部13に供給されて,単位時間当たりの受信量が計算されて,現時点での受信帯域(Ra)として送信可能最大帯域算出部100に供給される。受信量計算における単位時間は後述するトリガ部11のトリガ周期と同じにすることができる。
トリガ部11は予め設定された単位時間(トリガ間隔またはトリガ周期)毎に帯域計算部10を駆動し,これを契機として当該拠点装置1におけるこの時点での送信可能最大帯域を求める計算が送信可能最大帯域算出部100で開始される。送信可能最大帯域の計算は上記の式(1) を用いて実行する。但し,この拠点装置1(相手の拠点装置に対してこれを自拠点装置1という場合もある)の送信帯域変動の上限値(Pa)と相手の送信帯域変動の上限値(Pb)は自拠点装置1及び相手拠点装置の処理能力(送受信データの処理能力)の上限値により制限されており,その処理能力に対応した上限値は帯域設定部101の格納位置101a,101bに予めユーザにより設定されている。
なお,自拠点装置の送信帯域変動の上限値(Pa)と相手拠点装置の送信帯域変動の上限値(Pb)は同じ値となるのが一般的であるが,各拠点装置の処理性能の違いがある場合や,ADSL等の通信速度が非対称な回線の場合には異なる値となる。
上記の式(1) は自拠点の送信可能な変動最大帯域は,自拠点装置の受信量の割合から算出し,割合は受信し得る最大帯域(すなわち相手拠点装置の送信帯域変動の最大値Pb)を元にした,実際の受信量との比率である。この(1) の式により求めた自拠点の送信可能最大帯域QamaxがPa/2を下回る場合は,QamaxをPa/2とする。
このように拠点装置1において送信可能最大帯域Qamaxを求めて,その送信帯域によりデータを送信する動作を行う一方で,相手拠点装置でも上記の(1) と同様の原理による次の式(2) により相手拠点装置の送信可能最大帯域(Qbmaxとする)を求めて,その送信帯域により拠点装置1に対して送信を行う。但し,Pa,Pbは上記式(1) と同じ設定値であり,Rbは相手拠点装置で受信したデータ受信量に基づく受信帯域である。計算により求めた送信可能最大帯域(Qbmax)がPb/2を下回ってしまう場合は,QbmaxをPb/2とする。
Qbmax=Pb(1−(Rb/Pa)) (2)
上記トリガ部11のトリガ周期は,ネットワークの伝送路の特性,拠点装置1における送受信の処理能力等の条件に応じて適宜の間隔を設定し,その時点での通信量に応じた適切な帯域設定をすることができる。具体的には,例えば250ミリ秒周期等を採用することができる。イーサネット(登録商標)の10Base(10メガビット秒)やギガビット秒など実際のネットワークの環境に応じて,計算誤差が発生しない程度が良い。また,この一定周期毎の送信帯域計算による調整が負荷にならない程度であることが必要であることは言うまでもない。
また,自拠点装置の帯域Qamaxは,Pa/2<Qamax<Paの範囲で,相手拠点装置の帯域Qbmaxは,Pb/2<Qbmax<Pbの範囲を変動することになる。特に,自拠点装置と相手拠点装置の装置性能が同じであり,送信帯域変動の上限値も同じPa=Pbに設定した場合,高負荷での双方向通信時のデータ送信量とデータ受信量が,ともにPa/2となり,等しくなる。この場合,送受信共にPa/2の帯域での全二重通信となる。
図2は帯域計算の処理フローであり,図1に示す帯域計算部10において,受信量計算部13と連携して実行される。帯域計算部は図2のAに示すように,計算トリガの発生に応じて,最初に受信量計算部から単位時間あたり受信量を取得する(図2のS1)。この受信量計算部における処理内容は図2のBに記載されている。すなわち,受信量計算は前回計算時からの経過時間を測定し(図2のS10),経過時間をΔtとする。次に単位時間当たりの受信量(=Δr/Δt)を計算する(同S11)。但し,Δrは累計受信量(データ量)である。次にΔrを0にして(図2のS12),単位時間当たりの受信量を帯域計算部に出力する(同S13)。この受信量を取得した帯域計算部は,送信帯域変動の上限値を上記式(1) により計算し(図2のS2),帯域制御部へ帯域上限を通知する(同S3)。
図3乃至図7は本発明による具体例を示したものであり,図3は拠点Aと拠点Bに関係する各帯域の表す符号を示す図であり,Qaは拠点Aにおける送信可能な変動最大帯域(Qamaxと同じ),Raは現在の受信量,Paは拠点Aの送信帯域変動の上限値,Qbは拠点Bにおける送信可能な変動最大帯域(Qbmax),Rbは現在の受信量,Pbは拠点Bの送信帯域変動の上限値であり,拠点AのQaの最大値はPa,拠点BのQbの最大値はPbである。
図4は拠点A,拠点Bの双方向通信における帯域の具体例1である。この例では拠点Aの送信帯域変動の上限値がPaと拠点Bの送信帯域変動の上限値がPbとして,Pa=Pb=300とする。図4の(a) はQa=300の状態で,拠点Bから拠点Aの通信を300で始めようとした場合,拠点Bは受信量Rb=300であるため,上記式(2) と送信可能最大帯域(Qbmax)がPb/2を下回った場合はPb/2にすることから,拠点Bの送信可能な変動最大帯域Qbmax=150に抑えられ,(b) に示すように拠点BからQbmax=150で送信される。Qbmax=150であれば,拠点Aにおける受信量はRa=150であるため,上記式(1) によりQamax=150となる。結果として,Qa=Qb=150の全二重通信となる。
図5は拠点A,拠点Bの双方向通信における帯域の具体例2である。この例も上記具体例1と同様にPa=Pb=300であるものとする。(a) において拠点Aから拠点Bへの片方向通信をQa=260で行っている時に,拠点Bから拠点Aの通信を120で始めようとした場合,拠点BはRb=260であるため,上記式(2) と送信可能最大帯域(Qbmax)がPb/2を下回った場合はPb/2にすることから,Qbmax=150となる。ここで,拠点BからQb=120の通信を始めると,拠点AはRa=120であり,上記式(1) よりQamax=180となる。従って,図5の(b) に示すようにQa=180に抑えられる。なお,この具体例2でも,拠点A,Bの両方とも送受信量が拠点装置の処理能力を越えていない。
図6は拠点A,拠点Bの双方向通信における帯域の具体例3である。この例は,拠点Aの送信帯域変動の上限値Pa=100,拠点Bの送信帯域変動の上限値Pb=200(上り:下り=1:2)の場合であり,拠点Aから拠点Bヘの片方向通信をQa=100で行っていて,拠点Bから拠点Aの通信を200で始めようとした場合,図6の(a) に示すよように拠点BはRb=100であり,上記式(2) と送信可能最大帯域(Qbmax)がPb/2を下回った場合はPb/2にすることから,Qbmax=100となる。
ここで,拠点Bから帯域200の通信を始めようとするが,図6の(b) に示すようにQbmaxによりQb=100に抑えられる。
更に,拠点AはRa=100であり,上記式(1) により図6の(c) に示すようにQamax=50となる。これによりRb=50の時にも,Qbmax=100のままであり,図6の(c) の状態が維持される。
このように,送信帯域変動の上限値が非対称である場合,上記(1) において自拠点の送信可能な最大帯域を受信量と受信最大帯域の割合で算出することにより,帯域が動的に抑えられたときでも,双方向の通信量は各拠点の送信帯域変動の上限値の比率を保っている。
図7は拠点A,拠点Bの双方向通信における帯域の具体例4である。この例は,上記図6の具体例3と同じく拠点Aの送信帯域変動の上限値Pa=100,拠点Bの送信帯域変動の上限値Pb=200(上り:下り=1:2)であるが,拠点Aから拠点Bヘの片方向通信をQa=50で行っていて,拠点Bから拠点Aの通信を200で始めようとした場合である。この場合,拠点BはRb=50であり,図7の(a) に示すように拠点BはQbmax=100となる,ここで,拠点BからQb=200の通信を始めようとするが,図7の(b) に示すようにQbmaxによりQb=100に抑えられる。
この具体例4でも,具体例3と同様に双方向の通信量は各拠点の送信帯域変動の上限比率を保っている。
本発明による基本構成を示す図である。 帯域計算の処理フローを示す図である。 拠点Aと拠点Bに関係する各帯域を表す符号を示す図である。 拠点A,拠点Bの双方向通信における帯域の具体例1を示す図である。 拠点A,拠点Bの双方向通信における帯域の具体例2を示す図である。 拠点A,拠点Bの双方向通信における帯域の具体例3を示す図である。 拠点A,拠点Bの双方向通信における帯域の具体例4を示す図である。 従来の通信拠点間における双方向通信の説明図である。
符号の説明
1 拠点装置
10 帯域計算部
100 自拠点の送信可能最大帯域算出部
101 帯域設定部
101a 送信帯域変動の上限値(Pa)
101b 相手の送信帯域変動の上限値(Pb)
11 トリガ部
12 帯域制御部
13 受信量計算部
14 アプリケーション部
15 通信部

Claims (3)

  1. ネットワークに接続された拠点装置間の双方向通信の帯域制御方式において,
    拠点装置は,予め決められた単位時間毎に出力を発生するトリガ部と,前記トリガ部からの出力により起動して自拠点の送信可能最大帯域を計算する帯域計算部と,
    前記帯域計算部により求めた送信可能最大帯域により送信部の帯域を制御する帯域制御部と,
    相手拠点装置からのデータを受信部から入力して受信帯域(Ra)を算出して出力する受信量計算部と,
    自拠点装置の送信帯域変動の上限値(Pa)と,相手拠点装置の送信帯域変動の上限値(Pb)を保持する帯域設定部と,
    を備え,前記帯域計算部は,前記受信量計算部から出力する受信帯域(Ra)と前記自拠点装置と相手拠点装置の送信帯域変動の上限値を用いて次の式
    Qamax=Pa(1−(Ra/Pb))
    の計算により求めた自拠点の送信可能最大帯域(Qamax)の値を前記帯域制御部に供給して自拠点からの送信帯域を制御することを特徴とする拠点装置間の双方向通信の帯域制御方式。
  2. 請求項1において,
    前記帯域計算部は,前記の式の計算により求めた自拠点の送信可能最大帯域(Qamax)の値が自拠点装置の送信帯域変動の上限値(Pa)の1/2より小さい場合は,送信帯域変動の上限値の1/2を発生することを特徴とする拠点装置間の双方向通信の帯域制御方式。
  3. 請求項1において,
    前記受信量計算部は,受信部からのデータの受信量を求め,所定の時間当たりの受信量を計算することにより受信帯域を算出して前記帯域計算部に供給し,前記所定の時間を前記トリガ部が出力を発生する単位時間と等しい時間に設定することを特徴とする拠点装置間の双方向通信の帯域制御方式。
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