JP4840986B2 - 燃焼除害装置 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体や液晶デスプレーの製造過程で発生するフロンガス系ガス等の廃棄ガスを、高温燃焼ガスにより燃焼することにより分解し、CO2やCl2、SiO2などに変換する燃焼除害装置に関するものであり、特に、高温でないと分解が難しいCF4等の燃焼除害に適する装置であるが、他の有害ガスやPCBなどの有害物質の無害化処理にも利用できる。
半導体製造装置や液晶パネル製造装置からは、シラン(SiH4)やジシラン(Si26)等の廃棄ガスが発生するが、この廃棄ガスは、有害であるので、そのまま大気に放出することができない。そこで、従来、前記廃棄ガスは燃焼除害装置を用いて無害化処理を行っている。
従来の燃焼除害装置は、上端面を閉鎖した円筒状のバーナ部と、該バーナ部の下流側に設けた燃焼室とを備え、該バーナ部より燃焼室に向けて燃焼炎を形成し、該燃焼炎に廃棄ガスを導入して該廃棄ガスを酸化分解させている(例えば、特許文献1、参照)。
前記燃焼除害装置のバーナ部頂壁には、空気ノズルと助燃ノズルと廃棄ガス導入管が設けられ、前記空気ノズルは、前記バーナ部内に旋回流を形成するように空気を噴出させ、又、前記助燃ノズルは、前記バーナ部内に旋回流を形成するように助燃ガスを噴出させる。
前記空気ノズルは、助燃ノズルから噴出された助燃ガスの着火を促進し、開口下方に向かって形成された燃焼炎に旋回空気を下方に向かって吹き付ける。又、廃棄ガス導入管は、バーナ部内に廃棄ガスを噴出させるが、この廃棄ガスは助燃ガスの旋回流と混合しながら燃焼する。
WO00/32990国際公開公報
従来の燃焼除害装置では、空気と燃料との混合が十分に行われず、廃棄ガスと高温燃焼ガスとの混合も不十分である。そのため、好適な除害効率を得られず、また、燃料の無駄も発生するので、運転コストも嵩んでしまう。
この発明は、上記事情に鑑み、除害効率を向上させると共に、運転コストの軽減を図ることを目的とする。
この発明は、一端が燃焼室端壁により、かつ周囲が周壁によって定められた円筒状の燃焼室を備えた燃焼除害装置において;前記端壁には、廃棄ガスの導入口と複数個のバーナとが配設され、前記各バーナには、燃料噴射手段と空気旋回手段とが配設され、前記各空気旋回手段は、前記燃焼室内で互いに同方向の空気の旋回流を形成し、その旋回流の相互の干渉により全体として前記燃焼室内に前記燃焼室の中心軸回りの合成旋回流が形成できるように配設されていることを特徴とする。
前記燃焼室の周壁の外部周部には、前記空気旋回手段と連通する空気通路が設けられ、この空気通路に空気を流通させることにより、前記燃焼室の周壁を冷却するとともに該空気を予熱するようにしたことを特徴とする。
前記バーナには、酸素噴射手段が配設されていることを特徴とする。前記廃棄ガスの導入口には、廃棄ガス管体が接続され、該廃棄ガス管体には、燃料添加管が接続され、前記廃棄ガスが前記燃焼室に流入する前に燃料を添加できるようにしたことを特徴とする。
前記廃棄ガスの導入口が、複数設けられていることを特徴とする。前記廃棄ガスの導入口に、廃棄ガス旋回手段が設けられていることを特徴とする。前記廃棄ガス旋回手段は、前記空気旋回手段により形成される旋回流と反対方向の旋回流を形成することを特徴とする。
前記燃焼室の周壁の内側には、耐熱保護カバーが交換可能に配設されていることを特徴とする。
この発明は、燃焼室の端壁には、廃棄ガスの導入口と複数個のバーナとが配設され、前記各バーナには、燃料噴射手段と空気旋回手段とが配設され、前記各空気旋回手段は、前記燃焼室内で互いに同方向の空気の旋回流を形成し、その旋回流の相互の干渉により全体として前記燃焼室内に前記燃焼室の中心軸回りの合成旋回流が形成できるように配設されているので、空気と燃料との混合が十分に行われ、廃棄ガスと高温燃焼ガスとの混合が促進される。その結果、除害効率を飛躍的に向上できるとともに、燃料や追加酸素の無駄がなく、結局運転コストも軽減することができる。
この発明の前記合成旋回流は、燃焼室内壁に接触しながら旋回するので、廃棄ガスの燃焼によって発生するSiO2粉等が前記内壁に堆積するのを防止することができる。
この発明の前記燃焼室の周壁の外周部には、前記空気旋回手段と連通する空気通路が設けられ、この空気通路に空気を流通させるので、前記燃焼室の周壁を冷却するとともに該空気を予熱することができる。
この発明の前記空気旋回手段は、その中心軸が前記燃焼室の中心軸と所定角度をなして傾斜しているので、前記空気旋回手段の中心軸回りの旋回流が、相互に干渉して全体として前記燃焼室内に前記燃焼室の中心軸回りの合成旋回流を形成することができる。
この発明の前記バーナには、酸素噴射手段が配設されているので、該バーナから放出される空気を酸素富化(酸素リッチ)の状態にすることができる。そのため、燃焼ガス温度の高温化を図り、難分解ガスでも高い分解率を達成することができる。
この発明の前記廃棄ガスの導入口には、廃棄ガス管体が接続され、該廃棄ガス管体には、燃料添加管が接続され、前記廃棄ガスが前記燃焼室に流入する前に燃料を添加できるようにしたので、還元性の反応雰囲気を形成することができる。
この発明の前記廃棄ガスの導入口は、複数設けられているので、各導入口に異なった種類の廃棄ガスを供給することができ、複数台つなげることができる。
この発明の前記廃棄ガスの導入口に、廃棄ガス旋回手段が設けられているので、該廃棄ガスを分散させることができる。そのため、該廃棄ガスを混合、燃焼しやすい状態にすることができる。
この発明の前記廃棄ガス旋回手段は、前記空気旋回手段により形成される旋回流と反対方向の旋回流を形成するので、該廃棄ガスは、燃焼室内において、空気旋回手段の中心軸回りの旋回流、及び燃焼室の中心軸回りの合成旋回流、と十分に混合される。そのため、除害効率を向上させることができる。
この発明の前記燃焼室の周壁の内側には、耐熱保護カバーが交換可能に配設されているので、該周壁を保護することができると共に、該耐熱保護カバーのメンテナンスを容易に行うことができる。
この発明の第1実施の形態を図1、図2により説明する。
燃焼除害装置1の燃焼室3は、円筒状に形成され、その一端は端壁5により閉鎖され、他端は開放されている。前記端壁5には、廃棄ガスの導入口7と複数個のバーナ9が設けられている。該バーナ9の先端は、端壁5の内面から突出しているが、その突出量は、必要に応じて適宜選択される。例えば、その突出量を零とし、該バーナ9の先端が、前記端壁5の内面と面一になるようにしても良い。
前記導入口7は、端壁5の中央部に設けられ、その中心軸5cは、燃焼室3の中心軸3c上に位置している。なお、前記中心軸5cの位置は、必要に応じて適宜選択され、必ずしも前記中心軸3cと一致させる必要はない。
バーナ9は、前記導入口7を囲むように配設され、周方向に等間隔をおいて4個設けられている。バーナ9は、燃料噴射手段と空気旋回手段とを備えている。
前記燃料噴射手段として、例えば、ノズル10を有する燃料噴射器11が用いられる。又、前記空気旋回手段として、例えば、空気旋回器13が用いられているが、この空気旋回器13には、空気供給手段に連通する筒状の空気管13aが設けられている。該空気管13aには、前記ノズル10が同心状に内蔵されており、該空気管13aの先端には旋回翼13bが設けられている。この旋回翼13bは、空気管13aの先端又は該先端より少し退いた位置に設けられているが、この位置は必要に応じて適宜選択することができる。
前記バーナ9の中心軸11cは、前記燃焼室3の中心軸3cに対し、所定角度θ傾斜している。この傾斜角度θは、必要に応じて選択されるが、例えば、30度〜60度の範囲で適宜選択される。
燃焼室3の周壁3aの内面には、耐熱保護カバー16が設けられている。この保護カバー16は、耐熱材、例えば、セラミック材料で形成され、前記燃焼室3の周壁3aに着脱自在に取り付けられている。
次に、本実施の形態の作動について説明する。
空気旋回器13の空気室13aに空気Aを圧送すると、該空気Aは旋回翼13bを通って旋回流dとなりながら、燃焼室3内に放出される。前記各空気旋回器13により形成された旋回流dは、該バーナ9の中心軸9c回りの旋回流dであり、互いに同一方向、例えば時計方向に旋回している。
前記空気Aは、燃料Gを燃焼するための酸化剤として用いられ、又、燃料Gとして、例えば、天然ガス、プロパン、水素などが用いられる。
なお、空気Aと燃料Gは、燃焼室3に噴出された後に混合されるので、予め両者を混合した状態で燃焼室に放出する方式(予混合方式)と異なり、逆火現象は発生しない。そのため、燃料の引火爆発事故の発生を防止することができるので、安全である。
前記空気Aの旋回流dが燃料Gと混合されると、該燃料Gが燃焼し、旋回炎となりながら燃焼室3の中心軸3cに向かって斜め下方に進行する。
この時、廃棄ガスの導入口7からは、廃棄ガスHが燃焼室3内に圧送されるが、この廃棄ガスHとして、例えば、半導体製造装置から排出される、シラン(SiH4)やジシラン(SiH6)等の有害可燃ガスHが用いられる。前記廃棄ガスHは、前記旋回流dに巻き込まれ、分散しながら燃焼する。
前記各旋回流(旋回炎)dは、互いに同一方向に回転しながら前記中心軸3cに向かって斜め下方に進行するとともに、互いに干渉し合い、全体として前記中心軸3c回りの旋回流(旋回炎)Dとなる。この旋回流Dを、合成旋回流(合成旋回炎)と呼ぶことにする。前記合成旋回流Dは、廃棄ガスHを燃焼させるとともに、前記周壁3aの内面(耐熱保護カバー16)を擦りながら旋回するので、燃焼により生成されるシリカ(SiO2)等が前記内面に付着し堆積するのを防止することができる。
なお、耐熱保護カバー16は、燃焼室3に着脱自在に設けられているので、メンテナンス時には、容易に着脱し、新品と交換することができる。
この発明の第2実施の形態を図3、図4により説明するが、前記図1,図2の図面符号と同一図面符号は、その名称も機能も同一である。
この実施の形態と前記第1実施の形態との相違点は、空気旋回器の空気管として、燃料噴射器と同軸状に配設する代わりに、燃焼室を包囲する空気通路28を用いることである。即ち、この実施の形態では、燃焼室3の周壁3aの外周に、空気通路28が設けられている。
この空気通路28は、垂直通路部28aと、該垂直通路28aの上端部に連続する傾斜通路部28bとを備えている。この垂直通路部28aの下部には、一対の空気供給口30が、点対称に配設され、又、前記傾斜通路部28bには、旋回翼13bが設けられている。
この実施の形態では、バーナ9Aの空気供給口30から圧送される空気Aは、垂直通路部28a内を上昇して傾斜通路部28bに到達した後、旋回翼13bを通って旋回流となりながら燃焼室3内に放出される。そのため、燃焼室3の周壁3aは冷却されるので、前記周壁3aが熱により損傷するのを防止することができる。又、前記空気Aは、空気通路28を通りながら予熱されるので、室温の空気を燃焼室に吹き込む場合に比べ、燃焼室内における熱損失を少なくすることができる。
なお、この実施の形態では、バーナ9が6本設けられ、該バーナ9の先端は、端壁5の内面と面一に形成され、又、耐熱保護カバーは省略されている。
この発明の第3実施の形態を図5〜図7により説明するが、前記図3,図4の図面符号と同一図面符号は、その名称も機能も同一である。
この実施の形態と前記第2実施の形態(図3、図4)との相違点は、次の通りである。
(1)バーナ9Bに酸素噴射手段が設けられていること。
この酸素噴射手段として、例えば、酸素噴射器22が用いられるが、この酸素噴射器22は、燃料噴射器11を包囲する管体部22aと、該管体部22aに設けられた導入口22bと、を備えている。
(2)廃棄ガスの導入口が、複数設けられていること。
前記導入口のうち、中央導入口7Aに連結された廃棄ガス管体8には、廃棄ガスの旋回手段が設けられているが、この旋回手段として、旋回流形成ノズル24が用いられる。このノズル24は、前記管体8の内周円とほぼ接線方向に向いて設けられている。なお、前記管体8の上端は、蓋25により閉鎖されている。
他の導入口7Bは、周方向に等間隔をおいて3個設けられ、該導入口7Bに連接した廃棄ガス管体8aには、燃料添加管26が連設されている。
(3)空気供給口30が、1個しか設けられていないこと及びバーナ9Bが3個であること。
この実施の形態では、酸素噴出器22から酸素Sが噴射されるので、空気Aに酸素Sが添加される。そのため、空気の旋回流dは、酸素富化の状態となるので、ここに燃料Gを噴射すると、燃焼ガスの温度が上昇し、難分解性ガスでも高い分解率を達成することができる。
又、旋回流形成ノズル24に廃棄ガスHを圧送すると、該廃棄ガスHは導入口7Aの中心軸回りに旋回しながら燃焼室3内に入り、空気の旋回流dと混合される。この時、廃棄ガスの旋回流Hdを、前記空気の旋回流dと反対方向(反時計回り)に旋回させると、効率良く混合することができる。
前記導入口7Bの廃棄ガス管体8aに、廃棄ガスH1を供給するとともに、燃料添加管26に燃料Gを供給すると、前記廃棄ガスH1は、燃料Gと混合された状態で燃焼室3内に放出される。そうすると、還元性の反応雰囲気を形成することができる。なお、前記導入口7Aと導入口7Bに供給される廃棄ガスH、H1は、異なった種類のものを用いたが、同一種類の廃棄ガスを用いても良いことは勿論である。
発明の第4実施の形態を図8、図9により説明するが、前記図5〜図7の図面符号と同一図面符号は、その名称も機能も同一である。
この実施の形態と前記第3実施の形態(図5〜図7)との相違点は、次の通りである。
(1)廃棄ガスの導入口は、複数設けられているが、中央導入口7Cの廃棄ガス管体8に燃料添加管32が設けられ、該管体8の下端には、旋回翼13cが設けられている。又、他の導入口7Dの廃棄ガス管体8aの下端にも旋回翼13dが設けられている。
(2)燃焼室3の下端部に冷却空気供給管34を接続して、冷却部36を形成するとともに、この燃焼除害装置を該冷却部36を介して図示しない水スクラバー(除害装置)に連結したこと。
この実施の形態では、前記導入口7Cの廃棄ガス管体8に圧送された廃棄ガスHは、燃料添加管32から供給される燃料Gと混合された後、旋回翼13cを通り旋回流Hdとなって燃焼室3内に放出される。
又、前記導入口7Dの廃棄ガス管体8a内を流れる廃棄ガスH1は、燃料添加管26から供給される燃料Gと混合されながら旋回翼13dを通り、旋回流H1dとなる。
前記廃棄ガスの旋回流Hd、H1dは、前記バーナ9Bにより形成された旋回流dと混合されるが、前者の旋回方向を後者の旋回方向と反対(反時計方向)にすると、効率良く混合することができる。
冷却空気A1を冷却空気供給管34に圧送すると、該冷却空気A1は燃焼室3内の下端側に入り、高温燃焼ガスを冷却する。この時、温度が高いために乖離されていたCOは、再結合されてCO2に戻される。そして、該冷却空気A1により冷却されたガスは、CO2等とともに水スクラバー(湿式除害装置)に送られる。
本件発明の第1実施の形態を示す縦断面図である。 図1の底面図である。 本件発明の第2実施の形態を示す縦断面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 本件発明の第3実施の形態を示す図で、図6のV−V線断面である。 本件発明の第3実施の形態を示す縦断面図である。 図6のVII−VII線断面図である。 本件発明の第4実施の形態を示す縦断面図である。 図8のX−X線断面図である。
符号の説明
1 燃焼除害装置
3 燃焼室
3a 周壁
3c 中心軸
5 端壁
7 廃棄ガスの導入口
8 廃棄ガス管体
9 バーナ
9c 中心軸
11 燃料噴射器
13 空気旋回器
16 耐熱保護カバー
22 酸素噴出器
24 旋回流形成ノズル
26 燃料添加管
28 空気通路
36 冷却部
A 空気
d 旋回流
D 合成旋回流
G 燃料
H 廃棄ガス

Claims (10)

  1. 一端が燃焼室端壁により、かつ周囲が周壁によって定められた円筒状の燃焼室を備えた燃焼除害装置において;
    前記端壁には、廃棄ガスの導入口と複数個のバーナとが配設され、
    前記各バーナには、燃料噴射手段と空気旋回手段とが配設され、
    前記各空気旋回手段は、前記燃焼室内で互いに同方向の空気の旋回流を形成し、その旋回流の相互の干渉により全体として前記燃焼室内に前記燃焼室の中心軸回りの合成旋回流が形成できるように配設されていることを特徴とする燃焼除害装置。
  2. 前記燃焼室の周壁の外周部には、前記空気旋回手段と連通する空気通路が設けられ、この空気通路に空気を流通させることにより、前記燃焼室の周壁を冷却するとともに該空気を予熱するようにしたことを特徴とする請求項1記載の燃焼除害装置。
  3. 前記空気旋回手段は、その中心軸が前記燃焼室の中心軸と所定角度をなして傾斜していることを特徴とする請求項1、又は、2記載の燃焼除害装置。
  4. 前記所定角度は、30°〜60°であることを特徴とする請求項3記載の燃焼除害装置。
  5. 前記バーナには、酸素噴射手段が配設されていることを特徴とする請求項1、2、3、又は、4記載の燃焼除害装置。
  6. 前記廃棄ガスの導入口には、廃棄ガス供給管が接続され、該廃棄ガス供給管には、燃料配管が接続され、前記廃棄ガスが前記燃焼室に流入する前に燃料を添加できるようにしたことを特徴とする請求項1、2,3,4,又は、5記載の燃焼除害装置。
  7. 前記廃棄ガスの導入口が、複数設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、又は、6記載の燃焼除害装置。
  8. 前記廃棄ガスの導入口に、廃棄ガス旋回手段が設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、又は、7記載の燃焼除害装置。
  9. 前記廃棄ガス旋回手段は、前記空気旋回手段と反対方向の旋回流を形成することを特徴とする請求項8記載の燃焼除害装置。
  10. 前記燃焼室の周壁の内側には、耐熱保護カバーが交換可能に配設されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、又は、9記載の燃焼除害装置。
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