JP4840099B2 - 通話サーバ、通話システム、転送処理装置および転送処理プログラム - Google Patents

通話サーバ、通話システム、転送処理装置および転送処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、音声通話を提供するシステムに係り、特に、3者以上の音声通話において音声品質のよい音声通話を提供する方法に関する。
PoC(Push−to−Talk over Cellular)と呼ばれる新しい通信サービスが注目されている。PoCはPoC/W(Push−to−Talk over Cellular/Wireless)とも呼ばれ、双方向通話可能なトランシーバタイプの音声通話サービスである。従来からあるVoIP(Voice over Internet Protocol)サービス等のIP電話サービスと異なり、複数人の受信者(PoCクライアント)に対して一斉に音声送信可能で、かつ、受信者は応答動作をすることなく音声メッセージを受け取ることが可能という特徴がある。このような特徴により、PoCサービスは、グループ間での簡易コミュニケーションツールとして非常に多くの分野で関心を集めている。ユーザはPoCクライアントに備わっている発言ボタンを押下することにより、PoCサーバから発言許可(話者権)を得て発言を行う。PoCサーバから話者権を取得できるクライアントは同時には1台のみであり、PoCクライアントはお互いに話者権の取得・解放を繰り返しながらコミュニケーションを行う。
音声情報の送信単位である音声パケットを受信する端末は、音声パケットに含まれる音声データを音声信号に変換してスピーカから再生音声を出力する。再生音声を出力し終わっても次の音声パケットが到着しない場合、再生音声に隙間があくことになる。ネットワークの状況により、パケット送信時間にはゆらぎが生じる。このため、受信した音声パケットからただちに音声を再生すると、このような隙間がたびたび出現する。すなわち、再生音声がたびたび途切れるという品質低下が生じる。これを避けるために、音声パケットを受信してからすぐに音声再生を始めるのではなく、音声データをバッファに蓄積しておき、ある程度の時間遅らせてから音声再生を始める。これにより、音声の途切れが少なくなるが、再生開始までの時間が遅れることになる。モバイルネットワークは、パケット送信時間のゆらぎが大きいため、高品質な音声送信を行うためには、大きなバッファを用意し、再生開始を大きく遅らせる必要がある。音声遅延が短い事を要求されるIP電話では、再生開始までの時間遅れを大きく取れないため、モバイルネットワーク上でIP電話を導入することは困難である。しかし、PoCは、音声送信が同時双方向ではないため、IP電話と比較して大きな音声遅延の許容が可能であり、再生開始までの時間遅れを大きく取ることができるので、モバイルネットワーク上でも導入容易である。PoCにおける音声送信はIETF(Internet Engineering Task Force)のRFC(Request for Comments)1889(非特許文献1参照)に定められた仕様に則って行われる。
H.Schulzrinne、外3名、"RTP: A Transport Protocol for Real−Time Applications"、[online]、January 1996、Internet Engineering Task Force、[平成18年10月15日検索]、インターネット<URL:http://www.ietf.org/rfc/rfc1889.txt?number=1889>
モバイルネットワークでリアルタイム音声送信する場合、音声パケット送信間隔を短くすると、パケット送信頻度が頻繁になり、音声パケット送信間隔を長くするとパケット長が長くなる。いずれにしても過度になると、音声品質が劣化する事がわかっている。したがって、よりよい音声品質を得るためには、適切な音声パケット送信間隔を設定する必要がある。ところが、適切な音声パケット送信間隔は、通信事業者が提供するネットワークシステムのネットワーク特性の違い、送信方向(uplink/downlink)の違い、電波状況、混雑度等の要因で、時々刻々と変わる。そのため、音声パケット送信間隔を一定不変にするよりも、その時その時の状況に応じて音声パケット送信間隔を変更するほうが、よりよい音声品質を得ることができる。
1対1の通話であれば、双方でネゴシエーションすることにより、通信の途中で音声パケット送信間隔を変えることが可能である。そのとき、必要に応じて音声送信を停止してもよい。PoCのように1対多の送信を行う場合には、各受信端末の受信環境が異なるため、特定の端末にとってよりよい音声パケット送信間隔が、他の端末にとってもよりよい音声パケット送信間隔であるとは限らない。そこで、受信端末ごとに音声パケット送信間隔を変えることが望まれる。そのとき、他の受信端末も受信中であるため、特定の受信端末のために、すべての音声送信を停止することは避けたい。
本発明の目的は、音声送信を停止せずに、受信端末ごとに音声パケット送信間隔を変更することのできる通話システムを提供することにある。
本発明にかかる通話サーバは、複数の通話端末と通信可能な通話サーバであって、音声データを含む第1の音声情報を第1の通話端末から受信する第1音声情報受信処理管理機能と、第1の音声情報に含まれる音声データを記憶する転送音声記憶部と、通話サーバに接続されている複数の第2の通話端末から、第2の送信間隔を決定するための第2の間隔決定情報を受信する第2間隔決定情報受信機能と、受信した各々の第2の間隔決定情報に基づいて通話サーバに接続されている複数の第2の通話端末ごとの第2の送信間隔を決定する第2送信間隔決定機能と、第2送信間隔決定機能によって決定された複数の第2の通話端末各々の第2の送信間隔を記憶する第2送信間隔情報記憶部と、第2送信間隔情報記憶部に記憶されている各第2の送信間隔が示す値単位で、転送音声記憶部に記憶された前記音声データから第2の音声情報を作成し、通話サーバに接続されている複数の第2の通話端末の各々に対して決定される第2の送信間隔で、作成した第2の音声情報を送信する送信機能とを有することを特徴とする
本発明によれば、3人以上参加して音声通話を行うPoCシステムにおいて、音声送信を停止せずに各受信端末向けの音声パケット送信間隔を変えることができるため、受信端末ごとに受信環境に応じた音声パケット送信間隔を設定することにより、よりよい音声品質を得ることが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例にかかる通話システムのシステム構成を示す図である。本実施例にかかる通話システムは、音声パケット6を送信する送信端末2と、音声パケット7を受信する受信端末3と、送信端末2から送信された音声パケット6を受信端末3に転送するPoCサーバ1とを含む。送信端末2はPoCサーバ1に話者権要求4を送信する。PoCサーバ1は話者権の付与を決定して、話者権情報5を送信端末2および受信端末3に通知する。送信端末2はPoCサーバ1に音声パケット6を送信する。PoCサーバ1は受信した音声パケット6を音声パケット7に変換して受信端末3に送信する。受信端末3はPoCサーバ1から送信された音声パケット7を受信する。PoCサーバ1は音声パケット6の送信間隔を決定するための情報である間隔決定情報8を送信端末2に通知し、送信端末2は間隔決定情報8に基づいて音声パケット6の次回の送信間隔を決定する。受信端末3は音声パケット7の送信間隔を決定するための情報である間隔決定情報9をPoCサーバ1に通知し、PoCサーバ1は間隔決定情報9に基づいて音声パケット7の次回の送信間隔を決定する。
図2は、本発明の実施例にかかるPoCサーバ1のシステム構成を示す図である。本実施例にかかるPoCサーバ1は、話者権を管理する話者権管理機能12と、音声の受信処理を管理する受信処理管理機能14と、音声の送信処理を管理する送信処理管理機能16と、受信した音声パケット6に含まれる音声データを蓄積する転送音声記憶部18と、PoCサーバ1全体の処理の流れを制御する制御機能10とを含む。その他、通常のPoCサーバの機能はすべて制御機能10が行うものとする。話者権管理機能12は、送信端末2から送信された話者権要求4を受け、話者権の付与を決定して、話者権情報5を送信端末2および受信端末3に通知する。受信処理管理機能14は、受信した音声パケット6に含まれる音声データを転送音声記憶部18に書き込み、間隔決定情報8を送信端末2に通知する。送信処理管理機能16は、受信端末3から通知された間隔決定情報9に基づいて音声パケット7の次回の送信間隔を決定し、決定した送信間隔に従って転送音声記憶部18から音声データを読み出し、読み出した音声データを含む音声パケット7を作成して受信端末3に送信する。
図3は、本発明の実施例にかかる送信端末2のシステム構成を示す図である。本実施例にかかる送信端末2は、話者権を管理する話者権管理機能22と、ユーザによる音声入力を受け付ける音声入力機能24と、音声の送信処理を管理する送信処理管理機能26と、入力した音声データを蓄積する入力音声記憶部28と、送信端末2全体の処理の流れを制御する制御機能20とを含む。その他、通常の送信端末の機能はすべて制御機能20が行うものとする。話者権管理機能22は、ユーザによる話者権要求ボタンの押下を受けて、PoCサーバ1に対して話者権要求4を送信し、PoCサーバ1から送信された話者権情報5を受信し、送信端末2の表示画面に話者権に関する情報を表示する。音声入力機能24は、マイクから入力された音声信号をエンコードして得られた音声データを入力音声記憶部28に蓄積する。送信処理管理機能26は、PoCサーバ1から通知された間隔決定情報8に基づいて音声パケット6の次回の送信間隔を決定し、決定した送信間隔に従って入力音声記憶部28から音声データを読み出し、音声データを含む音声パケット6を作成してPoCサーバ1に送信する。
図4は、本発明の実施例にかかる受信端末3のシステム構成を示す図である。本実施例にかかる受信端末3は、話者権を管理する話者権管理機能32と、音声の受信処理を管理する受信処理管理機能34と、音声をスピーカに出力する音声出力機能36と、受信した音声パケット7に含まれる音声データを蓄積する受信音声記憶部38と、受信端末3全体の処理の流れを制御する制御機能30とを含む。その他、通常の受信端末の機能はすべて制御機能30が行うものとする。話者権管理機能32は、PoCサーバ1から送信された話者権情報5を受信し、受信端末3の表示画面に話者権に関する情報を表示する。受信処理管理機能34は、受信した音声パケット7に含まれる音声データを受信音声記憶部38に書き込み、間隔決定情報9をPoCサーバ1に通知する。音声出力機能36は、受信音声記憶部38から読み出した音声データをデコードして得られた音声信号をスピーカに出力する。
図5は、本発明の実施例にかかるPoCサーバ1のシステム構成の詳細を示す図である。本説明では、間隔決定情報8(9)として通信品質情報を送信するものとして説明する。話者権管理機能12は、話者権要求受信機能102と、話者権付与決定機能104と、話者権情報送信機能106とを含む。送信端末2から送信された話者権要求4を話者権要求受信機能102が受信し、話者権付与決定機能104が話者権の付与を決定して、話者権情報送信機能106が話者権情報5を送信端末2および受信端末3に通知する。受信処理管理機能14は、音声パケット受信機能112と、音声データ蓄積機能114と、通信品質評価機能116と、間隔決定情報送信機能118と、送信間隔算出機能126とを含む。音声パケット受信機能112が送信端末2から送信された音声パケット6を受信し、受信した音声パケット6に含まれる音声データを音声データ蓄積機能114が転送音声記憶部18に書き込む。音声データ蓄積機能114は受信した音声パケット6そのものも転送音声記憶部18に書き込む。音声パケット受信機能112が音声パケット6を受信した際の通信品質を通信品質評価機能116が評価して通信品質情報を生成し、間隔決定情報送信機能118が通信品質情報を間隔決定情報8として送信端末2に通知する。送信処理管理機能16は、間隔決定情報受信機能120と、品質情報記憶部121と、送信間隔決定機能122と、送信間隔情報記憶部124と、音声パケット作成機能128と、音声パケット送信機能130とを含む。間隔決定情報受信機能120が受信端末3から通知された通信品質情報を間隔決定情報9として受信して品質情報記憶部121に蓄積し、送信間隔決定機能122が受信端末3から通知された通信品質情報と品質情報記憶部121に蓄積された前回の通信品質情報と送信間隔情報記憶部124に記憶された現在の送信間隔情報に基づいて音声パケット7の次回の送信間隔を決定し、送信間隔情報記憶部124に記憶された現在の送信間隔情報を更新する。一方、受信した音声パケット6の送信間隔を送信間隔算出機能126が算出する。受信した音声パケット6の送信間隔と決定した音声パケット7の送信間隔とが異なる場合、決定した音声パケット7の送信間隔に従って音声パケット作成機能128が転送音声記憶部18から音声データを読み出し、音声データにヘッダを付加して音声パケット7を作成する。受信した音声パケット6の送信間隔と決定した音声パケット7の送信間隔とが同じ場合、受信した音声パケット6を音声パケット作成機能128が転送音声記憶部18から読み出し、ヘッダ情報を書き換えて音声パケット7とする。音声パケット送信機能130が音声パケット7を受信端末3に送信する。
図6は、本発明の実施例にかかる送信端末2のシステム構成の詳細を示す図である。話者権管理機能22は、話者権要求入力機能202と、話者権要求送信機能204と、話者権情報受信機能206と、話者権情報表示機能208と、話者権判断機能210とを含む。ユーザによる話者権要求ボタンの押下を話者権要求入力機能202が検知し、話者権要求送信機能204がPoCサーバ1に対して話者権要求4を送信する。PoCサーバ1から送信された話者権情報5を話者権情報受信機能206が受信し、話者権情報表示機能208が送信端末2の表示画面に話者権に関する情報を表示する。話者権判断機能210が話者権の所有者を判断し、自身が話者権の所有者であることを確認する。送信処理管理機能26は、間隔決定情報受信機能220と、品質情報記憶部221と、送信間隔決定機能222と、送信間隔情報記憶部224と、音声パケット作成機能228と、音声パケット送信機能230とを含む。間隔決定情報受信機能220がPoCサーバ1から通知された通信品質情報を間隔決定情報8として受信して品質情報記憶部221に蓄積し、送信間隔決定機能222がPoCサーバ1から通知された通信品質情報と品質情報記憶部221に蓄積された前回の通信品質情報と送信間隔情報記憶部224に記憶された現在の送信間隔情報に基づいて音声パケット6の次回の送信間隔を決定し、送信間隔情報記憶部224に記憶された現在の送信間隔情報を更新する。決定した音声パケット6の送信間隔に従って音声パケット作成機能228が入力音声記憶部28から音声データを読み出し、音声データにヘッダを付加して音声パケット6を作成する。音声パケット送信機能230が音声パケット6をPoCサーバ1に送信する。
図7は、本発明の実施例にかかる受信端末3のシステム構成の詳細を示す図である。話者権管理機能32は、話者権情報受信機能306と、話者権情報表示機能308と、話者権判断機能310とを含む。PoCサーバ1から送信された話者権情報5を話者権情報受信機能306が受信し、話者権情報表示機能308が受信端末3の表示画面に話者権に関する情報を表示する。話者権判断機能310が話者権の所有者を判断し、他者が話者権の所有者であることを確認する。受信処理管理機能34は、音声パケット受信機能312と、音声データ蓄積機能314と、通信品質評価機能316と、間隔決定情報送信機能318とを含む。音声パケット受信機能312がPoCサーバ1から送信された音声パケット7を受信し、受信した音声パケット7に含まれる音声データを音声データ蓄積機能314が受信音声記憶部38に書き込む。音声パケット受信機能312が音声パケット7を受信した際の通信品質を通信品質評価機能316が評価して通信品質情報を生成し、間隔決定情報送信機能318が通信品質情報を間隔決定情報9としてPoCサーバ1に通知する。
以下、具体的な事例に基づいて本実施例を説明する。
図8は、本発明の実施例にかかる音声パケット6のデータ構成を示す図である。音声パケット6には、パケットサイズ42、送信先アドレス44、シーケンス番号46、タイムスタンプ48、音声データ50を含む。パケットサイズ42は音声パケット6全体のデータ長を示す数値である。送信先アドレス44は音声パケット6の送信先を示すアドレスである。シーケンス番号46は音声パケット6の送信順を示す数値である。タイムスタンプ48は音声パケット6の送信時刻を示す数値である。音声データ50は送信されるべき音声信号をエンコードしたデータである。エンコードの方法により、音声信号の時間長が同じでも、エンコードされたデータのサイズが異なることがある。
音声信号は20ミリ秒ごとにエンコードされて音声データとなり、20ミリ秒の音声信号に相当する音声データがいくつかまとめられて音声データ50となる。たとえば2つまとめられた場合は40ミリ秒分の音声信号が一つのパケットとして送信されることになり、したがって、送信間隔は40ミリ秒となる。
PoCサーバ1には複数の通話端末が接続可能である。複数の通話端末のうち話者権を得た通話端末が送信端末2となって音声パケット6を送信し、他の通話端末は受信端末3となって音声パケット7を受信する。PoCサーバ1は、受信端末3となったときの各通話端末に対する送信間隔を送信間隔情報記憶部124に記憶している。図9は、本発明の実施例にかかる送信間隔情報記憶部124に記憶される送信間隔情報のデータ構成を示す図である。図9に示した例では、通話端末Aに送信するときは80ミリ秒の送信間隔、通話端末Bに送信するときは40ミリ秒の送信間隔、通話端末Cに送信するときは60ミリ秒の送信間隔で音声パケット7を送信するように設定されている。各通話端末は送信端末2となったときにPoCサーバ1に音声パケット6を送信する際の送信間隔を記憶している。
図10は、本発明の実施例にかかるPoCサーバ1の音声転送時のフローチャートである。ステップS102−ステップS116の順を追って、PoCサーバ1の音声転送時の処理の流れを説明する。なお、本実施例では、20ミリ秒ごとにWakeUp信号が出るのに合わせ、各送信間隔の音声パケット7が当該送信間隔ごとに作成され送信されるものとする。
(ステップS102)音声パケット受信機能112が送信端末2から送信された音声パケット6を受信する。
(ステップS104)受信した音声パケット6を音声データ蓄積機能114が転送音声記憶部18に書き込む。
(ステップS106)送信間隔算出機能126が受信した音声パケット6の送信間隔を算出する。音声パケット6の送信間隔を算出する方法は如何様でもよいが、たとえば、音声パケット6のシーケンス番号46とタイムスタンプ48を利用し、受信した音声パケット6よりシーケンス番号46が一つ少ない音声パケット6との間でタイムスタンプ48の差分を計算することで送信間隔を算出することができる。あるいは、何ミリ秒分の音声信号に相当する音声データを含んでいるかという情報をヘッダに付け加えてもよい。また、エンコード後のデータサイズが音声信号の長さに比例するのであれば、音声データ50のデータサイズを調べることによって、送信間隔を算出することができる。
(ステップS108)音声パケット作成機能128が送信間隔情報記憶部124を調べ、受信した音声パケット6の送信間隔と同じ送信間隔が設定されている受信端末3を抽出する。受信した音声パケット6の送信間隔と同じ送信間隔が設定されている受信端末3が存在すれば、受信した音声パケット6を音声パケット作成機能128が転送音声記憶部18から読み出し、送信先アドレス44を該当する受信端末3のアドレスに書き換えて音声パケット7とする。音声パケット送信機能130が音声パケット7を送信する。たとえば、受信した音声パケット6の送信間隔が40ミリ秒であった場合、受信端末Bに設定されている送信間隔も40ミリ秒なので、受信した音声パケット6の送信先アドレス44が受信端末Bのアドレスに書き換えられて音声パケット7となり、この音声パケット7が送信される。このようにして、受信した音声パケット6と同じ送信間隔が設定されているすべての受信端末3に音声パケット7が送信される。こうすることにより、パケット作成の時間を要さず、より早く音声パケット7を送信することが可能となる。
(ステップS110)受信した音声パケット6を音声データ蓄積機能114が転送音声記憶部18から読み出し、音声データだけを抽出して転送音声記憶部18に書き込む。
(ステップS112)20ミリ秒ごとにWakeUp信号が出ている。
(ステップS114)WakeUp信号が出たら(ステップS112:Yes)、送信タイミングに当たる送信間隔について、この送信間隔に相当する次の音声データが転送音声記憶部18に蓄積されているかを音声パケット作成機能128がチェックする。
(ステップS116)次の音声データが転送音声記憶部18に蓄積されていれば(ステップS114:Yes)音声パケット作成機能128が次の音声データを転送音声記憶部18から読み出し、この送信間隔が設定されている受信端末3のアドレスを送信先アドレス44に設定した音声パケット7を作成し、音声パケット送信機能130が音声パケット7を送信する。
上記のように、本実施例によれば、音声パケット7の送信を停止することなく、受信端末3ごとに異なる送信間隔で音声パケット7を送信することができる。
本実施例では、通信品質の評価に基づいて音声パケット7の送信間隔を変更する。通信品質を評価する尺度は如何様なものでもよいが、例としてパケットロス率とジッタを説明する。
図11は、本発明の実施例におけるパケットロス率およびジッタ値の定義を説明する図である。シーケンス番号nのパケットが送信された時刻をTSnとする。同様にシーケンス番号nのパケットが受信された時刻をTRnとする。時刻TSnに送信されたパケットは時刻TRnに受信される。
あらかじめ定めた観測時間内の受信パケットのシーケンス番号を調べ、最小シーケンス番号と最大シーケンス番号を抽出する。図11の例では最小シーケンス番号が4で最大シーケンス番号が8となる。したがって、この間に4から8までの5個のパケットが受信できたと期待できる。実際にはシーケンス番号6のパケットは受信されていない。そこで、シーケンス番号6のパケットは受信できなかった(パケットロスという)と考え、5個のパケットのうち1個が受信できなかったので、パケットロス率は20%となる。なお、パケットロス率の定義は図11に示されたものに限定されず、パケットロスの多さを評価できるものであればどのような定義でもよい。
パケットが送信されてから受信されるまでの伝送所要時間はネットワークの状況等に応じて変化する。したがって、ある時刻に受信したパケットの伝送所要時間と、その一つ前に受信したパケットの伝送所要時間には差がある。このような伝送所要時間の変動をジッタと呼ぶ。ジッタの程度を評価するためにジッタ値を定義する。たとえば図11においては、ジッタ値は受信順で隣接するパケット間における伝送所要時間の差を平均したような値として定義され、パケットを受信するごとに評価される。ただし、図11中のジッタmの定義において、mはシーケンス番号ではなく、受信パケットの受信順を表している。TRmはm番目の受信パケットの受信時刻であり、TSmはm番目の受信パケットの送信時刻である。なお、ジッタ値の定義は図11に示されたものに限定されず、ジッタの程度を評価できるものであればどのような定義でもよい。
なお、これらの通信品質の評価は常時行ってもよいし、適宜行うことにしてもよい。たとえば、PoCサーバ1は、送信端末2に話者権を与えているときだけ通信品質の評価を行う。また、受信端末3は送信端末2に話者権が与えられているときだけ通信品質の評価を行う。こうすることにより、無駄な処理を削減することができる。
次に、通信品質の評価に基づいて音声パケット7の送信間隔を変更する処理について説明する。
図12は本発明の実施例における送信間隔変更処理のフローチャートである。ステップS202−ステップS212の順を追って、送信間隔変更処理の流れを説明する。なお、送信間隔は基本単位(たとえば20ミリ秒)の整数倍とする。
(ステップS202)送信間隔を長くするか短くするかを示す変更方向の初期値を設定する。変更方向は「長くする」か「短くする」かのいずれかであり、変更方向の初期値をどちらに設定するかは任意である。たとえば変更方向の初期値として「長くする」を設定する。
(ステップS204)送信間隔の初期値を設定する。送信間隔の初期値をいくらに設定するかは任意である。たとえば送信間隔の初期値として「100ミリ秒」を設定する。
(ステップS206)受信が始まったら、所定期間(たとえば5秒)ごとに通信品質を評価する。評価尺度としては前述のパケットロス率あるいはジッタ値を用いる。評価尺度としてパケットロス率を用いる場合には、所定期間におけるパケットロス率を計算しこの値で評価する。評価尺度としてジッタ値を用いる場合には、パケット受信ごとにジッタ値を計算し、所定期間内の最後に計算したジッタ値で評価する。パケットロス率とジッタ値を組み合わせて評価してもよい。パケットロス率とジッタ値の組み合せ方は任意であるが、たとえば、パケットロス率とジッタ値の重みつき和を用いて評価する。
(ステップS208)ステップS206で得た評価値を前回の評価値と比較し、評価値が前回よりよくなったか、前回より悪くなったか、前回と同じか、を判定する。この際、判定に用いる閾値をあらかじめ設定しておき、評価値の差分が閾値以内であれば前回と同じと判定し、評価値の差分が閾値を上回った場合に、前回より悪くなった、あるいは前回よりよくなったと判定する。差分ではなく、前回の評価値に対する差分の割合を閾値と比較してもよい。評価値が前回の評価値と同じと判定された場合は、送信間隔の変更を行わず、ステップS206に移行する。評価値が前回の評価値より悪くなったと判定された場合は、ステップS210に移行する。評価値が前回の評価値よりよくなったと判定された場合は、ステップS212に移行する。
(ステップS210)送信間隔の変更に先立って、変更方向の反転を行う。すなわち、現在の変更方向が「長くする」であれば「短くする」に設定し、現在の変更方向が「短くする」であれば「長くする」に設定する。
(ステップS212)現在の送信間隔を変更方向に基本単位だけ変更する。たとえば、現在の送信間隔が100ミリ秒であり、現在の変更方向が「長くする」であれば、送信間隔は120ミリ秒に変更される。現在の送信間隔が100ミリ秒であり、現在の変更方向が「短くする」であれば、送信間隔は80ミリ秒に変更される。変更後、ステップS206に移行する。
上記説明ではPoCサーバ1から受信端末3への音声パケット送信を前提にして送信間隔の変更について説明したが、送信端末2からPoCサーバ1への音声パケット送信における送信間隔の変更についても同様である。
なお、送信間隔の変更方法については、各種のバリエーションが考えられる。
上記説明では受信側の負荷を少なくするために、送信側で送信間隔を決定するとしているが、受信側のシステム条件によって受信側が受信可能な送信間隔が限定される場合がある。そのような場合においては、受信可能な送信間隔の範囲をあらかじめ受信側から送信側に対して通知しておき、送信側はその範囲で送信間隔を決定することにしてもよい。これによって、受信側で受信できないような送信間隔で音声パケットが送信されることを防ぐことができる。
また、受信側が送信間隔を決定し、その送信間隔で送信するように送信側に指定する形でもよい。このようにすれば送信側の負荷を少なくすることができる。その場合、送信側のシステム条件によって送信側が送信可能な送信間隔が限定される場合がある。送信側は、受信側によって指定された送信間隔で送信することができない場合、その送信間隔に変更することを拒否するようにしてもよい。また、送信間隔の変更を拒否したことを受信側に通知してもよい。そうすることによって、受信側が想定する送信間隔と実際の送信間隔とを一致させることができる。あるいは、送信可能な送信間隔の範囲をあらかじめ送信側から受信側に通知しておき、受信側はその範囲で送信間隔を決定するようにしてもよい。そうすることにより、受信側が適切な範囲で送信間隔を決定することができる。
また、送信間隔の増減の決定までを受信側が行って送信側に通知し、これを基に送信側が送信間隔を決定するようにしてもよい。こうすることにより、送信側、受信側の双方の負荷をある程度少なくすることができる。
さらに、受信側で指定した送信間隔の変更をいつから実行するかについて、たとえば、送信パケットのシーケンス番号で指定する等によって受信側から指定するようにしてもよい。こうすることにより、受信側が想定する送信間隔と実際の送信間隔とを一致させることができる。
なお、上述した実施例にかかる各装置は、ハードウェアとして実施可能であるだけでなく、コンピュータのソフトウェアとしても実施可能である。例えば、図2に示した話者権管理機能12、受信処理管理機能14、送信処理管理機能16、および制御機能10をコンピュータに実行させるプログラムを作成し、当該プログラムをコンピュータのメモリに読み込ませて実行させれば、PoCサーバ1を実現することができる。
本発明の実施例にかかる各装置を実現するプログラムは、図13に示すように、CD−ROMやCD−RW、DVD−R、DVD−RAM、DVD−RW等やフレキシブルディスク等の可搬型記録媒体64だけでなく、通信回線66の先に備えられた他の記憶装置68や、コンピュータシステム62のハードディスクやRAM等の記憶装置、記録媒体70のいずれに記憶されるものであってもよく、プログラム実行時には、プログラムはローディングされ、主メモリ上で実行される。
本実施例では、PoCシステムとして説明したが、本発明にかかる技術はPoCシステムのみに適用され得るものではなく、音声通話を管理する通話サーバと通話に参加する通話端末とから構成される通話システムであれば適用可能である。すなわち、通話サーバが送信端末2となる通話端末から音声パケット6を受信する際の送信間隔を決定するための情報を通話端末にフィードバックすることにより、通話端末において音声パケット送信間隔を変更し、受信端末3となる通話端末が通話サーバから音声パケット7を受信する際の送信間隔を決定するための情報を通話サーバにフィードバックすることにより、通話サーバにおいて音声パケット送信間隔を変更する。通話サーバは、受信した音声パケット6からヘッダ情報を取り除いて、音声データのみを転送音声記憶部18に蓄積する。通話サーバが音声パケット7を送信する際には、送信間隔に応じた量の音声データを転送音声記憶部18から読み出し、ヘッダ情報を付加して音声パケット7を作成し送信する。通話サーバは受信した音声パケット6をそのまま転送音声記憶部18に蓄積し、受信した音声パケット6の送信間隔と同じ送信間隔で転送する際には、転送音声記憶部18から音声パケット6を読み出し、ヘッダ情報を変更して音声パケット7とし、送信するようにしてもよい。
(付記1)複数の通話端末と通信可能な通話サーバであって、
音声データを含む第1の音声情報を第1の通話端末から受信する第1音声情報受信処理管理機能と、
前記第1の音声情報に含まれる前記音声データを記憶する転送音声記憶部と、
前記転送音声記憶部に記憶された前記音声データに基づいて第2の音声情報を作成し、前記第2の音声情報を第2の通話端末に送信する第2音声情報送信処理管理機能と、
を有し、複数の前記第2の通話端末が前記通話サーバに接続されているとき、
前記第2音声情報送信処理管理機能は、前記複数の第2の通話端末の各々に対して決定される第2の送信間隔に基づいて前記第2の音声情報を作成し、前記複数の第2の通話端末の各々に対して決定される前記第2の送信間隔で前記第2の音声情報を送信する
ことを特徴とする通話サーバ。
(付記2)付記1に記載した通話サーバであって、
前記第2音声情報送信処理管理機能は、さらに
前記第2の送信間隔を決定するための第2の間隔決定情報を前記第2の通話端末から受信する第2間隔決定情報受信機能と、
前記第2の間隔決定情報に基づいて前記第2の送信間隔を決定する第2送信間隔決定機能と、
前記第2の送信間隔を記憶する第2送信間隔情報記憶部と、
を有し、
前記第2送信間隔情報記憶部に記憶された前記第2の送信間隔と、前記転送音声記憶部に記憶された前記音声データと、に基づいて前記第2の音声情報を作成する
ことを特徴とする通話サーバ。
(付記3)付記2に記載した通話サーバであって、
前記第2の間隔決定情報は送信間隔を指定する送信間隔指定情報を含み、
前記第2送信間隔決定機能は、前記第2の間隔決定情報に含まれる前記送信間隔指定情報に従って前記第2の送信間隔を決定する
ことを特徴とする通話サーバ。
(付記4)付記2に記載した通話サーバであって、
前記第2の間隔決定情報は送信間隔増減情報を含み、
前記第2送信間隔決定機能は、前記第2の間隔決定情報に含まれる前記送信間隔増減情報と、前記第2送信間隔情報記憶部に記憶された前記第2の送信間隔と、に基づいて前記第2の送信間隔を更新する
ことを特徴とする通話サーバ。
(付記5)付記2に記載した通話サーバであって、
前記第2の間隔決定情報は通信品質情報を含み、
前記第2音声情報送信処理管理機能は、さらに、
前記第2の間隔決定情報に含まれる前記通信品質情報を記憶する第2品質情報記憶部を有し、
前記第2送信間隔決定機能は、前記第2品質情報記憶部に記憶された第2の間隔決定情報に含まれる通信品質情報と、前記第2間隔決定情報受信機能で受信した第2の間隔決定情報に含まれる通信品質情報と、前記第2送信間隔情報記憶部に記憶された前記第2の送信間隔と、に基づいて前記第2の送信間隔を更新する
ことを特徴とする通話サーバ。
(付記6)付記1に記載した通話サーバであって、
前記第1音声情報受信処理管理機能は、さらに、
前記第1の通話端末が前記第1の音声情報を送信する際の第1の送信間隔を決定するために前記第1の音声情報に基づいて生成された第1の間隔決定情報を送信する第1間隔決定情報送信機能
を有することを特徴とする通話サーバ。
(付記7)付記6に記載した通話サーバであって、
前記第1音声情報受信処理管理機能は、さらに、
前記第1の音声情報の受信時に通信品質を評価して第1の通信品質情報を生成する第1通信品質評価機能を有し、
前記第1の間隔決定情報は前記第1の通信品質情報を含む
ことを特徴とする通話サーバ。
(付記8)付記6に記載した通話サーバであって、
前記第1音声情報受信処理管理機能は、さらに、
前記第1の音声情報の受信時に通信品質を評価して第1の通信品質情報を生成する第1通信品質評価機能と、
前記第1の通信品質情報を記憶する第1品質情報記憶部と、
前記第1品質情報記憶部に記憶された第1の通信品質情報と、前記第1通信品質評価機能で得られた第1の通信品質情報と、を比較することにより、前記第1の送信間隔の増減を指定する第1の送信間隔増減情報を生成する間隔増減決定機能と、
を有し、
前記第1の間隔決定情報は前記第1の送信間隔増減情報を含む
ことを特徴とする通話サーバ。
(付記9)付記6に記載した通話サーバであって、
前記第1音声情報受信処理管理機能は、さらに、
前記第1の音声情報の受信時に前記第1の送信間隔を算出する第1送信間隔算出機能と
前記第1の音声情報の受信時に通信品質を評価して第1の通信品質情報を生成する第1通信品質評価機能と、
前記第1の通信品質情報を記憶する第1品質情報記憶部と、
前記第1品質情報記憶部に記憶された第1の通信品質情報と、前記第1通信品質評価機能で得られた第1の通信品質情報と、を比較することにより、前記第1の送信間隔の増減を指定する第1の送信間隔増減情報を生成する間隔増減決定機能と、
前記第1の送信間隔増減情報と、前記第1送信間隔情報記憶部に記憶された前記第1の送信間隔と、に基づいて前記第1の送信間隔の更新値を指定する第1の送信間隔指定情報を生成する第1送信間隔決定機能と、
を有し、
前記第1の間隔決定情報は前記第1の送信間隔指定情報を含む
ことを特徴とする通話サーバ。
(付記10)通話サーバと通信可能な第1の通話端末であって、
ユーザから入力される音声信号を受け付けて音声データに変換する音声入力機能と、
前記音声データを記憶する入力音声記憶部と、
前記入力音声記憶部に記憶された前記音声データに基づいて第1の音声情報を作成する第1音声情報作成機能と、
前記第1の音声情報を前記通話サーバに送信する第1音声情報送信機能と、
第1の送信間隔を決定するための第1の間隔決定情報を前記通話サーバから受信する第1間隔決定情報受信機能と、
前記第1の間隔決定情報に基づいて前記第1の送信間隔を決定する第1送信間隔決定機能と、
前記第1の送信間隔を記憶する第1送信間隔情報記憶部と、
を有し、
前記第1音声情報作成機能は、前記第1送信間隔情報記憶部に記憶された前記第1の送信間隔と、前記入力音声記憶部に記憶された前記音声データと、に基づいて前記第1の音声情報を作成する
ことを特徴とする第1の通話端末。
(付記11)付記10に記載した第1の通話端末であって、
前記第1の間隔決定情報は前記第1の送信間隔の更新値を指定する送信間隔指定情報を含み、
前記第1送信間隔決定機能は、前記第1の間隔決定情報に含まれる前記送信間隔指定情報に従って前記第1の送信間隔を更新する
ことを特徴とする第1の通話端末。
(付記12)付記10に記載した第1の通話端末であって、
前記第1の間隔決定情報は送信間隔増減情報を含み、
前記第1送信間隔決定機能は、前記第1の間隔決定情報に含まれる前記送信間隔増減情報と、前記第1送信間隔情報記憶部に記憶された前記第1の送信間隔と、に基づいて前記第1の送信間隔を更新する
ことを特徴とする第1の通話端末。
(付記13)付記10に記載した第1の通話端末であって、
前記第1の間隔決定情報は通信品質情報を含み、
前記第1の通話端末は、さらに、前記第1の間隔決定情報に含まれる前記通信品質情報を記憶する第1品質情報記憶部と、
を有し、
前記第1送信間隔決定機能は、前記第1品質情報記憶部に記憶された第1の間隔決定情報に含まれる通信品質情報と、前記第1間隔決定情報受信機能で受信した第1の間隔決定情報に含まれる通信品質情報と、前記第1送信間隔情報記憶部に記憶された前記第1の送信間隔と、に基づいて前記第1の送信間隔を更新する
ことを特徴とする第1の通話端末。
(付記14)音声データを含む第2の音声情報を通話サーバから受信可能な第2の通話端末であって、
前記第2の音声情報を受信する第2音声情報受信機能と、
前記第2の音声情報に含まれる前記音声データを記憶する受信音声記憶部と、
前記受信音声記憶部に記憶された前記音声データを音声信号に変換して出力する音声出力機能と、
前記第2の音声情報が送信される第2の送信間隔を決定するために前記第2の音声情報に基づいて生成された第2の間隔決定情報を送信する第2間隔決定情報送信機能と
を有することを特徴とする第2の通話端末。
(付記15)付記14に記載した第2の通話端末であって、さらに、
前記第2の音声情報の受信時に通信品質を評価して第2の通信品質情報を生成する第2通信品質評価機能と、
を有し、
前記第2の間隔決定情報は前記第2の通信品質情報を含む
ことを特徴とする第2の通話端末。
(付記16)付記14に記載した第2の通話端末であって、さらに、
前記第2の音声情報の受信時に通信品質を評価して第2の通信品質情報を生成する第2通信品質評価機能と、
前記第2の通信品質情報を記憶する第2品質情報記憶部と、
前記第2品質情報記憶部に記憶された第2の通信品質情報と、前記第2通信品質評価機能で得られた第2の通信品質情報と、を比較することにより、前記第2の送信間隔の増減を指定する第2の送信間隔増減情報を生成する間隔増減決定機能と、
を有し、
前記第2の間隔決定情報は前記第2の送信間隔増減情報を含む
ことを特徴とする第2の通話端末。
(付記17)付記14に記載した第2の通話端末であって、さらに、
前記第2の音声情報の受信時に前記第2の送信間隔を算出する第2送信間隔算出機能と
前記第2の音声情報の受信時に通信品質を評価して第2の通信品質情報を生成する第2通信品質評価機能と、
前記第2の通信品質情報を記憶する第2品質情報記憶部と、
前記第2品質情報記憶部に記憶された第2の通信品質情報と、前記第2通信品質評価機能で得られた第2の通信品質情報と、を比較することにより、前記第2の送信間隔の増減を指定する第2の送信間隔増減情報を生成する間隔増減決定機能と、
前記第2の送信間隔増減情報と、前記第2送信間隔情報記憶部に記憶された前記第2の送信間隔と、に基づいて前記第2の送信間隔の更新値を指定する第2の送信間隔指定情報を生成する第2送信間隔決定機能と、
を有し、
前記第2の間隔決定情報は前記第2の送信間隔指定情報を含む
ことを特徴とする第2の通話端末。
(付記18)音声データを含む第1の音声情報を第1の通話端末から受信し、前記音声データに基づいて作成した第2の音声情報を第2の通話端末に送信する通話サーバと通信可能な通話端末であって、
前記第1の通話端末として機能するための、
ユーザから入力される音声信号を受け付けて前記音声データに変換する音声入力機能と、
前記音声データを記憶する入力音声記憶部と、
前記入力音声記憶部に記憶された前記音声データに基づいて前記第1の音声情報を作成する第1音声情報作成機能と、
前記第1の音声情報を第1の送信間隔で前記通話サーバに送信する第1音声情報送信機能と、
前記第1の送信間隔を決定するための第1の間隔決定情報を前記通話サーバから受信する第1間隔決定情報受信機能と、
前記第1の間隔決定情報に基づいて前記第1の送信間隔を決定する第1送信間隔決定機能と、
前記第1の送信間隔を記憶する第1送信間隔情報記憶部と、
前記第2の通話端末として機能するための、
前記第2の音声情報を受信する第2音声情報受信機能と、
前記第2の音声情報に含まれる前記音声データを記憶する受信音声記憶部と、
前記受信音声記憶部に記憶された前記音声データを音声信号に変換して出力する音声出力機能と、
前記第2の音声情報が送信される第2の送信間隔を決定するために前記第2の音声情報に基づいて生成された第2の間隔決定情報を送信する第2間隔決定情報送信機能と
を有し、
前記第1音声情報作成機能は、前記第1送信間隔情報記憶部に記憶された前記第1の送信間隔と、前記入力音声記憶部に記憶された前記音声データと、に基づいて前記第1の音声情報を作成する
ことを特徴とする通話端末。
(付記19)通話サーバおよび該通話サーバと通信可能な複数の通話端末からなる通話システムであって、
前記通話端末は、
ユーザから入力される音声信号を受け付けて音声データに変換する音声入力機能と、
前記音声データを記憶する入力音声記憶部と、
前記入力音声記憶部に記憶された前記音声データに基づいて第1の音声情報を作成する第1音声情報作成機能と、
前記第1の音声情報を第1の送信間隔で前記通話サーバに送信する第1音声情報送信機能と、
前記第1の送信間隔を決定するための第1の間隔決定情報を前記通話サーバから受信する第1間隔決定情報受信機能と、
前記第1の間隔決定情報に基づいて前記第1の送信間隔を決定する第1送信間隔決定機能と、
前記第1の送信間隔を記憶する第1送信間隔情報記憶部と、
第2の音声情報を受信する第2音声情報受信機能と、
前記第2の音声情報に含まれる前記音声データを記憶する受信音声記憶部と、
前記受信音声記憶部に記憶された前記音声データを音声信号に変換して出力する音声出力機能と、
第2の送信間隔を決定するために前記第2の音声情報に基づいて生成された第2の間隔決定情報を送信する第2間隔決定情報送信機能と
を有し、
前記第1音声情報作成機能は、前記第1送信間隔情報記憶部に記憶された前記第1の送信間隔と、前記入力音声記憶部に記憶された前記音声データと、に基づいて前記第1の音声情報を作成し、
前記通話サーバは、
前記第1の音声情報を第1の通話端末から受信する第1音声情報受信処理管理機能と、
前記第1の音声情報に含まれる前記音声データを記憶する転送音声記憶部と、
前記転送音声記憶部に記憶された前記音声データを蓄積し、蓄積された前記音声データに基づいて前記第2の音声情報を作成し、前記第2の音声情報を前記第2の送信間隔で前記第1の通話端末とは異なる第2の通話端末に送信する第2音声情報送信処理管理機能と、
を有し、
前記第2音声情報送信処理管理機能は、さらに、
前記第2の送信間隔を決定するための前記第2の間隔決定情報を前記第2の通話端末から受信する第2間隔決定情報受信機能と、
前記第2の間隔決定情報に基づいて前記第2の送信間隔を決定する第2送信間隔決定機能と、
前記第2の送信間隔を記憶する第2送信間隔情報記憶部と、
を有し、さらに、
前記第2送信間隔情報記憶部に記憶された前記第2の送信間隔と、前記転送音声記憶部に記憶された前記音声データと、に基づいて前記第2の音声情報を作成し、
複数の前記第2の通話端末が前記通話サーバに接続されているとき、前記複数の第2の通話端末の各々に対して決定される前記第2の送信間隔に基づいて前記第2の音声情報を作成し、前記複数の第2の通話端末の各々に対して決定される前記第2の送信間隔で前記第2の音声情報を送信し、
前記第1音声情報受信処理管理機能は、さらに、
前記第1の送信間隔を決定するための前記第1の間隔決定情報を前記第1の音声情報に基づいて生成する第1間隔情報生成機能と、
前記第1の間隔決定情報を送信する第1間隔決定情報送信機能と、
を有する
ことを特徴とする通話システム。
(付記20)複数の通話端末と通信可能であり、第1の通話端末から受信した第1の音声情報に含まれる音声データを記憶する転送音声記憶部と前記複数の通話端末の各々に対して決定される第2の送信間隔を記憶する送信間隔情報記憶部とを有する通話サーバが転送処理を行う転送処理方法であって、
前記第1の音声情報を前記第1の通話端末から受信する第1音声情報受信ステップと、
前記第1の音声情報を前記転送音声記憶部に記憶する第1音声情報蓄積ステップと、
前記転送音声記憶部に記憶された前記第1の音声情報の第1の送信間隔を算出する送信間隔算出ステップと、
前記第1の送信間隔と等しい前記第2の送信間隔が前記送信間隔情報記憶部に記憶されている第2の通話端末に対して前記第1の音声情報の宛先を書き換えて前記第2の音声情報として送信する音声情報転送ステップと、
前記第1の音声情報から前記音声データを抽出して前記転送音声記憶部に記憶する音声データ蓄積ステップと、
前記第1の送信間隔と異なる前記第2の送信間隔が前記送信間隔情報記憶部に記憶されている前記第2の通話端末に対して、前記転送音声記憶部に記憶された前記音声データと前記第2の送信間隔とに基づいて前記第2の音声情報を作成し、前記第2の音声情報を前記第2の送信間隔で前記第2の通話端末に送信する第2音声情報送信ステップと、
を有することを特徴とする転送処理方法。
(付記21)複数の通話端末と通信可能であり、第1の通話端末から受信した第1の音声情報に含まれる音声データを記憶する転送音声記憶部と前記複数の通話端末の各々に対して決定される第2の送信間隔を記憶する送信間隔情報記憶部とを有するコンピュータに転送処理方法を実行させる転送処理プログラムであって、
前記転送処理方法は、
前記第1の音声情報を前記第1の通話端末から受信する第1音声情報受信ステップと、
前記第1の音声情報を前記転送音声記憶部に記憶する第1音声情報蓄積ステップと、
前記転送音声記憶部に記憶された前記第1の音声情報の第1の送信間隔を算出する送信間隔算出ステップと、
前記第1の送信間隔と等しい前記第2の送信間隔が前記送信間隔情報記憶部に記憶されている第2の通話端末に対して前記第1の音声情報の宛先を書き換えて前記第2の音声情報として送信する音声情報転送ステップと、
前記第1の音声情報から前記音声データを抽出して前記転送音声記憶部に記憶する音声データ蓄積ステップと、
前記第1の送信間隔と異なる前記第2の送信間隔が前記送信間隔情報記憶部に記憶されている前記第2の通話端末に対して、前記転送音声記憶部に記憶された前記音声データと前記第2の送信間隔とに基づいて前記第2の音声情報を作成し、前記第2の音声情報を前記第2の送信間隔で前記第2の通話端末に送信する第2音声情報送信ステップと、
を有することを特徴とする転送処理プログラム。
本発明の実施例にかかる通話システムのシステム構成を示す図 本発明の実施例にかかるPoCサーバのシステム構成を示す図 本発明の実施例にかかる送信端末のシステム構成を示す図 本発明の実施例にかかる受信端末のシステム構成を示す図 本発明の実施例にかかるPoCサーバのシステム構成の詳細を示す図 本発明の実施例にかかる送信端末のシステム構成の詳細を示す図 本発明の実施例にかかる受信端末のシステム構成の詳細を示す図 本発明の実施例にかかる音声パケットのデータ構成を示す図 本発明の実施例にかかる送信間隔情報記憶部に記憶される送信間隔情報のデータ構成を示す図 本発明の実施例にかかるPoCサーバの音声転送時のフローチャート 本発明の実施例におけるパケットロス率およびジッタ値の定義を説明する図 本発明の実施例における送信間隔変更処理のフローチャート コンピュータ環境の例を示す図
符号の説明
1: PoCサーバ
2: 送信端末
3: 受信端末
10、20、30: 制御機能
12、22、32: 話者権管理機能
14、34: 受信処理管理機能
16、26: 送信処理管理機能
18: 転送音声記憶部
24: 音声入力機能
28: 入力音声記憶部
36: 音声出力機能
38: 受信音声記憶部
102: 話者権要求受信機能
104: 話者権付与決定機能
106: 話者権情報送信機能
112、312: 音声パケット受信機能
114、314: 音声データ蓄積機能
116、316: 通信品質評価機能
118、318: 間隔決定情報送信機能
120、220: 間隔決定情報受信機能
121、221: 品質情報記憶部
122、222: 送信間隔決定機能
124、224: 送信間隔情報記憶部
126: 送信間隔算出機能
128、228: 音声パケット作成機能
130、230: 音声パケット送信機能
202: 話者権要求入力機能
204: 話者権要求送信機能
206、306: 話者権情報受信機能
208、308: 話者権情報表示機能
210、310: 話者権判断機能

Claims (6)

  1. 複数の通話端末と通信可能な通話サーバであって、
    音声データを含む第1の音声情報を第1の通話端末から受信する第1音声情報受信処理管理機能と、
    前記第1の音声情報に含まれる前記音声データを記憶する転送音声記憶部と、
    前記通話サーバに接続されている複数の前記第2の通話端末から、前記第2の送信間隔を決定するための第2の間隔決定情報を受信する第2間隔決定情報受信機能と、
    受信した各々の前記第2の間隔決定情報に基づいて前記通話サーバに接続されている前記複数の第2の通話端末ごとの第2の送信間隔を決定する第2送信間隔決定機能と、
    前記第2送信間隔決定機能によって決定された前記複数の第2の通話端末各々の前記第2の送信間隔を記憶する第2送信間隔情報記憶部と、
    前記第2送信間隔情報記憶部に記憶されている各前記第2の送信間隔が示す値単位で、前記転送音声記憶部に記憶された前記音声データから前記第2の音声情報を作成し、前記通話サーバに接続されている複数の第2の通話端末の各々に対して決定される前記第2の送信間隔で前記作成した第2の音声情報を送信する送信機能と
    を有することを特徴とする通話サーバ。
  2. 請求項に記載した通話サーバであって、
    前記第2の間隔決定情報は通信品質情報を含み、
    前記第2音声情報送信処理管理機能は、さらに、
    前記複数の第2の通話端末から受信した各々の前記第2の間隔決定情報に含まれる前記通信品質情報を記憶する第2品質情報記憶部を有し、
    前記第2送信間隔決定機能は、前記第2送信間隔情報記憶部に記憶された前記第2の送信間隔の値毎に、前記第2品質情報記憶部に記憶された第2の間隔決定情報に含まれる通信品質情報と、前記第2間隔決定情報受信機能で受信した第2の間隔決定情報に含まれる通信品質情報とに基づいて前記第2の送信間隔を更新する
    ことを特徴とする通話サーバ。
  3. 請求項1に記載した通話サーバであって、
    前記第1音声情報受信処理管理機能は、さらに、
    前記第1の通話端末が前記第1の音声情報を送信する際の第1の送信間隔を決定するために前記第1の音声情報に基づいて生成された第1の間隔決定情報を送信する第1間隔決定情報送信機能
    を有することを特徴とする通話サーバ。
  4. 通話サーバおよび該通話サーバと通信可能な複数の通話端末からなる通話システムであって、
    前記通話端末は、
    ユーザから入力される音声信号を受け付けて音声データに変換する音声入力機能と、
    前記音声データを記憶する入力音声記憶部と、
    前記入力音声記憶部に記憶された前記音声データに基づいて第1の音声情報を作成する第1音声情報作成機能と、
    前記第1の音声情報を第1の送信間隔で前記通話サーバに送信する第1音声情報送信機能と、
    前記第1の送信間隔を決定するための第1の間隔決定情報を前記通話サーバから受信する第1間隔決定情報受信機能と、
    前記第1の間隔決定情報に基づいて前記第1の送信間隔を決定する第1送信間隔決定機能と、
    前記第1の送信間隔を記憶する第1送信間隔情報記憶部と、
    第2の音声情報を受信する第2音声情報受信機能と、
    前記第2の音声情報に含まれる前記音声データを記憶する受信音声記憶部と、
    前記受信音声記憶部に記憶された前記音声データを音声信号に変換して出力する音声出力機能と、
    第2の送信間隔を決定するために前記第2の音声情報に基づいて生成された第2の間隔決定情報を送信する第2間隔決定情報送信機能と
    を有し、
    前記第1音声情報作成機能は、前記第1送信間隔情報記憶部に記憶された前記第1の送信間隔と、前記入力音声記憶部に記憶された前記音声データと、に基づいて前記第1の音声情報を作成し、
    前記通話サーバは、
    前記第1の音声情報を第1の通話端末から受信する第1音声情報受信処理管理機能と、
    前記第1の音声情報に含まれる前記音声データを記憶する転送音声記憶部と、
    前記通話サーバに接続されている複数の前記第2の通話端末から、前記第2の送信間隔を決定するための第2の間隔決定情報を受信する第2間隔決定情報受信機能と、
    受信した各々の前記第2の間隔決定情報に基づいて前記通話サーバに接続されている前記複数の第2の通話端末ごとの第2の送信間隔を決定する第2送信間隔決定機能と、
    前記第2送信間隔決定機能によって決定された前記複数の第2の通話端末各々の前記第2の送信間隔を記憶する第2送信間隔情報記憶部と、
    前記第2送信間隔情報記憶部に記憶されている各前記第2の送信間隔が示す値単位で、前記転送音声記憶部に記憶された前記音声データから前記第2の音声情報を作成し、前記通話サーバに接続されている複数の第2の通話端末の各々に対して決定される前記第2の送信間隔で、前記作成した第2の音声情報を送信する送信機能と、
    を有することを特徴とする通話システム。
  5. 複数の通話端末と通信可能であり、
    第1の通話端末から受信した第1の音声情報に含まれる音声データを記憶する転送音声記憶部と前記複数の通話端末の各々に対して決定される第2の送信間隔を記憶する送信間隔情報記憶部と前記複数の第2の通話端末各々の前記第2の送信間隔を記憶する第2送信間隔情報記憶部とを有する通話サーバが転送処理を行う転送処理方法であって、
    前記第1の音声情報を前記第1の通話端末から受信
    前記第1の音声情報を前記転送音声記憶部に記憶
    前記転送音声記憶部に記憶された前記第1の音声情報の第1の送信間隔を算出
    前記第1の送信間隔と等しい前記第2の送信間隔が前記送信間隔情報記憶部に記憶されている第2の通話端末に対して前記第1の音声情報の宛先を書き換えて前記第2の音声情報として送信
    前記第1の音声情報から前記音声データを抽出して前記転送音声記憶部に記憶
    前記通話サーバに接続されている複数の前記第2の通話端末から、前記第2の送信間隔を決定するための第2の間隔決定情報を受信し、
    受信した各々の前記第2の間隔決定情報に基づいて前記通話サーバに接続されている前記複数の第2の通話端末ごとの第2の送信間隔を決定し、
    前記決定された前記複数の第2の通話端末各々の前記第2の送信間隔を第2送信間隔情報記憶部に記憶し、
    前記第2送信間隔情報記憶部に記憶されている各前記第2の送信間隔が示す値単位で、前記転送音声記憶部に記憶された前記音声データから前記第2の音声情報を作成し、
    前記通話サーバに接続されている複数の第2の通話端末の各々に対して決定される前記第2の送信間隔で、前記作成した第2の音声情報を送信する
    ことを特徴とする転送処理方法。
  6. 複数の通話端末と通信可能であり、第1の通話端末から受信した第1の音声情報に含まれる音声データを記憶する転送音声記憶部と前記複数の通話端末の各々に対して決定される第2の送信間隔を記憶する送信間隔情報記憶部と前記複数の第2の通話端末各々の前記第2の送信間隔を記憶する第2送信間隔情報記憶部とを有するコンピュータに
    前記第1の音声情報を前記第1の通話端末から受信させ
    前記第1の音声情報を前記転送音声記憶部に記憶させ
    前記転送音声記憶部に記憶された前記第1の音声情報の第1の送信間隔を算出させ
    前記第1の送信間隔と等しい前記第2の送信間隔が前記送信間隔情報記憶部に記憶されている第2の通話端末に対して前記第1の音声情報の宛先を書き換えて前記第2の音声情報として送信させ
    前記第1の音声情報から前記音声データを抽出して前記転送音声記憶部に記憶させ
    前記通話サーバに接続されている複数の前記第2の通話端末から、前記第2の送信間隔を決定するための第2の間隔決定情報を受信させ、
    受信した各々の前記第2の間隔決定情報に基づいて前記通話サーバに接続されている前記複数の第2の通話端末ごとの第2の送信間隔を決定させ、
    前記決定された前記複数の第2の通話端末各々の前記第2の送信間隔を第2送信間隔情報記憶部に記憶させ、
    前記第2送信間隔情報記憶部に記憶されている各前記第2の送信間隔が示す値単位で、前記転送音声記憶部に記憶された前記音声データから前記第2の音声情報を作成させ、
    前記通話サーバに接続されている複数の第2の通話端末の各々に対して決定される前記第2の送信間隔で、前記作成した第2の音声情報を送信させる
    ことを特徴とする転送処理プログラム。
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