JP4839379B2 - バックライト装置、及びこれを用いた表示装置 - Google Patents

バックライト装置、及びこれを用いた表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、バックライト装置、特に光源としての発光ダイオードを有するバックライト装置、及びこれを用いた表示装置に関する。
近年、例えば液晶表示装置は、在来のブラウン管に比べて薄型、軽量などの特長を有するフラットパネルディスプレイとして、液晶テレビ、モニター、携帯電話などに幅広く利用されている。このような液晶表示装置には、光を発光するバックライト装置と、バックライト装置に設けられた光源からの光に対しシャッターの役割を果たすことで所望画像を表示する液晶パネルとが含まれている。
また、上記バックライト装置には、冷陰極管や熱陰極管からなる線状光源を液晶パネルの側方または下方に配置したサイドライト型または直下型のものが提供されている。しかるに、上記のような冷陰極管等には水銀が含まれており、廃棄する冷陰極管のリサイクル等を行い難かった。そこで、従来のバックライト装置には、例えば特開2004−21147号公報に記載されているように、水銀を使用していない発光ダイオード(LED)を光源に用いたバックライト装置が提案されている。
また、上記第1の従来例のバックライト装置では、赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)の各色光を発光する三種類の発光ダイオードを設けて、これら三種類の発光ダイオードからの光を白色光に混色して、照明光として液晶パネルに出射していた。
また、従来のバックライト装置では、例えば特開2002−350846号公報に記載されているように、上記RGBの三種類の発光ダイオードに加えて、白色の発光ダイオードを設置することが提案されている。そして、この第2の従来例のバックライト装置では、輝度の低下を生じることなく、中間色の照明光を得ることが可能とされていた。
ところが、上記のような従来のバックライト装置では、発光ダイオードの設置数の削減を図ったときに、照明光の輝度や色度を適切に制御するのが難しくなるという問題点があった。
具体的には、上記第1の従来例のバックライト装置では、RGBの三種類の発光ダイオードを用いて照明光を得ていたが、これらの各発光ダイオードでは発光効率が低いものであり、照明光の輝度や色度を所望の値に制御するためには多数の発光ダイオードを設置することが必要であった。また、上記第2の従来例のバックライト装置では、上記三種類の発光ダイオードに加えて、白色の発光ダイオードを用いていた。しかしながら、この白色の発光ダイオードは、通常、青色の発光ダイオードの発光部に対し、黄色の蛍光材または緑色及び赤色の蛍光材を設けることによって白色光を得ており、結局のところ、第2の従来例では、第1の従来例と同様に、照明光の輝度や色度を所望の値に制御するためには多数の発光ダイオードを設置することが必要であった。このように従来のバックライト装置では、発光ダイオードの設置数の削減を図ったときに、照明光の輝度低下を防げなかったり、照明光の色度を適切に調整するのが困難となったりした。この結果、従来のバックライト装置では、装置コストや消費電力を低減するのが難しかった。
上記の課題に鑑み、本発明は、発光ダイオードの設置数の削減を図ったときでも、照明光の輝度及び色度を適切に制御することができるコスト安価で低電力化されたバックライト装置、及びこれを用いた表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明にかかるバックライト装置は、外部に向かって照明光を発光するバックライト装置であって、
白色の光を発光する白色の発光ダイオードと、
赤色、緑色、及び青色の光をそれぞれ発光する赤色、緑色、及び青色の三種類の発光ダイオードのうち、二種類の発光ダイオードと、
前記白色、及び二種類の発光ダイオードの各点灯駆動を制御する点灯制御部とを備えていることを特徴とするものである。
上記のように構成されたバックライト装置では、白色の発光ダイオードと赤色、緑色、及び青色の三種類の発光ダイオードのうちの二種類の発光ダイオードとが設けられている。また、白色の発光ダイオードと上記二種類の発光ダイオードの各点灯駆動を制御する点灯制御部が設置されている。これにより、上記従来例と異なり、発光ダイオードの設置数の削減を図ったときでも、照明光の輝度及び色度を適切に制御することができる。従って、コスト安価で低電力化されたバックライト装置を構成することができる。
また、上記バックライト装置において、前記点灯制御部は、前記白色、及び二種類の発光ダイオードの各光量を制御することにより、前記照明光の色度を所定の白色度範囲内の値に調整してもよい。
この場合、照明光の白色度を高精度に制御可能なバックライト装置を構成することができる。
また、上記バックライト装置において、前記白色の発光ダイオードには、その発光する白色の光が前記二種類の各発光ダイオードからの光の色度及び前記所定の白色度範囲を用いて決定された白色度許容範囲内となる発光ダイオードが選択されていることが好ましい。
この場合、発光性能が比較的製品バラツキの大きい白色の発光ダイオードに関して、適切な発光ダイオードが選択されることとなり、照明光の白色度の制御をより容易に行うことが可能となる。
また、上記バックライト装置において、前記二種類の発光ダイオードは、赤色及び青色の発光ダイオードであることが好ましい。
この場合、緑色の発光ダイオードを使用する場合に比べて、照明光の白色度の制御を容易に行うことができる。
また、上記バックライト装置において、前記赤色の発光ダイオードには、ドミナント波長が580nm以上640nm以下である発光ダイオードが用いられてもよい。
この場合、赤色の発光ダイオードにはオレンジ系の発光色を発光する発光ダイオードが含まれることとなり、バックライト装置の設計自由度を拡げることができる。
また、上記バックライト装置において、前記白色、及び二種類の発光ダイオードからの光が導入される導入面が設けられた導光板を備えているとともに、
前記導入面に対して、前記白色の発光ダイオードと前記二種類の発光ダイオードとを交互に配置してもよい。
この場合、発光ダイオードの設置数の削減を図ったときでも、照明光の輝度及び色度を適切に制御することができるサイドライト型のバックライト装置を構成することが可能となる。
また、上記バックライト装置において、前記白色、及び二種類の発光ダイオードからの光が導入される導入面が設けられた導光板を備えているとともに、
前記導光板では、4つの側面のうち、互いに対向する2つの側面が、前記白色、及び二種類の発光ダイオードの一方の発光ダイオードからの光が導入される導入面とされ、かつ、互いに対向する残り2つの側面が、前記白色、及び二種類の発光ダイオードの他方の発光ダイオードからの光が導入される導入面とされてもよい。
この場合、高輝度なサイドライト型のバックライト装置を構成することができる。
また、上記バックライト装置において、前記白色、及び二種類の発光ダイオードでは、その発光部が被照射物に対して直線上に配置されてもよい。
この場合、発光ダイオードの設置数の削減を図ったときでも、照明光の輝度及び色度を適切に制御することができる直下型のバックライト装置を構成することが可能となる。
また、上記バックライト装置において、前記点灯制御部には、前記白色、及び二種類の発光ダイオードに対し、PWM調光を用いて、点灯駆動する駆動回路部が含まれていることが好ましい。
この場合、駆動回路部がPWM調光を用いて白色、及び二種類の発光ダイオードの各光量を制御するので、これらの各光量を変更したときでも、対応する発光ダイオードからの光のスペクトルを変えることなく、各光量を適切に変更することができる。この結果、照明光の色度制御をより容易に行うことができる。
また、上記バックライト装置において、前記照明光を検出するカラーセンサ部を備えるとともに、
前記点灯制御部は、前記カラーセンサ部の検出結果を用いて、前記白色、及び二種類の発光ダイオードの各光量を制御することが好ましい。
この場合、点灯制御部はカラーセンサ部の検出結果を用いたフィードバック制御によって白色、及び二種類の発光ダイオードの各光量を制御するので、照明光の輝度及び色度の制御をより適切に実施することができる。
また、本発明の表示装置は、表示部を備えた表示装置であって、
前記表示部には、上記いずれかのバックライト装置からの照明光が照射されることを特徴とするものである。
上記のように構成された表示装置では、発光ダイオードの設置数の削減を図ったときでも、照明光の輝度及び色度を適切に制御することができるバックライト装置からの照明光を表示部に照射させているので、当該表示部の高輝度化及び大画面化を図ったときでも、表示性能に優れ、しかもコスト安価で低電力化された表示装置を容易に構成することができる。
本発明によれば、発光ダイオードの設置数の削減を図ったときでも、照明光の輝度及び色度を適切に制御することができるコスト安価で低電力化されたバックライト装置、及びこれを用いた表示装置を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態にかかるバックライト装置の要部構成を示す平面図である。 図1に示したバックライト装置を備えた液晶表示装置を説明する図である。 図2に示した点灯駆動回路の具体的な構成例を示すブロック図である。 上記バックライト装置における色再現範囲を示す色度図及び当該バックライト装置に用いられる白色の発光ダイオードの色度範囲を説明する図である。 本発明の第2の実施形態にかかるバックライト装置の要部構成を示す平面図である。 本発明の第3の実施形態にかかるバックライト装置及び液晶表示装置を説明する図である。 図6に示したバックライト装置での発光ダイオードの具体的な配置例を示す平面図である。
以下、本発明のバックライト装置、及びこれを用いた表示装置の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、本発明を透過型の液晶表示装置に適用した場合を例示して説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態にかかるバックライト装置の要部構成を示す平面図であり、図2は図1に示したバックライト装置を備えた液晶表示装置を説明する図である。図1及び図2において、本実施形態では、本発明のバックライト装置2と、バックライト装置2からの光が照射される表示部としての液晶パネル3とが設けられており、これらバックライト装置2と液晶パネル3とが透過型の液晶表示装置1として一体化されている。
バックライト装置2は、光源としての複数の発光ダイオード4と、複数の各発光ダイオード4からの光が導入される導光板5とを備えており、導光板5から液晶パネル3側に平面状の照明光を照射するようになっている。また、バックライト装置2では、照明光の色度が所定の白色度範囲内の値となるように調整可能に構成されている。
また、バックライト装置2では、複数の発光ダイオード4は図1に例示するように、導光板5に対し、同図1の上側及び下側にそれぞれ設定された上側領域及び下側領域のいずれか一方の発光ダイオード4の設置領域に設けられている。これらの上側領域と下側領域とは、液晶パネル3に設けられた表示面(図示せず)の横方向での上側部分及び下側部分にそれぞれ対向するように、液晶表示装置1の内部に組み込まれる。また、これらの上側領域と下側領域とは、液晶表示装置1の使用時において、重力が作用する鉛直方向の上側及び下側にそれぞれ配置されるようになっている。
また、複数の発光ダイオード4には、白色(W)、赤色(R)、及び青色(B)の光をそれぞれ発光する白色、赤色、及び青色の発光ダイオード4w、4r、及び4b(図にハッチングなし、ハッチング、及びクロスハッチングにてそれぞれ図示)が含まれている。また、白色の発光ダイオード4wには、後に詳述するように、白色度許容範囲内となるものが選択されており、照明光の色度制御、特に白色度の制御をより容易に行えるようになっている。
また、液晶表示装置1では、液晶パネル3と導光板5との間に、例えば偏光シート6、プリズム(集光)シート7、及び拡散シート8が設置されており、これらの光学シートによって、バックライト装置2からの上記照明光の輝度上昇などが適宜行われて、液晶パネル3の表示性能を向上させるようになっている。
また、液晶表示装置1では、液晶パネル3に含まれた液晶層(図示せず)がFPC(Flexible Printed Circuit)9を介在させて駆動制御回路10に接続されており、当該駆動制御回路10が上記液晶層を画素単位に駆動可能に構成されている。
また、駆動制御回路10の近傍には、発光ダイオード4w、4r、及び4bの各点灯駆動を制御する点灯制御部としての点灯駆動回路11が設置されており、点灯駆動回路11は、PWM調光を用いて、発光ダイオード4w、4r、及び4bを点灯駆動するように構成されている。また、点灯駆動回路11は、導光板5の非発光面側(つまり、液晶パネル3とは反対側)の中央部に対向配置されたカラーセンサ部12からの検出結果を用いて、発光ダイオード4w、4r、及び4bの各光量を制御するようになっている(詳細は後述。)。
導光板5には、例えば透明なアクリル樹脂などの合成樹脂が用いられている。また、導光板5では、図2に例示するように、断面矩形状のものが使用されており、図1の上側側面及び下側側面が導入面として機能するようになっている。すなわち、導光板5では、上記上側領域及び下側領域に設置された複数の各発光ダイオード4からの光がそれぞれ上記上側側面及び下側側面に導入される。そして、導光板5では、拡散シート8に対向配置された発光面から照明光が液晶パネル3に向かって出射される。
具体的には、上側領域及び下側領域の各発光ダイオード4及び導光板5は図示しない筐体に収容されており、各発光ダイオード4からの光は、外部への光漏れが極力防がれた状態で、対応する上側側面または下側側面から導光板5の内部に対し、直接的にまたはリフレクターを介在させて間接的に効率よく導入されるようになっている。これにより、バックライト装置2では、各発光ダイオード4の光利用効率を容易に向上させることができ、上記照明光の高輝度化を簡単に図ることができる。
また、複数の発光ダイオード4には、上述したように、WRBの各色光を発光する発光ダイオード4w、4r、及び4bが含まれており、この導光板5では、導入されたWRBの各色光を白色光に混色して、当該白色光を上記発光面から照明光として出光するようになっている。
具体的には、発光ダイオード4では、図1に例示するように、導光板5の上記導入面に対して、白色の発光ダイオード4wと、赤色または青色の発光ダイオード4r、4bとが交互に配置されている。つまり、本実施形態のバックライト装置2では、白色、赤色、及び青色の発光ダイオード4w、4r、及び4bはWRWBのパターンにて順次配列されており、発光ダイオード4w、4r、及び4bからの各色光が混色され、白色光の照明光を容易に得ることができるよう構成されている。これにより、バックライト装置2では、照明光の発光品位を向上させ、フルカラー画像に適切な照明光を液晶パネル3に入射させることが可能となり、液晶パネル3の表示品位を簡単に向上できる。
尚、上記の説明以外に、発光ダイオード4w、4r、及び4bを、例えばWRBのパターンにて順次配列する構成でもよい。また、導光板5の1つの側面や3または4つの側面に対向するように、複数の発光ダイオード4w、4r、及び4bを配列する構成でもよい。
また、複数の発光ダイオード4では、液晶パネル3の大きさや当該液晶パネル3で要求される輝度や表示品位等の表示性能などに応じて、WRBの各発光ダイオード4w、4r、及び4bの設置数や種類、サイズ等が選択されている。具体的にいえば、各発光ダイオード4には、例えば消費電力が1W程度のパワーLEDあるいは70mW程度の消費電力のチップLEDが適宜使用されるようになっている。
ここで、図3も参照して、点灯駆動回路11について具体的に説明する。
図3は、図2に示した点灯駆動回路の具体的な構成例を示すブロック図である。
図3において、点灯駆動回路11は、上記照明光を検出するカラーセンサ部12の検出結果が入力されるカラーコントロール部14と、電源回路13からの電力供給が行われるW用定電流回路15w、R用定電流回路15r、及びB用定電流回路15bとを備えている。また、点灯駆動回路11には、W用定電流回路15w、R用定電流回路15r、及びB用定電流回路15bにそれぞれ接続されたW用スイッチング回路16w、R用スイッチング回路16r、及びB用スイッチング回路16bが設置されている。これらのW用スイッチング回路16w、R用スイッチング回路16r、及びB用スイッチング回路16bには、一定の電流がW用定電流回路15w、R用定電流回路15r、及びB用定電流回路15bからそれぞれ供給されるようになっている。
また、点灯駆動回路11では、発光ダイオード4w、4r、及び4bの各色光単位にPWM調光を用いて、これら各発光ダイオード4w、4r、4bを点灯駆動するようになっている。すなわち、点灯駆動回路11では、W用定電流回路15w、R用定電流回路15r、B用定電流回路15b、W用スイッチング回路16w、R用スイッチング回路16r、及びB用スイッチング回路16bが発光ダイオード4w、4r、及び4bに対し、PWM調光を用いて、点灯駆動する駆動回路部を構成している。
また、点灯駆動回路11では、ユーザからの指示に従って、上記照明光の輝度及び色度を適宜変更可能に構成されている。さらに、点灯駆動回路11では、カラーセンサ部12の検出結果を用いたフィードバック制御により、発光ダイオード4w、4r、及び4bの各光量を変更するようになっている。
具体的にいえば、カラーセンサ部12には、白色光、赤色光、及び青色光の各輝度を個別に検出可能な受光素子が用いられており、照明光に含まれた白色光、赤色光、及び青色光の各輝度を検出するようになっている。また、カラーセンサ部12は、所定の時間間隔毎に、白色光、赤色光、及び青色光の輝度をそれぞれ示す検出信号12w、12r、12bを、カラーコントロール部14に出力するように構成されている。
カラーコントロール部14には、CPUやMPU等の演算部が含まれており、ユーザが所望する照明光の色度(白色度)や輝度の各指示値を入力するようになっている。すなわち、カラーコントロール部14には、例えば液晶表示装置1側に設けられたリモートコントローラ等の操作入力器(図示せず)から指示信号が入力されるように構成されており、当該指示信号にてユーザが所望する色度や輝度の各指示値が通知される。そして、カラーコントロール部14では、通知された色度や輝度の各指示値に基づき、発光ダイオード4w、4r、4bでの各光量の目標値が定められるようになっている。
一方、カラーコントロール部14には、検出信号12w、12r、12bがカラーセンサ部12から入力されており、カラーコントロール部14は、検出信号12w、12r、12bと上記光量の目標値を用いて、各色光単位に後述のPWM調光信号を作成し、対応するW用スイッチング回路16w、R用スイッチング回路16r、及びB用スイッチング回路16bに出力するように構成されている。
また、W用スイッチング回路16wでは、カラーコントロール部14からのPWM調光信号を基にPWM調光のオン/オフデューティ比を変更する。これにより、W用スイッチング回路16wから発光ダイオード4wに供給される電流が変更されて、発光ダイオード4wの光量もまた変えられる。
同様に、R用スイッチング回路16rでは、カラーコントロール部14からのPWM調光信号を基にPWM調光のオン/オフデューティ比を変更する。これにより、R用スイッチング回路16rから発光ダイオード4rに供給される電流が変更されて、発光ダイオード4rの光量もまた変えられる。
同様に、B用スイッチング回路16bでは、カラーコントロール部14からのPWM調光信号を基にPWM調光のオン/オフデューティ比を変更する。これにより、B用スイッチング回路16bから発光ダイオード4bに供給される電流が変更されて、発光ダイオード4bの光量もまた変えられる。
以上のように、点灯駆動回路11では、カラーセンサ部12の検出結果を用いたフィードバック制御が実施されて、照明光の輝度及び色度を、ユーザが所望する色度及び輝度に適切に合致させることができるようになっている。
次に、図4も参照して、本実施形態のバックライト装置2において、照明光の色度を所定の白色度範囲内の値に調整する調整動作と、白色の発光ダイオード4wの選定基準について、具体的に説明する。
図4は、上記バックライト装置における色再現範囲を示す色度図及び当該バックライト装置に用いられる白色の発光ダイオードの色度範囲を説明する図である。また、この図4に示した色度図は、CIE1931表色系における色再現範囲の色度図(NTSC比)NTSC色度図である。
まず、バックライト装置2での上記調整動作について、説明する。図4において、本実施形態のバックライト装置2では、照明光の色度が所定の白色度範囲内の値として例えば図4の点A及び点Bを結んだ線分AB上の色度の値に調整可能になっている。つまり、点灯駆動回路11が、発光ダイオード4w、4r、4bの各光量を制御することにより、照明光の色度を線分AB上のいずれかの色度とすることができる。
より具体的には、例えば照明光の色度が点Aである場合において、点Bの色度に変更する指示信号が点灯駆動回路11に入力されると、点灯駆動回路11では、カラーコントロール部14が点Bの色度となる発光ダイオード4w、4r、4bの各光量を算出する。そして、カラーコントロール部14は、算出した各光量に基づいて、WRBの各色用のPWM調光信号を生成して、対応するW用スイッチング回路16w、R用スイッチング回路16r、及びB用スイッチング回路16bに出力する。これにより、発光ダイオード4では、例えば発光ダイオード4bからの青色光の光量が減少され、かつ発光ダイオード4rからの赤色光の光量が増加されて、照明光の色度が点Bの色度に調整される。
次に、本実施形態のバックライト装置2における、白色の発光ダイオード4wの選定基準について説明する。尚、以下の説明では、上記線分AB上の色度の値に調整可能に構成されている場合を例示して説明する。
図4において、青色の発光ダイオード4bから発光される青色光の色度は同図の点Cで示され、赤色の発光ダイオード4rから発光される赤色光の色度は同図の点Dで示される。つまり、これら発光ダイオード4b、4rでは、周知のように、ドミナント波長がそれぞれ450〜465nm及び620〜640nmの範囲内にあり、発光特性が比較的製品バラツキの小さいものである。それ故、発光ダイオード4b、4rでは、色度を点C及び点Dの一点にそれぞれ固定的に定めることができる。
尚、点A〜点Dでの具体的な色度のx、y座標は、下記表1に示す値である。また、点A及び点Bの色度は、それぞれ9300K及び5000Kの色温度に相当する。また、点C及び点Dの色度は、対応する発光ダイオード4b、4rをバックライト装置2に組み込んだときのバックライト射出光(照明光)の実測値である。
Figure 0004839379
これに対して、白色の発光ダイオード4wでは、発光ダイオード(半導体)自体の製品バラツキだけでなく、その発光ダイオード4wに用いられている蛍光材の製品バラツキも重畳される。このため、発光ダイオード4wでは、図4に楕円50にて示すように、発光ダイオード4b、4rに比べて、非常に大きい製品バラツキがあり、発光色(白色光)の色度が製品個々で大きく異なっている。尚、楕円50は、発光ダイオード4wの製品バラツキを示す具体例であり、複数の発光ダイオード4wの実測値に基づくものである。
そこで、本実施形態のバックライト装置2では、上記線分AB上の色度(所定の白色度範囲)に照明光の色度を調整可能なものとするために、青色及び赤色の発光ダイオード4b、4rの色度(点C及び点Dの色度)及び上記所定の白色度範囲(点A及び点Bの色度)を用いて、白色の発光ダイオード4wとして選択可能な白色度許容範囲を決定している。
つまり、点C及び点Aを結んだ線分CAの延長線と楕円50との交点C’の色度のx、y座標を求める。同様に、点D及び点Bを結んだ線分DBの延長線と楕円50との交点D’の色度のx、y座標を求める。さらに、線分CAの延長線と線分DBの延長線との交点Pの色度のx、y座標を求めて、図4に斜線部にて示す範囲を上記白色度許容範囲として定めている。そして、発光色の色度が白色度許容範囲内にある白色の発光ダイオード4wを選択して、使用している。これにより、発光ダイオード4w、4r、4bの各光量を制御することにより、照明光の色度を線分AB上のいずれかの色度とすることができる。
これに反して、白色度許容範囲外の白色の発光ダイオード、例えば図4に点Eにて示す色度の白色の発光ダイオードを選択した場合、赤色の発光ダイオード4rの光量をいくら増加させても、線分AB上で、当該線分ABと点Dと点Eとを結んだ線分DEとの交点よりも点B側の色度に照明光の色度(白色度)を調整することは不可能である。
以上のように、本実施形態のバックライト装置2では、発光色の色度が白色度許容範囲内にある白色の発光ダイオード4wが選定されており、照明光の色度を所定の白色度範囲内の値に自在に変更できるようになっている。
以上のように構成された本実施形態のバックライト装置2では、白色の発光ダイオード4wと、赤色及び青色の発光ダイオード4r及び4bとが設けられるとともに、これら発光ダイオード4w、4r、及び4bの各点灯駆動を制御する点灯駆動回路(点灯制御部)11が設置されている。これにより、本実施形態のバックライト装置2では、上記従来例と異なり、発光ダイオード4の設置数の削減を図ったときでも、照明光の輝度及び色度を適切に制御することができる。従って、コスト安価で低電力化されたバックライト装置2を構成することができる。この結果、本実施形態では、液晶パネル(表示部)3の高輝度化及び大画面化を図ったときでも、表示性能に優れ、しかもコスト安価で低電力化された液晶表示装置1を容易に構成することができる。
具体的にいえば、本願の発明者は本実施形態品と従来品とを比較するために、消費電力が1W程度のパワーLEDを使用して、対角23インチの液晶表示装置用のバックライト装置を構成した。そして、RGBの三種類の発光ダイオードを用いた従来品(第1の従来例相当品)では、照明光の輝度を、例えば600(cd/m2)とするためには、47個の赤色、68個の緑色、及び37個の青色の発光ダイオードが必要であった。すなわち、この従来品では、合計152個の発光ダイオードが必要であり、消費電力は130Wであった。
これに対して、本実施形態品では、63個の白色、48個の赤色、及び20個の青色の発光ダイオードを使用するだけで、上記600(cd/m2)の輝度とすることができた。すなわち、本実施形態品では、従来品に比べて、発光ダイオードの設置数を約14%削減した、合計131個の発光ダイオードによって従来品と同一の輝度を発光できることがシミュレーションにより判った。また、このように発光ダイオードの設置数を削減しているので、本実施形態品では、従来品に比べてコストを低減することができるとともに、消費電力は96Wと従来品に比べて約26%低減できることがシミュレーションにより判った。
また、本実施形態のバックライト装置2では、点灯駆動回路11が発光ダイオード4w、4r、及び4bの各光量を制御することにより、図4に線分ABにて例示した所定の白色度範囲内の値に照明光の色度を調整可能に構成されている。従って、本実施形態のバックライト装置2では、照明光の白色度を高精度に制御可能なバックライト装置2を構成することができる。また、このように、照明光の白色度を高精度に制御できるので、本実施形態では、発光ダイオード4の設置数を削減したときでも、モノクロの液晶表示装置に好適なバックライト装置2を容易に構成することができる。
つまり、上記モノクロの液晶表示装置は、MRIやレントゲンなどによる結果解析に使用される医療用途やCG(Computer Graphics)などのデザイン用途に用いられており、このモノクロの液晶表示装置では、照明光としての白色光の色度を微細に調整することが要求されている。これに対して、本実施形態のバックライト装置2では、発光ダイオード4の設置数を削減したときでも、白色光の色度(照明光の白色度)を適切に制御して、モノクロの液晶表示装置での上記要求を十分に満足することができるからである。
さらに、本実施形態のバックライト装置2では、図4に斜線部にて示した白色度許容範囲内の白色の発光ダイオード4wが使用されているので、発光性能が比較的製品バラツキの大きい白色の発光ダイオード4wに関して、適切な発光ダイオードが選択されている。これにより、本実施形態のバックライト装置2では、照明光の白色度の制御をより容易に行うことができ、モノクロの液晶表示装置に好適なバックライト装置2をより容易に構成することができる。
また、本実施形態のバックライト装置2では、点灯駆動回路11がカラーセンサ部12の検出結果を用いて、発光ダイオード4w、4r、及び4bの各光量に対するフィードバック制御を実施しているので、照明光の輝度及び色度の制御をより適切に実施することができる。従って、優れた表示性能を有する液晶表示装置1を容易に構成することができる。
さらに、上記のようなカラーセンサ部12の検出結果を利用したフィードバック制御を行うことにより、本実施形態のバックライト装置2では、周囲温度の変動や経時変化などにより、発光ダイオード4w、4r、及び4bの各発光効率が変化して、対応する色光のスペクトルもまた変化したときでも、点灯駆動回路11は上記スペクトルの変化を直ちに是正することができる。この結果、本実施形態のバックライト装置2では、周囲温度変動等の悪影響を排除しつつ、所望の輝度及び色度で照明光を発光させることが可能となり、高性能な液晶表示装置1を構成することができる。
[第2の実施形態]
図5は、本発明の第2の実施形態にかかるバックライト装置の要部構成を示す平面図である。図において、本実施形態と上記第1の実施形態との主な相違点は、導光板の4つの側面のうち、互いに対向する2つの側面に対して、白色の発光ダイオードを対向配置するとともに、互いに対向する残り2つの側面に対して、赤色及び青色の各発光ダイオードを対向配置した点である。なお、上記第1の実施形態と共通する要素については、同じ符号を付して、その重複した説明を省略する。
つまり、図5に示すように、本実施形態のバックライト装置2では、複数の発光ダイオード4が導光板5の周囲を囲むように配列されており、各発光ダイオード4からの光は対向する導光板5の4つの側面(導入面)から当該導光板5の内部に導入されるように構成されている。
また、本実施形態のバックライト装置2では、図5に例示するように、白色の発光ダイオード4wが導光板5の上側側面及び下側側面に対向配置されている。また、導光板5の左側側面及び右側側面に対しては、赤色及び青色の発光ダイオード4r、4bが交互に並べられた状態で、対向配置されている。
以上の構成により、本実施形態のバックライト装置2では、第1の実施形態のものと同様な作用・効果を奏することができる。また、本実施形態のバックライト装置2では、導光板5の4つの側面に対向して、発光ダイオード4を配列しているので、第1の実施形態のものに比べて、高輝度なサイドライト型のバックライト装置を構成することができる。
[第3の実施形態]
図6は本発明の第3の実施形態にかかるバックライト装置及び液晶表示装置を説明する図であり、図7は図6に示したバックライト装置での発光ダイオードの具体的な配置例を示す平面図である。図において、本実施形態と上記第1の実施形態との主な相違点は、複数の発光ダイオードを液晶パネルの下方側に配置した直下型のバックライト装置を構成した点である。なお、上記第1の実施形態と共通する要素については、同じ符号を付して、その重複した説明を省略する。
つまり、図6に示すように、本実施形態のバックライト装置2では、複数の発光ダイオード4は上端部側が開口した有底状のケース17の内部に収容されている。また、ケース12の開口部側には、拡散シート8の代わりに、拡散板18が当該開口部を塞ぐように設置されている。そして、拡散板18の上方に配置された液晶パネル3に向かって、発光ダイオード4からの光を照射するようになっている。
また、本実施形態のバックライト装置2では、図7に例示するように、ケーシング17(図6)の底面に、WRB各色の発光ダイオード4w、4r、4bがWRWBのパターンにて直線上に一列に並べられており、合計五列の発光ダイオード列が設けられている。
以上の構成により、本実施形態のバックライト装置2では、第1の実施形態のものと同様な作用・効果を奏することができる。また、本実施形態のバックライト装置2では、複数の発光ダイオード4が液晶パネル3の下方側に配置されている。つまり、本実施形態のバックライト装置2では、発光ダイオード4の設置数の削減を図ったときでも、照明光の輝度及び色度を適切に制御することができる直下型のバックライト装置2を構成することが可能となる。
尚、上記の実施形態はすべて例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって規定され、そこに記載された構成と均等の範囲内のすべての変更も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記の説明では、本発明を透過型の液晶表示装置に適用した場合について説明したが、本発明のバックライト装置はこれに限定されるものではなく、光源の光を利用して、画像、文字などの情報を表示する非発光型の表示部を備えた各種表示装置に適用することができる。具体的には、半透過型の液晶表示装置、あるいはリアプロジェクション等の投写型表示装置に本発明のバックライト装置を好適に用いることができる。
また、上記の説明以外に、本発明は、レントゲン写真に光を照射するシャウカステンあるいは写真ネガ等に光を照射して視認をし易くするためのライトボックスや、看板や駅構内の壁面などに設置される広告等をライトアップする発光装置のバックライト装置として好適に用いることができる。
また、上記の説明では、白色の発光ダイオードと、赤色及び青色の各発光ダイオードとを用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、白色の発光ダイオードと、赤色、緑色、及び青色の光をそれぞれ発光する赤色、緑色、及び青色の三種類の発光ダイオードのうち、二種類の発光ダイオードとを用いたものであればよい。
但し、上記の各実施形態のように、赤色及び青色の各発光ダイオードを用いる場合の方が、緑色の発光ダイオードを使用する場合に比べて、照明光の白色度の制御を容易に行うことができる点で好ましい。
また、白色、赤色、及び青色の発光ダイオードを用いる構成の方が、白色、緑色、及び青色の発光ダイオードを用いる構成や白色、赤色、及び緑色の発光ダイオードを用いる構成よりも、LED数量削減効果や電力低減効果が大きい。その理由は、白色及び緑色の各発光ダイオードはいずれも人間の視感度曲線のピークに近いところに発光スペクトルのピークを有しており、白色、赤色、及び青色の発光ダイオードを用いる構成であれば、緑色の発光ダイオードに代えて、白色の発光ダイオードを置き換え易く、しかも、白色の発光ダイオードはRGBの各発光ダイオードよりも発光効率が優れているからである。
また、上記の説明では、ドミナント波長が620〜640nmの赤色の発光ダイオードを用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発光色がオレンジ系の色光である、ドミナント波長が580nm以上の発光ダイオードを赤色の発光ダイオードとして使用することができる。すなわち、本発明では、ドミナント波長が580nm以上640nm以下の発光ダイオードを赤色の発光ダイオードとして用いることができる。また、このように、オレンジ系の発光色を発光する発光ダイオードを赤色の発光ダイオードとして用いた場合には、バックライト装置の設計自由度を拡げることができる点で好ましい。
また、上記の説明では、発光ダイオードに対しPWM調光を用いて、点灯駆動する駆動回路部を点灯制御部に設けた構成について説明したが、本発明の駆動回路部は、これに限定されるものではなく、例えば電流調光を用いて、発光ダイオードを点灯駆動する構成でもよい。
但し、上記の各実施形態のように、PWM調光を用いる場合の方が、発光すべき光量に応じて電流値を変更する電流調光と異なり、発光ダイオードからの光のスペクトルを変えることなく、その発光ダイオードからの光量を適切に変更することができ、照明光の色度制御をより容易に行うことができる点で好ましい。
本発明にかかるバックライト装置、及びこれを用いた表示装置は、発光ダイオードの設置数の削減を図ったときでも、照明光の輝度及び色度を適切に制御することができるので、大型画面を有する表示部に対し高輝度な照明光を照射可能で低コスト化及び省力化されたバックライト装置及び当該表示部を備えた表示装置に対して有効である。

Claims (9)

  1. 外部に向かって照明光を発光するバックライト装置であって、
    白色の光を発光する白色の発光ダイオードと、
    赤色、緑色、及び青色の光をそれぞれ発光する赤色、緑色、及び青色の三種類の発光ダイオードのうち、二種類の発光ダイオードと、
    前記白色、及び二種類の発光ダイオードの各点灯駆動を制御する点灯制御部と
    を備え
    前記点灯制御部は、前記白色、及び二種類の発光ダイオードの各光量を制御することにより、前記照明光の色度を所定の白色度範囲内の値に調整し、
    前記白色の発光ダイオードには、その発光する白色の光が前記二種類の各発光ダイオードからの光の色度及び前記所定の白色度範囲を用いて決定された白色度許容範囲内となる発光ダイオードが選択されていることを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記二種類の発光ダイオードは、赤色及び青色の発光ダイオードである請求項に記載のバックライト装置。
  3. 前記赤色の発光ダイオードには、ドミナント波長が580nm以上640nm以下である発光ダイオードが用いられている請求項1または2に記載のバックライト装置。
  4. 前記白色、及び二種類の発光ダイオードからの光が導入される導入面が設けられた導光板を備えているとともに、
    前記導入面に対して、前記白色の発光ダイオードと前記二種類の発光ダイオードとを交互に配置した請求項1〜のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  5. 前記白色、及び二種類の発光ダイオードからの光が導入される導入面が設けられた導光板を備えているとともに、
    前記導光板では、4つの側面のうち、互いに対向する2つの側面が、前記白色、及び二種類の発光ダイオードの一方の発光ダイオードからの光が導入される導入面とされ、かつ、互いに対向する残り2つの側面が、前記白色、及び二種類の発光ダイオードの他方の発光ダイオードからの光が導入される導入面とされている請求項1〜のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  6. 前記白色、及び二種類の発光ダイオードでは、その発光部が被照射物に対して直線上に配置されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  7. 前記点灯制御部には、前記白色、及び二種類の発光ダイオードに対し、PWM調光を用いて、点灯駆動する駆動回路部が含まれている請求項1〜のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  8. 前記照明光を検出するカラーセンサ部を備えるとともに、
    前記点灯制御部は、前記カラーセンサ部の検出結果を用いて、前記白色、及び二種類の発光ダイオードの各光量を制御する請求項1〜のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  9. 表示部を備えた表示装置であって、
    前記表示部には、請求項1〜のいずれか1項に記載のバックライト装置からの照明光が照射されることを特徴とする表示装置。
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