JP4839042B2 - タイヤ小組バランス修正装置 - Google Patents
タイヤ小組バランス修正装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4839042B2 JP4839042B2 JP2005248499A JP2005248499A JP4839042B2 JP 4839042 B2 JP4839042 B2 JP 4839042B2 JP 2005248499 A JP2005248499 A JP 2005248499A JP 2005248499 A JP2005248499 A JP 2005248499A JP 4839042 B2 JP4839042 B2 JP 4839042B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- tire
- double
- tape
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Testing Of Balance (AREA)
Description
取り付けられるウエイト片には、クリップタイプと貼り付けタイプとがある。クリップタイプは、ホイールのリム部に嵌め込んで取り付けるもので、ハンマー等で叩いて取り付けが行われる。貼り付けタイプは、両面テープで貼り付けるタイプで、両面テープの一方の面にウエイト片を貼り付けておき、他方の面をタイヤ又はホイールに押しつけてウエイト片を貼り付ける。貼り付け箇所は、ホイールの裏面の場合が多い。
本願の発明は、かかる状況に鑑み、貼り付けタイプのウエイト片によるタイヤ小組バランス修正において、自動化装置の構成を提案し、無人化によってコスト低減に寄与することを目的としている。
ロール状に巻かれた両面テープを送り出すテープ送り出し機と、
送り出された両面テープの一方の面に、選択された重量のウエイト片を複数並べて貼り付けるウエイト片貼付機と、
ウエイト片が貼り付けられた状態で両面テープが分離するよう両面テープを切断する切断機と、
切断分離された両面テープ上に貼り付けられたウエイト片を保持し、タイヤ小組の指定された箇所に貼り付けるロボットと、
装置全体を制御する制御ユニットとを備えており、
制御ユニットは、切断分離された両面テープ上の複数のウエイト片の総重量が、指定された重量となるよう選択された箇所で切断を行わせるために切断箇所を指定する制御信号を切断機に送ることが可能であり、
制御ユニットは、切断分離された両面テープ上の指定された総重量となっている複数のウエイト片を一緒に保持させてタイヤ小組の指定された箇所に貼り付けさせるための制御信号をロボットに送ることが可能なものであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項2記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記切断機は、残余があるよう前記両面テープの切断分離を行うものであり、残余の両面テープを巻き取る巻き取り機を備えているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、前記請求項2の構成において、前記切断機は、レーザー切断機であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項4記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記両面テープは、剥離紙の上に重ねられた状態でロール状に巻かれており、前記切断機は、剥離紙を切断せずに両面テープのみを切断して分離するものであり、前記ロボットは、前記ウエイト片を保持した際、両面テープが剥離紙から離れて当該ウエイト片に付着したままの状態とするものであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項5記載の発明は、前記請求項4の構成において、前記剥離紙を巻き取る剥離紙巻き取り機を備えているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項6記載の発明は、前記請求項4又は5の構成において、前記切断機は、レーザー切断機であり、前記剥離紙は、当該レーザーによって切断されないものであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項7記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記ロボットは、前記タイヤ小組を保持して移動させることが可能なものであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項8記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記制御ユニットは、貼り付けるウエイト片の総重量の信号が入力されるものであり、前記ウエイト片貼付機は、重量の異なる複数のウエイト片を組み合わせて当該総重量となるよう前記両面テープに貼り付けるものであり、制御ユニットは、入力された総重量の信号から、各重量のウエイト片の数の組み合わせを算出する演算処理部を有し、演算処理部での算出結果に従い前記ウエイト貼付機を制御するものであり、演算処理部は、ウエイト片の合計数が最小となるよう各重量のウエイト片の組み合わせを算出するものであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項9記載の発明は、タイヤとホイールを組み合わせたタイヤ小組のバランスを修正するタイヤ小組バランス修正装置であって、
ロール状に巻かれたテープを送り出すテープ送り出し機と、
送り出されたテープの一方の面に、選択された重量のウエイト片を複数並べて貼り付けるウエイト片貼付機と、
複数のウエイト片が貼り付けられた状態でテープが分離するようテープを切断する切断機と、
切断分離されたテープ上に貼り付けられた複数のウエイト片を保持し、タイヤ小組の指定された箇所に貼り付けるロボットと、
装置全体を制御する制御ユニットとを備えており、
制御ユニットは、切断分離されたテープ上の複数のウエイト片の総重量が、指定された重量となるよう選択された箇所で切断を行わせるために切断箇所を指定する制御信号を切断機に送ることが可能なものであり、
制御ユニットは、切断分離されたテープ上の指定された総重量となっている複数のウエイト片を一緒に保持させてタイヤ小組の指定された箇所に貼り付けさせるための制御信号をロボットに送ることが可能なものであり、
さらに、貼付箇所に接着材を供給してウエイト片をタイヤ小組に接着する接着材供給機構を備えているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項10記載の発明は、前記請求項9の構成において、前記接着材供給機構は、前記テープ上に貼り付けられた前記ウエイト片を前記ロボットが保持した際、ウエイト片に接着材を塗布することで貼付箇所への接着材の供給を行うものであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項11記載の発明は、前記請求項10の構成において、前記テープは粘着テープであり、粘着材が設けられた一方の面に前記ウエイト片貼付機により前記ウエイト片が貼り付けられるものであるという構成を有する。
また、請求項2記載の発明によれば、上記効果に加え、両面テープの切断が容易に且つ正確に行える。
また、請求項3記載の発明によれば、上記効果に加え、切断機がレーザー切断機であるので、貼り付けるウエイト片の総重量の変更などに柔軟に対応することができ、そのための構成も簡易である。
また、請求項4記載の発明によれば、上記効果に加え、両面テープの切断が容易に且つ正確に行える。また、剥離紙を両面テープから引き離すのに別途機構を必要としない。このため、機構的に簡略化され、コストも安価となる。
また、請求項5記載の発明によれば、上記効果に加え、大量の剥離紙をスムーズに巻き取って廃棄することができ、廃棄処理が楽である。
また、請求項6記載の発明によれば、上記効果に加え、切断機がレーザー切断機であるので、貼り付けるウエイト片の総重量の変更などに柔軟に対応することができ、そのための構成も簡易である。
また、請求項7記載の発明によれば、上記効果に加え、ロボットがタイヤ小組を保持して移動させるのにも兼用されており、別途ロボットを設ける必要がなく、機構的に簡略化され、設備に要するコストも安価となる。
また、請求項8記載の発明によれば、上記効果に加え、必要なウエイト片の数が最小になるので、バランス修正の精度が低下するおそれがなく、また見栄えが悪くならない。
また、請求項9記載の発明によれば、ウエイト片の貼付によるタイヤ小組のバランス修正の完全自動化が可能となるので、無人化によってコスト低減に大きく貢献することができる。その上、接着材供給機構が追加されているので、タイヤ小組に対するウエイト片の固定がさらに確実となり、バランス修正の信頼性がより高められる。
また、請求項10記載の発明によれば、上記効果に加え、ウエイト片をロボットが保持した際に接着材供給機構がウエイト片に接着材を塗布することで貼付箇所への接着材の供給を行うので、接着材の供給が容易で機構的に簡易であるという効果が得られる。
また、請求項11記載の発明によれば、上記効果に加え、テープが粘着テープであるので、ウエイト片貼付機によるウエイト片のテープへの貼付が容易で、機構的に簡易になるという効果が得られる。
図1及び図2は、第一の実施形態に係るタイヤ小組バランス修正装置の概略図であり、図1はその正面図、図2は平面図である。図1及び図2に示す装置は、ロール状に巻かれた両面テープ1a,1bを送り出すテープ送り出し機2a,2bと、送り出された両面テープ1a,1bの一方の面に、選択された重量のウエイト片3を貼り付けるウエイト片貼付機4と、ウエイト片3が貼り付けられた両面テープ1a,1bを切断して分離する切断機5と、切断分離された両面テープ1a,1b上に貼り付けられたウエイト片3を保持し、タイヤ小組Wの指定された箇所に貼り付けるロボット6とを備えている。
以下、説明の都合上、軽い方のウエイト片3用の機構を、第一送り出し機構2a、第一巻き取り機構7aとし、重い方のウエイト片3用の機構を、第二送り出し機構2b、第一巻き取り機構7bとする。両面テープ及び剥離紙についても、軽い方のウエイト片3用を第一両面テープ1a、第一剥離紙11aとし、重い方のウエイト片3用を第二両面テープ1b及び第二剥離紙11bとする。
図3に示すように、移送機構42a,42bは、ウエイト片3をテープ送り出し機2a,2bにより送り出された両面テープ1a,1bの下方に移送するようになっている。この際、図3(1)に示すように、ウエイト片3の上面が、両面テープ1a,1bの下面より少し高い位置となる移送機構42a,42bが構成されている。このため、移送されたウエイト片3は、両面テープ1a,1bの下面に貼り付けられる。尚、ウエイト片3の両面テープ1a,1bへの貼付と同期して剥離紙巻き取り機7a,7bが動作する。巻き取りに伴って送られる両面テープ1a,1bの速度と、移送ベルト421上のウエイト片3の移動速度は、同じである。このため、ウエイト片3は、両面テープ1a,1bに貼り付けられた状態で両面テープ1a,1bと一緒に水平に移動する。
また、図3(2)に示すように押し当て具43を設け、両面テープ1a,1bにウエイト片3を押しつけるようにしてもよい。この場合、ウエイト片3が両面テープ1a,1bの少し下方に移送されるようにし、押し当て具43で両面テープ1a,1bを剥離紙11a,11bごと押し下げてウエイト片3を両面テープ1a,1bに貼り付ける。押し当て具43は、両面テープ1a,1bの移送を妨げないよう、従動するローラの構成にすると好適である。但し、両面テープ1a,1bが停止した状態で両面テープ1a,1bをウエイト片3に押し当てる場合、押し当て具43は従動ローラでなくとも良い。
本実施形態では、切断機5は剥離紙11a,11bは切断せず両面テープ1a,1bのみ切断するようになっている。即ち、剥離紙11a,11bは、レーザーによって切断されないようになっている。切断されないようにするには、剥離紙11a,11bがレーザーを反射するようにしたり、レーザーのエネルギーを適宜選定して両面テープ1a,1bのみが切断されるようにする構成があげられる。
尚、両面テープ1a,1b及び剥離紙11a,11bは、レーザーの照射可能エリア内の位置に送り出されるようになっており、一つの切断機5により各両面テープ1a,1bの切断が順次行われるようになっている。但し、各両面テープ1a,1bの切断のためにそれぞれ切断機5を設けても良い。
また、装置全体を制御する制御ユニット8が設けられている。制御ユニット8は、外部からの信号を受信であるとともに、装置の各部を制御する信号を送信することが可能となっている。制御ユニット8は、マイクロプロセッサやメモリ、IOポート等を内蔵したコンピュータを備えており、装置の各部を所定のシーケンスで制御できるようになっている。
製作されたタイヤ小組Wは、コンベア9により運ばれる。この際、運ばれたタイヤ小組Wを特定する情報(ワークID)とともにウエイト片3の取付情報(以下、単に取付情報)が制御ユニット8に送られる。取付情報とは、取り付けるべきウエイト片3の重量及び取り付けるべき箇所の情報である。
そして、次のバランス未修整のタイヤ小組Wが同様にコンベヤ9で運ばれて所定位置で停止する。そして、同様の手順を繰り返し、バランス修正が行われる。この際、取付情報は各タイヤ小組Wで異なる場合が多く、異なる量のウエイト片3が異なる箇所に貼り付けられることが多い。
また、本実施形態では、剥離紙巻き取り機7a,7bがあるので、両面テープ1a,1bの切断が容易に且つ正確に行える。即ち、両面テープ1a,1bを切断する際には、ある程度のテンションが両面テープ1a,1bにかけられている必要があるが、このためには、テープ送り出し機2a,2bにより送り出された両面テープ1a,1bを引っ張る機構が必要である。本実施形態では、剥離紙巻き取り機7a,7bによる剥離紙11a,11bの巻き取りに伴い、切断の際に適度なテンションが両面テープ1a,1bにかけられるので、切断が容易に且つ正確に行える。適度なテンションが両面テープ1a,1bにかけられないと、切断の際、両面テープ1a,1bが弛んでいたり、また、レーザーの照射位置からずれてしまったりする場合がある。このような場合には切断が正確に行えないことになるが、本実施形態ではこのような問題はない。剥離紙巻き取り機7a,7bを構成するモータは、切断される際の両面テープ1a,1bのテンションが適切な値になるよう、巻き取り側芯棒71a,71bを回転させる際のトルクが制御されるようになっている。
尚、剥離紙巻き取り機7a,7bを使用せず、単に剥離紙11a,11bを引っ張ってそのまま箱などに入れて廃棄しても良いが、かさんでしまい、廃棄処理が面倒である。剥離紙巻き取り機7a,7bを使用すると、大量の剥離紙11a,11bをスムーズに巻き取って廃棄することができ、廃棄処理が楽である。場合によっては、巻き取った剥離紙11a,11bを再利用することもできる。
さらに、重量の異なる三種類以上のウエイト片3を使用してもよい。この場合、それぞれのウエイト片3に対して、両面テープ1a,1b、テープ送り出し機2a,2b、剥離紙巻き取り機7a,7b、テンションローラ12等が設けられる。
図6は、第二の実施形態のタイヤ小組バランス修正装置の主要部の概略図である。図6に示す装置は、ウエイト片貼付機4の構成が第一の実施形態と異なっている。第二の実施形態におけるウエイト片貼付機4は、重量の異なるウエイト片3をそれぞれ所定数収容したウエイト片マガジン44を備えている。図6に示すように、ウエイト片マガジン44は、筐体441と、筐体441内を仕切る隔壁442等から構成されている。隔壁442に仕切られた空間内に、ウエイト片3が収容されるようになっている。本実施形態では、第一実施形態と同様、5gのウエイト片3と10gのウエイト片3を使用するようになっており、それぞれの収容空間が隔壁442により構成されている。本実施形態では、5gのウエイト片3の収容空間が一つ設けられ、10gのウエイト片3用の収容空間が五つ設けられる。これは、10gのウエイト片3の使用頻度が高いためである。
また、第二の実施形態においても、ウエイト片マガジン44から貼付位置にウエイト片3を移送する移送機構42が設けられている。移送機構42は、同様に移送ベルト421421により移送を行う機構となっている。ウエイト片マガジン44は、放出具45が放出したウエイト片3が移送ベルト421の上に落下する位置に設けられている。
例えば、55gの重量を貼り付ける必要がある場合、制御ユニット8は、5gのウエイト片3を一つ、10gのウエイト片3を五つ貼り付けるようウエイト片貼付機4を制御する。ウエイト片貼付機4は、制御ユニット8からの信号に従い、5gのウエイト片3を一つ、10gのウエイト片3を五つ放出するよう、各放出具45を制御する。
尚、制御ユニット8の演算処理部は、所定の総重量となるよう各重量のウエイト片3の数の組み合わせを算出する際、合計のウエイト片3の数が最小となるよう算出する。取付情報における取付箇所はピンポイントの箇所として指定された箇所であるので、ウエイト片3の数が多くなると、バランス修正の精度が低下するおそれがあるし、また見栄えが悪くなるからである。この点は、第一の実施形態でも同様である。
図7は、第三の実施形態のタイヤ小組バランス修正装置の主要部の概略図である。図7に示す装置の特徴点は、タイヤ小組Wへの貼付強度を高めるため、第一の実施形態の構成について、貼付箇所に接着材を供給する接着材供給機構100を追加したものとなっている点である。接着材供給機構100は、本実施形態では、ホットメルト接着材を供給するものとなっており、加熱されて軟化した接着材(以下、ホットメルト)101を射出するホットメルトガン102と、ホットメルトガン101にホットメルト101を供給する供給機103等から構成されている。ホットメルトガン102は、ロボット6のメカハンド62がウエイト片3を保持した際、ホットメルト101をウエイト片3に供給するものとなっている。
上記ホットメルト101の塗布の際、ホットメルト101の温度によっては両面テープ1a,1bが熱により破れてしまたり収縮してしまったりすることがある。この場合、全てのウエイト片3をメカハンド62が直接保持していないと、両面テープ1a,1bが破れた際、ウエイト片3が落下してしまうおそれがあるが、この実施形態では、そのような問題はない。尚、前述した第一、第二の実施形態において、上記全てのウエイト片3を直接保持するタイプのメカハンド62を採用するようにしても良い。
この変形例においては、メカハンド62に吸着機能があれば両面テープ1a、1bを使用する必要はなく、通常の片面テープで良い。メカハンド62からのテープの離脱の容易さから片面テープの方が好適である。尚、両面テープ1a,1bや片面テープは、粘着テープであるが、第三の実施形態では、粘着テープではないテープを使用することも可能である。この場合は、ウエイト片3に粘着材を塗布する機構等を設けてテープに貼り付けるようにする。但し、粘着テープを使用する方が貼付が容易で機構的に簡易になる。
また、本願発明において、「タイヤ小組」の用語は、従来技術において用いられたものに限られる訳ではない。即ち、「タイヤ小組」は、ホイールにタイヤを装着して構成されたホイールとタイヤの組、という程度の意味であり、タイヤの最重点とホイールの軽点とを組み合わせたものを含むが、それに限られる訳ではない。
1a 両面テープ
1b 両面テープ
11 剥離紙
11a 剥離紙
11b 剥離紙
2 テープ送り出し機
2a テープ送り出し機
2b テープ送り出し機
3 ウエイト片
4 ウエイト片貼付機
41a ウエイト片フィーダー
41b ウエイト片フィーダー
42 移送機構
42a 移送機構
42b 移送機構
43 押し当て具
44 ウエイト片マガジン
45 放出具
46 整列機構
5 切断機
6 ロボット
61 アーム
62 メカハンド
7 剥離紙巻き取り機
7a 剥離紙巻き取り機
7b 剥離紙巻き取り機
8 制御ユニット
100 接着材供給機構
W タイヤ小組
Claims (11)
- タイヤとホイールを組み合わせたタイヤ小組のバランスを修正するタイヤ小組バランス修正装置であって、
ロール状に巻かれた両面テープを送り出すテープ送り出し機と、
送り出された両面テープの一方の面に、選択された重量のウエイト片を複数並べて貼り付けるウエイト片貼付機と、
ウエイト片が貼り付けられた状態で両面テープが分離するよう両面テープを切断する切断機と、
切断分離された両面テープ上に貼り付けられたウエイト片を保持し、タイヤ小組の指定された箇所に貼り付けるロボットと、
装置全体を制御する制御ユニットとを備えており、
制御ユニットは、切断分離された両面テープ上の複数のウエイト片の総重量が、指定された重量となるよう選択された箇所で切断を行わせるために切断箇所を指定する制御信号を切断機に送ることが可能であり、
制御ユニットは、切断分離された両面テープ上の指定された総重量となっている複数のウエイト片を一緒に保持させてタイヤ小組の指定された箇所に貼り付けさせるための制御信号をロボットに送ることが可能なものであることを特徴とするタイヤ小組バランス修正装置。 - 前記切断機は、残余があるよう前記両面テープの切断分離を行うものであり、残余の両面テープを巻き取る巻き取り機を備えていることを特徴とする請求項1記載のタイヤ小組バランス修正装置。
- 前記切断機は、レーザー切断機であることを特徴とする請求項2記載のタイヤ小組バランス修正装置。
- 前記両面テープは、剥離紙の上に重ねられた状態でロール状に巻かれており、前記切断機は、剥離紙を切断せずに両面テープのみを切断して分離するものであり、前記ロボットは、前記ウエイト片を保持した際、両面テープが剥離紙から離れて当該ウエイト片に付着したままの状態とするものであることを特徴とする請求項1記載のタイヤ小組バランス修正装置。
- 前記剥離紙を巻き取る剥離紙巻き取り機を備えていることを特徴とする請求項4記載のタイヤ小組バランス修正装置。
- 前記切断機は、レーザー切断機であり、前記剥離紙は、当該レーザーによって切断されないものであることを特徴とする請求項4又は5記載のタイヤ小組バランス修正装置。
- 前記ロボットは、前記タイヤ小組を保持して移動させることが可能なものであることを特徴とする請求項1記載のタイヤ小組バランス修正装置。
- 前記制御ユニットは、貼り付けるウエイト片の総重量の信号が入力されるものであり、前記ウエイト片貼付機は、重量の異なる複数のウエイト片を組み合わせて当該総重量となるよう前記両面テープに貼り付けるものであり、制御ユニットは、入力された総重量の信号から、各重量のウエイト片の数の組み合わせを算出する演算処理部を有し、演算処理部での算出結果に従い前記ウエイト貼付機を制御するものであり、演算処理部は、ウエイト片の合計数が最小となるよう各重量のウエイト片の組み合わせを算出するものであることを特徴とする請求項1記載のタイヤ小組バランス修正装置。
- タイヤとホイールを組み合わせたタイヤ小組のバランスを修正するタイヤ小組バランス修正装置であって、
ロール状に巻かれたテープを送り出すテープ送り出し機と、
送り出されたテープの一方の面に、選択された重量のウエイト片を複数並べて貼り付けるウエイト片貼付機と、
複数のウエイト片が貼り付けられた状態でテープが分離するようテープを切断する切断機と、
切断分離されたテープ上に貼り付けられた複数のウエイト片を保持し、タイヤ小組の指定された箇所に貼り付けるロボットと、
装置全体を制御する制御ユニットとを備えており、
制御ユニットは、切断分離されたテープ上の複数のウエイト片の総重量が、指定された重量となるよう選択された箇所で切断を行わせるために切断箇所を指定する制御信号を切断機に送ることが可能なものであり、
制御ユニットは、切断分離されたテープ上の指定された総重量となっている複数のウエイト片を一緒に保持させてタイヤ小組の指定された箇所に貼り付けさせるための制御信号をロボットに送ることが可能なものであり、
さらに、貼付箇所に接着材を供給してウエイト片をタイヤ小組に接着する接着材供給機構を備えていることを特徴とするタイヤ小組バランス修正装置。 - 前記接着材供給機構は、前記テープ上に貼り付けられた前記ウエイト片を前記ロボットが保持した際、ウエイト片に接着材を塗布することで貼付箇所への接着材の供給を行うものであることを特徴とする請求項9記載のタイヤ小組バランス修正装置。
- 前記テープは粘着テープであり、粘着材が設けられた一方の面に前記ウエイト片貼付機により前記ウエイト片が貼り付けられるものであることを特徴とする請求項9又は10記載のタイヤ小組バランス修正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005248499A JP4839042B2 (ja) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | タイヤ小組バランス修正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005248499A JP4839042B2 (ja) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | タイヤ小組バランス修正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007064275A JP2007064275A (ja) | 2007-03-15 |
JP4839042B2 true JP4839042B2 (ja) | 2011-12-14 |
Family
ID=37926708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005248499A Active JP4839042B2 (ja) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | タイヤ小組バランス修正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4839042B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106704324A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-05-24 | 浙江福林国润汽车零部件有限公司 | 一种平衡块自动粘贴装置 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4992487B2 (ja) | 2007-03-14 | 2012-08-08 | 日本電気株式会社 | 通信システム、終端装置及びそれらに用いるepon仮想化方法 |
DE102010002002B4 (de) * | 2010-02-16 | 2016-02-25 | Schenck Rotec Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Unwuchtausgleich an einem Fahrzeugrad |
JP2014185764A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Taiho Kogyo Co Ltd | バランスウェイト移載装置 |
JP2014185763A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Taiho Kogyo Co Ltd | バランスウェイト及びその製造方法 |
EP2796749B1 (en) * | 2013-04-24 | 2015-06-10 | WEGMANN automotive GmbH & Co. KG | Apparatus and Method for Dispensing Vehicle Balancing Weights |
EP2871386A1 (en) * | 2013-11-07 | 2015-05-13 | Wegmann Automotive GmbH & Co. KG | Method and device for balancing a wheel by application of a hot-melt adhesive balancing mass |
US10933549B2 (en) * | 2015-10-05 | 2021-03-02 | 3M Innovative Properties Company | Apparatus and method for automatically applying weight material to a wheel |
JP6119837B2 (ja) * | 2015-12-24 | 2017-04-26 | 三菱ケミカル株式会社 | 一方向不連続繊維帯の製造方法 |
RU2018133482A (ru) * | 2016-02-29 | 2020-04-01 | Пломбко Инк. | Станок для накладывания балансировочных грузиков и способ его использования |
KR101857261B1 (ko) | 2016-11-07 | 2018-05-11 | 이상윤 | 차량용 휠 밸런스 웨이트 테이핑 장치 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62104685A (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-15 | Mitsubishi Motors Corp | ロボツト |
JPH05107144A (ja) * | 1991-05-22 | 1993-04-27 | Mazda Motor Corp | ホイールバランサの組付け方法 |
JP2001162594A (ja) * | 1999-12-08 | 2001-06-19 | Canon Inc | 軟弱部材の加工供給装置及び方法 |
US6616089B2 (en) * | 2001-04-24 | 2003-09-09 | Illinois Tool Works Inc. | System and method for dispensing adhesive imbalance correction weight |
JP3988611B2 (ja) * | 2002-10-09 | 2007-10-10 | Jsr株式会社 | 半導体ウエハ用研磨パッド及びこれを備える半導体ウエハ用研磨複層体並びに半導体ウエハの研磨方法 |
EP1552956A1 (en) * | 2004-01-08 | 2005-07-13 | Kba-Giori S.A. | Process for film application |
-
2005
- 2005-08-29 JP JP2005248499A patent/JP4839042B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106704324A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-05-24 | 浙江福林国润汽车零部件有限公司 | 一种平衡块自动粘贴装置 |
CN106704324B (zh) * | 2016-12-20 | 2019-01-11 | 浙江福林国润汽车零部件有限公司 | 一种平衡块自动粘贴装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007064275A (ja) | 2007-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4839042B2 (ja) | タイヤ小組バランス修正装置 | |
JP4341246B2 (ja) | 糊付け製本装置及び画像形成システム | |
JP3584153B2 (ja) | 軟質部品の切断方法及び実装方法、軟質部品の切断装置及び実装装置 | |
JP4591273B2 (ja) | 製本装置及び画像形成システム | |
US8160488B2 (en) | Image formation processing system applying adhesive to received sheets in a bundle form | |
JP2004209870A (ja) | 糊付け製本装置 | |
KR100996423B1 (ko) | 제본장치 | |
CN110733718A (zh) | 一种撕膜方法及应用于该方法中的撕膜装置及撕膜机 | |
JP4219365B2 (ja) | うちわ製造装置およびうちわ製造方法 | |
CN111689276A (zh) | 放卷装置以及放卷设备 | |
JP2012243577A (ja) | 電極材シート製造装置 | |
CN114162409A (zh) | 一种用于圆盘类柔性包材的全自动包装设备 | |
JP6924670B2 (ja) | シート供給装置およびシート供給方法 | |
JP4591274B2 (ja) | 製本装置及び画像形成システム | |
JP3840909B2 (ja) | 糊付け製本方法、糊付け製本装置及び画像形成装置 | |
JP2012056019A (ja) | 用紙断裁装置、及び画像形成システム | |
JP4089174B2 (ja) | 糊付け製本方法、糊付け製本装置及び画像形成装置 | |
CN216806108U (zh) | 一种用于圆盘类柔性包材的全自动包装设备 | |
CN112794152B (zh) | 拨胶机构以及贴胶装置 | |
JP2007045038A (ja) | 製本装置及び画像形成システム | |
JP2011219231A (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP2007062140A (ja) | 製本装置及び画像形成システム | |
JP2006007752A (ja) | 仮付け装置 | |
CN111994688A (zh) | 一种轨道宽度可调机构及接料机 | |
JPH02205529A (ja) | Ptp包装充填機におけるフィルム自動セッティング及び自動継ぎ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080710 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080811 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080811 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100914 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101203 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20101203 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20101203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110322 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110906 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111003 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4839042 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |