JP4837580B2 - 送信電力制限機能付き移動無線システム - Google Patents

送信電力制限機能付き移動無線システム Download PDF

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Description

本発明は、携帯無線端末の送信電力に制限をかける移動無線システムに関する。
セル方式の携帯電話に代表される移動無線システムにおいて、携帯無線端末は、無線リンクを張っている基地局からの送信電力制御信号に応じて送信電力を決定する。小型基地局を設置していない屋内においては、屋外の無線基地局と安定した無線リンクを張るために一般的に携帯無線端末の送信電力は大きくなる。また、小型基地局を設置している屋内においては、一般的に携帯無線端末の送信電力は小さくなるが、図1に示すように、窓際のような一部の場所で屋外の基地局と無線リンクを張った場合には、携帯無線端末の送信電力は大きくなる。
一方、精密電気機器、例えば医用電気機器は、高感度のセンサと高利得の増幅回路等から構成されるため、電波放射源が近接した場合には電磁干渉を起こす可能性がある。そのため、医用電気機器の置かれた部屋では、携帯無線端末の種類によっては使用者が自らの操作により電源を切るなどの対処が必要となるケースがあった。
しかしながら、上記のように使用者が自らの操作によって携帯無線端末の電源を切らなければならない場合、使用者が携帯無線端末の電源を切り忘れることがある。その場合、携帯無線端末によって医用電気機器に電磁干渉を起こす可能性がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、携帯無線端末の送信電力を制限し、電磁干渉を未然に防止することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、無線タグを備えた携帯無線端末と、特定の空間の出入口に設置された無線タグリーダライタとを含む移動無線システムにおいて、前記無線タグリーダライタは、前記無線タグに対して前記携帯無線端末の送信出力を、前記特定の空間内に設定された機器のうち通電状態にある機器のイミュニティレベル情報に応じて設定した制限値以下に制限する制限信号を送信し、前記携帯無線端末は、前記制限値に基づいて送信出力を制限することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、無線タグを備えた携帯無線端末と、特定の空間の出入口に連続して設置された複数の無線タグリーダライタと、前記複数の無線タグリーダライタの各々と接続された制御部とを含む移動無線システムにおいて、前記制御部は、前記複数の無線タグリーダライタが前記携帯無線端末を認識する順番に応じて、前記携帯無線端末が前記特定の空間に入るのか前記特定の空間から出るのかを判定し、前記携帯無線端末が前記特定の空間に入る場合に、前記制御部は、前記携帯無線端末の送信出力を所定の制限値以下に制御する制御信号を前記無線タグに対して送信するように前記複数の無線タグリーダライタを制御し、前記携帯無線端末は、前記制限値に基づいて送信出力を制限し、 前記携帯無線端末が前記特定の空間から出る場合に、前記制御部は、前記携帯無線端末の送信出力の制限を解除する解除信号を前記無線タグに対して送信するように前記複数の無線タグリーダライタを制御し、前記携帯無線端末は、前記解除信号に応答して送信出力の制限を解除することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の移動無線システムにおいて、前記無線タグリーダライタは、前記携帯無線端末の無線タグから認証情報を受信し、前記携帯端末が認証されると、前記特定の空間に対する開錠を行うことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれかに記載の移動無線システムにおいて、前記無線タグリーダライタは、前記無線タグに対して前記特定の空間内で通信すべきシステムを示す指定情報を送信し、前記携帯無線端末は、前記指定情報に応答して前記通信すべきシステムに切り替えることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の移動無線システムにおいて、前記制限値は、ゼロであることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、無線タグリーダライタを備えた携帯無線端末と、特定の空間の出入口に設置された無線タグとを含む移動無線システムにおいて、前記無線タグは、前記無線タグリーダライタに応答して前記携帯無線端末の送信出力を、前記特定の空間内に設定された機器のうち通電状態にある機器のイミュニティレベル情報に対応した制限値以下に制限する制限信号を送信し、前記携帯無線端末は、前記制限値に基づいて送信出力を制限することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、無線タグリーダライタを備えた携帯無線端末と、特定の空間の出入口に連続して設置された複数の無線タグと、前記複数の無線タグの各々と接続された制御部とを含む移動通信システムにおいて、前記制御部は、前記複数の無線タグが前記携帯無線端末を認識する順番に応じて、前記携帯無線端末が前記特定の空間に入るのか前記特定の空間から出るのかを判定し、前記携帯無線端末が前記特定の空間に入る場合に、前記制御部は、前記携帯無線端末の送信出力を所定の制限値以下に制御する制御信号を前記無線タグリーダライタに応答して送信するように前記複数の無線タグを制御し、前記携帯無線端末は、前記制限値に基づいて送信出力を制限し、前記携帯無線端末が前記特定の空間から出る場合に、前記制御部は、前記携帯無線端末の送信出力の制限を解除する解除信号を前記無線タグリーダライタに応答して送信するように前記複数の無線タグを制御し、前記携帯無線端末は、前記解除信号に応答して送信出力の制限を解除することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項6または7に記載の移動無線システムにおいて、前記無線タグは、前記携帯無線端末の無線タグリーダライタから認証情報を受信し、前記携帯端末が認証されると、前記特定の空間に対する開錠を行うことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項6から8のいずれかに記載の移動無線システムにおいて、前記無線タグは、前記無線タグリーダライタに応答して前記特定の空間内で通信すべきシステムを示す指定情報を送信し、前記携帯無線端末は、前記指定情報に応答して前記通信すべきシステムに切り替えることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項6から8のいずれかに記載の移動無線システムにおいて、前記制限値は、ゼロであることを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、無線タグを備えた携帯無線端末と、特定の空間の出入口に連続して設置された複数の無線タグリーダライタと、前記複数の無線タグリーダライタの各々と接続された制御部とを含む移動無線システムにおいて、前記制御部は、前記複数の無線タグリーダライタが前記携帯無線端末を認識する順番に応じて、前記携帯無線端末が前記特定の空間に入るのか前記特定の空間から出るのかを判定し、前記携帯無線端末が前記特定の空間に入る場合に、前記制御部は、前記携帯無線端末の電源をオフにするオフ信号を前記無線タグに対して送信するように前記複数の無線タグリーダライタを制御し、前記携帯無線端末は、前記オフ信号に応答して電源をオフにし、前記携帯無線端末が前記特定の空間から出る場合に、前記制御部は、前記携帯無線端末の電源をオンにするオン信号を前記無線タグに対して送信するように前記複数の無線タグリーダライタを制御し、前記携帯無線端末は、前記オン信号に応答して前記オン信号により励起される電力によって電源をオンにすることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、無線タグリーダライタを備えた携帯無線端末と、特定の空間の出入口に連続して設置された複数の無線タグと、前記複数の無線タグの各々と接続された制御部とを含む移動無線システムにおいて、前記制御部は、前記複数の無線タグが前記携帯無線端末を認識する順番に応じて、前記携帯無線端末が前記特定の空間に入るのか前記特定の空間から出るのかを判定し、前記携帯無線端末が前記特定の空間に入る場合に、前記制御部は、前記携帯無線端末の電源をオフにするオフ信号を前記無線タグリーダライタに応答して送信するように前記複数の無線タグを制御し、前記携帯無線端末は、前記オフ信号に応答して電源をオフにし、前記携帯無線端末が前記特定の空間から出る場合に、前記制御部は、前記携帯無線端末の電源をオンにするオン信号を前記無線タグリーダライタに応答して送信するように前記複数の無線タグを制御し、前記携帯無線端末は、前記オン信号に応答して電源をオンにすることを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、無線タグを備えた携帯無線端末と、特定の空間の出入口に連続して設置された複数の無線タグリーダライタと、前記複数の無線タグリーダライタの各々と接続された制御部とを含む移動無線システムにおいて、前記制御部は、前記複数の無線タグリーダライタが前記携帯無線端末を認識する順番に応じて、前記携帯無線端末が前記特定の空間に入るのか前記特定の空間から出るのかを判定し、前記携帯無線端末が前記特定の空間に入る場合に、前記制御部は、前記携帯無線端末を不応答にする不応答信号を前記無線タグに対して送信するように前記複数の無線タグリーダライタを制御し、前記携帯無線端末は、前記不応答信号に応答して不応答となり、前記携帯無線端末が前記特定の空間から出る場合に、前記制御部は、前記携帯無線端末の不応答を解除する解除信号を前記無線タグに対して送信するように前記複数の無線タグリーダライタを制御し、前記携帯無線端末は、前記解除信号に応答して不応答を解除することを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の移動無線システムにおいて、前記無線タグリーダライタは、前記携帯無線端末の無線タグから認証情報を受信し、前記携帯端末が認証されると、前記特定の空間に対する開錠を行うことを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、無線タグリーダライタを備えた携帯無線端末と、特定の空間の出入口に連続して設置された複数の無線タグと、前記複数の無線タグの各々と接続された制御部とを含む移動無線システムにおいて、前記制御部は、前記複数の無線タグが前記携帯無線端末を認識する順番に応じて、前記携帯無線端末が前記特定の空間に入るのか前記特定の空間から出るのかを判定し、前記携帯無線端末が前記特定の空間に入る場合に、前記制御部は、前記携帯無線端末を不応答にする不応答信号を前記無線タグリーダライタに応答して送信するように前記複数の無線タグを制御し、前記携帯無線端末は、前記不応答信号に応答して不応答となり、前記携帯無線端末が前記特定の空間から出る場合に、前記制御部は、前記携帯無線端末の不応答を解除する解除信号を前記無線タグリーダライタに応答して送信するように前記複数の無線タグを制御し、前記携帯無線端末は、前記解除信号に応答して不応答を解除することを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の移動無線システムにおいて、前記無線タグは、前記携帯無線端末の無線タグリーダライタから認証情報を受信し、前記携帯端末が認証されると、前記特定の空間に対する開錠を行うことを特徴とする。
本発明により、携帯無線端末の送信電力の制限またはその解除を行うことが可能である。
本発明の一実施形態による携帯無線端末は、無線タグを内蔵し、外部の無線タグリーダライタからの制限信号を受信することによって、強制的にその送信電力を制限する制御を行う。また、外部の無線タグリーダライタからの解除信号を受信することによって、送信電力の制限を解除する制御を行う。
例えば、携帯無線端末の送信電力を制限する信号を出す無線タグリーダライタを部屋の外側に設置し、その制限を解除する信号を出す無線タグリーダライタを部屋の内側に設置する。また、無線タグリーダライタにおいて、あらかじめ登録された無線タグの認証情報との突合が取れたときに限り部屋の扉を開錠することにより、送信電力の制限をされていない携帯無線端末が入室してしまうことを防ぐことができる。また、退出時には上記制限を解除することができる。さらに、電磁干渉を防ぐ目的ではなく、携帯無線端末への着信を防止するだけでよい場合には、携帯無線端末を不応答の状態にする制御信号を出す無線タグリーダライタを部屋の外側に設置し、その制御を解除する信号を出す無線タグリーダライタを部屋の内側に設置すればよい。
本発明による移動無線システムにより、強制的に携帯無線端末の送信電力に制限をかけたり、不応答の状態にしたりすることが可能である。以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図2に、本発明の第1の実施形態による無線タグリーダライタおよび携帯無線端末の構成例を示す。無線タグリーダライタ102は、制御回路104と接続され、制御回路104からの指示に従って無線タグ110からの信号を受信し、無線タグ110に信号を送信する。携帯無線端末は、無線タグ110を備え、無線タグ110は、無線タグアンテナ112および無線タグ電波受信回路114から構成される。携帯無線端末は、アンテナ122、アンテナ共用回路124、無線送信回路126、無線受信回路128、制御回路130、および表示回路/外部接続回路132を備えている。
無線タグリーダライタ102は、携帯無線端末に内蔵された無線タグアンテナ112へ、携帯無線端末の送信出力を制限する信号を送信する。この信号は、無線タグアンテナ112および無線タグ電波受信回路114を経由して制御回路130に伝達される。制御回路130は、屋外または屋内の無線基地局より受信した送信電力制御信号に関わらず、無線送信回路126に送信電力制限信号を伝達する。これによって、携帯無線端末の送信電力が制限される。なお、この場合、送信電力の制限内では、通信が可能である。
携帯無線端末の送信電力制限を解除する制御を行う場合、無線タグリーダライタ102は、携帯無線端末に内蔵された無線タグアンテナ112へ、携帯無線端末の送信出力の制限を解除する信号を送信する。携帯無線端末は、この信号を制御回路130に伝達し、制御回路130は、屋外または屋内の無線基地局より受信した送信電力制御信号に従い、無線送信回路126に送信電力を伝達する機能を復帰させる。
図3を参照して、上記の動作について説明する。携帯無線端末は、時点Aにおいて、基地局からの送信電力制御信号に従い、送信電力を制御している。そして、時点Bにおいて、携帯無線端末は、無線タグリーダライタ102から送信電力制限信号を受信し、強制的な送信電力制限を実施する。その後、時点Cにおいて、携帯無線端末は、無線タグリーダライタ102から送信電力制限解除信号を受信し、再び基地局からの送信電力制御信号に従い、送信電力を制御する。このように、時点BからCの間では、携帯無線端末の強制的に送信電力制限が実施され、他の精密機器に対する電磁干渉が低減される。
(第2の実施形態)
図4に、本発明の第2の実施形態による無線タグリーダライタおよび携帯無線端末の構成例を示す。無線タグリーダライタ102は、制御回路104と接続され、制御回路104は、無線タグの認証情報を格納したメモリ106と、部屋または特定の空間の扉またはゲート108とに接続されている。無線タグリーダライタ102は、第1の実施形態と同様に、制御回路104からの指示に従って無線タグ110からの信号を受信し、無線タグ110に信号を送信する。また、本実施形態においては、扉またはゲート108は、制御回路104からの指示に従って開錠される。一方、携帯無線端末の無線タグ110は、無線タグアンテナ112および無線タグ電波受信回路114に加えて、自己の認証情報を格納したメモリ116を備えている。
図5に示すように、部屋または特定の空間の外側に無線タグリーダライタ102aが設置され、内側に無線タグリーダライタ102bが設置される場合について説明する。無線タグリーダライタ102aは、携帯無線端末に内蔵された無線タグアンテナ112が近接したことを認識した後、認証情報を要求する信号を携帯無線端末に送信する。携帯無線端末は、この信号を受信した後に、認証情報の格納メモリ116を読み出し、無線タグアンテナ112を介して送信する。無線タグリーダライタ側の制御回路104は、接続されているメモリ106内の認証情報と無線タグアンテナ112より受信した認証情報の突合を行なう。認証確認が取れた場合には、制御回路104は、扉またはゲート108へ開錠信号を伝達すると同時に、無線タグリーダライタ102aからは携帯無線端末の送信電力を制限する信号を送信する。同様に、内側に設置された無線タグリーダライタ102bの場合には、上記制限を解除する信号を送信する。その後の携帯無線端末の動作は、第1の実施形態の場合と同様である。
また、図6に示すように、部屋または特定の空間に複数の出入口がある場合においても、図7に示すように、複数の無線タグリーダライタ102a−1、102a−2、102b−1、102b−2を同一の制御回路104および同一の認証情報格納メモリ106に接続して、上記の説明と同様の効果を得ることもできる。
さらに、図8に示すように、部屋または特定の空間の出入口に2つの無線タグリーダライタ102−1および102−2を連続して配置することもできる。図5および図6に示す例では、部屋または特定の空間の外壁と内壁に小電力の無線タグリーダライタ102a、102bを設置し、無線タグ110を内蔵した携帯無線端末をこれらにかざして、近接させることを想定している。図8に示す例では、比較的に電力が大きく認識距離の大きい無線タグリーダライタ102−1、102−2を想定している。
無線タグ110を内蔵した携帯無線端末が無線タグリーダライタ102−1および102−2の間を通過すると、無線タグリーダライタがそれぞれ携帯無線端末を認識する。携帯無線端末の動線方向に応じて、認識する無線タグリーダライタの順番が変わる。そこで、この順番に応じて、制御回路104は、制限信号または解除信号を送信するようにする。すなわち、携帯無線端末が部屋または特定の空間に入る場合は、無線タグリーダライタ102−1が先に携帯無線端末を認識し、その後、無線タグリーダライタ102−2が携帯無線端末を認識する。この場合は、携帯無線端末の送信出力を制限する信号を送信するようにする。逆に、携帯無線端末が部屋または特定の空間から出る場合は、無線タグリーダライタ102−2が先に携帯無線端末を認識し、その後、無線タグリーダライタ102−1が携帯無線端末を認識する。この場合は、携帯無線端末の送信出力の制限を解除する信号を送信する。
このような構成により、使用者は携帯無線端末を無線タグリーダライタにかざすことなく、自動的に携帯無線端末の送信出力を制限したり、解除したりすることができる。また、携帯無線端末の送信出力を制限および解除するとともに、無線タグを用いた認証による扉またはゲートの開錠を行うことができる。
(第3の実施形態)
図9に、本発明の第3の実施形態による無線タグリーダライタの構成例を示す。本実施形態による無線タグリーダライタ102は、制御回路104に接続され、制御回路104は、認証情報格納メモリ106に加えて、部屋または特定の空間の送信電力制限値を格納したメモリ105に接続されている。このメモリの制限値は、部屋または特定の空間にある精密電気機器の耐電磁干渉特性に応じて設定することができ、適宜書き換えることができる。これにより、設置される精密電気機器の種類が変わったときに、容易にこの制限値を変更することが可能となる。
(第4の実施形態)
図10に、本発明の第4の実施形態による無線タグリーダライタの構成例を示す。本実施形態による無線タグリーダライタ102は、制御回路104に接続されている。この制御回路104は、認証情報格納メモリ106に加えて、精密電気機器109−1、109−2のイミュニティ情報を格納するメモリ107に接続され、さらに、精密電気機器の通電状態をモニタするためにこれら電気機器109−1、109−2に接続されている。
ここで、部屋または特定の空間内に、イミュニティレベルの高い、すなわち電磁干渉を受けにくい電気機器109−1と、イミュニティレベルの低い、すなわち電磁干渉を受けやすい電気機器109−2が設置されているとする。これら電気機器の電源が共にONの場合、無線タグリーダライタ102は、電気機器109−2が電磁干渉を受けない大きさに携帯無線端末の送信電力を制限する信号を送信する。電気機器109−1のみの電源がONの場合、無線タグリーダライタ102は、電気機器109−1が電磁干渉を受けない大きさに携帯無線端末の送信電力を制限する信号を送信する。このようにして、電源がONになっている電気機器のイミュニティレベルに合わせて携帯無線端末の送信電力制限を行うことができる。これにより、部屋または特定の空間内に設置されたいずれの電気機器も電磁干渉を起こさない範囲で携帯無線端末の送信電力を大きくし、安定した無線通信を実現することができる。
(第5の実施形態)
図11は、部屋または特定の空間外の基地局による移動通信システム1のカバーエリア1と、部屋または特定の空間内の基地局による移動通信システム2のカバーエリア2−1、2−2、2−3、2−4を示している。ここで、移動通信システム2の各基地局は移動通信システム1のそれよりも小電力であり、従ってカバーエリアが小さいものとする。
この場合、携帯無線端末は、部屋または特定の空間の外では移動通信システム1と通信を行う。部屋または特定の空間に入る場合、携帯無線端末を部屋または特定の空間の外側に設置された無線タグリーダライタ102aに接近させることにより、携帯無線端末の送信電力を制限すると同時に、移動通信システム2と通信を行う。この動作により、部屋または特定の空間の内にも関わらず、移動通信システム1と通信をする可能性のある場所(図11の網掛け部分)において、携帯無線端末が移動通信システム1と通信をし、それによって送信電力が大きくなることを防ぐことができる。
また、部屋または特定の空間から出る場合、携帯無線端末を部屋または特定の空間の内側に設置された無線タグリーダライタ102bに接近させることにより、確実に移動通信システム1との通信に復帰させることができる。
(第6の実施形態)
上記の実施形態においては、無線タグ110を内蔵した携帯無線端末は、無線タグリーダライタ102からの信号によって送信電力を制限しながらも、移動通信システムとの通信を維持しようとしていた。本実施形態では、携帯無線端末の送信電力の制限値をゼロに設定し、移動通信システムとの通信を行わないようにする。これにより、移動通信システムの通信媒体として必要な電波を放射しないため、精密電気機器に電磁干渉を与える可能性をさらに低減できる。
(第7の実施形態)
図12に、本発明の第7の実施形態による携帯無線端末の構成例を示す。この携帯無線端末では、制御回路130が電源回路134に接続されている。本実施形態において、無線タグリーダライタ102は、携帯無線端末に内蔵された無線タグアンテナ112へ、携帯無線端末の電源をオフにする制御信号を送信する。この信号は、無線タグアンテナ112、無線タグ電波受信回路114を経由して制御回路130に伝達される。制御回路130は、他の全ての制御信号に優先して、この信号を電源回路に伝達し、これによって携帯無線端末の電源がオフにされる。
また、無線タグリーダライタ102は、携帯無線端末に内蔵された無線タグアンテナ112へ、携帯無線端末の電源をオンにする制御信号を送信する。この信号によって励起された電力を用いて電源オン信号を制御回路130および電源回路134に伝達し、携帯無線端末の電源をオンにする。このようなパッシブタイプのタグは、電池など自己のエネルギー源を持たないが、リーダライタからの電波をアンテナで受信し、整流して、直流電流に変換する。得られた電流を使用して、オフになっている携帯無線端末の電源をオフにするこができる。
(第8の実施形態)
上記の実施形態において、携帯無線端末の送信電力制限およびその解除ではなく、携帯無線端末の不応答およびその解除を行うようにしてもよい。ここで、不応答とは、例えば、着呼側で着信操作ができる「マナーモード」や、着呼側で着信操作ができない「公共モード」が挙げられる。この機能は、携帯無線端末が電波を発しても構わないが、その利用が望ましくない場所にある場合に有用である。この場合、本機能により、携帯無線端末から移動通信システムに対して必要な制御信号(例えば、携帯無線端末から定期的に送信する位置情報などの制御情報)を発することは制限されない。
また、携帯無線端末の不応答およびその解除を行う機能と、第2の実施形態で説明したような部屋または特定の空間に備えられた扉やゲートの開錠を行う機能とを組み合わせてもよい。これにより、携帯無線端末が電波を発しても構わないが、その利用が望ましくない場所への携帯無線端末の出入りを管理することができる。
(第9の実施形態)
図13に、本発明の第9の実施形態による無線タグおよび携帯無線端末の構成例を示す。図に示すように、本実施形態では、携帯無線端末が、無線タグリーダライタ210を内蔵し、無線タグアンテナ204と無線タグ電波受信回路206を備えた無線タグ202が部屋または特定の空間の出入口に設定される。
無線タグリーダライタ210は、部屋または特定の空間の出入口に設置された無線タグ202に対して所定の信号を送信し、無線タグ202はこれに応答して、携帯無線端末の送信出力を制限する信号または送信出力の制限を解除する信号を送信する。ここで、無線タグは、制御信号を送信するものと、解除信号を送信するものとに分けて専用化してもよいし、制御信号と解除信号を交互に送信するように構成してもよい。あるいは、無線タグリーダライタからの信号の種別に応じて、制御信号または解除信号を送信するようにしてもよい。制御回路130は、無線タグ202から無線タグリーダライタ210を介して制御信号を受信すると、携帯無線端末の送信電力を制限し、解除信号を受信すると、携帯無線端末の送信電力の制限を解除する。さらに、無線タグ202が一定の信号を送信し、制御回路が無線タグリーダライタを介してこの信号を受信すると、携帯無線端末の送信電力が制限されているか否かに応じて、携帯無線端末の送信電力を制限するか、送信電力の制限を解除するかを判定するようにしてもよい。
本実施形態は、他の実施形態と組み合わせることにより、他の実施形態と同様の効果を得ることができる。例えば、無線タグ202側で無線タグリーダライタ210からの認証情報を認証したり、無線タグ202から携帯無線端末の送信電力の制限値を送信したり、部屋または特定の空間に設置されている機器のイミュニティレベルに応じた制御信号を送信するようにすることができる。あるいは、携帯端末の送信電力の制限およびその解除に代えて、無線タグ202から携帯無線端末を不応答にする信号および不応答を解除する信号を送信するようにしてもよい。その他の組合せも当業者には明らかであろう。本実施形態に係る構成では、パッシブタイプの無線タグを用いると電源を供給する必要がないため、電源の供給が困難な部屋や特定の空間にも本発明を適用することができる。
以上、本発明について、具体的にいくつかの実施形態について説明したが、本発明の原理を適用できる多くの実施可能な形態に鑑みて、ここに記載した実施形態は、単に例示に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。したがって、ここに例示した実施形態は、本発明の趣旨から逸脱することなくその構成と詳細を変更することができる。さらに、説明のための構成要素および手順は、本発明の趣旨から逸脱することなく変更、補足、またはその順序を変えてもよい。
本発明は、移動無線システムにおいて、特定の場所で強制的に、使用者の操作によらず、携帯無線端末の送信電力に制限をかけたり、あるいは無線ネットワークからの十分な電波強度を受信し通信可能圏内であっても携帯無線端末を圏外にするものである。また、それらの制御を解除するものである。さらに、携帯無線端末により認証を行い、部屋や特定の空間の入退出管理を同時に行うものである。またさらに、送信電力の小さい別の移動通信システムが当該エリアに構築されている場合には、この移動通信システムとの通信に切り替えるものである。例えば病院内では、携帯無線端末の送信電波により電磁干渉を受ける医用電気機器の置かれた部屋に本発明を適用することにより、上記電磁干渉を低減することができる。
屋内基地局があるにもかかわらず屋外基地局と無線リンクを張ることにより携帯無線端末の送信電力が大きくなることを示す図である。 本発明の第1の実施形態による無線タグリーダライタおよび携帯無線端末の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における携帯無線端末の動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態による無線タグリーダライタおよび携帯無線端末の構成例を示す図である。 部屋または特定の空間の出入口の内側と外側に無線タグリーダライタが設置される場合について説明する図である。 部屋または特定の空間の出入口が複数ある場合について説明する図である。 複数の無線タグリーダライタについて、同一の制御回路およびメモリを使用する場合の構成例を示す図である。 部屋または特定の空間の出入口に無線タグリーダライタを連続して配置する構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態による無線タグリーダライタの構成例を示す図である。 本発明の第4の実施形態による無線タグリーダライタの構成例を示す図である。 部屋または特定の空間の内外で、複数の移動通信システムによってカバーされる場合について説明するための図である。 本発明の第7の実施形態による携帯無線端末の構成例を示す図である。 本発明の第9の実施形態による無線タグおよび携帯無線端末の構成例を示す図である。
符号の説明
1,2 カバーエリア
110,202 無線タグ
122 アンテナ

Claims (8)

  1. 無線タグを備えた携帯無線端末と、特定の空間の出入口に設置された無線タグリーダライタとを含む移動無線システムにおいて、
    前記無線タグリーダライタは、前記無線タグに対して、前記携帯無線端末の送信出力を、前記特定の空間内に設定された機器のうち通電状態にある機器のイミュニティレベル情報に応じて設定した制限値以下に制限する制限信号を送信し、前記携帯無線端末は、前記制限値に基づいて送信出力を制限することを特徴とする移動無線システム。
  2. 請求項1に記載の移動無線システムにおいて、
    前記無線タグリーダライタは、前記携帯無線端末の無線タグから認証情報を受信し、前記携帯端末が認証されると、前記特定の空間に対する開錠を行うことを特徴とする移動無線システム。
  3. 請求項1または2に記載の移動無線システムにおいて、
    前記無線タグリーダライタは、前記無線タグに対して前記特定の空間内で通信すべきシステムを示す指定情報を送信し、前記携帯無線端末は、前記指定情報に応答して前記通信すべきシステムに切り替えることを特徴とする移動無線システム。
  4. 請求項1からのいずれかに記載の移動無線システムにおいて、
    前記制限値は、ゼロであることを特徴とする移動無線システム。
  5. 無線タグリーダライタを備えた携帯無線端末と、特定の空間の出入口に設置された無線タグとを含む移動無線システムにおいて、
    前記無線タグは、前記無線タグリーダライタに応答して、前記携帯無線端末の送信出力を、前記特定の空間内に設定された機器のうち通電状態にある機器のイミュニティレベル情報に対応した制限値以下に制限する制限信号を送信し、前記携帯無線端末は、前記制限値に基づいて送信出力を制限することを特徴とする移動無線システム。
  6. 請求項に記載の移動無線システムにおいて、
    前記無線タグは、前記携帯無線端末の無線タグリーダライタから認証情報を受信し、前記携帯端末が認証されると、前記特定の空間に対する開錠を行うことを特徴とする移動無線システム。
  7. 請求項5または6に記載の移動無線システムにおいて、
    前記無線タグは、前記無線タグリーダライタに応答して前記特定の空間内で通信すべきシステムを示す指定情報を送信し、前記携帯無線端末は、前記指定情報に応答して前記通信すべきシステムに切り替えることを特徴とする移動無線システム。
  8. 請求項5から7のいずれかに記載の移動無線システムにおいて、
    前記制限値は、ゼロであることを特徴とする移動無線システム。
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