JP4836898B2 - 遠隔監視・診断システム - Google Patents

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Description

本発明は、中央センター装置と遠隔地に存在する多数の監視・診断対象との間でデータのやり取りをしながら、監視・診断対象の監視診断を行う遠隔監視・診断システムに関する。
従来、遠隔地の監視対象を監視し制御する遠隔監視・診断システムとしては、様々な遠隔監視方法を取り入れた技術が開発され、既に提案されている。
以下、従来の幾つかの遠隔監視・診断システムについて説明する。
従来の遠隔監視・診断システムは、遠隔運用・遠隔保守を実施するための電力系統保護制御システムであって、遠隔監視センターと監視対象のコントローラとがイントラネットにより接続され、HTML言語で作成されたホームページを利用して監視する方法である(非特許文献1〜3)。
また、他の遠隔監視・診断システムとしては、遠隔監視拠点とプラント制御システムと監視対象プラントとからなり、監視・診断プログラムを搭載する遠隔監視拠点とプラント制御プログラムを搭載するプラント制御システムとが互いに連携を取りつつ、遠隔監視拠点の監視・診断プログラムがプラント制御システムから送られてくるデータに基づいて、プラントの監視・診断を行う構成である(特許文献1)。
さらに、他の遠隔監視・診断システムとしては、複数の発電プラントを遠隔地から監視・診断・保全するシステムがある(特許文献2)。
「変革を遂げる電力系統監視制御・保護システム」、津久井良一、増田文雄,鈴木邦明著、東芝レビュー、Vo154、No.6、26〜29頁、1999。 「イントラネット応用電力系統監視制御システム」、長谷川義朗,江幡良雄,林秀樹著、東芝レビュー、Vo.154、No.6、30〜33頁、1999。 「電力系統保護制御システムへのイントラネット技術適用」、関口勝彦,竹中章二,白田義博著、東芝レビュー、Vo.154、No.6、34〜37頁、1999。 特許第3621935号 特開2003−114294号
しかしながら、以上のような遠隔監視・診断システムのうち、非特許文献1〜3及び特許文献1,2に記載されるシステムは、監視対象が電力系統などのプラントを対象としており、また、イントラネットによるデータ通信を主としている。さらに、各監視・診断対象毎に専用の遠隔監視・診断システムとして構築されているのが一般的である。
その結果、以上のようなシステムでは、次のような種々の問題が指摘されている。
(1) 大多数の監視・診断対象に配信する監視・診断用プログラムの効率的な生成が困難である。
(2) 様々な機能・性能を持つ監視・診断対象に適用する監視・診断用プログラムの効率的な生成が困難である。
よって、従来、数万点レベルの監視・診断対象が存在するシステム、例えば各所に設置される多数のエレベータの遠隔監視・診断システム等においては、各監視・診断対象が様々な処理能力、処理形態等を有するものであり、また公衆回線によるインターネットを利用して通信する方式が増えているが、このような多数の監視・診断対象を取り扱う監視・診断システムを効率的に短期間に構築することは非常に難しい状況にある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、多数の監視・診断対象を監視・診断するプログラムを効率的に作成し、所望のプログラム配信形式に従って効率的に配信して各監視・診断対象に対する監視・診断プログラムの実行結果を取得する遠隔監視・診断システムを提供することを目的とする。
(1) 上記目的を達成するために、本発明に係る遠隔監視・診断システムは、中央センター装置と、前記各監視・診断対象に接続され、もしくは当該各監視・診断対象内にそれぞれ設けられた監視・診断対象側端末とがネットワークで接続され、
前記中央センター装置は、複数種類のプログラム配信形式を定めたプログラムテンプレートを保存する第1の記憶手段と、監視・診断に関するプログラム部品を保存する第2の記憶手段と、選択指示に従って前記第1の記憶手段から所望のプログラム配信形式のプログラムテンプレートを選択し、この選択された前記配信形式の種類に応じた配信移動に関するプログラムを生成し、かつ、前記第2の記憶手段から必要なプログラム部品を抽出して繋ぎ合わせる編集処理を行うことにより、前記各監視・診断対象の監視・診断用プログラムを作成するプログラム作成手段と、このプログラム作成手段で作成された監視・診断用プログラムを検証・評価する検証・評価手段と、前記検証・評価された監視・診断用プログラムと監視・診断に必要な情報とを前記配信移動に関するプログラムに埋め込んで前記ネットワークを通して該当する監視・診断対象側端末に送信する送信手段と、前記監視・診断用プログラムの配信先となる前記監視・診断対象側端末から送られてくる監視・診断結果データを受信し表示する手段とを備え、
前記各監視・診断対象側端末は、前記監視・診断用プログラムと監視・診断に必要な情報とが埋め込まれた前記配信移動に関するプログラムを受信する受信手段と、この受信手段で受信された監視・診断用プログラムと監視・診断に必要な情報とを用いて、対応する監視・診断対象の監視・診断を実行する監視・診断手段と、この監視・診断手段で実行された前記監視・診断結果データを前記中央センター装置に送信する監視・診断結果送信手段とを備えた構成である。
(2) 本発明は、前記(1)項の構成に新たに次のような構成を備えた遠隔監視・診断システムであってもよい。
すなわち、前記中央センター装置には、新たに前記第2の記憶手段に前記監視・診断用プログラム及び前記配信移動に関するプログラムの何れか一方又は両方に関するモニタリング機能部品を保存する手段と、少なくとも前記監視・診断用プログラムにモニタリング機能部品を組込んで送信する手段と、前記監視・診断用プログラムの配信先から前記モニタリング機能部品の実行により得られる前記監視・診断用プログラム及び前記配信移動用プログラムに関する状況を受け取って表示する手段とをさらに付加し、
前記各監視・診断対象側端末には、新たにモニタリング機能部品を組込んだ前記監視・診断用プログラムを受け取ると、前記監視・診断用プログラム及び前記配信移動に関するプログラムの実行状況を前記中央センター装置側に送信する手段をさらに付加した構成であってもよい。
本発明によれば、多数の監視・診断対象を監視・診断するプログラムを効率的に作成でき、所望のプログラム配信形式に従って効率的に監視・診断用プログラムを配信し、各監視・診断対象の監視・診断結果を迅速に取得することができる。
以下、本発明の一実施の形態例について図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明に係る遠隔監視・診断システムの実施の形態1を示す構成図である。
遠隔監視・診断システムは、中央センター装置1と監視・診断対象側端末3とで構成され、これら中央センター装置1と監視・診断対象側端末3はインターネットやイントラネット等のネットワーク4で接続されている。
中央センター装置1は、マンマシンインタフェース機能(図示せず)を備えたプログラム作成処理部11、プログラムテンプレート管理部12、プログラムテンプレートデータベース13、プログラム部品管理部14、プログラム部品データベース15、プログラム検証・評価部16、監視・診断用データ送信部17、監視・診断結果データ処理部18、監視・診断結果受信部19及び監視・診断結果表示部20によって構成される。
監視・診断対象側端末3は、各種プラントやシステムである監視・診断対象5を介して所要とするプラントの状態を監視・診断するものであって、監視・診断用データ受信部31、監視・診断処理部32及び監視・診断結果送信部33によって構成される。
プログラム作成処理部11は、プログラムテンプレートデータベース13に格納されるテンプレートからプログラム配信移動に関するプログラムを、またプログラム部品データベース15に格納されるプログラム部品から監視・診断対象5の処理形態、処理能力に応じた監視・診断手順を規定した例えばソースコード等の監視・診断用プログラムを作成する。
プログラムテンプレートデータベース13には、プログラム作成処理部11で作成される監視・診断用プログラムが多数の監視・診断対象側端末3間を渡り歩くように移動させるためのプログラム配信形式を定めた複数のプログラム移動用テンプレートがデータベース化され、プログラムテンプレート管理部12により管理されている。
プログラム移動用テンプレートとしては、監視・診断用プログラムをどのように移動させるかについて、所要のプログラム言語で記述された配信移動に関するプログラムの性格を有し、例えばBee−gent(登録商標)における状態遷移の記述がこれに相当する。
Bee−gentは、プログラム移動用テンプレートをプログラムソースに展開するツールも備えているので、Bee−gentを利用すれば、プログラム移動用テンプレートからソースプログラムを作成することが可能である。なお、プログラム移動用テンプレートとしては、後記する一斉配信形式(図3参照)、巡回配信形式(図4参照)グループ配信形式(図5参照)等がある。
プログラムテンプレート管理部12は、プログラムテンプレートデータベース13へのプログラム配信形式毎の移動用テンプレートの格納場所が保存され、プログラム作成処理部11からプログラム配信形式を伴う読み出し指示を受けると、該当するプログラム配信形式の移動用テンプレートをプログラム作成処理部11に提供する。プログラム作成処理部11は、後述するようにプログラム部品データベース15に格納される所要のプログラム部品を選択しつつ作成される監視・診断用プログラムを移動用テンプレートに入れ込んで送出する。
また、プログラム部品データベース15には、多数の監視・診断対象5の監視や診断に関するプログラム部品が格納され、プログラム部品管理部14により管理されている。
プログラム部品としては、例えば監視処理用プログラム部品、診断処理用プログラム部品、データ入出力部品、フィルタリングプログラム部品、各監視・診断対象側端末3にハードディスクが存在する場合にはディスク読出しプログラム部品、ディスク書き込みプログラム部品その他必要なプログラム部品がある。また、例えばエレベータ、電力プラント、化学プラント、空調制御システム等の診断・監視対象機器によって特有の監視処理や診断処理を行う必要がある場合、各プラント,システムに特有の監視処理や診断処理に関するプログラム部品も格納される。各プログラム部品に関しては、監視・診断対象5とのインタフェース部分のデータ授受形式を含んでソースプログラムとして作成され、部品化する。
なお、各プログラム部品に関し、例えばBee−gentを利用する場合、プログラム言語としてJava(登録商標)を用いているので、Javaによるソースプログラムを部品化することになる。
プログラム作成処理部11としては、Bee−gentを利用する場合、プログラムテンプレート管理部12を介してプログラムテンプレートデータベース13から所望のプログラム移動用テンプレートを読み出し、当該プログラム移動用テンプレートから状態遷移を表すソースプログラムを生成する。そして、プログラム作成処理部11は、プログラム部品管理部14を介して所要のプログラム部品を選択的に読み出し、各プログラム部品を必要に応じて補充し、かつ、繋ぎ合わせる編集処理を行った後、プログラム移動用テンプレートから生成されたソースプログラムに埋め込むことにより、監視・診断用プログラムを作成し、さらに、当該監視・診断用プログラムに各監視・診断対象ごとに特有のパラメータ(各監視・診断対象5に対応する端末3を識別するID、監視項目、診断項目、しきい値、診断式のパラメータ等)を付加する。なお、ソースプログラムへの部品埋め込みやパラメータの設定は、テキストエディタ等により実行すればよい。
図2は以上のような監視・診断用プログラムを作成するプログラム開発環境のイメージを示す図である。
すなわち、プログラム作成処理部11は、マンマシンインタフェースを構成する表示系40にプログラム管理ウインドウ41、配信移動用プログラム作成ウインドウ42、複数の監視・診断用プログラム作成ウインドウ43a、43b、…を形成する。
プログラム作成処理部11は、プログラム開発支援者からマンマシンインタフェースを介して所要の配信形式のテンプレート選択指令を入力し、プログラムテンプレート管理部12を介してプログラムテンプレートデータベース13から所要の配信形式のプログラム移動用テンプレートを読み出し、ソースコードのプログラム配信移動に関するプログラム(一斉配信形式の場合には送信管理用プログラム、巡回配信形式の場合には送信管理用プログラム及び配信移動用プログラム)を作成し、送信管理用プログラムをプログラム管理ウインドウ41に表示し、配信移動用プログラムを配信移動用プログラム作成ウインドウ42に表示する。また、プログラム作成処理部11には配信先の受信管理用プログラムが保存され、同様にプログラム管理ウインドウ41に表示する。
また、プログラム開発者は、マンマシンインタフェースを介して所要の監視・診断用プログラム部品の選択指令を入力し、プログラム部品管理部14を介してプログラム部品データベース15から1つ以上の所要のプログラム部品を読み出し、監視・診断用プログラム作成ウインドウ43a,43bに表示する。そして、各プログラム部品に対して必要に応じて監視・診断対象5の監視・診断上不足する部品を補充し、かつ、複数のプログラム部品を繋ぎ合わせる編集処理を実施し、プログラム移動用テンプレートから生成されるプログラム配信移動に関するプログラム,つまり配信移動用プログラムに埋め込むことにより、監視・診断用プログラムを作成する。
さらに、プログラム開発者は、マンマシンインタフェースから各監視・診断対象に特有のパラメータ、監視・診断に必要な情報を入力し設定する。
なお、Bee−gentを利用する場合、Javaを用いるが、図2に示すイメージに従ってC言語にてプログラム開発環境を作成し、さらに、C言語にてプログラム部品を作成すれば、C言語の監視・診断用プログラムを開発することが可能である。この際、プログラム移動用テンプレートとしては、状態遷移をフローの形で記載しておき、開発環境GUI(Graphical User Interface)により作成するようにすれば、様々なケースでテンプレートを利用することが可能となる。このとき、開発環境GUIは、フローの形をソース化する段階で、JavaやC言語等,様々なソースに適用可能に作成しておく必要がある。そのためには、プログラム作成処理部11またはプログラム検証・評価部16に、想定されるプログラム言語に対して、所定の言語に変換可能な複数のコンパイルを用意し、変換可能にしておくことが望ましい。さらに、ソースプログラムをコンパイルし、文法エラーの状況を確認可能な機能を付加してもよい。
前記中央センター装置1のプログラム検証・評価部16は、プログラム作成処理部11で作成された監視・診断用ソースプログラムまたはコンパイル後の監視・診断用プログラムをソフトシミュレーションにより検証・評価する。なお、ソフトシミュレーションとしては、監視・診断対象の挙動を模擬するものであって、簡易的なソフトシミュレーションを利用してもよい。
プログラム検証・評価部16は、監視・診断用プログラムを用いて、シミュレーションの実行結果をもとに監視・診断処理を行い、プログラムが適切に動作していると評価された場合には監視・診断用データ送信部17からネットワーク4を介して監視・診断対象側端末3に送信される。なお、プログラムが適切に動作しているか否かは、監視・診断用データ送信部17から監視・診断結果データ処理部18を介してシミュレーション実行結果による監視・診断結果を監視・診断結果表示部20に表示し、検証・評価する。
監視・診断用データ送信部17は、監視・診断用プログラムが適切に動作していると評価されたとき、送信管理用プログラムに基づいて監視・診断用プログラム、監視・診断に必要な情報及び前述した受信管理用プログラムを監視・診断対象側端末3に送信するが、このとき、例えば監視・診断用プログラムデータに対して暗号化、認証等のセキュリティ処理を施して送信してもよい。
監視・診断結果データ処理部18は、中央センター装置1にて監視・診断上必要とする処理を行うものであって、シミュレーションの実行結果による監視・診断結果の処理と監視・診断対象側端末3から送られてくる監視・診断結果の処理とに分けられる。
例えば監視・診断用データ送信部17から渡されるシミュレーションの実行結果による監視・診断結果に対し、中央センター装置1自身で処理すべき処理内容が有れば、ここで当該処理内容に応じた処理を行って監視・診断結果表示部20に表示する。
また、監視・診断結果データ処理部18は、例えば監視・診断結果受信部19で受信された監視・診断対象側端末3側からの監視・診断結果が渡されたとき、例えば複数の監視・診断対象側端末3の監視・診断結果を用いて処理しなければならない条件がある場合、あるいは監視・診断対象側端末3で処理能力不足がある場合、当該条件を満たすように処理するとか、処理能力不足を補完する処理を行うとか、あるいは既に管理保存中の類似性の高い過去の監視データや診断結果と比較し、監視・診断対象の劣化や能力低下、軽・中・重レベル異常等を診断し、監視・診断結果表示部20に表示する。
監視・診断結果受信部19は、監視・診断対象側端末3側からネットワーク4を介して受信された監視・診断結果データを利用可能な状態のデータに変換し、監視・診断結果データ処理部18及び監視・診断結果表示部20に受け渡す機能を持っている。
監視・診断結果表示部20は、監視・診断結果受信部19で受信された監視・診断対象側端末3からの監視・診断結果と、監視・診断結果データ処理部18にて処理された結果とを入力とし、ディスプレイ上に表示する。
一方、監視・診断対象側端末3において、監視・診断用データ受信部31は、中央センター装置1から送られてくる受信管理用プログラムを受け取り、当該受信管理用プログラムに基づいてプログラム検証・評価部16で検証・評価された監視・診断用プログラム、監視・診断に必要な情報(例えば監視項目,診断項目,しきい値等)受信し、監視・診断処理部32に渡す。なお、監視・診断用データ受信部31は、受信機能だけでなく、後記する配信移動用プログラムを他の配信先に送信する送信機能も備えている。
監視・診断処理部32は、監視・診断用プログラムを実行し、監視診断対象5の監視・診断処理を行う。この際、診断・診断に必要な情報を用いて、監視・診断用プログラムを実行し、その実行結果である監視・診断結果は監視・診断結果送信部33に送出する。なお、監視・診断処理部32は、中央センター装置1からソースコードによる監視・診断用プログラムが送られてきた場合には、当該ソースコードをコンパイルし、操作可能な形式に変換した上で監視・診断を実行する。コンパイルに必要な情報は、中央センター装置1から前述した監視・診断に必要な情報として送信すればよい。
監視・診断結果送信部33は、監視・診断処理部32から受け取った監視・診断結果データを中央センター装置1に送信するが、このとき、例えば監視・診断結果データに対して暗号化、認証等のセキュリティ処理を施して送信してもよい。
中央センター装置1においては、前述したように監視・診断結果受信部19で監視・診断結果データを受信し、監視・診断結果表示部20及び監視・診断結果データ処理部18に渡す。なお、監視・診断結果データ処理部18は、図示されていないが、各監視・診断対象側端末3ごと及び監視・診断日時及び監視項目・診断項目ごとに監視・診断結果データを蓄積する機能を有している。
次に、以上のように構成された遠隔監視・診断システムの動作について説明する。
プログラム開発者は、各監視・診断対象5の監視・診断用プログラムを開発するに際し、中央センター装置1を起動し、マンマシンインタフェースを含むプログラム作成処理部11を動作させる。
プログラム作成処理部11は、マンマシンインタフェースから監視・診断プログラムをどのような配信形式で各監視・診断対象側機器3,…を移動させるかのテンプレート選択指示を受けると、プログラムテンプレート管理部12は、そのテンプレート選択指示に基づき、プログラムテンプレートデータベース13から所要のプログラム移動用テンプレートを読み出して表示系に表示し、当該プログラム移動用テンプレートから状態遷移を表すソースコードの配信移動に関するプログラムを生成する。このソースコードによるプログラムはプログラム配信形式によって異なる。また、プログラム作成処理部11は、プログラム移動用テンプレートから後記する監視。診断用プログラムを送信する送信管理用プログラムを作成する。
しかる後、プログラム作成処理部11は、プログラム開発者の入力指示に基づきプログラム部品管理部14を介して所要のプログラム部品を順次選択的に読み出して表示系に表示した後、各監視・診断対象5の処理能力、処理形態に伴い、監視・診断用プログラム部品では不足する部品については補充し、かつ、実行しようとする監視ルーチンや診断ルーチンに従って繋ぎ合わせる編集処理を行った後、プログラム移動用テンプレートから生成されたソースプログラムに埋め込むことにより、本来の監視・診断用プログラムを作成する。さらに、プログラム開発者は、前述した各監視・診断対象ごとの特有のパラメータを入力設定し、各監視・診断対象5に対して実行可能なプログラムを完成し、プログラム検証・評価部16に渡す。
プログラム検証・評価部16は、プログラム作成処理部11から監視・診断用プログラムを受け取ると、監視・診断用プログラムを用いて、予め定めるシミュレーションを実行し、このシミュレーション結果をもとに監視・診断処理を行い、その監視・診断結果を監視・診断用データ送信部17に送出する。
監視・診断用データ送信部17は、監視・診断結果を監視・診断を行う箇所に送信する。ここで、監視・診断を行う箇所としては、監視・診断対象側端末3の中の監視・診断用データ受信部31や中央センター装置1で診断処理する場合には監視・診断結果データ処理部18に相当する。中央センター装置1で診断処理する場合、ここで監視・診断結果に対して必要な処理を行った後、監視・診断結果表示部20に表示し、監視・診断用プログラムの最終的な評価をする。
プログラム開発者は、監視・診断結果表示部20に表示される監視・診断結果から、監視・診断用プログラムが意図した動作を行っているか否かを確認し評価する。意図した動作と異なる場合、再度プログラム作成処理部11を用いて、作成された監視・診断用プログラムの追加修正を行う。
診断結果から監視・診断用プログラムが適切に動作していることを確認した場合、監視・診断用データ送信部17がもう一方の監視・診断を行う箇所である監視・診断対象側端末3に監視・診断用プログラムを送信する。
ここで、監視・診断用データ送信部17は、所望の配信形式に従って前記プログラム移動用テンプレートから生成されたソースコードの配信移動に関するプログラム(送信管理用プログラム)に従い、監視・診断用プログラムを各監視・診断対象側端末3に送信する。
ここで、プログラム配信形式として、例えば図3に示す一斉配信形式のもの、図4に示す巡回配信形式のもの、図5に示すグループ配信形式のものが挙げられる。
一斉配信形式のものについて説明する。
プログラム作成処理部11は、マンマシンインタフェースから一斉配信形式の選択指示を入力し、プログラムテンプレートデータベース13から一斉配信形式のプログラムテンプレートを選択する。そして、プログラムテンプレートからソースコードよりなる配信移動に関するプログラムである送信管理用プログラムと、プログラム作成処理部11自身に既に保存管理されている端末側受信管理用プログラムと、前述したようにプログラム部品を繋ぎ合わせて作成された監視・診断用プログラムをプログラム検証・評価部16に送信する。プログラム検証・評価部16は、前述したように監視・診断用プログラムについて適切に動作することを検証・評価すると、送信管理用プログラム,受信管理用プログラムとともに、検証・評価された監視・診断用プログラムを監視・診断用データ送信部17に送信する。
監視・診断用データ送信部17は、一斉配信形式に対応するソースコードよりなる送信管理用プログラムの他,受信管理用プログラム及び検証・評価された監視・診断用プログラムを受け取ると、図6に示す送信管理用プログラムに規定する手順に従って各監視・診断対象側端末3に一斉に受信管理用プログラムの一部に埋め込んだ監視・診断用プログラムを送信する。
すなわち、監視・診断用データ送信部17は、送信管理用プログラムに基づき、初期設定後(S1)、受信管理用プログラムの一部に埋め込んだ監視・診断用プログラムを送信し(S2)、送信完了後(S3)、マンマシンインタフェースの表示系に送信完了を表示する(S4)。
各監視・診断対象側端末3の監視・診断用データ受信部31は、中央センター装置1から一斉に送信される受信管理用プログラム及び監視・診断用プログラムを受け取ると、受信管理用プログラムに基づき、図7に示す処理を実行する。
すなわち、監視・診断用データ受信部31は、受信管理用プログラムに基づき、初期設定後(S11)、監視・診断用プログラムの受信を確認し(S12)、監視・診断処理部32に送信する。監視・診断処理部32は、監視・診断用プログラムの受信完了を確認すると、監視・診断用結果送信部33を介して受信完了を中央センター装置1に送信するとともに(S13)、監視・診断用プログラムに基づき、監視・診断対象5に対する監視・診断処理を行う(図8参照)。
一方、監視・診断結果送信部33は、受信管理用プログラムの記述内容から監視・診断結果の送信が必要か否かを判断し(S14)、送信必要有りと判断された場合には監視・診断処理部32から送られてくる監視・診断結果データを待って中央センター装置1に送信し(S15)、そのデータ送信完了後に終了する(S16)。
監視・診断処理部32においては、監視・診断用プログラムを受け取ると、監視・診断対象5に対して図8に示すような監視・診断処理を実行する。
監視・診断処理部32は、初期設定後(S21)、監視・診断用プログラムの受信を確認すると(S22)、監視・診断処理を開始する(S23)。監視・診断処理部32は、監視・診断処理を開始すると、監視・診断処理開始データを中央センター装置1に送信した後(S24)、監視・診断対象5に対する監視・診断処理を実行する(S25)。このとき、各監視・診断対象側端末3は、監視・診断処理開始及び監視・診断処理の実行状況をモニタ表示することも可能である。
そして、監視・診断処理部32は、監視・診断処理終了を確認した後(S26)、監視・診断結果データを監視・診断結果送信部33に送信し(S27)、一連の処理を終了する。
なお、一斉配信形式の場合、中央センターにおける一台の計算機で実現する場合が多いと考えられる。このような場合、監視・診断用プログラムを配信すべき多数の監視・診断対象側端末5,…に順番データを付けて配信スケジュールを作成し、その順番に従って異なる監視・診断対象側端末5へ順次監視・診断用プログラムを配信することも可能である。配信スケジュールの作成に当っては、中央センター装置1の負荷を考慮し、さらに監視・診断対象側端末5側における配信の必要性や重要度等を考慮して配信する。
次に、図4に示す巡回配信形式のものについて説明する。
プログラム作成処理部11は、マンマシンインタフェースの入力系から前述したように巡回配信形式の選択指示を入力し、プログラムテンプレートデータベース13から巡回配信形式のプログラムテンプレートを選択する。そして、プログラムテンプレートからソースコードの送信管理用プログラム及び配信先での配信移動用プログラムを生成し、既に保存管理されている端末側受信管理用プログラムと、前述したようにプログラム部品を用いて作成された監視・診断用プログラムとともにプログラム検証・評価部16に送信する。
プログラム検証・評価部16は、前述したように監視・診断用プログラムについて適切に動作していると検証・評価したとき、送信管理用プログラム,受信管理用プログラム及び配信移動用プログラムとともに、検証・評価された監視・診断用プログラムを監視・診断用データ送信部17に渡す。
監視・診断用データ送信部17は、送信管理用プログラム及び配信移動用プログラムの他,受信管理用プログラム及び検証・評価された監視・診断用プログラムを受け取ると、送信管理用プログラムに規定する手順に従い、図4に示すように特定の監視・診断対象側端末3に受信管理用プログラムの他、例えば配信移動用プログラムの一部に埋め込んだ監視・診断用プログラムを送信する。
特定の監視・診断対象側端末3の監視・診断用データ受信部31は、中央センター装置1から送信される受信管理用プログラム、配信移動用プログラム及び監視・診断用プログラムを受け取ると、監視・診断対象側端末3内にコピーし、実行可能な状態に保存する。
特定の監視・診断対象側端末3は、実行可能な状態に保存した後、配信移動用プログラムに記載されるIDの監視・診断対象側端末3に受信管理用プログラム、配信移動用プログラム及び監視・診断用プログラムを送信する。
このようにして各監視・診断対象側端末3は、少なくとも監視・診断用プログラムをコピーしながら、配信移動用プログラム及びプログラムに記述されるIDに従って順次他の監視・診断対象側端末3に移動し、巡回を繰り返しつつ、受信管理用プログラム及び監視・診断用プログラムを設定していく。
受信管理用プログラム及び監視・診断用プログラムの実行については、一斉配信形式の説明に準ずることから、ここでは省略する。
従って、この遠隔監視・診断システムでは、配信移動に関するプログラム(送信管理用プログラム、配信移動用プログラム)に従って一巡することにより、全ての監視・診断対象側端末3,…が監視・診断用プログラムを保持でき、かつ、当該監視・診断用プログラムに従って監視・診断対象5を監視・診断することができる。
なお、この巡回配信形式のものは、配信移動用プログラムが一つであり、管理が比較的容易であるが、一つの配信移動用プログラムを全監視・診断対象側端末3,…に配信することから、監視・診断対象5が多い場合には不向きである。
さらに、図5に示すグループ配信形式のものについて説明する。
このグループ配信形式は、巡回配信形式と類似しているが、全監視・診断対象側端末3,…を複数のグループに分割し、それぞれのグループ用の配信移動用プログラムを作成し、各グループの特定の監視・診断対象側端末3に受信管理用プログラム、配信移動用プログラム及び監視・診断用プログラムを送信する。
各グループにおいては、配信移動用プログラムに従って、同一グループ内の各監視・診断対象側端末3に受信管理用プログラム及び監視・診断用プログラムをコピーし、巡回していく。
このグループ配信形式は、複数の配信移動用プログラムが必要となるが、大多数の監視・診断対象5が存在しても、少数からなるグループに分割することにより、より迅速に監視・診断用プログラムを巡回させることができる。
また、一つの配信移動用プログラムに設定される監視・診断に必要な情報は、グループ内のだけのものであり、付加情報を少なくすることができる。しかしながら、中央センター装置1は、複数の配信移動用プログラムを管理する必要があるので、プログラム管理が複雑となる。
なお、各監視・診断対象側端末3に対する配信移動用プログラムの管理については、後記するモニタリング等により管理する方法がある。また、グループ分けについては、例えば同じHUBに接続される各監視・診断対象側端末3を一つのグループにしたり、同じフロア内、同じビル内ごとに分割し、グループ化する方法もある。
従って、以上のような実施の形態によれば、予めデータベース13,15に想定しえるプログラム配信形式を有するプログラムテンプレート及び処理形態、処理能力、監視単位、診断単位、プラントの種類等のごとにプログラム部品を格納し、必要とするプログラムテンプレートから配信移動に関するプログラムを生成し、かつ、選択的にプログラム部品を繋ぎ合わせた監視・診断用プログラムを作成し、配信移動に関するプログラムに組み入れて、プログラム配信形式に従って各監視・診断対象側端末3に監視・診断用プログラムを配信することにより、大多数の監視・診断対象5,…が存在する場合でも、効率的に監視・診断用プログラムを作成できるともに、多数の監視・診断対象5に監視・診断用プログラムを確実に配信することができる。
また、様々な機能・性能を持つ監視・診断対象5、…に適用する監視・診断用プログラムを作成する場合でも、各監視・診断用プログラムを効率的な作成できる。
さらに、公衆回線によるインターネットを利用して通信する方式が増えているが、大多数の監視・診断対象を取り扱う監視・診断システムを効率的、かつ、短期間に構築することが可能である。
(実施の形態2)
図9は本発明に係る遠隔監視・診断システムの実施の形態2を示す構成図である。
この遠隔監視・診断システムは、図1に示す遠隔監視・診断システムとほぼ同様な構成であるので、同一部分には同一符号を付し、その詳しい説明を省略する。
この実施の形態における遠隔監視・診断システムにおいて、特に異なるところは、プログラム部品データベース15に格納するプログラム部品として、例えば監視・診断用プログラムモニタリング部品を用意し、監視・診断用プログラム及び配信移動用プログラムの何れか一方又は両方に組込むことにより、監視・診断用プログラムや配信移動用プログラムの状況をモニタリングするものである。
システム構成としては、中央センター装置1に新たに、監視・診断プログラム状況表示部21を設け、また、監視・診断対象側端末3に新たに、監視・診断プログラム監視部34を設けたことにある。従って、その他の構成については、図1に示す構成と全く同じである。
監視・診断対象側端末3における監視・診断プログラム監視部34は、監視・診断用データ受信部31からモニタリング機能をもった監視・診断用プログラムを受け取ると、監視・診断処理部32から逐次監視・診断用プログラムによる実行状況を受け取り、あるいは実行状況を取り込み、ネットワーク4を通して中央センター装置1に送信する。このとき、監視・診断プログラム監視部34は、実行状況データに対して暗号化、認証等のセキュリティ処理を施して送信してもよい。
中央センター装置1における監視・診断プログラム状況表示部21は、監視・診断プログラム監視部34から送信されてくる実行状況データを受け取り、表示することにより、各監視・診断対象側端末3における監視・診断用プログラムの実行状況をモニタリングでき、プログラム開発者は、下記する事項のほか、必要に応じてプログラムの不具合やプログラム修正箇所等を速やかに見つけ出すことができる。
すなわち、監視・診断対象側端末3からの実行状況を送信する送信項目としては、例えば以下のようなケースが挙げられる。
(1) 監視・診断用プログラムの場合。
* 監視・診断用プログラムが監視・診断対象側端末3に到着したこと。
* 監視・診断用プログラムが監視・診断対象側端末3で動作開始したこと。
* 監視・診断用プログラムが停止したこと。
* 監視・診断用プログラムが再起動したこと。
* 監視・診断用の必要な情報(例えばしきい値)が更新されたこと等。
(2) 配信移動用プログラムの場合。
* 配信移動用プログラムが配信先の監視・診断対象側端末3に到着したこと。
* 配信移動用プログラム次の配信先の監視・診断対象側端末3に移動を開始したこと。
* 配信移動用プログラムが次の配信先の監視・診断対象側端末3に監視・診断用プログラムを送信完了したこと等。
また、配信移動用プログラムを利用する場合、配信移動用プログラムが各配信先で必要な情報を共有するので、モニタリングの際には、次の配信先に関する情報を中央センター装置1に送信し、監視・診断プログラム状況表示部21に表示することができる。
このようにすることにより、監視・診断プログラムや配信移動用プログラムの挙動をモニタリングすることができ、また、配信移動用プログラムが何れの配信先の監視・診断対象側端末3に移動しているか等、配信移動用プログラムの管理も容易となる。
なお、上記実施の形態では、監視・診断用プログラムや配信移動用プログラムを用いて実施するようにしているが、これらプログラムの流れを例えばBee−gent等のエージェントを利用することにより、よりスムーズに遠隔監視・診断システムを開発することが可能である。
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
上記実施の形態では、1箇所に中央センター装置1を設置したが、例えば監視・診断対象5の監視・診断管轄を明確にすれば、複数の箇所に中央センター装置1を設置する構成であってもよい。また、複数の中央センター装置1にて同一の管轄をカバーするように管理すれば、特定の中央センター装置1に障害が発生しても、バックアップが可能となる。
本発明に係る遠隔監視・診断システムの実施の形態を示す構成図。 監視・診断用プログラム及び配信移動用プログラムを開発する開発環境GUIのイメージ図。 本発明に係る遠隔監視・診断システムにおける監視・診断用プログラムの配信形式(一斉配信形式)を説明する図。 本発明に係る遠隔監視・診断システムにおける監視・診断用プログラムの他の配信形式(巡回配信形式)を説明する図。 本発明に係る遠隔監視・診断システムにおける監視・診断用プログラムのさらに他の配信形式(グループ配信形式)を説明する図。 図3に示す一斉配信形式のプログラムテンプレートに基づいて、監視・診断用プログラムを送信するときの送信管理用プログラムの一例を説明する図。 図3に示す一斉配信形式による監視・診断用プログラムを配信先に送信するとき、同時に配信先に監視・診断用プログラムを受信するために使用する受信管理用プログラムの一例を説明する図。 監視・診断用プログラムの監視・診断処理手順の一例を示す図。 本発明に係る遠隔監視・診断システムの他の実施の形態を示す構成図。
符号の説明
1…中央センター装置、3…監視・診断対象側端末、4…ネットワーク、5…監視・診断対象、11…プログラム作成処理部、12…プログラムテンプレート管理部、13…プログラムテンプレートデータベース、14…プログラム部品管理部、15…プログラム部品データベース、16…プログラム検証・評価部、17…監視・診断用データ送信部、18…監視・診断結果データ処理部、19…監視・診断結果受信部、20…監視・診断結果表示部、21…監視・診断プログラム状況表示部、31…監視・診断用データ受信部。32…監視・診断処理部、33…監視・診断結果送信部、34…監視・診断プログラム監視部。

Claims (9)

  1. 遠隔地に設置される複数の監視・診断対象を監視・診断する遠隔監視・診断システムにおいて、
    中央センター装置と、前記各監視・診断対象に接続され、もしくは当該各監視・診断対象内にそれぞれ設けられた監視・診断対象側端末とがネットワークで接続され、
    前記中央センター装置は、
    複数種類のプログラム配信形式を定めたプログラムテンプレートを保存する第1の記憶手段と、監視・診断に関するプログラム部品を保存する第2の記憶手段と、選択指示に従って前記第1の記憶手段から所望のプログラム配信形式のプログラムテンプレートを選択し、この選択された前記配信形式の種類に応じた配信移動に関するプログラムを生成し、かつ、前記第2の記憶手段から必要なプログラム部品を抽出して繋ぎ合わせる編集処理を行うことにより、前記各監視・診断対象の監視・診断用プログラムを作成するプログラム作成手段と、このプログラム作成手段で作成された監視・診断用プログラムを検証・評価する検証・評価手段と、前記検証・評価された監視・診断用プログラムと監視・診断に必要な情報とを前記配信移動に関するプログラムに埋め込んで前記ネットワークを通して該当する監視・診断対象側端末に送信する送信手段と、前記監視・診断用プログラムの配信先となる前記監視・診断対象側端末から送られてくる監視・診断結果データを受信し表示する手段とを備え、
    前記各監視・診断対象側端末は、
    前記監視・診断用プログラムと監視・診断に必要な情報とが埋め込まれた前記配信移動に関するプログラムを受信する受信手段と、この受信手段で受信された監視・診断用プログラムと監視・診断に必要な情報とを用いて、対応する監視・診断対象の監視・診断を実行する監視・診断手段と、この監視・診断手段で実行された前記監視・診断結果データを前記中央センター装置に送信する監視・診断結果送信手段とを備えたことを特徴とする遠隔監視・診断システム。
  2. 請求項1に記載の遠隔監視・診断システムにおいて、
    前記中央センター装置には、前記第2の記憶手段に前記監視・診断用プログラム及び前記配信移動に関するプログラムの何れか一方又は両方に関するモニタリング機能部品を保存する手段と、少なくとも前記監視・診断用プログラムにモニタリング機能部品を組込んで送信する手段と、前記監視・診断用プログラムの配信先から前記モニタリング機能部品の実行により得られる前記監視・診断用プログラム及び前記配信移動に関するプログラムに関する状況を受け取って表示する手段とをさらに付加し、
    前記各監視・診断対象側端末には、モニタリング機能部品を組込んだ前記監視・診断用プログラムを受け取ると、前記監視・診断用プログラム及び前記配信移動に関するプログラムの実行状況を前記中央センター装置側に送信する手段をさらに付加したことを特徴とする遠隔監視・診断システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の遠隔監視・診断システムにおいて、
    前記プログラム作成手段は、コンパイラーを備え、前記配信移動に関するプログラムがソースコード化された場合、当該コンパイラーにより前記配信移動に関するプログラムをコンパイルすることを特徴とする遠隔監視・診断システム。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の遠隔監視・診断システムにおいて、
    前記第1の記憶手段に保存されるプログラムテンプレートは、複数の監視・診断対象側端末に対して、一斉に前記監視・診断用プログラムを配信する一斉配信形式のプログラムテンプレートであって、このプログラムテンプレートから一斉配信形式の前記配信移動に関するプログラムを生成することを特徴とする遠隔監視・診断システム。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の遠隔監視・診断システムにおいて、
    前記第1の記憶手段に保存されるプログラムテンプレートは、複数の監視・診断対象側端末に対して、所定のスケジュールに従って前記監視・診断用プログラムを配信する配信形式のプログラムテンプレートであって、このプログラムテンプレートから前記所定のスケジュールに従って前記監視・診断用プログラムを配信する前記配信移動に関するプログラムを生成することを特徴とする遠隔監視・診断システム。
  6. 請求項1又は請求項2に記載の遠隔監視・診断システムにおいて、
    前記第1の記憶手段に保存されるプログラムテンプレートは、複数の監視・診断対象側端末に対して、所定の順序で順次受け渡していく巡回配信形式のプログラムテンプレートであって、このプログラムテンプレートから前記巡回配信形式の配信移動に関するプログラムを生成するものであり、
    前記各監視・診断対象側端末は、前記中央センター装置から前記監視・診断用プログラムと監視・診断に必要な情報とが埋め込まれた前記巡回配信形式の配信移動に関するプログラムを受信した場合、当該巡回配信形式の配信移動に関するプログラムに従って次の巡回配信先となる前記監視・診断対象側端末に当該巡回配信形式の配信移動に関するプログラムを送信することを特徴とする遠隔監視・診断システム。
  7. 請求項1又は請求項2に記載の遠隔監視・診断システムにおいて、
    前記第1の記憶手段に保存されるプログラムテンプレートは、複数の監視・診断対象側端末に対して、グループ単位で前記監視・診断用プログラムを送信し、グループ内で前記監視・診断用プログラムを巡回配信させるプログラムテンプレートであって、このプログラムテンプレートからグループ内を巡回する前記配信移動に関するプログラムを生成するものであり、
    前記各監視・診断対象側端末は、前記中央センター装置から前記監視・診断用プログラムと監視・診断に必要な情報とが埋め込まれた前記グループ内を巡回する前記配信移動に関するプログラムを受信した場合、当該グループ内を巡回する配信移動に関するプログラムに従って前記グループ内の次の巡回配信先となる前記監視・診断対象側端末に当該グループ内を巡回する配信移動に関するプログラムを送信することを特徴とする遠隔監視・診断システム。
  8. 請求項1又は請求項2に記載の遠隔監視・診断システムにおいて、
    前記配信移動に関するプログラムはエージェントにより構成されていることを特徴とする遠隔監視・診断システム。
  9. 請求項2に記載の遠隔監視・診断システムにおいて、
    前記モニタリング機能部品は、前記監視・診断プログラムの到着,稼動の状況、前記配信移動に関するプログラムの移動の状況を、前記中央センター装置に送信し、表示させる機能を有することを特徴とする遠隔監視・診断システム。
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