JP2001075900A - 監視制御システムおよび記録媒体 - Google Patents

監視制御システムおよび記録媒体

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JP2001075900A
JP2001075900A JP25320399A JP25320399A JP2001075900A JP 2001075900 A JP2001075900 A JP 2001075900A JP 25320399 A JP25320399 A JP 25320399A JP 25320399 A JP25320399 A JP 25320399A JP 2001075900 A JP2001075900 A JP 2001075900A
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Toshiaki Asano
俊明 浅野
Yasuo Kaino
康雄 甲斐野
Yasunori Onishi
康教 大西
Kiyoshi Wada
潔 和田
Yasuo Nagai
保夫 永井
Osamu Hasegawa
修 長谷川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの計算機上の管理情報を更新するだ
けで、所要数の計算機の管理情報を自動的に更新するこ
とにある。 【解決手段】 ネットワーク上に複数の監視制御サーバ
および複数の監視制御端末のうち、任意の1つの計算機
は、被監視制御機器を管理するデータベース15,19
と、外部から入力される管理情報相当データから更新情
報を作成して更新情報メモリ23に記憶する更新情報作
成手段21と、この記憶された更新情報とデータベース
の管理情報との新旧を比較し、更新情報が新しい時当該
更新情報を用いて管理情報を更新する管理情報更新手段
25と、この更新された更新情報を当該更新情報の内容
に基づいて他の計算機に送信する管理情報送信手段26
とを設けた監視制御システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イントラネット、
インターネットなどのネットワーク上に分散配置される
計算機群間で情報通信を行いながら被監視制御機器の監
視制御に必要なメンテナンス情報を更新する監視制御シ
ステムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電力系統監視制御システムの中に
は、例えばイントラネット上に分散配置される計算機群
間で情報通信を行いつつ、サイトに設置される被監視制
御機器の監視制御を実施するシステムが開発されてい
る。
【0003】図23はかかる監視制御システムの全体構
成図であって、例えばイントラネット1上に複数の監視
制御サーバ計算機2a,2b,…,2nおよび監視制御
端末計算機3a,3b,…,3mが分散配置されてい
る。4a,4b,…,4pはマンマシンインターフェー
ス(以下,MMIと呼ぶ)用端末計算機である。
【0004】前記監視制御サーバ計算機2a,2b,
…,2nは、それぞれアプリケーションプログラム5お
よびデータベース6が設けられ、監視制御端末計算機3
a,3b,…,3mから受信した計測値をオンラインデ
ータとしてデータベース6に保存する一方、監視制御機
能を実現するアプリケーションプログラム5によって加
工処理されたデータをデータベース6に保存する。
【0005】一方、監視制御端末計算機3a,3b,
…,3mは、それぞれアプリケーションプログラム7お
よびデータベース8が設けられ、単一または複数サイト
9a,9b,…,9qの被監視制御対象機器の運転状態
を示す各種計測値である例えば瞬時値を収集し、これを
例えば実効値または累積値に変換し表示することにより
監視し、さらにアプリケーションプログラム7に従い、
或いは上位の監視制御サーバ計算機からの指令を受け
て、被監視制御機器を制御する。
【0006】前記MMI用端末計算機4a,4b,…,
4pは、監視制御サーバ計算機内のデータベース6に保
存されたデータを参照し、必要に応じて人間系の操作に
よって制御指令が入力される。
【0007】従って、監視制御サーバ計算機群2a,2
b,…,2nは、MMI用端末計算機から入力される人
間系の制御指令または自身の制御用アプリケーションプ
ログラム5によって作成される自動制御指令を送出し、
イントラネット1を介して監視制御端末計算機3a,3
b,…,3mのうち、制御対象とする被制御対象機器を
管理する端末計算機例えば3aに送信する。
【0008】制御指令を受信した監視制御端末計算機3
aは、制御指令に基づいて制御信号を生成し、制御対象
とする被監視制御機器に送出する。
【0009】なお、計算機群2a〜2n、3a〜3m
は、予めアプリケーションプログラム5、7の処理に必
要な被監視制御機器に関する管理情報が予めデータベー
ス6、8に保存されている。
【0010】ところで、通常、被監視制御機器の新設,
変更,廃止等に伴うデータベース6,8に保存される管
理情報の更新処理は、監視制御の妨げにならないように
全計算機間でほぼ同時期に行うのが一般的である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被監視
制御機器の数が多い大規模の監視制御システムでは、そ
の規模が大きくなればなるほど、システムの構成要素で
ある各計算機群のメンテナンスは、システムの開発元や
保守運用部門ごと、更には複数のサーバ計算機ごと、或
いは複数の端末計算機ごとに異なり、また被監視制御機
器或いはサーバ計算機・端末計算機の更新,新設,廃止
などに伴い、特に時期を合わせずに個別にメンテナンス
を繰り返し実施することから、異なるアーキテクチャー
の計算機システムが混在する。
【0012】その結果、各計算機のデータベース6,8
による内部表現やデータ構造の統一化が非常に困難にな
り、さらに監視制御の妨げにならないように全計算機の
データベースをほぼ同時期に更新することが難しい。
【0013】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、アーキテクチャーが異なるサーバ・端末が混在
する計算機システムであっても、ある1つの計算機上の
データベースを更新するだけで、所要数または全計算機
のデータベースの更新を実現する監視制御システム提供
することにある。
【0014】また、本発明の目的は、ある1つの計算機
のデータベースデータを更新処理する場合、更新エージ
ェントを実施して順次他の計算機を巡回してデータベー
スデータを更新処理させるプログラムを記録した記録媒
体を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明は、上記
課題を解決するために、ネットワーク上に監視制御機能
を有する複数の監視制御サーバ計算機および被監視制御
機器を監視制御する複数の監視制御端末計算機を分散配
置した監視制御システムにおいて、前記何れか1つの計
算機は、前記被監視制御機器の管理情報を保存する管理
情報記憶手段と、システムの保守を目的として外部から
入力される前記被監視制御機器の管理情報相当データか
ら更新情報を作成する更新情報作成手段と、この更新情
報作成手段で作成される更新情報または他計算機から受
信される更新情報と前記管理情報記憶手段の管理情報と
の新旧を比較し、前記更新情報が新しいとき当該更新情
報を用いて前記管理情報を更新する管理情報更新手段
と、この管理情報更新手段により管理情報が更新された
とき、当該更新情報を他の計算機に送信する管理情報送
信手段とを備えた構成である。
【0016】このような手段を講じたことにより、何れ
かの計算機において被監視制御機器の管理情報が更新さ
れたとき、その管理情報を更新した更新情報を所要とす
る他の計算機に順次送信し、当該他の計算機の管理情報
記憶手段に記憶される管理情報に反映させることができ
る。
【0017】なお、何れか1つの計算機で読取り可能な
記録媒体に以上のような一連の処理プログラムを格納す
れば、当該計算機が記録媒体のプログラムを読取ること
により、管理情報を更新した更新情報を所要とする他の
計算機の管理情報に反映させることができる。
【0018】(2) また、別の発明として、何れか1
つの計算機は、前記被監視制御機器の管理情報を保存す
る管理情報記憶手段と、システムの保守を目的として入
力される前記被監視制御機器の管理情報相当データから
更新情報を作成する更新情報作成手段と、この更新情報
作成手段で作成された更新情報と前記管理情報記憶手段
の管理情報との新旧を比較し、前記更新情報が新しいと
き当該更新情報を用いて前記管理情報を更新する管理情
報更新手段と、エージェントプログラムが設けられ、前
記更新手段により更新された更新情報を含むエージェン
トプログラムを他の計算機に巡回移動させつつ当該他の
計算機の管理情報を更新処理させる更新エージェント手
段とを備えた監視制御システムであってもよい。
【0019】このような手段を講じたことにより、何れ
かの計算機において被監視制御機器の管理情報が更新さ
れたとき、その管理情報を更新した更新情報を所要とす
る他の計算機へ順次巡回送信し、当該他の計算機の管理
情報記憶手段に記憶される管理情報の更新エージェント
を実施させることができる。
【0020】なお、何れか1つの計算機で読取り可能な
記録媒体に以上のような一連の処理プログラムを格納す
れば、他の計算機に順次巡回させつつ管理情報を更新さ
せることができる。
【0021】(3) また、前記(1)に記載される発
明の構成要素に新たに、前記被監視制御機器とこの機器
を管轄する監視制御管轄計算機との関係を規定する送信
先特定手段を設ければ、前記管理情報を更新した更新情
報の内容に基づいて前記送信先特定手段から送信先監視
制御管轄計算機を特定し、更新情報を送信することによ
り、予め特定された送信先の計算機に更新情報を反映で
き、メンテナンスの効率を大幅に向上できる。
【0022】また、前記(2)に記載される発明の構成
要素に新たに、予め被監視制御機器を監視する監視制御
管轄計算機の巡回先が規定されている巡回先特定手段を
設け、かつ、前記管理情報更新手段は、前記更新情報作
成手段で作成された更新情報と前記管理情報記憶手段の
管理情報との新旧を比較し、前記更新情報が新しいとき
当該更新情報を用いて前記管理情報を更新し、前記更新
エージェント手段は、前記更新情報に基づいて前記巡回
先特定手段から巡回先リストを選択し、順次巡回先とな
る監視制御管轄計算機へ当該更新情報を含むエージェン
ト用プログラムを移動させるようにすれば、更新情報の
内容に基づいて巡回先リストを特定し、当該特定された
巡回先の計算機に更新情報を反映することができ、メン
テナンスの効率を大幅に向上できる。
【0023】なお、前記(2)に記載される発明の構成
要素に巡回先特定手段および更新エージェント手段を加
えた一連の処理プログラムを記録媒体に格納し、そのプ
ログラムを読取ることにより、特定された巡回先の計算
機に順次巡回させつつ管理情報を更新させることができ
る。
【0024】(4) さらに、前記(1)に記載される
発明の構成要素に新たに、1つの計算機が監視制御サー
バ計算機であり、他の1つの計算機が監視制御端末計算
機である場合、監視制御サーバ計算機は管理情報が更新
された旨の信号を受けたとき制御結果の送信依頼を要請
する情報を監視制御端末計算機に送信する送信依頼手段
を設け、監視制御端末計算機は送信依頼要請情報に基づ
いて送信先リストを作成する手段を設けることにより、
監視制御端末計算機は被監視制御機器からの制御結果を
送信依頼元の監視制御サーバ計算機に送信できる。
【0025】さらに、特定された巡回先に制御結果の送
信依頼を要請する送信先リストの識別情報を含むエージ
ェント用プログラムを送信する識別情報巡回更新手段を
設ければ、更新情報および識別情報を用いて、前記エー
ジェント用プログラムの実行により、巡回先計算機の管
理情報および制御結果送信先リストを巡回更新させるこ
とでき、メンテナンスの効率を大幅に向上できる。
【0026】さらに、新たに特定された巡回先に制御結
果の送信依頼を要請する送信先リストの識別情報を含む
エージェント用プログラムを送信する識別情報移動送信
機能を記録媒体に記録すれば、更新情報および識別情報
を用いて、前記エージェント用プログラムの実行によ
り、巡回先計算機の管理情報および制御結果送信先リス
トを巡回更新させることできる。
【0027】(5) 前記(1)に記載する発明の構成
要素に新たに、1つの計算機が監視制御サーバ計算機で
あり、他の1つの計算機が監視制御端末計算機である場
合、監視制御端末計算機は、外部から被監視制御機器に
対する制御要求元計算機情報を含む管理情報相当データ
を受信したとき、制御要求元の有無に応じて制御可否情
報を通知する制御指令可否通知手段を設け、監視制御サ
ーバ計算機は、前記制御指令可否通知手段から送信され
てくる制御可否情報を取り込んで保存する制御可否情報
保存手段と、制御要求処理に対して保存された前記制御
可否情報に従って制御可否を決定する制御可否決定手段
とを設けた構成でもよい。
【0028】このような手段を講じたことにより、監視
制御サーバ計算機は、制御要求処理に対し、前記制御指
令可否通知手段からの制御可否情報に従って制御可否を
決定し、適切に必要な制御指令を出力することができ
る。
【0029】(6) さらに、別の発明として、前記監
視制御端末計算機は、前記被監視制御機器の管理情報を
保存する管理情報記憶手段と、システムの保守を目的と
して入力される前記被監視制御機器の管理情報相当デー
タから更新情報を作成する更新情報作成手段と、この更
新情報作成手段で作成され、または他計算機から受信さ
れる更新情報と前記管理情報記憶手段の管理情報との新
旧を比較し、前記更新情報が新しいとき当該更新情報を
用いて前記管理情報を更新する管理情報更新手段と、予
め巡回先が規定されている巡回先特定手段と、前記管理
情報更新手段によって更新された更新情報を含むエージ
ェント用プログラムを、当該更新情報に基づいて前記巡
回先特定手段から決定すされる巡回先リストに従って移
動更新させる管理情報更新エージェント移動送信手段
と、制御可否識別情報を含むエージェント用プログラム
を、前記巡回先特定手段から決定される巡回先リストに
従って移動更新させる制御可否情報更新エージェント移
動送信手段とを設け、前記制御監視サーバ計算機は、前
記管理情報更新エージェント移動送信手段から送られて
くる更新情報を含むエージェント用プログラムを実行し
前記管理情報を更新する管理情報更新手段と、前記制御
可否情報更新エージェント移動送信手段から送られてく
る制御可否識別情報を含むエージェント用プログラムを
実行し前記制御可否識別情報を更新する識別情報巡回更
新手段とを設けた構成とすることもできる。
【0030】このような手段を講じることにより、監視
制御端末計算機は制御可否識別情報を含むエージェント
用プログラムを、巡回先特定手段から決定される巡回先
リストに従って移動更新させることができ、一方、制御
監視サーバ計算機は、管理情報更新エージェント移動送
信手段から送られてくる更新情報を含むエージェント用
プログラムを用いて管理情報を更新し、また制御可否情
報更新エージェント移動送信手段から送られてくる制御
可否識別情報を含むエージェント用プログラムを用いて
制御可否識別情報を更新することが可能となり、監視制
御端末計算機からサーバに対しても必要な情報の更新が
可能となる。
【0031】なお、前記(6)に記載される発明の一連
の処理プログラムを記録媒体に記録すれば、そのプログ
ラムを読取ることにより、同様の効果を奏することが可
能である。
【0032】(7) さらに、外部から更新情報と同時
に入力される使用開始日時および使用終了日時の何れか
一方または両方を取り込んで保存するとともに、使用開
始日時,使用終了日時の情報および更新情報を含むエー
ジェント用プログラムを他計算機へ巡回移動させれば、
複数の計算機の更新された管理情報を使用開始時刻に利
用し、また使用終了日時に終了させることができる。
【0033】なお、以上のような一連のプログラムを記
録媒体に記録すれば、そのプログラムを読取って同様に
複数の計算機の更新された管理情報を使用開始時刻に利
用し、また使用終了日時に終了させることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る監視制御シス
テムの実施の形態について図面を参照して説明する。
【0035】図1は本発明に係る監視制御システムを示
す全体構成図であって、従来例で説明した図23と同一
部分には同一符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0036】この監視制御システムは、イントラネット
1上に、複数の監視制御サーバ計算機2a,2b,…,
2n、被監視制御対象機器11a,11b,…,11n
を管理する監視制御端末計算機3a,3b,…,3mお
よびMI用端末計算機4a,4b,…,4pが接続され
ている。
【0037】前記監視制御サーバ計算機2a,2b,
…,2mは、データベース更新処理部12および更新情
報記憶部13を備えたデータベース更新部14が設けら
れ、外部から入力される更新情報に基づいてデータベー
ス15に保存される管理情報を更新する機能をもってい
る。
【0038】前記監視制御端末計算機3a,3b,…,
3mは、監視制御サーバ計算機と同様にデータベース更
新処理部16および更新情報記憶部17を備えたデータ
ベース更新部18が設けられ、外部から入力される更新
情報に基づいてデータベース19に保存される管理情報
を更新する機能をもっている。
【0039】図2は本発明に係る監視制御システムのう
ち、監視制御サーバ計算機または監視制御端末計算機の
何れか1つの計算機X内の構成例を示す図である。
【0040】この計算機Xは、CPUで構成され、機能
的には、システムの保守を目的として人間系から入力さ
れる被監視制御機器11a,11b,…の管理情報相当
データを取り込んで更新情報を作成する更新情報作成手
段21、他計算機(サーバ計算機または端末計算機)か
ら送信されてくる更新情報を受信する受信手段22、こ
れら作成手段21または受信手段22からの更新情報を
日付情報とともに記憶する更新情報メモリ23、管理情
報を記憶するデータベース15,19、管理情報更新手
段25および管理情報送信手段26によって構成されて
いる。
【0041】前記管理情報更新手段25は、更新情報メ
モリ23の更新情報とデータベース15,19の管理情
報とを比較し、日付情報から更新情報が新しい場合に当
該更新情報を用いてデータベース15,19の管理情報
を更新する機能をもっている。
【0042】前記管理情報送信手段26は、更新情報に
基づいてデータベース15,19管理情報が更新された
場合、その更新情報を他計算機に送信する機能をもって
いる。
【0043】図中、27は更新処理用プログラムを記録
する記録媒体であって、計算機Xは記録媒体27に記録
される更新処理用プログラムを読み取り、図3に示す一
連の処理を実行する。なお、記録媒体27としては、一
般的には磁気ディスクが用いられるが、それ以外にも例
えば磁気テープ、CD−ROM、DVD−ROM、フロ
ッピーディスク、MO、CD−R、メモリカードなどを
用いてもよい。以下、説明する各図に示す記録媒体も同
様であることは言うまでもない。
【0044】次に、以上のような計算機Xの動作につい
て図3および図4を参照して説明する。
【0045】計算機Xの動作が開始すると、記録媒体2
7に記録される更新処理用プログラムを読取って適宜な
バッファメモリ(図示せず)に格納し、管理情報の更新
処理に備える。
【0046】この状態において計算機Xは、図3に示す
更新処理用プログラムに従い、システムの保守を目的と
して人間系の役割をもつMI用計算機例えば4aから被
監視制御機器の管理情報相当データが入力されたか否か
を判断し(S1)、データ入力有りの場合には更新情報
作成手段21が当該管理情報相当データを取り込んだ後
(S2;管理情報相当データ取得機能)、この管理情報
相当データから図4に示すごとく例えば日付、所定のル
ールに基づいて命名された変電所等の設備キーコード、
接続先その他必要な情報等からなる更新情報を作成し、
更新情報メモリ23に格納する(S3;更新情報作成記
憶機能)。
【0047】図4に示す設備キーコードに記載されるA
AAは電気所、BBBは電圧階級、TTは種別、CCC
Cは設備名を意味する。
【0048】しかる後、管理情報更新手段25では、日
付情報から更新情報メモリ23の更新情報とデータベー
ス15,19の管理情報の新旧を比較し、更新情報が管
理情報よりも新しい場合には当該更新情報を用いてデー
タベース15,19の管理情報を更新するとともに(S
4;情報比較更新機能)、その更新された更新情報を管
理情報送信手段26に送出する。ここで、管理情報送信
手段26は、送られてくる更新情報を他計算機に送信す
る(S5;更新情報送信機能)。
【0049】一方、他計算機は、次のような処理を実行
する。便宜上,図2を用いて説明すると、受信手段22
が更新情報を受信したか否かを判断し(S11)、受信
有りの場合には更新情報を取り込み(S12)、更新情
報メモリ23に保存する(S13)。さらに、管理情報
更新手段25は、日付情報に基づいて、更新情報メモリ
23の更新情報とデータベース15,19の管理情報と
の新旧を比較し、更新情報が管理情報よりも新しい場合
には当該更新情報を用いてデータベース15,19の管
理情報を更新する(S14)。
【0050】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、何れかの計算機において入力される更新情報に基づ
いて被監視制御機器に対する管理情報を更新した時、そ
の更新情報を他の計算機にも送信し、他計算機のデータ
ベースに反映するので、各々の計算機で個別にデータベ
ースメンテナンスを実施することなく、任意の唯一の計
算機で一回実施すれば、他の計算機に順次データベース
メンテナンスを実施でき、各計算機のメンテナンス作業
を効率的に実施できる。
【0051】図5は本発明に係る監視制御システムを構
成する計算機および記録媒体の他の実施形態を示すブロ
ック構成図である。なお、同図において図2と同一部分
には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0052】この監視制御システムは、サーバ計算機,
端末計算機を含む自計算機と同じくサーバ計算機,端末
計算機を含む他計算機がイントラネットなどのネットワ
ーク1を介して接続されている。
【0053】前記自計算機は、システムの保守を目的と
して人間系からMI用端末例えば4aを介して入力され
る被監視制御機器11a,11b,…の管理情報相当デ
ータに基づいて更新情報を作成する更新情報作成手段2
1、この作成手段21により作成される更新情報を日付
情報とともに記憶する更新情報メモリ23、管理情報を
記憶するデータベース15,19、管理情報更新手段3
1およびエージェント用プログラムを記憶するエージェ
ント用プログラムメモリ32によって構成されている。
【0054】この管理情報更新手段31は、更新情報メ
モリ23の更新情報とデータベース15,19の管理情
報との新旧を比較し、日付情報から更新情報が新しい場
合には当該更新情報を用いてデータベース15,19の
管理情報を更新するとともに、更新情報メモリ23から
読み出した更新情報とともに、メモリ32に格納される
更新処理手順を定めるエージェント用プログラムを取り
込んで他計算機へ移動し、更新エージェント(移動エー
ジェント)による更新処理を実行させる機能をもってい
る。
【0055】なお、エージェント用プログラムは、例え
ば予め巡回先計算機を定めておくとか、或いは更新情報
を含むエージェント用プログラムの受け取り側である他
計算機にて予め次の他計算機を定めておき、エージェン
ト用プログラムを移動させる方式であってもよい。
【0056】33は自計算機管理情報の更新処理および
エージェント用プログラムの送信処理を行うプログラム
を記録する記録媒体である。従って、自計算機Xは記録
媒体33に記録されるプログラムを読み取り、図6に示
す左側の一連の処理を実行する。
【0057】前記他計算機は、自計算機から更新情報を
含むエージェント用プログラムが送られてくると、記録
媒体34に記録されるプログラムに基づいて、更新情報
を含むエージェント用プログラムを受け取り、エージェ
ント用プログラムに定める更新処理手順に従ってベータ
ベース15,19の管理情報を更新する管理情報更新手
段31aが設けられている。
【0058】この管理情報更新手段31aは、更新情報
を含むエージェント用プログラムに基づいてベータベー
ス15,19の管理情報を更新し、さらにプログラムま
たは他計算機に定める次の巡回先である他計算機に対
し、更新情報を含むエージェント機能プログラムを当該
他計算機に移動させて更新エージェントの実行により順
次管理情報を更新していく。
【0059】次に、以上のようなシステムおよび記録媒
体の動作について図6を参照して説明する。
【0060】自計算機の動作が開始すると、記録媒体3
3に記録される更新処理用プログラムを読取って適宜な
バッファメモリ(図示せず)に格納し、データベース1
5上の管理情報の更新処理に備える。
【0061】以上のような状態において自計算機は、更
新処理用プログラムに従って更新情報作成手段21を実
行する。この更新情報作成手段21は、システムの保守
を目的として人間系からあるMI用端末4aを介して入
力される管理情報相当データが入力されたか否かを判断
し(S21)、データ入力有りの場合には当該管理情報
相当データを取り込んだ後(S22;管理情報相当デー
タ取得機能)、この相当データから更新情報を作成し、
更新情報メモリ23に格納する(S23;更新情報作成
機能)。
【0062】引き続き、管理情報更新手段31を実行す
る。この管理情報更新手段31は、更新情報メモリ23
の更新情報とデータベース15,19の管理情報とを比
較し、日付情報から更新情報が管理情報よりも新しいと
き当該更新情報を用いてデータベース15,19の管理
情報を更新するとともに(S24;情報比較更新機
能)、プログラムメモリ32からエージェント用プログ
ラムを取得し、更新情報とともに他計算機に移動させる
(S25;エージェント移動送信機能)。
【0063】一方、他計算機は、記録媒体34に記録さ
れるプログラムに従って受信待機状態にあるが、管理情
報更新手段31aが自計算機から更新情報を含むエージ
ェント用プログラムが送られてくるとそれを取得し(S
31;エージェント用プログラム取得機能)、当該エー
ジェント用プログラムの手順に基づき、更新情報を用い
てデータベース15,19の管理情報を更新処理する,
いわゆる更新エージェントを実行する(S32;エージ
ェント実効機能)。
【0064】しかる後、管理情報更新手段31aは、受
信した更新情報を含むエージェント用プログラムを順次
次々と他計算機に巡回移動を繰り返すことにより(S3
3;更新巡回機能)、必要な計算機の管理情報を更新処
理する。
【0065】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、何れかの計算機において被監視制御機器の管理情報
を更新したとき、更新エージェントの実行によってその
更新された更新情報を予め定める他の計算機に対して順
次自動的に巡回移動しつつ更新するので、従来のように
各計算機ごとに個別に行っていたデータベースメンテナ
ンスに対し、ある任意の計算機にて1回データベースの
管理情報を更新するだけで、所要とする各計算機のデー
タベースの管理情報を容易に更新でき、メンテナンスの
効率化を実現できる。
【0066】図7は本発明に係る監視制御システムを構
成する1つの計算機における他の実施形態を示すブロッ
ク構成図である。なお、同図において図2と同一部分に
は同一符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0067】この計算機Xは、更新情報作成手段21、
受信手段22、更新情報メモリ23、管理情報を記憶す
るデータベース15,19、管理情報更新手段25の
他、新たに送信先特定手段37および管理情報送信手段
38が設けられている。
【0068】この送信先特定手段37は、更新情報を反
映させたい被監視制御機器を監視する監視制御管轄計算
機が存在する場合、予め更新情報の送信先として被監視
制御機器と当該機器を管轄する監視制御管轄計算機との
関係が定められ、例えば変電所の追加、廃止等に伴って
管理情報相当データが入力されたとき、相当データから
変換される更新情報の内容から送信先監視制御管轄計算
機を特定するものである。
【0069】前記管理情報送信手段38は、更新情報を
用いてデータベース15,19の管理情報を更新したと
き、当該管理情報更新手段25からの更新情報の内容に
従って送信先特定手段37から送信先となる被監視制御
機器の管轄計算機を特定し、更新情報をネットワーク1
を介して送信する機能をもっている。
【0070】次に、以上のようなシステムの動作につい
て図8を参照して説明する。
【0071】このシステムは、システムの保守を目的と
して人間系からあるMI用端末4aを介して入力される
管理情報相当データが入力されたか否かを判断し(S4
1)、データ入力有りの場合には当該管理情報相当デー
タを取り込んだ後(S42)、この相当データから更新
情報を作成し、更新情報メモリ23に格納する(S2
3)。
【0072】引き続き、管理情報更新手段25は管理情
報の更新処理を実行する。この管理情報更新手段25
は、更新情報メモリ23の更新情報とデータベース1
5,19の管理情報とを比較し、日付情報から更新情報
が管理情報よりも新しいとき当該更新情報を用いてデー
タベース15,19の管理情報を更新する一方(S4
4)、その更新情報を管理情報送信手段38に送出す
る。
【0073】ここで、管理情報送信手段38は、更新情
報を受けると、当該更新情報の内容から送信先特定手段
37で定める被監視制御機器の監視制御管轄計算機の中
から1つ以上の送信先を特定し(S45)、更新情報に
送信先データを付し、ネットワーク1を介して特定の送
信先監視制御管轄計算機に送信する(S46)。
【0074】一方、特定の送信先監視制御管轄計算機に
関し、図7に示す計算機Xを用いて説明する。
【0075】この監視制御管轄計算機である計算機Xに
おいて受信手段22は、更新情報を受信すると(S5
1)、その更新情報を取り込み(S52)、更新情報メ
モリ23に書込む(S53)。ここで、管理情報更新手
段25は、更新情報メモリ23の更新情報とデータベー
ス15,19の管理情報とを日付情報から比較し、当該
更新情報が新しい場合にはその更新情報を用いてデータ
ベース15,19の管理情報を更新する(S54)。
【0076】さらに、特定された送信先があるか、或い
は当該監視制御管轄計算機内において送信先特定手段3
7があれば、管理情報を更新した更新情報を当該送信先
の監視制御管轄計算機に送信する。
【0077】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、予め被監視制御機器と監視制御管轄計算機との関係
を定めた送信先特定手段37を設け、更新情報による管
理情報の更新時、その更新情報の内容から定まる送信先
監視制御管轄計算機に当該更新情報を送信し管理情報を
更新するので、各計算機の個別データベースメンテナン
スに比較し、各計算機のメンテナンス負荷が大幅に軽減
でき、データベースメンテナンスの効率を図ることがで
きる。
【0078】図9は本発明に係る監視制御システムを構
成するそれぞれ1つの自計算機・他計算機および記録媒
体の他の実施形態を示すブロック構成図である。なお、
同図において図5と同一部分には同一符号を付し、その
詳しい説明は省略する。
【0079】この監視制御システムは、サーバ,端末を
含む自計算機と同じくサーバ,端末を含む他計算機とが
イントラネットなどのネットワーク1を介して接続され
ている。
【0080】前記自計算機は、CPUで構成され、シス
テムの保守を目的として人間系からMI用端末例えば4
aを介して入力される被監視制御機器11a,11b,
…の管理情報相当データを受け取り、所定の更新情報
(例えば図4参照)を作成する更新情報作成手段21、
この作成手段21によって作成される更新情報を日付情
報とともに記憶する更新情報メモリ23、管理情報を記
憶するデータベース15,19、管理情報更新手段31
およびエージェント用プログラムを記憶するエージェン
ト用プログラムメモリ32によって構成されている。
【0081】さらに、自計算機には、エージェント用プ
ログラムの巡回先となる例えば被監視制御機器を監視制
御する監視制御管轄計算機を特定する巡回先特定手段4
1および自身の管理情報を更新する処理およびエージェ
ント用プログラムの送信処理を実行させるためのプログ
ラムを記録する記録媒体42が設けられている。従っ
て、自計算Xは、記録媒体42に記録されるプログラム
を読み取り、図10の左側に示す一連の処理を実行す
る。
【0082】一方、他計算機は、同じくCPUで構成さ
れ、記録媒体43に記録されるプログラムに基づき、自
計算機から巡回されてくる更新情報を含むエージェント
用プログラムを受け取り、エージェント用プログラムの
処理手順に従ってベータベース15,19の管理情報を
更新するとともに、受け取った更新情報を含むエージェ
ント用プログラムを自計算機で特定される巡回先計算機
に移動させる機能をもっている。
【0083】次に、以上のようなシステムおよび記録媒
体の動作について図10を参照して説明する。
【0084】自計算機の動作が開始すると、記録媒体4
2に記録される更新処理用プログラムを読取って適宜な
バッファメモリ(図示せず)に格納し、データベース1
5上の管理情報の更新処理に備える。
【0085】以上のような状態において自計算機は、更
新処理用プログラムに従って更新情報作成手段21を実
行する。この更新情報作成手段21は、システムの保守
を目的として人間系からあるMI用端末4aを介して入
力される管理情報相当データが入力されたか否かを判断
し(S61)、データ入力有りの場合には当該管理情報
相当データを取り込んだ後(S62;管理情報相当デー
タ取得機能)、この相当データから更新情報を作成し、
更新情報メモリ23に格納する(S23;更新情報作成
機能)。
【0086】引き続き、管理情報更新手段31を実行す
る。この管理情報更新手段31は、更新情報メモリ23
の更新情報とデータベース15,19の管理情報とを比
較し、日付情報から更新情報が管理情報よりも新しいと
き当該更新情報を用いてデータベース15,19の管理
情報を更新するとともに(S64;情報比較更新機
能)、この更新情報の内容から巡回先特定手段41に規
定される巡回先リストである監視制御管轄計算機を特定
し(S65:巡回先特定機能)、プログラムメモリ32
からエージェント用プログラムを読み出し、更新情報を
含むエージェント用プログラムを1つ目の巡回先である
他計算機へ移動させる送信を実行する(S66;エージ
ェント移動送信機能)。
【0087】一方、他計算機は、記録媒体43に記録さ
れるプログラムに従って受信待機状態にあるが、管理情
報更新手段31aが自計算機から更新情報を含むエージ
ェント用プログラムが送られてくるとそれを取得し(S
71;エージェント用プログラム取得機能)、当該エー
ジェント機能プログラムの手順に基づき、更新情報を用
いてデータベース15,19の管理情報を更新処理す
る,いわゆる更新エージェントを実行し(S72;エー
ジェント実効機能)、引き続き、次の巡回先に更新情報
を含むエージェント用プログラムを次の巡回先の計算機
に移動を繰り返すことにより(S73;更新巡回機
能)、必要な計算機の管理情報を更新処理する。
【0088】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、予め巡回先計算機を特定する巡回先特定手段41が
設けられ、更新情報にて被監視制御機器の管理情報を更
新したとき、当該更新情報の内容に基づき前記巡回先特
定手段41から定まる巡回先計算機に対し、更新情報を
更新エージェントの実行によって順次自動的に巡回移動
しつつ更新するので、従来のように各計算機ごとに個別
に行っていたデータベースメンテナンスに対し、ある任
意の計算機にて1回データベースの管理情報を更新する
だけで、所要とする各計算機のデータベースの管理情報
を順次自動的に更新でき、データベースメンテナンスを
効率的に実行することができる。
【0089】図11は本発明に係る監視制御システムの
他の実施形態を示すブロック構成図である。なお、同図
において図2と同一部分には同一符号を付し、その詳し
い説明は省略する。
【0090】この監視制御システムは監視制御サーバ計
算機と監視制御端末計算機とからなり、そのうち監視制
御サーバ計算機は、更新情報作成手段21、受信手段2
2、更新情報メモリ23、データベース15、管理情報
更新手段25、管理情報送信手段26の他、計測値送信
依頼手段46が設けられている。
【0091】この計測値送信依頼手段46は、更新情報
が何れの監視下にあるかを通知する機能をもったもので
あり、具体的には予め計測値の送信依頼を行うための依
頼元識別情報を有し、管理情報が更新されたときに依頼
元識別情報を送信する機能をもっている。
【0092】一方、監視制御端末計算機は、更新情報作
成手段21a、受信手段22a、更新情報メモリ23
a,データベース19、管理情報更新手段25a、管理
情報送信手段26aの他、サーバ計算機側から送られて
くる依頼元識別情報を識別情報メモリ47に保存する識
別情報保存手段48と、この識別情報メモリ48に保存
される識別情報に基づいて計測値などの送信先リストを
作成し、収集した計測値などを何れの計算機に送信する
かを決定する送信先決定手段49とが設けられている。
【0093】次に、以上のようなシステムの動作につい
て図12を参照して説明する。
【0094】監視制御サーバ計算機は、動作を開始した
後、システムの保守を目的として人間系の役割をもつM
I用計算機例えば4aから被監視制御機器の管理情報相
当データが入力されたか否かを判断し(S81)、デー
タ入力有りの場合には更新情報作成手段21が当該管理
情報相当データを取り込んだ後(S82)、この管理情
報相当データから更新情報を作成し、更新情報メモリ2
3に格納する(S83)。
【0095】引き続き、管理情報更新手段25は、日付
情報から更新情報メモリ23の更新情報とデータベース
15,19の管理情報の新旧を比較し、更新情報が管理
情報よりも新しい場合には当該更新情報を用いてデータ
ベース15の管理情報を更新し(S84)、さらに管理
情報送信手段26を介して更新情報を他計算機に送信す
る(S85)。
【0096】一方、計測値送信依頼手段46では、管理
情報が更新された旨の信号を受けたとき、予め登録され
ている計測値等の送信依頼を行うための依頼元識別情報
を送信する(S86)。
【0097】一方、監視制御端末計算機は、受信手段2
2aが監視制御サーバ計算機からの更新情報を受信する
と(S91)、その更新情報を取り込み(S92)、更
新情報メモリ23aに保存する(S93)。ここで、管
理情報更新手段25aは、更新情報メモリ23aの更新
情報とデータベース19の管理情報とを比較し、日付情
報から更新情報が管理情報よりも新しい場合には更新情
報を用いてデータベース19の管理情報を更新する(S
94)。
【0098】しかる後、監視制御端末計算機は、自身が
監視制御端末計算機であるか否かを判断し(S95)、
監視制御端末計算機であれば、識別情報保存手段48が
監視制御サーバ計算機から送信されてくる送信依頼用識
別情報を取り込んで識別情報メモリ47の識別情報を更
新登録する(S96)。ここで、送信先決定手段49
は、その識別情報メモリ47に登録された識別情報をも
とに、被監視制御機器に対する制御結果の情報例えば計
測値を送信する送信先リストを更新し作成する(S9
7)。
【0099】従って、以上ような実施の形態によれば、
何れかの監視制御サーバ計算機において被監視制御機器
の管理情報を更新した後、その更新された管理情報を他
の計算機である監視制御端末計算機に送信し、さらに計
測値送信依頼手段46から自身の識別情報を送信すれ
ば、監視制御端末計算機では、更新情報をもとに管理情
報を更新し、さらに管理情報のもとに被監視制御機器を
制御し、それによって得られる計測値を送信先リストの
識別情報に基づいて監視制御サーバ計算機に送信可能と
するので、更新された管理情報を他の計算機のデータベ
ースに順次反映できるとともに、制御結果を依頼元に確
実に送信でき、監視制御の効率化を図ることができる。
【0100】図13は本発明に係る監視制御システムお
よび記録媒体の他の実施形態を示すブロック構成図であ
る。なお、同図において図9と同一部分には同一符号を
付し、その詳しい説明は省略する。
【0101】この監視制御システムは、監視制御サーバ
計算機と監視制御端末計算機とからなり、そのうち監視
制御サーバ計算機は、CPUによって構成されており、
具体的には、更新情報作成手段21、更新情報メモリ2
3、データベース15、管理情報更新手段31、エージ
ェント用プログラムを記憶するエージェント用プログラ
ムメモリ32、予め更新エージェントを巡回実行させる
被監視制御機器を監視制御するサーバ・端末の監視制御
管轄計算機を特定する巡回先特定手段41の他、識別情
報巡回更新手段51および管理情報の更新処理およびエ
ージェント用プログラムの送信処理を実行させるための
プログラムを記録する記録媒体52が設けられている。
【0102】前記識別情報巡回更新手段51は、更新情
報により更新された被監視制御機器の管理情報に基づ
き、更新された被監視制御機器に関する送信先識別情報
に基づいた更新処理を更新エージェントとみなし、監視
制御サーバ・端末計算機上へ移動させる機能をもってい
る。
【0103】なお、監視制御サーバ計算機は、CPUに
よって構成されるが、このCPUは、記録媒体52に記
録されるプログラムを読み取り、図14の図示左側に示
す一連の処理を実行する。
【0104】一方、監視制御サーバ・端末計算機は、記
録媒体53に記録されるプログラムに基づき、監視制御
サーバ計算機から送られてくる更新情報を含むエージェ
ント用プログラムを受け取り、エージェント用プログラ
ムの処理手順に従ってベータベース15,19の管理情
報を更新するとともに、受け取った更新情報を含むエー
ジェント用プログラムを特定された巡回先計算機に移動
させる管理情報更新手段31aと、監視制御サーバ計算
機から送られてくる送信先となる識別情報を受けると計
測値送信先情報メモリ54に登録される送信先を識別情
報に従って更新するとともに、識別情報巡回更新エージ
ェントについても管理情報の更新エージェントと同様に
他の計算機へ移動させる処理を繰り返させる識別情報巡
回更新手段55とが設けられている。
【0105】次に、以上のようなシステムの動作につい
て図14を参照して説明する。
【0106】先ず、監視制御サーバ計算機は、動作の開
始に伴い、記録媒体52からプログラムを読取って適宜
なメモリ(図示せず)に格納し、データベース15上の
管理情報の更新処理に備える。
【0107】以上のような状態において監視制御サーバ
計算機は、更新処理用プログラムに従って更新情報作成
手段21を実行する。この更新情報作成手段21は、シ
ステムの保守を目的として人間系からあるMI用端末4
aを介して入力される管理情報相当データが入力された
か否かを判断し(S101)、データ入力有りの場合に
は当該管理情報相当データを取り込んだ後(S102;
管理情報相当データ取得機能)、この相当データから更
新情報を作成し、更新情報メモリ23に格納する(S1
03;更新情報作成機能)。
【0108】引き続き、管理情報更新手段31を実行す
る。この管理情報更新手段31は、更新情報メモリ23
の更新情報とデータベース15,19の管理情報とを比
較し、日付情報から更新情報が管理情報よりも新しいと
き当該更新情報を用いてデータベース15の管理情報を
更新するとともに(S104;情報比較更新機能)、こ
の更新情報の内容から巡回先特定手段41に規定される
巡回先リストに基づいて巡回先の監視制御サーバ・端末
計算機を特定し(S105;巡回先特定機能)、プログ
ラムメモリ32からエージェント用プログラムを読み出
し、更新情報を含むエージェント用プログラムを1つ目
の巡回先である他計算機へ移動させる送信を実行する
(S106;更新情報エージェント移動送信機能)。
【0109】また、識別情報巡回更新手段51は、更新
情報により更新された被監視制御機器の管理情報に基づ
き、更新された被監視制御機器に関する送信先識別情報
を含む巡回更新エージェントの送信を実行する(S10
7;識別情報更新エージェント移動送信機能)。
【0110】一方、巡回先となるサーバ・端末計算機
は、記録媒体53に記録されるプログラムに従って受信
待機状態にあるが、管理情報更新手段31aが更新情報
を含むエージェント機能プログラムが送られてくるとそ
れを取得し(S111;エージェント用プログラム取得
機能)、当該エージェント用プログラムの更新処理手順
に基づき、更新情報を用いてデータベース15,19の
管理情報を更新処理する,いわゆる更新エージェントを
実行し(S112;エージェント実効機能)、引き続
き、更新情報を含むエージェント用プログラムを次の巡
回先の計算機に移動を繰り返すことにより(S113;
更新巡回機能)、必要な計算機の管理情報を更新処理す
る。
【0111】また、最初の巡回先となった監視制御サー
バ・端末計算機の情報巡回更新手段55は、送信先リス
トおよび識別情報を含むエージェント用プログラムを取
得し(S121;エージェント用プログラム取得機
能)、当該エージェント用プログラムの更新処理手順に
基づいて計測値送信先情報メモリ54に保存される送信
先リストを更新し(S122;送信先リスト更新機
能)、さらに巡回リストに従って次の巡回先である計算
機に送信先リストおよび識別情報を含むエージェント用
プログラムを送信する(S123;送信先リスト巡回更
新機能)。
【0112】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、何れかの計算機が予め定める巡回先リストの計算機
に対し、更新エージェントに従って、被監視制御機器の
管理情報となる更新情報と計測値送信先リストを送信す
れば、巡回先リストに従って順次管理情報および送信先
リストを更新するので、任意の唯一の計算機において更
新処理を1回行えば、所要とする計算機の更新が可能と
なり、メンテナンスの効率を大幅に向上できる。
【0113】図15は本発明に係る監視制御システムの
他の実施形態を示すブロック構成図である。なお、同図
において図2と同一部分には同一符号を付し、その詳し
い説明は省略する。
【0114】この監視制御システムは、監視制御サーバ
計算機と監視制御端末計算機とからなり、そのうち監視
制御サーバ計算機は、具体的には、更新情報作成手段2
1、受信手段22、更新情報メモリ23、データベース
15、管理情報更新手段25、管理情報送信手段26の
他、下位計算機から送信されてくる制御可否データに基
づき、端末計算機情報を含む制御可否識別情報を作成し
て制御可否識別情報メモリ56に保存する制御可否識別
情報保存手段57と、プログラムに従ってコントローラ
58から発生する制御要求処理に対し、制御可否識別情
報メモリ56の識別情報に基づいて制御可否を決定通知
する制御可否決定手段59とが設けられている。
【0115】一方、監視制御端末計算機においては、同
じく更新情報作成手段21a、受信手段22a、更新情
報メモリ23a、データベース19、管理情報更新手段
25a、管理情報送信手段26aの他、MI用計算機ま
たは他計算機から受信手段22aを介して被監視制御機
器に対する制御要求元監視制御サーバ計算機情報を含む
管理情報相当データを受けたとき、制御要求元監視制御
サーバ計算機に対して制御可能情報、制御要求元でない
監視制御サーバ計算機に対して制御不能情報を通知する
制御指令可否通知手段60が設けられている。
【0116】次に、以上のようなシステムの動作につい
て図16を参照して説明する。
【0117】今、監視制御端末計算機において、更新情
報作成手段21aまたは受信手段22aがMI用計算機
例えば4pまたは他計算機からシステムの保守を目的と
する被監視制御機器に対する管理情報相当データが入力
されているか否かを判断し(S131)、入力有りの場
合には管理情報相当データを取り込み(S132)、更
新情報を作成し更新情報メモリ23aに書き込む(S1
33)。
【0118】しかる後、管理情報更新手段25aは、更
新情報と管理情報との新旧を比較し、更新情報が新しい
場合には当該更新情報を用いてデータベース19の管理
情報を更新するとともに(S134)、管理情報が更新
された場合には当該更新情報を、管理情報送信手段26
aを介して他計算機に送信する(S135)。
【0119】また、監視制御端末計算機の制御指令可否
通知手段60は、管理情報更新手段25aで更新された
更新情報に被監視制御機器の制御要求元監視制御サーバ
計算機が入っている場合、当該制御要求元監視制御サー
バ計算機に制御可能情報、それ以外の監視制御サーバ計
算機へは制御不能情報を送信する(S136)。
【0120】ここで、監視制御サーバ計算機は、監視制
御端末計算機から受信手段22を介して更新情報を受信
したか否かを判断し(S141)、受信有りの場合には
更新情報を取り込み(S142)、当該更新情報を更新
情報メモリ23に書き込む(S143)。さらに、管理
情報更新手段25にて、更新情報と管理情報との新旧を
比較し、更新情報が新しい場合には当該更新情報を用い
てデータベース15の管理情報を更新する(S14
4)。
【0121】引き続き、自身が監視制御サーバ計算機で
あるか否かを判断し(S145)、監視制御サーバ計算
機であるときには監視制御端末計算機から送信されてく
る監視制御端末計算機を含む制御可能情報を取込み(S
146)、制御可否情報メモリ56に保存する(S14
7)。
【0122】その結果、コントローラ58は、ある監視
制御端末計算機に対して制御要求処理を発生すると、制
御可否決定手段59は制御可否識別情報メモリ56に保
存される情報が制御可能情報であれば、当該監視制御端
末計算機に対して制御要求を行うことになる。
【0123】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、監視制御端末計算機において更新情報に基づいて管
理情報を更新するとともに、当該更新情報および制御要
求元監視制御サーバ計算機に制御可能情報を送信すれ
ば、当該制御要求元監視制御サーバ計算機は、更新情報
に基づいて管理情報を更新する一方、制御可能であれ
ば、更新された管理情報を用いて下位計算機に対して制
御要求を実行することが可能であり、メンテナンスの効
率を大幅に向上できる。
【0124】図17は本発明に係る監視制御システムの
他の実施形態を示すブロック構成図である。なお、同図
において図13と同一部分には同一符号を付し、その詳
しい説明は省略する。
【0125】この監視制御システムは、監視制御サーバ
計算機に図13に示す監視制御端末計算機の機能をもた
せ、監視制御端末計算機に図13に示す監視制御サーバ
計算機の機能をもたせたものである。
【0126】先ず、監視制御端末計算機は、CPUによ
って構成され、具体的には、更新情報作成手段21a、
更新情報メモリ23a、管理情報を記憶するデータベー
ス19、管理情報更新手段31a、エージェント用プロ
グラムを記録するエージェント用プログラムメモリ32
aの他、予め更新情報および制御可否の識別情報をエー
ジェント用プログラムを実行するための巡回先を特定す
る巡回先特定手段41a、制御要求元監視制御サーバ計
算機を含む制御可否の識別情報をエージェント用プログ
ラムにより更新させつつ巡回先に従って移動させる識別
情報巡回更新手段55および管理情報の更新処理や更新
情報・制御可否に対する更新エージェントの移動処理を
実現するプログラムを記録する記録媒体61が設けられ
ている。
【0127】一方、監視制御サーバ計算機は、記録媒体
62に記録されるプログラムに基づき、監視制御端末計
算機から送られてくる更新情報を含むエージェント用プ
ログラムを受け取り、このエージェント用プログラムの
更新処理手順に従ってベータベース15の管理情報を更
新するとともに、この更新情報を含むエージェント用プ
ログラムを巡回先計算機に移動させる管理情報更新手段
63と、監視制御端末計算機から送られてくる制御可否
の識別情報を更新エージェントに従って制御可否識別情
報メモリ64の制御可否識別情報を更新するとともに、
当該制御可否識別情報を巡回先に従ってエージェント用
プログラムを移動させる識別情報巡回更新手段65と、
コントローラ58から発生する制御要求処理に対し、制
御可否識別情報メモリ64の識別情報に基づいて制御可
否を決定通知する制御可否決定手段67とが設けられて
いる。
【0128】次に、以上のようなシステムの動作につい
て図18を参照して説明する。
【0129】先ず、監視制御端末計算機は、動作の開始
に伴い、記録媒体61からプログラムを読取って適宜な
メモリ(図示せず)に格納した後、当該プログラムに従
って例えばMI用計算機4pなどから管理情報相当デー
タが入力されたか否かを判断し(S151)、データ入
力ありの場合には管理情報相当データを取り込んだ後
(S152;管理情報相当データ取得機能)、この管理
情報相当データから更新情報を作成し、更新情報メモリ
23aに格納する(S153;更新情報作成機能)。
【0130】ここで、管理情報更新手段31aは、更新
情報と管理情報とを比較し、日付情報から更新情報が新
しい場合には更新情報を用いてデータベース19の管理
情報を更新するとともに(S154;情報比較更新機
能)、更新情報による更新が行われた場合には当該更新
情報に基づいて巡回先特定手段41aから巡回先リスト
を特定し(S155;巡回先特定機能)、プログラムメ
モリ32aからエージェント用プログラムを読み出し、
巡回先リストとともに更新情報を1つ目の巡回先である
監視制御サーバ計算機上に移動させる(S156;エー
ジェント移動送信機能)。
【0131】さらに、識別情報巡回更新手段55は、同
じく更新情報に基づいて更新された被監視制御機器の管
理情報ないし更新された更新情報から、制御可否の識別
情報を巡回先リストとともに最初の巡回先である監視制
御サーバ計算機上に移動させる(S157;識別情報更
新エージェント機能)。
【0132】一方、監視制御サーバ計算機の管理情報更
新手段63は、更新情報を含むエージェント用プログラ
ムが送られてくるとそれを取得し(S161;エージェ
ント用プログラム取得機能)、当該エージェント用プロ
グラムの処理手順に基づいてデータベース15の管理情
報を更新情報に従って更新する,いわゆる更新エージェ
ントを実行し(S162;エージェント実効機能)、さ
らに巡回先リストに基づいて次の巡回先である計算機に
更新情報を含むエージェント用プログラムを送信する
(S163;更新巡回機能)。
【0133】また、巡回先である監視制御サーバ計算機
は、制御可否の識別情報を含むエージェント用プログラ
ムを取得し(S171;エージェント機能プログラム取
得機能)、当該エージェント用プログラムの処理手順に
基づいて制御可否識別情報メモリ64に保存される制御
可否識別情報を更新し(S172;エージェント実効機
能)、さらに巡回先リストに従って次の巡回先である計
算機に制御可否識別情報を含むエージェント用プログラ
ムを送信する(S173;送信先リスト巡回更新機
能)。
【0134】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、自計算機側から被監視制御機器に対する管理情報の
更新情報および他計算機に対する制御可否情報を、更新
情報の内容から巡回リストを特定し更新エージェントを
実行すれば、所要とする他の計算機に自動的に管理情報
の更新処理および制御可否状態を設定でき、メンテナン
スの効率を大幅に向上させることができる。
【0135】図19は本発明に係る監視制御システムを
構成する1つの計算機の他の実施形態を示す構成図であ
る。なお、同図において図2と同一部分には同一符号を
付し、その詳しい説明は省略する。
【0136】この実施の形態は、予め登録される使用開
始日時に一斉に更新された管理情報のもとに監視制御に
利用する例である。
【0137】この計算機Xは、更新情報作成手段21、
受信手段22、更新情報メモリ23、データベース1
5,19、管理情報更新手段25、管理情報送信手段2
6の他、人間系からMI用計算機例えば4aを通して入
力されるシステムの保守を目的とした被監視制御機器の
管理情報相当データおよび使用開始日時情報のうち、使
用開始日時情報を取り込んで保存する使用開始日時保存
手段71と、この保存手段71から各管理情報に対する
更新情報ごとに使用開始日時情報が保存される使用開始
日時情報メモリ72とが設けられている。
【0138】なお、受信手段22において他計算機から
送られてくる更新情報に付加される使用開始日時情報に
ついても同様に使用開始日時情報メモリ72に保存され
る。
【0139】なお、使用開始日時情報は更新情報ととも
に更新情報メモリ23に格納してもよい。
【0140】次に、以上のようなシステムの動作につい
て説明する。
【0141】MI用計算機などによる管理情報相当デー
タの入力時に使用開始日時情報を付加して入力すると、
更新情報作成手段21は管理情報相当データを取り込ん
で更新情報を作成し更新情報メモリ23に格納する。一
方、使用開始日時保存手段71では、使用開始日時情報
を取り込んで使用開始日時情報メモリ72に保存する。
【0142】ここで、管理情報更新手段25は、更新情
報に基づき他計算機に対し、更新情報メモリ23の更新
情報と使用開始日時情報とを取り込んで管理情報送信手
段26を通して送信し、また使用開始日時情報メモリ7
2に保存される使用開始日時情報に相当する日時に達し
たとき、更新情報メモリ23に格納される更新情報とデ
ータベース15,19の管理情報との新旧を比較し、更
新情報が新しい場合には当該更新情報を用いて管理情報
を更新する。なお、更新情報に基づいてデータベース1
5,19の管理情報を更新し、使用開始日時に達したと
き、その管理情報をもとに監視制御を実行してもよい。
【0143】各他計算機においても前述同様に使用開始
日時情報に相当する日時に達したとき、一斉に更新情報
に基づいて管理情報を更新し、監視制御に用いることに
なる。
【0144】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、ある計算機から使用開始日時を含む更新情報を設定
し、所要とする各他計算機に送信すれば、各計算機は該
当日時になったとき、更新情報に基づいて一斉に管理情
報を更新させることができ、ひいてはイントラネットに
広域分散する各サーバ計算機などのデータベース利用開
始の同期を取ることができる。
【0145】図20は本発明に係る監視制御システムを
構成する1つの計算機の他の実施形態を示す構成図であ
る。なお、同図において図2と同一部分には同一符号を
付し、その詳しい説明は省略する。
【0146】この実施の形態は、予め登録される使用終
了日時に一斉に更新された管理情報を終了させる例であ
る。
【0147】この計算機Xは、更新情報作成手段21、
受信手段22、更新情報メモリ23、データベース1
5,19、管理情報更新手段25、管理情報送信手段2
6の他、人間系からMI用計算機例えば4aを通して入
力されるシステムの保守を目的とした被監視制御機器の
管理情報相当データおよび使用終了日時情報のうち、使
用終了日時情報を取り込んで保存する使用終了日時保存
手段73と、この保存手段71から各管理情報に対する
更新情報ごとに使用終了時情報が保存される使用開始日
時情報メモリ74とが設けられている。
【0148】なお、受信手段22において他計算機から
送られてくる更新情報に付加される使用終了日時情報に
ついても同様に使用終了日時情報メモリ72に保存され
る。
【0149】なお、使用修理用日時情報は更新情報とと
もに更新情報メモリ23に格納してもよい。
【0150】このシステムにおいては、同じくMI用計
算機または他計算機から更新情報に伴って使用終了日時
情報が入力され、更新情報メモリ23および使用終了日
時情報メモリ74に格納されるが、このとき、管理情報
更新手段25では、更新情報とデータベース15,19
の管理情報との新旧比較を行い、更新情報が新しい場合
には当該更新情報を用いて管理情報を更新し、さらに管
理情報が更新された場合には当該更新情報に使用終了日
時情報を付加し、管理情報送信手段26を介して所要と
する各他計算機に送信する。
【0151】また、管理情報更新手段25は、使用終了
日時情報メモリ74の使用終了日時を参照し、現在日時
が使用終了日時になったとき、該当管理情報の利用を終
了する。他計算機においても、同様に使用終了日時にな
ったとき、該当管理情報の利用を終了する。
【0152】従って、以上のような実施の形態は、MI
用計算機による管理情報相当データの入力時に当該相当
データに使用終了日時情報を付加して入力すれば、これ
ら相当データから得られた更新情報および使用終了日時
情報が所要とする各他計算機に配信されるので、これら
多数の計算機は、同一の使用終了日時にベータベース1
5,19の管理情報の利用を一斉に終了させることがで
き、ひいてはイントラネット等に広域分散される例えば
各サーバ計算機データベースの利用中止の同期を的確に
取ることが可能である。
【0153】図21は本発明に係る監視制御システムの
他の実施形態を示す構成図である。なお、同図において
図5と同一部分には同一符号を付し、その詳しい説明を
省略する。
【0154】この実施の形態は、予め登録される使用開
始日時に一斉に更新された管理情報を開始させる機能
を、更新エージェントによって他計算機に順次移動させ
る例である。
【0155】このシステムにおける自計算機は、更新情
報作成手段21、更新情報メモリ23、データベース1
5,19、管理情報更新手段31およびエージェント用
プログラムメモリ32の他、図19と同様に使用開始日
時保存手段71および使用開始日時情報メモリ72が設
けられている。
【0156】一方、他計算機は、前記自計算機から送ら
れてくる使用開始日時情報を伴う更新情報の更新エージ
ェントに従って使用開始日時情報を含むデータベース1
5a,19aの管理情報の更新を実行し、次の他計算機
に使用開始日時情報を伴う更新情報の更新エージェント
を実行する管理情報更新手段31aが設けられている。
【0157】このシステムは、使用開始日時情報を伴っ
た更新情報が入力された場合、管理情報更新手段31
は、更新情報と管理情報との新旧を比較し、更新情報が
新しい場合には当該更新情報を用いてデータベース1
5,19の管理情報を更新し、さらに使用開始日時情報
を伴った更新情報をプログラムメモリ32に記録される
エージェント用プログラムとともに他の計算機へ移動さ
せる。
【0158】他計算機は、使用開始日時情報を伴った更
新情報を受けると、そのエージェント用プログラムに記
述される内容に従い、データベース15a,19aの管
理情報を更新し、使用開始日時情報を伴った更新情報を
エージェント用プログラムとともに別の計算機に移動さ
せ、順次他計算機への移動を繰り返す。
【0159】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、使用開始日時情報を伴った更新情報を入力すると、
自身の管理情報を新しい更新情報によって更新する一
方、自らをエージェントとして使用開始日時情報を伴っ
た更新情報をもって他計算機に移動し、移動先の計算機
では自計算機と同様に管理情報を更新した後、他計算機
に移動するので、各サーバ計算機では、該当日時となっ
たときに更新された管理情報を使用することになり、例
えばイントラネットに広域分散される各サーバ計算機の
データベースにおける管理情報の開始時期の同期を取り
つつ実施できる。
【0160】図22は本発明に係る監視制御システムの
他の実施形態を示す構成図である。
【0161】この実施の形態は、使用開始日時に代えて
使用終了日時とした点を除けば、図21と同様の構成お
よび動作を有するので、図20および図21にその説明
を譲り、ここではその説明は省略する。
【0162】なお、図19および図21は使用開始日時
を保存し、図20および図22は使用終了日時を保存
し、それぞれ該当日時に達したとき、管理情報の実行ま
たは終了を行う構成としたが、使用開始日時および使用
終了日時の両方を保存し、該当日時に管理情報の開始お
よび終了を行う構成であってもよい。
【0163】なお、本発明は要旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施可能であることは言うまでもない。
【0164】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ーキテクチャーが異なるサーバ・端末が混在する計算機
システムであっても、ある1つの計算機上のデータベー
スを更新するだけで、所要数または全計算機のデータベ
ースの管理情報を自動的に更新できる監視制御システム
提供できる。
【0165】また、本発明の目的は、ある1つの計算機
のデータベースデータを更新処理する場合、更新エージ
ェントを実施して順次所要とする計算機を巡回させつつ
データベース管理情報を自動的に更新処理させるプログ
ラムを記録した記録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る監視制御システムの全体構成を
示す図。
【図2】 図1のシステムを構成する1つの計算機の一
実施の形態を示す構成図。
【図3】 図2に示す計算機の動作を説明するフローチ
ャート。
【図4】 図2に示す更新情報作成手段によって作成さ
れる更新情報の一例を説明する図。
【図5】 図1のシステムを構成する自計算機と他計算
機の一実施の形態を示す構成図。
【図6】 図5に示す計算機の動作を説明するフローチ
ャート。
【図7】 図1のシステムを構成する1つの計算機の他
の実施形態を示す構成図。
【図8】 図7に示す計算機および他の計算機の動作を
説明するフローチャート。
【図9】 図1のシステムを構成する自計算機と他計算
機の他の実施形態を示す構成図。
【図10】 図9に示す計算機の動作を説明するフロー
チャート。
【図11】 図1のシステムを構成する監視制御サーバ
計算機と監視制御端末計算機の一実施の形態を示す構成
図。
【図12】 図11に示す計算機の動作を説明するフロ
ーチャート。
【図13】 図1のシステムを構成する監視制御サーバ
計算機と監視制御端末計算機の他の実施形態を示す構成
図。
【図14】 図13に示す計算機の動作を説明するフロ
ーチャート。
【図15】 図1のシステムを構成する監視制御サーバ
計算機と監視制御端末計算機の他の実施形態を示す構成
図。
【図16】 図15に示す計算機の動作を説明するフロ
ーチャート。
【図17】 図1のシステムを構成する監視制御サーバ
計算機と監視制御端末計算機の他の実施形態を示す構成
図。
【図18】 図17に示す計算機の動作を説明するフロ
ーチャート。
【図19】 図1のシステムを構成する1つの計算機の
他の実施形態を示す構成図。
【図20】 図1のシステムを構成する1つの計算機の
他の実施形態を示す構成図。
【図21】 図1のシステムを構成する自計算機と他計
算機の他の実施形態を示す構成図。
【図22】 図1のシステムを構成する自計算機と他計
算機の他の実施形態を示す構成図。
【図23】 従来の監視制御システム構成を示す図。
【符号の説明】
1…イントラネット 2a,2b,…監視制御サーバ計算機 3a,3b…監視制御端末計算機 4a,4b…MI用端末計算機 15,19…データベース 21…更新情報作成手段 22…受信手段 23…更新情報メモリ 25,31、31a…管理情報更新手段 26,38…管理情報送信手段 2733,34…記録媒体 32、52,53,61,62,75,76…エージェ
ント用プログラム 37…送信先特定手段 41…巡回先特定手段 46…計測値送信依頼手段 48…識別情報保存手段 49…送信先決定手段 51,55…識別情報巡回更新手段 54…測定値送信先手段 57…制御可否識別情報保存手段 59…制御可否決定手段 60…制御指令可否通知手段 65…識別情報巡回更新手段 67…制御可否決定手段 71…使用開始日時保存手段
フロントページの続き (72)発明者 大西 康教 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 和田 潔 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 永井 保夫 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 長谷川 修 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5B045 AA05 BB22 DD16 GG01 5B082 GA14 GB02 5B089 GA11 GA21 GB03 GB08 JA35 JB07 KA04 KB04 KC15 KC22 KC47 5H223 AA19 CC08 CC09 DD03 DD05 EE06 EE13 9A001 BB03 BB04 BB06 CC07 DD10 JJ04 JJ05 JJ18 JZ25 KZ55 LL09

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に監視制御機能を有する
    複数の監視制御サーバ計算機および被監視制御機器を監
    視制御する複数の監視制御端末計算機を分散配置した監
    視制御システムにおいて、 前記少なくとも何れか1つの計算機は、 前記被監視制御機器の管理情報を保存する管理情報記憶
    手段と、システムの保守を目的として外部から入力され
    る前記被監視制御機器の管理情報相当データから更新情
    報を作成する更新情報作成手段と、この更新情報作成手
    段で作成される更新情報または他計算機から受信される
    更新情報と前記管理情報記憶手段の管理情報との新旧を
    比較し、前記更新情報が新しいとき当該更新情報を用い
    て前記管理情報を更新する管理情報更新手段と、この管
    理情報更新手段により管理情報が更新されたとき、当該
    更新情報を他の計算機に送信する管理情報送信手段とを
    備えたことを特徴とする監視制御システム。
  2. 【請求項2】 ネットワーク上に接続される複数の監視
    制御サーバ計算機および被監視制御機器を監視制御する
    複数の監視制御端末計算機のうち、少なくとも何れか1
    つの計算機のデータベースに保存される管理情報を更新
    処理するプログラムを記録した記録媒体であって、前記
    1つの計算機のコンピュータに、 システムの保守を目的として入力される前記被監視制御
    機器の管理情報相当データを取り込む管理情報相当デー
    タ取得機能と、この取得機能によって取得された管理情
    報相当データから更新情報を作成する更新情報作成機能
    と、この更新情報作成機能で作成された更新情報または
    他計算機から受信される更新情報と前記データベースに
    保存される管理情報との新旧を比較し、更新情報が新し
    いとき当該更新情報を用いて前記データベースの管理情
    報を更新する情報比較更新機能と、この更新機能により
    前記管理情報が更新されたとき、前記更新情報を他計算
    機に送信する更新情報送信機能とを実現させるためのプ
    ログラムを記録した前記コンピュータ読取可能な記録媒
    体。
  3. 【請求項3】 ネットワーク上に監視制御機能を有する
    複数の監視制御サーバ計算機および被監視制御機器を監
    視制御する複数の監視制御端末計算機を分散配置した監
    視制御システムにおいて、 前記何れか1つの計算機は、 前記被監視制御機器の管理情報を保存する管理情報記憶
    手段と、システムの保守を目的として入力される前記被
    監視制御機器の管理情報相当データから更新情報を作成
    する更新情報作成手段と、この更新情報作成手段で作成
    された更新情報と前記管理情報記憶手段の管理情報との
    新旧を比較し、前記更新情報が新しいとき当該更新情報
    を用いて前記管理情報を更新する管理情報更新手段と、
    エージェントプログラムが設けられ、前記更新手段によ
    り更新された更新情報を含むエージェントプログラムを
    他の計算機に巡回移動させつつ当該他の計算機の管理情
    報を更新処理させる更新エージェント手段とを備えたこ
    とを特徴とする監視制御システム。
  4. 【請求項4】 ネットワーク上に接続される複数の監視
    制御サーバ計算機および被監視制御機器を監視制御する
    複数の監視制御端末計算機のうち、何れか1つの計算機
    のデータベースに保存される管理情報を更新処理するプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、前記1つの計算
    機のコンピュータに、 システムの保守を目的として入力される前記被監視制御
    機器の管理情報相当データを取り込む管理情報相当デー
    タ取得機能と、この取得機能によって取得された管理情
    報相当データから更新情報を作成する更新情報作成機能
    と、この更新情報作成機能で作成された更新情報と前記
    データベースに保存される管理情報との新旧を比較し、
    更新情報が新しいとき当該更新情報を用いて前記データ
    ベースの管理情報を更新する情報比較更新機能と、この
    更新機能によって更新された更新情報を含むエージェン
    ト用プログラムを他計算機へ巡回移動させるエージェン
    ト移動送信機能とを実現させるためのプログラムを記録
    した前記コンピュータ読取可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の監視制御システムにお
    いて、 前記被監視制御機器とこの機器を管轄する監視制御管轄
    計算機との関係を規定する送信先特定手段を設け、前記
    管理情報を更新した更新情報の内容に基づいて前記送信
    先特定手段から送信先監視制御管轄計算機を特定し、更
    新情報を送信することを特徴とする監視制御システム。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の監視制御システムにお
    いて、 予め被監視制御機器を監視する監視制御管轄計算機の巡
    回先が規定されている巡回先特定手段を設け、 前記管理情報更新手段は、前記更新情報作成手段で作成
    された更新情報と前記管理情報記憶手段の管理情報との
    新旧を比較し、前記更新情報が新しいとき当該更新情報
    を用いて前記管理情報を更新し、 また前記更新エージェント手段は、前記更新情報に基づ
    いて前記巡回先特定手段から巡回先リストを選択し、順
    次巡回先となる監視制御管轄計算機へ当該更新情報を含
    むエージェント用プログラムを移動させることを特徴と
    する監視制御システム。
  7. 【請求項7】 ネットワーク上に接続される複数の監視
    制御サーバ計算機および被監視制御機器を監視制御する
    複数の監視制御端末計算機のうち、何れか1つの計算機
    のデータベースに保存される管理情報を更新処理するプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、前記1つの計算
    機のコンピュータに、 システムの保守を目的として入力される前記被監視制御
    機器の管理情報相当データを取り込む管理情報相当デー
    タ取得機能と、この取得機能によって取得された管理情
    報相当データから更新情報を作成する更新情報作成機能
    と、この更新情報作成機能で作成された更新情報と前記
    データベースに保存される管理情報との新旧を比較し、
    更新情報が新しいとき当該更新情報を用いて前記データ
    ベースの管理情報を更新する情報比較更新機能と、この
    更新機能によって更新された更新情報に基づいて予め定
    める巡回先計算機を規定する中から所要の巡回先計算機
    を決定する巡回先特定機能と、この特定機能により特定
    された巡回先計算機に更新情報を含むエージェント用プ
    ログラムを移動させるエージェント移動送信機能とを実
    現させるためのプログラムを記録した前記コンピュータ
    読取可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の監視制御システムにお
    いて、 1つの計算機が監視制御サーバ計算機であり、他の1つ
    の計算機が監視制御端末計算機である場合、前記監視制
    御サーバ計算機は、前記管理情報が更新された旨の信号
    を受けたとき、制御結果の送信依頼を要請する情報を前
    記監視制御端末計算機に送信する送信依頼手段を設け、
    前記監視制御端末計算機は、送信依頼要請情報に基づい
    て送信先リストを作成する手段を設けたことを特徴とす
    る監視制御システム。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の監視制御システムにお
    いて、 特定された巡回先に制御結果の送信依頼を要請する送信
    先リストの識別情報を含むエージェント用プログラムを
    送信する識別情報巡回更新手段を設け、 前記更新情報および識別情報を用いて、前記エージェン
    ト用プログラムの実行により、巡回先計算機の管理情報
    および制御結果送信先リストを巡回更新させることを特
    徴とする監視制御システム。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の記録媒体において、 前記特定機能により特定された巡回先計算機に送信先リ
    スト識別情報を含むエージェント用プログラムを移動さ
    せる識別情報エージェント移動送信機能を実現させるた
    めのプログラムを記録した前記コンピュータ読取可能な
    記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の監視制御システムに
    おいて、 1つの計算機が監視制御サーバ計算機であり、他の1つ
    の計算機が監視制御端末計算機である場合、 前記監視制御端末計算機は、外部から被監視制御機器に
    対する制御要求元計算機情報を含む管理情報相当データ
    を受信したとき、制御要求元の有無に応じて制御可否情
    報を通知する制御指令可否通知手段を設け、 前記監視制御サーバ計算機は、前記制御指令可否通知手
    段から送信されてくる制御可否情報を取り込んで保存す
    る制御可否情報保存手段と、制御要求処理に対して保存
    された前記制御可否情報に従って制御可否を決定する制
    御可否決定手段とを設けたことを特徴とする監視制御シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 ネットワーク上に複数の監視制御サー
    バ計算機および被監視制御機器を監視制御する複数の監
    視制御端末計算機を分散配置した監視制御システムにお
    いて、 前記監視制御端末計算機は、前記被監視制御機器の管理
    情報を保存する管理情報記憶手段と、システムの保守を
    目的として入力される前記被監視制御機器の管理情報相
    当データから更新情報を作成する更新情報作成手段と、
    この更新情報作成手段で作成され、または他計算機から
    受信される更新情報と前記管理情報記憶手段の管理情報
    との新旧を比較し、前記更新情報が新しいとき当該更新
    情報を用いて前記管理情報を更新する管理情報更新手段
    と、予め巡回先が規定されている巡回先特定手段と、前
    記管理情報更新手段によって更新された更新情報を含む
    エージェント用プログラムを、当該更新情報に基づいて
    前記巡回先特定手段から決定される巡回先リストに従っ
    て移動更新させる管理情報更新エージェント移動送信手
    段と、制御可否識別情報を含むエージェント用プログラ
    ムを、前記巡回先特定手段から決定される巡回先リスト
    に従って移動更新させる制御可否情報更新エージェント
    移動送信手段とを設け、 前記制御監視サーバ計算機は、前記管理情報更新エージ
    ェント移動送信手段から送られてくる更新情報を含むエ
    ージェント用プログラムを実行し前記管理情報を更新す
    る管理情報更新手段と、前記制御可否情報更新エージェ
    ント移動送信手段から送られてくる制御可否識別情報を
    含むエージェント用プログラムを実行し前記制御可否識
    別情報を更新する識別情報巡回更新手段とを設けたこと
    を特徴とする監視制御システム。
  13. 【請求項13】 ネットワーク上に接続される複数の監
    視制御サーバ計算機および被監視制御機器を監視制御す
    る複数の監視制御端末計算機のうち、何れか1つの監視
    制御端末計算機のデータベースに保存される管理情報を
    更新処理するプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記1つの監視制御計算機のコンピュータに、 システムの保守を目的として入力される前記被監視制御
    機器の管理情報相当データを取り込む管理情報相当デー
    タ取得機能と、この取得機能によって取得された管理情
    報相当データから更新情報を作成する更新情報作成機能
    と、この更新情報作成機能で作成された更新情報と前記
    データベースに保存される管理情報との新旧を比較し、
    更新情報が新しいとき当該更新情報を用いて前記データ
    ベースの管理情報を更新する情報比較更新機能と、この
    更新機能によって更新された更新情報に基づいて予め定
    める巡回先計算機を規定する中から所要の巡回先計算機
    を決定する巡回先特定機能と、この特定機能により特定
    された巡回先計算機に更新情報を含むエージェント用プ
    ログラムを移動させる更新情報エージェント移動送信機
    能と、前記更新情報に基づいて制御可否識別情報を予め
    定める巡回先計算機を規定する中から所要の巡回先計算
    機に制御可否識別情報を含むエージェント用プログラム
    を移動させる識別情報エージェント移動送信機能とを実
    現させるためのプログラムを記録した前記コンピュータ
    読取可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の監視制御システムに
    おいて、 外部から管理情報相当データと同時に入力される使用開
    始日時および使用終了日時の何れか一方または両方を取
    り込んで保存する日時情報保存手段と、前記管理情報相
    当データから作成される更新情報を用いて前記管理情報
    を更新するとともに、前記使用開始日時,使用終了日時
    の情報を含む更新情報を他計算機に送信する管理情報更
    新手段と、前記日時情報保存手段に保存される使用開始
    日時,使用終了日時に達したとき、前記管理情報を実行
    する手段とを設けたことを特徴とする監視制御システ
    ム。
  15. 【請求項15】 請求項3に記載の監視制御システムに
    おいて、 外部から管理情報相当データと同時に入力される使用開
    始日時および使用終了日時の何れか一方または両方を取
    り込んで保存する日時情報保存手段と、前記管理情報相
    当データから作成される更新情報を用いて前記管理情報
    を更新するとともに、前記使用開始日時,使用終了日時
    の情報および更新情報を含むエージェント用プログラム
    を他計算機へ巡回移動させることにより当該他計算機の
    管理情報を更新処理させる管理情報更新手段と、前記日
    時情報保存手段に保存される使用開始日時,使用終了日
    時に達したとき、前記管理情報を実行する手段とを設け
    たことを特徴とする監視制御システム。
  16. 【請求項16】 請求項4に記載の記録媒体において、 外部から管理情報相当データと同時に入力される使用開
    始日時および使用終了日時の何れか一方または両方を取
    り込んで保存する日時情報保存機能と、前記管理情報相
    当データから作成される更新情報を用いて前記管理情報
    を更新するとともに、前記使用開始日時,使用終了日時
    の情報および更新情報を含むエージェント用プログラム
    を他計算機へ巡回移動させることにより当該他計算機の
    管理情報を更新処理させる管理情報更新機能と、前記日
    時情報保存機能に保存される使用開始日時,使用終了日
    時に達したとき、前記管理情報を実行する機能とを実現
    させるためのプログラムを記録した前記コンピュータ読
    取可能な記録媒体。
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