JP4836841B2 - ローアングルズームレート装置 - Google Patents

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本発明はENGカメラ用ローアングルグリップ装置に係り、特にローアングルで被写体を撮影する際にENGカメラを手で保持するためのグリップにズーム操作を行うズーム操作部材を装着したENGカメラ用ローアングルグリップ装置に関する。
従来、ローアングルで被写体を撮影する際にENGカメラを把持するためのグリップにズーム操作を行うズーム操作部材を装着したENGカメラ用ローアングルグリップ装置が提案されている(例えば特許文献1)。
この特許文献1に記載のローアングルグリップ装置について図面を参照しながら説明する。
図6に示すように、特許文献1に記載のローアングルグリップ装置18´は、グリップ20´、グリップ20´の前端に回転可能に設けられたサムリング22´(その上面、両側面にはグリップ20´を把持した手の親指が位置する窪みが形成されている)、サムリング22´の回転を検出するポテンショメータ20A´、グリップ20´を支持する前支持部材50´及び後支持部材60´、前支持部材50´及び後支持部材60´が取り付けられたベース部材82´、前記ベース部材82´等をカメラ装置(図示せず)の上面へ固定するためネジ84´等を備えている。
このローアングルグリップ装置18´においては、グリップ20´を把持した手の親指によりサムリング22´を正逆回転操作させることでズーム操作を行う。すなわち、サムリング22´を回転させると、ポテンショメータ20A´によってサムリング22´の回転角度等が検出され、この検出された回転角度等がコントロールケーブル(図示せず)を介してドライブユニット(図示せず)に送信される。ドライブユニットは、その送信されたサムリング22´の回転角度等に応じてレンズ装置内のズームモータ(図示せず)の回転速度、回転方向等を制御してズームリング(図示せず)を回転させ、ズームレンズを移動させる。
特開平11−98388号公報
しかしながら、特許文献1においては、グリップ20´を把持した手の親指によりズーム操作を行うために、カメラ装置(の上面)にもともと装着されていたグリップを取り外す作業、及び、ローアングルグリップ装置18´をENGカメラ装置(の上面)に装着する作業の二つの作業が発生する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、カメラ装置にもともと装着されていたグリップを取り外す作業を行うことなく、グリップを把持した手の親指によりズーム操作を行うことができるローアングルズームレート装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、グリップ本体と、カメラ装置上面から上方に延びて前記グリップ本体の前端に連続した前側支持部と、前記カメラ装置上面から上方に延びて前記グリップ本体の後端に連続した後側支持部と、を備えたカメラ装置用グリップ装置に着脱自在に装着されるローアングルズームレート装置において、ズームレート装置本体と、前記ズームレート装置本体に正逆回転可能に装着されており、正逆回転させられることにより前記カメラ装置に装着されたレンズ装置のズームモータを制御するための指示を与えるサムリングと、前記サムリングに設けられており、前記グリップ本体を把持した手の親指により前記サムリングを正逆回転させるように操作されるサムリング操作部と、前記サムリング操作部を前記前側支持部の略軸線上に位置させた状態で、前記ズームレート装置本体を前記カメラ装置用グリップ装置に着脱自在に装着する装着手段と、を備え、前記装着手段は、前記ズームレート装置本体を前記前側支持部に着脱自在に装着すると共に、前記グリップ本体と前記前側支持部との接続部分であるコーナー部分に前記グリップ本体を把持した手の人差し指が位置するスペースが形成されるように、形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、サムリング操作部を前側支持部の略軸線上に位置させた状態で、ズームレート装置本体をカメラ装置に着脱自在に装着する装着手段を備えているので、カメラ装置にもともと装着されていたグリップを取り外す作業を行うことなく、もともと装着されていたグリップにローアングルズームレート装置を後付する作業を行うだけで、グリップを把持した手の親指によりズーム操作を行うことが可能となる。また、サムリング操作部が前側支持部の略軸線上に位置しているので、グリップを把持した手の親指により極めて容易にズーム操作を行うことが可能となる。すなわち、カメラマンがグリップ本体と前側支持部の接続位置であるコーナー部に人差し指を配置してグリップ本体を把持したまま(カメラ装置とレンズ装置の重心を考慮してもそのコーナー部に人差し指が配置されるのが持ちやすく適切であり、最も自然な把持の仕方であるといえる)、その把持した手の親指でサムリング(サムリング操作部)を操作することが可能となる。
また、ズームレート装置本体をカメラ装置に着脱自在に装着するだけで、サムリング操作部を前側支持部の略軸線上に位置させることが可能となる。
また、装着手段は、グリップ本体と前側支持部との接続部分であるコーナー部分にグリップ本体を把持した手の人差し指が位置するスペースが形成されるように、形成されているので、グリップ本体を把持した手の人差し指と装着手段が干渉することがない。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記グリップ本体を把持した手の親指で操作されることによりオンオフされるスイッチをさらに備えており、前記スイッチは、前記グリップ本体を把持した手の親指の到達可能範囲であって前記サムリング操作部の前方かつ上方に位置するズームレート装置本体部分に配置されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、グリップ本体を把持した手の親指の到達可能範囲であってサムリング操作部の前方かつ上方位置にスイッチを配置したので、グリップを把持した手の親指によりズーム操作及びスイッチ操作を自然な動作の流れの中で行うことが可能となる。
請求項に記載の発明は、グリップ本体と、カメラ装置上面から上方に延びて前記グリップ本体の前端に連続した前側支持部と、前記カメラ装置上面から上方に延びて前記グリップ本体の後端に連続した後側支持部と、を備えたカメラ装置用グリップ装置に着脱自在に装着されるローアングルズームレート装置において、ズームレート装置本体と、前記ズームレート装置本体に正逆回転可能に装着されており、正逆回転させられることにより前記カメラ装置に装着されたレンズ装置のズームモータを制御するための指示を与えるサムリングと、前記サムリングに設けられており、前記グリップ本体を把持した手の親指により前記サムリングを正逆回転させるように操作されるサムリング操作部と、前記サムリング操作部を前記前側支持部の略軸線上に位置させた状態で、前記ズームレート装置本体を前記カメラ装置用グリップ装置に着脱自在に装着する装着手段と、前記グリップ本体を把持した手の親指で操作されることによりオンオフされるスイッチと、を備え、前記スイッチは、前記グリップ本体を把持した手の親指の到達可能範囲であって前記サムリング操作部の前方かつ上方に位置するズームレート装置本体部分に配置され、前記装着手段は、前記グリップ本体と前記前側支持部との接続部分であるコーナー部分に前記グリップ本体を把持した手の人差し指が位置するスペースが形成されるように、形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、装着手段は、グリップ本体と前側支持部との接続部分であるコーナー部分にグリップ本体を把持した手の人差し指が位置するスペースが形成されるように、形成されているので、グリップ本体を把持した手の人差し指と装着手段が干渉することがない。
本発明によれば、カメラ装置にもともと装着されていたグリップを取り外す作業を行うことなく、グリップを把持した手の親指によりズーム操作を行うことができるローアングルズームレート装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の第一実施形態であるENGカメラのローアングルグリップ装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第一実施形態であるローアングルズームレート装置を装着したENGカメラの側面図である。図2は、本発明の第一実施形態であるENGカメラのローアングルズームレート装置の斜視図である。
図1に示すように、ENGカメラ10は、カメラ装置12とレンズ装置14とを備えている。カメラ装置12には、レンズ装置14から導かれた被写体光を撮像する撮像素子や、この撮像素子によって得られた画像信号を記録するVTR装置等が搭載されている。レンズ装置14には、フォーカスレンズ、ズームレンズ、絞り等の光学部材が配置され、これらのレンズ、絞りは、フォーカスリング、ズームリング及びアイリスリングの回転操作によって駆動される。
また、レンズ装置14には、ドライブユニット(図示せず)が装着されている。このドライブユニット内にはズームモータ(サーボモータ)等が搭載されており、このズームモータはギアを介してズームリング等周面に形成されたギアと噛合している。ズームモータは、ドライブユニットに設けられた端子に接続されたコントロールケーブルを介して外部からサムリングの回転角度等を入力することにより、遠隔制御される。なお、ドライブユニットに設けられている切り換えスイッチによってレンズ操作をサーボからマニュアルに切り換えることも可能である。
カメラ装置12の上面には、ENGカメラを把持するためのグリップ装置20が設けられている。このグリップ装置20は、グリップ本体21、カメラ装置12上面に固定された前側固定部22aと、前側固定部22aから上方に延びてグリップ本体21の前端に連続した前側支持部22bと、を有する前側グリップ支持体22と、カメラ装置12上面に固定された後側固定部23aと、後側固定部23aから上方(図1中左斜め上方を例示)に延びてグリップ本体21の後端に連続した後側支持部23bと、を有する後側グリップ支持体23と、を備えている。
〔ローアングルズームレート装置30の構成〕
グリップ装置20(前側支持部22b)には、ローアングルズームレート装置30が着脱自在に装着されている。図1、図2に示すように、ローアングルズームレート装置30は、ズームレート装置本体33、サムリング36、ズームレート装置本体33をカメラ装置12に固定されたグリップ装置20に着脱自在に装着する装着手段38等を備えている。
〔ズームレート装置本体33の構成〕
図1、図2、図3に示すように、ズームレート装置本体33は、筒状体31及び箱状体32を備えている。筒状体31には、サムリング36が回転可能に装着されている。筒状体31内には、サムリング36の回転角度等を検出するためのポテンショメータ(図示せず)が内蔵されている。このポテンショメータにより検出されたサムリング36の回転角度等は、筒状体31の一端面31aに設けられた端子31bから出力され、この端子31bとドライブユニットとを接続するコントロールケーブルCを介してドライブユニットに送信される。
筒状体31にはその上方に箱状体32が設けられている。この箱状体32の一端面32aは筒状体31の一端面31aと略面一に形成されている。この一端面32aにはサムリング36の操作内容を切り替えるためのスイッチ32bが設けられている。このスイッチ32bにより、例えば、サムリング36を右に回転させるとテレ、左に回転させるとワイドとなるように設定することが可能となる(スイッチ32bを、図4中左方向にセットした場合)。また、スイッチ32bを切り替えることで、サムリング36を右に回転させるとワイド、左に回転させるとテレとなるように設定することが可能となる。
図2、図3に示すように、箱状体32はその上面と他端面との間が傾斜面32cに形成されており、この傾斜面32cには、スイッチ32d(例えば、現在放送中の映像をモニター等に表示させる旨の指示を与えるリバーススイッチ)が設けられている。すなわち、このスイッチ32dは、カメラ装置12のグリップ本体21を把持した手の親指の到達可能範囲であってサムリング操作部34の前方かつ上方に位置するズームレート装置本体33部分に配置されている。このスイッチ32dのオンオフは、端子31bから出力され、コントロールケーブルCを介してレンズ装置14等に伝達される。
〔サムリング36の構成〕
サムリング36は、サムリング操作部34及び半円筒体35を備えている。このサムリング操作部34には、グリップ本体21を把持した手の親指をかけるための凹部34aが形成されている(図中上方、両側面の三つの凹部を例示)。サムリング操作部34の一端部には、外周面の一部が軸方向に切り欠かれた半円筒体35が連続して設けられている。サムリング操作部34は、この半円筒体35の切り欠き部分35aを介してズームレート装置本体33の筒状体31に回転可能に装着されるようになっている。
サムリング36を親指で正逆回転させると、その回転角度等がズームレート装置本体33内に設けられたポーテンショメータ(図示せず)により検出され、この検出された回転角度等がズームレート装置本体33に設けられた端子31b、この端子31bに接続されたコントロールケーブルCを介してドライブユニットに送信される。
〔ズームレート装置本体33の装着手段38〕
ズームレート装置本体33の筒状体31の他端面31cには板体37がネジ止め等により固定されている。図2に示すように、この板体37の筒状体31が固定された側とは反対側の面には、グリップ装置20の前側グリップ支持体22がはまり込む凹部38a、及びこの凹部38aの両側それぞれに配置された雌ねじ部38bが設けられている。この雌ねじ部38b、38bそれぞれに半リング部材38cの両端38d、38dをネジ止めする。半リング部材38cと凹部38aにより形成される断面は、グリップ装置20の前側グリップ支持体22の断面よりも若干狭くなるように設定されているので、雌ねじ部38b、38bそれぞれに半リング部材38cの両端38d、38dをネジ止めすることで、ズームレート装置30をグリップ装置20に着脱自在に装着することが可能となっている。また、図2に示すように、装着手段38とサムリング操作部34は、板体37の同一面側の同一軸線上に配置されているため、ズームレート装置30をグリップ装置20に装着するだけで、サムリング操作部34を前側支持部22bの略軸線上に位置させることが可能となる。
なお、半リング部材38cは、その両端部上方から中央部に向かうにつれて先細りに傾斜するように形成されている。これにより、グリップ本体21と前側支持部22bとの接続部分であるコーナー部分にグリップ本体21を把持した手の人差し指が位置するスペースSが形成されるので(図1、図5等参照)、グリップ本体21を把持した手の人差し指と装着手段38が干渉することがない。
〔ローアングルズームレート装置30の使用例〕
次に、上記構成のローアングルズームレート装置30の使用例について説明する。
まず、ローアングルズームレート装置30をカメラ装置12のグリップ装置20に装着する。すなわち、サムリング操作部34を前側支持部22bの略軸線上に位置させた状態で、グリップ装置20の前側支持部22bを凹部38aにはめ込む。そして、この凹部38b両側の雌ねじ部38bそれぞれに半リング部材38cの両端38d、38dをネジ止めする。図2に示すように、装着手段38とサムリング操作部34は、板体37の同一面側の同一軸線上に所定間隔をおいて配置されているため、ズームレート装置30をグリップ装置20に装着することで、サムリング操作部34を前側支持部22bの略軸線上に位置させることが可能となっている。次に、ローアングルズームレート装置30の端子31bとドライブユニットの端子とをコントロールケーブルで接続する。
これにより、カメラ装置12にもともと装着されていたグリップ装置20を取り外す作業を行うことなく、もともと装着されていたグリップ20にローアングルズームレート装置30を後付する作業を行うだけで、グリップ本体21を把持した手の親指によりズーム操作を行うことが可能となる。
次に、ローアングルで被写体を撮影する場合、図5に示すように、グリップ本体21を把持する。この際、半リング部材38cは、両端部上方から中央部に向かうにつれて傾斜するように形成されており、グリップ本体21と前側支持部22bとの接続部分であるコーナー部分にグリップ本体を把持した手の人差し指が位置するスペースSが形成されるので(図1、図5参照)、グリップ本体21を把持した手の人差し指と装着手段38が干渉することがなく、把持しやすくなっている。
次に、必要に応じてグリップ本体21を把持した手の親指でサムリング操作部34を操作し、サムリング36を回転させる。このサムリング36の親指操作の際、サムリング操作部34が前側支持部22bの略軸線上に位置しているので(図1等参照)、グリップ本体21を把持した手の親指により極めて容易にズーム操作を行うことが可能となる。すなわち、図5に示すように、カメラマンがグリップ本体21と前側支持部22bの接続位置であるコーナー部Sに人差し指を配置してグリップ本体21を把持したまま(カメラ装置12とレンズ装置14の重心を考慮してもそのコーナー部Sに人差し指が配置されるのが持ちやすく適切であり、最も自然な把持の仕方であるといえる)、その把持した手の親指でサムリング36(サムリング操作部34)を操作することが可能となる。
また、スイッチ32dが、グリップ本体21を把持した手の親指の到達可能範囲であってサムリング操作部34の前方かつ上方に位置するズームレート装置本体33部分に配置されている(図5等参照)。これにより、グリップ本体21を把持した手の親指によりサムリング36の操作及びスイッチ32の操作を親指で自然な動作の流れの中で行うことが可能となる。
以上説明したように本実施形態のローアングルズームレート装置30によれば、サムリング操作部34を前側支持部22bの略軸線上に位置させた状態で、ズームレート装置本体33をカメラ装置12(前側支持部22b)に着脱自在に装着する装着手段38を備えているので、カメラ装置12にもともと装着されていたグリップ装置20を取り外す作業を行うことなく、もともと装着されていたグリップ(前側支持部22b)にローアングルズームレート装置30を後付する作業を行うだけで、グリップ本体21を把持した手の親指によりズーム操作を行うことが可能となる。また、サムリング操作部34が前側支持部22bの略軸線上に位置しているので(図1等参照)、グリップ本体21を把持した手の親指により極めて容易にズーム操作を行うことが可能となる。すなわち、図5に示すように、カメラマンがグリップ本体21と前側支持部22bの接続位置であるコーナー部Sに人差し指を配置してグリップ本体21を把持したまま(カメラ装置12とレンズ装置14の重心を考慮してもそのコーナー部Sに人差し指が配置されるのが持ちやすく適切であり、最も自然な把持の仕方であるといえる)、その把持した手の親指でサムリング36(サムリング操作部34)を操作することが可能となる。
また、装着手段38とサムリング操作部34は、板体37の同一面側の同一軸線上に所定間隔をおいて配置されているため(図2等参照)、ズームレート装置本体33をカメラ装置12(前側支持部22b)に着脱自在に装着するだけで、サムリング操作部34を前側支持部22bの略軸線上に位置させることが可能となる。
また、グリップ本体21を把持した手の親指の到達可能範囲であってサムリング操作部34の前方かつ上方位置にスイッチ32dを配置したので(図5等参照)、グリップ本体21を把持した手の親指によりズーム操作及びスイッチ操作を自然な動作の流れの中で行うことが可能となる。
また、装着手段38は、グリップ本体21と前側支持部22bとの接続部分であるコーナー部分にグリップ本体21を把持した手の人差し指が位置するスペースSが形成されるように、形成した。すなわち、半リング部材38cを、その両端部上方から中央部に向かうにつれて先細りに傾斜するように形成したので(図1、図5等参照)、グリップ本体21を把持した手の人差し指と装着手段38が干渉することがなく、把持しやすくなっている。
なお、本実施形態においては、ズームレート装置本体33を前側支持部22bに着脱自在に装着するように説明したが本発明はこれに限定されない。例えば、ズームレート装置本体33を後側支持部23b又はグリップ本体21等に着脱自在に装着するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、ローアングルグリップ装置がENGカメラに着脱自在に装着されるように説明したが本発明はこれに限定されない。例えば、他の種類のカメラに装着することも可能である。
また、本実施形態においては、装着手段38が凹部38a、この凹部38aの両側それぞれに配置された雌ねじ部38b、及び、この雌ねじ部38b、38bそれぞれに両端38d、38dをネジ止めする半リング部材38cであるように説明したが本発明はこれに限定されない。他の各種の装着手段を採用することが可能である。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
本発明の第一実施形態であるローアングルズームレート装置を装着したENGカメラの側面図である。 本発明の第一実施形態であるENGカメラのローアングルズームレート装置の斜視図である。 図2に示したローアングルズームレート装置の側面図である。 図2に示したローアングルズームレート装置の背面図である。 本発明の第一実施形態であるローアングルズームレート装置の使用例を説明するための図である。 従来例を説明するための図である。
符号の説明
10…ENGカメラ、12…カメラ装置、14…レンズ装置、20…グリップ装置、21…グリップ本体、22…前側グリップ支持体、22a…前側固定部、22b…前側支持部、23…後側グリップ支持体、23a…後側固定部、23b…後側支持部、30…ローアングルズームレート装置、31…筒状体、31a…一端面、31b…端子、31c…他端面、32…箱状体、32a…一端面、32b…スイッチ、32c…傾斜面、32d…スイッチ、33…ズームレート装置本体、34…サムリング操作部、34a…凹部、35…半円筒体、35a…切り欠き部分、36…サムリング、37…板体、38…装着手段、38a…凹部、38b…雌ねじ部、38c…半リング部材、38d…端部、C…コントロールケーブル

Claims (3)

  1. グリップ本体と、
    カメラ装置上面から上方に延びて前記グリップ本体の前端に連続した前側支持部と、
    前記カメラ装置上面から上方に延びて前記グリップ本体の後端に連続した後側支持部と、
    を備えたカメラ装置用グリップ装置に着脱自在に装着されるローアングルズームレート装置において、
    ズームレート装置本体と、
    前記ズームレート装置本体に正逆回転可能に装着されており、正逆回転させられることにより前記カメラ装置に装着されたレンズ装置のズームモータを制御するための指示を与えるサムリングと、
    前記サムリングに設けられており、前記グリップ本体を把持した手の親指により前記サムリングを正逆回転させるように操作されるサムリング操作部と、
    前記サムリング操作部を前記前側支持部の略軸線上に位置させた状態で、前記ズームレート装置本体を前記カメラ装置用グリップ装置に着脱自在に装着する装着手段と、
    を備え
    前記装着手段は、前記ズームレート装置本体を前記前側支持部に着脱自在に装着すると共に、前記グリップ本体と前記前側支持部との接続部分であるコーナー部分に前記グリップ本体を把持した手の人差し指が位置するスペースが形成されるように、形成されていることを特徴とするローアングルズームレート装置。
  2. 前記グリップ本体を把持した手の親指で操作されることによりオンオフされるスイッチをさらに備えており、
    前記スイッチは、前記グリップ本体を把持した手の親指の到達可能範囲であって前記サムリング操作部の前方かつ上方に位置するズームレート装置本体部分に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のローアングルズームレート装置。
  3. グリップ本体と、
    カメラ装置上面から上方に延びて前記グリップ本体の前端に連続した前側支持部と、
    前記カメラ装置上面から上方に延びて前記グリップ本体の後端に連続した後側支持部と、
    を備えたカメラ装置用グリップ装置に着脱自在に装着されるローアングルズームレート装置において、
    ズームレート装置本体と、
    前記ズームレート装置本体に正逆回転可能に装着されており、正逆回転させられることにより前記カメラ装置に装着されたレンズ装置のズームモータを制御するための指示を与えるサムリングと、
    前記サムリングに設けられており、前記グリップ本体を把持した手の親指により前記サムリングを正逆回転させるように操作されるサムリング操作部と、
    前記サムリング操作部を前記前側支持部の略軸線上に位置させた状態で、前記ズームレート装置本体を前記カメラ装置用グリップ装置に着脱自在に装着する装着手段と、
    前記グリップ本体を把持した手の親指で操作されることによりオンオフされるスイッチと、
    を備え、
    前記スイッチは、前記グリップ本体を把持した手の親指の到達可能範囲であって前記サムリング操作部の前方かつ上方に位置するズームレート装置本体部分に配置され
    前記装着手段は、前記グリップ本体と前記前側支持部との接続部分であるコーナー部分に前記グリップ本体を把持した手の人差し指が位置するスペースが形成されるように、形成されていることを特徴とするローアングルズームレート装置。
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