JP4834308B2 - レーザパルス送受光装置及びこのレーザパルス送受光装置の制御方法 - Google Patents

レーザパルス送受光装置及びこのレーザパルス送受光装置の制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、レーザ光の変調機能の向上を目的としたレーザパルス送受光装置及びこのレーザパルス送受光装置の制御方法に関する。
レーザパルス送受光装置にあっては、パルスレーザ光の変調機能の向上が強く求められている。そこで、パルスレーザ光を所定の周波数に変調する場合に、パルスレーザ光の位相調整を行う手法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平11−194375号公報。
ところで、上記手法では、パルス繰り返し周波数と変調周波数との差が小さい場合に、精度良くレーザ光を変調することができない。
そこで、この発明の目的は、パルス繰り返し周波数と変調周波数との差が小さい場合であっても、精度良くレーザ光を変調し得るレーザパルス送受光装置及びこのレーザパルス送受光装置の制御方法を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するために、以下のように構成される。
一定のパルス繰り返し周波数のレーザ光を放射する送光手段と、放射するレーザ光を変調する変調器と、レーザ光の回転目標体からの反射光を受光する受光手段と、この受光手段による受光信号を周波数領域の信号に変換し、周波数成分を分析する周波数分析手段と、この周波数分析手段により得られた周波数に基づいて、送光手段で発生されるレーザ光のパルス繰り返し周波数と変調器の変調周波数と変調パターンのパルス幅(デューティ比)を制御する制御手段とを備えるようにしたものである。制御手段は、周波数分析手段により得られるレーザ反射光の周波数に基づいて、レーザ反射光の受光時に得られるレーザ反射光と同じ周波数になるように、レーザ光のパルス繰り返し周波数を制御することを特徴とする。
この構成によれば、レーザ光の反射光の受光信号から周波数分析結果に基づいて、放射すべくレーザ光のパルス繰り返し周波数変調器の変調周波数と変調パターンのパルス幅(デューティ比)を制御して、変調することで、レーザ光の所要変調周波数に応じて精度良くレーザ光を変調することができる。
制御手段は、レーザ反射光を受光し、周波数分析手段によって得られる周波数と同じ周波数となるように、変調パターンのパルス幅及びレーザ光のパルス繰り返し周波数を変更することを特徴とする。
この構成によれば、レーザ光のパルス繰り返し周波数と変調周波数との差をなくすように、さらに精度良くレーザ光を変調することができる。
以上詳述したようにこの発明によれば、パルス繰り返し周波数と変調周波数との差が小さい場合であっても、精度良くレーザ光を変調し得るレーザパルス送受光装置及びこのレーザパルス送受光装置の制御方法を提供することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わるレーザパルス送受光装置の構成を示すブロック図である。図1において、光学装置11は、ジンバル機構12によって左右方向及び上下方向に回動自在に支持され、内部にレーザ送信器111、一対の反射鏡112a,112b、光学系レンズ113、光検出器114を備える。
上記レーザ送信器111から出射されたPRF(パルス繰り返し周波数)が一定のレーザ光は、一対の反射鏡112a,112bを介して光学系レンズ113で集光され、所定方向に向けて照射される。その反射光は、光学系レンズ113を介して光検出器114に入射される。一対の反射鏡112a,112bのうちいずれか一方は、詳細は図示しないが、一定範囲で角度制御が可能となっており、この反射鏡112a,112bの角度制御により送信レーザ光を走査することが可能となっている。
上記レーザ送信器111から基準信号発生器14で生成される基準信号に基づいて出力されるパルスレーザ光は、変調器13により変調される。また、光検出器114の受光信号は、増幅器15で増幅された後、周波数分析器16に供給される。
周波数分析器16は、増幅器15の出力信号を周波数領域の信号に変換し、周波数成分を分析し、回転目標体の周波数を抽出するもので、その出力はレーザ送信制御器17に供給される。
レーザ送信制御器17は、周波数分析器16により抽出された周波数と同じ周波数となるようにレーザ送信器111から出力されるレーザ光のPRFと変調器13の変調周波数を制御する。また、変調パターンのパルス幅(デューティ比)を変更するように変調器13を制御する。
次に、上記構成において、以下にその特徴となる処理動作について説明する。
まず、パルスのレーザ光を精度良く変調できない原因を、CW(連続)発振のレーザ光の変調を例に説明する。図2は、CWレーザの光出力の例を示し、図3は変調パターンを示し、図4はCWレーザ光が変調パターンで変調された場合のレーザ変調光のパターンを示している。
ここで、CWレーザの場合に、変調パターンとほぼ同等の周波数の変調をレーザ光に印加することができる。つまり、レーザ変調光の分解能は、変調パターン(周波数)の分解能に依存することになる。
続いて、パレスレーザの変調について説明する。
図5は、パルスレーザの光出力の例を示し、図6は変調パターンを示し、図7はパルスレーザ光が変調パターン(周波数)で変調された場合のパルスレーザ光のパターンを示している。
図7に示すように、変調パターン(周波数)とレーザ変調光パターン(周波数)は一致しない。これは、パルスレーザのPRFと変調周波数にほとんど差が無いために生ずる。しかも、変調パターンの周波数を微小に変えたとしても分解能が低いため、変調光の周波数は変わらない場合がある。
例えば15kHzのPRFであるパルスレーザ光を2kHzの変調パターンにより変調した場合に、変調パターンの透過期間250μs内にパルス繰り返し時間66μsのレーザ光は変調の1周期にレーザ光は3パルス射出し、次の3パルスはチョッピングされ、次の3パルスは射出することになる。つまり、レーザ変調光の変調周波数は変調パターンの周波数ではなく、射出するレーザ光の数とPRFによって決まる。例えば、3パルス射出する場合は、2525Hzとなり、4パルス射出する場合は、1894Hzとなる。
そこで、本実施形態では、周波数分析器16において、増幅器15の出力からレーザ反射光の変調パターン(周波数)を抽出する。そして、レーザ送信制御器17において、変調パラメータのパルス内、つまり透過期間内のレーザ光射出数を求め、このレーザ光射出数になるように、図8に示す如く、変調周波数及び変調パターンのパルス幅(デューティ比)とPRFとを変えて、所要の変調周波数の変調レーザ光を生成するように、基準信号発生器14及び変調器13を制御する。これにより、図9に示す如く、変調周波数の精度を格段に向上できる。
例えば、PRF15kHzのレーザ光を1.2kHzで変調したい場合に、PRFを14401Hzにし、変調パターンの時間幅を417μsから417μs以上486μs以下に設定すれば、変調パターンの間に6発のレーザ光が射出され、その変調周波数は1200.1Hzとなり、ほぼ所要の周波数となる。
以上のように上記実施形態では、周波数分析器16において、レーザ反射光の受光信号を周波数領域の信号に変換し、周波数成分を分析し、目標体の周波数を抽出し、レーザ送信制御器17において目標体の周波数にレーザ光を変調できるように、レーザ光のPRFと変調器13の変調周波数(パターン)と変調パターンのパルス幅(デューティ比)を判定し、この判定結果に基づいて、レーザ送信器111から放出されるレーザ光のPRFと変調器13の変調周波数(変調パターン)と変調パターンのパルス幅(デューティ比)を制御する。このため、変調周波数に応じて精度良くレーザ光を変調することができる。
また、上記実施形態では、レーザ送信制御器18において、レーザ光のPRFと変調周波数との差をなくすように、変調器13を制御して変調パターンのパルス幅(デューティ比)を変更するようにしているので、さらに精度良くレーザ光を変調することができる。
なお、この発明は上記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば周波数分析器16及びレーザ送信制御器17をソフトウェアで構成するようにしてもよい。
図10は、周波数分析機能及びレーザ送信制御機能を有するマイクロコンピュータとしての信号処理部を備えたレーザパルス送受光装置を示すブロック構成図である。なお、図10において、図1と同一部分には同一符号を付して示す。
信号処理部21は、図11に示すような制御処理を実行する。
この制御処理を開始すると信号処理部21は、レーザ光の初期PRFを設定してレーザ送信器111からレーザ光を放出させる(ステップST11a)。
続いて、信号処理部21は、増幅器15の出力を入力すると(ステップST11b)、この出力から目標体の周波数を抽出し(ステップST11c)、この目標体の周波数からPRFと変調周波数との差をなくすように、変調器13及び基準信号発生器14を制御してPRF及び変調周波数及び変調パターンの時間幅(デューティ比)の変更を行う(ステップST11d)。
以上のように上記他の実施形態によってもこの発明を実施することができる。特に、各処理がソフトウェアにより実現できるので、構成が簡単になり、小型化に寄与することができる。
その他、レーザパルス送受光装置の構成、レーザ光のPRFと変調周波数及び変調パターンのパルス幅(デューティ比)の変更処理手順や処理内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
この発明の一実施形態に係わるレーザパルス送受光装置の構成を示すブロック図。 CWレーザの光出力の例を示す特性図。 変調パターンを示す特性図。 CWレーザ光が変調パターンで変調された場合のレーザ変調光のパターンを示す特性図。 パルスレーザの光出力の例を示す特性図。 変調パターンを示す特性図。 パルスレーザ光が変調パターンで変調された場合のレーザ変調光のパターンを示す特性図。 同実施形態において、レーザ光のPRF及び変調周波数及び変調パターンのパルス幅(デューティ比)を変更するために示す特性図。 同実施形態において、レーザ光のPRF及び変調周波数及び変調パターンのパルス幅(デューティ比)を変更した後の特性図。 この発明の他の実施形態に係わるレーザパルス送受光装置の構成を示すブロック図。 図10に示した信号処理部の動作を説明するために示すフローチャート。
符号の説明
11…光学装置、12…ジンバル機構、13…変調器、14…基準信号発生器、15…増幅器、16…周波数分析器、17…レーザ送信制御器、21…信号処理部、111…レーザ送信器、112a,112b…反射鏡、113…光学系レンズ、114…光検出器。

Claims (4)

  1. 一定のパルス繰り返し周波数のレーザ光を放射する送光手段と、
    放射するレーザ光を変調する変調器と、
    前記変調器により変調されたレーザ光の回転目標体からの反射光を受光する受光手段と、
    この受光手段による受光信号を周波数領域の信号に変換し、周波数成分を分析する周波数分析手段と、
    この周波数分析手段により得られるレーザ反射光の変調周波数に合わせるべく、前記送光手段で発生されるレーザ光のパルス繰り返し周波数を変更する制御手段とを具備したことを特徴とするレーザパルス送受光装置。
  2. 前記制御手段は、前記周波数分析手段による分析結果からレーザ反射光の変調パターンのパルス内で前記送光手段から放射されるレーザ光のパルス数を求め、このレーザ光のパルス数に一致するように、前記送光手段を制御して前記送光手段で発生されるレーザ光のパルス繰り返し周波数を変更することを特徴とする請求項1記載のレーザパルス送受光装置。
  3. 前記制御手段は、前記周波数分析手段による分析結果からレーザ反射光の変調パターンのパルス内で前記送光手段から放射されるレーザ光のパルス数を求め、このレーザ光のパルス数に一致するように、前記送光手段及び前記変調器を制御して前記送光手段で発生されるレーザ光のパルス繰り返し周波数を変更することを特徴とする請求項1記載のレーザパルス送受光装置。
  4. 一定のパルス繰り返し周波数のレーザ光を放射する送光器と、放射するレーザ光を変調する変調器と、前記変調器により変調されたレーザ光の回転目標体からの反射光を受光する受光器とを備えるレーザパルス送受光装置で使用される制御方法において、
    前記受光器による受光信号を周波数領域の信号に変換して周波数成分を分析し、
    この周波数分析により得られたレーザ反射光の変調周波数に合わせるべく、前記送光器で発生されるレーザ光のパルス繰り返し周波数を変更することを特徴とするレーザパルス送受光装置の制御方法。
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