JP4833925B2 - 消防用ホース - Google Patents
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Description
(1)ジャケットにゴムまたは合成樹脂の内張りが施されている消防用ホースにおいて、該ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在し、かつ、該重心が偏って存在している該外周側一方向に直角にホース中心をとおる分割線で2分割したときに、(重心がある側の重量:重心のない側の重量=1.03〜1.3:1)の重量比構成にされ、かつ、ホース厚さは全周囲で均一に形成されてなることを特徴とする消防用ホース。
(2)ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在している構造が、該横断面におけるホース全周囲の10%〜30%の領域で重量が他の部分よりも重く形成されていることにより形成されているものであることを特徴とする上記(1)記載の消防用ホース。
(3)ジャケット外周がホース長手方向に沿って設けられている一本の縦色線を有するものであり、該縦色線が、前記重心が外周側一方向に偏って存在している該外周側一方向の線上に存在していることを特徴とする上記(1)または(2)記載の消防用ホース。
(4)ジャケット外周がホース長手方向に沿って設けられている一本の縦色線を有するものであり、該縦色線が、前記重心が外周側一方向に偏って存在している該外周側一方向と直角な線上に存在していることを特徴とする上記(1)または(2)記載の消防用ホース。
(5)ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在している構造が、該横断面におけるホース全周囲の一部の領域で重量が他の部分よりも重く形成されていることにより形成されているものであり、かつ、ジャケット外周において、該重量が他の部分よりも重く形成されている領域と該他の部分との境界の付近に、ホース長手方向に沿って延在する境界色線が設けられていることを特徴とする上記(1)から(4)のいずれかに記載の消防用ホース。
(6)ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在している構造が、前記ジャケットが織物を用いて構成され、かつ該織物の織糸密度がホース周方向にそって部分的に変更されていることにより形成されているものであることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の消防用ホース。
(7)ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在している構造が、前記ジャケットに内張りされるゴムまたは合成樹脂の比重がホース周方向にそって部分的に変更されていることにより形成されているものであることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の消防用ホース。
(8)ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在している構造が、前記ジャケットに内張りされているゴムまたは合成樹脂の層が、ホース内表面上において、ホース長さ方向に延在するリブ高さ0.3〜2mmの複数本のリブを有し、該リブの存在ピッチがホース周方向にそって部分的に変更されていることにより形成されているものであることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の消防用ホース。
(9)ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在している構造が、前記ジャケットがその外周において合成樹脂が含浸され該合成樹脂によって被覆された構造を有し、該合成樹脂の含浸被覆量がホース周方向にそって部分的に変更されていることにより形成されているものであることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれかに記載の消防用ホース。
(10)ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在している構造が、上記(5)〜(9)から選ばれた2以上の組合せ構造により形成されているものであることを特徴とする上記(1)〜(9)のいずれかに記載の消防用ホース。
重心Wがある側の重量:重心Wのない側の重量=1.03〜1.3:1 ……(a)
中でも、該織物の織密度をホース周方向にそって部分的に変更させることにより、重心が偏って存在するようにすることは、比較的簡単であり好ましい態様である。
図1と図2に示した態様で、下記の織糸使いにて筒状織物を製織してジャケットを製造し、さらに合成樹脂の内張りを行い、本発明にかかる消防用ホース(ホース呼称65:内径約65mm)を製造した。
消防用ホースの厚さは、全周にわたり0.5cm間隔位置での厚さを実測したところ、最厚部で2.0mm、最薄部で2.1mmであった。
図3と図4に示した態様で、下記の織糸使いにて筒状織物を製織してジャケットを製造し、さらに合成樹脂の内張りを行い、本発明にかかる消防用ホースを製造した。
消防用ホースの厚さは、全周にわたり0.5cm間隔位置での厚さを実測したところ、厚部で2.0mm、最薄部で2.1mmであった。
2 ジャケット
3 ゴムまたは合成樹脂の内張り
4 縦色線
5 境界色線
W 重心
C ホース中心点
L 重心Wが偏って存在している外周側一方向に直角でかつホース中心点Cを通る分割線
T ホース厚さ
D 重心Wが外周側一方向に偏って存在している該方向
A 「折り耳」付近を示した領域
M おす金具
F めす金具
Claims (10)
- ジャケットにゴムまたは合成樹脂の内張りが施されている消防用ホースにおいて、該ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在し、かつ、該重心が偏って存在している該外周側一方向に直角にホース中心をとおる分割線で2分割したときに、(重心がある側の重量:重心のない側の重量=1.03〜1.3:1)の重量比構成にされ、かつ、ホース厚さは全周囲で均一に形成されてなることを特徴とする消防用ホース。
- ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在している構造が、該横断面におけるホース全周囲の10%〜30%の領域で重量が他の部分よりも重く形成されていることにより形成されているものであることを特徴とする請求項1記載の消防用ホース。
- ジャケット外周がホース長手方向に沿って設けられている一本の縦色線を有するものであり、該縦色線が、前記重心が外周側一方向に偏って存在している該外周側一方向の線上に存在していることを特徴とする請求項1または2記載の消防用ホース。
- ジャケット外周がホース長手方向に沿って設けられている一本の縦色線を有するものであり、該縦色線が、前記重心が外周側一方向に偏って存在している該外周側一方向と直角な線上に存在していることを特徴とする請求項1または2記載の消防用ホース。
- ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在している構造が、該横断面におけるホース全周囲の一部の領域で重量が他の部分よりも重く形成されていることにより形成されているものであり、かつ、ジャケット外周において、該重量が他の部分よりも重く形成されている領域と該他の部分との境界の付近に、ホース長手方向に沿って延在する境界色線が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の消防用ホース。
- ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在している構造が、前記ジャケットが織物を用いて構成され、かつ該織物の織糸密度がホース周方向にそって部分的に変更されていることにより形成されているものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の消防用ホース。
- ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在している構造が、前記ジャケットに内張りされるゴムまたは合成樹脂の比重がホース周方向にそって部分的に変更されていることにより形成されているものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の消防用ホース。
- ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在している構造が、前記ジャケットに内張りされているゴムまたは合成樹脂の層が、ホース内表面上において、ホース長さ方向に延在するリブ高さ0.3〜2mmの複数本のリブを有し、該リブの存在ピッチがホース周方向にそって部分的に変更されていることにより形成されているものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の消防用ホース。
- ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在している構造が、前記ジャケットがその外周において合成樹脂が含浸され該合成樹脂によって被覆された構造を有し、該合成樹脂の含浸被覆量がホース周方向にそって部分的に変更されていることにより形成されているものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の消防用ホース。
- ホースの長手方向に直角な横断面上において、重心が外周側一方向に偏って存在している構造が、請求項5〜9から選ばれた2以上の組合せ構造により形成されているものであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の消防用ホース。
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