JP4833611B2 - 溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼及びその製造方法 - Google Patents
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すなわち、ビルや事務所、住居、立体駐車場等の建築物に上記の鋼材を用いた場合には、火災時における安全性を確保するため、十分な耐火被覆を施すことが義務付けられており、建築関連諸法令では、火災時に鋼材温度が350℃以上にならないように規定されている。
この様な規定がなされた理由は、上記の鋼材では、350℃程度で強度が常温の2/3程度になり、必要な強度を下回るためである。このため、鋼材を建造物に利用する場合、火災時において鋼材の温度が350℃に達しないように耐火被覆を施して利用される。そのため、鋼材費用に対して耐火被覆工費が高額となり、建設コストが大幅に上昇することが避けられない。
しかしながら、これらの鋼材の多くは、Mo、Nb、Cr等の金属を多量に添加しているため、経済性、溶接性、ガス切断性に問題がある。
また、鋼中に含有される成分の炭素当量、すなわち、Ceq=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14にて表される炭素当量を0.30%以上と高く設定した鋼材も提案されている(例えば、特許文献8〜10参照)が、同様に経済性、溶接性、ガス切断性に問題がある。
これらの例のように、600℃程度の高温強度を確保した鋼は、すでに上市されているが、他の使用性能である溶接性、ガス切断性に劣った鋼材であった。さらに、添加する金属のコストの観点から、経済性についても問題があった。
しかしながら、本発明者等が提案した高張力耐火鋼においても、その実施例で示している通り、常温の引張強さが概ね低めである。例えば、JISに規定される建築構造用圧延鋼材SN490として見た場合、この高張力耐火鋼として例示された中にも規格最小引張強度である490MPaを下回るものが18例中5例存在し、また、490MPaを上回る場合でも、その余裕は小さく、厚手材でも工業的に安定して強度を確保することは困難であった。
また、CやMoの添加量を低減しかつNbやBを複合添加した耐火鋼では、溶接性及びガス切断性については問題がないものの、常温の引張強さが概ね低めであり、特に、厚手材で強度を工業的に安定して確保することが困難であるという問題点があった。
鋼材の降伏強度は、一般に450℃近傍から急激に低下する。その理由は、温度上昇に伴って活性化エネルギーが低下し、転位のすべり運動に対して低温では有効であった抵抗が無効となるためである。高温強度を向上させるには、Mo、Nbの複合添加により高温にて安定な炭窒化物の析出を促進するとともに、固溶したMoおよびNbにより転位回復の遅延を図ることが効果的である。また、ミクロ組織をベイナイト主体とすることにより転位密度を増大させることも有効で、高価でガス切断性を劣化させるMo添加量の低減が期待される。しかし、ベイナイトは比較的低温で変態する硬質組織であるため、常温・高温強度バランス上、その組織分率の適正制御が重要なポイントとなる。
そこで、合金成分を必要以上に高めることなくベイナイト組織を得る方法としては、圧延後加速冷却(水冷)する方法がある。しかし、その変態温度で特性が大きく変化するベイナイトを、加速冷却(水冷)で組織分率とともに安定的に制御することは、必ずしも容易ではない。
かつ、N−Ti/3.4≦0.0002%であり、
さらに、Ceq=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14にて表される炭素当量が0.30%以下であり、
残部が鉄および不可避不純物からなり、
ミクロ組織が、ベイナイトの組織分率が70%以上であり、ポリゴナルまたは擬ポリゴナルフェライトとパーライトの組織分率が27%以下であることを特徴とする溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼。
(3) さらに、質量%で、Ni:0.05〜1.0%、Cu:0.05〜1.0%、Cr:0.05〜0.5%、V:0.01〜0.10%の群から選択された1種または2種以上を含有してなることを特徴とする(1)または(2)に記載の溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼。
(9) 1100℃以下における累積圧下量を30%以上60%以下とすることを特徴とする(7)または(8)に記載の溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼の製造方法。
したがって、600℃における高温強度に優れ、溶接性及びガス切断性にも優れ、さらには経済性にも優れ、しかも、厚手でも安定して490MPa級の高張力を確保することができる鋼材を提供することができる。
なお、この実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために詳細に説明するものであるから、特に指定の無い限り、本発明を限定するものではない。
質量%で、C:0.04〜0.08%、Si:0.50%以下、Mn:0.10〜1.00%、P:0.020%以下、S:0.015%以下、Mo:0.10〜0.50%、Nb:0.01〜0.15%、B:0.0003〜0.0030%、Al:0.060%以下、Ti:0.005〜0.030%、N:0.0060%以下を含有し、
かつ、N−Ti/3.4≦0.0002%であり、
さらに、Ceq=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14にて表される炭素当量が0.30%以下であり、
残部が鉄および不可避不純物からなるものである。
Cは、鋼材の特性に最も顕著な効果を及ぼすもので、狭い範囲に制御されなければならない。このCの含有量の範囲を上記の様に限定した理由は、Cの含有量が0.04質量%未満では厚手材の強度の安定確保が困難となる。一方、Cの含有量が0.08質量%を超えるとミクロ組織、引いては材質の冷速依存性が大きくなり安定製造が困難となる。すなわち、圧延終了後の冷却速度が過大の場合は、ベイナイト分率の増加や変態温度の必要以上の低下により強度が超過(靭性も劣化)となり、逆に冷却速度が過小の場合は、ベイナイト分率が低下して強度が不足するからである。また、一般的に知られるように、Cは溶接性に最も顕著に影響を及ぼし、多く添加すると溶接性を劣化させるため、上限を0.08質量%に限定した。
Nbの含有量の範囲は、0.01〜0.15質量%が好ましく、より好ましくは0.01〜0.10質量%である。ここで、含有量が0.01質量%未満では、600℃での高温時の析出強化および転位回復抑制の効果が小さく、また、0.15質量%を超えると、添加量に対し効果の度合いが減少し、経済的にも好ましくなく、また、溶接熱影響部の靭性も低下するからである。
この量的関係は、好ましくはN−Ti/3.4≦0質量%であるが、本願発明において必須元素であるNbも(炭)窒化物を形成することなどもあって、本願発明者らの実験事実に基づき、工業生産上のばらつきも考慮して決定したものである。
上述した基本成分に、これらの元素を添加する主たる目的は、本発明鋼の優れた特徴を損なうことなく、強度、靭性などの特性を向上させるためである。したがって、その含有量は自ずと制限されるべき性質のものである。
さらに、質量%で、Ni:0.05〜1.0%、Cu:0.05〜1.0%、Cr:0.05〜0.5%、V:0.01〜0.10%の群から選択された1種または2種以上を含有してなることが好ましい。
さらに、質量%で、Ca:0.0005〜0.004%、希土類元素(以下、REMと略記する):0.0005〜0.004%、Mg:0.0001〜0.006%の群から選択された1種または2種以上を含有してなることが好ましい。
この溶接割れ感受性組成(PCM)は、炭素当量同様、低いほど溶接性が優れ、通常、溶接割れ感受性組成(PCM)が0.22質量%以下であれば、溶接時の予熱が不要とされている。その上で、溶接性に優れる本発明の特徴をより明確に主張するため、溶接割れ感受性組成(PCM)をより一層低い0.18質量%以下に限定した。
このミクロ組織は、ベイナイトを主体とする組織であることが第一要件である。ベイナイトは、多種多様な中間段階変態組織の総称として用いられることも多く、それを明確に規定することは困難である。このため、本発明においては、ベイナイト以外の定義の明確な組織、すなわち、ポリゴナルまたは擬ポリゴナルフェライトとパーライトの組織分率を限定した。
すなわち、鋼板の最終圧延方向の板厚断面方向1/4厚位置において、最終変態組織の旧オーステナイト粒径を平均円相当直径で120μm以下に限定する。これは、旧オーステナイト粒径が組織とともに靭性に大きな影響を及ぼすためで、特に本発明のようなMo−Nb−B複合添加鋼において靭性を高めるためには、旧オーステナイト粒径を小さく制御することは重要かつ必須である。
本発明の製造方法としては、次の(1)、(2)の2つの方法がある。
(1) 本発明の溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼の鋼成分からなる鋼片または鋳片を、1100〜1300℃の温度範囲にて再加熱し、次いで、1100℃以下における累積圧下量を30%以上70%以下として850℃以上の温度にて圧延し、その後放冷する方法。
(2) 本発明の溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼の鋼成分からなる鋼片または鋳片を、1100〜1300℃の温度範囲にて再加熱し、次いで、1100℃以下における累積圧下量を30%以上70%以下として850℃以上の温度にて圧延し、その後800℃から650℃まで0.3℃/秒以上の冷却速度にて冷却する方法。
また、1100℃以下における累積圧下量は、30%以上60%以下とすることがより好ましい。
鋼片または鋳片の加熱温度はMo、Nb、Ti、Vをできるだけ固溶状態とするために高い温度が望ましいが、加熱時のオーステナイトの粗大化は、圧延、冷却後の最終組織をも粗大となる傾向にあり、母材の靭性を劣化させる。このため、母材靭性確保の観点から1100〜1300℃に限定した。
加速冷却(水冷)する場合、0.3℃/秒以上の冷却速度を確保できるような水量密度にする必要があることは言うまでもないが、水冷ノズルの配置、形式などそれぞれの製造ライン特有のローカリティーがあるため、本発明では、あえて、水量密度ではなく冷却速度を用いることとした。
なお、本発明鋼を製造後、脱水素などの目的でAc1変態点以下の温度に再加熱しても、本発明鋼の特徴は何ら損なわれることはない。
まず、転炉により、表1に示す様々な組成の鋼スラブを溶製し、次いで、厚板工場において表2に示す条件にて加熱−圧延−冷却を施し、表2に示す板厚(35〜100mm)の厚鋼板を作製した。
このとき、圧延後加速冷却(水冷)を施した鋼板は、板厚中心部の800℃から650℃までの計算冷却速度が0.3℃/秒以上となるように、適宜板厚に応じた水量密度を設定した。
その後、実施例1〜15及び比較例16〜21各々の鋼板について、表2に示す母材組織、機械的性質、溶接熱影響部靭性、ガス切断粗さの評価をおこなった。
母材の機械的性質としては、鋼板の圧延方向に直角な方向から採取した引張試験片により常温における降伏強さと引張強さ、600℃における降伏強さを、また、鋼板の圧延方向から採取した2mmVノッチシャルピー衝撃試験片により延性・脆性破面遷移温度(vTrs(℃))を測定した。
ガス切断面粗さについては、日本溶接協会規格WES2801「ガス切断面の品質基準」に準拠して判定し、等級「1」の場合を良(○)、等級「2」以下の場合を不良(×)と評価した。
表1に鋼組成を示し、表2に鋼板の製造方法及び諸特性を示す。
一方、比較例16〜21は、本発明の組成範囲、製造条件等を逸脱しているために、実施例1〜15と比較して強度、靭性などの母材基本特性や溶接熱影響部靭性、ガス切断性などが明らかに劣っていた。
Claims (9)
- 質量%で、C:0.04〜0.08%、Si:0.50%以下、Mn:0.10〜1.00%、P:0.020%以下、S:0.015%以下、Mo:0.10〜0.50%、Nb:0.01〜0.15%、B:0.0003〜0.0030%、Al:0.060%以下、Ti:0.005〜0.030%、N:0.0060%以下を含有し、
かつ、N−Ti/3.4≦0.0002%であり、
さらに、Ceq=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14にて表される炭素当量が0.30%以下であり、
残部が鉄および不可避不純物からなり、
ミクロ組織が、ベイナイトの組織分率が70%以上であり、ポリゴナルまたは擬ポリゴナルフェライトとパーライトの組織分率が27%以下であることを特徴とする溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼。 - ポリゴナルまたは擬ポリゴナルフェライトとパーライトの組織分率が17%以下であることを特徴とする請求項1に記載の溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼。
- さらに、質量%で、Ni:0.05〜1.0%、Cu:0.05〜1.0%、Cr:0.05〜0.5%、V:0.01〜0.10%の群から選択された1種または2種以上を含有してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼。
- さらに、質量%で、Ca:0.0005〜0.004%、希土類元素:0.0005〜0.004%、Mg:0.0001〜0.006%の群から選択された1種または2種以上を含有してなることを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載の溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼。
- PCM=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/60+Cr/20+Mo/15+V/10+5Bにて表される溶接割れ感受性組成が、質量%で0.18%以下であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼。
- 旧オーステナイト粒の平均円相当径が120μm以下であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項記載の溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼。
- 請求項1、請求項3〜5のいずれか1項記載の鋼成分からなる鋼片または鋳片を、1100〜1300℃の温度範囲にて再加熱し、次いで、1100℃以下における累積圧下量を30%以上70%以下として850℃以上の温度にて圧延し、その後放冷することを特徴とする溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼の製造方法。
- 請求項1、請求項3〜5のいずれか1項記載の鋼成分からなる鋼片または鋳片を、1100〜1300℃の温度範囲にて再加熱し、次いで、1100℃以下における累積圧下量を30%以上70%以下として850℃以上の温度にて圧延し、その後800℃から650℃まで0.3℃/秒以上の冷却速度にて冷却することを特徴とする溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼の製造方法。
- 1100℃以下における累積圧下量を30%以上60%以下とすることを特徴とする請求項7または8に記載の溶接性及びガス切断性に優れた溶接構造用490MPa級厚手高張力耐火鋼の製造方法。
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