JP4832488B2 - 加湿器 - Google Patents

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Description

本発明は、加湿空気を室内の所定の箇所に供給できる加湿器に関するものである。
従来の加湿器においては、加湿方法として水槽を加熱することで発生する蒸気を送風し加湿する方法や、超音波により水を微粒子化し、これを放出する方法が知られている。いずれの方法も室内すべての領域を快適に加湿するためには、多くの電力、時間を必要とする。また、室内すべての領域を加湿すると、隣の部屋や室外との温度差により、壁や窓などに結露することが多い。このような問題点を解決するため、加湿空気をスポット的に与えるようにすることにより、加湿する水量を減少させ、消費電力を低減させ、結露も防止させる方法が考えられる。
例えば特許文献1記載の従来の加湿器は、加湿空気が第一のノズルから放出されるようにするとともに第一のノズルの外周に同軸的に第二のノズルを設定することで、吹き出した加湿空気を同軸的に取り囲み加湿空気の拡散を抑制し、対象物までスポット的に加湿する加湿器が提案されている(特許文献1参照)。
特開平4−151325号公報(第4頁左上欄、図1、図2)
従来の加湿器は、気流により加湿空気の拡散を抑制し、対象物までスポット的に加湿する。しかし、気流による加湿空気の拡散抑制には限界があり、1m以上先では、空気を届けることは可能であるが、加湿された水分はその間で気化、拡散してしまい、対象物までスポット的に加湿することは困難である。また、遠方まで届けるための気流を発生するためには、大風量の送風ファンが必要となり、装置の大型化、騒音の発生という問題が発生する。
本発明は、前記問題に鑑み、使用者が遠方にいても、装置の大型化を伴うことなく使用者の周りの空間を局所的に加湿する加湿器を提供することを目的とする。
本発明に係る加湿器は吸気口を有する本体と、この本体内に設けられた水タンクと、この水タンクからの水を受ける水受部と、この水受部の給水口を介して前記水受部から供給された水を加熱する蒸発皿と、この蒸発皿内から加熱によって発生する水蒸気を案内する蒸気案内筒と、前記本体の吸気口から空気を取り込む送風ファンと、この送風ファンから送られる空気を案内する空気案内筒と、前記蒸気案内筒内を通過する水蒸気の粒子径を拡大する超音波を放射する超音波素子と、粒子径が拡大された水蒸気を含む前記蒸気案内筒からの水蒸気と前記空気案内筒からの空気を混合させ外部に放出する吹出口と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、使用者が遠方にいても、加湿器の大型化を伴うことなく使用者の周りの空間を局所的に加湿することができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における加湿器の縦断面図であり、図2は超音波素子の拡大図である。
加湿器は、合成樹脂で成形され側面に吸気口10を設けた本体1内に、水タンク2が設けられ、水タンク2に落水口4とこの落水口4を開閉する止水弁30を有するタンクキャップ3が取り付けられている。また、水タンク2内から落水口4を通って供給され、タンクキャップ3により一定水位に保持される水を受ける水受部5が設けられている。水受部5の下部には、逆止弁機構16が設けられている。逆止弁機構16は、上部に広口部を有し、側面の導入口、下部に狭口部が設けられた断面略漏斗状の保持体である球体保持体18と、ステンレスで形成された球体17から構成されている。また、水受部5の逆止弁機構16の給水口27に、ホース19を介して接続され、水受部5から供給された水を加熱体8の加熱により水蒸気を発生させる蒸発皿6aが設けられ、蒸発皿6aの上方には水蒸気を上方に案内する蒸気案内筒9aが設けられている。また、蒸気案内筒9aの下には、蒸発皿6aの湯量を減らすための耐熱水性樹脂で成形された円錐台形状の湯量低減部材7が設けられており、結果として蒸発皿6a内に湯量低減部材7が介在することになる。また、湯量低減部材7の外周には、湯量低減部材7の形状に倣った形状の蒸発残渣吸着体13が配設されている。蒸気案内筒9aの上部には、吸気口10から送風ファン11により取り込まれ、送出された空気を案内する空気案内筒12が設けられ、また、蒸気案内筒9aから送られてきた蒸気と空気案内筒12より送られる送風を混合させ、蒸気を外部に放出する本体から突出したノズル状の吹出口15が設けられている。蒸気案内筒9aの側面には、超音波素子14が設置され、吹出口15の近傍に人体の位置を検知するセンサ20が設置される。
超音波素子14は、超音波を発生する素子部24、所定の角度で曲げられた管であり素子部24から発生した超音波を振動板に伝える曲がり部23、ホーン22、蒸気案内筒9a内の空間に超音波を伝搬する振動板21からなるホーン型振動子となっている。本実施の形態1では、曲がり部23の曲がり角度を90度と、振動板に対して平行に設定した。こうすることにより、設置スペースを縮小できる。本実施の形態1では、曲がり部23の曲がり角度を90度としたが、加湿器の設置スペースに応じて、角度を変えることが可能である。振動板21は、蒸気案内筒9aに平面を向けることで、空間に超音波を伝搬する。その面積により超音波空間の容積が決定するため、大きいほうが良いが、加湿器の蒸気案内筒9aの容積に応じて、大きさは決定される。振動板21は金属が望ましいが、平面をもった樹脂でも良い。また、本実施の形態1では、超音波素子14は、ホーン型振動子を採用したが、スピーカでも良い。
次に、上記の構成からなる実施の形態1の動作について説明する。
水タンク2を本体1にセットすると、水タンク2内の水はタンクキャップ3に備えられている落水口4を通って水受部5に供給されタンクキャップ3により一定水位に保持される。水受部5の下部の逆止弁機構16は、通常運転時には、球体17の自重により逆止弁18が開かれ、水受部5の水はホース19を通って蒸発皿6aへ水が供給される。
蒸発皿6a内の水位は水受部5の水位と同水位で、蒸発皿6aの底面より50〜60mmの高さに保持される。そして、蒸発皿6a内には湯量低減部材7があるため、蒸発皿6a内の湯量は湯量低減部材7がない場合に比べ絶対量を減らすことができる。また、蒸発皿6a内の水を蒸発させることにより発生する蒸発残渣は湯量低減部材7の外周に設けられた蒸発残渣吸着体13に吸着される。
蒸発皿6a内の水が加熱体8により加熱されて発生した水蒸気は、蒸気案内筒9aにより上方に案内される。このとき、蒸気案内筒9a内の水蒸気は、発生直後は、粒径0.3〜1μmとなっている。蒸気案内筒9a内には、超音波素子14から発生する超音波により、超音波空間が生成されており、その超音波空間を水蒸気が通過するとき、水蒸気は凝集し、粒径1〜3μmに拡大される。一方、吸気口10からの空気が送風ファン11により蒸気案内筒9aの上部の空気案内筒12に案内されている。そして、空気案内筒12に案内された空気と、蒸気案内筒9aにより上方に案内されさらに超音波により拡大されて大粒子化した水蒸気とが混合され、吹出口15から外部に放出される。
この吹出口15は方向を変えられるように構成されており、吹出口15の上部には、人体の位置を検知するセンサ20が設置されている。このセンサ20の出力により、図示しない制御手段が人体位置を検知すると、吹出口15の方向、送風ファン11の回転数を変化させる。センサ20は、赤外線センサ等となっており、人体までの距離、位置を感知する。人体の位置を検知することで、その方向に吹出口15を向ける。また、人体までの距離を感知することで、送風ファン11の回転数を変化させる。例えば、人体までの距離が近い場合は、送風ファン11の回転数は少なくし、人体までの距離が遠い場合は、送風ファン11の回転数を多くする。さらに、室内全体を加湿する場合は、吹出口15の方向を定期的に変化させ、送風ファン11の回転数も定期的に変化させることで、室内全体を均一に加湿することが可能となる。
図3は本発明の実施の形態1における超音波空間での凝集の概要を示す図であり、図4は加熱蒸気の粒子径別の個数変化である。図3に示すように、蒸気案内筒9a内では、超音波素子14から発生する超音波により、超音波空間が生成されている。超音波空間とは、超音波素子から発生する疎密波の存在する空間を示す。その空間に存在する粒子は、疎の空間から密の空間に移動し、密の空間で小さい粒子同士が集まり、凝集して、粗大化する。蒸気案内筒9a内では、粒径0.3〜1μmの水蒸気が、粗大化し、粒径1〜3μmに拡大される。このとき使用する超音波は、20kHz以上の周波数、140Pa以上の音圧が必要である。図4は、超音波空間での加熱蒸気の粒子径別の個数変化を示す。超音波をかけることで、粒径1〜3μmの粒子が増加することがわかる。加熱蒸気は、粒子径が小さい場合、すぐに気化してしまい、吹出口15近傍のみの加湿となる。従って、遠方は加湿できない。粒子径が大きい場合、気化するまで時間がかかるため、遠方まで水蒸気を搬送して加湿することが可能となる。
以上より、本発明は、蒸気案内筒9a内で超音波素子14から発生する超音波により、加熱蒸気の粒子を粗大化することで、送風ファン11の風に蒸気を乗せて遠方まで加湿することが可能となる。また、吹出口15をノズル状にしたことで、遠方まで蒸気を吹出すことが可能となる。また、超音波素子14は、振動板に対して平行に設置され、曲がり部を介して接続されたホーン型振動子、スピーカを使用することで、省スペースで蒸気案内筒9a内に超音波空間を形成可能となる。さらに、人体の位置を検知するセンサにより、人体の位置を検知し、吹出口の方向、ファン回転数を変化させることで、人体の存在位置のみを加湿することが可能となり、加湿する水量を減少させ、消費電力を低減させ、結露も防止させることが可能となる。本発明により、吹出口の方向、ファン回転数を変化させ、室内全体を均一に加湿することも可能となり、この場合も加湿する水量を減少させ、消費電力を低減させ、結露も防止させることが可能となる。
図5は本発明の実施の形態1の制御に関する構成を示すブロック図である。図5に示すように制御ブロックは、吹出口15と吹出口駆動手段151、送風ファン11と送風ファン駆動手段111、センサ20、およびこれらと接続された制御手段40を備えている。
吹出口駆動手段151は、制御手段40の制御の下に吹出口15の方向を回転駆動するもので、モータおよびギヤやシャフトなどの伝達機構から構成されている。また、送風ファン駆動手段111は、制御手段40の制御の下に送風ファン11の回転数を駆動するもので、ステッピングモータやプーリなどの伝達手段から構成されている。
図6は本発明の実施の形態1における制御手段の動作を示すフローチャートである。
次に、実施の形態1における制御手段の動作を図1、図5及び図6を用いて説明する。
加湿器の図示しない電源スイッチがユーザによって投入されると、加湿器の制御手段40は起動され、人体の位置を検知するセンサ20から検知情報を取得し(ステップS61)、取得したセンサ検知情報に基づいて人の位置を推定し、吹出口15の方向を人の存在する位置の方向へ向けるように決定する。また、人の存在する位置までの距離を演算し、算出結果に基づいて、送風ファンの強さ即ち、回転数を決定する(ステップS62)。次に、制御手段40は、吹出口15を決定した方向まで移動させるように吹出口駆動手段151を制御する。同時に、制御手段40は、送風ファン11を決定した回転数方向まで上昇させるように送風ファン駆動手段111を制御する(ステップS63、S64)。そして、吹出口15の方向が決定した方向に到達し、且つ送風ファン11の回転数が決定した回転数に到達したら、
制御手段40は、吹出口駆動手段151を制御して吹出口15を停止させ、送風ファン駆動手段111を制御して送風ファン11を停止させる(ステップS65)。そして再びステップS61へ戻り、センサからの情報の取得以降の動作を繰り返す。
実施の形態2.
図2〜図6はこの実施の形態2でも用いられ、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
図7は本発明の実施の形態2における加湿器の縦断面図である。図7において、図1と同符号は同一または相当部分である。異なる部分は、蒸発皿6aの代わりにトレイ6bが設けられており、その底に超音波素子31が設けられ、上記案内筒9aの代わりに水滴案内筒9bが設けられていることである。なお、超音波素子31はトレイ水霧化手段を構成する。
加湿器は、合成樹脂で成形され側面に吸気口10を設けた本体1内に、水タンク2が設けられ、水タンク2に落水口4とこの落水口4を開閉する止水弁30を有するタンクキャップ3が取り付けられている。また、水タンク2内から落水口4を通って供給され、タンクキャップ3により一定水位に保持される水を受ける水受部5が設けられている。水受部5の下部には、逆止弁機構16が設けられている。逆止弁機構16は、上部に広口部を有し、側面の導入口、下部に狭口部が設けられた断面略漏斗状の保持体である球体保持体18と、ステンレスで形成された球体17から構成されている。また、水受部5の逆止弁機構16の給水口27に、ホース19を介して接続され、水受部5から供給された水を超音波素子31により霧化させるトレイ6bが設けられ、トレイ6bの上方には霧化した水滴を上方に案内する水滴案内筒9bが設けられている。また、水滴案内筒9bの下には、トレイ6bの水量を減らすための円錐台形状の水量低減部材7が設けられており、結果としてトレイ6b内に水量低減部材7が介在することになる。また、水量低減部材7の外周には、水量低減部材7の形状に倣った形状の残渣吸着体13が配設されている。水滴案内筒9bの上部には、吸気口10から送風ファン11により取り込まれ、送出された空気を案内する空気案内筒12が設けられ、また、水滴案内筒9bから送られてきた水滴と空気案内筒12より送られる送風を混合させ、水滴を外部に放出する本体から突出したノズル状の吹出口15が設けられている。水滴案内筒9bの側面には、超音波素子14が設置され、吹出口15の近傍に人体の位置を検知するセンサ20が設置される。超音波素子14は、実施の形態1と同じ形状である。
次に、上記の構成からなる実施の形態2の動作について説明する。
水タンク2を本体1にセットすると、水タンク2内の水はタンクキャップ3に備えられている落水口4を通って水受部5に供給されタンクキャップ3により一定水位に保持される。水受部5の下部の逆止弁機構16は、通常運転時には、球体17の自重により逆止弁18が開かれ、水受部5の水はホース19を通ってトレイ6bへ水が供給される。
トレイ6b内の水位は水受部5の水位と同水位で、トレイ6bの底面より50〜60mmの高さに保持される。そして、トレイ6b内には水量低減部材7があるため、トレイ6b内の水量は水量低減部材7がない場合に比べ絶対量を減らすことができる。また、トレイ6b内の水を霧化させることにより発生する残渣は湯量低減部材7の外周に設けられた残渣吸着体13に吸着される。
トレイ6b内の水が超音波素子31により霧化されて発生した水滴は、水滴案内筒9bにより上方に案内される。このとき、水滴案内筒9b内の水滴は、発生直後は、粒径0.3〜1μmとなっている。水滴案内筒9b内には、超音波素子14から発生する超音波により、超音波空間が生成されており、その超音波空間を水滴が通過するとき、水滴は凝集し、粒径1〜3μmに拡大される。一方、吸気口10からの空気が送風ファン11により水滴案内筒9bの上部の空気案内筒12に案内されている。そして、空気案内筒12に案内された空気と、蒸気案内筒9bにより上方に案内されさらに超音波により拡大されて大粒子化した水蒸気とが混合され、吹出口15から外部に放出される。
吹出口15の上部には、人体の位置を検知するセンサ20が設置されている。このセンサ20の出力により、図示しない制御手段が人体の位置を検知すると、吹出口15の方向、送風ファン11の回転数を変化させる。センサ20は、赤外線センサ等となっており、人体までの距離、位置を感知する。人体の位置を検知することで、その方向に吹出口15を向ける。また、人体までの距離を感知することで、送風ファン11の回転数を変化させる。例えば、人体までの距離が近い場合は、送風ファン11の回転数は少なくし、人体までの距離が遠い場合は、送風ファン11の回転数を多くする。さらに、室内全体を加湿する場合は、吹出口15の方向を定期的に変化させ、送風ファン11の回転数も定期的に変化させることで、室内全体を均一に加湿することが可能となる。
以上より、本発明は、水滴案内筒9b内で超音波素子14から発生する超音波により、水滴の粒子を粗大化することで、送風ファン11の風に水滴を乗せて遠方まで加湿することが可能となる。また、吹出口15をノズル状にしたことで、遠方まで水滴を吹出すことが可能となる。また、超音波素子14は、振動板に対して平行に設置され、曲がり部を介して接続されたホーン型振動子、スピーカを使用することで、省スペースで水滴案内筒9b内に超音波空間を形成可能となる。さらに、人体の位置を検知するセンサにより、人体の位置を検知し、吹出口の方向、ファン回転数を変化させることで、人体の存在位置のみを加湿することが可能となり、加湿する水量を減少させ、消費電力を低減させ、結露も防止させることが可能となる。本発明により、吹出口の方向、ファン回転数を変化させ、室内全体を均一に加湿することも可能となり、この場合も加湿する水量を減少させ、消費電力を低減させ、結露も防止させることが可能となる。
本発明の実施の形態1における加湿器の縦断面図である。 本発明の実施の形態1における超音波素子の拡大図である。 本発明の実施の形態1における超音波空間での凝集の概要を示す図である。 本発明の実施の形態1における加熱蒸気の粒子径別の個数変化である。 本発明の実施の形態1、2の制御に関する構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における制御手段の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における加湿器の縦断面図である。
符号の説明
1 本体、2 水タンク、3 タンクキャップ、4 落水口、5 水受部、6a 蒸発皿、6b トレイ、7 湯量低減部材(水量低減部材)、8 加熱体、9a 蒸気案内筒、9b 水滴案内筒、10 吸気口、11 送風ファン、12 空気案内筒、13 蒸発残渣吸着体(残渣吸着体)、14 超音波素子、15 吹出口、16 逆止弁機構、17 球体、18 球体保持体、19 ホース、20 センサ、21 振動板、22 ホーン、23 曲がり部、24 素子部、27 給水口、30 止水弁、31 超音波素子、40 制御手段、111 送風ファン駆動手段、151 吹出口駆動手段。

Claims (10)

  1. 吸気口を有する本体と、
    この本体内に設けられた水タンクと、
    この水タンクからの水を受ける水受部と、
    この水受部の給水口を介して前記水受部から供給された水を加熱する蒸発皿と、
    この蒸発皿内から加熱によって発生する水蒸気を案内する蒸気案内筒と、
    前記本体の吸気口から空気を取り込む送風ファンと、
    この送風ファンから送られる空気を案内する空気案内筒と
    記蒸気案内筒内を通過する水蒸気の粒子径を拡大する超音波を放射する超音波素子と
    粒子径が拡大された水蒸気を含む前記蒸気案内筒からの水蒸気と前記空気案内筒からの空気を混合させ外部に放出する吹出口と、
    を備えたことを特徴とする加湿器。
  2. 吸気口を有する本体と、
    この本体内に設けられた水タンクと、
    この水タンクからの水を受ける水受部と、
    この水受部の給水口を介して前記水受部から供給された水を貯めるトレイと、
    このトレイ内の水を超音波により霧化させるトレイ水霧化手段と、
    このトレイ内から前記トレイ水霧化手段により霧化された水滴を案内する水滴案内筒と、
    前記本体の吸気口から空気を取り込む送風ファンと、
    この送風ファンから送られる空気を案内する空気案内筒と
    記水滴案内筒を通過する水滴の粒子径を拡大する超音波を放射する超音波素子と、
    粒子径が拡大された水滴を含む前記水滴案内筒からの水滴と前記空気案内筒からの空気を混合させ外部に放出する吹出口と、
    を備えたことを特徴とする加湿器。
  3. 前記吹出口の形状は、前記本体から所定の方向に突出したノズル状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加湿器。
  4. 前記超音波素子は、超音波を発生する素子部と、前記蒸気案内筒の壁面に設けられ前記素子部からの超音波を前記蒸気案内筒内の空間に伝搬する振動板と、を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の加湿器。
  5. 前記素子部は、前記振動板に対して平行に設置され、所定の角度で曲げられた管である曲がり部を介して前記振動板に接続されることを特徴とする請求項4に記載の加湿器。
  6. 前記超音波素子はホーン型振動子であることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の加湿器。
  7. 前記超音波素子はスピーカであることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の加湿器。
  8. 前記吹出口は方向可変であり、
    人体の位置を検知するセンサと、
    制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記センサの出力に基づいて前記吹出口の方向と、前記送風ファンの回転数の少なくとも一方を変化させることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の加湿器。
  9. 前記センサは赤外線センサであることを特徴とする請求項8に記載の加湿器。
  10. 前記吹出口は方向可変であり、
    室内全体を均一に加湿するように前記吹出口の方向、前記送風ファンの回転数を所定のルールに基づいて変化させる制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の加湿器。
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