JP4832363B2 - 減圧弁 - Google Patents

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Description

本発明は流体供給源から供給される圧力流体を所定の設定圧力に調圧して流体圧作動機器に導出する減圧弁に関する。
流体供給源である空気圧源から供給される圧縮空気を所定の設定圧力に調圧して空気圧シリンダ等の空気圧作動機器に導出するためにレギュレータとも言われる減圧弁が使用されている。この減圧弁は、例えば、特許文献1に記載されるように、圧縮空気が供給される一次側ポートと空気圧作動機器が接続される二次側ポートとが形成されたハウジング本体と、ハウジング本体に取り付けられるキャップと、キャップに対向してハウジング本体に取り付けられるボンネットとからなるハウジングを有している。ハウジング内には一次側ポートと二次側ポートとを連通させる弁孔を開閉する弁体が装着されるとともに、二次側ポートに連通するダイヤフラム室とばね室とを仕切るダイヤフラムが弁体に対向して取り付けられている。ダイヤフラムには弁体に取り付けられたステムの先端が当接しており、二次側ポートの圧力に応じてダイヤフラムにより弁体の開度が調整されて二次側の流体が設定圧に調圧される。
ハウジング内にはダイヤフラムに対向してばね受け部材が設けられており、このばね受け部材とダイヤフラムとの間には調圧ばねが配置されている。ばね受け部材にねじ結合された調整ねじ軸をハンドルにより回転させて調圧ばねのばね力を変化させると、二次側ポートに流出する流体の設定圧を変化させることができる。
特開平10−268943号公報
減圧弁が使用されるときには、減圧弁はハウジングの部分にねじ止めされる環状ナットによりブラケット等の取付部材に締結されるようになっている。取付部材には環状ナットがねじ結合するようにハウジングに形成された雌ねじの外径に対応した貫通孔が形成されており、減圧弁を取付部材に取り付けるときには貫通孔内にハウジングを挿入した状態で環状ナットがハンドル側からハウジングに装着され、減圧弁を取付部材から外す際には環状ナットを緩めてハンドル側から取り外される。このように環状ナットのハウジングに対する装着操作と取り外し操作つまり着脱操作を行う際には、環状ナットはハンドル側からハウジングに着脱されるようになっており、ハンドルの外径は環状ナットの内径よりも小さく設定されている。
したがって、ハウジング内に外径の大きな調圧ばねを組み込むために、ハウジングの外径を大きくすると、これに取り付けられるハンドルの外径を取付部材の貫通孔の内径よりも大きくしなければならなくなる。ハンドルの外径を貫通孔の内径よりも大きくし、環状ナットの内径よりも大きくすると、減圧弁に取付部材を着脱する際には、ハンドルをハウジングから取り外す必要がある。ハンドルを取り外す際には、ハンドルがハウジングから簡単には外れない強度でハウジングに固定されているので、手作業により強い外力をハンドルに加える必要がある。このため、ハンドルの取り外しを慎重に行う必要があるとともに、取り外し時にハンドルを強く引きすぎて飛ばしてしまうことがあり、ハンドルの着脱操作は容易ではない。
本発明の目的は、減圧弁のハンドルの着脱操作を容易に行い得るようにすることにある。
本発明の減圧弁は、一次側ポートから流入し二次側ポートに流出する流体の圧力を設定圧に調圧するダイヤフラムが設けられた減圧弁であって、前記ダイヤフラムに対向して組み込まれたばね受け部材と前記二次側ポートから流出する流体の圧力を設定する調圧ばねとが組み込まれるハウジングと、前記ばね受け部材にねじ結合され、前記ばね受け部材を介して前記調圧ばねのばね力を調整する調整ねじ軸と、前記調整ねじ軸に着脱自在に設けられる端壁部および当該端壁部と一体となった円筒部を有し、前記調整ねじ軸を回転させるハンドルと、前記ハウジングに形成された雄ねじ部にねじ結合され、前記ハウジングに形成された突き当て面との間で取付部材を締結する環状ナットと、前記ハンドルに設けられ、前記ハウジングの外周面に環状に形成された抜け止め溝に係合して前記ハンドルの取り外し時における前記ハンドルの抜けを規制する爪片と、前記環状ナットに設けられ、前記環状ナットを前記ハウジングから外すときに前記爪片を径方向外方に押し広げて前記爪片と前記抜け止め溝との係合を解除する解放スリーブとを有することを特徴とする。
本発明の減圧弁において、前記ハンドルは前記調整ねじ軸に着脱自在に装着される端壁部と、前記ハウジングの外周面に対向する円筒部とを有し、当該円筒部の内側に前記爪片を設けることを特徴とする。
本発明の減圧弁において、前記ハンドルは前記調整ねじ軸に着脱自在に装着される端壁部と、前記ハウジングの外周面に対向する円筒部とを有し、当該円筒部に切り欠き部を設けて前記円筒部に前記爪片を形成することを特徴とする。
本発明の減圧弁は、前記ハンドルを前記調整ねじ軸に対して装着した状態のもとで前記爪片が係合する位置決め溝を前記抜け止め溝と前記雄ねじ部との間に形成することを特徴とする。
本発明によれば、減圧弁により調圧される流体の圧力を調整するためのハンドルをハウジングから取り外す際には、減圧弁を取付部材に固定するための環状ナットを緩めて環状ナットに設けられた解放スリーブにより爪片と抜け止め溝との係合を解除することができるので、ハンドルに対して強い力を加えることなく、容易にハンドルを減圧弁から取り外すことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である減圧弁を示す正面図であり、図2は図1の拡大断面図であり、図3〜図5は減圧弁のハンドルの取り外し手順を示す一部省略断面図である。
図1および図2に示すように、減圧弁はハウジング11を有しており、ハウジング11はハウジング本体12と、これに取り付けられるキャップ13と、キャップ13に対向してハウジング本体12に取り付けられる段付き円筒形状のボンネット14とにより構成されている。ハウジング本体12には流体圧供給源としての圧縮空気供給源に連通される一次側ポート15と、空気圧シリンダ等の流体圧作動機器に連通される二次側ポート16とが図2に示すように同軸状となって形成されており、一次側ポート15と二次側ポート16とを連通させる弁孔17が両ポート15,16の中心軸に対して直角方向を向いてハウジング本体12に形成されている。弁孔17はキャップ13に対向する開口部を有しており、ハウジング本体12には弁孔17の開口部側に弁座18が形成されている。
弁孔17内に軸方向に移動自在に装着されたステム20には、キャップ13内に軸方向に往復動自在に装着される弁体21が取り付けられており、弁体21は弁座18に接触してこれを閉じる状態と、弁座18から離れてこれを開く状態とに作動する。弁体21はステム20が取り付けられる円筒部21aとこの円筒部21aと一体になったフランジ部21bとを有しており、フランジ部21bには弁座18に接触するゴム製のシール部材22が設けられている。キャップ13はハウジング本体12に形成された雌ねじにねじ結合する雄ねじが設けられた円筒形状の取付部13aと、これと一体になり弁体21の円筒部21aが摺動自在に嵌合するガイド孔が形成されたガイド筒部13bとを有し、取付部13aとガイド筒部13bは端壁部13cにより一体となっており、ガイド筒部13bは端壁部13cにより外部から閉じられている。ガイド筒部13bの内周面には、弁体21の円筒部21aに形成された環状溝に組み込まれるシール部材23が接触しており、円筒部21aの内面と一次側ポート15および二次側ポート16との間はシール部材23によりシールされている。キャップ13の取付部13aとガイド筒部13bとの間のスペースには圧縮コイルばねからなる弁ばね24が組み込まれている。この弁ばね24は一方の端面が弁体21のフランジ部21bの外面に当接し、他方の端面がキャップ13の端壁部13cに当接しており、弁体21に対して弁座18を閉じる方向のばね力を加えるようになっている。弁体21と弁ばね24とにより弁組立体25が構成されている。
ハウジング本体12とこれにねじ結合されるボンネット14とによりゴム製のダイヤフラム26が挟み付けられた状態となって装着されており、このダイヤフラム26によりボンネット14内部のばね室27とハウジング本体12側のダイヤフラム室28とに区画されている。ダイヤフラム室28はハウジング本体12に設けられたパイロット孔31により二次側ポート16に連通している。ばね室27はボンネット14に形成されたブリードポート32により外部に連通されており、ばね室27は大気圧状態となっている。ダイヤフラム26の中心部にはダイヤフラム室28とばね室27とを連通させるリリーフ孔33が形成されており、ステム20の当接面がダイヤフラム26に接触するとリリーフ孔33はステム20により閉塞され、ダイヤフラム26がステム20から離れるとリリーフ孔33は開放される。
ボンネット14は、ハウジング本体12の連結用の円筒部12aの内側にねじ結合される連結用の大径筒部14aと、この大径筒部14aと一体になりこれよりも小径の円筒形状の本体筒部14bと、この本体筒部14bの端部に一体となった端壁部14cとを有しており、大径筒部14aの開口部側に形成された雄ねじを円筒部12aに形成された雌ねじにねじ結合することによりボンネット14はハウジング本体12に取り付けられる。
端壁部14cには調整ねじ軸34が回転自在に装着されており、この調整ねじ軸34の雄ねじ35にはばね受け部材36がねじ結合されている。ダイヤフラム26に固定された金属製のディスク37とばね受け部材36との間には圧縮コイルばねが調圧ばね38として装着され、この調圧ばね38によりダイヤフラム26には弁体21を弁座18から開放する方向のばね力が加えられている。なお、ディスク37の中心部にはリリーフ孔33に対応して貫通孔が形成されている。
このような構造の減圧弁においては、二次側ポート16の圧力が低下すると、これに連通するダイヤフラム室28の圧力が低下し、調圧ばね38によってダイヤフラム26およびステム20を介して弁体21は弁座18から離れる方向に駆動されて弁体21は開いた状態になり、弁体21の開度はダイヤフラム室28の圧力に応じて変化する。したがって、二次側ポート16の圧力が調圧ばね38のばね力により設定される設定圧よりも低い圧力となると、弁孔17を介して一次側ポート15から二次側ポート16に圧縮空気が流れて二次側ポート16に導出される圧縮空気の圧力は高められる。
一方、二次側ポート16に導出される圧縮空気の圧力が設定圧よりも高くなると、ダイヤフラム室28の圧力により調圧ばね38が収縮してダイヤフラム26がステム20の当接面から離れることになり、二次側ポート16に導出された圧縮空気はダイヤフラム室28からリリーフ孔33を介してばね室27内に流入しブリードポート32から排出される。このように弁体21の開閉と、リリーフ孔33の開閉によって二次側ポート16に導出される圧縮空気の圧力は、調圧ばね38のばね力により設定された圧力に維持される。二次側ポート16の圧力を検出するための圧力センサを取り付けるためのセンサポート39が図1に示すように、ハウジング本体12に二次側ポート16に連通して形成されている。
図2に示すように、調整ねじ軸34には樹脂製のハンドル41が着脱自在に装着されており、ハンドル41は調整ねじ軸34に取り付けられる端壁部41aと、これに一体に設けられボンネット14の本体筒部14bよりも大径の円筒部41bとを有している。したがって、ハンドル41を介して調整ねじ軸34を回転させてばね受け部材36を軸方向に移動させると、調圧ばね38の伸縮量が調整される。これにより、この伸縮量に応じてダイヤフラム26に加えられるばね力が調整され、二次側ポート16から導出される二次側圧力の設定圧が調整される。
ボンネット14の大径筒部14aには減圧弁を据え付け部材に取り付けるために取付部材としてのブラケット42が取り付けられるようになっている。ブラケット42は本体筒部14bに嵌合する貫通孔43が形成された水平部42aと、これに対して直角に折り曲げられた垂直部42bとを有している。ブラケット42の水平部42aは大径筒部14aの突き当て面44に突き当てられ、ボンネット14の本体筒部14bの外周面に形成された雄ねじ45にねじ結合される雌ねじを有する環状ナット46と突き当て面44との間で水平部42aが締め付けられてブラケット42はボンネット14に取り付けられるようになっている。環状ナット46がねじ結合される雄ねじ45は、ボンネット14の本体筒部14bに形成されており、ハンドル41の円筒部41bは本体筒部14bよりも大径となっているので、環状ナット46の内径はハンドル41の円筒部41bよりも小径となっている。
ハンドル41の端壁部41aには調整ねじ軸34の突出端部34aに着脱自在に嵌合されるボス部47が設けられている。突出端部34aはその横断面形状が四角形となっており、ボス部47も突出端部34aに対応して四角形となっている。これにより、ハンドル41を回転させると調整ねじ軸34が回転されることになるとともに、ハンドル41を外方に向けて引っ張り力を加えるとハンドル41を調整ねじ軸34から取り外すことができる。ただし、突出端部34aの外周面の形状としては四角形に限られず、六角形等の多角形としても良く、突出端部34aを断面円形としてその外周面にスプラインを形成するようにしても良く、ハンドル41と一体に回転するとともにハンドル41が調整ねじ軸34から取り外すことができるのであれば、突出端部34aとボス部47の構造はどのような結合構造としても良い。
ボンネット14の本体筒部14bの外周面には抜け止め溝51が環状に形成されており、この抜け止め溝51はボンネット14の閉塞端側の径方向の係合面51aと、この係合面51aに対向しボンネット14の開口端に向けて径が大きくなるように傾斜したテーパ面51bとにより形成されている。この抜け止め溝51に隣り合ってこの抜け止め溝51と雄ねじ45の間には位置決め溝52が形成されており、この位置決め溝52は相互に対向するとともにそれぞれ径方向外方に向かうに従って広がるように傾斜したテーパ面52a,52bにより形成されている。
ハンドル41の端壁部41aにはハンドル41の円周方向に等間隔となって4本の爪片53が一体に設けられており、それぞれの爪片53は円筒部41bの内側を円筒部41bとの間に隙間を隔てて軸方向に伸びている。それぞれの爪片53は棒状部53aとその先端に設けられた爪部53bとを有し、爪部53bの先端面には傾斜面55が設けられ、この傾斜面55の反対側には端壁部41aに対向して径方向を向いた係合面56が設けられている。爪片53の本数は4本に限られず、任意の本数とすることができる。
環状ナット46にはその端面からハンドル41に向けて突出して解放スリーブ57が環状に設けられており、解放スリーブ57の先端面は爪部53bの傾斜面55と対向するようになっている。
図2は減圧弁にブラケット42が取り付けられた状態を示している。ブラケット42を減圧弁から取り外すには、環状ナット46をボンネット14から取り外すことになる。環状ナット46の内径はハンドル41の円筒部41bの外径よりも小さいので、ブラケット42を減圧弁から取り外すには、環状ナット46を外すために、ハンドル41をボンネット14から取り外す必要がある。ハンドル41をボンネット14から取り外すために、ハンドル41を外方に向けて引っ張ると、ボス部47が突出端部34aに対して摺動するとともに、爪片53の爪部53bが位置決め溝52のテーパ面52aに沿って滑りながら位置決め溝52から外れた後に、爪部53bは抜け止め溝51に入り込む。この引っ張り移動に際しては、爪部53bがテーパ面52aに接触するので、作業者は比較的小さな引っ張り力を加えるだけでハンドル41を軸方向にずらすことができる。
図3はこのようにして爪片53の爪部53bが抜け止め溝51に入り込んだ状態を示す。爪部53bが抜け止め溝51に入り込んだ状態のもとでは、ハンドル41をさらに引っ張っても、爪部53bの係合面56が抜け止め溝51の係合面51aに突き当たるので、ハンドル41を強く引っ張ってもボンネット14から取り外すことはできない。そこで、図4に示すように、環状ナット46の雄ねじ45に対するねじ結合を解いた状態のもとで、環状ナット46をハンドル41に向けて移動させると、環状ナット46の解放スリーブ57が爪部53bの傾斜面55に接触して爪片53の棒状部53aを径方向外方に弾性変形させて爪部53bと抜け止め溝51との係合が解除される。したがって、この状態のもとでハンドル41に比較的弱い引っ張り力を加えれば、ハンドル41を調整ねじ軸34から取り外すことができる。
図5はこのようにしてハンドル41を調整ねじ軸34から取り外すとともに、環状ナット46をボンネット14から取り外した状態を示し、これらを取り外すと、ブラケット42をボンネット14から取り外すことができる。
図6は本発明の他の実施の形態である減圧弁を示す正面図であり、図7〜図9は図6に示す減圧弁のハンドルの取り外し手順を示す一部省略断面図である。これらの図においては、前述した減圧弁と共通する部材には同一の符号が付されている。
図6〜図9に示す減圧弁はハンドル41の構造が前述した減圧弁と相違しているが、他の部分の構造は前述した減圧弁と同一である。
ハンドル41にはその開口端側から端壁部41aに向けて伸びる切り欠き部58が形成されており、ハンドル41の円筒部41bのうち2つの切り欠き部58の間の部分が爪片53となっている。それぞれの爪片53は切り欠き部58の間の円筒部41bにより形成される棒状部53aと爪部53bとを有し、爪部53bの先端面には傾斜面55が形成され、その反対側には係合面56が形成されている。
したがって、図6に示すように、減圧弁にブラケット42が取り付けられた状態のもとでは、ブラケット42は環状ナット46と突き当て面44との間で締め付けられており、ブラケット42を減圧弁から取り外す際には、まず、ハンドル41をボンネット14から取り外すことになる。このために、ハンドル41を外方に向けて引っ張ると、図7に示すように、ボス部47が突出端部34aに対して摺動するとともに、爪片53の爪部53bが位置決め溝52のテーパ面52aに沿って滑りながら位置決め溝52から外れ、爪部53bは抜け止め溝51に入り込む。
爪部53bが抜け止め溝51に入り込んだ状態のもとでは、ハンドル41をさらに引っ張っても、爪部53bの係合面56が抜け止め溝51の係合面51aに突き当たるので、ハンドル41を強く引っ張ってもボンネット14から取り外すことはできない。そこで、図8に示すように、環状ナット46の雄ねじ45に対するねじ結合を解くことにより環状ナット46をハンドル41に向けて移動させたり、ねじ結合を解いた状態のもとで環状ナット46をハンドル41に向けて移動させると、環状ナット46の解放スリーブ57が爪部53bの傾斜面55に接触して爪片53の棒状部53aを径方向外方に弾性変形させて爪部53bと抜け止め溝51との係合が解除される。したがって、この状態のもとでハンドル41に比較的弱い引っ張り力を加えれば、ハンドル41を調整ねじ軸34から取り外すことができる。
図9はこのようにしてハンドル41を調整ねじ軸34から取り外すとともに、環状ナット46をボンネット14から取り外した状態を示し、これらを取り外すと、ブラケット42をボンネット14から取り外すことができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上述した減圧弁は圧縮空気を作動流体としてこれを空気圧作動機器に減圧して供給するために使用されているが、窒素ガス等の他の流体を作動媒体とする減圧弁に対しても本発明を適用することができる。
本発明の一実施の形態である減圧弁を示す正面図である。 図1の拡大断面図である。 ハンドルを取り外す際に爪部が抜け止め溝に係合した状態を示す一部省略断面図である。 ハンドルを取り外す際に解放スリーブにより爪部と抜け止め溝との係合を解いた状態を示す一部省略断面図である。 取付部材を減圧弁から取り外した状態を示す一部省略断面図である。 本発明の他の実施の形態である減圧弁を示す正面図である。 ハンドルを取り外す際に爪部が抜け止め溝に係合した状態を示す一部省略断面図である。 ハンドルを取り外す際に解放スリーブにより爪部と抜け止め溝との係合を解いた状態を示す一部省略断面図である。 取付部材を減圧弁から取り外した状態を示す一部省略断面図である。
符号の説明
11 ハウジング
12 ハウジング本体
13 キャップ
14 ボンネット
15 一次側ポート
16 二次側ポート
26 ダイヤフラム
27 ばね室
28 ダイヤフラム室
34 調整ねじ軸
36 ばね受け部材
38 調圧ばね
41 ハンドル
42 ブラケット(取付部材)
46 環状ナット
47 ボス部
51 抜け止め溝
51a 係合面
51b テーパ面
52 位置決め溝
52a,52b テーパ面
53 爪片
53a 棒状部
53b 爪部
55 傾斜面
56 係合面
57 解放スリーブ

Claims (4)

  1. 一次側ポートから流入し二次側ポートに流出する流体の圧力を設定圧に調圧するダイヤフラムが設けられた減圧弁であって、
    前記ダイヤフラムに対向して組み込まれたばね受け部材と前記二次側ポートから流出する流体の圧力を設定する調圧ばねとが組み込まれるハウジングと、
    前記ばね受け部材にねじ結合され、前記ばね受け部材を介して前記調圧ばねのばね力を調整する調整ねじ軸と、
    前記調整ねじ軸に着脱自在に設けられる端壁部および当該端壁部と一体となった円筒部を有し、前記調整ねじ軸を回転させるハンドルと、
    前記ハウジングに形成された雄ねじ部にねじ結合され、前記ハウジングに形成された突き当て面との間で取付部材を締結する環状ナットと、
    前記ハンドルに設けられ、前記ハウジングの外周面に環状に形成された抜け止め溝に係合して前記ハンドルの取り外し時における前記ハンドルの抜けを規制する爪片と、
    前記環状ナットに設けられ、前記環状ナットを前記ハウジングから外すときに前記爪片を径方向外方に押し広げて前記爪片と前記抜け止め溝との係合を解除する解放スリーブとを有することを特徴とする減圧弁。
  2. 請求項1記載の減圧弁において、前記ハンドルは前記調整ねじ軸に着脱自在に装着される端壁部と、前記ハウジングの外周面に対向する円筒部とを有し、当該円筒部の内側に前記爪片を設けることを特徴とする減圧弁。
  3. 請求項1記載の減圧弁において、前記ハンドルは前記調整ねじ軸に着脱自在に装着される端壁部と、前記ハウジングの外周面に対向する円筒部とを有し、当該円筒部に切り欠き部を設けて前記円筒部に前記爪片を形成することを特徴とする減圧弁。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の減圧弁において、前記ハンドルを前記調整ねじ軸に対して装着した状態のもとで前記爪片が係合する位置決め溝を前記抜け止め溝と前記雄ねじ部との間に形成することを特徴とする減圧弁。
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