JP4832273B2 - 生体認証用撮像モジュール、生体認証装置及びプリズム - Google Patents

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本発明は、生体認証用撮像モジュール、生体認証装置及びプリズムに関し、より詳しくは、小型化、薄型化に好適な生体認証用撮像モジュール等に関する。
近年、携帯電話やパーソナルコンピュータ(PC)、PDA(Personal Digital Assistant)などのパーソナル機器に搭載されるカメラ、自動車に搭載されるカメラや、監視カメラなど様々な分野で小型のカメラが搭載されている。このようなカメラに共通な要求のひとつにカメラモジュールの更なる小型化、薄型化がある。
一方、これらの機器の分野では、近年、機器の遺失や盗難等による不正使用に対するセキュリティ対策が強く望まれている。このセキュリティ対策のひとつとして、例えば、指の静脈パターンを利用した生体認証をパーソナル機器に適用する技術が期待されている。この指の静脈パターンは人により異なることから、生体認証として有効である。特に、指の静脈認証は、指紋を用いた認証のような犯罪捜査を連想させるものではないため心理的に抵抗感が少なく、また、外部から容易に観察できる生体表面の情報ではなく生体内部の特徴を利用するため偽造が困難という利点がある。
この指の静脈認証には、たとえば近赤外線が利用される。近赤外線が生体に対して透明に近い透過性を有し、且つ、血液中のヘモグロビンによって吸収される性質を有しているからである。外部から対象部位である指に近赤外線を照射し生体内から外部へ放出されて取得される画像では、生体内の筋肉組織や骨の部分が白く明るく表現され、血管部分は近赤外線を吸収して黒く暗く表現される。この明暗の相違から静脈パターンを取得し、得られた静脈パターンを予め登録された静脈パターンと比較して、本人認証を行う。
この静脈認証を例えばノートPC(ノートブック型PC)などのパーソナル機器等で実現するには、従来よりも更に小型化、薄型化した撮像モジュールの開発が望まれている。
指認証用撮像モジュールの小型化を図る技術として、特許文献1に該当する技術が従来から知られていた。
特許文献1には、近赤外線を指の側面方向から照射し放射された近赤外線を反射鏡で向きを曲げ、CCDセンサにて電気信号に変換し、認証部で二次元の画像データに変換して生体情報を取得する技術が開示されている。
特開2006−198174号公報(特に、図3)
従来の小型・薄型の指認証用撮像モジュールは、入射光をミラーで反射し撮像モジュールで撮像していたが、充分に小型化されていなかった。
ここで、本発明は、小型化、薄型化を実現した生体認証用撮像モジュールの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる生体認証用撮像モジュールは、生体を通過する光を生体に照射する光源と、生体を透過した光を取り込む入射領域を含む入射面と、入射領域から取り込んだ光を反射する複数の反射面と、反射された光を出射する出射面とを有するプリズムと、入射した光を電気信号に変換して出力する撮像素子と、プリズムの出射面を出射した光を撮像素子に結像するレンズとを含むことを特徴とする。
上記生体認証用撮像モジュールにおいて、プリズムは、入射領域から取り込まれ第一反射面にて反射した光が、入射領域を含む入射面を第二反射面として反射するように構成されていることを特徴とする。
上記生体認証用撮像モジュールにおいて、プリズムは、入射領域から取り込まれ第一反射面にて反射した光が、第二反射面の少なくとも入射領域を構成する領域において全反射されるように構成されていることを特徴とする。
上記生体認証用撮像モジュールにおいて、プリズムは、入射領域から取り込まれ第一反射面にて反射した光が、第二反射面の入射領域以外の領域に形成された反射膜により反射されるように構成されていることを特徴とする。
上記生体認証用撮像モジュールにおいて、プリズムは、第二反射面にて反射した光が、第二反射面に対向する位置に配置された第三反射面で反射し、出射面から出射するように構成されていることを特徴とする。
上記生体認証用撮像モジュールにおいて、プリズムの第一反射面は、入射領域から取り込んだ光を全反射により反射する全反射領域とプリズムの表面に形成された反射膜により反射する反射膜形成領域とを有し、光源は、生体を通過する光を全反射領域と入射領域とを介して生体に照射することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる生体認証用撮像モジュールは、生体を通過する光がプリズムの入射領域から入射しプリズム内で複数回の反射をして撮像素子に結像し、プリズムの反射面が、入射領域と撮像素子とを結ぶ光路上に配されていることを特徴とする。
上記生体認証用撮像モジュールにおいて、可視光を遮断するフィルタを更に含むことを特徴とする。
上記生体認証用撮像モジュールにおいて、フィルタにはフレネルレンズが形成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる生体認証装置は、生体を通過する光を照射する光源と、生体を透過した光を取り込む入射領域を含む入射面と、入射領域から取り込んだ光を反射する複数の反射面と、反射された光を出射する出射面とを有するプリズムと、入射した光を電気信号に変換して出力する撮像素子と、プリズムの出射面を出射した光を撮像素子に結像するレンズと、撮像素子から出力された電気信号を解析して生体の血管パターンを認識する認識手段と、生体の血管パターンを予め保持する保持手段と、認識手段にて認識された血管パターンと保持手段に保持された血管パターンとを比較して個人認証を行う認証手段とを含むことを特徴とする。
上記生体認証装置において、生体のひとつである指を所定位置に配置する指ガイドを更に含むことを特徴とする。
上記生体認証装置において、指ガイドは、光源から放出された光を指に照射する照射窓を備えていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかるプリズムは、生体を透過した光を取り込む入射領域を含む入射面と、入射領域から取り込まれた光を反射する第一反射面と、第一反射面にて反射された光を反射し、入射面を兼ねる第二反射面と、取り込まれた光を出射する出射面とを有し、第二反射面は、第一反射面にて反射された光を全反射により反射する全反射領域を含むことを特徴とする。
本発明によれば、小型化、薄型化を実現した生体認証用撮像モジュールを提供できる。
(第一の実施の形態)
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(実施の形態)について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかる生体認証用撮像モジュールの一例としての指認証用撮像モジュール1(以下「撮像モジュール」とする)を示す外観斜視図であり、図2は、本実施の形態にかかる撮像モジュール1の断面図である。
図1及び図2に示すように、撮像モジュール1は、プリズム12と、レンズユニット13と、撮像素子14と、回路基板19とが筐体10に入った構造である。そして、筐体10は、光源の一例としてのLED16と、ライトガイド17とを有している。
筐体10は、撮像モジュール1を取り囲んで保護するカバーの役割を果たしている。筐体10には、後述するプリズム12にて近赤外線を取り込む入射領域22aに対応した位置に窓部15が形成されており、窓部15の底部位置には反射を防止し、赤外光を透過し可視光の透過を遮断し、プリズム12を保護する黒色のフィルタ20が取り付けられている。また、筐体10には、LED16を備えたライトガイド17が取り付けられている。更に、筐体10には、LED16が放出する近赤外線を照射する照射窓18が形成されている。
プリズム12の入射領域22aに対応した筐体10の窓部15は、端面が斜めに形成されており(図3(b)参照)、指50が窓部15に置かれたとき、静脈を圧迫して変形しないように作用する。また、指50が窓部15に入り、縁に接触しても痛くない形状となっている。
プリズム12は、図2に示されるように、断面が略菱形の五角形である。ただし、この断面形状は図2に示される形状に限定されるものではない。第一反射面21と入射面22との境界部分を面取りした図2に示す形状だけでなく、第一反射面21と入射面22とを延長した四角形の断面としても良い。プリズム12の材質は、使用する波長領域(可視光〜近赤外線、500乃至1200nm)で透明な樹脂、又はガラスが好ましい。小型化の面では屈折率が高い方が望ましい。樹脂では、アクリル、シクロオレフィンポリマー、脂環式アクリル樹脂、透明フッ素樹脂、透明ポリイミド、エポキシ樹脂、スチレン系ポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、シリコン樹脂、ポリアミドイミド、ポリアリレート、硫黄を含有するポリスルホン、ポリエーテルスルホンなどを用いることができる。樹脂中に、二酸化ケイ素(SiO)や五酸化タンタル(Ta)などの無機粒子が分散されたものを用いても良い。ガラスでは、一般的な光学ガラスを用いることができる。
筐体10の窓部15に相対するプリズム12の面である入射面22のうち、窓部15に直接臨み指50から放出される近赤外線が入射される領域を入射領域22aという。
プリズム12の入射面22以外の面に関しては図4を用いて後述する。
レンズユニット13は、樹脂又はガラスにより構成される。レンズユニット13は、プリズム12内で反射(後述)を繰り返して放出される近赤外線を集光して、後述する撮像素子14上に結像する。レンズユニット13内には特定の狭帯域(800乃至1200nm)の近赤外光のみ透過するバンドパスフィルタ(図示省略)が設けられている。
撮像素子14は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等で構成される。撮像モジュール1の小型化、薄型化のために、1/7インチ型、好ましくは、1/7.4インチ型以下の大きさのVGAモジュールが好ましく用いられる。レンズユニット13により受光面(図示省略)に結像された近赤外線を電気信号に変換して出力する。
LED16として、生体に対して透過性を有する近赤外線を放出する発光ダイオード:LED(Light Emitting Diode)が用いられる。LED16は、小型化が可能で低消費電力で温度上昇も少ないから、近赤外線の光源として好適だからである。放出する近赤外線の波長は800乃至1000nmが好ましく、より好ましくは850乃至950nmである。
ライトガイド17は、アクリルその他の樹脂で、LED16が放出する近赤外線を透過する樹脂が好ましい。ライトガイドの材質としては、先に挙げた樹脂やガラスを組み合わせて用いることができる。
図3は、ライトガイド17を用いた近赤外線照射を説明するための図である。
図3(a)は、ライトガイド17が筐体10に取り付けられる状態を説明するための図である。
図3(a)に示すように、ライトガイド17の側端面にLED16が取り付けられている。そして、照射窓18から近赤外線を放出できるように、ライトガイド17の放射面が照射窓18側となるように筐体10に取り付けられる。LED16から放射された近赤外線は、ライトガイド17の曲背面にて反射され放射面から放射される。そして、照射窓18から窓部15側へと放射される。
図3(b)は、指50に近赤外線が照射されるときの窓部15付近の配置を説明するための断面図である。
図3(b)に示すように、ライトガイド17の放射面は、斜め上の方向(指50の奥の方向)に向いている。よって、放射される近赤外線は指50の奥へ照射される。これにより、近赤外線を指の皮下から3mm以下程度の所定範囲にある静脈に照射できる。
筐体10の照射窓18において、ライトガイド17のプリズム12側(下側)のカバーがライトガイド17の放射面よりも出張っている。これにより、ライトガイド17から放出された近赤外線が直接プリズム12内に入ることを防いでいる。なお、回路基板19自体は撮像モジュール1には直接設けず、撮像モジュール1を取り付ける製品内などに別搭載としても良い。
図2に戻って、回路基板19は、撮像素子14が出力する電気信号にノイズ除去や補正等の信号処理を施す信号処理部25(図9参照)と、信号処理部25にて信号処理された画像信号を解析して指50の静脈パターンを認識して出力する認識部26(図9参照)とを含む。回路基板19は、撮像素子14にて出力された電気信号に基づいて静脈パターンを出力する。これについては、図9に示すブロック図を用いて後述する。
以上に説明した構成を有する撮像モジュール1における光学的な配置を、図面を用いて以下に説明する。
図4は、本実施の形態にかかる撮像モジュール1の光学的な配置を説明するための図である。
LED16からライトガイド17を経て照射窓18から照射された近赤外線は、指50において拡散され反射されて、窓部15から撮像モジュール1内へと入射される。
フィルタ20を介してプリズム12の入射面22の中の窓部15に臨んだ入射領域22aから入射された近赤外線は、入射面22の対面に配された第一反射面21に当たる。この第一反射面21にはアルミ蒸着等の金属反射膜が蒸着されており、入射した近赤外線を反射する。
第一反射面21にて反射した近赤外線は、図4に示すように、入射領域22aを含む入射面22の方向へと進む。入射面22では、第一反射面21にて反射した近赤外線が、入射面22の法線方向に対して所定の角度を有して入射する。入射面22は今度は反射面として機能するため、以下、第二反射面ともいう。
入射領域22aを含む第二反射面22において、入射領域22aは近赤外線の透光性を確保するために金属蒸着等の反射膜は形成されていない。しかし、入射領域22a以外の領域は筐体10に隠れ近赤外線が透過することはない。また、第一反射面21から離れるほど入射角は小さくなる。よって、入射領域22a以外の領域では反射膜が形成されている。反射膜としては、Al,Ag,Al合金、Ag合金、Cu,Auなどの金属反射膜、若しくは屈折率の異なる透明誘電膜を積層した反射膜などが用いられる。
第一反射面21にて反射されて第二反射面22に入射した近赤外線の入射光は、プリズム12の屈折率と第二反射面22への入射角度との関係から、入射領域22aでは近赤外線を全反射する。これに対して、入射領域22a以外の領域における入射角が全反射しない角度であっても、反射膜によって反射される。そして、このように第二反射面22にて反射した近赤外線は、第二反射面22の対面に配された第三反射面23へと向かう。
この第三反射面23は、第一反射面21と同じように金属反射膜が蒸着されており、近赤外線は反射して出射面24の方向へと折り曲げられる。近赤外線は、出射面24に対して垂直に進み、出射面24を透過してレンズユニット13へ向かう。そして、レンズユニット13にて集光された近赤外線は、撮像素子14にて結像する。出射面24には反射膜は設けられていないが、不要光の入射を防止するために出射光の透過領域以外の部分に反射膜を設けても良い。
指50において、筋肉組織や骨などの近赤外線に対して透過性を有する生体組織では、近赤外線は透過又は拡散される。これに対して、例えば血液中のヘモグロビンなど近赤外線に対して吸収性を有する血管部分は近赤外線を吸収する。従って、撮像素子14で結像した画像では、血管部分は暗く、他の組織の部分は明るく表示される。撮像素子14は、結像した画像を電気信号に変換して回路基板19へ出力する。
このように、本実施の形態にかかる撮像モジュール1によれば、プリズム12が複数の反射面を有し、プリズム12内で複数回の反射を繰り返す。プリズム12の形状によって複数の反射面の配置が決まるので、複数のミラーを使って反射をする場合よりも、反射面の配置を小サイズで正確に行うことができる。これにより、撮像モジュール1を小型化、薄型化ができる。基本的に、反射面のうち、入射角の関係で全反射が不可能な領域には反射膜が形成されている。
撮像モジュール1では、長い光路長を薄いプリズム12内に折り曲げて配置できる。よって、薄型の撮像モジュール1を実現できる。本実施の形態の場合、窓部15の端部から撮像素子14の背面までの距離が約25mmのところ、約5mm厚のプリズム12で光路長の折り曲げを実現できた。
撮像モジュール1によれば、窓部15の大きさを概略20mm角としたとき、筐体10及び回路基板19を含めた厚さを10mm以下とすることができた。また、光学歪を0.7%と2%以下を実現できた。指50の静脈の位置で、被写界深度は1mm以上で、分解能30μmを実現できた。
また、透光性を有する入射領域22aを含む入射面22を第二反射面22として利用することで、光路長を折り曲げて配置することができる。
更に、入射領域22aにおいて近赤外線を全反射させるので、入射領域22aの透光性を確保しつつ反射面として利用することができる。
更にまた、入射領域22aを含む入射面22において全反射を利用できない領域に反射膜を形成することで、入射領域22aを含む第二反射面22での近赤外線の反射を確実にしている。
(他の実施の形態)
図5乃至図8は、上記実施の形態にかかる撮像モジュールの他の実施の形態を示す図である。
図5(a)は、プリズム内で4回の反射を行っている点が、図4に示す撮像モジュール1と相違する。図4に示す撮像モジュール1では入射領域22aから撮像素子14の背面までの距離を3回の反射で約5mm厚のプリズム12内に折り曲げているのに対して、図5(a)に示す応用例1では4回の反射で5mm厚のプリズム12内に折り曲げている。
図5(b)は、第三反射面23が第二反射面22に近くなっている点が、図4に示す撮像モジュール1と相違する。図5(b)に示す応用例2では4回の反射で約5mm厚のプリズム内に折り曲げている。
図5(c)は、プリズム内の反射が2回である点が、図4に示す撮像モジュール1と相違する。図5(c)に示す応用例3では2回の反射で約6mm厚のプリズム内に折り曲げている。
図6は、図2における第一反射面21の背面にLED16を配した構成の撮像モジュール30の断面図である。
撮像モジュール30では、第一反射面21で全反射を利用できる領域には金属反射膜を蒸着せず、LED16が放出する近赤外線を透過させ、第一反射面21の全反射しない領域だけに反射膜を蒸着する構成とした。具体的には第一反射面21のうちの入射領域22aに近い領域が全反射領域であり、反射膜が蒸着されていない。指50に対して側面から近赤外線を照射した図2に示した撮像モジュール1では、指50の中央付近で近赤外線の光量が不足することがあった。しかし、この図6に示す撮像モジュール30では、指50の正面付近から近赤外線を照射するので指50の中央付近における光量不足が改善される。
図7は、指の側面部を規制する指ガイド27と指の先端部を規制する指ガイド27aとを設けた撮像モジュール40を示す図である。ここで、指ガイド27aは必須のものではないが、これを設けることでより正確に指を規制でき、認識精度を向上させることができる。
撮像モジュール40では、被験者が指50を置く位置を直感的に理解することが可能となる。また、低い位置から指50に差し込む外光を遮ることができる。更に、指ガイド27に照射窓18を配することで、図1及び図2に示す撮像モジュール1に比して、撮像したい静脈に近い位置(例えば、指50の皮下から3mm以下程度の所定範囲内にある静脈)に近赤外線を照射することが可能となる。また、指50に対して均一照射が可能となる。
図8は、プリズムを用いることなく、広角レンズユニット群28だけで撮像素子14上に結像する例を示す図である。
プリズムを用いることなく撮像モジュールを薄型化する例である。画角を広くできる利点がある。この構成によっても撮像モジュール全体を7mm以内にすることができた。
この他に、図2に示すフィルタ20の表面(指50の側の面)にフレネルレンズを形成して、テレセントリック光学系を構成するようにしても良い(図示省略)。プリズム12への入射光を概略平行光にすることで、被写体位置(指)が上下しても像(静脈パターン)の大きさの変化が小さくなり、画像処理が簡単になるという利点がある。プリズム12の窓部15を含む面は全反射面として利用するのでフレネルレンズユニットを形成することはできないが、フィルタ20にフレネルレンズユニットを形成することで、プリズム12における全反射を妨げることはない。
尚、上記実施の形態では、プリズム12の反射面をすべて平面としているが、本発明はこれに限定されるものではない。反射面のいくつかを曲面で形成するようにしても良い(図示省略)。このように構成することで、レンズユニット13を省くことができ、更なる小型化が実現できる。
(指認証装置)
続いて、上述した撮像モジュール1を搭載した指認証装置100について、図面を用いて以下に説明する。
図9は、生体認証装置の一例としての指認証装置100の構成概要を示すブロック図である。この指紋認証装置100は、ノートPCなどのパーソナル機器における本人認証に適用が可能である。
図9に示すように、本実施の形態にかかる指認証装置100は、撮像モジュール1と、静脈パターンを予め保持する保持部51と、認識部26(後述)において認識された指50の静脈パターンと保持部51に予め保持されている静脈パターンとを照合して個人認証を行う認証部52とを備えて構成される。撮像モジュール1は、指50に近赤外線を照射するLED16と、指50から放出される近赤外線を取得する撮像素子14と、撮像素子14から出力される電気信号に信号処理を施す信号処理部25と、信号処理部25において信号処理された画像信号に基づいて静脈パターンを認識する認識部26とを備える。
信号処理部25は、撮像素子14と認識部26とに接続され、撮像素子14から出力された電気信号にノイズ除去や補正等の信号処理を行う。
認識部26は、信号処理部25にて信号処理された画像信号を解析して指50の静脈パターンを認識して出力する。
保持部51は、認証部52に接続されている。保持部51は、予め撮像モジュール1により撮像された複数の静脈パターンを保持している。また、後述する認証部52の指示に応じて、保持している静脈パターンを認証部52に出力する。更に、撮像モジュール1において新たに撮像し認識部26にて認識された人の指50の静脈パターンを、認識部26から取得してその人の個人情報と関連付けて保持する。
認証部52は、保持部51及び認識部26に接続されている。認証部52は、撮像モジュール1にて撮像された指50の静脈パターンと、保持部51にて予め保持されている静脈パターンとを照合して、個人認証を行う。
次に、指認証装置100による生体認証方法について説明する。
撮像モジュール1に指50を配置する。LED16が近赤外線を指50に照射する。指50の内部を透過し拡散した近赤外線が、撮像モジュール1の窓部15からプリズム12内へ入射される。
プリズム12内を反射した近赤外線は、出射面24及びレンズユニット13を経て撮像素子14へ入射され結像される。撮像素子14は、結像した画像に基づいた電気信号を生成して回路基板19に出力する。
電気信号を取得した回路基板19では、信号処理部25が電気信号に対してノイズ除去や補正を施して画像信号を生成する。そして、回路基板19内の認識部26が、生成された画像信号に基づいて、指50内の静脈パターンを生成し、撮像モジュール1に接続された認証部52へ出力する。このようにして、指50内の静脈パターンが撮像モジュール1によって撮像され出力される。
撮像モジュール1から静脈パターンを取得した認証部52は、保持部51が予め保持している静脈パターンと照合し、個人認証を行う。こうして、指認証装置100は生体認証を行う。
このように、本実施の形態にかかる指認証装置100によれば、小型化、薄型化した撮像モジュール1から出力される静脈パターンに基づいて個人認証を行うので、指認証装置100の小型化、薄型化が実現できる。
尚、上記実施の形態では生体認証のうち指50の静脈パターンを用いた指認証に適用した例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、掌認証や人の額部分の血管認証にも適用が可能である。
本実施の形態にかかる指認証用撮像モジュールの外観斜視図である。 図1に示す撮像モジュールの断面図である。 図1に示す撮像モジュールにおけるライトガイドの近赤外線照射を説明するための図である。 図1に示す撮像モジュールの光学的配置を説明するための図である。 撮像モジュールの他の実施の形態を示す図である。 撮像モジュールの他の実施の形態を示す断面図である。 撮像モジュールに指ガイドを設けた他の実施の形態を示す図である。 広角レンズユニット群を用いて撮像素子上に結像する例を示す図である。 図1に示す撮像モジュールを採用した指認証装置の構成概要を示すブロック図である。
符号の説明
1,30,40…指認証用撮像モジュール(生体認証用撮像モジュール)、12…プリズム、13…レンズユニット、14…撮像素子、15…窓部、16…LED(光源)、17…ライトガイド、18…照射窓、19…回路基板、20…フィルタ、21…第一反射面、22…入射面、第二反射面、22a…入射領域、23…第三反射面、24…出射面、26…認識部、27…指ガイド、28…広角レンズユニット群、50…指、51…保持部、52…認証部、100…指認証装置(生体認証装置)

Claims (13)

  1. 生体を通過する光を生体に照射する光源と、
    生体を透過した光を取り込む入射領域を含む入射面と、当該入射領域から取り込んだ光を反射する複数の反射面と、当該反射された光を出射する出射面とを有するプリズムと、
    入射した光を電気信号に変換して出力する撮像素子と、
    前記プリズムの前記出射面を出射した光を前記撮像素子に結像するレンズと
    を含む生体認証用撮像モジュールにおいて、
    前記プリズムは、前記入射領域から取り込まれ第一反射面にて反射した光が、当該入射領域を含む入射面を第二反射面として反射するように構成されていることを特徴とする生体認証用撮像モジュール。
  2. 前記プリズムは、前記入射領域から取り込まれ第一反射面にて反射した光が、当該入射領域を含む入射面を第二反射面として反射するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の生体認証用撮像モジュール。
  3. 前記プリズムは、前記入射領域から取り込まれ第一反射面にて反射した光が、前記第二反射面の少なくとも当該入射領域を構成する領域において全反射されるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の生体認証用撮像モジュール。
  4. 前記プリズムは、前記入射領域から取り込まれ第一反射面にて反射した光が、前記第二反射面の前記入射領域以外の領域に形成された反射膜により反射されるように構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の生体認証用撮像モジュール。
  5. 前記プリズムは、前記第二反射面にて反射した光が、当該第二反射面に対向する位置に配置された第三反射面で反射し、前記出射面から出射するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の生体認証用撮像モジュール。
  6. 前記プリズムの前記第一反射面は、前記入射領域から取り込んだ光を全反射により反射する全反射領域と当該プリズムの表面に形成された反射膜により反射する反射膜形成領域とを有し、
    前記光源は、生体を通過する光を前記全反射領域と前記入射領域とを介して生体に照射することを特徴とする請求項2に記載の生体認証用撮像モジュール。
  7. 生体を通過する光がプリズムの入射領域から入射し当該プリズム内で複数回の反射をして撮像素子に結像し、
    前記プリズムの反射面が、前記入射領域と前記撮像素子とを結ぶ光路上に配され
    前記プリズムの入射領域が反射面になっていることを特徴とする生体認証用撮像モジュール。
  8. 可視光を遮断するフィルタを更に含むことを特徴とする請求項7に記載の生体認証用撮像モジュール。
  9. 前記フィルタにはフレネルレンズが形成されていることを特徴とする請求項8に記載の生体認証用撮像モジュール。
  10. 生体を通過する光を照射する光源と、
    生体を透過する光が入射面の中の入射領域から入射し、内部で複数回の反射をして出射面から出射し、当該入射領域が当該反射の反射面ともなっているプリズムと、
    入射した光を電気信号に変換して出力する撮像素子と、
    前記プリズムの前記出射面を出射した光を前記撮像素子に結像するレンズと、
    前記撮像素子から出力された電気信号を解析して生体の血管パターンを認識する認識手段と、
    生体の血管パターンを予め保持する保持手段と、
    前記認識手段にて認識された血管パターンと前記保持手段に保持された血管パターンとを比較して個人認証を行う認証手段と
    を含むことを特徴とする生体認証装置。
  11. 生体のひとつである指を所定位置に配置する指ガイドを更に含むことを特徴とする請求項10に記載の生体認証装置。
  12. 前記指ガイドは、前記光源から放出された光を指に照射する照射窓を備えていることを特徴とする請求項11に記載の生体認証装置。
  13. 生体を透過した光を取り込む入射領域を含む入射面と、
    前記入射領域から取り込まれた光を反射する第一反射面と、
    取り込まれた光を出射する出射面と
    を有し、
    前記入射領域を含む前記入射面が第二反射面として、前記第一反射面にて反射された光を反射することを特徴とするプリズム。
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