JP4832038B2 - ディジタル放送受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、同一の映像を異なる解像度で、1つの電波に多重化して放送するディジタル放送の受信装置に関する。
最近開始された地上波ディジタル放送では、各放送局に割り当てられた伝送帯域を多数のセグメントに分割し、1つ以上のセグメントで構成した階層を複数同時に伝送する階層伝送が行われる。階層伝送では、階層を構成するセグメント数が多いほど、高解像度の映像を伝送できるが、車両等において移動中にストリームの誤り無く受信するのが困難になる。そこで、例えば、日本が準拠しているISDB−T方式では、1チャネルのディジタル放送用帯域を13個のセグメントに分割し、その中の12個のセグメントを使って固定受信装置向けに高解像度の映像を提供し、残りの1個のセグメントを使って伝送誤りに対する耐性の高い伝送方式による低解像度の映像を提供する。
これにより、家庭等に設置される固定受信装置によって、高解像度のディジタル放送を受信できると共に、携帯電話やPDA等の移動受信装置によって、低解像度ではあるが、移動中でも安定したディジタル放送の受信が可能となる。
しかし、車両に搭載されるナビゲーション装置等のように、移動体に搭載され、携帯電話やPDA等よりも比較的大きな画面を有する移動受信装置においては、移動中であっても可能な限り、12個のセグメントを用いた高解像度の映像を表示したいという要望がある。
これを実現するために、例えば、特許文献1では、ディジタル放送用信号の受信誤り率(ビットエラーレート)を測定し、受信誤り率が所定の閾値を超えたときに、ディジタル放送用のデコーダに、1セグメントを用いて送信される低階層伝送情報をデコードさせるようにしている。
特開2003−143503号公報
ところで、SDTVやHDTV相当の高解像度映像と、QVGA相当の低解像度映像とを、同一の画面サイズで切り替えて表示するとすれば、表示される映像の解像度の差に、閲覧者は、大きな違和感を受ける場合がある。例えば、高解像度映像から低解像度の映像に切り替わってしまうと、閲覧者は、高解像度の映像中で認識していた対象物を、低解像度の映像中で見失う場合がある。
また、受信装置と共に移動している間は、受信電界強度が短時間で急激に変動する場合が多く、高品質映像と低品質映像とがめまぐるしく切り替わる場合がある。このような状態では、閲覧者は、さらに見にくさを感じることになる。また、見にくさを低減するために、低解像度映像のみを表示するとすれば、映像コンテンツは、高解像度映像ならではの高い表現力を発揮することができず、広告効果等が低下する場合がある。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、高解像度の映像をより長い時間表示することができると共に、閲覧者に与える表示上の違和感を低減することができるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明のディジタル放送受信装置は、デコードした高解像度映像のフレーム内にエラーがある場合に、当該エラーの領域以外の高解像度映像のフレーム内の領域と、当該エラーの領域に対応する低解像度映像のフレーム内の領域とを合成して表示する。
また、本発明は、例えば、同一映像を異なる解像度で放送するディジタル放送を受信して表示するディジタル放送受信装置であって、複数のフレームで構成される高解像度映像および複数のフレームで構成される低解像度映像を含むディジタル放送電波を復調して、高解像度映像ストリームおよび低解像度映像ストリームを出力する復調手段と、高解像度映像ストリームをデコードして高解像度映像フレームを出力する高解像度映像デコーダと、低解像度映像ストリームをデコードして低解像度映像フレームを出力する低解像度映像デコーダと、高解像度映像デコーダから出力されたそれぞれの高解像度映像フレームと低解像度映像デコーダから出力されたそれぞれの低解像度映像フレームとを比較して、予め定められた相関係数以下の高解像度映像フレームの領域をノイズ領域として検出するノイズ領域検出手段と、ノイズ領域検出手段によって検出されたノイズ領域に基づいて、当該ノイズ領域に対応する低解像度映像フレームの領域と、当該ノイズ領域以外の高解像度映像フレームの領域とを合成し、合成したフレームを表示装置に表示する合成手段とを備えることを特徴とするディジタル放送受信装置を提供する。
本発明のディジタル放送受信装置によれば、高解像度の映像をより長い時間表示することができると共に、閲覧者に与える表示上の違和感を低減することができる。
以下に、本発明の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るディジタル放送受信システム10の構成の一例を示す。ディジタル放送受信システム10は、アンテナ11、表示装置12、およびディジタル放送受信装置20を備える。ディジタル放送受信装置20は、復調部200、分離処理部201、ノイズ領域検出部202、高解像度映像デコーダ203、低解像度映像デコーダ204、および合成部210を有する。
復調部200は、ディジタル放送中継局から送信されるディジタル放送電波を、アンテナ11を介して受信する。そして、復調部200は、受信した信号を復調し、デインタリーブやデスクランブル、誤り検出・訂正処理等の処理を行って、高解像度映像を含むTS(Transport Stream)パケットと低解像度映像を含むTSパケットを出力する。TSパケットのヘッダには、誤りを含んでいることを示すエラーインジケータが含まれており、復調部200は、誤りを検出したが、その誤りを訂正できなかった場合に、TSパケットのエラーインジケータをオンにする。
復調部200は、例えば、チューナ回路およびOFDM受信回路から構成される。本実施形態の復調部200は、1つのチューナ回路および1つのOFDM受信回路から構成されている。また、他の実施形態として、復調部200は、複数のチューナ回路および複数のOFDM受信回路を有するダイバーシティ受信機能を有する構成であってもよい。
分離処理部201は、復調部200から出力されたTSパケットのヘッダ情報に格納されたID(PID)に基づいて、TSパケットの中から高解像度映像を含むTSパケットと、低解像度映像を含むTSパケットとを分離し、高解像度映像を含むTSパケットをノイズ領域検出部202に、低解像度映像を含むTSパケットを低解像度映像デコーダ204に、それぞれ供給する。なお、ヘッダに特定のIDが格納されたTSパケットに、高解像度映像を含むTSパケットのPIDおよび低解像度映像を含むTSパケットのPIDが記述されており、分離処理部201は、このTSパケットを取得することによって、高解像度映像を含むTSパケットと低解像度映像を含むTSパケットとを分離することができる。
低解像度映像デコーダ204は、低解像度映像を含むTSパケットを分離処理部201から受信し、受信したTSパケットのペイロードからPES(Packetized Elementary Stream)を構築する。そして、低解像度映像デコーダ204は、構築したPESからES(Elementary Stream)を取り出して、圧縮されて伝送された映像の圧縮を解除し、低解像度映像フレームを出力する。本実施形態の低解像度映像は、フレームサイズがQVGAサイズであり、例えば1秒間に15フレームの間隔で表示装置12に表示される。
ノイズ領域検出部202は、高解像度映像を含むTSパケットを受信し、受信したTSパケットのペイロードからPESを構築する。そして、ノイズ領域検出部202は、構築したPESを高解像度映像デコーダ203に供給する。
また、ノイズ領域検出部202は、PESを構築する際に使用したTSパケットのエラーインジケータに基づいて、PES内のエラー箇所を検出する。ここで、本実施形態では、高解像度映像に対応する1つのPESは、高解像度映像の1フレームに対応する。ノイズ領域検出部202は、PES内のエラー箇所を検出することにより、1つのフレーム内のノイズ領域を検出し、検出したノイズ領域の情報を合成部210に供給する。ノイズ領域の情報の詳細については後述する。
高解像度映像デコーダ203は、ノイズ領域検出部202から供給されたPESからESを取り出して、圧縮されて伝送された映像の圧縮を解除し、高解像度映像のフレームを出力する。本実施形態の高解像度映像は、フレームサイズがHDTVサイズであり、例えば1秒間に30フレームの間隔で表示装置12に表示される。
合成部210は、ノイズ領域検出部202から受け取った、高解像度映像のそれぞれのフレームのノイズ領域の情報に基づいて、当該ノイズ領域に対応する低解像度映像フレームの領域と、当該ノイズ領域以外の高解像度映像フレームの領域とを合成し、合成したフレームを表示装置12に表示する。合成部210の詳しい処理については後述する。
また、高解像度映像デコーダ203は、ノイズ領域検出部202からPESが供給された場合に、起動して、当該PESのデコードを開始する。ノイズ領域検出部202は、1つのPES内で、エラーインジケータがオンになっているTSパケットが、予め定められた割合以上である場合に、当該PESを高解像度映像デコーダ203に供給しないことにより、高解像度映像デコーダ203を停止させる。このとき、ノイズ領域検出部202は、合成部210に指示して、低解像度映像デコーダ204がデコードした低解像度映像フレームを表示装置12に表示させる。ここで、予め定められた割合とは、例えば80%である。
これにより、ディジタル放送電波の受信状態が悪くなり、高解像度映像を含むTSパケットを正しく復調できない場合等に、高解像度映像デコーダ203を停止することにより、ディジタル放送受信装置20は、消費電力を低減することができる。
図2は、ノイズ領域検出部202によって検出されるノイズ領域を説明するための概念図である。ノイズ領域検出部202は、PESを構築する際に使用したTSパケットのエラーインジケータに基づいて、1つのPESに対応する高解像度映像フレーム内のノイズ領域を検出する。
フレーム300は、1つのPESから構築された高解像度映像フレームを示す。エラー箇所302は、エラーインジケータがオンのTSパケットから作られたフレームの領域を示す。ノイズ領域検出部202は、フレーム300上に定義されたXY座標において、エラー箇所302を囲む領域をノイズ領域として検出し、検出したノイズ領域を特定するX座標およびY座標をノイズ領域の情報として合成部210に供給する。
本実施形態において、ノイズ領域検出部202は、複数のエラー箇所302を囲む最小の長方形をノイズ領域として検出し、検出したノイズ領域の対角線の両端の座標を、ノイズ領域の情報として分離処理部201に供給する。図2に示す例では、ノイズ領域検出部202は、(x,y)および(x,y)よって囲まれる領域をノイズ領域として検出し、(x,y)および(x,y)の座標をノイズ領域の情報として分離処理部201へ供給する。
図3は、合成部210の詳細な構成の一例を示す。合成部210は、透明処理部211、第1プレーン212、第2プレーン213、および合成処理部214を有する。第2プレーン213は、低解像度映像デコーダ204から低解像度映像フレームを取得して格納する。
透明処理部211は、高解像度映像デコーダ203から高解像度映像フレームを取得すると共に、ノイズ領域検出部202から当該高解像度映像フレーム内のノイズ領域の情報を取得する。そして。透明処理部211は、高解像度映像フレーム内のノイズ領域以外の領域のフレームデータを抽出して第1プレーン212に格納する。
合成処理部214は、第2プレーン213に格納された低解像度映像のフレームデータを、高解像度映像のフレームデータと略等しい大きさに拡大し、拡大したフレームデータをビデオメモリに書き込む。そして、合成処理部214は、拡大した低解像度映像のフレームデータが書き込まれたビデオメモリに、合成処理部214に格納されたフレームデータを上書きすることにより、第1プレーン212に格納されたフレームデータと第2プレーン213に格納されたフレームデータとを合成する。そして、合成処理部214は、合成したフレームデータを表示装置12に表示させる。
なお、放送された映像ストリーム中には、同時刻に提示すべきフレームがどれになるかを指示するために同期信号の元となるPCR(Program Clock Reference)値を持つTSパケットが定期的に含まれる。ディジタル放送受信装置20は、装置内のクロックを当該PCRに同期するように設定する。一方、各映像フレームには、PCRに対していつ表示すべきかを示すタイムスタンプであるPTS(Presentation Time Stamp)が含まれる。これにより、合成部210は、高解像度映像フレームが、低解像度映像フレームのいずれに対応するものであるかを特定することができる。
また、本実施形態において、高解像度映像は、1秒間に30フレームの間隔で放送されるので、第1プレーン212が格納するフレームデータは、1秒間に30フレームの間隔で更新される。また、低解像度映像は、1秒間に15フレームの間隔で放送されるので、第2プレーン213が格納するフレームデータは、1秒間に15フレームの間隔で更新される。そのため、合成処理部214は、1秒間に30フレームの間隔で、合成処理を行う。このとき、合成処理部214は、第2プレーン213に格納されたフレームデータを続けて2回使用する。
図4は、合成部210による処理の一例を説明するための概念図である。図4(a)は、高解像度映像デコーダ203から出力された高解像度映像フレーム310を示し、図4(b)は、低解像度映像デコーダ204から出力されて第2プレーン213に格納された低解像度映像フレーム311を示す。
透明処理部211は、ノイズ領域検出部202から取得したノイズ領域を示す情報に基づいて、高解像度映像フレーム310内のノイズ領域以外の領域を抽出して、図4(c)に示すようなフレームデータ312を生成し、生成したフレームデータ312を第1プレーン212に格納する。
次に、合成処理部214は、第2プレーン213に格納された低解像度映像フレーム311を、図4(d)に示すように、高解像度映像のフレームデータ312と略等しい大きさに拡大する。そして、合成処理部214は、拡大したフレームデータ314をビデオメモリに書き込んだ後に、続けて第1プレーン212に格納されたフレームデータ312を上書きすることにより、図4(c)に示すフレームデータ312と図4(d)に示すフレームデータ314とを合成して、ビデオメモリ上に、図4(e)に示すようなフレームデータ315を作成する。
ここで、移動しながら電波を受信する場合、フェージングやシャドウイング等により、瞬間的に受信状態が悪化する場合がある。このとき、受信信号の一部にエラーが含まれる場合がある。受信信号の一部にエラーが含まれると、表示するフレームの一部にノイズが現れることになる。ノイズ領域の画素値はランダムな値であり、フレームに表示される画像の画素値との相関が低い値場合が多い。そのため、このような映像を、ノイズを含んだまま表示するとすれば、他の画素に比べてノイズ領域が目立ち、非常に見にくい映像となる場合が多い。
また、ノイズ領域を含んだ高解像度フレームに代えて、同時に受信している低解像度映像フレームを表示するとすれば、ノイズに起因する映像の見にくさは無くなるものの、高解像度映像ならではの表現力が失われてしまう場合がある。従って、高解像度映像を用いたコマーシャル等の宣伝効果が失われてしまう場合がある。さらに、高解像度映像フレームを表示していたにもかかわらず、次の瞬間に低解像度映像フレームを表示するとすれば、閲覧者は、高解像度映像中で認識していた対象物を、低解像度映像になった瞬間に見失ってしまう場合がある。
これに対して、本実施形態のディジタル放送受信装置20は、ノイズの無い高解像度映像フレームの領域はそのまま表示しつつ、ノイズ領域に対応する部分は、低解像度映像フレームの対応する領域を表示する。これにより、本実施形態のディジタル放送受信装置20は、高解像度映像をより長く表示することができると共に、閲覧者に与える表示上の違和感を低減することができる。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は、第2の実施形態における合成部210の詳細な構成の一例を示す。なお、本実施形態において、合成部210以外の機能ブロックについては、第1の実施形態と同一または同様の機能および構成であるため説明を省略する。
合成部210は、第1プレーン215、透明処理部216、第2プレーン217、および合成処理部218を有する。第1プレーン215は、高解像度映像デコーダ203から高解像度映像フレームを取得して格納する。
透明処理部216は、低解像度映像デコーダ204から低解像度映像フレームを取得し、ノイズ領域検出部202から高解像度映像フレーム内のノイズ領域の情報を取得する。そして、透明処理部216は、低解像度映像デコーダ204から取得した低解像度映像フレームを、高解像度映像デコーダ203が出力する高解像度映像フレームと略等しい大きさに拡大し、高解像度映像フレーム内のノイズ領域に対応する領域のフレームデータを抽出して第2プレーン217に格納する。
合成処理部218は、第1プレーン215に格納された高解像度映像のフレームデータをビデオメモリに書き込む。そして、合成処理部218は、高解像度映像のフレームデータが書き込まれたビデオメモリに、第2プレーン217に格納されたフレームデータを上書きすることにより、第1プレーン215に格納されたフレームデータと第2プレーン217に格納されたフレームデータとを合成する。そして、合成処理部218は、合成したフレームデータを表示装置12に表示させる。
図6は、第2の実施形態における合成部210の詳細な処理の一例を説明するための概念図である。図6(a)は、高解像度映像デコーダ203から出力されて第1プレーン215に格納された高解像度映像フレーム320を示し、図6(b)は、低解像度映像デコーダ204から出力された低解像度映像フレーム321を示す。
透明処理部216は、図6(c)に示すように、低解像度映像デコーダ204から取得した低解像度映像フレーム322を拡大して、高解像度映像フレーム320と略等しい大きさのフレームデータ323を生成する。そして、透明処理部216は、高解像度映像フレーム320のノイズ領域321に対応する領域324を抽出して、図6(d)に示すようなフレームデータ325を生成し、生成したフレームデータ325を第2プレーン217に格納する。
次に、合成処理部218は、第1プレーン215に格納された高解像度映像フレーム320をビデオメモリに書き込んだ後に、続けて第2プレーン217に格納されたフレームデータ325上書きすることにより、図6(a)に示す高解像度映像フレーム320と図6(d)に示すフレームデータ325とを合成して、ビデオメモリ上に、図6(e)に示すようなフレームデータ326を作成する。
本実施形態のディジタル放送受信装置20においても、高解像度の映像をより長い時間表示することができると共に、閲覧者に与える表示上の違和感を低減することができる。
以上、本発明の第2の実施形態について説明した。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図7は、第3の実施形態に係るディジタル放送受信システム10の構成の一例を示す。ディジタル放送受信システム10は、アンテナ11、表示装置12、およびディジタル放送受信装置20を備える。ディジタル放送受信装置20は、復調部200、分離処理部201、ノイズ領域検出部202、高解像度映像デコーダ203、低解像度映像デコーダ204、受信状態測定部205、動作制御部206、および合成部210を有する。なお、以下に説明する点を除き、図7において、図1と同じ符号を付した構成は、図1における構成と同一または同様の機能を有するため説明を省略する。
受信状態測定部205は、ディジタル放送電波の受信状態を測定する。本実施形態において、受信状態測定部205は、ディジタル放送電波の受信状態として、ディジタル放送電波の受信電界強度を測定する。また、他の実施形態として、受信状態測定部205は、ディジタル放送電波を復調して得られるBER(Bit Error Rate)やCNR(Carrier vs. Noise Ratio)等を、ディジタル放送電波の受信状態として測定してもよい。
動作制御部206は、受信状態測定部205が測定したディジタル放送電波の受信状態に応じて、ノイズ領域検出部202、低解像度映像デコーダ204、および合成部210の動作を制御する。例えば、動作制御部206は、受信状態測定部205によって測定されたディジタル放送電波の受信電界強度が、予め定められた閾値(例えば−50dBm)以上の場合に、低解像度映像デコーダ204を停止させ、ノイズ領域検出部202に指示してノイズ領域の検出処理を停止させ、合成部210に指示して高解像度映像デコーダ203によってデコードされた高解像度映像を表示装置12に表示させる。
この場合、ノイズ領域検出部202は、分離処理部201から受け取ったTSパケットからPESを構築して高解像度映像デコーダ203へ供給する処理については継続して行う。また、合成部210は、高解像度映像デコーダ203から受け取った高解像度映像フレーム全体をビデオメモリに書き込む処理を行う。
また、受信状態測定部205によって測定されたディジタル放送電波の受信電界強度が閾値未満の場合には、動作制御部206は、ノイズ領域検出部202、低解像度映像デコーダ204、および動作制御部206に、通常の処理を行わせる。
このように、ディジタル放送電波の受信状態が良い場合に、ノイズ領域検出部202によるノイズ領域検出処理と低解像度映像デコーダ204によるデコード処理とを停止することができるので、ディジタル放送受信装置20は、消費電力を低減することができる。
以上、本発明の第3の実施形態について説明した。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図8は、第4の実施形態に係るディジタル放送受信システム10の構成の一例を示す。ディジタル放送受信システム10は、アンテナ11、表示装置12、およびディジタル放送受信装置20を備える。ディジタル放送受信装置20は、復調部200、分離処理部201、低解像度映像デコーダ204、受信状態測定部205、高解像度映像デコーダ220、動作制御部221、ノイズ領域検出部222、および合成部223を有する。なお、以下に説明する点を除き、図8において、図7と同じ符号を付した構成は、図7における構成と同一または同様の機能および構成を有するため説明を省略する。
高解像度映像デコーダ220は、高解像度映像を含むTSパケットを分離処理部201から受信し、受信したTSパケットのペイロードからPESを構築する。そして、高解像度映像デコーダ220は、構築したPESからESを取り出して、圧縮されて伝送された映像の圧縮を解除し、高解像度映像フレームを出力する。
ノイズ領域検出部222は、高解像度映像デコーダ220から出力された高解像度映像フレームと、低解像度映像デコーダ204から出力された低解像度映像フレームとを比較して、ノイズ領域を検出する。例えば、ノイズ領域検出部222は、低解像度映像フレームを、高解像度映像フレームと略等しい大きさに拡大し、拡大した低解像度映像フレームと高解像度映像フレームとの相関係数を画素毎に算出する。
そして、予め定められた値よりも相関係数が低い高解像度映像フレームの画素をノイズと判定し、ノイズと判定された画素を囲む領域をノイズ領域として検出し、検出したノイズ領域の情報を合成部223に出力する。ノイズ領域検出部222は、ノイズ領域の情報として、例えば図2で説明した長方形の対角線の両端の座標を出力する。
合成部223は、ノイズ領域検出部222から受け取ったノイズ領域の情報に基づいて、高解像度映像フレームと低解像度映像フレームとをアルファブレンディングにより合成し、合成したフレームを表示装置12に表示する。合成部223は、例えば、高解像度映像フレーム内の画素値(R,G,B)および低解像度映像フレーム内の画素値(R,G,B)に基づいて、以下の関係式を用いて、ビデオメモリに書き込むそれぞれの画素値(R’,G’,B’)を算出し、算出した画素値をビデオメモリに書き込む。
Figure 0004832038
ここで、0≦α≦1、ノイズ領域内の画素についてはα=1、ノイズ領域外の画素についてはα=0。
動作制御部221は、受信状態測定部205によって測定されたディジタル放送電波の受信状態に応じて、低解像度映像デコーダ204、高解像度映像デコーダ220、ノイズ領域検出部222、および合成部223の動作を制御する。本実施形態において、受信状態測定部205は、ディジタル放送電波の受信状態として、ディジタル放送電波の受信電界強度を測定する。
例えば、動作制御部221は、受信状態測定部205によって測定されたディジタル放送電波の受信電界強度が、予め定められた第1の閾値(例えば−50dBm)以上の場合に、高解像度映像デコーダ220を動作させ、低解像度映像デコーダ204およびノイズ領域検出部222を停止させ、合成部223に指示して、高解像度映像デコーダ220によってデコードされた高解像度映像フレーム全体をビデオメモリに書き込ませることにより、高解像度映像を表示装置12に表示させる。
また、受信状態測定部205によって測定されたディジタル放送電波の受信電界強度が、第1の閾値未満であり、かつ、予め定められた第2の閾値(例えば−80dBm)以上の場合、動作制御部221は、低解像度映像デコーダ204、高解像度映像デコーダ220、およびノイズ領域検出部222を動作させると共に、合成部223に、ノイズ領域の情報に基づいて、高解像度映像フレームの領域と低解像度映像フレームの領域とをアルファブレンディングにより合成させる。
また、受信状態測定部205によって測定されたディジタル放送電波の受信電界強度が、第2の閾値未満の場合、動作制御部221は、低解像度映像デコーダ204を動作させ、高解像度映像デコーダ220およびノイズ領域検出部222を停止させ、合成部223に指示して、低解像度映像デコーダ204によってデコードされた低解像度映像フレーム全体をビデオメモリに書き込ませることにより、低解像度映像を表示装置12に表示させる。
このように、ディジタル放送電波の受信状態が第1の閾値よりも良い場合および第2の閾値よりも悪い場合に、ディジタル放送受信装置20は、消費電力を低減することができる。
以上、本発明の第4の実施形態について説明した。
本発明は上記した実施形態に限られない。例えば、上記実施形態のディジタル放送受信装置20は、第1プレーンおよび第2プレーンを用いて、あるいは、アルファブレンディング処理を用いて、ノイズ領域に対応する低解像度映像フレームの領域と、当該ノイズ領域以外の高解像度映像フレームの領域とを合成したが、他の形態として、合成部210は、ノイズ領域に対応するビデオメモリの領域には、低解像度映像フレームを書き込み、ノイズ領域以外の領域に対応するビデオメモリの領域には、高解像度映像のフレームを書き込むようにしてもよい。
また、上記した実施形態では、エラーインジケータがオンになっているTSパケットで構築される高解像度映像フレームの領域、または、低解像度映像のフレームとの相関係数が予め定められた値よりも低い高解像度映像フレームの領域をノイズ領域として検出したが、本発明はこれらに限られない。例えば、高解像度映像フレームにおいて、画素値の変化量が、予め定められた変化量以上であり、かつ、その画素値の変化が起こっている境界が、フレームの符号化単位であるブロックの境界と一致している場合に、そのブロックをノイズと判定してもよい。
本発明の第1の実施形態に係るディジタル放送受信システム10の構成の一例を示す。 ノイズ領域検出部202によって検出されるノイズ領域を説明するための概念図である。 合成部210の詳細な構成の一例を示す。 合成部210による処理の一例を説明するための概念図である。 第2の実施形態における合成部210の詳細な構成の一例を示す。 第2の実施形態における合成部210の処理の一例を説明するための概念図である。 第3の実施形態に係るディジタル放送受信システム10の構成の一例を示す。 第4の実施形態に係るディジタル放送受信システム10の構成の一例を示す。
符号の説明
10・・・ディジタル放送受信システム、11・・・アンテナ、12・・・表示装置、20・・・ディジタル放送受信装置、200・・・復調部、201・・・分離処理部、202、222・・・ノイズ領域検出部、203、220・・・高解像度映像デコーダ、204・・・低解像度映像デコーダ、205・・・受信状態測定部、206・・・動作制御部、210、223・・・合成部、211、216・・・透明処理部、212、215・・・第1プレーン、213、217・・・第2プレーン、214、218・・・合成処理部、221・・・動作制御部、300、336・・・フレーム、301、313、316、321、333、337・・・ノイズ領域、302・・・エラー箇所、310、320、330、332・・・高解像度映像フレーム、311、322、331、334・・・低解像度映像フレーム、312、314、315、323、325、326・・・フレームデータ、324、327、335・・・領域

Claims (4)

  1. 同一映像を異なる解像度で放送するディジタル放送を受信して表示するディジタル放送受信装置であって、
    複数のフレームで構成される高解像度映像および複数のフレームで構成される低解像度映像を含むディジタル放送電波を復調して、高解像度映像ストリームおよび低解像度映像ストリームを出力する復調手段と、
    前記高解像度映像ストリームをデコードして高解像度映像フレームを出力する高解像度映像デコーダと、
    前記低解像度映像ストリームをデコードして低解像度映像フレームを出力する低解像度映像デコーダと、
    前記高解像度映像デコーダから出力されたそれぞれの高解像度映像フレームと前記低解像度映像デコーダから出力されたそれぞれの低解像度映像フレームとを比較して、予め定められた相関係数以下の高解像度映像フレームの領域をノイズ領域として検出するノイズ領域検出手段と、
    前記ノイズ領域検出手段によって検出されたノイズ領域に基づいて、当該ノイズ領域に対応する低解像度映像フレームの領域と、当該ノイズ領域以外の高解像度映像フレームの領域とを合成し、合成したフレームを表示装置に表示する合成手段と
    を備えることを特徴とするディジタル放送受信装置。
  2. 請求項に記載のディジタル放送受信装置であって、
    前記ディジタル放送電波の受信状態を測定する受信状態測定手段と、
    前記受信状態測定手段によって測定された、前記ディジタル放送電波の受信状態に基づいて、
    当該受信状態が、予め定められた第1の閾値以上の場合に、前記ノイズ領域検出手段および前記低解像度映像デコーダを停止させると共に、前記合成手段に指示して、前記高解像度映像デコーダがデコードした高解像度映像フレームを表示装置に表示させ、
    当該受信状態が、前記第1の閾値未満であり、かつ、予め定められた、前記第1の閾値よりも低い第2の閾値以上の場合に、前記ノイズ領域検出手段、前記高解像度映像デコーダ、および前記低解像度映像デコーダを動作させると共に、前記合成手段に指示して、前記ノイズ領域検出手段によって検出されたノイズ領域に基づいて、当該ノイズ領域に対応する低解像度映像フレームの領域と、当該ノイズ領域以外の高解像度映像フレームの領域とを合成して表示装置に表示させ、
    当該受信状態が、前記第2の閾値未満の場合に、前記ノイズ領域検出手段および前記高解像度映像デコーダを停止させると共に、前記合成手段に指示して、前記低解像度映像デコーダがデコードした低解像度映像フレームを表示装置に表示させる動作制御手段と
    をさらに備えることを特徴とするディジタル放送受信装置。
  3. 請求項1または2に記載のディジタル放送受信装置であって、
    前記合成手段は、
    前記高解像度映像デコーダから取得した高解像度映像フレームから、前記ノイズ領域以外の領域を抽出する透明処理手段と、
    前記透明処理手段によって抽出された高解像度映像フレームの領域のデータを格納する第1プレーンと、
    前記低解像度映像デコーダから出力された低解像度映像フレームを格納する第2プレーンと、
    前記第2プレーンに格納されたフレームのデータをビデオメモリに書き込んだ後に、前記第1プレーンに格納されたフレームのデータをビデオメモリに上書きする合成処理手段と
    を備えることを特徴とするディジタル放送受信装置。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載のディジタル放送受信装置であって、
    前記合成手段は、
    前記高解像度映像デコーダから出力された高解像度映像フレームを格納する第1プレーンと、
    前記低解像度映像デコーダから取得した低解像度映像フレームから、前記ノイズ領域に対応する領域を抽出する透明処理手段と、
    前記透明処理手段によって抽出された低解像度映像フレームの領域のデータを格納する第2プレーンと、
    前記第1プレーンに格納されたフレームのデータをビデオメモリに書き込んだ後に、前記第2プレーンに格納されたフレームのデータをビデオメモリに上書きする合成処理手段と
    を備えることを特徴とするディジタル放送受信装置。
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