JP4831617B2 - 広告主から募集した映像広告を映像看板の運用主に提供する広告管理サーバー - Google Patents

広告主から募集した映像広告を映像看板の運用主に提供する広告管理サーバー Download PDF

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Description

この発明は、街中のビル壁面に設置された映像看板や、郊外の大型店舗の店頭道路脇に設置された映像看板を合理的に運用するための情報技術に関し、とくに、広告主から募集した映像広告を映像看板の運用主に提供する広告管理サーバーに関する。
最近、街中でも郊外でも、フルカラーの大画面に明るい動画を映し出しているLED方式の映像看板が散見される。郊外で見られる映像看板の多くは、それを設置している店舗によって運用され、もっぱらその店舗の映像広告を放映している。そのような映像看板の場合、数十分ほど続けて放映内容を見ていると、あまり数多くない広告作品が繰り返し放映されていることに気がつくであろう。見続けていても飽きないような魅力的な広告作品をつぎつぎと放映することは、広告作品の制作費用を考えると難しいことなので、広告看板の運用主は数少ない作品を繰り返し放映する状況に妥協せざるを得ないのである。
看板運用主は、映像看板にて放映する内容に市中の人々が関心をもってくれることを望んでいるものの、自分の店舗の広告だけでは望みがかなえられないでいる。この状況を打開し、映像看板を有効活用してその価値を高めるために、この発明が創作された。
看板運用主自身の映像広告作品(自社広告とする)は数多くないので、魅力的な映像作品を別途に調達し、自社広告にとり混ぜて放映すれば、人々の注目度が増し、自社広告の到達率や訴求力も高まることになる。このように自社広告に混ぜて放映する魅力的な映像作品として他社の映像広告を採用し、しかも広告主(他社)から広告料を頂戴するとすれば、看板運用主にとってきわめて魅力的なビジネスモデルである。
一方、ビル街の大型映像看板では、いろいろな広告主から募った映像広告を有料で放映するというビジネスモデルがおおいに繁盛している。この有料広告ビジネスを街中や郊外に設置されている多数の映像看板にも波及させるためには、これまでにない新機軸が必要となる。
多数の映像看板にはそれぞれ異なる多数の看板運用主がいる。多数の映像看板の立地環境や運用状況はさまざまである。多数の映像看板の運用主の業種がいろいろなので、映像看板でもっぱら放映される自社広告の内容もさまざまである。これら他人の映像看板で広告を打つことを考えている広告主の立場では、当然ながら、広告目的にあわせて映像看板を選択して広告したいと考える。また看板運営主の立場でも、自分の映像看板で放映したい他社広告作品を選択できることが必要条件となる。
上記の新機軸とは、多数の看板運用主と多数の広告主とを合理的に結びつけて有料広告ビジネスを成立させる実用的な情報処理システムである。これにすこし似た概念の情報処理システムとして、インターネット上で大流行しているアフィリエイト広告システムが思い浮かぶ。アフィリエイト広告システムは、ウエブサイトやメールマガジン(広告媒体サイト)に企業サイト(広告主サイト)へリンクする広告バナーを張り、閲覧者が広告媒体サイトを経由して広告主サイトで商品を購入したりすると、媒体サイトの運営主に広告主から報酬が支払われるというシステムであり、広告バナーを媒体サイトに供給すること、閲覧者の買い物行動を追跡すること、報酬を支払うことなどを自動化した情報処理システムが構築されている。
この発明に係る広告管理サーバーは、分説すると、つぎの事項(1)〜(19)により特定されるものである。
(1)通信手段と、記憶手段と、制御手段とを備え、広告主から募集した広告作品を映像看板の運用主に提供する広告管理サーバーであること
(2)通信手段は、看板運用コンピュータとの通信を可能とすること
(3)記憶手段は、看板データベースと、作品データベースと、作品属性データベースを格納すること
(4)看板データベースは、看板IDと、看板属性を対応付けすること
(5)看板属性は、看板所在と、運用主情報を含むこと
(6)作品データベースは、作品IDと、広告作品を対応付けすること
(7)作品属性データベースは、作品IDと、広告主情報と、作品概要と、放映条件を対応付けすること
(8)放映条件は、放映地域と、放映期間と、放映時間帯と、広告費情報と、量的制限情報を含むこと
(9)制御手段は、アクセスしてきた看板運用コンピュータと通信し、特定された看板IDに基づいて第1〜第5処理を行うこと
(10)第1処理は、特定された看板IDに該当する看板属性を看板データベースから抽出すること
(11)第2処理は、第1処理で抽出した看板属性に基づいて作品属性データベースを検索し、看板属性の看板所在が放映条件の放映地域に適合する作品IDを抽出し、当該作品IDに該当する作品概要・放映条件・広告主情報を抽出すること
(12)第3処理は、第2処理で抽出した作品概要・放映条件・広告主情報に基づき、映像広告の内容と、広告主と、放映期間と、放映時間帯と、広告費情報と、量的制限情報を説明する記述を含んだ作品一覧電文を作成すること
(13)第4処理は、第3処理で作成した作品一覧電文を看板運用コンピュータに送信すること
(14)第5処理は、第4処理で送信した作品一覧中の作品を特定する試写要求電文を当該看板運用コンピュータから受信した際、特定された映像作品を作品データベースから抽出して当該看板運用コンピュータにストリーミング送信すること
(15)制御手段は、第4処理で送信した作品一覧中の作品を特定する広告請負電文を当該看板運用コンピュータから受信した際、第6〜第8処理を行うこと
(16)第6処理は、広告請負電文で特定された広告作品を作品データベースから抽出するとともに、作品属性データベースから当該作品の放映期間・放映時間帯・量的制限情報を抽出すること
(17)第7処理は、第6処理で抽出した放映期間・放映時間帯・量的制限情報に基づいて広告制御データを作成し、これを第6処理で抽出した広告作品に対してその放映に不可欠な論理構造で組み込んだ広告実行ファイルを作成すること
(18)広告作品に組み込まれた広告制御データは、当該広告作品についての放映期間・放映時間帯・量的制限情報に基づいて、これらの範囲内でのみ当該広告作品の広告放映を可能とする制御データであること
(19)第8処理は、第7処理で作成した広告実行ファイルを当該看板運用コンピュータに送信すること
この発明に係る広告管理サーバーは、看板運用コンピュータおよび看板運用主から見ると、つぎのように機能する。
看板運用主は、看板運用コンピュータを操作して広告管理サーバーにアクセスし、自らの映像看板にて請け負うことが可能な他社広告を調べる。看板データベースには看板運用主の看板IDおよび看板属性(看板所在・運用主情報を含む)が登録されている。広告管理サーバーは、アクセスしてきた看板運用コンピュータと通信により看板IDを特定すると、看板データベースを検索して当該看板IDの看板属性を抽出する。
一方、多数の広告主から依託されている多数の広告作品が作品データベースと作品属性データベースに登録されている。各広告作品については、作品概要の説明のほか、広告主が設定した放映条件(放映地域・放映期間・放映時間帯・広告費情報・量的制限情報を含む)が登録されている。
広告管理サーバーは、アクセスしてきた看板運用コンピュータに係る看板所在に基づいて作品属性データベースを検索し、看板所在と広告主が希望する放映地域が適合する作品IDを抽出し、それら作品IDに基づいて作成した作品一覧電文を看板運用コンピュータに送信する。作品一覧電文には、アクセスしてきた看板運用主の当該映像看板にて請負可能な広告作品について、映像広告の内容と、広告主と、放映期間と、放映時間帯と、広告費情報と、量的制限情報の説明記述がある。
看板運用主は、看板運用コンピュータで作品一覧電文を受信して閲覧し、関心のある広告作品を指定して試写要求コマンドを入力すると、試写要求電文が広告管理サーバーに送信され、広告管理サーバーから該当広告作品がストリーミング送信されてきて、その映像を画面で確認することができる。
看板運用主は、放映条件の検討や試写により請け負うべき広告作品を決定したならば、作品を特定した広告請負コマンドを入力する。これを受けた広告管理サーバーは、指定された広告作品の広告実行ファイルを作成して看板運用コンピュータに送達する。広告実行ファイルは、広告作品に広告制御データを組み込んだものである。広告制御データは、当該広告作品についての放映期間・放映時間帯・量的制限情報に基づいて、これらの範囲内でのみ広告放映を行わせる(範囲外での広告放映を禁止する)ための制御データである。
看板運用コンピュータは、広告実行ファイルに基づいて、広告制御データの支配下にて当該広告作品を自らの映像看板にて放映することになる。そして、当該広告作品を放映するごとに、放映日時と作品IDとを対応付けした放映履歴が看板運用コンピュータにて作成される。
このように広告管理サーバーがシステム構成されているので、看板運用コンピュータを操作する看板運用主の担当者は、自分の映像看板で請け負うことが可能な広告作品をごく簡単に調べることができ、その中から気に入った広告作品を選び、その作品の広告実行ファイルをサーバーから取得して映像看板装置にインストールして放映することができ、しかも広告実行ファイルの制御データの範囲内で自動的に放映が制御されるので、他社広告を請け負って「小遣い稼ぎ」をするのに必要な負担がきわめて小さく、取り扱いが平明である。
===システム構成の概要===
この発明に係る広告管理サーバー1の構成と、各地に散在している映像看板装置2の構成の概要を示している。広告管理サーバー1は、CPU11・RAM12・ROM13・記憶装置14を備えた一般的なサーバーコンピュータであって、インターネットを通じて外部のコンピュータと通信可能である。記憶装置14は、ハードディスク装置やDVD装置などを含んだ大容量のものである。記憶装置14には、以下に詳しく説明する看板データベース・作品データベース・作品属性データベースが格納されている。
映像看板装置2は、一般的なパソコンと同等の看板運用コンピュータ3と、表示制御用に特化したパソコンを主体とする表示制御装置6と、映像看板7とから構成される。映像看板7は、多数のLEDランプを集積した大画面のフルカラー表示器である。看板運用コンピュータ3のハードディスク4には、あとで詳述する作品データベースと放映スケジュールと放映履歴が格納されている。看板運用コンピュータ3は、後述する手順に従い、放映スケジュールに基づいて作品データベースから放映すべき映像作品を順次抽出し、その映像作品に基づく映像データをビデオメモリ5に順次展開する。表示制御装置6は、ビデオメモリ6上の映像データを映像看板7に供給して表示出力させる。
図示していないが、看板運用コンピュータは、キーボード・マウス・ディスプレイなどを用いたユーザインタフェースを備えており、看板運用主の管理者が操作し、インターネットを通じて広告管理サーバー1と以下のように通信する。
===看板データベース===
看板データベースは、図2に示すように、看板IDと、看板所在・運用主情報・訴求力情報(これらを看板属性と総称する)を対応付けしている。看板所在は、看板が設置されている場所の表示である。運用主情報は、運用主の名称や業種のほか、当該運用主が運用する当該映像看板以外の映像看板の数やそれらの所在など、看板IDに該当する1台の映像看板だけでなく、同一の運用主が管理する他の映像看板も含めた運用主に関連する情報である。訴求力情報は、広告媒体としての訴求力を表す情報であり、映像看板の画面の大きさ、設置場所の環境、観察する人の多さなどを1つ以上のパラメータで表現した情報である。
===作品データベースと作品属性データベース===
作品データベースは、広告主から依託されて記憶装置14に格納している多数の広告作品(映像作品または映像音声作品)の所在・ファイル名を作品IDに対応付けして記憶している。図3に示すように、作品属性データベースは各広告作品の属性情報を作品IDに対応付けしている。属性情報には、広告主情報と、作品概要(広告作品を象徴するサムネイル画像を含む)と、放映条件が含まれる。広告主情報は、広告主の名称や業種などである。作品概要は、広告商品や映像内容を説明する記述である。放映条件には、放映地域と、放映期間と、放映時間帯と、広告費情報と、量的制限情報と、運用主情報と、訴求力情報が含まれる。放映条件は、当該広告作品について、広告主が放映してほしいと希望する条件を記述したものである。
放映地域は、映像看板の設置されている場所についての指定条件である。放映期間は、何月何日から何月何日までといった期間の指定である。放映時間帯は、何時何分から何時何分までといった一日における時間帯を指定する。広告費情報とは、広告作品を放映することにより看板運用主に支払われる広告料の計算の仕方や、広告費の上限値を表した情報である。量的制限情報は、当該広告作品の放映を請け負った映像看板において、当該映像広告を放映できる回数など、放映実施量の上限値を表した情報である。運用主情報とは、看板が運用されている業種などに関する適否の情報である。訴求力情報とは、看板の画面寸法とか設置環境(見る人の数など)に基づいた媒体価値についての適合条件を表す情報である。
===作品一覧===
看板運用主は、看板運用コンピュータ3を操作して広告管理サーバー1にアクセスし、自らの映像看板にて請け負うことが可能な広告作品の一覧を要求する。広告管理サーバー1は、看板運用コンピュータ3との通信を通じて、あるいは、看板データベースに基づいて自動的に看板IDを特定する。
サーバー1は、特定された看板IDに該当する看板所在・運用主情報・訴求力情報を看板データベースから抽出し、これら看板属性に基づいて以下の条件(a)(b)(c)にすべて該当する作品IDを作品属性データベースから抽出する。
(a)看板属性中の看板所在が放映条件中の放映地域に該当すること
(b)看板属性中の運用主情報(業種など)が放映条件中の運用主情報(業種などに関する適否の条件)に該当すること
(c)看板属性中の訴求力情報(画面サイズや設置環境による媒体価値など)が放映条件中の訴求力情報(媒体価値に関する条件)に適合すること
広告管理サーバー1は、以上の3条件に適合する作品IDを抽出したならば、それら作品IDに基づいて作品一覧電文を作成して看板運用コンピュータ3に送信する。作品一覧電文には、アクセスしてきた看板運用主の当該映像看板にて請負可能な広告作品について、映像広告の内容と、広告主と、放映期間と、放映時間帯と、広告費情報と、量的制限情報の説明記述が含まれている。この作品一覧電文を受信した看板運用コンピュータ3の画面には、たとえば図4のように作品一覧が表示される。
図4に例示した作品一覧画面では、3行4列の12個の枠に1つずつ広告作品の説明が表示されている。1つの枠内には、広告作品を象徴するサムネイル画像が表示され、その周辺に広告主名・放映期間・放映時間帯・広告料単価・広告回数上限値が表示されている。広告料単価は、広告作品を1回放映するのに支払われる広告料である。
ところで、広告料単価はどの映像看板でも一律としてもよいが、個々の映像看板の媒体価値によって変えるようにシステム構成することが望ましい。前述したように、看板データベースにおいては看板属性として訴求力情報が登録されている。この訴求力情報は映像看板の媒体としての価値を表す情報を含むものであるから、その媒体価値が大きいほど広告料単価を大きくするアルゴリズムを広告管理サーバー1のプログラムに組み込み、作品一覧電文を作成する際に上記アルゴリズムによる広告料単価を求めるようにする。
===試写と広告実行ファイル===
看板運用主は、看板運用コンピュータ3で作品一覧画面を見て、関心のある広告作品を指定して試写要求コマンドを入力すると、試写要求電文が広告管理サーバー1に送信される。これに応答して広告管理サーバー1は、該当広告作品を作品データベースから抽出して看板運用コンピュータ3にストリーミング送信する。これによって看板運用主は、コンピュータ3の画面で関心のある広告作品の映像を画面で確認することができる。
看板運用主は、放映条件の検討や試写を行って請け負うべき広告作品を決定した際、看板運用コンピュータ3から広告作品を特定して広告請負コマンドを入力する。これを受けた広告管理サーバー1は、指定された広告作品の広告実行ファイルを作成して看板運用コンピュータ3に送達する。
広告実行ファイルは、広告作品に広告制御データを組み込んだものである。広告制御データは、当該広告作品についての放映期間・放映時間帯・量的制限情報に基づいて、これらの範囲内でのみ広告放映を行わせる(範囲外での広告放映を禁止する)ための制御データである。
看板運用コンピュータ3は、広告実行ファイルに基づいて、広告制御データの支配下にて当該広告作品を自らの映像看板にて放映することになる。そして、当該広告作品を放映するごとに、放映日時と作品IDとを対応付けした放映履歴が看板運用コンピュータ3にて作成される。
===映像看板装置2===
映像看板装置2は、前述したように、看板運用コンピュータ3と表示制御装置6と映像看板7とから構成される。看板運用コンピュータ3のハードディスク4には、作品データベースと放映スケジュールと放映履歴が格納されており、看板運用コンピュータ3は、放映スケジュールに基づいて作品データベースから放映すべき映像作品を順次抽出し、その映像作品に基づく映像データをビデオメモリ5に順次展開する。表示制御装置6は、ビデオメモリ6上の映像データを映像看板7に供給して表示出力させる。
看板運用コンピュータ3の作品データベースには、映像看板7にて放映すべく用意した多数の映像作品が格納されている。それら映像作品は、看板運用主が主体的に制作に関わった自社広告の広告作品が大部分であるが、上記のように広告管理サーバー1から取り寄せた他社広告の広告作品も含まれている。これらのすべての映像作品は作品IDで区別される。
看板運用コンピュータ3の放映スケジュールは、基本的に、複数の映像作品を放映する時系列を規定した作品IDの配列を含んでいる。時刻または時間帯により、主スケジュールに割り込んで放映する作品IDを規定することもできる。看板運用コンピュータ3は、放映スケジュールとに基づいて出力順番処理を実行し、表示出力すべき作品IDを決定し、その映像作品を作品データベースから抽出し、その映像作品に基づく映像データをビデオメモリ5に順次展開する。これによって、放映スケジュールに従った時系列で各映像作品が映像看板につぎつぎと放映される。
看板運用コンピュータ3は、ある作品IDの映像作品をビデオメモリ5に展開して放映する際に、その作品が広告管理サーバー1から取り寄せた他社広告の広告実行ファイルであった場合、当該ファイルに含まれる広告制御データにて許可された範囲であることを確認して放映するとともに、ハードディスク4の放映履歴に放映時刻と作品IDとを対応付けして記録する。
看板運用コンピュータ3は、適時に広告管理サーバー1と通信し、前記の放映履歴の更新情報と、当該映像看板装置2の看板IDを含む放映報告電文を送信する。この通信は、看板運用コンピュータ3から行ってもよいし、広告管理サーバー1から行ってもよい。前者の場合、放映履歴を更新するごとに、または、放映履歴の更新を所定回数行うごとに、または、定期的に放映報告電文を作成してサーバー1に向けて送信することができる。後者の場合には、広告管理サーバー1が定期的に各看板運用コンピュータ3と順次通信し、放映報告電文を集信する。
===広告管理サーバー1における放映履歴処理===
広告管理サーバー1は、各看板運用コンピュータ3と通信し、各看板運用コンピュータ3にて記録された放映履歴を収集し、それら情報を整理して放映履歴データベースに集約する。このデータベースでは、作品IDで特定される各映像広告が、いつ、どの看板で、何回放映されたのかを整理している。このように集約された情報に基づいて、各映像広告の広告主が支払うべき広告料を計算するとともに、各映像看板装置2の運用主が受け取るべき広告料を計算することができる。広告管理サーバー1が作成する上記データベースの作品別テーブルを図5に示し、看板別テーブルを図6に示す。作品別テーブルは作品IDと広告実施量とを対応付けし、看板別テーブルは看板IDと作品IDごとの広告実施量とを対応付けしている。
この発明の一実施例による映像看板広告システムの概略構成図である。 一実施例における看板データベースの概念図である。 一実施例における作品属性データベースの概念図である。 一実施例における作品一覧画面の概念図である。 一実施例における作品別テーブルの概念図である。 一実施例における看板別テーブルの概念図である。
符号の説明
1 広告管理サーバー
2 映像看板装置
3 看板管理コンピュータ
4 ハードディスク
5 ビデオメモリ
6 表示制御装置
7 映像看板

Claims (4)

  1. 通信手段と、記憶手段と、制御手段とを備え、広告主から募集した広告作品を映像看板の運用主に提供する広告管理サーバーであって、
    通信手段は、看板運用コンピュータとの通信を可能とし、
    記憶手段は、看板データベースと、作品データベースと、作品属性データベースを格納し、
    看板データベースは、看板IDと、看板属性を対応付けし、
    看板属性は、看板所在と、運用主情報を含み、
    作品データベースは、作品IDと、広告作品を対応付けし、
    作品属性データベースは、作品IDと、広告主情報と、作品概要と、放映条件を対応付けし、
    放映条件は、放映地域と、放映期間と、放映時間帯と、広告費情報と、量的制限情報を含み、
    制御手段は、アクセスしてきた看板運用コンピュータと通信し、特定された看板IDに基づいて第1〜第5処理を行い、
    第1処理は、特定された看板IDに該当する看板属性を看板データベースから抽出し、
    第2処理は、第1処理で抽出した看板属性に基づいて作品属性データベースを検索し、看板属性の看板所在が放映条件の放映地域に適合する作品IDを抽出し、当該作品IDに該当する作品概要・放映条件・広告主情報を抽出し、
    第3処理は、第2処理で抽出した作品概要・放映条件・広告主情報に基づき、映像広告の内容と、広告主と、放映期間と、放映時間帯と、広告費情報と、量的制限情報を説明する記述を含んだ作品一覧電文を作成し、
    第4処理は、第3処理で作成した作品一覧電文を看板運用コンピュータに送信し、
    第5処理は、第4処理で送信した作品一覧中の作品を特定する試写要求電文を当該看板運用コンピュータから受信した際、特定された映像作品を作品データベースから抽出して当該看板運用コンピュータにストリーミング送信し、
    制御手段は、第4処理で送信した作品一覧中の作品を特定する広告請負電文を当該看板運用コンピュータから受信した際、第6〜第8処理を行い、
    第6処理は、広告請負電文で特定された広告作品を作品データベースから抽出するとともに、作品属性データベースから当該作品の放映期間・放映時間帯・量的制限情報を抽出し、
    第7処理は、第6処理で抽出した放映期間・放映時間帯・量的制限情報に基づいて広告制御データを作成し、これを第6処理で抽出した広告作品に対してその放映に不可欠な論理構造で組み込んだ広告実行ファイルを作成し、
    広告作品に組み込まれた広告制御データは、当該広告作品についての放映期間・放映時間帯・量的制限情報に基づいて、これらの範囲内でのみ当該広告作品の広告放映を可能とする制御データであり、
    第8処理は、第7処理で作成した広告実行ファイルを当該看板運用コンピュータに送信する
    広告管理サーバー。
  2. 看板属性は、映像看板の訴求力情報を含み、
    放映条件は、映像看板の訴求力情報を含み、
    第2処理は、第1処理で抽出した看板属性に基づいて作品属性データベースを検索し、看板属性の看板所在が放映条件の放映地域に適合し、かつ、看板属性の訴求力情報と放映条件の訴求力情報が適合する作品IDを抽出し、当該作品IDに該当する作品概要・放映条件を抽出する
    請求項1に記載の広告管理サーバー。
  3. 制御手段は、看板運用コンピュータと通信して放映履歴を取得し、その放映実績に基づいて広告実施履歴簿を更新する
    請求項1または2に記載の広告管理サーバー。
  4. 広告実施履歴簿は、作品IDと広告実施量とを対応付けした作品別テーブルと、看板IDと広告実施量とを対応付けした看板別テーブルを含み、
    制御手段は、作品別テーブルに基づいて広告主に対する広告費請求処理を、看板別テーブルに基づいて看板運用主に対する広告費支払処理を行う
    請求項3に記載の広告管理サーバー
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