JP4831156B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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本発明は、インクジェットプリンタに関するものである。
従来から、インクジェットプリンタ本体内に静置されたインクタンクから可撓性を有するチューブを介して、移動するキャリッジに搭載された記録ヘッドにインクを供給するチューブ供給形式のインクジェットプリンタが知られている。一方、インクジェットヘッドでは、記録ヘッド内のインクに気泡(空気)が含まれると、インクの吐出不良や記録品質の低下を招来する。
そのため、このようなチューブ供給形式のインクジェットプリンタでは記録ヘッドに気泡(空気)が直接流れないように、エアバッファ機構を設け、気泡を除去する作業が必要であった。
前記チューブ供給形式のインクジェットプリンタにおける気泡除去の技術としては、例えば、特許文献1には、記録ヘッドの上部にマニホールド(エアバッファ機構に相当)を備えるとともに、静止位置側にインクタンクと循環ポンプとを設け、循環ポンプを駆動させて気泡を除去する構成が記載されている。そして、インクをインクタンクから第1インク流路、マニホールド、第2インク流路、インクタンクの順に循環させて、その循環路内の気泡をインクタンクに戻して除去している。また、メンテナンス位置にて、吸引パージ手段により記録ヘッドのノズル(インク吐出)側からインクを吸引するように構成している。
また、例えば、特許文献2には、キャリッジ上にインクを一旦貯めるために設けられたエアトラップ(エアバッファ機構に相当)の上部に、気泡溜まりを設ける構成が記載されている。そして、気泡溜まりの気泡をインク流路内に発生した圧力波を吸収するために残しながら、記録ヘッドに近い領域のエアトラップの気泡は、インクとともにノズル側から吸引して除去している。
特開2000−103084号公報(図1参照) 特開2002−166568号公報(図3参照)
本発明は、記録ヘッドの複数のノズル列に複数色のインクを供給する複数のダンパー室を有するインクジェットプリンタを提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の発明におけるインクジェットプリンタは、被記録媒体に対して移動するキャリッジにインクジェット式の記録ヘッドを搭載し、プリンタの本体に搭載されたインクタンクからインク供給管を介して、前記キャリッジに搭載されたダンパー装置を経て前記記録ヘッドにインクを供給するように構成されたインクジェットプリンタにおいて、
前記記録ヘッドは、インクを吐出するノズルを複数色の各インク毎に複数列ずつ有し、それらのノズル列のうち、第1の色を吐出する複数のノズル列を中央に配し、当該中央の複数のノズル列を挟んでその両側に隣接して第2の色のインクを吐出するノズル列をそれぞれ配し、
前記記録ヘッドは、さらに前記各列のノズルに対しインクを供給する複数のインク供給チャンネル、及びその各インク供給チャンネルの端部と連通する複数のインク供給口を有し、
前記ダンパー装置は、前記複数色の各インク毎に複数のダンパー室を有するとともに、その各ダンパー室へインクを供給するインク流入口を各ダンパー室毎に有し、また前記複数のインク供給口と連通する複数のインク流出口を下面に並べて有し、
前記複数のダンパー室は、その一端がそれぞれ前記各インク流出口の上方に位置しその各インク流出口と連通しており、前記中央の複数のノズル列と連通するインク流出口と連通する前記ダンパー室の一端を挟むように、前記両側に位置する各ノズル列と連通する各インク流出口と連通する前記ダンパ室の各一端を、1つの前記ダンパー室から分岐して形成しており、
前記複数のダンパー室は、前記キャリッジの移動方向と平行な面に前記複数のダンパー室に渡って可撓性膜を有していることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記記録ヘッドは、前記中央の複数のノズル列に対してその両側の各ノズル列の外側に、それぞれ同色のインクを吐出する複数のノズル列を有し、前記ダンパー装置は、前記分岐したダンパー室の一端の外側に、それぞれ前記外側のノズル列にインクを供給するダンパー室を有することを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記両側に位置するノズル列にインクを供給する各一端を有するダンパー室は、平面視Y字形をなすことを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記複数のダンパー室の一端は、本体ケース内に仕切り壁によって形成され、前記複数のノズル列の配列方向に並んで位置することを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載のインクジェットプリンタにおいて、前記中央の複数のノズル列に連通する前記ダンパー室は、前記両側に位置するノズル列にインクを供給するダンパー室の下方に位置していることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、ノズルを複数色の各インク毎に複数列ずつ配置するとともに、そのうち中央の複数のノズル列を挟んでその両側に隣接して第2の色のインクを吐出するノズル列をそれぞれ配置し、各ノズル列に各ダンパー室の一端からインクを供給するようにして、中央の複数のノズル列にインクを供給するダンパー室の一端を挟むように、その両側に位置する各ノズル列にインクを供給するダンパ室の各一端を、1つの前記ダンパー室から分岐して形成したことで、中央の複数のノズル列に対してその両側に同色のノズル列をほぼ対称に配置した多数ノズル列を有するものにおいて、少ない数のダンパー室からそれぞれ複数のノズル列にインクを供給することができ、また、ダンパー装置を小型にすることができる。
また、各ダンパー室が、キャリッジの移動方向と平行な面に可撓性膜を有していることで、複数のダンパー室を小型に配置することができる。
請求項2に記載の発明によれば、中央の複数のノズル列に対してその両側の各ノズル列の外側に、それぞれ同色のインクを吐出する複数のノズル列を配置し、分岐したダンパー室の一端の外側に、それぞれ前記外側のノズル列にインクを供給するダンパー室を配置することで、多数のノズル列およびダンパー室をほぼ対称に配置し、ダンパー装置を小型にすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、中央の複数のノズル列の両側に位置するノズル列にインクを供給する各一端を有するダンパー室を平面視Y字形とすることで、上記ダンパー装置の構成を容易に実現することができる。
請求項4に記載の発明によれば、複数のダンパー室の一端を、本体ケース内に仕切り壁によって形成し、複数のノズル列の配列方向に並んで配置することで、ダンパー装置を小型にすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、中央の複数のノズル列に連通するダンパー室を、両側に位置するノズル列にインクを供給するダンパー室の下方に配置することで、上記ダンパー装置の構成を容易に実現することができる。
以下に本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、インクジェットプリンタ100は、本体フレーム1に内包されて被記録媒体である用紙Pにインクを吐出させて記録する記録機構部2と、記録機構部2における記録ヘッドユニット3のメンテナンス処理を行うメンテナンスユニット4と、前記本体フレーム1内に固定して配置される記録ヘッドユニット3に供給するインクを貯留するインクタンク5a〜5d等から構成されている。
フルカラー記録のための複数のインクタンク5(個別の色、即ち、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー用のタンクに対しては符号5a〜5dを付する、図1参照)は、インクの消耗に応じて交換することができる。
記録機構部2においては本体フレーム1内に収納される。本体フレーム1内に平行状に設けられた左右長手の後ガイド軸6と、前ガイド軸7とにキャリッジ9が摺動自在に載置され、該キャリッジ9に記録ヘッドユニット3が一体的に取付けられている。前記キャリッジ9は、本体フレーム1の右後側に配置されたキャリッジ駆動モータ10と、無端帯であるタイミングベルト11とにより前記前後ガイド軸6、7に沿って左右方向に往復移動可能に構成されている。他方、図示しないが、公知の用紙搬送機構により、用紙Pは前記記録ヘッドユニット3の下面側で前記キャリッジ9の移動方向と直交する方向に水平状(図1の矢印A方向)に搬送される。
搬送される用紙Pの幅より外側には、その一端側(実施形態では図1の左端部)に、インク受け部12が設けられており、他端側には、メンテナンスユニット4が配置されている。これにより、記録動作中に定期的に記録ヘッドユニット3は前記インク受け部12が設けられたフラッシング位置にてノズルの目詰まり防止のためのインク吐出を行い、インク受け部12にてインクを受ける。他端側のヘッド待機位置では、前記メンテナンスユニット4が配置されてノズル面のクリーニングを行い、また、色毎にインクを選択的に吸引するための回復処理及び後述するダンパー装置13内の気泡(空気)を除去する除去処理を行う。
図1に示すように、前記記録ヘッドユニット3の下面のノズル面より下方位置に、個別の色毎のインクタンク5をそれぞれ前方から挿入して装着できるように構成されている。図1において、左側から順に、ブラック(BK)用のインクタンク5a,シアン(C)用のインクタンク5b、マゼンタ(M)用のインクタンク5c、イエロー(Y)用のインクタンク5dは、水平且つ並列状に配置される。
前記各インクタンク装着部の後側には、各色のインクタンク5の挿入方向(後側壁面)に対向するようにインク供給用中空針(図示せず)を水平状に突設している。各色のインクに対応する中空針の基端部は、対応する可撓性を有するインク供給チューブ14a〜14dを介して記録ヘッドユニット3に接続されている。この場合、ブラック用とシアン用のインク供給チューブ14a,14bの中途部同士、マゼンタ用及びイエロー用のインク供給チューブ14c,14dの中途部同士を上下に重ねて結束している。
次に、キャリッジ9に搭載された記録ヘッドユニット3を、図2〜図11を参照しながら説明する。本実施形態では、フルカラー記録のための記録ヘッドユニット3は、図3に示すように、箱状に形成されたヘッドホルダ20と、そのヘッドホルダ20の底板20aの下面側に固定されたインクジェット式の記録ヘッド21と、底板20aの上側に固定されたダンパー装置13及び排気弁手段26とを備える。
記録ヘッド21の下面には、ノズル22の列が全部で10列形成されており、図2(記録ヘッド21を下面からみた図)において左側から、シアンインク(C)用のノズル22a、22bの2列、イエローインク(Y)用のノズル22cの列、ブラックインク(Bk)用のノズル22d、22e、22f、22gの4列、イエローインク(Y)用のノズル22hの列、マゼンタインク(M)用のノズル22i、22jの2列とが、キャリッジ9の移動方向(主走査方向)と直交する方向に長く形成されている。そして、用紙Pの上面に対向するように各ノズル22が下向きにて露出している。
前記記録ヘッド21は、特開2002−67312号公報、特開2001−219560号公報などで公知のものと同様に、上面の一側に各インク色毎のインク供給口を有し、その供給口から延びる各インク供給チャンネル70(図2)を介してそれぞれ多数の圧力室71にインクが分配され、各圧力室に対応する圧電素子などのアクチュエータ23(図3)の駆動によりノズル22からインクを吐出させるものである。アクチュエータ23の上面には、そのアクチュエータ23に電圧を印加するフレキシブルフラットケーブル24が固定されている。各インク供給口には各インクタンク5からダンパー装置13を介してインクが供給される。
次に、図3〜図11に基づいて、ダンパー装置13及び排気弁手段26の構成について詳述する。ダンパー装置13は、インク色毎に独立した複数のダンパー室27を、主仕切り壁35を挟んで、かつ主仕切り壁と交差する副仕切り壁35a、30によって区画して備えている。実施形態では、主仕切り壁35の下にブラックインク(BK)用のダンパー室27aの一部が配置され、主仕切り壁35の上にシアンインク(C)用のダンパー室27b、イエローインク(Y)用のダンパー室27c及びマゼンタインク(M)用のダンパー室27dが副仕切り壁35a、30によって区画されて配置され、全体として上下に2層状に構成されている。
具体的には、ダンパー装置13における本体ケース25は、矩形筒状の側壁を外周として有し上下面を開放した箱状の下ケース32と、その下ケース32の上面を覆って固定された上ケース31とから構成される。上ケース31及び下ケース32は共に合成樹脂材料にて射出成形されたものであり、超音波溶着等にて液密的に結合されている。
下ケース32には、その下面にその下面の面積の大部分を開放した開口部が設けられ、その開口部及び上方の開放面からそれぞれ平行に間隔を置いた位置に主仕切り壁35が形成されている。そして、その開口部はダンパー用の可撓性膜(合成樹脂製で空気及び液体非透過性のフィルム)36で封止され(具体的には、開口部の外周を画定する外周壁37の下端面に、可撓性膜36の外周縁を接着、熱溶着もしくは超音波溶着等により接合する)、その可撓性膜36と主仕切り壁35との間にブラックインク(BK)用のダンパー室の第1室27a−1が形成されている。可撓性膜36とヘッドホルダの底壁20aとの間には、可撓性膜36の変形のための間隙が確保されて、ダンパー装置13がヘッドホルダ20に固着されている。
前記主仕切り壁35の上面には、その主仕切り壁35と交差して一体的に立ち上がった副仕切り壁35aが形成され、下ケース32内の主仕切り壁35よりも上方の部分が、後述する上ケース31と共同して複数のダンパー室として形成されている。実施形態では、3個の副仕切り壁35aが相互に間隔を置いて配置され、下ケース32の側壁と共同してシアンインク(C)、イエローインク(Y)及びマゼンタインク(M)用の3個のダンパー室27b〜27d(詳細にはそのダンパー室の第2室39b〜39d)及びブラックインク(BK)用のダンパー室の第2室39aが形成されている。シアンインク(C)、イエローインク(Y)及びマゼンタインク(M)用の各第2室39b〜39dは、図7に示すように下ケース32内を全長にわたって延びて形成され、主仕切り壁35の上面から外れた位置において各インク色毎のインク流出口41b〜41dに連通されている。イエローインク(Y)用の第2室39cは、ブラックインク(BK)用の第2室39aを挟んで、Y字形に形成されている。ブラックインク(BK)用の第2室39aは、一部を主仕切り壁35の上面に重ねて配置され、主仕切り壁35の上面から外れた位置においてインク流出口41aに連通されている。
ブラックインク(BK)用のダンパー室の第1室27a−1は、第2室39aに、主仕切り壁35を上下方向に貫通する絞り部としての通路42を介して連通している。通路42は、第1室27a−1よりも断面積を小さく形成され、その第1室27a−1内よりも流路抵抗が大きく設定されている。
上ケース31は、上面に複数の凹部を備えた偏平形状に形成されている。上ケース31には、前記副仕切り壁35aを上方に延長した位置で3個の副仕切り壁30で仕切られたシアンインク(C)、イエローインク(Y)及びマゼンタインク(M)用の3個のダンパー室27b〜27dの第1室27b−1〜27d−1及びブラックインク(BK)用の第3室55aがそれぞれ形成されている。第1室27b−1〜27d−1の底壁29には、絞り部としての多数個の通路孔44が上下に貫通形成され、各第1室27b−1〜27d−1は、その下の室すなわち第2室39b〜39dとそれぞれ個別に連通している。
通路孔44は、各第1室27b−1〜27d−1よりも断面積を小さく形成され、その各第1室27b−1〜27d−1よりも流路抵抗が大きく設定されている。
また、ブラックインク(BK)用の第3室55aの底壁29には、空気孔54が貫通形成され、その第3室55aを、その下の室すなわち第2室39aと連通している。
第1室27b−1〜27d−1及び第3室55aの上方開放面は、1枚のダンパー用の可撓性膜(合成樹脂製で空気及び液体非透過性のフィルム)43で共通に封止されている。具体的には、各第1室及び第3室の外周を画定する外周壁及び副仕切り壁30の上端面に、可撓性膜43を接着もしくは超音波溶着等により接合している。
前記各インク流出口41a〜41dは、図5に示すように下ケース32の下面に並んで位置し、可撓性膜36よりも下方に延長した位置で、下向きに開口している。一方、記録ヘッド21は、上面に各インク色毎のインク供給チャンネル(マニホールド)の端部と連通した複数のインク供給口(図示しない)を、各インク流出口41a〜41dと対向した位置に備えている。各インク流出口41a〜41dは、ヘッドホルダ20の底板20aに設けた開口を貫通し、記録ヘッド21の各インク供給口と、ゴムパッキン等のシール材を介して連通している。
インク流出口41a〜41dと反対側の下ケース32の側面からフランジ状に突出した部分32aには、図3及び図4に示すように各インク色毎のインク流入口47(実施形態では4個、ブラックインク(BK)用、シアンインク(C)用、イエローインク(Y)用及びマゼンタインク(M)用の各インク流入口をそれぞれ47a、47b、47c、47dで示す)が上向きに開口されている。
これらのインク流入口に、各インク色毎のインク流路を有するジョイント部材45が、各インク流路の下端を対応させパッキン等のシールを介して接続されている。ジョイント部材45の各インク流路上端には、各インク色のインク供給チューブ14a〜14dの先端が接続されている。
そして、前記ブラックインク(BK)用のインク流入口47aは、図11に示すように、前記下ケース32の下面に下向き開放状に水平に形成された凹通路48を介して対応するダンパー室27aの第1室に接続されている。他のインク流入口47b〜47dは、図3及び図5に示すように、前記下ケース32の下面に下向き開放状に水平に形成された凹通路48及び下ケース32の一側壁内に沿って上下方向(主仕切り壁35のなす面とほぼ直交する方向)に延びるように形成された連通路49と、上ケース31に上下に貫通する連通路50とを介して、対応するダンパー室27b〜27dの第1室に接続されている(図6(b)、図7(b)、図8(b)等参照)。その場合、前記連通路50の開口面が可撓性膜43の下面に近接した高さ位置にあるので、ダンパー室27b〜27d内に流入されたインクが連通路50の開口面と対峙して接近する可撓性膜43に直接的に衝突できるから、インク供給チューブ14b〜14d内のインクの動圧変動を効率的に吸収緩和(ダンピング)させることができるのである。
各インク流入口47a〜47dおよび凹通路48の開放下面は、前記可撓性膜36を延長した部分で封止されている。
上ケース31には、各インク流出口41a〜41dの上方に対応する位置においてそれぞれ各第2室39a〜39dの上部に連通する複数の排気孔53が貫通形成されている。各排気孔53の上端は、上ケース31の上面に互いに独立して溝状に凹み形成された複数の排気通路51にそれぞれ接続され、その排気通路は、本体ケースの長手方向(インク流入口47a〜47dとインク流出口41a〜41dを結ぶ方向)とほぼ直交する方向に延びその他端が後述する排気弁手段26と接続されている。
シアンインク(C)用、イエローインク(Y)用及びマゼンタインク(M)用の各排気孔53は、図8(b)に示すように、上ケース31から各第2室39b〜39d内に垂下する筒状部材内を貫通して形成され、後述するように排気孔から気泡の排出動作を行ったとき、各第2室39b〜39dの上部に筒状部材の高さ分だけ空気を残留させるようにしている。ブラックインク用の排気孔53も、同様に構成しても良いが、第3室55aによってすでに所定の空気量が確保されている。
前記各排気通路51は、その開放上面を前記可撓性膜43を延長した部分で覆われ、その各通路が画定されている。
ダンパー装置13は、主仕切り壁35及び可撓性膜36,43が、キャリッジ9の移動方向すなわち記録ヘッド21のノズルの開口面と平行に延在するように、キャリッジ9上に固定されている。
次に、排気弁手段26について説明すると、下ケース32の一側(図9の上端から右端)から延びた腕部分32bの先の下ケース32と間隔をおいた位置に、排気弁手段26のための収納部34が一体的に設けられている。その収納部34には、インク色ごとに、4つの前記通路孔56が上下方向に長く且つ上下に開口するように形成されている。前記各通路孔56は上半の大径部56aと下半の小径通路56bとからなっている。大径の弁体57の下端には小径のバルブロッド58が一体的に形成されている。バルブロッド58に被嵌され、且つ弁体57の下端面側にシール用のオーリング等のパッキン59が配置されている。前記大径部56aにパッキン59及び弁体57が昇降可能に挿入され、バルブロッド58は小径通路56bに挿入されている。このバルブロッド58の下端は小径通路56bの下端開口部近傍まで延びている。大径部56a内に設けたコイルバネ等のばね手段60にて弁体57を常時下向きに押圧している。この状態で、パッキン59が通路孔56の大径部56aの底面に押圧されて、弁閉止となる(図10(b)参照)。
前記上ケース31の側縁は、下ケース32の前記延長部分32bに平面視において重なって延長された部分31bを有し、その延長部分先端で前記収納部34の上端を覆っている。前記各排気通路51は、その延長部分31bの上面に沿って形成され、その他端が各通路孔56の上端とそれぞれ個別に連通されている。
メンテナンスユニット4は、記録ヘッド21のノズル22の開口面を開閉可能に覆うキャップ部材76と、排気弁手段26の下端面すなわち各小径部56bの開口面を個別に開閉可能に覆う複数の小キャップ部材72とを備える。両キャップ部材76,72は、公知のメンテナンスユニットと同様の上下移動機構73により、キャリッジ9が待機位置(図1において右端位置)に移動したときに、ノズル22の開口面及び排気弁手段26の下端面に密着するように上昇し、他の位置ではそれらの面から離隔するように下降する。また、キャップ部材76は、公知のメンテナンスユニットと同様に吸引ポンプ74に接続され、吸引ポンプ74の駆動によりノズル22から増粘したインクや異物が吸引除去される。
各小キャップ部材72は、そのキャップ部材よりも突出した突起部72aをそれぞれ有し、排気弁手段26の下端面に密着したとき、突起部72aにより、前記バブルロッド58をばね手段60の付勢力に抗して押し上げ、パッキン59を大径部56aの内底部から離し、弁開放状態にする。また、各小キャップ部材72は共通の流路を介して前記吸引ポンプ74に接続され、吸引ポンプ74の駆動により各ダンパー室の第2室39a〜39d内に蓄積した気泡が一括して吸引排出される。これは、インクタンク5からインク供給管14を通して供給されるインクを第2室39a〜39d内に一旦貯留することで、インク中から気泡を分離浮上させ、第2室39a〜39dの上部に蓄積した気泡を、上記のように、吸引ポンプ74により排出させるのである。
キャップ部材76と小キャップ部材72は、切替弁75により択一的に吸引ポンプ74に接続される。キャップ部材76と小キャップ部材72は、上下移動機構73により、同時にノズル22の開口面及び排気弁手段26の下端面に密着するが、好適には、まず小キャップ部材72をとおして第2室39a〜39dの上部に蓄積した気泡を排出し、その後、キャップ部材76をとおしてノズル22からインクを排出する。仮にキャップ部材76のみで第2室39a〜39dの気泡を排出しようとすると、多量のインクを排出しなければならないが、上記のようにすることで、少ないインク排出量で、気泡の排出及び記録ヘッド21の回復処理を行うことができる。
また、ノズル22からのインク吸引のみ、または第2室39a〜39dの気泡の排出のみを、それぞれ単独に行うこともできる。
なお、上記のように吸引ポンプ74の吸引動作に代えて、インクタンク5側から、インクに正圧を加えて、ノズル22から増粘したインクや異物を吸引除去したり、第2室39a〜39d気泡を排出することもできる。あるいは、吸引動作とインクへの正圧印加を併用することもできる。
この実施形態では、前述した下ケース(請求項の第1部材に相当)32と上ケース(請求項の第2部材に相当)31とは、超音波溶着にて気密的に固定される。下ケース32には、図7(a)に示すように、開口部として各第2室39及び各通路孔56が設けられているが、これらの周囲には各開口部を囲うように、上ケース31側(上面側)に突出する接合用突条部80aが設けられている。また、これら接合用突条部80aに対応する上ケース31の下面の箇所にも、図8(b)に示すように、下ケース32側(下面側)に突出する接合用突条部80bが設けられている。
また、上ケース31と可撓性膜(請求項の第3部材に相当)43は熱溶着にて接合される。上ケース31に設けられたダンパー室27(詳細にはブラックインク用の第3室と他のインク用の第1室)及び排気通路51の周囲には、これらをそれぞれ囲む上端面38(図10(a)のハッチングを施した面)が、上面側に突出する接合用突条部80cとして形成されている。そして、この接合用突条部80cに可撓性膜43が熱溶着されることで、ダンパー室27が各インク色毎に仕切られ、また排気通路51が通路孔53と接続口52とを連通する経路として独立して仕切られるようになっている。
また、開口部である前記第2質39と通路孔56とは離間して配置されているため、これら第2室39と通路孔56との間となる下ケース32の腕部分32bの上面には、上ケース31を支持するための支持部が設けられている。この支持部は、排気通路51と可撓性膜43との接合時に受ける押圧力を支持できる箇所に設けられ、適宜分散させて2以上の複数配置されている(図7(a)及び図9参照)。分散させることにより、支持の均等化を図っている。この実施形態では、支持部は、腕部分32bの上面に設けられた複数の平行状の支持部81aと、この支持部81aと当接するように上ケース31の腕部分31bの下面に設けられた支持部81bとから構成されている(図7(a)、図8(b)、及び図9参照)。これら支持部81aと81bとの高さの和が、下ケース32及び上ケース31に設けられた接合用突条部80aと80bとの高さの和に等しくなるように形成されている。その一例として、下ケース32の接合用突条部80aと支持部81aは同じ突出高さに、上ケース31の接合用突条部80bと支持部81bは同じ突出高さに設定してもよい。
また、この実施形態では、上ケース31と下ケース32とを超音波接合する際に、上ケース31と下ケース32との間で、接合用突条部同士(80aと80b)と同時に支持部同士(81aと81b)も接合するよう構成している。そして、下ケース32の接合用突条部80aと支持部81aとは、接合端面をあらかじめ平坦形状としているのに対し、上ケース31の接合用突条部80bと支持部81bとは、接合端面をあらかじめ尖端形状とし、接合時の超音波エネルギーを集中させて接合の効率化を図っている。
上記の実施形態では、まず、ダンパー装置13の製造において、下ケース32に上ケース31が位置合わせされて積層される。この位置合わせにより、図12(a)に示すように、下ケース32の上面の接合用突条部80aに、上ケース31の下面の接合用突条部80bが当接するとともに、下ケース32の上面の支持部81aに、上ケース31の下面の支持部81bが当接し、これらに超音波溶着が施される。前述したように溶着部分を突設させているために超音波エネルギーが集中して作用し、各第2室39及び各連通孔56の周囲が、上ケース31によって確実に封止される。
次に、図12(b)に示すように、上ケース31の接合用突条部80cに可撓性膜43の下面を当接させて熱溶着を行う。このとき、可撓性膜43の上面に平坦な加熱治具83が押し当てられるが、接合箇所となる上ケース31の下面側が支持部81a、81bによって支持されているため、上ケース31が下方に撓むことがない。これにより、排出通路51の周囲の接合用突条部80cのような、離間した開口部に跨るために本来は下面側に隙間を有する箇所においても、加熱治具83により接合用突条部80cに対する可撓性膜43の確実な封止を行うことができ、各通路毎の独立性を保持することができる。
そして、このような接合工程を経て形成されたダンパー装置13がキャリッジ9に搭載される。記録動作に応じてキャリッジ9が主走査方向(左右方向)に往復移動するにつれて、各インク供給チューブ14も左右方向に移動すると、そのリターン時の慣性力により前記各インク供給チューブ14内のインクの圧力も大きく変動する。その圧力変動は、インク流入口47を介して各ダンパー室27に伝播する。そのとき、各ダンパー室27を封止している可撓性膜36、43が撓むことにより、各ダンパー室27内のインク圧力の変動を緩和できる。
各ダンパー室の第1室27a−1〜27d−1に伝播した圧力変動は、絞り部としての通路孔44や通路42の抵抗作用により、まず第1室27a−1〜27d−1で可撓性膜36,43を大きく撓ませる。さらにシアンインク(C)、イエローインク(C)及びマゼンタインク(M)用の各第1室27b−1〜27d−1への各連通路49,50は、可撓性膜43と対峙して近接した位置で開口しているから、圧力変動は、可撓性膜43に直接的に衝突し、早期に吸収緩和される。
また、通常、第2室39a〜39dの上部、第3室55aには、空気層が確保されるから、この空気によるダンパー作用、さらに第3室55aを封止する可撓性膜43の変形によって、ダンパー室27a〜27d内で生じた圧力変動及び上記のように伝播した圧力変動も吸収緩和され、記録ヘッド21のノズル22での圧力が均一に維持され、記録品質が高められる。
各ダンパー室の第1室27a−1〜27d−1に流入したインクは、絞り部としての通路孔44や通路42の抵抗作用によりさらに減速されて、それぞれ対応する第2室39a〜39dに流入する。その第2室39a〜39d内で、インク中に含まれる気泡を浮上させ、気泡が少なくなったインクが、インク流出口41a〜41dから記録ヘッド21に供給される。
そして、定期的にキャリッジ9をメンテナンスユニット4で休止させ、小キャップ部材72の突起部72aにより、排気弁手段26における全てのバルブロッド58、弁体57及びパッキン59を押し上げて弁開放状態にし、次いで、吸引ポンプ74を駆動して各第2室39a〜39d内の上方の空気(気泡)を、排気通路51及び排気弁手段26から外部に排出させる。
このとき、長く設けられた排気通路51の上面を覆う可撓性膜43が、排気通路51を囲む接合用突条部80cと確実に接合され、排気通路51を個々に独立させて密閉しているため、各第2室39a〜39dの気泡除去を確実に行うことができる。
また、このように第2室39a〜39dに溜まった気泡を下方のノズル22側からではなく、上方から抜くので、気泡が下位置にある記録ヘッド21へ流れ込まず、従って、この記録ヘッド21内のインク流路に気泡が詰まるという不良も発生しない。また、気泡の除去に伴って、ダンパー装置13に貯留されているインクを多く排出する必要もないからランニングコストも低減でき、経済的であるという効果を奏する。
なお、本実施形態では、下ケース32と上ケース31との接合を超音波溶着とし、上ケース31と可撓性膜43との接合を熱溶着として説明したが、この組み合せに限定するものではなく、例えば、接着剤による接着等を適用したり、任意の接合方法を適宜組み合せて適用してもよい。
また、下ケース32の上面側と、上ケース31の下面側の両方に、接合用突条部(80a、80b)及び支持部(81a、81b)を設けたが、いずれか一方の面のみに形成してもよい。また、接合用突条部(または支持部)を上ケース31と下ケース32の両方に設け、支持部(または接合用突条部)を上ケース31と下ケース32のいずれか一方に設けるように構成したりしてもよい。上ケース31と可撓性膜43との接合においては、上ケース31の上面側に接合用突条部80cを設けたが、これを省略して平坦化することもできる。
また、前記実施形態では、請求項の第3部材に相当するものとして可撓性膜43を説明したが、これに限定するものではなく、薄板等でもよい。
また、前記実施形態では、第1部材(下ケース32)と第2部材(上ケース31)とを接合した後に、第3部材(可撓性膜43)を接合する手順を説明したが、前記第1〜第3の3つの部材を同時に積層状態として押圧接合する場合にも適用できる。
さらに、本発明は、種々の種類のインクジェットプリンタに適用できることはいうまでもない。
インクジェットプリンタの記録機構部の平面図である。 ヘッドホルダの下面図である。 ヘッドホルダの側断面図である。 ダンパー装置とその可撓性膜の上方斜視図である。 ダンパー装置とその可撓性膜の下方斜視図である。 (a)は本体ケース(下ケースと上ケースとを合わせた状態)の上方斜視図、(b)は下方斜視図である。 (a)は下ケースの上方斜視図、(b)は下方斜視図である。 (a)は上ケースの上方斜視図、(b)は下方斜視図である。 下ケースの平面図である。 (a)は上ケースの平面図、(b)は図10(a)のXb−Xb線矢視断面図である。 (a)は図10(a)のXIa −XIa 線矢視断面図、(b)は図10(a)のXIb −XIb 線矢視断面図である。 (a)は下ケースと上ケースの接合を説明する断面図、(b)は上ケースと可撓性膜の接合を説明する断面図である。
3 記録ヘッドユニット
4 メンテナンスユニット
5 インクタンク
9 キャリッジ
14 インク供給チューブ
21 記録ヘッド
22 ノズル
25 本体ケース
26 排気弁手段
27 ダンパー室
29 主仕切り壁
30 副仕切り壁
31 上ケース
32 下ケース
34 収納部
35 仕切り板
35a 壁
36 可撓性膜
39 第2室
41 インク流出口
42 通路
43 可撓性膜
44 連通孔
47(47a〜47d) インク流入口
48 凹通路
49 連通路
50 連通路
51 排気通路52a〜52d 接続口
53 通路孔
54 空気孔
55 空気ダンパー室
56 通路孔80a〜80c 接合用突条部
81a、81b 支持部
100 インクジェットプリンタ
113 ダンパー装置

Claims (6)

  1. 被記録媒体に対して移動するキャリッジにインクジェット式の記録ヘッドを搭載し、プリンタの本体に搭載されたインクタンクからインク供給管を介して、前記キャリッジに搭載されたダンパー装置を経て前記記録ヘッドにインクを供給するように構成されたインクジェットプリンタにおいて、
    前記記録ヘッドは、インクを吐出するノズルを複数色の各インク毎に複数列ずつ有し、それらのノズル列のうち、第1の色を吐出する複数のノズル列を中央に配し、当該中央の複数のノズル列を挟んでその両側に隣接して第2の色のインクを吐出するノズル列をそれぞれ配し、
    前記記録ヘッドは、さらに前記各列のノズルに対しインクを供給する複数のインク供給チャンネル、及びその各インク供給チャンネルの端部と連通する複数のインク供給口を有し、
    前記ダンパー装置は、前記複数色の各インク毎に複数のダンパー室を有するとともに、その各ダンパー室へインクを供給するインク流入口を各ダンパー室毎に有し、また前記複数のインク供給口と連通する複数のインク流出口を下面に並べて有し、
    前記複数のダンパー室は、その一端がそれぞれ前記各インク流出口の上方に位置しその各インク流出口と連通しており、前記中央の複数のノズル列と連通するインク流出口と連通する前記ダンパー室の一端を挟むように、前記両側に位置する各ノズル列と連通する各インク流出口と連通する前記ダンパ室の各一端を、1つの前記ダンパー室から分岐して形成しており、
    前記複数のダンパー室は、前記キャリッジの移動方向と平行な面に前記複数のダンパー室に渡って可撓性膜を有していることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記記録ヘッドは、前記中央の複数のノズル列に対してその両側の各ノズル列の外側に、それぞれ同色のインクを吐出する複数のノズル列を有し、
    前記ダンパー装置は、前記分岐したダンパー室の一端の外側に、それぞれ前記外側のノズル列にインクを供給するダンパー室を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記両側に位置するノズル列にインクを供給する各一端を有するダンパー室は、平面視Y字形をなすことを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記複数のダンパー室の一端は、本体ケース内に仕切り壁によって形成され、前記複数のノズル列の配列方向に並んで位置することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記中央の複数のノズル列に連通する前記ダンパー室は、前記両側に位置するノズル列にインクを供給するダンパー室の下方に位置していることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記各ダンパー室は、前記キャリッジの移動方向と平行な面に可撓性膜を有していることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
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