JP4829265B2 - スパークプラグの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スパークプラグの製造方法に関する。
特許文献1には、スパークプラグの製造方法が開示されている。このスパークプラグは、貫通孔が軸線方向に形成された絶縁体と、貫通孔の先端側に挿入固定された中心電極と、貫通孔の後端側に挿入固定された端子電極と、貫通孔内で中心電極に固着された第1導電性シール材層と、貫通孔内で端子電極に固着された第2導電性シール材層と、貫通孔内で第1導電性シール材層と第2導電性シール材層との間に介在するように配設されて両導電性シール材層に固着された抵抗体とを備えた構造となっている。
そして、このスパークプラグは、次の2つの工程を経て製造される。まず、第1プロセスにおいては、貫通孔の先端側に中心電極を挿入した後、貫通孔の後端側から、第1導電性シール材層となる第1粉末材料と、抵抗体となる第2粉末材料と、第2導電性シール材層となる第3粉末材料とを所定量この順番で充填して押し固め、さらに、貫通孔の後端側から、端子電極を第3粉末材料に当て止まるまで挿入する。
この後、第2プロセスでは、絶縁体を第1〜3粉末材料の軟化温度以上に加熱した状態で、端子電極を所定の位置まで挿入し、これにより、第1粉末材料を第1導電性シール材層とし、第2粉末材料を抵抗体とし、第3粉末材料を第2導電性シール材層とする。
特開2005−340171公報
上記のようにスパークプラグを製造する場合、第2プロセスでは、第1〜3粉末材料が端子電極によって圧縮されるため、絶縁体には高い応力が生じることになる。このため、絶縁体が破壊されることが懸念される。近年、スパークプラグの小型化や小径化が求められており、それに伴って、絶縁体の肉厚が薄くなっていることから、この傾向は特に高い。
絶縁体の破壊を回避する手段としては、端子電極の挿入速度を一律に低下させることが考えられるが、そうすると、歩留まりの低下は回避できるものの、第2プロセスに要する時間が長くなるため、生産性が低下してしまうことになる。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、歩留まりの低下と生産性の低下とを同時に回避することを解決すべき課題としている。
本発明は、貫通孔が軸線方向に形成された絶縁体と、前記貫通孔の先端側に挿入固定された中心電極と、前記貫通孔の後端側に挿入固定された端子電極と、前記貫通孔内で前記中心電極に固着された第1導電性シール材層と、前記貫通孔内で前記端子電極に固着された第2導電性シール材層と、前記貫通孔内で前記第1導電性シール材層と前記第2導電性シール材層との間に介在するように配設され、双方に固着された抵抗体とを備えるスパークプラグの製造方法において、
前記貫通孔の先端側に前記中心電極を挿入した後、前記貫通孔の後端側から、前記第1導電性シール材層となる第1粉末材料と、前記抵抗体となる第2粉末材料と、前記第2導電性シール材層となる第3粉末材料とを所定量この順番で充填して押し固め、さらに、前記貫通孔の後端側から、前記端子電極を前記第3粉末材料に当て止まるまで挿入する第1プロセスと、
前記第1プロセスを終えた前記絶縁体を前記第1〜3粉末材料の軟化温度以上に加熱した状態で、前記端子電極を所定の位置まで挿入して、前記第1粉末材料を前記第1導電性シール材層とし、前記第2粉末材料を前記抵抗体とし、前記第3粉末材料を前記第2導電性シール材層とする第2プロセスとを備え、
前記第2プロセスでは、開始から終了までの間において、前記端子電極を挿入する速度が落とされるところに特徴を有する。
本発明の製造方法は、第1〜3粉末材料を端子電極で圧縮する第2プロセスにおいては、工程の終期に近づくほど、第1〜3粉末材料の圧縮度が高くなって、絶縁体に作用する荷重が増大していくという点に着目し、第2プロセスの開始から終了までの間に端子電極を挿入する速度を落とすようにした。つまり、粉末材料の圧縮度が低い間は、絶縁体に作用する荷重が小さくて破壊の虞がないので、端子電極の挿入速度を速めることによって生産性の低下を抑えるようにし、圧縮工程が進んで粉末材料の圧縮度が高くなると、端子電極の挿入速度を低下させることにより、絶縁体に作用する荷重の増大を抑え、絶縁体の破壊を回避している。
このように本発明によれば、歩留まりの低下と生産性の低下を同時に回避することができる。特に、スパークプラグの小型化や小径化が図られた場合には、絶縁体の肉厚が薄くなって機械的強度の低下が懸念されることから、本願発明の製造方法は有効である。
尚、前記第2プロセスにおける端子電極の挿入速度を制御する形態としては、開始から終了までの間の時間で前記速度を制御するようにしてもよく、開始から終了までの間における前記端子電極のストローク量で前記速度を制御するようにしてもよい。
また、第2プロセスにおいて端子電極の挿入速度を低下させる形態としては、比較的高速の第1速度で挿入させた後、第1速度よりも低速の第2速度で挿入させる形態の他に、速度を3段階以上で順次に低下させていってもよく、また、第2プロセスの開始から終了まで速度を連続的に低下させてもよい。この他、速度が一定のステップと、速度が連続的に低下するステップとを組み合わせてもよい。
前記第2プロセスにおける端子電極の挿入速度を、開始から終了までの間の時間又は前記端子電極のストローク量で制御する場合において、前記第2プロセスを、前記端子電極を第1速度で挿入する第1ステップと、前記端子電極を前記第1速度より遅い第2速度で挿入する第2ステップとからなる工程とした上で、前記第1ステップから前記第2ステップに切り替えるタイミングを、前記端子電極が挿入される過程において、前記第2粉末材料が前記軸線方向に圧縮されて前記抵抗体の長さに到達する時点より前としてもよい。
同じく、前記第2プロセスにおける端子電極の挿入速度を、開始から終了までの間の時間又は前記端子電極のストローク量で制御する場合において、前記第2プロセスを、前記端子電極を第1速度で挿入する第1ステップと、前記端子電極を前記第1速度より遅い第2速度で挿入する第2ステップとからなる工程とした上で、前記第1ステップから前記第2ステップに切り替えるタイミングを、前記第2プロセスの開始から終了までの間における前記端子電極のストローク量のうち、半分まで前記端子電極が挿入された時点以降としてもよい。
さらに、前記第2プロセスにおける速度の別の制御形態としては、前記端子電極を挿入する過程における反力に基づいて前記速度を制御するようにしてもよい。
この場合、前記第2プロセスを、前記端子電極を第1速度で挿入する第1ステップと、前記端子電極を前記第1速度より遅い第2速度で挿入する第2ステップとからなる工程とした上で、前記第1ステップから前記第2ステップに切り替えるタイミングを、前記端子電極の挿入経過に伴う前記反力の変動形態に基づいて決定してもよい。
また、端子電極を貫通孔内に挿入するための駆動機構としては、サーボモータの回転力をボールネジ機構を用いて直線運動に変換してプレスピンに伝達する構造や、サーボモータにより回転駆動されるカムの外周でプレスピンを直接的に又は間接的に押圧する構造や、油圧シリンダのロッドの進退運動をプレスピンに伝達する構造等を用い、これらの構造によって、プレスピンを介して端子電極を直線的に進退移動させることができる。
また、端子電極を挿入するための駆動機構としては、複数のプレスピンを有し、1台で同時に複数のスパークプラグの製造を行えるようにしたものであってもよい。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図5を参照して説明する。図1に示す本実施形態のスパークプラグ10は、主体金具11、絶縁体12、中心電極13、接地電極14、端子電極15、第1導電性シール材層16、抵抗体17、第2導電性シール材層18を備えて構成されている。尚、以下の説明において、スパークプラグ10の上下の向きについては、図1における下端を先端といい、上端を後端ということにする。
主体金具11は上下に貫通した形態の筒状をなし、その外周には、スパークプラグ10を図示しないエンジンブロックに取り付けるための雄ネジ部19が形成されている。主体金具11内には、絶縁体12がその先端部を主体金具11から突出させた形態で収容されている。絶縁体12は、上下に貫通した形態であり、アルミナ質セラミックスからなる。絶縁体12の外周にはフランジ部20が形成され、絶縁体12の内部には貫通孔21が形成されている。
貫通孔21内の下端側領域には、先端の発火部22を絶縁体12から突出させた形態で中心電極13が設けられている。中心電極13は、後端側から貫通孔21内に挿入され、上端部の拡径部23を貫通孔21の段差状受け部24に対して上から係止させることにより、下方(先端側)への抜けを規制された状態で位置決めされている。接地電極14は、主体金具11の下端に溶接により固着されている。接地電極14の先端部に屈曲して形成された発火部24と、中心電極13の発火部22とは、火花放電ギャップと称される隙間を空けて上下に対向している。
貫通孔21の略上半分領域内には、端子電極15が収容されている。端子電極15は、後端側から貫通孔21内に挿入され、外周の鍔部25を絶縁体12の後端面に係止させることにより、先端側への相対移動(貫通孔21への挿入動作)を規制された状態で位置決めされている。
絶縁体12の貫通孔21における中心電極13の後端(図1における上端)と端子電極15の先端(図1における下端)との間の空間内には、第1導電性シール材層16と抵抗体17と第2導電性シール材層18とが先端側から順に充填されている。
第1導電性シール材層16は中心電極13に対して電気的に導通可能に固着され、第2導電性シール材層18は端子電極15に対して電気的に導通可能に固着されている。第1導電性シール材層16の一部は、貫通孔21の内周と中心電極13の後端部外周との隙間に侵入することにより、シール機能を発揮し、第2導電性シール材層18の一部は、貫通孔21の内周と端子電極15の先端部外周との隙間に侵入することにより、シール機能を発揮している。また、第1導電性シール材層16と第2導電性シール材層18との間に介在する抵抗体17の先端部は、第1導電性シール材層16を介して中心電極13に電気的に接続され、抵抗体17の後端部は、第2導電性シール材層18を介して端子電極15に電気的に接続されている。
第1導電性シール材層16は、図2に示すように、ガラス粉末と導電性フィラー(例えばCu及びFe等の金属成分の1種又は2種以上を主体とする金属粉末)との混合粉末である第1粉末材料16Pを原料とし、後述のガラスシール工程においてこれを加熱・プレスすることにより形成されている。図1に示すように、抵抗体17は、図2に示すガラス粉末と導電材料粉末(及び、必要に応じてガラス以外のセラミック粉末)との混合粉末である第2粉末材料17Pを原料とし、ガラスシール工程においてこれを加熱・プレスすることにより形成されている。図1に示すように、第2導電性シール材層18は、図2に示す第1導電性シール材層16と同様、ガラス粉末と導電性フィラー(例えばCu及びFe等の金属成分の1種又は2種以上を主体とする金属粉末)との混合粉末である第2粉末材料18Pを原料とし、ガラスシール工程においてこれを加熱・プレスすることにより形成されている。
次に、図3及び図3に示すように、絶縁体12に対して後端側から中心電極13及び端子電極15を組み付けて、抵抗体17及び両導電性シール材層16,18の形成を行うためのガラスシール工程について説明する。ガラスシール工程は、加熱・プレスする前の第1プロセスと、この第1プロセス後に加熱・プレスを行う第2プロセスとによって構成される。図2は第1プロセスにおいて端子電極15を挿入する直前の状態を表し、図3は第2プロセスが終了した状態を表す。
第1プロセスは、図2に示すように(1)絶縁体12の貫通孔21に中心電極13を挿入し、(2)第1粉末材料16Pを貫通孔21内に充填して予備圧縮することにより押し固め、(3)第2粉末材料17Pを充填して予備圧縮することにより押し固め、(4)第3粉末材料18Pを充填して予備圧縮することにより押し固め、(5)端子電極15を、第3粉末材料18Pの後端に当て止まる所定のプレス開始位置まで挿入する、という手順で行われる。第1プロセスが完了すると、第1粉末材料16P、第2粉末材料17P及び第3粉末材料18Pが、先端側から順に積層された状態となる。
第2プロセスは、図3に示すように(6)絶縁体12及び貫通孔21内の第1〜第3粉末材料16P,17P,18Pを、図示しない加熱炉内に収容して、第1〜第3粉末材料16P,17P,18の軟化温度よりも高い温度(例えば、700〜950℃)で加熱し、(7)図4に示すプレス装置30により、プレス開始位置にある端子電極15を、その鍔部25が絶縁体12の後端面に突き当たる所定のプレス完了位置まで挿入する、という手順で行われる。端子電極15をプレス開始位置からプレス完了位置まで挿入する間に、軟化温度まで加熱されている第1〜第3粉末材料16P,17P,18Pは、中心電極13と端子電極15との間で上下方向(スパークプラグ10の軸線方向)に圧縮され、第第1粉末材料16Pが第1導電性シール材層16となり、第2粉末材料17Pが抵抗体17となり、第3粉末材料18Pが第2導電性シール材層18となる。
ここで、第2プロセスで用いられるプレス装置30において、フレーム31の下端部には、出力軸33を上向きに突出させたサーボモータ32が固定されている。出力軸33には、軸線を上下方向に向けた雄ネジ棒34が、カプラ35を介して一体的に回転するように連結されている。雄ネジ棒34には、内部にボール(図示せず)とボールの循環経路(図示せず)とが設けられたナット36が螺合されている。この雄ネジ棒34とナット36とにより、ボールネジ機構37が構成されている。ナット36は、雄ネジ棒34と平行なガイドレール38により回転を規制され、雄ネジ棒34の回転に伴い上下方向に平行移動するようになっている。ナット36には、ロッド39の下端部が一体に上下動し得るように固着され、ロッド39は、ガイド部40によって上下方向に移動し得るように案内されている。
フレーム31の上端部には、軸線を水平に向けた揺動軸41を支点としてシーソー状に揺動するアーム42が設けられている。アーム42の一方の端部には、ロッド39の上端部が連結ピンと長孔との係合による連結機構によって連結され、アーム42の他方の端部には、上下方向に長いプレスピン43の上端部が連結ピンと長孔との係合による連結機構によって連結されている。プレスピン43は、フレーム31のガイド孔44に貫通されることにより、上下方向の移動のみを可能に案内されている。プレスピン43の下端面は、端子電極15の後端面(図2における上端面)を押圧するための押圧面45となっている。プレスピン43の下方にはターンテーブル46が設けられ、ターンテーブル46の上面にはホルダ47が設けられている。ホルダ47には、絶縁体12が、その先端部を下向きにした姿勢でフランジ部20をホルダ47の上端面に係止させた状態で保持される。ターンテーブル46が回転すると、絶縁体12は、プレスピン43の真下のプレス位置と、プレス位置から外れた退避位置との間で移動するようになっている。
第2プロセスの工程(6)において加熱された絶縁体12は、ホルダ47にセットされた後、ターンテーブル46の回転によりプレス位置へ移動し、その後、工程(7)が実行される。工程(7)では、サーボモータ32が作動して雄ネジ棒34を回転させることにより、ナット36とロッド39とが上動し、アーム43を介してプレスピン43が下動し、このプレスピン43が、プレス開始位置の端子電極15をプレス完了位置まで押し下げる。工程(7)が完了した後は、サーボモータ32が上記とは逆向きに回転し、ナット36とロッド39とが下降して、プレスピン43が上動する。この後、ターンテーブル46が回転して絶縁体12が退避位置へ移動し、絶縁体12がホルダ47から取り出され、絶縁体12に主体金具11と中心電極13とが組み付けられてスパークプラグ10が完成する。
この第2プロセスでは、その開始から終了に至るまでの間に、端子電極15の下降速度、即ち貫通孔21内に挿入する速度が落とされる。つまり、プレスピン43は、第2プロセスの前半の第1ステップでは比較的速い一定の第1速度で端子電極15を押し下げ、第2プロセスの後半の第2ステップでは第1速度よりも遅い一定の第2速度で端子電極15を押し下げる。
表1には、第1ステップ及び第2ステップにおける端子電極15の挿入速度と挿入ストローク量とを種々変化させて実験した結果を、実施例A〜E及び比較例a〜cとしてあらわすとともに、各例における、タクトタイム(第1ステップと第2ステップに要した合計時間、即ち、端子電極15が移動して第1〜第3粉末材料16P,17P,18Pを圧縮する工程が完了するのに要する時間)と、歩留(プレス工程において絶縁体12が破壊されずに良品のまま残存する割合)とを判定した結果をあらわす。尚、いずれの例においても、端子電極15の挿入ストローク量は10mmとしている。
Figure 0004829265
タクトタイムにおける判定結果の「○」は、生産性の観点から良好であることを示し、「×」は生産性の観点から望ましくないことを示し、「△」は生産性の観点からあまり良好とは言えないことを示す。また、歩留における判定結果の「○」は良好であることを示し、「×」は不良であることを示す。実施例A〜Eでは、タクトタイム及び歩留の双方において「○」の判定結果が得られたのに対し、比較例a〜dでは、タクトタイムと歩留のいずれかにおいて「△」または「×」の判定であった。
より詳細に検討すれば、実施例Aでは、第1ステップにおいて端子電極15を100mm/secの第1速度(表1では「速度」と標記している。以下、同様)で8mm挿入し、第2ステップにおいて端子電極15を10mm/secの第2速度で2mm挿入した。第1ステップと第2ステップとを比較すると、第1速度と第2速度との比を10:1とし、挿入ストローク量(表1では「ストローク量」と標記している)の比を4:1とし、所要時間の比を2:5としている。その結果、タクトタイムは、0.28secとなり、歩留は100%となった。
一方、第2プロセスの開始から完了まで一定の速い速度100mm/secで端子電極15を挿入する比較例aでは、タクトタイムが0.10secと短いのであるが、歩留は98%と低いという結果となっており、実施例Aは比較例aに比べて歩留の点で優れている。また、比較例bでは、第2プロセスの開始から完了まで一定の遅い速度10mm/secで端子電極15を挿入しているため、歩留は100%と良好であるものの、タクトタイムが1.00secと長く、この比較例bに比べると、実施例Aはタクトタイムが大幅に短縮されている。
尚、比較例cでは、第1ステップと第2ステップとの挿入速度(即ち、第1速度と第2速度)を実施例Aと同じとし、第1ステップと第2ステップの挿入ストローク量を実施例Aとは逆にしている。つまり、比較例cでは、高速で挿入を行う第1ステップの挿入ストローク量を短くし、低速で挿入を行う第2ステップの挿入ストローク量を長くしており、その分、タクトタイムが実施例Aよりも長く、判定結果は「△」に留まっている。
実施例Bでは、実施例Aにおいて第1ステップの挿入速度を2倍にしており、その分、実施例Aに比べると、タクトタイムが短縮されている。第1ステップでは第1〜第3粉末材料16P,17P,18Pに対する圧縮度、即ち絶縁体12に作用する荷重が小さいため、挿入速度を速くしても絶縁体12が破壊される虞がなく、歩留の判定結果は「○」である。
実施例Cでは、実施例Aにおいて絶縁体12に作用する荷重が増大する第2ステップの挿入速度を5倍にしているのであるが、第2ステップでは端子電極15の挿入ストローク量が2mmと短いので、第2ステップの所要時間は0.04secと極めて短く、絶縁体12に荷重が作用するのは一瞬だけである。したがって、この程度の荷重及び時間であれば、絶縁体12が破壊に至る虞はない。
実施例Dでは、実施例Aにおいて、挿入速度の速い第1ステップの挿入ストローク量を8mmから5mmと短くし、挿入速度の遅い第2ステップの挿入ストローク量を2mmから5mmと長くしているので、その分、タクトタイムが実施例Aに比べて約2倍となっている。しかし、第2プロセスの開始から完了まで速度を変化させずに10mm/secという遅い定速度で挿入を行う比較例bや、挿入速度の速い第1ステップの挿入ストローク量よりも、挿入速度の遅い第2ステップの挿入ストローク量を長くした比較例cに比べると、実施例Dのタクトタイムは、ほぼ半分という短い時間で済んでいる。
実施例Eでは、実施例Dにおいて、第1ステップの挿入速度を2倍の200mm/secとしており、この速度アップの分だけ、実施例Dに比べてタクトタイムが短縮されている。
次に、第1ステップと第2ステップとで端子電極15の挿入速度を変化させるための制御方法について説明する。
第1の制御方法としては、第2プロセスの開始から終了に至るまでの経過時間に基づいて、挿入速度を切り換えることができる。その一例としては、プレスピン43が、その下端の押圧面45を端子電極15の後端面(上端面)に当接させる高さまで下降した時点で、図示しない制御装置の第1ステップ用のカウンターの作動を開始し、この時点から所定の時間が経過したところで、サーボモータ32の作動速度(即ち、出力軸33及び雄ネジ棒34の回転速度)を低速に切り換えるようにする。そして、低速に切り換えた時点で、第2ステップ用のカウンターの作動を開始し、この時点から所定の時間が経過したところでサーボモータ32を停止して、端子電極15の挿入を停止させる。この時間の経過に基づく制御の具体例として、例えば表1の実施例Aの場合には、第1ステップが開始してから0.08secが経過した時点で、挿入速度を100mm/secから10mm/secに切り換える。
第2の制御方法としては、第2プロセスの開始から終了までの間において端子電極15のプレス開始位置からの挿入ストローク量に基づいて、挿入速度を切り換えることができる。その一例としては、プレスピン43の高さを検出するセンサ(例えば、リミットスイッチ等)を設け、このセンサからの検出信号に基づいて、サーボモータ32の速度を低速に切り換えるようにすればよい。この端子電極15の挿入ストローク量の経過に基づく制御の具体例として、例えば表1の実施例Aの場合には、第1ステップが開始してからプレスピン43及び端子電極15が8mm下降したところで、センサからの検出信号に基づいて、挿入速度を100mm/secから10mm/secに切り換える。
第3の制御方法としては、スパークプラグ10の軸線方向(図1及び図4における上下方向)に圧縮された第2粉末材料17Pの圧縮寸法(上下方向の寸法)が、抵抗体17の長さ寸法(上下方向の寸法)に到達するより前の時点で、挿入速度を切り換えることができる。
図5のグラフは、第2プロセスにおいて、端子電極15の挿入ストローク量(横軸)と、中心電極13の後端面(上端面)から端子電極15の先端面(下端面)までの電極間寸法(縦軸)及び抵抗体17の原料である第2粉末材料17Pの圧縮寸法(縦軸)との関係をあらわしており、同グラフにおいて破線は電極間寸法を示し、実線は第2粉末材料17Pの圧縮寸法を示している。このグラフにおける電極間寸法と第2粉末材料17Pの圧縮寸法との寸法差は、圧縮された第1粉末材料16Pと第3粉末材料18Pとの合計寸法に相当する。
このグラフに示すように、第2プロセスでは、その開始から終了に至るまで、電極間寸法は徐々に減少していく。これに対し、第2粉末材料17Pの圧縮寸法は、第2プロセスの開始から徐々に減少していくが、第2プロセスが終了に至るより前に(図5のグラフにおける端子電極15の挿入ストローク量がSに到達した時点で)寸法の減少が止まり、これ以後は、端子電極15の挿入が進んでも、第2プロセスの終了に至るまで圧縮寸法が一定の寸法(即ち、抵抗体17の長さ寸法と同じ寸法)に保たれる。また、第2粉末材料17Pの圧縮寸法が減少せずに一定である間も、第1粉末材料16Pと第3粉末材料18Pとの合計寸法は、端子電極15の挿入が進むのに伴って減少していく。
第2プロセスの開始から終了に至るまでの間、第2粉末材料17Pの圧縮寸法に比べると、第1粉末材料16Pと第3粉末材料18Pの合計寸法は相当に小さいので、圧縮寸法の減少が停止した後(即ち、圧縮寸法が抵抗体17の長さ寸法に達した後)は、第1粉末材料16Pと第3粉末材料18Pとの合計寸法の減少の度合いが大きくなるのであるが、このことは、絶縁体12に作用する荷重が急激に増大することを意味する。この点に鑑み、第3の制御方法では、第2粉末材料17Pの圧縮寸法が抵抗体17の長さ寸法と同じ寸法になるより前に、端子電極15の挿入速度を高速から低速に切り換えるようにしている。これにより、絶縁体12に作用する荷重の軽減が図られる。
尚、第2粉末材料17Pは絶縁体12の内部に収容されているため、第2粉末材料17Pの圧縮寸法を絶縁体12の外部から直接検出することはできない。そこで、端子電極15の挿入ストローク量と圧縮寸法との関係を把握するために、端子電極15の挿入を途中で止めた状態で絶縁体12の一部を切除したカットモデルを、挿入ストローク量を変えて複数作成し、そのカットモデルにおける第2粉末材料17Pの圧縮寸法と挿入ストローク量とを測定する。そして、このようにして得られた測定結果に基づき、端子電極15の挿入速度を切り換えるための好適な挿入ストローク量を決定する。
本実施形態1においては、端子電極15を絶縁体12内の所定位置まで挿入することにより第1〜第3粉末材料16P,17P,18Pを圧縮する第2プロセスにおいては、工程の終期に近づくほど、第1〜第3粉末材料16P,17P,18Pの圧縮度が高くなって、絶縁体12に作用する荷重が増大していくという点に着目し、第2プロセスの開始から終了までの間に端子電極15を挿入する速度を落とすようにした。つまり、第1〜第3粉末材料16P,17P,18Pの圧縮度が低い間は、絶縁体12に作用する荷重が小さくて破壊の虞がないので、端子電極15の挿入速度を速めることによって生産性の低下を抑えるようにし、圧縮工程が進んで第1〜第3粉末材料16P,17P,18Pの圧縮度が高くなると、端子電極15の挿入速度を低下させることにより、絶縁体12に作用する荷重の増大を抑え、絶縁体12の破壊を回避している。これにより、絶縁体12の破壊に起因する歩留まりの低下と生産性の低下とを回避することが実現されている。第1ステップにおける挿入速度としては、80mm/sec以上が好ましく、第2ステップにおける挿入速度としては、50mm/sec以下が好ましい。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図6及び図7を参照して説明する。本実施形態2は、第1ステップと第2ステップとで端子電極15の挿入速度を高速から低速に切り換えるための制御を実施形態1とは異なる方法で行うとともに、この制御方法に合わせてプレス装置50を実施形態1のプレス装置30とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施形態2のプレス装置50は、図6に示すように、プレスピン43の下端にロードセル51を取り付け、このロードセル51の下端の押圧面52で端子電極15の上端面(後端面)を押圧するようになっている。ロードセル51の押圧作用により端子電極15を絶縁体12内に挿入して第1〜第3粉末材料16P,17P,18Pを圧縮していくと、この第1〜第3粉末材料16P,17P,18Pからの反力が、端子電極15を介してロードセル51の押圧面52に作用する。ロードセル51は、その押圧面52に作用する荷重と対応する電気信号を出力し、この電気信号に基づいてサーボモータ32の作動、即ちロードセル51の下降速度が制御されるようになっている。
図7のグラフは、ロードセル51の下降ストローク量(横軸)とロードセル51に作用する荷重(縦軸)との関係の一例をあらわしている。ロードセル51が原点位置から104mm下降すると、ロードセル51の押圧面52が端子電極15の後端面に当接し、これ以降は、ロードセル51と端子電極15とが一体的に下降して、第1〜第3粉末材料16P,17P,18Pを圧縮し、下降ストローク量が115mmに達したところで、ロードセル51と端子電極15の下降が終了する。したがって、端子電極15の挿入開始から挿入完了までの挿入ストローク量は11mmである。
ロードセル51の下降ストローク量が104〜108mmの間は荷重が僅かに増大していき、下降ストローク量が108〜110mmの間は約0.04kNという一定の低い荷重が維持される。ここまでは、絶縁体12に作用する負荷は比較的小さい。そして、下降ストローク量が11mmを超えるとロードセル51に作用する荷重、即ち絶縁体12に作用する負荷が急激に増大する。この点に鑑みると、端子電極15の挿入速度の切り換えは、ロードセル51に作用する荷重が急増する前に行うことが好ましい。具体例としては、ロードセル51に作用する荷重が、例えば0.1kMに達した時点で速度を切り換えればよい。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できる。その一例としては、実施形態2のロードセル51を用い、ロードセル51から取得した反力の履歴に応じて端子電極15の挿入速度を変更することが考えられる。この反力の履歴に応じた速度変更の具体的方法としては、端子電極15を挿入する過程で所定時間毎に反力を取得し、その取得した反力の値を積分(又は微分)して、その積分値(又は微分値)と予め設定した基準値とを比較し、積分値(又は微分値)が基準値を超えたことを条件として端子電極15の挿入速度を切り換えることができる。
実施形態1におけるスパークプラグの断面図 スパークプラグの製造工程における第1プロセスをあらわす断面図 スパークプラグの製造工程において第2プロセスが終了した状態をあらわす断面図 端子電極を挿入するためのプレス装置をあらわす断面図 端子電極の挿入ストローク量と、第2粉末材料の圧縮寸法及び端子電極と中心電極との間の電極間寸法との関係をあらわすグラフ 実施形態2において端子電極を挿入するためのプレス装置をあらわす断面図 端子電極を挿入するためのロードセルの下降ストローク量とロードセルに作用する荷重との関係をあらわすグラフ
符号の説明
10…スパークプラグ
12…絶縁体
13…中心電極
15…端子電極
16…第1導電性シール材層
16P…第1粉末材料
17…抵抗体
17P…第2粉末材料
18…第2導電性シール材層
18P…第3粉末材料
21…貫通孔

Claims (8)

  1. 貫通孔が軸線方向に形成された絶縁体と、前記貫通孔の先端側に挿入固定された中心電極と、前記貫通孔の後端側に挿入固定された端子電極と、前記貫通孔内で前記中心電極に固着された第1導電性シール材層と、前記貫通孔内で前記端子電極に固着された第2導電性シール材層と、前記貫通孔内で前記第1導電性シール材層と前記第2導電性シール材層との間に介在するように配設され、双方に固着された抵抗体とを備えるスパークプラグの製造方法において、
    前記貫通孔の先端側に前記中心電極を挿入した後、前記貫通孔の後端側から、前記第1導電性シール材層となる第1粉末材料と、前記抵抗体となる第2粉末材料と、前記第2導電性シール材層となる第3粉末材料とを所定量この順番で充填して押し固め、さらに、前記貫通孔の後端側から、前記端子電極を前記第3粉末材料に当て止まるまで挿入する第1プロセスと、
    前記第1プロセスを終えた前記絶縁体を前記第1〜3粉末材料の軟化温度以上に加熱した状態で、前記端子電極を所定の位置まで挿入して、前記第1粉末材料を前記第1導電性シール材層とし、前記第2粉末材料を前記抵抗体とし、前記第3粉末材料を前記第2導電性シール材層とする第2プロセスとを備え、
    前記第2プロセスでは、開始から終了までの間において、前記端子電極を挿入する速度が落とされることを特徴とするスパークプラグの製造方法。
  2. 前記第2プロセスは、開始から終了までの間の時間で前記速度を制御する請求項1記載のスパークプラグの製造方法。
  3. 前記第2プロセスは、開始から終了までの間における前記端子電極のストローク量で前記速度を制御する請求項1記載のスパークプラグの製造方法。
  4. 前記第2プロセスは、前記端子電極を挿入する過程における反力に基づいて前記速度を制御する請求項1記載のスパークプラグの製造方法。
  5. 前記第2プロセスは、前記端子電極を第1速度で挿入する第1ステップと、前記端子電極を前記第1速度より遅い第2速度で挿入する第2ステップとからなる請求項1乃至4のいずれか1項記載のスパークプラグの製造方法。
  6. 前記第2プロセスは、前記端子電極を第1速度で挿入する第1ステップと、前記端子電極を前記第1速度より遅い第2速度で挿入する第2ステップとからなり、
    前記第1ステップから前記第2ステップに切り替えるタイミングは、前記端子電極が挿入される過程において、前記第2粉末材料が前記軸線方向に圧縮されて前記抵抗体の長さに到達する時点より前である請求項2又は3記載のスパークプラグの製造方法。
  7. 前記第2プロセスは、前記端子電極を第1速度で挿入する第1ステップと、前記端子電極を前記第1速度より遅い第2速度で挿入する第2ステップとからなり、
    前記第1ステップから前記第2ステップに切り替えるタイミングは、前記第2プロセスの開始から終了までの間における前記端子電極のストローク量のうち、半分まで前記端子電極が挿入された時点以降である請求項2又は3記載のスパークプラグの製造方法。
  8. 前記第2プロセスは、前記端子電極を第1速度で挿入する第1ステップと、前記端子電極を前記第1速度より遅い第2速度で挿入する第2ステップとからなり、
    前記第1ステップから前記第2ステップに切り替えるタイミングは、前記端子電極の挿入経過に伴う前記反力の変動形態に基づいて決定される請求項4記載のスパークプラグの製造方法。
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