JP4828971B2 - 無線装置 - Google Patents

無線装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4828971B2
JP4828971B2 JP2006069861A JP2006069861A JP4828971B2 JP 4828971 B2 JP4828971 B2 JP 4828971B2 JP 2006069861 A JP2006069861 A JP 2006069861A JP 2006069861 A JP2006069861 A JP 2006069861A JP 4828971 B2 JP4828971 B2 JP 4828971B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output value
output
timing
slot
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006069861A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007251427A (ja
Inventor
亮 末吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2006069861A priority Critical patent/JP4828971B2/ja
Publication of JP2007251427A publication Critical patent/JP2007251427A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4828971B2 publication Critical patent/JP4828971B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Description

本発明は、無線装置に関し、特に携帯電話システム等の移動体通信に用いられる無線基地局、通信端末等の無線装置に関する。
送信回路にドライブアンプ及びファイナルアンプを備える無線機において、単一の自動送信出力制御回路(APC回路)の出力をドライブアンプ及びファイナルアンプの双方に入力する際、APC回路の出力の最適化が困難な場合に対処する技術が特許文献1に開示されている。
特開2004−40418号公報
飯沼敏範、外4名、「アダプティブアレイアンテナ方式PHS基地局<PBS−CS20B>」、三洋電機技報、三洋電機株式会社、2000年5月、第32巻、通巻第66号、p.80−88
例えば送信信号をπ/4シフトQPSK方式で変調し、送信タイミングをスロットごとに分割したTDMA(時分割多重接続)方式で通信を行うPHS(パーソナル・ハンディフォーン・システム)システムにおいては、1タイムスロットの間、一定した出力(振幅)を保つことが好ましい。しかしながら、ドライブアンプやファイナルアンプの出力はドループ特性を有しており、徐々に出力が低下する場合があるという問題があった。特に基地局に設けられる送信回路の場合、ファイナルアンプの出力が大きいなどの理由もあり、本願発明者の検討では、この出力低下は1スロットタイミング(PHSの場合625μ秒)の間で0.2〜0.5dBに及ぶ場合もある。特に非特許文献1に記載されているようなアダプティブアレイ方式のPHS基地局では送信D/U特性(所望の信号Dと雑音Uとの強度比)の劣化を招来するおそれがある。
本発明は係る問題点に鑑みてなされたものであって、ドループ特性による影響を抑制することが可能な無線装置を提供することを目的としている。
上記の問題点を解決するために、本発明に係る第1の無線装置は、送信側に、RF信号を増幅するドライブアンプ、及び前記ドライブアンプの出力をさらに増幅するファイナルアンプを備え、送信タイミングをスロットごとに分割した時分割多重接続方式にて送信信号を出力する無線装置において、前記ファイナルアンプの出力について、各スロットの略先頭タイミングの出力値を検出する第1の出力値検出手段と、前記第1の出力値検出手段による検出タイミングの後、同一スロット内における前記ファイナルアンプの出力値を検出する第2の出力値検出手段と、前記第1の出力値検出手段により検出された出力値と、前記第2の出力値検出手段により検出された出力値との差分に基づき、前記ドライブアンプのゲインを調整するドライブアンプゲイン調整手段とを備えることを特徴としている。
上記の構成では、第1の出力値検出手段により検出された、スロットの略先頭タイミングの出力値と、前記第1の出力値検出手段による検出タイミングの後、第2の出力値検出手段により検出された、同一スロット内における前記ファイナルアンプの出力値との差分に基づき、前記ドライブアンプのゲインを調整することで、ドループ特性による影響を補正することができる。
本発明に係る第2の無線装置は、送信側に、RF信号を増幅するドライブアンプ、及び前記ドライブアンプの出力をさらに増幅するファイナルアンプを備え、送信タイミングをスロットごとに分割した時分割多重接続方式にて送信信号を出力する無線装置において、前記ファイナルアンプの出力について、各スロットの略先頭タイミングの出力値を検出する第1の出力値検出手段と、前記第1の出力値検出手段による検出タイミングの後、同一スロット内における前記ファイナルアンプの出力値を検出する第2の出力値検出手段と、前記第1の出力値検出手段により検出された出力値と、前記第2の出力値検出手段により検出された出力値との差分に基づき、前記RF信号の基となる信号を出力するプロセッサの出力を調整する出力調整手段とを備えることを特徴としている。
この構成では、RF信号の基となる、DSP(デジタル信号プロセッサ)等のプロセッサの出力を補正することで、ドループ特性による影響を補正することができる。なお、前記無線装置は、前記ファイナルアンプの出力値をAD(アナログ・デジタル)変換して前記プロセッサに入力するAD変換器を備え、前記プロセッサは、各スロットの略先頭タイミングにおいて、前記AD変換器からの出力値を検出する第1の出力値検出手段と、前記第1の出力値検出手段による検出タイミングの後、同一スロット内における前記AD変換器からの出力値を検出する第2の出力値検出手段と、前記第1の出力値検出手段により検出された出力値と、前記第2の出力値検出手段により検出された出力値との差分に基づいて出力を調整する出力信号調整手段とを備える構成とすることができる。
前記第1の出力値検出手段は、スロットの先頭から、所定時間の経過までの間に複数回出力値を取得し、取得された出力値の最大値をスロットの略先頭タイミングの出力値とする構成とすることが好ましい。また、前記無線装置は、前記第1の出力値検出手段が略先頭タイミングの出力値を検出した後、前記第2の出力値検出手段による出力値の検出タイミングを制御するタイミング制御手段を備え、当該タイミング制御手段は、前記第1の出力値検出手段が複数回出力値を取得する際よりも、単位時間当たりのサンプリング回数を減少させる構成とすることができる。ドループ特性による出力低下は、1タイムスロットの初めの部分で顕著に現れるためである。PHSに適用する場合、第1の出力値検出手段は、例えばスロットの最初の4μ秒〜6μ秒程度の間に出力値を検出することが好ましく、この第1の出力値検出手段の検出値は補正の基準値となるため、複数回出力値を取得し、取得された出力値の最大値をとる構成が、より好適である。
本発明に係る第3の無線装置は、送信側に、RF信号を増幅するドライブアンプ、及び前記ドライブアンプの出力をさらに増幅するファイナルアンプを備え、送信タイミングをスロットごとに分割した時分割多重接続方式にて送信信号を出力する無線装置において、同一スロット内における前記ファイナルアンプの出力低下度合いに関する情報を格納する出力低下情報記憶手段と、前記出力低下情報記憶手段の内容に基づいて、前記RF信号の基となる信号を出力するプロセッサの出力を調整する出力信号調整手段とを備えることを特徴としている。
なお、上記本発明に係る無線装置の送信回路は、アダプティブアレイ方式のアンテナにおいて、各々の送信アンテナに対応して設けられることが好ましい。この構成により、アダプティブアレイ方式のPHS基地局での送信D/U特性の劣化を抑制することができる。
本発明に係る無線装置によると、ドライブアンプやファイナルアンプのドループ特性による影響を抑制することが可能になるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず、第1の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態の無線装置における送信側の構成について説明するためのブロック図である。
無線装置の送信側には、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)100、アップコンバータ110、ドライブアンプ120、ファイナルアンプ140、カップラ150、アイソレータ160、AD変換器180、増幅調整信号出力部190を備えている。アイソレータ160を介してアンテナ170から出力信号に基づく電波が送信される。なお、受信側との切り替えのためのデュプレクサについては同図では図示を省略している。また、送信側のドライブアンプ120とファイナルアンプ140との間にマッチング回路が配される場合があるが、同図では図示を省略している。
DSP100は、出力信号情報(送信すべき音声、データを示す信号、以下「Tx信号」ともいう。)の入力に基づき、中間周波数信号(IF信号)を生成する。IF信号はアップコンバータ110において周波数シンセサイザから出力される所定の周波数のLO信号により、より高い周波数の信号に変換され、RF信号としてドライブアンプ120に出力される。ドライブアンプ120は、RF信号を増幅してファイナルアンプ140へと送る。ファイナルアンプ140は、パワーアンプ(PA)、ハイパワーアンプ(HPA)とも称される増幅器であり、ドライブアンプ120の出力をさらに増幅する。
カップラ150は、ファイナルアンプ140の出力電力を検出する。従来は、公知のAPC(オート・パワー・コントロール)回路に出力電力を送るべく設けられていたものである。上述した如く、従来のAPC回路においては、その出力は、ファイナルアンプ140のみに入力されるか、ファイナルアンプ140とドライブアンプ120の双方に入力されていた。なお、アイソレータ160は、ファイナルアンプ140の安定動作、混変調の防止等のために、これも従来より一般的に設けられているものである。
本実施の形態では、カップラ150の出力値をAD変換器180でAD(アナログ・デジタル)変換した後、増幅調整信号出力部190へと入力する。増幅調整信号出力部190は、AD変換器180において、例えば256階調のデジタルデータに変換されたカップラ150の出力値を所定のサンプリングタイミングでサンプリングした値を保持するメモリ191、カップラ150の出力値をメモリ191へ格納するサンプリングタイミングを制御するサンプリング制御部192、メモリ191に格納された出力値を元に、ドライブアンプ120やファイナルアンプ140のドループ特性による出力低下を補正すべく、ドライブアンプ120のゲインを調整する調整信号を出力する増幅調整信号生成部194を備えている。増幅調整信号生成部194には、1タイムスロットの略先頭タイミングにてサンプリングされ、メモリ191に格納されている先頭タイミングの出力値と、ドループ特性により低下した出力値との差分を検出する比較回路193により、検出された差分が入力される。
サンプリング制御部192は、不図示のCPUで対応するTDMAのスロットタイミングと同期して、まず、各スロットの略先頭タイミングでカップラ150の出力値をメモリ191に格納する。この検出タイミングは、PHSの場合、スロットの先頭から5.2μ秒程度経過後とすることが好ましい。例えばスロットの最初の10μ秒程度の間に複数回出力値を検出し、最大値をとる構成とすることも好適である。
その後、所定のタイミングで適宜カップラ150の出力値をさらに検出しメモリ191に格納する。メモリ191に格納するのは先頭タイミングだけとし、以降はメモリ191に格納された値と検出値とを比較する構成でも良い。また、1スロット内の最初のサンプリング以降のサンプリングタイミングについては、時間間隔などは特に限定されず、一定間隔である必要もないが、ドループ特性による出力低下は、1タイムスロットの初めの部分で顕著に現れるため、スロットの先頭タイミングから時間が経過するに従い、単位時間当たりのサンプリング回数を減少させる構成とすることができる。
増幅調整信号生成部194は、略先頭タイミングの出力値と、その後にサンプリングされた出力値との差分に応じて、ドループ特性によるファイナルアンプ140の出力低下を修正するようにドライブアンプ120のゲインを調整する調整信号を出力する。
なお、PHSシステムにおいては、図2に示すように、1つのTDMA/TDDフレーム(5ミリ秒)を8つのタイムスロットに分け、第1スロットから第4スロットまでを下りスロット(基地局から端末)、第5スロットから第8スロットまでを上りスロット(端末から基地局)としている。1スロットの長さは625μ秒である。例えば本実施の形態の送信回路を基地局側に設けるとすると、図2において、概略(a)〜(d)にて示されるタイミングをスロットの先頭タイミングとして、それぞれカップラ150の出力値のサンプリングを行う。
前記したように、1スロット(625μ秒)内において、ドライブアンプ120及びファイナルアンプ140にて発生するドループ現象により0.2〜0.5dBの出力低下が発生し得ることから、例えばタイミング(a)の後も、第1スロットのタイミングの範囲内でカップラ150の出力値のサンプリングを継続し、スロットタイミングの先頭からの低下に応じて、ドライブアンプ120のゲインを調整する。図3は、1タイムスロットの間のドループ特性による出力低下について、より詳細に示した図である。ドループ特性による出力低下が1タイムスロットの初めの部分で顕著に現れる点、スロットの略先頭の検出タイミングは、PHSの場合、スロットの先頭タイミングから10μ秒程度経過するまでの間に出力値を検出することが好ましい点、最も好ましいスロット略先頭の検出タイミングが先頭から5.2μ秒程度の経過後である点(PHSに適用する場合)などが図示されている。5.2μ秒経過後のタイミング(図2の(a)、(b)、(c)及び(d)のタイミングに相当)は、5.2μ秒に限定される趣旨ではない。略先頭タイミングでの出力値取得にはサンプリング回数を多くして検出された出力値の最大値をとり、以後はサンプリング回数を減少させる構成とすることもできる。
(実施の形態2)
次に、第2の実施の形態について説明する。図4は、本実施の形態の無線装置における送信側の構成について説明するためのブロック図である。なお、第1の実施の形態と同じ構成要素については詳細な説明を省略する。
本実施の形態では、AD変換器180の出力を直接DSP100に入力する点が異なっている。具体的には、例えばDSP100の汎用入力端子に入力することができる。
図5は、本実施の形態におけるDSP100の構成について説明するためのブロック図である。同図では、一般的な送信信号の信号処理を行う部分については詳細な図示を省略し、本実施の形態の説明で必要な部分のみ図示している。
DSP100には、メモリ101、サンプリング制御部102、及び出力調整部103が設けられている。メモリ101は第1の実施の形態で設けたメモリ191と同様の機能であり、AD変換器180の出力値を格納する。サンプリング制御部102は、第1の実施の形態のサンプリング制御部192に相当し、TDMAのスロットタイミングに対応するCPUの出力から、AD変換器180の出力をサンプリングしメモリ101に格納するタイミングを制御する信号を出力する。
出力調整部103は、サンプリングされ、メモリ101に格納されたAD変換器108の出力値に基づき、アップコンバータ110に出力されるIF信号の振幅を調整する。具体的には、出力の低下を補正するように振幅を大きくすることになる。この処理は、DSP100内に組み込むプログラムの処理により容易に実現することが可能である。
本実施の形態の如く、DSP100内で出力信号の振幅の調整を行うことは、第1の実施の形態と比較して、例えば出力信号の周波数(周波数シンセサイザの周波数)が高くなった場合でも、上記DSP100のように出力信号を送信するプロセッサ以外の部品(例えばAPC回路や、第1の実施の形態のドライブアンプのゲイン調整に用いる部品)を高い周波数に対応させる必要がない、という利点を有する。
(実施の形態3)
次に、第3の実施の形態について説明する。図6は、本実施の形態の無線装置における送信側の構成について説明するためのブロック図である。なお、第1の実施の形態と同じ構成要素については詳細な説明を省略する。
本実施の形態では、ドループ現象への対応のためにカップラ150の出力をフィードバックすることを省略し、ドループ現象により予測される出力値の低下を示す情報を予めDSP内に記憶し、記憶した情報に基づいてIF信号の振幅を調整する構成としている。具体的には、DSP100内部に、出力調整用のテーブル104を設けておき、当該テーブル104の内容と、スロットタイミングに基づいてIF信号の振幅を調整する。
なお、タイミング制御部105は、CPUからの出力からTDMAのスロットタイミングを取得し、出力調整部106へと送る。このタイミング調整部105は、第1、第2の実施の形態のサンプリング制御部に相当するものであり、スロットタイミングをCPUから取得する。
そして、本実施の形態の出力調整部106は、出力調整テーブル104の内容を参照して、スロットタイミングにおける出力の調整を行う。このようにドループ特性による出力低下を予め予測してテーブルに格納することができるのは、ドループ特性による出力低下の度合いが、ドライバアンプやファイナルアンプの個体差などに依存しており、予め予測することが可能であると考えられるためである。なお、本実施の形態では、温度センサ300の検出値をDSP100に入力するようにしているが、これは、温度による出力値変化を全体的に補正するために設けたものであり、上記第1、第2の実施の形態でも温度センサを用いた補正を加えた構成とすることもできる。
以上、本発明の無線装置に係る送信回路を適用することにより、ドライブアンプ及びファイナルアンプのドループ特性による影響を効率的に抑制することができる。この調整は、上記非特許文献1に記載されているようなアダプティブアレイ方式のアンテナを備える移動体通信の基地局に適用し、全てのアンテナ素子への出力でドループ対応を行うことにより、送信D/U特性の劣化の抑制という、より大きな効果が得られる。
(変形例)
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の内容が上記実施の形態において説明された具体例によって限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例を考えることもできる。
(1)上記実施の形態で説明したような送信回路は、移動体通信の基地局だけでなく、携帯電話機等の端末側に適用することも可能である。
(2)上記実施の形態では、本発明をPHSシステムに適用した場合を想定して説明したが、TDMA方式で通信するシステムであれば、PHSシステム以外のシステムに適用することも可能である。
本発明は、例えばPHSシステムのようにTDMA方式で通信を行う移動体通信システムの基地局、端末等の無線装置に適用することができる。
第1の実施の形態の無線装置における送信側の構成について説明するためのブロック図である。 TDMA/TDDフレームのスロット構成について説明するための図である。 1タイムスロットの間のドループ特性による出力低下について、より詳細に示した図である。 第2の実施の形態の無線装置における送信側の構成について説明するためのブロック図である。 第2の実施の形態におけるDSP100の構成について説明するためのブロック図である。 第3の実施の形態の無線装置における送信側の構成について説明するためのブロック図である。
符号の説明
100 DSP
101 メモリ
102 サンプリング制御部
103、106 出力調整部
104 出力調整テーブル
105 タイミング制御部
110 アップコンバータ
120 ドライブアンプ
140 ファイナルアンプ
150 カップラ
160 アイソレータ
170 アンテナ
180 AD変換器
190 増幅調整信号出力部
191 メモリ
192 サンプリング制御部
193 比較回路
194 増幅調整信号生成部
300 温度センサ

Claims (5)

  1. 送信側に、RF信号を増幅するドライブアンプ、及び前記ドライブアンプの出力をさらに増幅するファイナルアンプを備え、送信タイミングをスロットごとに分割した時分割多重接続方式にて送信信号を出力する無線装置において、
    前記ファイナルアンプの出力について、各スロットの略先頭タイミングの出力値を検出する第1の出力値検出手段と、
    前記第1の出力値検出手段による検出タイミングの後、同一スロット内における前記ファイナルアンプの出力値を検出する第2の出力値検出手段と、
    前記第1の出力値検出手段により検出された出力値と、前記第2の出力値検出手段により検出された出力値との差分に基づき、前記ドライブアンプのゲインを調整するドライブアンプゲイン調整手段とを備える
    ことを特徴とする無線装置。
  2. 送信側に、RF信号を増幅するドライブアンプ、及び前記ドライブアンプの出力をさらに増幅するファイナルアンプを備え、送信タイミングをスロットごとに分割した時分割多重接続方式にて送信信号を出力する無線装置において、
    前記ファイナルアンプの出力について、各スロットの略先頭タイミングの出力値を検出する第1の出力値検出手段と、
    前記第1の出力値検出手段による検出タイミングの後、同一スロット内における前記ファイナルアンプの出力値を検出する第2の出力値検出手段と、
    前記第1の出力値検出手段により検出された出力値と、前記第2の出力値検出手段により検出された出力値との差分に基づき、前記RF信号の基となる信号を出力するプロセッサの出力を調整する出力調整手段とを備える
    ことを特徴とする無線装置。
  3. 前記無線装置は、
    前記ファイナルアンプの出力値をAD(アナログ・デジタル)変換して前記プロセッサに入力するAD変換器を備え、
    前記プロセッサは、
    各スロットの略先頭タイミングにおいて、前記AD変換器からの出力値を検出する第1の出力値検出手段と、
    前記第1の出力値検出手段による検出タイミングの後、同一スロット内における前記AD変換器からの出力値を検出する第2の出力値検出手段と、
    前記第1の出力値検出手段により検出された出力値と、前記第2の出力値検出手段によ
    り検出された出力値との差分に基づいて出力を調整する出力信号調整手段とを備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線装置。
  4. 前記第1の出力値検出手段は、
    スロットの先頭から、所定時間の経過までの間に複数回出力値を取得し、取得された出力値の最大値をスロットの略先頭タイミングの出力値とする
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の無線装置。
  5. 前記無線装置は、
    前記第1の出力値検出手段が略先頭タイミングの出力値を検出した後、前記第2の出力値検出手段による出力値の検出タイミングを制御するタイミング制御手段を備え、
    当該タイミング制御手段は、
    前記第1の出力値検出手段が複数回出力値を取得する際よりも、単位時間当たりのサンプリング回数を減少させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線装置。
JP2006069861A 2006-03-14 2006-03-14 無線装置 Expired - Fee Related JP4828971B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006069861A JP4828971B2 (ja) 2006-03-14 2006-03-14 無線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006069861A JP4828971B2 (ja) 2006-03-14 2006-03-14 無線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007251427A JP2007251427A (ja) 2007-09-27
JP4828971B2 true JP4828971B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=38595285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006069861A Expired - Fee Related JP4828971B2 (ja) 2006-03-14 2006-03-14 無線装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4828971B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5101970B2 (ja) 2007-09-28 2012-12-19 京セラ株式会社 送信装置
JP5349279B2 (ja) * 2009-12-22 2013-11-20 日本無線株式会社 送信電力制御装置
JP5629523B2 (ja) * 2010-08-06 2014-11-19 株式会社日立国際電気 送信パワー測定装置、及び、無線送信装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH056925U (ja) * 1991-07-02 1993-01-29 日本電気株式会社 パルス増幅器
JP3198864B2 (ja) * 1995-03-09 2001-08-13 松下電器産業株式会社 送信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007251427A (ja) 2007-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1191685A2 (en) Distortion compensation apparatus
KR100818002B1 (ko) 자동 이득 제어 회로 및 제어 방법
JP2016082402A (ja) ベースバンド処理装置、無線装置、及び無線通信システム
EP2512192B1 (en) Multi-carrier closed-loop power control device and method
EP2136524B1 (en) Amplitude suppressing apparatus and signal transmitting apparatus
US20160227549A1 (en) Radio device that has function to reduce peak power of multiplexed signal
WO2013134025A1 (en) Noise optimized envelope tracking system for power amplifiers
EP2262104A1 (en) Wireless communication apparatus
US8755757B2 (en) Amplifier apparatus, radio transmitting apparatus including same, and method of adjusting gain of amplifier apparatus
JP4828971B2 (ja) 無線装置
US8515367B2 (en) Transmission circuit and transmission method
US8447247B2 (en) Apparatus and method for compensating Tx gain in wireless communication system
JP4714184B2 (ja) 無線信号増幅装置
US20080240287A1 (en) Transmitter
JP4525292B2 (ja) 無線通信機および送信電力制御方法
US9825658B2 (en) Distortion compensation apparatus and distortion compensation method
KR100657495B1 (ko) 이동통신 단말기의 송신이득 조정방법
JP2009232296A (ja) 増幅回路及びその調整方法
US20060132058A1 (en) Apparatus for limiting maximum output of each transmission channel of mobile communication terminal and method thereof
JP5925729B2 (ja) 無線通信装置および干渉軽減制御方法
WO2022137593A1 (ja) 信号処理装置、信号処理方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体
JP5267389B2 (ja) 送信装置及び送信方法
JP2009089118A (ja) 歪補償装置
JP2010157882A (ja) 無線送信装置及び無線送信方法
WO2023160783A1 (en) Concurrent digital post-distortion of multiple signals

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080801

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110818

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110915

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees