JP4828192B2 - 放送受信装置及びデータ処理方法 - Google Patents

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Description

本発明はデジタル放送受信手段を備えた放送受信装置及びデータ処理方法に関する。
特に、本発明は、番組に多重して放送される放送受信装置で利用可能なデータを検出して記憶し、これを利用するように状態設定する放送受信装置に関する。さらに本発明は、そのようなデータ利用方法に関する。
従来、デジタル放送は衛星放送において、テレビジョン放送、ラジオ放送、データ放送といったメディアが実用化されている。これらのうち、データ放送はテレビジョン放送、ラジオ放送の番組と連動するもの(番組連動型データ放送)と、独立なデータ放送が実用化されている(非特許文献1、非特許文献2、参照)。
番組連動型データ放送は、番組を視聴していると番組に多重化されて放送されるデータ放送が自動的に利用可能になるもので、データ放送によって文字や画像で構成した画面を表示させ、ニュース、天気予報、番組関連情報、ショッピング情報など、様々な情報を取得することができる。
データ放送は、番組放送中に同じ内容を何度も繰り返し放送することにより、途中から視聴を始めた場合でも問題なく利用できるようにされている。デジタルデータ放送は、放送という一方向の通信メディアでありながら、選択肢を用意して多岐に渡る情報を提供可能としておくことにより、インタラクティブなメディアを作り上げている。
さらに地上波デジタル放送も実用化されているが、番組とデータ放送とを多重化し、提示する仕組みはほぼ同じになっている。そして地上波デジタル放送を携帯機器で受信し視聴可能とすることも検討されている(例えば、特許文献1を参照)。
一方、携帯電話機等の携帯端末装置においては、携帯電話網を用いてデータ通信を行い、データセンターやインターネットへ接続し、携帯端末装置で利用する静止画像や動画像や着信メロディーや着信ムービーをダウンロードしている。
特許文献2は、このような従来技術による移動通信端末を開示している。この装置は、壁紙、スクリーンセーバ、発呼着呼時に表示する動画像、アイコン、フォント画面枠の装飾、着信音やメール着信音などを設定する。複数のデータが一つの設定ファイルに格納されており、一つの設定ファイルを選択するとそれに格納されている複数のデータにより複数の設定が行われる。設定ファイルは予め記憶しておくか、またはデータ通信によってダウンロードするなどして取得してもよい。
また、特許文献3では、データ放送供給方法が開示されている。この方法は、衛星デジタル放送において、空いた放送帯域にデータ放送を割り当て、受信側で受信したデータ放送を記録媒体に蓄積するとともに、データ放送に含まれているコンテンツごとに振り分け、この記録したコンテンツをテレビジョン受像機の操作によって適宜選択して視聴するという方法である。これは空いた狭い帯域を有効利用するとともに、コンテンツの配信やサービス事業等の普及を目指したものである。
また、特許文献4では、番組予約の容易な放送受信装置が開示されている。この装置は、視聴した番組の視聴情報を記録し、記録された視聴情報から視聴履歴表を作成して表示し、表示された視聴履歴表の中で番組を選択し、選択した番組と同様の番組の受信を予約するという装置である。この装置では、毎週あるいは毎日放送される一連の番組の予約を視聴者が容易に行うことができる。この装置が表示する視聴履歴表には、一定期間前から現在までに視聴した番組の、曜日、開始及び終了時刻、チャンネルなどの情報が含まれている。
特開2002−9920号公報 特開2002−118638号公報 特開2001−357311号公報 特開2001−333336号公報 ARIB STD−B24 デジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式、電波産業会 ARIB STD−B32 デジタル放送における映像符号化、音声符号化及び多重化方式、電波産業会
上記従来例では、壁紙や着信音を新しいものに変えたいと思った際に、それを提供しているデータセンターやインターネットサイトに接続しなければならず、データ通信を行うための手順が面倒であるという問題がある。
また利用可能なデータを探したり、自分の好みに合うかを検討したりしなければならならないという手順も面倒である。
携帯電話機の利用者の中にはデータ通信について知識がなく、詳細な使用方法を理解しない人も少なくないため、こうしたダウンロードサービスを利用できない人がいるという問題がある。
またデータ通信を利用すると通信料金がかかってしまうという問題がある。
ダウンロードにかかる時間は通信速度によって異なるが、普及タイプの携帯電話機の通信速度は14.4kbpsから64kbpsであるため、数分の時間を要するという問題がある。
また、特許文献3では、データ放送に含まれているコンテンツが番組に関係ないものであったり、視聴している番組とリンクしてコンテンツが記録されたりしないので、ユーザが視聴した番組に関連したコンテンツに容易にアクセスできないという問題がある。
また、特許文献4では、視聴履歴の表示は出来るが、データ放送にコンテンツが含まれていない。
本発明は上記の問題を克服することを目的とする。
本発明によれば、デジタル放送を受信する放送受信装置において、受信したデジタル放送データの中から番組に対応して放送される放送受信装置で利用可能な番組以外のコンテンツを記憶する記憶手段と、前記番組の放送後において、該記憶手段に記憶した番組以外のコンテンツを、該コンテンツに対応する番組情報と関連付けて表示する表示手段とを含むことを特徴とする。
また本発明のデータ処理方法は、受信したデジタル放送データの中から番組に対応して放送される放送受信装置で利用可能な番組以外のコンテンツを記憶し、前記番組の放送後において、該記憶した番組以外のコンテンツと該コンテンツに対応する番組情報とを関連付けて表示することを特徴とする。
本発明によれば、デジタル放送を視聴したり記録(例えば録画)したりすることによって、放送受信装置で利用可能なデータを記憶し、後にこれを番組に関連付けて表示し、選択することによって放送受信装置でデータを容易に利用するようにすることができる。また、データ通信を行うという面倒な手順が不要となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、本発明の放送受信装置を代表してデジタル放送受信機能を有する携帯端末装置を例示して図面に基づいて説明する。
第1実施の形態
図1は本発明の第1実施形態である携帯端末装置を示すブロック図である。図2は図1に示した携帯端末装置の外観図である。
図1および図2の携帯端末装置100は、地上デジタル放送受信手段1を備え、かつ携帯電話網を利用したデータ通信を実現する無線部12、オーディオ部13、マイクロフォン(マイク)14、スピーカ15を備えている。これらを制御するために、制御部7、バス9、RAM10、ROM11を備えている。これらによって本実施の形態の携帯端末装置100は1台で地上デジタル放送を受信しかつ携帯電話およびデータ通信の機能を実現する。
デジタル放送受信部1はUHF帯で放送される地上デジタル放送波を受信し、直交周波数分割多重化(OFDM:Orthogonal FrequencyDivision Multiplexing)方式の1セグメントを復調し、携帯機器向けのベースバンド信号を出力する。このベースバンド信号はトランスポートストリーム(TS)と呼ばれるパケット化されたデータである。TSパケットは検出部2において必要なデータが検出され分離される。必要なパケットはさらに各種のストリームに分離され再構成されて、オーディオ信号(音声信号)およびビデオ信号(映像信号)(以下、これらを総称してAVデータという)や、データ放送のデータとなる。
これらのデータのうちAVデータは検出部2から図示していないAVデコーダに供給され、表示部5に番組として表示される。
また検出部2はデータ放送の中に多重化されている利用可能データを検出して制御部7に割り込みをかけて通知する。すると制御部7はバス9を介して検出部2よりデータを読み出す。
利用可能データには事業者定義の特別の記述子タグを割り振られており、これを元にして多重分離することができ、さらに携帯通信装置のキャリアや端末メーカや機種を指定する識別子を格納している。この識別子によって、特定のキャリアや特定のメーカ、あるいは特定の機種に限定して配信することができる。あるいはこれら識別子の中にワイルドカードを設けておくことにより、広い範囲の端末に共通に利用可能なデータを配信することもできる。
制御部7は、たとえば、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)であり、演算回路の他、IOインターフェース回路やクロックを集積したもので、バス9、RAM10、ROM11とともに、いわゆるコンピュータ装置を形成している。また制御部7はデータ放送受信部1とオーディオ部13に対して、たとえば、I2Cインターフェースを用いて制御を行い、無線部12に対して、例えば、RS232Cシリアルインターフェースによって制御を行う。
利用可能データを受け取った制御部7はこれをバス9を介して、記憶部3に記憶する。記憶部3は、例えば、不揮発なフラッシュメモリである。あるいは制御部7は利用可能なデータを一旦RAM10にバッファした後、記憶部3に記憶させてもよい。
検出部2はまた現在受信している番組情報を検出して制御部7へ割り込みで通知し、バス9を介してデータを供給する。
番組情報とは放送時間、放送チャンネル、番組名、番組記述などの情報である。
番組情報を受け取った制御部7はこれをバス9を介して、視聴履歴記憶部4に記憶する。視聴履歴記憶部4もまた、例えば、不揮発なフラッシュメモリである。
無線部12は制御部7からシリアルインターフェースによって制御を受けながら、携帯電話網において無線データ通信を行う。無線部12はまた携帯電話装置としても動作し、アナログ音声信号をオーディオ部13と入出力する。オーディオ部13は、マイクロフォン14から入力されるアナログ信号を増幅して無線部12に送り、また受信側アナログ信号を増幅してスピーカ15より音声を出力させる。オーディオ部13はまた制御部7とシリアルインターフェースによってデジタル音声信号を入出力し、A/D変換またはD/A変換を行う。これによって音楽データを再生してスピーカ15より出力したり、マイクロフォン14から音を収音してRAM10にデジタル音声データを蓄積したりすることが可能である。
図3はデジタル放送における多重化方式の概略を説明するための図である。伝送されるデータはトランスポートストリーム(TS)パケットの集まりである。TSパケットは188バイトで、ヘッダが4バイトで、ヘッダ以外のペイロード23が184バイトである。ヘッダには、同期バイト21と、パケット識別子(PID:Packet Identifier)22が含まれている。デジタル放送受信部1がTSパケットを受信したらPID22を元に分類してパケット化された主要なストリーム(PES:Packetized Elementary Stream)またはセクション形式を組み立てる。
PESは映像音声などのデータを格納し、セクション形式はファイルやその他のデータを格納する。
PESはストリームID24、パケット長25、データ26などを含んでおり、PESを184バイトごとに細かくしたものがペイロード23に格納されている。
セクション形式はテーブル識別27、セクション長28、データ29などを含んでおり、同様にこれを184バイトごとに分断(分割)したデータがペイロード23に格納されている。
セクション形式のデータ29はさらに記述子が含まれ、記述子は記述子タグ30、記述子長31、記述子データ32からなっている。
例えば、放送局が受信器のアプリケーションに汎用イベントメッセージを伝えるためには、記述子タグ30を「0x40」に、テーブル識別27を「0x3D」にセットしたセクション形式で多重化され放送される。このセクション形式はDSM−CC(Digital Storage Media Commandand Control)カルーセル伝送方式を拡張したものである。ただし、DSM−CCのPIDは、PMT(Program Map Table)に指定してあるので、PMTを受信すれば判明する。
本実施の形態の携帯端末装置100に利用可能なデータは、セクション形式において、記述子タグ30を、事業者定義の記述子のタグ値として選択可能な値の範囲から割り当てる。
検出部2はこの記述子タグ30を検出して、利用可能データの存在を認識する。
番組情報は、テーブル識別27が0x4Eの、EIT(Event Information Table)に格納されており検出部2はこれも検出する。EITにより、現在受信中の番組名、番組記述、開始時刻、時間長などを取得することができる。
その後、利用者は図1及び図2に示した操作部6の各種キー601、602、603を操作して、視聴履歴リストを表示部5に表示させる。
図4は表示部5に表示される視聴履歴リストの1例を示す図である。一つの視聴履歴データ表示51は2行で表示され、複数の視聴履歴データがリスト状に表示されている。最終段は操作部6にある左ソフトキーの処理を示す領域57、センターキー602の処理内容を示す領域58、右ソフトキーの処理内容を示す領域59が表示されている。これらのキーが押下されたときの処理内容は各状態によって変わり、それに応じて領域57から59に表示する文字も変える。
視聴履歴データ表示51には、チャンネル番号52、番組名53、開始時刻54が表示される。また視聴履歴データ表示51では、小画像55が表示され、利用可能データの存在を示している。小画像が2個表示されていることから、この番組を視聴中に2個の利用可能データを取得したことが示されている。小画像56は録画データの存在を示しており、番組視聴中などに録画操作を行ったことが示されている。
視聴履歴リストにおいては一つだけ選択されている項目が存在し、選択状態と非選択状態では色を変えて区別するが、図4に示した例示では視聴履歴データ表示60のように反転でこれを示してある。
図5(a)〜(d)は図4に示した視聴履歴リストにおいて選択項目を変更する過程を示した図である。
図5(a)では、最上段の視聴履歴データ表示51が選択中で、反転表示されている。ここで操作部6にある下キーを押下すると、図5(b)のように小画像61が選択され、反転表示される。さらに下キーを押下すると、図5(c)のように小画像55が選択され、反転表示される。さらに下キーを押下すると、図5(d)のように視聴履歴データ表示63が選択され反転表示される。
番組に対応して放送される利用可能データの存在を示す小画像55や小画像61を選択して反転表示させている状態で、ユーザー(操作者)が図2に示したセンターキー602を押下すると、対応した利用可能データを利用するように携帯端末装置100の状態を設定する。但しその際設定してよいかどうかをユーザーに確認するためのダイアログを表示してももちろんよい。番組に対応して放送される利用可能データには壁紙や着信メロディーや各種の静止画像と動画像が含まれ、これらを利用可能するように状態設定すると、携帯端末装置100の該当する様々な場面で表示され、また演奏されるようになる。
番組に対応して放送される利用可能データは番組に関連した画像つまり、番組名や出演者の写真が含まれた画像であってよいし、着信メロディーは番組中で使用している音楽データであってよい。また番組のスポンサーが提供する利用可能データはそれぞれが制作著作した画像や音楽データであってよく、利用者の携帯端末装置を楽しく一新すると同時に、製品情報やサービス情報などを表示させることも可能となる。さらにまた高音質の音楽データを暗号化した状態で配信し、その音楽を再生して聴く際に料金を徴収することも可能である。
図6は本発明の一実施形態である携帯端末装置100のデータ処理方法を示すフローチャートである。
図6はまた図1に示す本発明の実施の形態の携帯端末装置100の処理手順を示す図でもある。
図6において携帯端末装置100が処理を開始すると、処理S1を実行する。
処理S1は番組に多重して放送されるデジタル放送データを受信する処理である。この処理はデジタル放送受信部1において連続的に行われる。次に処理S2に進む。
処理S2は受信したデジタル放送データの中から携帯端末装置100で利用可能なデータと、番組の番組情報とを検出する処理である。各データはそれぞれに割り当てたテーブル識別27と記述子タグ30ともに供給されており、これらによって各データを検出する。次に処理S3に進む。
処理S3は利用可能データを制御部7の制御のもとで記憶部3に記憶する処理である。次に処理S4に進む。
処理S4は番組情報を利用可能データと関連付けて、視聴履歴データとして記憶する処理である。次に処理S5へ進む。
処理S5は記憶部3に記憶した視聴履歴データから制御部7が視聴履歴リストを作成して表示し、かつ表示される複数の項目の中の一つの項目を選択表示する処理である。視聴履歴リスト中に表示される視聴履歴データ表示51には、チャンネル52、番組名53、放送開始時刻54、が表示され、さらに利用可能データが関連付けられている場合には、それを示す小画像55を表示する。一つの番組中に、複数の利用可能データが記憶部3に記憶された場合には、複数の小画像を表示する。視聴履歴リストの中には一つだけ選択中の項目が存在し、他とは色を変えることによって表示する。利用可能データの存在を示す各画像は選択項目として、選択可能としている。次に処理S6へ進む。
処理S6はキーイベントを待つ処理である。キーイベントは操作部6の各種キー601、602、603をユーザーが押下することによって発生する。次に判定処理S7へ進む。
判定処理S7は、制御部7において、発生したキーイベントが選択表示された項目の変更を指示するものであるかを判定する処理である。キーイベントを通知するデータの中には、操作部6におけるどのキーが押されたのか、離されたのか、押し続けられているのかといった情報が含まれている。選択項目の移動は携帯端末装置100の上下キー603(図2)で行うので、上下キー603が押された場合と押しつづけられている場合に、制御部7は、項目の変更が指示されていると判定する。制御部7における判定処理の結果、発生したキーイベントが選択表示された項目の変更を指示するものである場合、処理S8へ進む。さもなければ判定処理S9へ進む。
処理S8は選択項目を変更する処理である。上下キー603の下キーが押されたか押し続けられた場合、選択項目を右方向へ、右方向に選択すべき項目がない場合は下方向へ移動させる。上下キー603の上キーが押されたか押し続けられた場合、制御部7は、選択項目を左方向へ、左方向に選択すべき項目がない場合は上方向へ移動させる。次に処理S5へ進む。
制御部7における判定処理S9は発生したキーイベントが選択表示された項目の実行を指示するものであるかを判定する処理である。選択項目の実行はセンターキー602で行うので、センターキー602が押され、その後、センターキー602が離された場合に、選択項目の実行が指示されたものと判定する。制御部7における判定処理の結果、発生したキーイベントが選択表示された項目の実行を指示するものである場合、判定処理S10へ進む。さもなければ処理S6へ戻る。
制御部7における判定処理S10は実行を指示された項目が属する視聴履歴データに関連付けた利用可能なデータが存在するか判定する処理である。実行が指示された項目は現在選択されている項目であるので、現在どの視聴履歴データが選択項目を含んでいるのかは管理されている。よって、その視聴履歴に関連付けた視聴履歴データへのポインタがNULLであるかどうかを判定する。ポインタがNULLでなければ、有効な利用可能データが存在するので、処理S11へ進む。ポインタがNULLであれば関連付けた利用可能データは存在しないため、処理S12へ進む。
処理S11は利用可能データを利用するように、制御部7において、携帯端末装置100の状態を設定する処理である。利用可能データは壁紙画像や着信メロディーや枠の装飾用画像などといった単体のコンテンツたちと、それらの存在とタイプを記述する定義ファイルから構成されている。この定義ファイルの記述言語は、例えば、XMLを用いる。本実施の形態の携帯端末装置100はこのXML定義ファイルに基づいて各単体コンテンツを利用するように状態を設定する。つまり本実施の形態の携帯端末装置100は壁紙を表示しようとするとXML定義ファイルに記述されていた壁紙を利用すべきことを認識し、記憶部3から該当する壁紙を取り出して表示処理する。処理S11の後このフローは終了する。よって、利用可能データを用いた表示処理や再生処理などの各種処理が実行される。
制御部7における処理S12は選択項目に関するその他の実行処理である。例えば、選択項目の詳細な情報を表示する処理や、関連した情報を表示するためにページをジャンプする処理である。処理S12の後このフローチャートの処理は終了する。
本発明の第1実施の形態の携帯端末装置と、その携帯端末装置のデータ処理方法によれば、デジタル放送を視聴することによって、携帯端末装置100で利用可能なデータを記憶部3に記憶し、後にこれを選択することによって携帯端末装置100で利用するように状態を設定することができ、データ通信を行うという面倒な手順が不要となる。
また利用可能なデータを探したり、好みに合うかを取捨選択したりすることなく、次々と良質なデータを蓄積することができる。
本発明の第1実施の形態では、デジタル放送を利用するため、通信料金が発生しないという利点がある。また番組を視聴している間に利用可能データが記憶されるので、ダウンロードのための時間が発生しないという利点がある。
また記憶部3に記憶した利用可能データの存在は、視聴履歴をリスト表示した際に表示部5に表示されるため、番組や、番組のスポンサーと関連したデータを容易に呼び出し、選択することができるという利点がある。
第2実施の形態
図7は本発明の第2実施の形態の携帯端末装置100Aの構成を示すブロック図である。
図7に示した携帯端末装置100Aは、基本的には、図1に示した携帯端末装置100の構成に類似しているが、記憶部3A内に利用可能データ保護フラグを記憶する第1の保護フラグ記憶部81と、視聴履歴記憶部4A内に視聴履歴保護フラグを記憶する第2の保護フラグ記憶部82を備えている。
第2実施の形態の携帯端末装置100Aでは、受信した利用可能データを記憶部3Aに記憶させる際に、関連付けて利用可能データ保護フラグを第1の保護フラグ記憶部81に記憶させる。このとき保護はされておらず、利用可能データを保護するためには、ユーザーが操作部6を操作して制御部7がそれに応じて保護設定を別途行う。
また受信した番組情報を視聴履歴データとして視聴履歴記憶部4Aに記憶させる際に、関連付けて視聴履歴保護フラグを第2の保護フラグ記憶部82に記憶させる。このとき保護はされておらず、視聴履歴データを保護するためには、ユーザーが操作部6を操作して制御部7がそれに応じて保護設定を別途行う。
第2実施形態では保護の仕方は利用可能データ保護フラグと視聴履歴保護フラグとのどちらか片方でも運用可能であるし、両者を同時に運用することも可能である。
第2実施形態では記憶部3Aに新規の利用可能データを記憶するための空きがない場合、制御部7は記憶部3Aに記憶されている利用可能データを調査し、関連付けて第1の保護フラグ記憶部81に記憶されている利用可能データ保護フラグを参照して、保護設定されていない利用可能データを探す。保護設定されていない利用可能データが見つかればそれを削除してその記憶領域に新規の利用可能データを記憶させる。これによって記憶部3Aの記憶容量が限られていても、次々と最新の利用可能データの記憶を可能とし、しかも上書きされたくない利用可能データを保護することができる。
また第2実施形態では視聴履歴記憶部4Aに新規の視聴履歴データを記憶するための空きがない場合、制御部7は視聴履歴記憶部4Aに記憶されている視聴履歴データを調査し、関連付けて第2の保護フラグ記憶部82に記憶されている視聴履歴データ保護フラグを参照して、保護設定されていない視聴履歴データであって、かつ視聴履歴データと関連付けられているものを探す。制御部7は、そのような視聴履歴データが見つかればそれに関連付けてある視聴履歴データを削除し、その記憶領域に新規の利用可能データを記憶部3Aに記憶させる。これによって記憶部3Aの記憶容量が限られていても、次々と最新の利用可能データの記憶を可能とし、しかも上書きされたくない利用可能データを保護することができる。
図8(a)〜(b)は第2実施形態において利用可能データを保護設定した場合に、表示部5に表示される視聴履歴リストの例を示す図である。
保護設定した利用可能データの存在を示す小画像は、小画像64と小画像65であり、鍵をかけたことを意味するような画像に変わっている。図8(a)では視聴履歴データ表示51が選択状態であり反転表示されている。この状態で上下キー603の下キーを押下すると、図8(b)のように、小画像64に選択項目が移動し反転表示される。保護されている利用可能データは保護を解除しなければ削除できないため、右ソフトキーのメニュー表示59は保護解除に代えてある。
図9は第2実施形態において視聴履歴データを保護設定した場合に、表示部5に表示される視聴履歴リストの1例を示す図である。
保護設定した視聴履歴データ表示においては、鍵をイメージした小画像66や小画像67が表示される。選択中の視聴履歴データが保護されている場合、反転表示された小画像67が表示されるとともに、右ソフトキーのメニュー表示59は保護解除に変えてある。
図10は本発明の第2実施の形態の携帯端末装置100Aのデータ利用方法の実施形態を示すフローチャートである。図10は図7に示す本発明の第2実施の形態の携帯端末装置100Aの処理手順でもある。
図10のフローチャートは図6に示したフローチャートの処理に類似しており、異なるのは、処理S13と処理S20の内容である。即ち、第2実施の形態の携帯端末装置100Aにおいては、制御部7が処理13において記憶部3Aに記憶容量の空きがあるか否かをチェックして、空いていない場合は制御部7が処理20において空きを作ることである。
図11は図10における処理S20の第1の方法の詳細を示すフローチャートである。
図12は図10における処理S20の第2の方法の詳細を示すフローチャートである。
図10のフローチャートにおいて図6と共通しているものは同一の符号を付しており、説明を省略し、図10に特徴的な部分を説明する。
図10における処理S2の次に判定処理S13へ進む。
判定処理S13は、制御部7において、検出した利用可能データを記憶するための空きが記憶部3Aにあるかどうか判定する処理である。この判定処理S13の結果、記憶するための空きが記憶部3Aにある場合には処理S3へ進む。さもなければ処理S20へ進む。
処理S20は、制御部7が記憶部3Aに既に記憶されている利用可能データを無効にするまたは削除することによって、メモリの空きを作るための処理である。次に処理S3へ進む。
処理S20の第1方法
図11を用いて処理S20の第1の方法の詳細を説明する。図11において処理を開始すると処理S201を実行する。
処理S201は利用可能データを選ぶための変数の初期化処理で、制御部7は、利用可能データのアドレスを格納するポインタ変数PoをNULLに、時刻変数Toをその型で表せる最大値に設定する。次に処理S202に進む。
処理S202は、制御部7が利用可能データのアドレスを格納する第2のポインタ変数Pを最初の利用可能データのアドレスに代入する処理である。次に判定処理S203へ進む。
判定処理S203は、制御部7がポインタ変数Pが有効かどうか、つまりNULL以外であるかどうかを判定する処理である。変数PがNULLであれば、記憶部3Aに記憶されている利用可能データは全て調査したことになるので、判定処理S208へ進む。変数PがNULL以外のアドレスである場合は判定処理S204へ進む。
判定処理S204は、制御部7が変数Pがポイントしている利用可能データ(*P)の保護フラグを参照して保護されているかどうかを判定する処理である。判定の結果、保護されている場合は処理S207へ進む。保護されていない場合は判定処理S205へ進む。
判定処理S205は、制御部7が変数Pがポイントしている利用可能データ(*P)の時刻Tが変数To未満であるかどうか判定する処理である。判定の結果、時刻Tが変数To未満の場合は処理S206へ進む。時刻Tが変数To未満でない場合は処理S207へ進む。
処理S206は、制御部7が変数Toに時刻Tを代入し、ポインタ変数Poにポインタ変数Pを代入する処理である。この処理によって保護設定されていない利用可能データの中で、時刻が最も古いものがPo、Toに記憶されることになる。次に処理S207へ進む。
処理S207は、制御部7が変数Pがポイントしている利用可能データ(*P)の次の順番の利用可能データのアドレスを変数Pに代入する処理である。利用可能データのメンバー変数の中には、次の順番の利用可能データのアドレスを格納する変数が用意されており、これを参照して代入する。これは線形リストとして知られているデータ構造である。もし変数Pが最後の利用可能データであった場合は、次の順番の利用可能データのアドレスを格納する変数にはNULLを格納しておくので、判定処理S203で最後が検出できる。次に判定処理S203へ戻る。
判定処理S208はポインタ変数Poが有効かどうか、つまりNULL以外であるかどうかを、制御部7が判定する処理である。判定の結果、ポインタ変数PoがNULL以外であれば処理S209へ進む。ポインタ変数PoがNULLであればこのフローチャートの処理は終了となる。
処理S209は、制御部7が変数Poがポイントしている利用可能データ(*Po)を削除する処理である。利用可能データを削除した場合、それに関連付けて記憶されている視聴履歴データにおいて、関連付けを解除する。関連付けを解除した場合、次に視聴履歴リストを表示した際には、該当する視聴履歴においては削除した利用可能データに関する小画像は表示部5には表示されない。もしくは関連付けを解除せずに視聴履歴データを削除してもよい。
このように第2実施形態においては、記憶部3Aに空きがなくなった場合でも、制御部7によって保護されておらず最も古い利用可能データを自動的に削除し、新規に受信した利用可能データを記憶できるようにしている。なお利用可能データを保護するためには、図示しない別の処理操作により行う。このとき記憶部3Aに記憶可能な全ての利用可能データを保護設定できないようにすると、少なくとも一つは必ず最新の利用可能データを記憶できるようになる。
処理S20の第2方法
図10における処理S20の第2の方法のフローチャートを図12に示す。図12において処理を開始すると、処理S231を実行する。
処理S231は視聴履歴データを選ぶための変数の初期化処理で、制御部7は、視聴履歴データのアドレスを格納するポインタ変数RoをNULLに、時刻変数Toをその型で表せる最大値に設定する。次に処理S232に進む。
処理S232は、制御部7が視聴履歴データのアドレスを格納する第2のポインタ変数Rを最初の視聴履歴データのアドレスに代入する処理である。次に判定処理S233へ進む。
判定処理S233はポインタ変数Rが有効かどうか、つまりNULL以外であるかどうかを制御部7が判定する処理である。変数RがNULLであれば、視聴履歴記憶部4Aに記憶されている視聴履歴データは全て調査したことになるので、判定処理S239へ進む。変数RがNULL以外のアドレスである場合は判定処理S234へ進む。
判定処理S234は変数Rがポイントしている視聴履歴データ(*R)には関連付けて記憶した利用可能データが存在するかどうかを制御部7が判定する処理である。利用可能データが存在する場合は判定処理S235へ進み、利用可能データが存在しない場合は処理S238へ進む。
判定処理S235は変数Rがポイントしている視聴履歴データ(*R)の保護フラグを参照して保護されているかどうかを制御部7が判定する処理である。判定の結果、保護されている場合は処理S238へ進む。保護されていない場合は判定処理S236へ進む。
判定処理S236は変数Rがポイントしている視聴履歴データ(*R)の時刻Tが変数To未満であるかどうかを制御部7が判定する処理である。判定の結果、時刻Tが変数To未満の場合は処理S237へ進む。時刻Tが変数To未満でない場合は処理S238へ進む。
処理S237は、制御部7が変数Toに時刻Tを代入し、ポインタ変数Roにポインタ変数Rを代入する処理である。この処理によって関連付けられた利用可能データが存在しかつ保護設定されていない視聴履歴データの中で、時刻が最も古いものがRo、Toに記憶されることになる。次に処理S238へ進む。
処理S238は、制御部7が変数Rがポイントしている視聴履歴データ(*R)の次の順番の視聴履歴データのアドレスを変数Rに代入する処理である。視聴履歴データのメンバー変数の中には、次の順番の視聴履歴データのアドレスを格納する変数が用意されており、これを参照して代入する。もしRが最後の視聴履歴データであった場合は、次の順番の視聴履歴データのアドレスを格納する変数にはNULLを格納しておくので、判定処理S233で最後が検出できる。次に判定処理S233へ戻る。
判定処理S239はポインタ変数Roが有効かどうか、つまりNULL以外であるかどうかを制御部7が判定する処理である。判定の結果、変数RoがNULL以外であれば処理S240へ進む。変数RoがNULLであればこのフローチャートの処理は終了となる。
処理S240は、制御部7において、変数Roがポイントしている視聴履歴データ(*Ro)に関連付けられている利用可能データを削除する処理である。利用可能データを削除した場合、視聴履歴データ(*Ro)において、関連付けを解除する。関連付けを解除した場合、次に視聴履歴リストを表示した際には、該当する視聴履歴においては削除した利用可能データに関する小画像は表示されない。もしくは関連付けを解除せずに視聴履歴データ(*Ro)を削除してもよい。
このように第2実施形態においては、記憶部3Aに空きがなくなった場合でも、関連付けられた利用可能データが存在し、かつ保護されておらず、かつ最も古い視聴履歴データを探し、関連付けられた利用可能データを自動的に削除し、新規に受信した利用可能データを記憶できるようにしている。なお視聴履歴データを保護するためには、図示しない別の処理操作により行う。このとき視聴履歴記憶部4に記憶可能な全ての利用可能データを保護設定できないようにすると、少なくとも一つは必ず最新の視聴履歴データを記憶できるようになる。
本発明の第2実施の形態の携帯端末装置と、その携帯端末装置のデータ処理方法によれば、上述した第1実施の形態の効果と同様の下記の効果を奏する。
(1)デジタル放送を視聴することによって、携帯端末装置100Aで利用可能なデータを記憶部3Aに記憶し、後にこれを選択することによって携帯端末装置100Aで利用するように状態を設定することができ、データ通信を行うという面倒な手順が不要となる。
(2)利用可能なデータを探したり、好みに合うかを取捨選択したりすることなく、次々と良質なデータを蓄積することができる。
(3)デジタル放送を利用するため、通信料金が発生しないという利点がある。また番組を視聴している間に利用可能データが記憶されるので、ダウンロードのための時間が発生しないという利点がある。
(4)記憶部3Aに記憶した利用可能データの存在は、視聴履歴をリスト表示した際に表示部5に表示されるため、番組や、番組のスポンサーと関連したデータを容易に呼び出し、選択することができるという利点がある。
さらに第2実施の形態によれば上述した効果に加えて下記の効果を奏する。
(5)利用可能データの記憶部3Aの記憶容量には限りがあるため、記憶部3Aに空きが無かった場合、保護されていない過去の利用可能データを削除して新しい利用可能データを記憶することにより、特に手順を踏まずとも次々と最新の利用可能データを記憶しておくことができる。
第3実施の形態
図13は本発明の第3実施の形態の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
図13の携帯端末装置100Bは、図1に示した携帯端末装置100に加えて、時計83と、記憶部3B内に利用期限記憶部84が設けられている。時計83は制御部7等とは別系統の電源によって常時動作し、実時間を保持する。利用期限記憶部84は記憶部3Bの一部であり、各利用期限データに添付された利用期限情報を記憶する。
第3実施の形態では制御部7は、記憶部3Bに記憶されている利用可能データの中で、利用期限データの期限が時計83が提供する現在時刻に対して切れている(過ぎている)ものを探して利用不可能な状態にするまたは消去する。つまり、利用可能データの中から該利用可能データに含まれる利用期限情報を参照し、現在時刻に基づいて利用期限が過ぎている利用可能データを利用不可能な状態にするまたは消去する。
図14は図13に示した携帯端末装置100Bにおけるデータ利用方法の実施形態を示すフローチャートである。
図14は図13に示す本発明の第3実施の形態の携帯端末装置100Bの処理手順でもある。
図15は図14における処理S40の詳細を示すフローチャートである。
図14のフローチャートにおいて図6と共通しているものは同一の符号を付しており、説明を省略し、図14に特徴的な部分を説明する。
図14における処理S4で、制御部7は視聴履歴データを視聴履歴記憶部4に記憶した後、処理S40へ進む。
処理S40は制御部7が利用期限が切れた利用可能データを削除する処理である。次に上述した表示処理S5へ進む。
次に図15を用いて処理S40の詳細を説明する。図15において処理を開始すると処理S401を実行する。
処理S401は制御部7による変数の初期化処理で、利用可能データのアドレスを格納するポインタ変数PをNULLに設定する。次に判定処理S402に進む。
判定処理S402はポインタ変数Pが有効かどうか、つまりNULL以外であるかどうかを制御部7において判定する処理である。変数PがNULLであれば、記憶部3Bに記憶されている利用可能データは全て調査したことになるので、このフローチャートの処理は終了となる。変数PがNULL以外のアドレスである場合は判定処理S403へ進む。
判定処理S403は、制御部7が変数Pがポイントしている利用可能データ(*P)の利用期限データを参照し、現在時刻と比較して期限切れであるか判定する処理である。つまり、制御部7は現在時刻よりも利用期限の値の方が小さければ利用期限が切れていると判定する。期限切れでなければ処理S404へ進み、期限切れであれば処理S405へ進む。
処理S404は、制御部7が変数Pがポイントしている利用可能データ(*P)の次の順番の利用可能データのアドレスを変数Pに代入する処理である。次に判定処理S402に戻る。
処理S405は、制御部7がポインタ変数Pがポイントしている利用可能データ(*P)に関連付けて視聴履歴記憶部4に記憶されている視聴履歴データにおいて、関連付けを解除する処理である。次に処理S406へ進む。
処理S406は、制御部7がポインタ変数P’に、変数Pがポイントしている利用可能データ(*P)の次の順番の利用可能データのアドレスを代入する処理である。次に処理S407へ進む。
処理S407は、制御部7が変数Pがポイントしている利用可能データ(*P)を削除する処理である。次に処理S408へ進む。
処理S408は、制御部7がポインタ変数Pにポインタ変数P’を代入する処理である。次に判定処理S402に戻る。
記憶部3Bに記憶されている全ての利用可能データを調査し終わった時点で、ポインタ変数PがNULLになるため、判定処理S402で終わりが検出され、このフローチャートの処理は終了する。
このように本発明の第3実施の形態においては処理S5において視聴履歴リストを作成して表示する前に毎回、期限切れの利用可能データがあるか調査をし、期限切れの利用可能データを記憶部3Bから削除してから、視聴履歴リストを作成して表示部5に表示する。このため利用可能データの提供者は利用期限を設定した利用可能データを放送により配信することにより、データに対する権利を保護したり、新規の利用可能データを確実に記憶させたりすることができるようになる。
このように、第3実施の形態によれば、上記効果の他に、上述した第1、2実施の形態の効果を奏することができる。
第4実施の形態
図16は本発明の第4実施の形態の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
図16に示した第4実施形態の携帯端末装置100Cでは図1に示した携帯端末装置100に加えて、RAM10Cの中に削除コマンドキュー85が設けられ、記憶部3Cの中に識別データ記憶部86が設けられている。
利用可能データは識別データを添付して放送され、記憶部3Cに記憶されると、識別データは識別データ記憶部86に記憶される。
利用可能データの放送の後、しばらく時間を置いた後、これの削除を利用可能データの供給者が意図すると、削除を指示するコマンドを放送する。削除は識別データを指定して指示され、利用可能データと同様の多重化方法を用いて放送される。検出部2は削除コマンドを検出すると、一旦、RAM10Cの削除コマンドキュー85に格納する。
制御手段7は削除コマンドキュー85を検査して削除コマンドが格納されている場合、記憶部3Cに記憶されている利用可能データの中で同じ識別データを持つ利用可能データを探し、存在すれば消去する。
つまり、受信した放送データの中から特定の利用可能データを指示するコマンドを検出すると、記憶手段に記憶されている利用可能データの中で、当該指示された利用可能データを利用不可能な状態にするまたは消去する。
図17は本発明の第4実施の形態の携帯端末装置100Cのデータ利用方法の実施形態を示すフローチャートである。図17は図16に示す携帯端末装置100Cの処理手順でもある。
図18は図17における処理S50の詳細を示すフローチャートである。
図19は図18における処理S503の詳細を示すフローチャートである。
図17のフローチャートにおいて第1実施の形態の携帯端末装置100における処理を示した図6と共通しているものは同一の符号を付しており、説明を省略し、図17に特徴的な部分を説明する。
処理S2は、検出部2が受信した放送データの中から携帯端末装置100Cで利用可能なデータと、番組の番組情報と、さらに削除コマンドを検出する処理である。削除コマンドもそれが格納されたデータに割り当てた識別データが割り当てられており、検出部2は識別データによって検出する。検出した削除コマンドは、制御部7がRAM10Cの中に設けられた削除コマンドキュー85にいったん格納する。次に処理S50に進む。
処理S50は、制御部7が削除コマンドキュー85に格納された削除コマンドを実行する処理である。次に処理S3へ進む。
次に図18を参照して処理S50の詳細を説明する。図18において処理を開始すると処理S501を実行する。
処理S501は、制御部7が削除コマンドキュー85から削除コマンドを取り出し変数Cに代入する処理である。もし削除コマンドキュー85に削除コマンドが存在しない場合は、エラーコマンドがCに代入される。次に判定処理S502に進む。
判定処理S502は変数Cが有効な削除コマンドかどうかを制御部7が判定する処理である。有効な削除コマンドなら処理S503に進み、エラーコマンドを含む無効なコマンドならばこのフローチャートの処理を終了する。
処理S503は、制御部7が削除コマンドCが指定する識別データをIとして、Iと同じ識別データを持つ利用可能データを調査し、もしあれば削除する処理である。次に処理S501に戻る。
図18に示したフローチャートの処理は削除コマンドキュー85に削除コマンドが無くなり、Cにエラーコマンドが代入されるまで実行され、その後、終了する。
次に図19を参照して処理S503の詳細を説明する。図19においては処理を開始する前に識別データ変数Iに削除すべき識別データが格納されているものとする。処理を開始すると処理S511を実行する。
処理S511は制御部7による変数の初期化処理で、利用可能データのアドレスを格納するポインタ変数PをNULLに設定する。次に判定処理S512に進む。
判定処理S512はポインタ変数Pが有効かどうか、つまりNULL以外であるかどうかを制御部7が判定する処理である。変数PがNULLであれば、記憶部3に記憶されている利用可能データは全て調査したことになるので、このフローチャートの処理は終了となる。変数PがNULL以外のアドレスである場合は判定処理S513へ進む。
判定処理S513は変数Pがポイントしている利用可能データ(*P)の識別データを参照し、変数Iと一致するかどうかを制御部7が判定する処理である。一致しなければ処理S514へ進み、一致すれば処理S515へ進む。
処理S514は、制御部7が変数Pがポイントしている利用可能データ(*P)の次の順番の利用可能データのアドレスを変数Pに代入する処理である。次に判定処理S512に戻る。
処理S515は、制御部7がポインタ変数Pがポイントしている利用可能データ(*P)に関連付けて視聴履歴記憶部4に記憶されている視聴履歴データにおいて、関連付けを解除する処理である。次に処理S516へ進む。
処理S516は、制御部7がポインタ変数P’に、変数Pがポイントしている利用可能データ(*P)の次の順番の利用可能データのアドレスを代入する処理である。次に処理S517へ進む。
処理S517は、制御部7が変数Pがポイントしている利用可能データ(*P)を削除する処理である。次に処理S518へ進む。
処理S518は、制御部7がポインタ変数Pにポインタ変数P’を代入する処理である。次に判定処理S512に戻る。
記憶部3Cに記憶されている全ての利用可能データを調査し終わった時点で、ポインタ変数PがNULLになるため、判定処理S512で終わりが検出され、このフローチャートの処理は終了する。
第5実施の形態
図20は本発明の第5実施の形態の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
図20に示した携帯端末装置100Dは、図1に示した携帯端末装置100に加えて、記憶部3Dの中に著作権保護データ記憶部87を設けている。
利用可能データは著作権保護データを添付して放送され、記憶部3Dに記憶されると、著作権保護データは著作権保護データ記憶部87に記憶される。
著作権保護データ内には、著作権者データ、複製許可フラグ、利用許可フラグなどを含んでいる。
携帯端末装置100Dが受信した利用可能データを利用(使用する)するように選択されて、実行操作されると、制御部7は、壁紙や着信メロディーなど様々な場面で設定された利用可能データを表示処理したり、再生処理したりするようになる。携帯端末装置100Dの機能の中には、画像を加工して新たな画像を作成する機能や、動画(ムービー)や音声データを加工して別のデータに変換する機能がある。またメールに添付して送信するには、データを、例えば、BASE64方式でエンコードした複製物を作成する。このような利用を行う際に、第5実施の形態では、著作権保護データを参照し、この内の複製許可フラグが複製物の作成を許可している場合にのみ、複製物を作成する制御部7を備えている。
また第5実施の形態ではある条件が満たされた場合にのみ、画像の表示や動画や音声データの再生(使用)を許可させることも第5実施の形態の著作権保護データ内の利用許可フラグを用いて可能である。その条件とは、例えば、利用者がコンテンツ利用料金を支払った場合であるとか、利用者が放送データに多重化されて放送されるゲームを実行し所定の得点を取得した場合であるとか、利用者が所定のCMを視聴した際にデータ放送によって配給されるポイントを集め、そのポイント合計が所定値に達した場合などがある。このような制御を可能とするために第5実施の形態は、記憶部3Dに記憶されている利用可能データを利用する際に、著作権保護データ記憶部87の著作権保護データを参照し、これの利用許可フラグが利用可能データの利用を許可している場合にのみ、利用する制御部7を備えている。そして、利用許可フラグは利用可能データの放送時には利用不可(使用不可)としておき、後にある条件が満たされた場合に、制御部7は、利用許可に書き換えるように、利用可能データを書き換え可能な記憶部87に記憶する。
本発明の実施の形態における著作権保護データの取り扱いは、時間に依存するものであってもよい。この場合、ある期限までは、複製や利用(使用)を許可しておき、期限を過ぎたら一旦複製や利用を不許可にし、その後、利用者が利用料金を支払うなどの所定の条件を満たした場合に、複製や利用(使用)を許可するといった実施形態も本発明の第5実施の形態に含まれる。
また本発明の第5実施の形態の利用許可フラグの取り扱いは、部分的に利用を不許可にするものであってもよい。この場合、利用許可フラグが利用(使用)を許可していない場合、画像や映像の一部を表示し、一部の表示を隠すことや、音楽データの一部の時間だけを再生し、他の部分の再生を不許可にするといった実施形態も本発明の実施の形態に含まれる。
図21は本発明の第5実施の形態の携帯端末装置のデータ利用方法の実施形態を示すフローチャートである。図21は図20に示す本発明の第5実施の形態の携帯端末装置100Dの処理手順でもある。
図21は第1実施の形態の処理を示した図6のフローチャートの処理とも共通しており、異なるのは処理S60の内容である。
図22は図21における処理S60の第1方法の詳細を示すフローチャートである。
図23は図21における処理S60の第2方法の詳細を示すフローチャートである。
図21のフローチャートにおいて図6と共通しているものは同一の符号を付しており、説明を省略し、図21に特徴的な部分を説明する。
処理S11で利用可能データを利用するように、制御部7が携帯端末装置100Dの状態を設定すると、次に処理S60へ進む。
処理S60は、制御部7において、実際に携帯端末装置が状態設定されている利用可能データを利用する処理である。この後、このフローチャートの処理は終了する。
第1方法
図22を参照して処理S60の詳細を説明する。
図22において処理を開始すると判定処理S601を実行する。
判定処理601は、制御部7において、著作権保護データ内の複製許可フラグが複製物の作成を許可しているかを判定する。この判定処理601の結果、複製が許可されている場合には、処理S602へ進む。不許可の場合は処理S603へ進む。
処理S602は制御部7が複製物を作成する処理である。この後、このフローチャートの処理は終了する。
処理S603は、制御部7において、利用可能データの複製物の作成が許可されていないことを利用者に警告する画像を表示部5に表示し、警告音をスピーカ15から発生させる処理である。この後、このフローチャートの処理は終了する。
第2方法
図23を参照して処理S60の詳細を説明する。
図23において処理を開始すると判定処理S611を実行する。
判定処理611は、制御部7において、著作権保護データ内の利用許可フラグが複製物の作成を許可しているかを判定する。この判定処理611の結果、複製が許可されている場合には、処理S612へ進む。不許可の場合は処理S613へ進む。
処理S612は、制御部7が利用可能データを表示部5に表示するか、あるいはスピーカ15で再生する処理である。この後、このフローチャートの処理は終了する。
処理S613は、制御部7が利用可能データの複製物の作成が許可されていないことを利用者に警告する画像を表示部5に表示し、警告音をスピーカ15から発生させる処理である。この後、このフローチャートの処理は終了する。
以上述べたように、本発明の各実施の形態によれば、下記の効果を奏する。
(1)デジタル放送を視聴することによって、携帯端末装置で利用可能なデータを記憶し、後にこれを選択することによって携帯端末装置で利用するように状態を設定することができ、データ通信を行うという面倒な手順が不要となる。
(2)利用可能なデータを探したり、好みに合うかを取捨選択したりすることなく、次々と良質なデータを蓄積することができる。
(3)デジタル放送を利用するため、通信料金が発生しないという利点がある。また番組を視聴している間に利用可能データが記憶されるので、ダウンロードのための時間が発生しないという利点がある。
(4)記憶した利用可能データの存在は、視聴履歴をリスト表示した際に表示されるため、番組や、番組のスポンサーと関連したデータを容易に呼び出し、選択することができるという利点がある。
(5)利用可能データの記憶容量には限りがあるため、空きが無かった場合、保護されていない過去の利用可能データを削除して新しい利用可能データを記憶することにより、特に手順を踏まずとも次々と最新の利用可能データを記憶しておくことができるという利点がある。
(6)データの提供者によって利用期限を設定したり、デジタル放送に多重化して放送されるコマンドを用いて、記憶されている利用可能データを削除したりでき、データ提供者の権利を守り、あるいはデータ提供者側の指示で記憶を再利用させ、常に最新の利用可能データの配信を可能にできるという利点がある。
また、本発明は、上述の実施例に限定されることはなく、様々な応用例にも適用可能である。例えば、上述の履歴は、視聴履歴に限定されることはなく、記録履歴などにも応用可能である。また、上述の画像や音楽データなどの利用可能データ(放送コンテンツ)が利用可能な装置であれば、携帯端末装置に限定されることはなく、放送受信装置であれば良い。
図1は本発明の第1実施の形態の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 図2は図1の携帯端末装置の外観図である。 図3はデジタル放送における多重化方式の概略を説明するための図である。 図4は携帯端末装置の表示部に表示される視聴履歴リストの1例を示す図である。 図5(a)〜(d)は図4に示した視聴履歴リストにおいて選択項目を変更する過程を示した図である。 図6は本発明の一実施形態である携帯端末装置のデータ処理方法を示すフローチャートである。 図7は本発明の第2実施の形態の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 図8(a)〜(b)は本発明の第2実施形態において利用可能データを保護設定した場合に、表示部に表示される視聴履歴リストの例を示す図である。 図9は第2実施形態において視聴履歴データを保護設定した場合に、表示部5に表示される視聴履歴リストの1例を示す図である。 図10は本発明の第2実施の形態の携帯端末装置のデータ利用方法の実施形態を示すフローチャートである。 図11は図10における処理S20の第1の方法の詳細を示すフローチャートである。 図12は図10における処理S20の第2の方法の詳細を示すフローチャートである。 図13は本発明の第3実施の形態の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 図14は図13に示した携帯端末装置におけるデータ利用方法の実施形態を示すフローチャートである。 図15は図14における処理S40の詳細を示すフローチャートである。 図16は本発明の第4実施の形態の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 図17は本発明の第4実施の形態の携帯端末装置のデータ利用方法の実施形態を示すフローチャートである。 図18は図17における処理S50の詳細を示すフローチャートである。 図19は図18における処理S503の詳細を示すフローチャートである。 図20は本発明の第5実施の形態の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。 図21は本発明の第5実施の形態の携帯端末装置のデータ利用方法の実施形態を示すフローチャートである。 図22は図21における処理S60の第1方法の詳細を示すフローチャートである。 図23は図21における処理S60の第2方法の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
100〜100D…携帯端末装置
1…地上デジタル放送受信手段、2…検出部、
3〜3D…記憶部、
81…第1の保護フラグ記憶部、84…利用期限記憶部
86…識別データ、87…著作権保護データ記憶部
4〜4C…視聴履歴記憶部、82…第2の保護フラグ記憶部、
5…表示部、
6…操作部、601…各種キー、602…センターキー、603…上下キー
7…制御部
10、10C…RAM、85…削除キュー、
11…ROM、12…無線部、13…オーディオ部、
14…マイクロフォン、15…スピーカ、83…時計

Claims (8)

  1. デジタル放送を受信する放送受信装置において、
    受信したデジタル放送データの中から番組に対応して放送される放送受信装置で利用可能な番組以外のコンテンツを記憶する記憶手段と、
    前記番組の放送後において、該記憶手段に記憶した番組以外のコンテンツを、該コンテンツに対応する番組情報と関連付けて表示する表示手段と、
    を含むことを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記表示されている番組情報と関連付けられた番組以外のコンテンツを選択すると、当該コンテンツを用いた処理を実行する制御手段、を備えたことを特徴とする、
    請求項1記載の放送受信装置。
  3. 前記記憶手段は、前記番組以外のコンテンツに関連付けた保護フラグを記憶し、
    前記記憶手段に新規の前記番組以外のコンテンツを記憶するための空きがない場合、前記記憶手段に記憶されている前記番組以外のコンテンツの保護フラグを参照して、該保護設定されていない前記番組以外のコンテンツの記憶領域に新規の前記番組以外のコンテンツを記憶させる制御手段、を備えたことを特徴とする、
    請求項1記載の放送受信装置。
  4. 前記記憶手段に記憶されている前記番組以外のコンテンツの中から該コンテンツに含まれる利用期限情報を参照し、現在時刻に基づいて利用期限が過ぎている番組以外のコンテンツを利用不可能な状態または消去する制御手段、を備えたことを特徴とする、
    請求項1記載の放送受信装置。
  5. 受信した前記デジタル放送データの中から特定の番組以外のコンテンツを指示するコマンドを検出すると、前記記憶手段に記憶されている前記番組以外のコンテンツの中で、当該指示されたコンテンツを利用不可能な状態または消去する制御手段、を備えたことを特徴とする、
    請求項1記載の放送受信装置。
  6. 前記記憶手段に記憶されている前記番組以外のコンテンツをもとにした複製物を作成する際に、該コンテンツに含まれる著作権保護データを参照し、該著作権保護データに基づいて複製を許可または禁止制御する制御手段、を備えたことを特徴とする、
    請求項1記載の放送受信装置。
  7. 前記記憶手段に記憶されている前記番組以外のコンテンツを使用する際に、該コンテンツに含まれる保護データを参照し、該保護データに基づいて使用を許可または禁止制御する制御手段、を備えたことを特徴とする、
    請求項1記載の放送受信装置。
  8. 受信したデジタル放送データの中から番組に対応して放送される放送受信装置で利用可能な番組以外のコンテンツを記憶し、前記番組の放送後において、該記憶した番組以外のコンテンツと該コンテンツに対応する番組情報とを関連付けて表示することを特徴とするデータ処理方法。
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