JP4826346B2 - ステアバイワイヤ式操舵装置 - Google Patents
ステアバイワイヤ式操舵装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4826346B2 JP4826346B2 JP2006158763A JP2006158763A JP4826346B2 JP 4826346 B2 JP4826346 B2 JP 4826346B2 JP 2006158763 A JP2006158763 A JP 2006158763A JP 2006158763 A JP2006158763 A JP 2006158763A JP 4826346 B2 JP4826346 B2 JP 4826346B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- steer
- shaft
- screw shaft
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 111
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
ねじ軸およびナット軸を備えるボールねじ機構と、
前記ねじ軸を回転自在に支持する軸受と、
前記ねじ軸を回転駆動する、転舵アクチュエータとしての回転モータと、
前記ナット軸と前記操舵リンク機構とを連結する回動自在継手と、
前記ナット軸の回転を抑止する回り止め機構と、を備え、
前記回り止め機構を構成する回り止め部材が、前記ねじ軸の軸線と平行に延びるとともに、前記ねじ軸の軸線からオフセットしており、
前記ねじ軸が前記回転モータにより回転駆動されることによって、前記操舵リンク機構が前記ナット軸を介して駆動されることを特徴とするステアバイワイヤ式操舵装置。
(2) (1)に記載のステアバイワイヤ式操舵装置において、
前記回り止め機構と前記ねじ軸は、軸方向でオーバーラップすることを特徴とするステアバイワイヤ式操舵装置。
回転モータを2つ備えることを特徴とするステアバイワイヤ式操舵装置。
左右の前輪に前記ボールねじ機構が各々設けられ、
前記ボールねじ機構のねじ軸は前記2つの回転モータで各々回転駆動され、且つ、
前記回転モータの軸同士もしくは前記ねじ軸同士を係脱する機構を備えることを特徴とするステアバイワイヤ式操舵装置。
(5)操舵入力装置と、当該操舵入力装置と機械的に分離された操舵リンク機構と、当該操舵入力装置の操作に応じて当該操舵リンク機構を駆動する転舵アクチュエータとを備えるステアバイワイヤ式操舵装置において、
ねじ軸およびナット軸を備えるボールねじ機構と、
前記ねじ軸を回転自在に支持する軸受と、
前記ねじ軸を回転駆動する、前記転舵アクチュエータとしての回転モータと、
前記ナット軸と前記操舵リンク機構とを連結する回動自在継手と、を備え、
前記回動自在継手は、前記ねじ軸の軸線に対しオフセットした位置に設けられ、
前記ねじ軸が前記回転モータにより回転駆動されることによって、前記操舵リンク機構が前記ナット軸を介して駆動されることを特徴とするステアバイワイヤ式操舵装置。
また、回り止め機構をねじ軸に設ける必要がなくなるため、軸方向寸法を小さくすることができ、空間占有率を小さくすることができる。
さらに、モータに、中空構造を有した中空モータを用いる必要がないので、モータ単体で組み立てることが可能となり、組立性を向上することができる。
また、減速機が装着されたギアードモータを用いることも容易であり、またねじ軸と同心に配置することもできるので、空間占有率をさらに低くすることができ、且つ操舵リンク機構の移動のための推力を大きくすることができる。
図1は、本発明の一実施形態である車両のステアバイワイヤ式操舵装置を説明するための概略図である。
図3は、第2実施形態に係る車両のステアバイワイヤ式操舵装置102を説明するための概略図である。本実施形態は、前述した第1実施形態の構成に、クラッチユニット30を設けた構成である。
これ以外の構成については、第1実施形態と同じ態様である。
さらに、ギアードモータを用いているので、操舵リンク機構20a,20bの操舵のための推力を大きくすることができる。さらに、モータ21a,21bの反対軸24´,24´間にクラッチユニット30を設けているので、トルクが小さく、クラッチユニット30を小型化できる。
図5は、第3実施形態に係る車両のステアバイワイヤ式操舵装置103を説明するための概略図である。本実施形態は、1つのボールねじ機構11で左右の前輪23a,23bの操舵を行う構成である。
すなわち、当該ボールねじ機構11のナット軸14は、操舵リンク機構20a,20b両方を、ボールジョイントを介して回転自在に支承している。また、当該ボールねじ機構11のねじ軸13は、両端を支持軸受15で回転自在に支持されている。さらに、当該ねじ軸13は、一端を減速機が装着されたギアードモータであるモータ21a、他端を高速モータであるモータ21bに接続されて回転駆動される。
図6は、第4実施形態に係る車両のステアバイワイヤ式操舵装置104を説明するための概略図である。本実施形態は、1つのボールねじ機構11で左右の前輪23a,23bの操舵を行う構成であるが、モータの駆動力を、駆動伝達機構である歯車減速機構25a,25bを介して伝達する構成である。
図7は、第5実施形態に係る車両のステアバイワイヤ式操舵装置105を説明するための概略図である。本実施形態は、前述した第4実施形態の構成に、中空モータであるモータ21bを設けた構成である。
図8は、第1実施形態および第2実施形態のように左右の前輪23a,23bを個別のモータ21a,21bで各々操舵するステアバイワイヤ式操舵装置において、モータ21aに連結されたボールねじ機構11aとタイロッドアーム12aとの構成に係る別の変形例を示す図である。
13,13a,13b ねじ軸
14,14a,14b ナット軸
16,16a,16b 回り止め機構
21,21a,21b モータ
24,24´ モータ軸
25a,25b 歯車減速機構
30 クラッチユニット
33 ボール
34 回り止めピン
35 雄ねじ溝
36 雌ねじ溝
37 リニアブッシュ
38 スライドピン
39 ジョイント
40 支持部材
51a,51b 円板形状部
52a,52b 突起部
53 ピン
Claims (5)
- 操舵入力装置と、当該操舵入力装置と機械的に分離された操舵リンク機構と、当該操舵入力装置の操作に応じて当該操舵リンク機構を駆動する転舵アクチュエータとを備えるステアバイワイヤ式操舵装置において、
ねじ軸およびナット軸を備えるボールねじ機構と、
前記ねじ軸を回転自在に支持する軸受と、
前記ねじ軸を回転駆動する、転舵アクチュエータとしての回転モータと、
前記ナット軸と前記操舵リンク機構とを連結する回動自在継手と、
前記ナット軸の回転を抑止する回り止め機構と、を備え、
前記回り止め機構を構成する回り止め部材が、前記ねじ軸の軸線と平行に延びるとともに、前記ねじ軸の軸線からオフセットしており、
前記ねじ軸が前記回転モータにより回転駆動されることによって、前記操舵リンク機構が前記ナット軸を介して駆動されることを特徴とするステアバイワイヤ式操舵装置。 - 請求項1に記載のステアバイワイヤ式操舵装置において、
前記回り止め機構と前記ねじ軸は、軸方向でオーバーラップすることを特徴とするステアバイワイヤ式操舵装置。 - 請求項1又は2に記載のステアバイワイヤ式操舵装置において、
前記回転モータを2つ備えることを特徴とするステアバイワイヤ式操舵装置。 - 請求項3に記載のステアバイワイヤ式操舵装置において、
左右の前輪に前記ボールねじ機構が各々設けられ、
前記ボールねじ機構のねじ軸は前記2つの回転モータで各々回転駆動され、且つ、
前記回転モータの軸同士もしくは前記ねじ軸同士を係脱する機構を備えることを特徴とするステアバイワイヤ式操舵装置。 - 操舵入力装置と、当該操舵入力装置と機械的に分離された操舵リンク機構と、当該操舵入力装置の操作に応じて当該操舵リンク機構を駆動する転舵アクチュエータとを備えるステアバイワイヤ式操舵装置において、
ねじ軸およびナット軸を備えるボールねじ機構と、
前記ねじ軸を回転自在に支持する軸受と、
前記ねじ軸を回転駆動する、前記転舵アクチュエータとしての回転モータと、
前記ナット軸と前記操舵リンク機構とを連結する回動自在継手と、を備え、
前記回動自在継手は、前記ねじ軸の軸線に対しオフセットした位置に設けられ、
前記ねじ軸が前記回転モータにより回転駆動されることによって、前記操舵リンク機構が前記ナット軸を介して駆動されることを特徴とするステアバイワイヤ式操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006158763A JP4826346B2 (ja) | 2006-06-07 | 2006-06-07 | ステアバイワイヤ式操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006158763A JP4826346B2 (ja) | 2006-06-07 | 2006-06-07 | ステアバイワイヤ式操舵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007326459A JP2007326459A (ja) | 2007-12-20 |
JP4826346B2 true JP4826346B2 (ja) | 2011-11-30 |
Family
ID=38927243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006158763A Active JP4826346B2 (ja) | 2006-06-07 | 2006-06-07 | ステアバイワイヤ式操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4826346B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101126248B1 (ko) | 2009-12-03 | 2012-03-20 | 현대자동차주식회사 | 스티어 바이 와이어 장치 |
WO2013183278A1 (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-12 | Thk株式会社 | アクチュエータ |
CN116729043A (zh) | 2017-01-19 | 2023-09-12 | 多夫泰克有限公司 | 用于控制车辆悬架设置的机电装置 |
KR101993294B1 (ko) * | 2017-10-30 | 2019-09-30 | 주식회사 만도 | 스티어 바이 와이어식 조향장치 |
JP6611378B2 (ja) * | 2018-01-24 | 2019-11-27 | 本田技研工業株式会社 | 転舵機構及び車両 |
KR102076028B1 (ko) * | 2018-07-24 | 2020-02-12 | 주식회사 만도 | 스티어 바이 와이어식 조향장치 |
KR102086428B1 (ko) * | 2018-07-27 | 2020-03-09 | 주식회사 만도 | 스티어 바이 와이어식 조향장치 |
JP7115269B2 (ja) | 2018-12-05 | 2022-08-09 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
JP2021084501A (ja) * | 2019-11-27 | 2021-06-03 | Ntn株式会社 | 操舵機能付ハブユニットおよびこれを備えた車両 |
CN114104091B (zh) | 2020-08-28 | 2023-05-05 | 华为技术有限公司 | 独立转向机构、转向系统及控制方法 |
CN114684255B (zh) * | 2022-05-31 | 2022-12-02 | 北京理工大学深圳汽车研究院(电动车辆国家工程实验室深圳研究院) | 一种转向装置、转向系统和汽车 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001072571A2 (de) * | 2000-03-27 | 2001-10-04 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Fahrzeuglenkung und achslenkmodul für eine fahrzeuglenkung |
JP3770048B2 (ja) * | 2000-04-28 | 2006-04-26 | 日産自動車株式会社 | 操舵装置 |
US6481526B1 (en) * | 2000-11-13 | 2002-11-19 | Delphi Technologies, Inc. | Steer-by-wire handwheel actuator incorporating mechanism for variable end-of-travel |
JP2003170849A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-06-17 | Koyo Seiko Co Ltd | 車両用操舵装置 |
-
2006
- 2006-06-07 JP JP2006158763A patent/JP4826346B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007326459A (ja) | 2007-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4826346B2 (ja) | ステアバイワイヤ式操舵装置 | |
EP3286456B1 (en) | Fail-safe electromechanical actuator | |
JP4930751B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JP5811397B2 (ja) | 車両用操舵装置 | |
JP5694524B2 (ja) | 同心多軸アクチュエータ | |
JP5505727B2 (ja) | ボールねじ装置、リニアアクチュエータ、および車両用操舵装置 | |
JP2011219036A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2006248506A (ja) | 操舵装置 | |
JP2009243621A (ja) | 伸縮アクチュエータ | |
JP2004359210A (ja) | 独立型ステアバイワイヤシステムのステアリングアクチュエータ | |
JP2007099144A (ja) | 操舵装置 | |
JP2009074623A (ja) | ボールねじ装置および電動パワーステアリング装置 | |
WO2015182557A1 (ja) | パラレルリンク機構およびリンク作動装置 | |
JP2009073391A (ja) | ステアリングシステム | |
JP5472742B2 (ja) | 車両用操舵装置 | |
JP2009214779A (ja) | 車両の後輪操舵装置 | |
JP5257682B2 (ja) | 揺動歯車装置、伝達比可変機構、および車両用操舵装置 | |
JP2006231973A (ja) | ステアリング操作装置 | |
JP2006321316A (ja) | ステアリング装置 | |
JP5636944B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP5797930B2 (ja) | ステアバイワイヤ式操舵装置 | |
JP2007050844A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP5419565B2 (ja) | ステアバイワイヤ式操舵装置 | |
JP6658461B2 (ja) | 波動歯車装置 | |
JP2010023563A (ja) | 車両用操舵装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071128 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090417 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110405 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110524 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110816 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110829 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4826346 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |