JP4826341B2 - 電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱 - Google Patents

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Description

本発明は、電子レンジ加熱用の食品等を密封包装した密封包装袋を収納包装した状態で電子レンジにて加熱するための電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱に関する。
従来より、電子レンジ加熱調理用の食品を密封包装した柔軟な合成樹脂フィルムや複合フィルムにより形成された軟包材シート製の電子レンジ加熱用の密封包装袋がある。
従来、調味料などの液体や水分を含んだ食品を密封包装した電子レンジ加熱用の密封包装袋は、食品を包装袋から出すことなく、そのままの状態で電子レンジで高周波にて加熱調理をするものであるが、袋内に加熱により調味液や食品から発生した蒸気が飽和して袋が急激に膨張する。
そのため、密封包装袋の不特定個所が破壊され易く、生魚など内容物を調味液と共に調理することを目的とした場合は、調味液が外部にこぼれてしまったり、あるいは袋の急激な膨張による電子レンジ内での破裂の危険が生じる。
そこで、加熱により袋内に調味液や食品から発生した蒸気により密封包装袋の内圧が高くなると、その包装袋の密封シール部の一部の特定個所に易剥離性(イージーピール性)を付与した蒸気抜き用開口部が内圧によって剥離して、蒸気抜きのための開口部を形成するようにしたものがある。例えば、特許文献1に記載するような電子レンジ用食品包装袋があり、これは図13に示すように、例えばポリオレフィン系フィルムを主体とする多層構成の軟包材11を使用した平袋状の密封包装袋Aであり、その底端部を密封シールしたボトムシール部13と、左右両側端部を密封シールしたサイドシール部15、15を備え、上部開口部14より内容物を充填するようにした密封包装袋がある。その密封包装袋は、一方の側端部に形成されたサイドシール部15の一部に、製袋用シーラント層にシール幅の狭い個所(蒸気による内圧にて剥離開口する開口用シール部15a、未シール部15b)を付与してイージーピール機能を設け、袋内の水蒸気圧によってその個所を破壊して、水蒸気を外部に放出させる機能を付与したものである。
また、特定個所にイージーピール性を付与した電子レンジ用食品包装袋としては、特許文献2や特許文献3に記載するように、外装用の偏平な箱体に収納包装した電子レンジ加熱包装体がある。この電子レンジ加熱包装体は、偏平な箱体の所定位置を切り破り、箱体を部分的に開封した後、イージーピール機能を備えた包装袋を収納した状態で電子レンジ内に入れて加熱する形式のものである。
これは電子レンジ内にて、イージーピール機能を備えた包装袋から箱体に収納した状態で水蒸気を放出させるため、包装袋から放出された蒸気は、箱体の開封口部からそのまま放出されることになり、調味液を含む食品など加熱する内容物によっては、蒸気の放出や飛散により、箱体内や開封口部あるいは電子レンジ内を汚損することがある。
以下に本願の先行技術文献を記載する。
特開平11−278557号公報 特許第3463296号公報 特許第3560862号公報
本発明は、電子レンジ加熱用の食品等を密封包装したイージーピール機能を備えた密封包装袋を収納包装した電子レンジにて加熱するための電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱であって、箱体に収納した状態でイージーピール機能を備えた包装袋から水蒸気を放出させても、包装袋から放出した蒸気の放出や飛散によって、箱体内や開封口部あるいは電子レンジ内を汚損することがないようにすることにある。
本発明の請求項1に係る発明は、図1(a)、図2(a)に示すように、軟包材を使用して密封シールされ、その密封シールの一部に電子レンジ加熱により開口するイージーピール機能を有する蒸気抜き開口用密封シール部を備えた平袋状の電子レンジ加熱用密封包装袋Aを収納包装する正面板、裏面板、上面板、底面板、2つの側面板からなる偏平直方体状の箱体Bからなる電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱であって、前記箱体Bの上面板に正面板との境界から裏面板との境界に亘って連続対向して設けた二本の開封用切目線Pと、その上面板と正面板との境界に沿って前記開封用切目線Pの対向外側に連続して設けた開封用切目線Rと、その上面板と裏面板との境界に沿って前記開封用切目線Pに連続して設けた開封用切目線Qとにより開封可能な開封蓋板Cを備え、該開封用切目線P、R、Qに沿って切り離されて開封される前記開封蓋板Cにより、電子レンジの加熱による前記密封包装袋Aの蒸気抜き開口用密封シール部の開口により噴出する蒸気の箱体B外側への放出、飛散を抑制するようにしたことを特徴とする電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱である。
本発明の請求項2に係る発明は、図1(b)、図2(a)に示すように、上記請求項1に係る電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱において、前記箱体Bの上面板に正面板との境界から裏面板との境界に亘って連続対向して設けた二本の開封用切目線Pと、その上面板と正面板との境界に沿って前記開封用切目線Pの対向外側に連続して設けた開封用切目線Rと、その上面板寄りの裏面板領域に前記開封用切目線Pに連続して設けた開封用切目線Qとにより開封可能な開封蓋板Cを備え、該開封用切目線P、R、Qに沿って切り離されて開封される前記開封蓋板Cにより、電子レンジの加熱による前記密封包装袋Aの蒸気抜き開口用密封シール部の開口により噴出する蒸気の箱体B外側への放出、飛散を抑制するようにしたことを特徴とする電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱である。
本発明の請求項3に係る発明は、図3(a)、図4(a)に示すように、軟包材を使用して密封シールされ、その密封シールの一部に電子レンジ加熱により開口するイージーピール機能を有する蒸気抜き開口用密封シール部を備えた平袋状の電子レンジ加熱用密封包装袋Aを収納包装する正面板、裏面板、上面板、底面板、2つの側面板からなる偏平直方体状の箱体Bからなる電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱であって、該箱体Bの少なくとも正面板の上面板寄り領域から、その上面板までに亘って連続対向する二本の開封用切目線Pと、その上面板と裏面板との境界に沿って前記開封用切目線Pに連続して設けた開封用切目線Qとにより開封可能な開封蓋板Cを備え、該開封用切目線P、Qに沿って切り離されて開封される前記開封蓋板Cにより、電子レンジの加熱による前記密封包装袋Aの蒸気抜き開口用密封シール部の開口により噴出する蒸気の箱体B外側への放出、飛散を抑制するようにしたことを特徴とする電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱である。
本発明の請求項4に係る発明は、図3(b)、図4(a)に示すように、上記請求項3に係る電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱において、前記箱体Bの少なくとも正面板の上面板寄り領域から、その上面板までに亘って連続対向して設けた二本の開封用切目線P
と、その上面板寄りの裏面板に前記開封用切目線Pに連続して設けた開封用切目線Qとにより開封可能な開封蓋板Cを備え、該開封用切目線P、Qに沿って切り離されて開封される前記開封蓋板Cにより、電子レンジの加熱による前記密封包装袋Aの蒸気抜き開口用密封シール部の開口により噴出する蒸気の箱体B外側への放出、飛散を抑制するようにしたことを特徴とする電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱である。
本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱は、平袋状の電子レンジ加熱用密封包装袋Aを収納包装した箱体Bの開封蓋板Cを開封用切目線により半開きの状態にて開封し、包装袋Aを箱体B内に収納した状態で、電子レンジにて加熱することにより、電子レンジにより箱体B内にて加熱された密封包装袋Aの蒸気抜き開口用密封シール部の開口により噴出する蒸気aを、開封した箱体Bの開封蓋板Cに当てることができる。そのために、蒸気aが包装袋Aの蒸気抜き開口用密封シール部から、直接、箱体Bの外側へ放出、飛散することを抑制することができるものである。
そのため、電子レンジ加熱用の食品等を密封包装したイージーピール機能を備えた密封包装袋Aを箱体B内に収納した状態で電子レンジにて加熱しても、箱体Bに収納した電子レンジ加熱用包装袋Aから放出する蒸気や内容物の飛散によって、箱体の開封外側部分や箱体外側の電子レンジ内などを汚損することを回避することができる。
本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱を以下に詳細に説明すれば、図1(a)〜(b)は本発明の一実施の形態を説明する側断面図、図2(a)〜(b)はその全体斜視図である。
本発明の請求項1に係る電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱は、図1(a)に示すように、ポリエチレンフィルムやポリエチレンテレフタレートフィルム、ガスバリア性の無機酸化物蒸着フィルム等の合成樹脂フィルムや、これらを積層した積層フィルム、あるいはこれら合成樹脂フィルムに紙シートなどを積層した複合フィルムによる軟包材11を使用して、調味液を含む食品等の内容物が密封シール部15にて密封シールされ、その密封シール部15の一部に電子レンジ加熱により開口するイージーピール機能を有する蒸気抜き開口用密封シール部16を備えた電子レンジ加熱用の偏平状の密封包装袋Aと、該包装袋Aを収納包装する偏平直方体状の箱体Bとから構成される。
偏平直方体状の箱体Bは、図1(a)及び図2(a)に示すように、正面板1と、該正面板1と対向する裏面板3と、上面板8、10と対向する底面板5、7と、2つの側面板2、2とからなる。
前記箱体Bの上面板8、10には、正面板1との境界から裏面板3との境界に亘って連続対向して設けた二本の開封用切目線Pが形成され、その上面板8、10と、正面板1との境界に沿って、前記開封用切目線Pの対向外側に連続して開封用切目線Rが形成され、また必要に応じて前記開封用切目線Pの対向内側にも途中まで切目線R1 、R1 が形成され、その上面板と裏面板との境界に沿って前記開封用切目線Pに連続して開封用切目線Qが形成されていて、この開封用切目線P、Qにより開封可能な開封蓋板8a、10aからなる開封蓋板Cと開封用切目線Rにより開封可能な上面板8、10とを備えている。
上記電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱は、図1(b)及び図2(b)に示すように前記開封用切目線P、Qに沿って上面板8、10を切り破ることにより、箱体Bの開封蓋板C(8a、10a)を外側に開封することができ、開封用切目線Rに沿って正面板1と上面板8、10との境界を切り破ることにより箱体Bの上面板8、10を外側に開くこと
ができる。
そして、上記電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱は、図1(b)及び図2(b)に示すように、前記箱体Bの開封蓋板Cと上面板8、10が、外側に半開きの状態で開いた状態にて電子レンジ内に入れて、密封包装袋Aをレンジ加熱するものである。
電子レンジの加熱により前記密封包装袋A内の内容物が加熱され、図1(b)に示すように、包装袋Aは内圧が掛かかるとともに、膨張して、箱体Bの正面板1を押し上げ、又は正面板1を押し上げるとともに裏面板3を押し下げ、正面板1と裏面板3は緊張して箱体Bの開封蓋板Cと上面板8、10の外側への半開き状態を保持する。そして、包装袋Aは内圧により蒸気抜き開口用密封シール部16が開口して、その開口部より蒸気aが噴出する。その際に箱体Bの開封蓋板Cと上面板8、10が、箱体B外側への蒸気aの放出、飛散を抑制するものである。なお、上面板8、10と正面板1との境界に沿って前記開封用切目線Pの対向内側に形成した切目線R1 、R1 を設けることにより、包装袋Aの膨張により正面板1と裏面板3が緊張しても、箱体Bの開封蓋板Cは、外側への下向き半開き状態を保持することができる。
なお、上記電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱においては、請求項2に係る包装用箱の箱体Bとして、例えば、図2(a)に示すように、その上面板8、10寄りの裏面板3の領域に前記開封用切目線Pに連続して開封用切目線Qを設けてもよい。これにより、図1(b)及び図2(b)に示すようにこの開封用切目線P、Qに沿って上面板8、10を切り破ることにより、箱体Bの開封蓋板C(3a、8a、10a)を外側に開封することができ、また開封用切目線Rに沿って正面板1と上面板8、10との境界を切り破ることにより、箱体Bの上面板8、10を外側に開くことができる。
本発明の請求項3に係る電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱は、図1(a)に示す請求項1に係る包装用箱と同様に、図3(a)に示すように、ポリエチレンフィルムやポリエチレンテレフタレートフィルム、ガスバリア性の無機酸化物蒸着フィルム等の合成樹脂フィルムや、これらを積層した積層フィルム、あるいはこれら合成樹脂フィルムに紙シートなどを積層した複合フィルムによる軟包材11を使用している。
そして、調味液を含む食品等の内容物が密封シール部15にて密封シールされ、その密封シール部15の一部に電子レンジ加熱により開口するイージーピール機能を有する蒸気抜き開口用密封シール部16を備えた電子レンジ加熱用の偏平状の密封包装袋Aと、該包装袋Aを収納包装する偏平直方体状の箱体Bとから構成される。
偏平直方体状の箱体Bは、図3(a)及び図4(a)に示すように、正面板1と、該正面板1と対向する裏面板3と、上面板8、10と対向する底面板5、7と、2つの側面板2、2とからなる。
前記箱体Bの正面板1の上面板8、10寄り領域から、その上面板8、10までに亘って連続対向する二本の開封用切目線Pが形成され、その上面板8、10と裏面板3との境界に沿って、前記開封用切目線Pに連続して設けた開封用切目線Qが形成されていて、この開封用切目線P、Qにより開封可能な開封蓋板8a、10aからなる開封蓋板Cを備えている。
なお、前記正面板1に形成された二本の開封用切目線P、Pの対向間隔は、同一で平行であってもよいし、上面板8、10から離反する程広がる、末広がりであってもよい。また、それぞれ切目線P、Pの末端は正面板1と側面板2との境界まで延びていてもよい。また、開封蓋板Cを折り曲げるために、その切目線P、Pの末端を結ぶ折目線jが上面板
8、10に平行に設けられていてもよい。
上記電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱は、図3(b)及び図4(b)に示すように前記開封用切目線P、Qに沿って、上面板8、10、及び正面板1を切り破ることにより箱体Bの開封蓋板C(8a、10a、1a)を外側に開封することができる。
そして、上記電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱は、図3(b)及び図4(b)に示すように、該開封蓋板Cの斜め上方への折り上げ開封により、前記箱体Bの開封蓋板Cが外側に半開きの状態で開いた状態にて電子レンジ内に入れて、密封包装袋Aをレンジ加熱するものである。
電子レンジの加熱により前記密封包装袋A内の内容物が加熱され、図3(b)に示すように、包装袋Aは内圧が掛かかるとともに、膨張して、箱体Bの正面板1を押し上げ、又は正面板1を押し上げるとともに裏面板3を押し下げ、正面板1と裏面板3は緊張して箱体Bの開封蓋板Cの外側への半開き状態を保持する。そして、包装袋Aは内圧により蒸気抜き開口用密封シール部16が開口して、その開口部より蒸気aが噴出する。その際に箱体Bの開封蓋板Cが、箱体B外側への蒸気aの放出、飛散を抑制するものである。
なお、上記電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱においては、請求項4に係る包装用箱の箱体Bとして、例えば、図4(a)に示すように、その上面板8、10寄りの裏面板3の領域に前記開封用切目線Pに連続して開封用切目線Qを設けてもよい。これにより、図3(b)及び図4(b)に示すように、この開封用切目線P、Qに沿って切り破ることにより、箱体Bの開封蓋板C(3a、8a、10a)を外側に開封することができる。
本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱の箱板B内に収納包装するための電子レンジ加熱用の密封包装袋Aの構造や形態については、図1(a)、図2(a)に示すように、蒸気抜き開口用密封シールが施された電子レンジ加熱用密封袋Aが、箱体B内に、その蒸気抜き開口用密封シール部16の蒸気抜き開口方向を、該箱体Bの上面板8、10の方向に向けて収納包装できるような構造、形態であって、且つ電子レンジ内に正面板1を上に、裏面板3を下にして、水平に載置される偏平状の箱体B内に収納されている偏平状の密封袋A内に密封包装されている内容物が溢れない程度に、蒸気抜き開口用密封シール部16が正面板1に近い側に配置されて収納包装できるような構造、形態であれば、本発明においては特に限定されるものではない。図5(a)は、本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱の箱体B内に収納包装するための偏平状の密封包装袋Aの一例を説明する側断面図であり、(b)はその平面図である。
本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱及び使用する箱体について、その具体的実施例を以下に説明する。
<実施例1>
図6は、本発明における箱体Bの組み立て用ブランクシートの実施例1における展開図であり、正面板1と該正面板1の両端に各々側面板2、2と、一方の該側面板2の一端に裏面板3と、該裏面板3の一端に貼着板4とが、折目a、a、b、bを介してそれぞれ連設されている。前記正面板1、裏面板3の各々下端に、折目c、cを介してそれぞれ底面板5、7と、その各々上端に、折目d、dを介してそれぞれ上面板8、10と、各々側面板2、2の各々下端に、折目e、eを介してそれぞれ底部フラップ板6、6と、その各々上端に、折目f、fを介してそれぞれ上部フラップ板9、9とが連設されている。
図6に示す箱体Bのブランクシートにおいて、前記正面板1、各々側面板2、2、裏面
板3、貼着板4を、各折目を介して同一方向に折り曲げ、最外端にある側面板2と貼着板4とを重ね合わせ貼着する。このようにして形成される四角形偏平筒状体の前記下部フラップ板6、6と上部フラップ板9、9とを、各折目e、fを介して筒状体の内側に折り込む。その後、それぞれ底面板5、7と、上面板8、10とを、各折目c、dを介して筒状体の内側に折り込み、前記底面板5、7の重ね合わせ面と、前記上面板8、10の重ね合わせ面を貼着することにより、図2(a)に示すような偏平矩形状の箱体Bが組み立てられる。
このようにして、図6に示す箱体Bのブランクシートから組み立てられた図2(a)に示す偏平矩形状の箱体Bには、図6に示すように、前記上面板8の上端縁の適宜なる二点g、gと、該上面板8を連設する折目d上の適宜なる二点h、hとを結ぶ二本の対向する開封用切目線k1 による切目線Pと、前記二点h、hより折目dに沿って二本の開封用切目線k1 の対向外側に二本の開封用切目線k2 による切目線Rと、また必要に応じて前記二本の開封用切目線k1 の対向内側にも途中まで切目線R1 と、前記二本の開封用切目線k1 と整合する前記上面板10の上端縁の二点m、mと折目d上の二点n、nとを結ぶ開封用切目線o1 、o1 による切目線Pと、前記二点n、nを結ぶ開封用切目線o2 による切目線Qとが設けられている。
そして、該箱体B内には、図1(a)、図2(a)に示すように、蒸気抜き開口用密封シールが施された電子レンジ加熱用密封袋Aが、その蒸気抜き開口用密封シール部16の蒸気抜き開口方向を、該箱体Bの上面板8、10の方向に向けて封入されている。
電子レンジにて加熱する際には、該箱体Bの開封用切目線o2 による切目線Qと、整合した二本の開封用切目線k1 、o1 による切目線Pを切り破り、開封蓋板10a、8aによる開封蓋板Cを切り破り、二本の開封用切目線k2 、k2 による切目線Rを切り破り、図1(b)、図2(b)に示すように、開封蓋板Cと上面板8、10とを半開きに開封して、電子レンジ内に装填する。
電子レンジによる加熱により前記密封袋Aは、その内圧により膨張するとともに、蒸気抜き開口用密封シール部16が開口して、該シール部16から蒸気aが噴出する。その際に、蒸気aは開封蓋板C(10a、8a)に当たり、箱体Bの開封部分より外側に放出、飛散する蒸気aの勢いが抑制される。
<実施例2>
図7は、本発明における箱体Bの組み立て用ブランクシートの実施例2における展開図であり、図6に示した上記実施例1における箱体Bの組み立て用ブランクシートの前記折目d上の二点n、nを結ぶ開封用切目線o2 による切目線Qが、二点n、nから裏面板3の上端部寄り領域に亘って形成されていて、開封蓋板Cが開封蓋板10a、8a、3aによるものとなっているものであって、それ以外は、上記実施例1と同様である。
<実施例3>
図8は、本発明における箱体Bの組み立て用ブランクシートの実施例3における展開図であり、正面板1と該正面板1の両端に各々側面板2、2と、一方の該側面板2の一端に裏面板3と、該裏面板3の一端に貼着板4とが折目a、a、b、bを介してそれぞれ連設されている。前記正面板1、裏面板3の各々下端に、折目c、cを介して、それぞれ底面板5、7と、その各々上端に、折目d、dを介してそれぞれ上面板8、10と、各々側面板2、2の各々下端に、折目e、eを介してそれぞれ底部フラップ板6、6と、その各々上端に、折目f、fを介して、それぞれ上部フラップ板9、9とが連設されている。
正面板1、各々側面板2、2、裏面板3、貼着板4を、各折目を介して同一方向に折り
曲げ、最外端にある側面板2と貼着板4とを重ね合わせ貼着して、四角形偏平筒状体が形成される。該四角形偏平筒状体の前記下部フラップ板6、6と上部フラップ板9、9とを各折目e、fを介して筒状体の内側に折り込んだ後、それぞれ底面板5、7と上面板8、10とを各折目c、dを介して筒状体の内側に折り込み、前記底面板5、7の重ね合わせ面と、前記上面板8、10の重ね合わせ面を貼着して、図9(a)に示すような偏平矩形状の箱体Bが組み立てられる。
組み立てられた箱体Bは、図9(a)、図8に示すように、前記正面板1に、上面板8を連設する折目d上の適宜なる二点h、hを結ぶ開封用切目線k2 による切込線Pにより設けた押込板1aと、前記裏面板3に、上面板10を連設する折目d上の適宜なる二点n、nを結ぶ開封用切目線o2 による切込線Qと、該二点n、n間の外側に折目dに沿って開封用切目線o3 による切込線Rとにより、開封蓋板3a、8、10による開封蓋板Cが設けられている。
そして、図9(a)に示す該箱体B内には、図1(a)、図3(a)と同様に蒸気抜き開口用密封シールが施された電子レンジ加熱用密封袋Aが、その蒸気抜き開口用密封シール部16の蒸気抜き開口方向を、該箱体Bの上面板8、10の方向に向けて封入されている。
電子レンジにて加熱する際には、図9(a)に示す該箱体Bは、図9(b)に示すように、開封用切目線o2 による切目線Qと、開封用切目線o3 による切目線Rを切り破り、開封蓋板3a、10、8による開封蓋板Cを半開きに開封するとともに、開封用切目線k2 による切目線Pを切り破り、押込板1aを折目dを介して箱体B内に押し込み、電子レンジ内に装填する。
電子レンジによる加熱により前記密封袋Aは、その内圧により膨張するとともに蒸気抜き開口用密封シール部16が開口して、該シール部16から蒸気aが噴出する。その際に、蒸気aは押込板1aと開封蓋板C(3a、10、8)に当たり、箱体Bの開封部分より外側に放出、飛散する蒸気aの勢いが抑制される。
<実施例4>
図10は、本発明における箱体Bの組み立て用ブランクシートの実施例4における展開図であり、正面板1と、該正面板1の両端に各々側面板2、2と、一方の該側面板2の一端に裏面板3と、該裏面板3の一端に貼着板4とが、折目a、a、b、bを介してそれぞれ連設されている。前記正面板1、裏面板3の各々下端に、折目c、cを介してそれぞれ底面板5、7と、その各々上端に、折目d、dを介してそれぞれ上面板8、10と、各々側面板2、2の各々下端に、折目e、eを介してそれぞれ底部フラップ板6、6と、その各々上端に、折目f、fを介してそれぞれ上部フラップ板9、9とが連設されている。
正面板1、各々側面板2、2、裏面板3、貼着板4を、各折目を介して同一方向に折り曲げ、最外端にある側面板2と貼着板4とを重ね合わせ貼着して四角形偏平筒状体を形成する。続いて、前記下部フラップ板6、6と、上部フラップ板9、9とを、折目e、fを介して筒状体の内側に折り込んだ後、それぞれ底面板5、7と、上面板8、10とを、各折目c、dを介して筒状体の内側に折り込み、前記底面板5、7の重ね合わせ面と、前記上面板8、10の重ね合わせ面を貼着して、図4(a)に示すような偏平矩形状の箱体Bが組み立てられる。
このようにして、図10に示す箱体Bのブランクシートから組み立てられた図4(a)に示す偏平矩形状の箱体Bには、図10に示すように、前記正面板1の上端部寄り領域に、上面板8に平行に正面板1の両側折目a、a上の二点i、iを結ぶ折目線jを設けてあ
る。また、前記上面板8には、その上面板8の上端縁の適宜なる二点g、gと、該上面板8を連設する折目d上の適宜なる二点h、hとをそれぞれ結ぶ二本の開封用切目線k1 と、前記正面板1には、前記二点h、hと両側折目a、a上の二点i、iとをそれぞれ結ぶ二本の開封用切目線k2 を設けてあり、前記上面板10には、前記二点g、gと二点h、hとを結ぶ開封用切目線k1 、k1 と整合する前記上面板10の上端縁の二点m、mと折目d上の二点n、nとを結ぶ開封用切目線o1 、o1 を設けてあり、また前記上面板10の折目d上の二点n、nを結ぶ開封用切目線o2 が、その折目d上に設けてある。
そして、図4(a)に示す該箱体B内には、図3(a)に示すように、蒸気抜き開口用密封シールが施された電子レンジ加熱用密封袋Aが、その蒸気抜き開口用密封シール部16の蒸気抜き開口方向を、該箱体Bの上面板8、10の方向に向けて封入されている。
電子レンジにて加熱する際には、図4(a)に示す箱体Bの前記上面板10の折目d上又は裏面板3の上面板10寄り領域に設けた開封用切目線o2 による切目線Qと、整合した二本の開封用切目線k1 、o1 と、二本の開封用切目線k2 とによる切目線Pを切り破り、正面板1の折目線jを介して、開封蓋板10a、8aによる開封蓋板Cを開封し、図3(b)、図4(b)に示すように、開封蓋板Cを半開きに開封して、電子レンジ内に装填する。
電子レンジによる加熱により前記密封袋Aは、その内圧により膨張して蒸気抜き開口用密封シール部16が開口して、該シール部16から蒸気aが噴出する。その際に、蒸気aは開封蓋板C(10a、8a)に当たり、箱体Bの開封部分より外側に放出、飛散する蒸気aの勢いが抑制される。
なお、図10に示す実施例4の組み立て用ブランクシートにおいては、上面板8を連設する折目d上の適宜なる各々二点h、h(二本の開封用切目線k1 とk2 の連続する点)、又は/及び、正面板1の両側折目a、a上の二点i、iまで伸びる二本の開封用切目線k1 、k2 による切込線Pの末端の各々二点i、iに、水平に短い切込線tを設けることができる。
<実施例5>
図10において、上記実施例4における箱体Bの組み立て用ブランクシートの前記上面板10の折目d上の二点n、nを結ぶ開封用切目線o2 が、前記二点n、nより前記裏面板3の上端部寄り領域に亘って形成され、開封蓋板3a、10a、8aにより開封蓋板Cが形成され、蒸気aは、開封蓋板C(3a、10a、8a)に当たり、箱体Bの開封部分より外側に放出、飛散する蒸気aの勢いが抑制される。それ以外は、上記実施例4と同様である。
<実施例6>
図11は、本発明における箱体Bの組み立て用ブランクシートの実施例6における展開図であり、正面板1と、該正面板1の両端に各々側面板2、2と、一方の該側面板2の一端に裏面板3と、該裏面板3の一端に貼着板4とが、折目a、a、b、bを介してそれぞれ連設されている。前記正面板1、裏面板3の各々下端に、折目c、cを介してそれぞれ底面板5、7と、その各々上端に、折目d、dを介してそれぞれ上面板8、10と、各々側面板2、2の各々下端に、折目e、eを介してそれぞれ底部フラップ板6、6と、その各々上端に、折目f、fを介してそれぞれ上部フラップ板9、9とが連設されている。
正面板1、各々側面板2、2、裏面板3、貼着板4を、各折目を介して同一方向に折り曲げ、最外端にある側面板2と貼着板4とを重ね合わせ貼着して、四角形偏平筒状体が形成される。続いて、前記下部フラップ板6、6と上部フラップ板9、9とを各折目e、f
を介して筒状体の内側に折り込んだ後、それぞれ底面板5、7と上面板8、10とを各折目c、dを介して筒状体の内側に折り込み、前記底面板5、7の重ね合わせ面と、前記上面板8、10の重ね合わせ面を貼着して、図12(a)に示すような偏平矩形状の箱体Bが組み立てられる。
このようにして組み立てられた箱体Bの前記正面板1の上端部寄り領域内には、図10に示すように、折目dに平行に二点i、iを結ぶ折目線jと、前記正面板1の折目d両端のそれぞれ二点h、hと前記二点i、i(少なくとも二点h、hの間隔より狭い)とを結ぶ二本の対向する開封用切目線k2 、k2 による切目線Pと、それぞれ前記二点i、iから正面板1の下端部領域に達するそれぞれ押罫(折目線)r、rが設けられ、前記裏面板3には、上面板10の折目d上の二点n、nを結ぶ開封用切目線o2 による切目線Qと、該二点n、n間の外側に折目dに沿う開封用切目線o3 による切目線Rが設けられ、偏平矩形状の箱体Bの開封蓋板3a、10、8、1aが形成される。また、裏面板3には、その両側の折目b、bから裏面板3の幅の約1/4程度内側の位置に、必要に応じて押罫(折目線)s、sが形成されている。
そして、該箱体B内には、図3(a)に示すように、蒸気抜き開口用密封シールが施された電子レンジ加熱用密封袋Aが、その蒸気抜き開口用密封シール部16の蒸気抜き開口方向を、該箱体Bの上面板8、10の方向に向けて封入されている。
電子レンジにて加熱する際には、図12(a)に示す箱体Bの前記裏面板3の上面板10寄り領域に設けた開封用切目線o2 による切目線Qと、上面板10の折目d上の開封用切目線o3 による切目線Rと、正面板1の二本の開封用切目線k2 による切目線Pとを切り破り、図12(b)に示すように、正面板1の折目線jを介して開封蓋板3a、10、8、1aによる開封蓋板Cを半開きに開封して、電子レンジ内に装填する。
電子レンジによる加熱により箱体B内の前記密封袋Aは、その内圧により膨張して蒸気抜き開口用密封シール部16が開口して、該シール部16から蒸気aが噴出する。その際に、蒸気aは開封蓋板C(3a、10、8、1a)に当たり、箱体Bの開封部分より外側に放出、飛散する蒸気aの勢いが抑制される。また、加熱された密封袋Aの膨張により、箱体Bの正面板1、裏面板3に外側への不規則な湾曲応力が掛かった際には、正面板1、裏面板3は、前記押罫(折目線)r、r、s、sに沿って折れ曲がり易く、その湾曲応力を規則的な屈曲力に変換して箱体Bの歪みを緩和する。
(a)〜(b)は本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱の一実施の形態を説明する側断面図。 (a)〜(b)は本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱の一実施の形態を説明する全体斜視図。 (a)〜(b)は本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱の他の実施の形態を説明する側断面図。 (a)〜(b)は本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱の他の実施の形態を説明する全体斜視図。 (a)は本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱の箱体に収納包装するための偏平状の密封包装袋Aの一例を説明する側断面図、(b)はその平面図。 本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱における箱体Bの組み立て用ブランクシートの実施例1における展開図。 本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱における箱体Bの組み立て用ブランクシートの実施例2における展開図。 本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱における箱体Bの組み立て用ブランクシートの実施例3における展開図。 (a)は本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱の実施例4を説明する全体斜視図、(b)はその側断面図。 本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱における箱体Bの組み立て用ブランクシートの実施例4、5における展開図。 本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱における箱体Bの組み立て用ブランクシートの実施例6における展開図。 (a)は本発明の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱の実施例6を説明する全体斜視図、(b)はその側断面図。 従来の電子レンジ加熱用密封包装袋の平面図。
符号の説明
A…偏平状の密封包装袋A
B…箱体
C…開封蓋板
P、Q、R、R1 …切目線
1…正面板
2…側面板
3…裏面板
4…貼着板
5、7…底面板
6、9…フラップ板
8、10…上面板
11…軟包材
13…ボトムシール部
14…上部開口部
15…サイドシール部
16…蒸気抜き開口用密封シール部

Claims (4)

  1. 軟包材を使用して密封シールされ、その密封シールの一部に電子レンジ加熱により開口するイージーピール機能を有する蒸気抜き開口用密封シール部を備えた平袋状の電子レンジ加熱用密封包装袋Aを収納包装する正面板、裏面板、上面板、底面板、2つの側面板からなる偏平直方体状の箱体Bからなる電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱であって、前記箱体Bの上面板に正面板との境界から裏面板との境界に亘って連続対向して設けた二本の開封用切目線Pと、その上面板と正面板との境界に沿って前記開封用切目線Pの対向外側に連続して設けた開封用切目線Rと、その上面板と裏面板との境界に沿って前記開封用切目線Pに連続して設けた開封用切目線Qとにより開封可能な開封蓋板Cを備え、該開封用切目線P、R、Qに沿って切り離されて開封される前記開封蓋板Cにより、電子レンジの加熱による前記密封包装袋Aの蒸気抜き開口用密封シール部の開口により噴出する蒸気の箱体B外側への放出、飛散を抑制するようにしたことを特徴とする電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱。
  2. 請求項1記載の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱において、前記箱体Bの上面板に正面板との境界から裏面板との境界に亘って連続対向して設けた二本の開封用切目線Pと、その上面板と正面板との境界に沿って前記開封用切目線Pの対向外側に連続して設けた開封用切目線Rと、その上面板寄りの裏面板領域に前記開封用切目線Pに連続して設けた開封用切目線Qとにより開封可能な開封蓋板Cを備え、該開封用切目線P、R、Qに沿って切り離されて開封される前記開封蓋板Cにより、電子レンジの加熱による前記密封包装袋Aの蒸気抜き開口用密封シール部の開口により噴出する蒸気の箱体B外側への放出、飛散を抑制するようにしたことを特徴とする電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱。
  3. 軟包材を使用して密封シールされ、その密封シールの一部に電子レンジ加熱により開口するイージーピール機能を有する蒸気抜き開口用密封シール部を備えた平袋状の電子レンジ加熱用密封包装袋Aを収納包装する正面板、裏面板、上面板、底面板、2つの側面板からなる偏平直方体状の箱体Bからなる電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱であって、該箱体Bの少なくとも正面板の上面板寄り領域から、その上面板までに亘って連続対向する二本の開封用切目線Pと、その上面板と裏面板との境界に沿って前記開封用切目線Pに連続して設けた開封用切目線Qとにより開封可能な開封蓋板Cを備え、該開封用切目線P、Qに沿って切り離されて開封される前記開封蓋板Cにより、電子レンジの加熱による前記密封包装袋Aの蒸気抜き開口用密封シール部の開口により噴出する蒸気の箱体B外側への放出、飛散を抑制するようにしたことを特徴とする電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱。
  4. 請求項3記載の電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱において、前記箱体Bの少なくとも正面板の上面板寄り領域から、その上面板までに亘って連続対向して設けた二本の開封用切目線Pと、その上面板寄りの裏面板に前記開封用切目線Pに連続して設けた開封用切目線Qとにより開封可能な開封蓋板Cを備え、該開封用切目線P、Qに沿って切り離されて開封される前記開封蓋板Cにより、電子レンジの加熱による前記密封包装袋Aの蒸気抜き開口用密封シール部の開口により噴出する蒸気の箱体B外側への放出、飛散を抑制するようにしたことを特徴とする電子レンジ加熱用密封包装袋包装用箱。
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