JP4823934B2 - 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒、および撮像装置 - Google Patents

像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒、および撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、一部のレンズを光軸方向と垂直方向に移動させて像ぶれ補正を行う、いわゆるレンズシフト式の像ぶれ補正装置に関する。また、そのような像ぶれ補正装置を備えたレンズ鏡筒に関する。また、前記像ぶれ補正装置または前記レンズ鏡筒を備えた撮像装置に関する。特に、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどの撮像装置に関する。
近年、デジタルスチルカメラは、小型化、軽量化、および高画質化が進むとともに、使い勝手が格段に向上した。その結果、デジタルスチルカメラは、従来の銀塩カメラに代わり、一般に広く普及するに至った。銀塩カメラは、光像をフィルムに露光して撮影を行う構成であるのに対し、デジタルスチルカメラは、撮像面の面積が小さい撮像素子で撮影する構造上、カメラ本体の小型化及び軽量化には有利である。しかし、デジタルスチルカメラは、小型化及び軽量化されることで、使用者がカメラ本体を手に持って撮影を行う際に手振れが生じやすく、カメラ本体の姿勢を安定させにくい。よって、カメラ本体が揺れ動いてしまい、撮影画像が乱れてしまうという課題があった。そこで、カメラ本体が揺れ動くことによる撮影画像の乱れを少なくするため、像ぶれ補正装置を搭載するデジタルスチルカメラが多く開発され、既に商品化されている。従来の像ぶれ補正装置は、例えば特許文献1に開示されている。
図8は、従来の像ぶれ補正装置の斜視図である。
図8に示すように、従来の像ぶれ補正装置は、第2群レンズ113と、ピッチング移動枠115と、ヨーイング移動枠116と、第2の移動枠102と、積層基板119と、ヨーク125と、マグネット120とを備える。
第2群レンズ113は、ピッチング移動枠115に保持されている。ピッチング移動枠115は、ヨーイング移動枠116を介して、第2の移動枠102に移動自在に支持されている。ピッチング移動枠115には、ピッチング移動枠115をピッチング方向及びヨーイング方向にそれぞれ駆動するためのコイルを配した積層基板119が固定されている。
一方、第2の移動枠102には、ヨーク125が固定されている。ヨーク125には、コイルに対向する位置にマグネット120が固定されている。
このような構成において、カメラ本体のぶれ量に応じて、コイルに電力を与えることにより、コイルとマグネット120間に駆動力が発生する。その駆動力により、ピッチング移動枠115および第2群レンズ113が移動する。第2群レンズ113が光軸に対して略直交する方向へ移動されることによって、光像のぶれを少なくすることができる。
従来技術において、ピッチング移動枠115および第2群レンズ113を駆動するのに十分な駆動力を発生させるためには、マグネット120やコイルの大きさを十分に大きくする必要がある。しかし、マグネット120及びコイルを大きくすると、像ぶれ補正装置が大型化してしまう。像ぶれ補正装置が大型化すると、レンズ鏡筒、あるいは撮像装置が大型化してしまう。
このような課題を解決する手段として、特許文献2に記載の技術が開示されている。
図9は、特許文献2に記載の像ぶれ補正装置の分解斜視図である。図10は、像ぶれ補正装置におけるマグネット120近傍の要部断面図である。
図9及び図10に示すように、マグネット120には、肉厚部120aと肉薄部120bとが形成されている。図10に示すように、肉厚部120aにアクチュエータのコイル(不図示)を対向させ、肉薄部120bに位置検出用のホール素子121を対向させる。ホール素子121は、フレキシブルプリント基板124を介して積層基板119の表面から突出して配置されているため、ホール素子121の一部が肉薄部120bによって形成された凹部内に配置される。よって、ヨーク125を小型及び薄型化することができる。また、マグネット120とコイルとの間隔及びマグネット120とホール素子121との間隔が、それぞれ最適な間隔にすることができ、小型及び薄型化しても、アクチュエータとしての推力が充分に得られる。
特開2002−229090号公報 特開2005−221603号公報
しかしながら特許文献2記載の構成では、マグネット120に肉薄部120bを形成するためには、短冊状に加工されたマグネットを、更に機械加工で一部を削り取る必要がある。このような工法でマグネット120を作成すると、マグネット120の一部を削り取る工程が必要であるため、加工コストが増加してしまう。
また、マグネット120において削り取る部分が生じるために、同一体積のマグネットを形成するためにより多くの磁性材料の量が必要となり、相対的に磁石の材料コストが高くなってしまう。
本発明の目的は、小型化、軽量化、および低コスト化が実現できる像ぶれ補正装置を提供することである。また、そのような像ぶれ補正装置を備えたレンズ鏡筒及び撮像装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の像ぶれ補正装置は、少なくとも1枚のレンズを含み、被写体像のぶれを補正するための補正レンズと、前記補正レンズを保持する保持枠と、前記レンズの光軸に垂直な面内で移動可能に、前記保持枠を直接的に又は間接的に保持する補正ユニット枠と、を備え、前記補正ユニット枠は、少なくともマグネットを備え、前記保持枠は、少なくとも、前記マグネットの磁力を利用して前記保持枠を可動するためのコイルパターンを有する平板コイルと、前記マグネットの磁力を利用して前記保持枠と前記補正ユニット枠との相対位置を把握するための情報を検出する位置検出センサとを備え、前記位置検出センサが実装されたフレキシブルプリント基板が、前記平板コイルを備えた積層基板の、前記マグネットと対向する側とは反対側の面に配置され、前記位置検出センサは、前記積層基板に対して前記マグネットとは反対側の方向に突出しているものである。
この構成により、平板コイルとマグネットとのギャップを狭めても、位置検出センサと対向ヨークとのギャップを確保できるため、小型のマグネットを使用しても十分な推力を得ることができる。
本発明の像ぶれ補正装置では、十分な推力を確保しつつ、アクチュエータの小型及び軽量化が可能となり、像ぶれ補正装置の小型及び軽量化が実現できる。
また、製造コスト及び材料コストを削減することができる。
(実施の形態1)
〔1.撮像装置の構成及び動作〕
図1は、実施の形態に係るレンズ鏡筒の断面図である。図2は、レンズ鏡筒の分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、実施の形態1のレンズ鏡筒は、第1の移動枠1、第2の移動枠2、第3の移動枠3、駆動枠4、直進枠5、固定枠6、および基体7を備えている。
第1の移動枠1は、対物レンズを含む第1群レンズ12を保持している。また、第1の移動枠1は、光軸方向に移動可能に駆動枠4に保持されている。
第2の移動枠2(補正ユニット枠)は、シャッターユニット8、ピッチング移動枠15、積層基板19、マグネット20、ホール素子21、バックヨーク22、対向ヨーク23、フレキシブルプリント基板24を備えている。また、第2の移動枠2は、光軸方向に移動可能なように、駆動枠4に支持されている。また、第2の移動枠2は、第2群レンズ13を保持している。
第3の移動枠3は、第3群レンズ14を保持している。また、第3の移動枠3は、光軸方向に移動可能なように、固定枠6に支持されている。また、第3の移動枠3は、基体7の前面に配され、光軸方向に移動自在に配されている。第3の移動枠3は、ステッピングモータ10により駆動され、フォーカシングを行うことができる。
駆動枠4は、外周円筒面にギアが形成され、内周円筒面にはカム溝が形成されている。また、駆動枠4は、DCギアードモータ9からギア列を介して前記ギアに駆動力が伝達されることで、光軸を中心に回転駆動される。また、前記カム溝には、第1の移動枠1の外周円筒面に形成されているカムピンが、移動自在に嵌合している。また、駆動枠4の外周円筒面には、固定枠6に形成されているカム溝に移動自在に嵌合しているカムピンが形成されている。これにより、駆動枠4が光軸を中心に回転駆動されることで、第1の移動枠1及び直進枠5が光軸方向へ移動されるとともに、駆動枠4自身が回転しながら光軸方向へ移動する。
直進枠5は、内周円筒面から外周円筒面まで貫通するように、光軸に対して平行な溝が形成されている。その溝には、第1の移動枠1の外周円筒面に形成されているカムピンが貫通して配されている。溝を貫通したカムピンは、駆動枠4の内周円筒面に形成されているカム溝に移動自在に嵌合している。
固定枠6は、レンズ鏡筒の外筒となっており、駆動枠4を回転自在に保持している。また、固定枠6は、直進枠5が光軸方向に移動自在に保持されている、直進枠5の内周円筒面には、第1の移動枠1、第2の移動枠2(2群移動枠)が配置されている。DCギアードモータ9から伝達される駆動力により駆動枠4を回転させることにより、第1の移動枠1及び第2の移動枠2を光軸方向に移動させることができ、光学ズームを行うことができる。
基体7は、その前面に固定枠6が固定されている。また、基体7の背面には、撮像素子11が固定されている。第1群レンズ12側から入射した光線が、第2群レンズ13、第3群レンズ14を通過し、撮像素子11に結像され、撮像素子11で光を電気信号に変換することにより、光像を撮像することができる。
〔2.像ぶれ補正装置の構成及び動作〕
図3は、実施の形態に係る像ぶれ補正装置の分解斜視図である。図4は、像ぶれ補正装置の正面図であり、第2群レンズ13側から見た図である。図5は、図4におけるA−A部の断面図である。図6は、図4におけるB−B部の断面図である。
図3において、第2群レンズ13a,13b、ピッチング移動枠15、ヨーイング移動枠16、ピッチングシャフト17、ヨーイングシャフト18、積層基板19、マグネット20a,20b、ホール素子21a,21b、バックヨーク22a,22b、および対向ヨーク23は、第2の移動枠2に組み付けられる。
図3に示すように、第2群レンズ13a及び13b(補正レンズ)は、撮影時に像ぶれを補正するためのレンズである。具体的には、第2群レンズ13a及び13bを光軸に対して直交する方向へ移動させて、撮像装置1のぶれを補正するように光軸を変位させることで、像ぶれを補正することができる。また、第2群レンズ13は、ピッチング移動枠15に固定されている。
ピッチング移動枠15(保持枠)は、ヨーイング移動枠16に対して鉛直方向(Y方向)であるピッチング方向に、移動可能に配されている。また、ヨーイング移動枠16は、水平方向(X方向)であるヨーイング方向に移動可能であるため、第2群レンズ13はピッチング方向及びヨーイング方向に移動可能である。このピッチング移動枠15は、軸受15aと廻り止め部15bとが形成されている。この軸受15aに、Y軸方向と平行なピッチングシャフト17を挿入し、廻り止め部15bにY軸方向と平行な樹脂部16aと係合させることにより、ピッチング移動枠15は光軸(図3における一点鎖線)方向への移動が規制されながら、鉛直方向(Y方向)に移動可能に配されている。
ヨーイング移動枠16(保持枠)は、ピッチング移動枠15における撮像素子11側の面に配され、第2群レンズ13を水平方向(X方向)に移動させることができる。ヨーイング移動枠16には、先ほど述べたピッチング移動枠15をピッチング方向(Y方向)に摺動させるためのピッチングシャフト17の両端を固定する固定部16bが形成されている。また、ピッチング移動枠15の廻り止め部15bと係合するための樹脂部16aが、一体的に形成されている。また、ヨーイング移動枠16は、軸受16cと樹脂部16dとが、一体に形成されている。この軸受16cに、X方向と平行なヨーイングシャフト18を挿入することにより、ヨーイング移動枠16を水平方向(X方向)に摺動可能に第2の移動枠2に保持することができる。ヨーイング移動枠16に対して撮像素子11側に設けられた第2の移動枠2には、ヨーイングシャフト18の両端を固定する固定部2aと、樹脂部16dと係合する廻り止め部2bとが形成されている。ピッチング移動枠15とヨーイング移動枠16とを第2の移動枠2に装着すると、図4に示すような位置に配される。図4に示すように、ピッチングシャフト17とヨーイングシャフト18とは、その軸方向が略直交するように配されているため、ピッチング移動体15とヨーイング移動枠16とは、互いに略直交する方向に移動可能に配されている。
積層基板19は、ピッチング移動枠15に固定されている、積層基板19には、第2群レンズ13を駆動する積層コイルが、一体に配されている。また、積層基板19は、フレキシブルプリント基板24を介して、ホール素子21a及び21bが配されている。
マグネット20は、2個のマグネット20a及び20bで構成されている。マグネット20は、積層基板19を挟んでコイル(平板コイル)及びホール素子21に対向する部分に配されている。また、マグネット20a及び20bは、それぞれ片側に2極着磁されている。マグネット20a及び20bは、それぞれコイルと対向する面と逆の面に、バックヨーク22a及び22bが固定されている。マグネット20a及び20bは、バックヨーク22a及び22bと共に、第2の移動枠2に接着固定されている。
ホール素子21は、2個のホール素子21a及び21bで構成されている。ホール素子21は、マグネット20の磁束を検出することで、第2群レンズ13の位置を検出することができる。
対向ヨーク23は、第2の移動枠2の積層基板19を挟んで反対側に配されている。また、対向ヨーク23は、ホール素子21a及び21bにそれぞれ対向する部位に、プレス加工により段付加工されている。段付加工されることにより、凹部23a及び23bが形成されている。凹部23aは、ホール素子21aに対向する位置に形成されている。凹部23bは、ホール素子21bに対向する位置に形成されている。
上記構成が互いに組み付けられた像ぶれ補正装置において、積層基板19のコイルに電流が流されると、マグネット20による磁界とコイルに流れる電流との作用で、電磁力が発生する。具体的には、マグネット20aに対向配置されたコイルに流れる電流を制御することにより、ピッチング移動枠15をY方向へ移動させることができる。また、マグネット20bに対向配置されたコイルに流れる電流を制御することにより、ヨーイング移動枠16をX方向へ移動させることができる。したがって、上記2つの電流を同時に制御することで、ピッチング移動枠15及びヨーイング移動枠16を同時に移動させることができ、第2群レンズ13を光軸に対してほぼ直交するX方向及びY方向の2方向に移動させることができる。
なお、具体的な像ぶれ補正制御は、以下のように行われる。像ぶれの元となる撮像装置の動きは、撮像装置内に配されている動き検出手段において検出される。動き検出手段は、撮像装置のぶれ量及びぶれ方向に基づいて補正信号を生成し、その補正信号に基づいて2つのコイルのそれぞれに流れる電流の大きさを制御することで、第2群レンズ13の移動量や移動方向を制御することができる。
〔3.ホール素子21の配置〕
ホール素子21は、フレキシブルプリント基板24に形成されているランド上に実装されている。具体的には、ホール素子21の端子とフレキシブルプリント基板24のランドとを、半田接続することにより、フレキシブルプリント基板24を介してホール素子21に電源供給ができるとともに、ホール素子21の信号を取り出すことができる。
また、マグネット20と対向ヨーク23との間の隙間は、小さくすればするほどマグネット20の動作磁束密度が高くなる。すなわち、マグネット20と対向ヨーク23との隙間は、部品寸法のばらつき等を考慮した状態で小さくすればするほど、コイルの電磁力は大きくなるため、有利となる。
一方、ホール素子21は、フレキシブルプリント基板24に実装された状態では、このホール素子21の端面はフレキシブルプリント基板24の表面から突出している。さらに、ホール素子21をフレキシブルプリント基板24に半田接続する際、半田が盛り上がった状態で固まること等を考慮すると、ホール素子21はフレキシブルプリント基板24の表面から、さらに突出する場合がある。したがって、ホール素子21と対向ヨーク23との隙間を小さくし過ぎると、ホール素子21または半田が対向ヨーク23に接触し、動作不良を起こしてしまう。
そこで、実施の形態1では、図5及び図6に示すように、対向ヨーク23を段付加工して、ホール素子21bに対向する部位に凹部23bを形成することにより、ホール素子21bの周辺における積層基板19と対向ヨーク23との隙間を部分的に大きくすることができる。これにより、マグネット20bと対向ヨーク23との隙間を小さくできるので、コイルの電磁力を大きくすることができるとともに、ホール素子21bと対向ヨーク23との隙間を十分に確保することができる。
図示は省略したが、対向ヨーク23において、ホール素子21aに対向する部位にも凹部23aが形成されている。凹部23aを形成することにより、ホール素子21a周辺における積層基板19と対向ヨーク23との隙間を部分的に大きくすることができる。これにより、マグネット20aと対向ヨーク23との隙間を小さくできるのでコイルの電磁力を大きくすることができるとともに、ホール素子21aと対向ヨーク23との隙間を十分に確保することができる。
なお、実施の形態1のように、光軸方向に沿って、ホール素子21−積層基板19−マグネット20の順番に配置すると、ホール素子21が、積層基板19においてマグネット20が配されている側の面に対して逆面に配されることなるため、ホール素子21は磁気検出面に対して逆方向からの磁束を検出する状態となる。この状態では、一見ホール素子21の磁束検出に不都合が出るように思われるが、ホール素子21内部の磁気検出部とマグネット20との距離を適切に設定することにより、全く問題なく動作させることができる。この時、ホール素子21における磁束のN極及びS極の検出方向が逆になるが、実用上問題はない。
〔4.実施の形態1の構成と先行文献に開示されている構成との比較〕
ここで、実施の形態1における像ぶれ補正装置の構成と、先行文献(特開2005−221603号公報)に開示されている構成とを比較する。
図10は、先行文献に記載の像ぶれ補正装置のアクチュエータ部の断面図である。ここで、図5に示す実施の形態1のアクチュエータ部と、図10に示すアクチュエータ部とを比較すると、下記のように3つの相違点がある。
[相違点1] 実施の形態1の構成は、マグネット20が単純な直方体形状である。これに対し、先行文献に記載のマグネットは、段付形状である。
[相違点2] 実施の形態1の構成では、対向ヨーク23におけるホール素子21に対向する部分に、凹部23a及び23bが形成されている。これに対し、先行文献では、ヨークにおいてホール素子に対向する部分は、平坦に形成されている。
[相違点3] 実施の形態1の構成の場合、マグネット20、積層基板19、およびフレキシブルプリント基板24は、マグネット20−積層基板19−フレキシブルプリント基板24の順番で配置されている。これに対し、先行文献は、マグネット、積層基板、およびフレキシブルプリント基板は、マグネット−フレキシブルプリント基板−積層基板の順番に配置されている。
〔4-1.相違点1及び2の詳細説明〕
まず、実施の形態1に記載の構成のように、マグネット20を単純な直方体形状とすることは、大きなメリットがある。
先行文献に記載の構成のように、マグネットに段付形状を形成するためには、直方体形状に加工されたマグネットを、機械加工で一部を削り取り、段付形状に加工する方法が一般的である。削り取ったマグネットの一部は廃棄される。しかし、このような工法でマグネットを作成すると、段付加工を行う工程が必要になるため、製造コストが増加してしまう。また、マグネットにおいて削り取って廃棄される部分が生じるために、相対的にマグネットの材料コストが増加してしまう。また、段付形状が形成されたマグネットと、直方体形状のマグネットとを、同一量の磁性材料で作成した場合、段付形状が形成されたマグネットは直方体形状のマグネットに比べて作成量が少なくなり、相対的に材料コストが高くなってしまう。
一方、実施の形態1に示すような、単純な直方体状のマグネット20は、加工工程が少ないため、製造コストを低下させることができる。また、マグネット20において削り取って廃棄する部分がないため、相対的な材料コストを増加させることがない。また、段付形状が形成されたマグネットに比べて、同一量の磁性材料で多くのマグネットを作成することができるため、相対的に材料コストを低下させることができる。
特に、像ぶれ補正装置に使用されるマグネットは、より小さいサイズで、大きな推力を得るため、Nd−Fe−B系あるいはSm−Co系等のエネルギー積が大きな磁性材料が使用されている。しかし、NdやSm等の希土類金属材料は、近年、材料価格が高騰しており、磁性材料の使用量は僅かな差でも無視できない。
実施の形態1に示す構成の場合、対向ヨーク23は、段付形状(凹部23a及び23b)が形成されているため、平板の対向ヨークと比較して対向ヨークの加工が若干複雑になる。しかし、プレス加工で、対向ヨークに段付形状を形成すれば、金型が若干複雑になるだけで、生産性及び材料の使用量には殆ど変化はなく、ほぼ同等のコストで対向ヨークを作成することが可能である。
以上のように、マグネット20及び対向ヨーク23のトータルコストは、実施の形態1の構成を採用することにより大幅に低減することができる。
〔4-2.相違点3の詳細説明〕
実施の形態1のように、フレキシブルプリント基板24を積層基板19の対向ヨーク23側に配する構成は、以下に示すメリットがある。
まず、1つ目のメリットは、実施の形態1の構成における推力特性が優れていることである。先行文献に記載の構成のように、フレキシブルプリント基板が積層基板のマグネット側に配されている場合は、マグネットと積層基板との間にフレキシブルプリント基板が配されているため、フレキシブルプリント基板の厚み分、マグネットと積層基板との距離が遠くなる。これに対して、実施の形態1のようにフレキシブルプリント基板24が積層基板19の対向ヨーク23側に配されている場合は、マグネット20と積層基板19との距離を小さくすることができる。
具体的には、通常、フレキシブルプリント基板は約0.1mmの厚みであるので、フレキシブルプリント基板24が積層基板19の対向ヨーク23側に配されている場合、マグネット20と積層基板19との距離を約0.1mm近くすることが可能である。
ここで、推力の効果を確認するため、積層基板19の厚みが0.5mmで、マグネット20の表面から対向ヨーク23の表面までのギャップが1.3mmのアクチュエータを用意し、磁場解析シミュレーションを行ない、アクチュエータの推力を比較した結果、積層基板19をマグネット20の表面に0.1mm近づけると、推力が約5%向上するという結果が得られた。
このように、フレキシブルプリント基板24が、積層基板19の対向ヨーク23側に配されていることにより、同一サイズで、より推力が大きいアクチュエータを実現することができる。
次に、2つ目のメリットは、ホール素子の実装である。先行文献に記載の構成のように、フレキシブルプリント基板が積層基板のマグネット側に配されている場合、ホール素子をフレキシブルプリント基板に実装する際、ホール素子本体またはホール素子の端子部がフレキシブルプリント基板から突出して配置される。この時、ホール素子とマグネットとの接触を防止しつつ、ホール素子と対向ヨークとのギャップを確保するには、マグネットに段付形状を形成するか、マグネットと積層基板との隙間を大きくする必要がある。このような構成では、〔4-1.相違点1及び2の詳細説明〕の欄で説明したような問題が生じる。
これに対して。実施の形態1に示すように、多層基板19の対向ヨーク23側にフレキシブルプリント基板24が配されている場合は、ホール素子21を積層基板19のマグネット20側から突出させずに実装することができる。したがって、マグネット20に段付形状を形成する必要がなく、積層基板19とマグネット20との隙間を大きくする必要がないため、〔4-1.相違点1及び2の詳細説明〕の欄において説明したように、マグネット20のコストを低くすることができる。また、推力が大きなアクチュエータを実現することができる。
〔5.実施の形態の効果、他〕
実施の形態1の構成では、対向ヨーク23においてホール素子21に対向する部分に、段付形状あるいは凹部23a及び23bが形成されていることにより、推力を確保しつつ、小型化、軽量化、および低コスト化を実現したアクチュエータが得られる。
また、必要な性能を維持した状態で、コイル及びマグネットを小型化することができ、小型、軽量、および低コストの像ぶれ補正装置を実現することができる。
なお、上記実施の形態では、バックヨーク22と対向ヨーク23を各々独立した構成としたが、バックヨーク部と対向ヨークとを1つの部品で一体に構成しても、全く同様の効果がある。
(実施の形態2)
実施の形態2では、実施の形態1に示す対向ヨークを改良した構成を示す。
図7Aは、実施の形態2の対向ヨークを示す斜視図である。図7Bは、図7AにおけるC−C部分の断面図である。なお、実施の形態2の像ぶれ補正装置の構成は、対向ヨーク31を除き、上記実施の形態1と同一である。
実施の形態1に示す対向ヨーク23は、図5に示すように、外周部分を含めて段付形状(凹部23a及び23b)が形成されている。すなわち、凹部23a及び23bは、対向ヨーク23におけるホール素子21に対向する面において、対向ヨーク23の短辺方向の縁部に達するまで形成されている。
実施の形態2に示す対向ヨーク31は、図7Bに示すように、対向ヨーク31において、ホール素子21に対向する部分のみに段付形状(凹部31a及び31b)が形成されている。すなわち、図7Aに示すように、凹部31a及び31bの周囲は、対向ヨーク31の主面と面一になる平坦部31c及び31dが形成されている。
図7A及び図7Bに示す構成にすることで、まず、対向ヨーク31の強度が向上する。特に、対向ヨーク31の厚みが薄い場合、実施の形態1に示す形状にすると、対向ヨーク23が外力により変形し易くなる。しかし、実施の形態2に示す形状にすると、段付部分である平坦部31c及び31dが補強リブの役割を果たし、強度が向上する。
また、実施の形態1に示すような形状にすると、段付部分で歪が発生し、対向ヨーク23の全体としての平面度が悪くなる場合がある。しかし、実施の形態2に示す構成では、対向ヨーク31の主面と面一である平坦部31c及び31dを形成することにより、対向ヨーク31の平面度が確保し易い。
実施の形態2に示す構成では、磁気性能に問題ない範囲で、対向ヨーク31をより薄肉化することにより、像ぶれ補正装置の薄型化、軽量化が実現できる。
以上のように実施の形態2によれば、像ぶれ補正装置の小型、軽量化、および低コスト化が可能である。また、小型、軽量で低コストのレンズ鏡筒を実現することができる。さらに、上記レンズ鏡筒を撮像装置に採用することにより、小型、軽量化、及び低コスト化が可能な撮像装置を実現することができる。
なお、実施の形態2の対向ヨーク31は、ホール素子21と対向する部分のみ段付加工する構成としたが、上記とは逆に、ホール素子21と対向する部分の面を基準面として残し、コイルパターン部のみを段付加工しても同様の効果がある。
なお、実施の形態1及び2において、第2群レンズ13を取付けたピッチング移動枠15にコイルを固定し、ピッチング移動枠15をアクチュエータでX方向及びY方向に移動させる構成としたが、ヨーイング移動枠16にもコイルを固定し、ピッチング移動枠15に固定したコイルでヨーイング移動枠16をY方向に駆動し、ヨーイング移動枠16に設けたコイルでX方向に移動させるように構成しても同様である。
また、実施の形態1及び2において、第2群レンズ13をY方向及びX方向に移動させる2つのアクチュエータのうち、いずれか一方にのみ採用し、他方のアクチュエータは他の構成によるアクチュエータで構成してもよい。
〔付記1〕
本発明の像ぶれ補正装置は、少なくとも1枚のレンズを含み、被写体像のぶれを補正するための補正レンズと、前記補正レンズを保持する保持枠と、前記レンズの光軸に垂直な面内で移動可能に、前記保持枠を直接的に又は間接的に保持する補正ユニット枠と、を備え、前記補正ユニット枠は、少なくともマグネットを備え、前記保持枠は、少なくとも、前記マグネットの磁力を利用して前記保持枠を可動するためのコイルパターンを有する平板コイルと、前記マグネットの磁力を利用して前記保持枠と前記補正ユニット枠との相対位置を把握するための情報を検出する位置検出センサとを備え、前記位置検出センサ、前記平板コイル、および前記マグネットは、前記レンズの光軸の方向に沿って、前記位置検出センサ、前記平板コイル、前記マグネットの順番で配置されているものである。
この構成により、平板コイルとマグネットとのギャップを狭めても、位置検出センサと対向ヨークとのギャップを確保できるため、小型のマグネットを使用しても十分な推力を得ることができる。よって、装置を小型化することができる。
なお、第2群レンズ13a及び13bは、補正レンズの一例である。ピッチング移動枠15及びヨーイング移動枠16は、保持枠の一例である。第2の移動枠2は、補正ユニット枠の一例である。積層基板19に形成されているコイルは、平板コイルの一例である。ホール素子22は、位置検出センサの一例である。
〔付記2〕
本発明の像ぶれ補正装置は、対向ヨークを、さらに備え、前記対向ヨークは、前記位置検出センサと対向し、前記位置検出センサから見て前記マグネットが配置された側とは反対側に配置され、前記位置検出センサと対向する面において、少なくとも前記位置検出センサに対向する部分に凹部が形成されている構成とすることができる。
この構成により、位置検出センサが基板から突出していても、対向ヨークと基板との間隔を狭めることができるため、小型化が可能になる。
なお、対向ヨーク23は、対向ヨークの一例である。
〔付記3〕
本発明の像ぶれ補正装置は、前記凹部の周囲は、前記対向ヨークの主面に対して面一となっている平坦部によって囲まれている構成とすることができる。
この構成により、対向ヨークの強度を向上させることができる。
〔付記4〕
本発明の像ぶれ補正装置は、前記マグネットの形状は、直方体形状である構成とすることができる。
この構成により、マグネットに段付形状を形成する必要がないため、段付形状に加工する工程が不要で、製造コストを削減することができる。また、相対的に材料コストを削減することができる。
〔付記5〕
本発明の像ぶれ補正装置は、前記位置検出センサは、フレキシブル基板に実装され、
前記フレキシブル基板は、前記平板コイルの2面のうち、前記マグネットが配置された側とは反対側の面に取り付けられている構成とすることができる。
この構成により、マグネットと平板コイルの距離を短くすることができるので、高い推力を得ることができる。
〔付記6〕
本発明のレンズ鏡筒は、付記1〜5のいずれかに記載の像ぶれ補正装置を具備するものである。
この構成により、平板コイルとマグネットとのギャップを狭めても、位置検出センサと対向ヨークとのギャップを確保できるため、小型のマグネットを使用しても十分な推力を得ることができる。よって、装置を小型化することができる。
〔付記7〕
本発明の撮像装置は、付記6に記載のレンズ鏡筒を具備するものである。
この構成により、平板コイルとマグネットとのギャップを狭めても、位置検出センサと対向ヨークとのギャップを確保できるため、小型のマグネットを使用しても十分な推力を得ることができる。よって、装置を小型化することができる。
本発明は、コイル、位置検出センサ、マグネットを備える光学式像ぶれ補正装置に適用可能である。また、このような像ぶれ補正装置は、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、カメラ付き携帯電話端末等の撮像装置に使用されるレンズ鏡筒に搭載可能である。
実施の形態1に係るレンズ鏡筒の断面図 実施の形態1に係るレンズ鏡筒の分解斜視図 実施の形態1に係る像ぶれ補正装置の分解斜視図 実施の形態1に係る像ぶれ補正装置の正面図 実施の形態1に係る像ぶれ補正装置のA−A部分の断面図 実施の形態1に係る像ぶれ補正装置のB−B部分の断面図 実施の形態2に係る対向ヨークの斜視図 実施の形態2に係る対向ヨークのC−C部分の断面図 従来の像ぶれ補正装置の斜視図 従来の記載の像ぶれ補正装置の分解斜視図 従来の記載の像ぶれ補正装置のアクチュエータ部の断面図
符号の説明
1 第1の移動枠
2 第2の移動枠
3 第3の移動枠
4 駆動枠
5 直進枠
6 固定枠
7 基体
8 シャッターユニット
9 DCギアードモータ
10 ステッピングモータ
11 撮像素子
12 第1群レンズ
13 第2群レンズ
14 第3群レンズ
15 ピッチング移動枠
16 ヨーイング移動枠
17 ピッチングシャフト
18 ヨーイングシャフト
19 積層基板
20 マグネット
21 ホール素子(位置検出素子)
22 バックヨーク
23 対向ヨーク
25 フレキシブルプリント基板

Claims (7)

  1. 少なくとも1枚のレンズを含み、被写体像のぶれを補正するための補正レンズと、
    前記補正レンズを保持する保持枠と、
    前記レンズの光軸に垂直な面内で移動可能に、前記保持枠を直接的に又は間接的に保持する補正ユニット枠と、を備え、
    前記補正ユニット枠は、少なくともマグネットを備え、
    前記保持枠は、少なくとも、前記マグネットの磁力を利用して前記保持枠を可動するためのコイルパターンを有する平板コイルと、前記マグネットの磁力を利用して前記保持枠と前記補正ユニット枠との相対位置を把握するための情報を検出する位置検出センサとを備え、
    前記位置検出センサが実装されたフレキシブルプリント基板が、前記平板コイルを備えた積層基板の、前記マグネットと対向する側とは反対側の面に配置され、前記位置検出センサは、前記積層基板に対して前記マグネットとは反対側の方向に突出している、
    像ぶれ補正装置。
  2. 対向ヨークを、さらに備え、
    前記対向ヨークは、
    前記位置検出センサと対向し、前記位置検出センサから見て前記マグネットが配置された側とは反対側に配置され、
    前記位置検出センサと対向する面において、少なくとも前記位置検出センサに対向する部分に凹部が形成されている、請求項1に記載の像ぶれ補正装置。
  3. 前記凹部の周囲は、前記対向ヨークの主面に対して面一となっている平坦部によって囲まれている、請求項2記載の像ぶれ補正装置。
  4. 前記マグネットの形状は、直方体形状である、請求項1〜3記載の像ぶれ補正装置。
  5. 前記位置検出センサは、フレキシブル基板に実装され、
    前記フレキシブル基板は、前記平板コイルの2面のうち、前記マグネットが配置された側とは反対側の面に取り付けられている、請求項1〜4記載の像ぶれ補正装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の像ぶれ補正装置を具備する、レンズ鏡筒。
  7. 請求項6に記載のレンズ鏡筒を具備する、撮像装置。
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