JP4823008B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置に係り、特に動画を撮像するデジタルビデオカメラ、動画撮影機能を有するデジタルカメラ等の撮像装置に関する。
従来、防犯カメラ等から入力した映像から人の顔画像を検出し、顔画像が検出された場合には画像の圧縮率を低くし、顔画像が検出されなかった場合には画像の圧縮率を高くし、これにより映像記録の全体の記録量を少なくする映像処理装置が提案されている(特許文献1)。
また、特許文献2には、人物が撮影されている区間のみ画像を録画し、これにより単なる背景だけなど無駄な画像が録画されないようにし、記録媒体を有効に活用する技術が提案されている。
特開2003−204541号公報 特開2003−46911号公報
特許文献1及び2に記載の発明では、いずれも顔検出された場合には、一律に処理(高画質記録)が行われている。しかし、顔が検出された場合においても、顔検出の状況次第では、撮影者にとって必要でない画像が多く含まれている。つまり、必要でない画像も高画質で記録することになり、結果として、記録メディアに対する記録時間が短くなるという欠点があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、人物の顔が撮影されている画像の中でも撮影者にとって必要な画像(関心の高い画像)のみを高画質で記録することができ、逆に不要な画像を低画質で記録することができ、これにより記録容量に制限のある記録メディアに対する記録時間を長くすることができる撮像装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る発明は、動画を撮像して記録メディアに記録する撮像装置において、被写体を連続して撮像し、動画を構成する各フレーム画像を取得する撮像手段と、前記取得したフレーム画像毎に、又は所定間隔のフレーム画像毎に該フレーム画像から顔を検出する顔検出手段と、前記検出された顔の情報に基づいて前記検出された顔のフレーム内の位置を取得する顔位置検出手段と、前記検出された顔の位置に基づいて、対応するフレームの画像全体の圧縮率、フレームレート、及び画像サイズのうちの少なくとも1つを変更して動画の画質を調整する画質調整手段と、前記画質が調整された動画を前記記録メディアに記録する記録手段と、を備え、前記画質調整手段は、前記検出された顔の位置がフレームの中心に近づく程、動画の画質が高画質になるように調整することを特徴としている。
即ち、顔のフレーム内の位置からその顔が撮影者にとって主要被写体であるか否かが分かる。そこで、顔のフレーム内の位置に基づいて動画の画質を調整することで、必要な画像の画質は高く、不要な画像の画質は低くして記録するようにしている。
請求項に係る発明は、動画を撮像して記録メディアに記録する撮像装置において、被写体を連続して撮像し、動画を構成する各フレーム画像を取得する撮像手段と、前記取得したフレーム画像毎に、又は所定間隔のフレーム画像毎に該フレーム画像から顔を検出する顔検出手段と、前記検出された顔の情報に基づいて前記検出された顔の顔検出数を計数する計数手段と、前記計数された顔検出数に基づいて、対応するフレームの画像全体の圧縮率、フレームレート、及び画像サイズのうちの少なくとも1つを変更して動画の画質を調整する画質調整手段と、前記画質が調整された動画を前記記録メディアに記録する記録手段と、を備え、前記画質調整手段は、前記計数された顔検出数が予め設定した数に一致すると、動画の画質が高画質になるように調整することを特徴としている。
撮影者が必要とする所望の人数が揃うまでの画像、又は人数が多い画像の場合には、撮影者にとって不要な画像である場合が多い。そこで、フレーム内の顔検出数に基づいて動画の画質を調整することで、必要な画像の画質は高く、不要な画像の画質は低くして記録するようにしている。
えば、予め設定した数(人数)を2とした場合には、2人で撮影されている画像を高画質で記録する。
請求項に係る発明は、動画を撮像して記録メディアに記録する撮像装置において、被写体を連続して撮像し、動画を構成する各フレーム画像を取得する撮像手段と、前記取得したフレーム画像毎に、又は所定間隔のフレーム画像毎に該フレーム画像から顔を検出する顔検出手段と、前記検出された顔の情報に基づいて前記検出された顔の大きさを検出する大きさ検出手段と、前記検出された顔の大きさに基づいて、対応するフレームの画像全体の圧縮率、フレームレート、及び画像サイズのうちの少なくとも1つを変更して動画の画質を調整する画質調整手段と、前記画質が調整された動画を前記記録メディアに記録する記録手段と、を備え、前記画質調整手段は、前記検出された顔の大きさが大きい程、動画の画質が高画質になるように調整することを特徴としている。
即ち、顔の大きさ(顔領域の面積)が大きい場合には、その人物に近づいて撮影しているか、その人物をズームアップして撮影していることになり、撮影者にとって必要な画像である場合が多い。そこで、フレーム内の顔の大きさに基づいて動画の画質を調整することで、必要な画像の画質は高く、不要な画像の画質は低くして記録するようにしている。
請求項4に示すように請求項3に記載の撮像装置において、前記画質調整手段は、前記被写体をズームアップして撮影する場合には、そのフレーム画像の画質を高く調整することを特徴としている。
請求項に係る発明は、動画を撮像して記録メディアに記録する撮像装置において、被写体を連続して撮像し、動画を構成する各フレーム画像を取得する撮像手段と、前記取得したフレーム画像毎に、又は所定間隔のフレーム画像毎に該フレーム画像から顔を検出する顔検出手段と、前記検出された顔の向きを検出する顔向き検出手段と、前記検出された顔の向きに基づいて、対応するフレームの画像全体の圧縮率、フレームレート、及び画像サイズのうちの少なくとも1つを変更して動画の画質を調整する画質調整手段と、前記画質が調整された動画を前記記録メディアに記録する記録手段と、を備え、前記画質調整手段は、前記検出された顔の向きが正面を向いている程、動画の画質が高画質になるように調整することを特徴としている。
即ち、撮像手段に対して顔が正面を向いているのか、横を向いているか等の顔の向きに基づいて動画の画質を調整することで、必要な画像の画質は高く、不要な画像の画質は低くして記録するようにしている。
請求項6に示すように請求項5に記載の撮像装置において、前記画質調整手段は、前記検出された顔の向きが正面、斜め及び横を向いている順に、動画の画質が低くなるように調整することを特徴としている。
請求項7に示すように請求項1から6のいずれかに記載の撮像装置において、前記画質調整手段は、前記顔検出手段により顔が検出されない場合には、顔が検出された場合に調整される画質以下になるように動画の画質を調整することを特徴としている。
本発明によれば、人物の顔が撮影されている画像の中でも撮影者にとって必要な画像(関心の高い画像)を高画質で記録するとともに、不要な画像を低画質で記録するようにしたため、必要な画像の高画質記録を実現しつつ、記録容量に制限のある記録メディアに対する記録時間を長くすることができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る撮像装置の好ましい実施の形態について説明する。
[撮像装置の構成]
図1は本発明に係る撮像装置(デジタルカメラ)10の構成を示すブロック図である。
このデジタルカメラ10は、静止画や動画の記録及び再生を行う機能を備えており、主として撮像部1、制御部2、操作部3、画像表示部4、送受信部5、記録部6、及び顔検出部7から構成されている。
撮像部1は、撮影レンズ、絞り機構、シャッター機構等を含む撮像光学系と、撮像光学系を介して取り込まれた被写体像を電気信号に変換する撮像素子と、撮像素子から出力される電気信号を変換して画像データを得る信号変換部と、信号処理部と、取り込まれた画像データを一時記憶するDRAMから構成されている。
制御部2は、中央処理装置(CPU)、RAM、プログラム格納用ROM、及びタイマなどを有してマイクロプロセッサ構成を有しており、CPUは、各回路にバスラインを介して接続され、プログラム格納用ROMに格納されている制御プログラムにより、本回路全体を制御するとともに、操作部3からの状態信号に対応してプログラム格納用ROMに格納されている各モードに対応する処理プログラムを取り出して、デジタルカメラ10の各機能を実行させる。
操作部3は、処理モード切替えスイッチ、機能選択用ボタン、メインスイッチ、及びシャッターボタン等を構成部品としており、文字や数値を入力可能なキーを備えている。これらのスイッチあるいはボタンが操作されると、状態信号が制御部2に送信される。
画像表示部4は、ドライバ及び液晶ディスプレイなどから構成された液晶表示装置からなり、制御部2の画像表示制御により撮像時の動画表示、再生画像表示、処理選択時の選択用メニューの表示などを行う。
送受信部5は、入出力端子を有し、入出力端子に接続されるケーブルを介して画像データを送受信することができる。
記録部6は、静止画についてはJPEG(Joint Photographic Experts Group)圧縮された画像データ、動画についてはモーションJPEG圧縮、又はMPEG圧縮された画像データ、音声データ及び撮影時刻情報等を記録メディアに保存記録する。記録メディアは、フラッシュメモリ、又はHDD(ハードディスクドライブ)のどちらでもよい。
顔検出部7は、画像照合部及び顔画像テンプレートを含み、撮像部1より取り込まれた画像データ中から人物の顔を検出し、その顔の位置や大きさの情報を制御部2に出力する。
即ち、顔検出部7の画像照合部は、画像データの画面内で、対象領域の大きさを変え、また、対象領域の位置を移動させながら、対象領域の画像と顔画像テンプレートとを照合し、両者の相関を調べる。そして、相関スコアが予め設定された閾値を越えると、その対象領域を顔領域として認定する。その他、顔検出方法には、エッジ検出又は形状パターン検出による顔検出方法、色相検出又は肌色検出による顔検出方法等の公知の方法を利用することができる。
<第1実施形態>
次に、上記構成のデジタルカメラ10における動画撮影時の第1実施形態の処理動作について説明する。
図2はデジタルカメラ10における記録動作の第1実施形態を示すフローチャートである。
[ステップT0]
撮像部1にて所定のフレームレート(例えば60フレーム/秒)で取り込んだ画像データ(フレーム画像)を、顔検出部7に送信し、ステップT1へ遷移する。
[ステップT1]
顔検出部7は、フレーム画像に対して顔の検出を開始し、ステップT2へ遷移する。
[ステップT2]
フレーム画像から顔が検出された場合には、ステップT3へ遷移し、顔が検出されなかった場合には、ステップT7へ遷移する。
[ステップT3]
フレーム画像中の水平・垂直方向の顔検出位置を算出し、その顔検出位置を示す情報を顔検出部7から制御部2に出力し、ステップT4へ遷移する。
[ステップT4]
制御部2は、フレーム画像の中心位置と顔検出位置との水平・垂直方向のそれぞれの差分値を算出し、ステップT5へ遷移する。
[ステップT5]
制御部2は、前記差分値と予め設定した閾値との比較を行い、顔検出位置が、図3に示すフレーム内のエリアA、B、Cのうちのいずれにエリアに入っているかを特定し、ステップT6へ遷移する。
[ステップT6]
下記の[表1]に示すように、ステップT5で特定されたエリアに対応する圧縮率を設定する。
Figure 0004823008
尚、[表1]において、圧縮率は、A<B<Cの関係になっており、例えば、圧縮率Aを1とすると、圧縮率Bは1.5、圧縮率Cは2とする。
いま、図4(A)に示すように顔検出位置がエリアCに入っていると、圧縮率Cが設定され、同図(B)に示すように顔検出位置がエリアBに入っていると、圧縮率Bが設定され、同図(C)示すように顔検出位置がエリアAに入っていると、圧縮率Aが設定される。
[ステップT7]
フレーム画像から顔が検出されなかったため、このステップT7では、高圧縮率を設定し、ステップT8へ遷移する。尚、この場合の高圧縮率は、前記圧縮率Cと同じ、又は圧縮率Cよりも高くする。
[ステップT8]
記録部6は、制御部2よりステップT6又はステップT7で設定された圧縮率の情報を受け取り、その圧縮率にてフレーム画像を圧縮し、記録メディアに記録する。
撮影者は、必要な映像として被写体をフレームの中心に合わせる撮影する場合が多いが、被写体は撮影者の意図を認知していないことがある。このため、撮影者は、フレームの中心に被写体を合わせるのに時間を費やす。第1実施形態では、本来、撮影者が必要な撮影映像までの記録時間(冗長記録時間)の圧縮率を高く、撮影者が必要な撮影映像記録時間中は、圧縮率を低く設定することが可能となり、必要な画像の高画質記録が可能となる。
また、撮影者が必要な撮影映像記録時間中を、通常圧縮率、冗長記録時間中を高圧縮率と設定した場合は、全体の記録量を低減することができる。
また、第1実施形態では、フレームの中心に圧縮率を低くするエリアを設定しているが、圧縮率を低くするエリアの設定は、フレームの中心に限らず、他の設定でもよし、撮影者が予め設定できるようにしてもよい。
尚、1フレームずつ顔検出して圧縮率を設定して記録する場合に限らず、例えば、複数フレーム毎に顔検出し、その複数フレーム毎に圧縮率を設定して記録するようにしてもよい。
<第2実施形態>
次に、上記構成のデジタルカメラ10における動画撮影時の第2実施形態の処理動作について説明する。
図5はデジタルカメラ10における記録動作の第2実施形態を示すフローチャートである。
[ステップU0]
撮像部1にて所定のフレームレートで取り込んだフレーム画像を、顔検出部7に送信し、ステップU1へ遷移する。
[ステップU1]
顔検出部7は、フレーム画像に対して顔の検出を開始し、ステップU2へ遷移する。
[ステップU2]
フレーム画像から顔が検出された場合には、ステップU3へ遷移し、顔が検出されなかった場合には、ステップU6へ遷移する。
[ステップU3]
フレーム画像から検出された顔の数をカウントし、その検出した顔検出数を示す情報を顔検出部7から制御部2に出力し、ステップU4へ遷移する。
[ステップU4]
制御部2は、顔検出数と予め設定した設定数とを比較する。
[ステップU5]
制御部2は、前記比較結果に基づいて顔検出数に対応する圧縮率を、下記の[表2]に示すように設定する。
Figure 0004823008
尚、[表2]において、圧縮率は、A<B<Cの関係になっている。
いま、図6(A)に示すように顔検出数が“1”の場合には、圧縮率Cが設定され、同図(B)に示すように顔検出数が“2”の場合には、圧縮率Bが設定され、同図(C)示すように顔検出数が“3(3以上)”の場合には、圧縮率Aが設定される。
[ステップU6]
フレーム画像から顔が検出されなかったため、このステップU6では、高圧縮率を設定し、ステップU7へ遷移する。尚、この場合の高圧縮率は、前記圧縮率Cと同じ、又は圧縮率Cよりも高くする。
[ステップU7]
記録部6は、制御部2よりステップT5又はステップT6で設定された圧縮率の情報を受け取り、その圧縮率にてフレーム画像を圧縮し、記録メディアに記録する。
撮影者が必要とする撮影映像として、被写体が複数人である場合、第2実施形態では、顔検出数により圧縮率を可変とし、撮影者が必要とする被写体が揃うまでの冗長時間分を高圧縮率とし、撮影者が必要とする被写体が揃った後の必要な撮影時間中を低圧縮率としている。
尚、この例では、撮影者が必要とする被写体の人数を3人(3以上)としたが、撮影者が必要とする被写体の人数は、任意に設定することができ、顔検出数が予め設定した設定数に一致すると、そのフレーム画像の圧縮率を低く設定するようにしてもよい。例えば、撮影者が必要とする被写体の人数を2人に設定すると、顔検出数が2人のフレーム画像は低圧縮率で記録し、顔検出数が1人又は3人以上のフレーム画像は高圧縮率で記録することになる。
<第3実施形態>
次に、上記構成のデジタルカメラ10における動画撮影時の第3実施形態の処理動作について説明する。
図7はデジタルカメラ10における記録動作の第3実施形態を示すフローチャートである。
[ステップV0]
撮像部1にて所定のフレームレートで取り込んだフレーム画像を、顔検出部7に送信し、ステップV1へ遷移する。
[ステップV1]
顔検出部7は、フレーム画像に対して顔の検出を開始し、ステップV2へ遷移する。
[ステップV2]
フレーム画像から顔が検出された場合には、ステップV3へ遷移し、顔が検出されなかった場合には、ステップV6へ遷移する。
[ステップV3]
フレーム内で検出された顔の領域(面積)を算出し、その顔の面積を示す情報を顔検出部7から制御部2に出力し、ステップV4へ遷移する。
[ステップV4]
制御部2は、前記算出された顔の面積と予め設定した閾値との比較を行い、顔検出領域のランク付けを行い、ステップV5へ遷移する。
[ステップV5]
制御部2は、前記比較結果に基づいて顔検出領域(面積)に対応する圧縮率を、下記の[表3]に示すように設定する。
Figure 0004823008
尚、[表3]において、圧縮率は、A<B<Cの関係になっている。
いま、図8(A)に示すように顔検出領域(面積)が面積B以下の場合には、圧縮率Cが設定され、同図(B)に示すように顔検出領域(面積)が面積Bよりも大きく、面積Aよりも小さい場合には、圧縮率Bが設定され、同図(C)に示すように顔検出領域(面積)が面積A以上の場合には、圧縮率Aが設定される。
[ステップV6]
フレーム画像から顔が検出されなかったため、このステップV6では、高圧縮率を設定し、ステップV7へ遷移する。尚、この場合の高圧縮率は、前記圧縮率Cと同じ、又は圧縮率Cよりも高くする。
[ステップV7]
記録部6は、制御部2よりステップT5又はステップT6で設定された圧縮率の情報を受け取り、その圧縮率にてフレーム画像を圧縮し、記録メディアに記録する。
撮影者は、デジタルカメラ10に備わる光学ズーム機能等を利用したり、被写体に近づいて撮影することにより、被写体の拡大映像を記録する場合がある。この場合、第3実施形態では、顔検出領域(面積)により圧縮率を可変とし、撮影者が被写体をズームアップして撮影する場合には、そのフレーム画像の圧縮率を低く設定するようにしている。
<第4実施形態>
次に、上記構成のデジタルカメラ10における動画撮影時の第4実施形態の処理動作について説明する。
図9はデジタルカメラ10における記録動作の第4実施形態を示すフローチャートである。
[ステップW0]
撮像部1にて所定のフレームレートで取り込んだフレーム画像を、顔検出部7に送信し、ステップW1へ遷移する。
[ステップW1]
顔検出部7は、フレーム画像に対して顔の検出を開始し、ステップW2へ遷移する。
[ステップW2]
フレーム画像から顔が検出された場合には、ステップW3へ遷移し、顔が検出されなかった場合には、ステップW5へ遷移する。
[ステップW3]
フレーム内で検出された顔の向きを算出し、その顔の向きを示す情報を顔検出部7から制御部2に出力し、制御部2は、前記検出された顔の向きによってフレーム画像のランク付けを行い、ステップW4へ遷移する。
[ステップW4]
制御部2は、前記ランク付けされた結果に基づいてフレーム画像に対応する圧縮率を、下記の[表4]に示すように設定する。
Figure 0004823008
尚、[表4]において、圧縮率は、A<B<Cの関係になっている。
いま、図10(A)に示すように検出された顔がカメラに対して真正面を向いている場合には、圧縮率Aが設定され、同図(B)に示すように検出された顔がカメラに対して斜めに向いている場合には、圧縮率Bが設定され、同図(C)に示すように検出された顔がカメラに対して横を向いている場合には、圧縮率Cが設定される。
[ステップW5]
フレーム画像から顔が検出されなかったため、このステップW5では、高圧縮率を設定し、ステップW6へ遷移する。尚、この場合の高圧縮率は、前記圧縮率Cと同じ、又は圧縮率Cよりも高くする。
[ステップW6]
記録部6は、制御部2よりステップW4又はステップW5で設定された圧縮率の情報を受け取り、その圧縮率にてフレーム画像を圧縮し、記録メディアに記録する。
撮影者が必要とする映像は、被写体がカメラに対して真正面となる場合が多い。そこで、第4実施形態では、カメラに対する顔の向きにより圧縮率を可変とし、カメラに対して顔が真正面を向いている場合には、そのフレーム画像の圧縮率を低く設定するようにしている。
<第5実施形態>
次に、上記構成のデジタルカメラ10における動画撮影時の第5実施形態の処理動作について説明する。
図11はデジタルカメラ10における記録動作の第5実施形態を示すフローチャートである。
[ステップX0]
撮像部1にて所定のフレームレートで取り込んだフレーム画像を、顔検出部7に送信し、ステップX1へ遷移する。
[ステップX1]
顔検出部7は、フレーム画像に対して顔の検出を開始し、ステップX2へ遷移する。
[ステップX2]
フレーム画像から顔が検出された場合には、ステップX3へ遷移し、顔が検出されなかった場合には、ステップX5へ遷移する。
[ステップX3]
フレーム内で検出された顔の特徴量(顔の輪郭、目、鼻、口等の大きさやバランス、髪形等)と、予めカメラ内蔵のフラッシュメモリ等に登録された特定の顔の特徴量とを比較し、登録された顔の特徴量と一致しているか否か(同一人物か否か)を判定し、同一人物であると判定すると、ステップX4へ遷移し、同一人物でないと判定すると、ステップX5へ遷移する。
[ステップX4]
制御部2は、前記検出された顔の特徴量と登録された顔の特徴量の一致不一致に応じてフレーム画像の圧縮率を、下記の[表5]に示すように設定する。
Figure 0004823008
尚、[表3]において、圧縮率は、A<Cの関係になっている。
[ステップX5]
フレーム画像から顔が検出されなかったか、又は検出された顔が登録された顔の特徴量と不一致であったため(別人であるため)、このステップX5では、圧縮率Cを設定し、ステップX6へ遷移する。尚、顔が登録された顔と不一致である場合と、顔が検出されなかった場合とで、圧縮率を変更してもよい。
[ステップX6]
記録部6は、制御部2よりステップX4又はステップX5で設定された圧縮率の情報を受け取り、その圧縮率にてフレーム画像を圧縮し、記録メディアに記録する。
撮影者は、予め家族等の顔の情報を、例えば、デジタルカメラ10で登録モードで撮影することにより登録する。尚、複数人を登録してもよい。第5実施形態では、検出された顔が登録した顔と同一か否かによって圧縮率を可変とし、撮影者が必要とする顔が写されている場合には、そのフレーム画像の圧縮率を低く設定するようにしている。
尚、第1実施形態から第5実施形態は、いずれも圧縮率を変更することにより画質を調整(記録容量を調整)するようにしているが、これに限らず、フレームレートを変更するようにしてもよい。例えば、高画質記録時には、60フレーム/秒とし、低画質記録時には、20フレーム/秒、15フレーム/秒のようにフレームレートを低くする。また、フレーム画像の画像サイズ(画素数)を変更するようにしてもよい。例えば、通常(高画質)の記録時には、VGA(640×480画素)とし、低画質の記録時には、QVGA(320×240画素)、あるいは横方向の画素だけVGAを2分の1にした320×480画素とする。尚、再生時には、補間により常にVGAのサイズで再生させるようにする。
また、第1実施形態から第5実施形態のものを適宜組み合わせて、総合的に画質を設定してもよいし、更に画質の調整も圧縮率、フレームレート、及び画像サイズを適宜組み合わせてもよい。
図1は本発明に係る撮像装置(デジタルカメラ)の構成を示すブロック図である。 図2はデジタルカメラにおける記録動作の第1実施形態を示すフローチャートである。 図3はフレーム内の顔検出位置をランク付けする3つのエリアを示す図である。 図4はフレーム内の顔検出位置と顔検出位置をランク付けする3つのエリアとの関係を示す図である。 図5はデジタルカメラにおける記録動作の第2実施形態を示すフローチャートである。 図6はフレーム内で顔検出した箇所(数)を示す図である。 図7はデジタルカメラにおける記録動作の第3実施形態を示すフローチャートである。 図8はフレーム内の顔検出領域(面積)を示す図である。 図9はデジタルカメラにおける記録動作の第4実施形態を示すフローチャートである。 図10はデジタルカメラに対する顔の向きを示す図である。 図11はデジタルカメラにおける記録動作の第5実施形態を示すフローチャートである。
符号の説明
10…撮像装置(デジタルカメラ)、1…撮像部、2…制御部、3…操作部、4…表示部、5…送受信部、6…記録部、7…顔検出部

Claims (7)

  1. 動画を撮像して記録メディアに記録する撮像装置において、
    被写体を連続して撮像し、動画を構成する各フレーム画像を取得する撮像手段と、
    前記取得したフレーム画像毎に、又は所定間隔のフレーム画像毎に該フレーム画像から顔を検出する顔検出手段と、
    前記検出された顔の情報に基づいて前記検出された顔のフレーム内の位置を取得する顔位置検出手段と、
    前記検出された顔の位置に基づいて、対応するフレームの画像全体の圧縮率、フレームレート、及び画像サイズのうちの少なくとも1つを変更して動画の画質を調整する画質調整手段と、
    前記画質が調整された動画を前記記録メディアに記録する記録手段と、を備え、
    前記画質調整手段は、前記検出された顔の位置がフレームの中心に近づく程、動画の画質が高画質になるように調整することを特徴とする撮像装置。
  2. 動画を撮像して記録メディアに記録する撮像装置において、
    被写体を連続して撮像し、動画を構成する各フレーム画像を取得する撮像手段と、
    前記取得したフレーム画像毎に、又は所定間隔のフレーム画像毎に該フレーム画像から顔を検出する顔検出手段と、
    前記検出された顔の情報に基づいて前記検出された顔の顔検出数を計数する計数手段と、
    前記計数された顔検出数に基づいて、対応するフレームの画像全体の圧縮率、フレームレート、及び画像サイズのうちの少なくとも1つを変更して動画の画質を調整する画質調整手段と、
    前記画質が調整された動画を前記記録メディアに記録する記録手段と、を備え、
    前記画質調整手段は、前記計数された顔検出数が予め設定した数に一致すると、動画の画質が高画質になるように調整することを特徴とする撮像装置。
  3. 動画を撮像して記録メディアに記録する撮像装置において、
    被写体を連続して撮像し、動画を構成する各フレーム画像を取得する撮像手段と、
    前記取得したフレーム画像毎に、又は所定間隔のフレーム画像毎に該フレーム画像から顔を検出する顔検出手段と、
    前記検出された顔の情報に基づいて前記検出された顔の大きさを検出する大きさ検出手段と、
    前記検出された顔の大きさに基づいて、対応するフレームの画像全体の圧縮率、フレームレート、及び画像サイズのうちの少なくとも1つを変更して動画の画質を調整する画質調整手段と、
    前記画質が調整された動画を前記記録メディアに記録する記録手段と、を備え、
    前記画質調整手段は、前記検出された顔の大きさが大きい程、動画の画質が高画質になるように調整することを特徴とする撮像装置。
  4. 前記画質調整手段は、前記被写体をズームアップして撮影する場合には、そのフレーム画像の画質を高く調整することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 動画を撮像して記録メディアに記録する撮像装置において、
    被写体を連続して撮像し、動画を構成する各フレーム画像を取得する撮像手段と、
    前記取得したフレーム画像毎に、又は所定間隔のフレーム画像毎に該フレーム画像から顔を検出する顔検出手段と、
    前記検出された顔の向きを検出する顔向き検出手段と、
    前記検出された顔の向きに基づいて、対応するフレームの画像全体の圧縮率、フレームレート、及び画像サイズのうちの少なくとも1つを変更して動画の画質を調整する画質調整手段と、
    前記画質が調整された動画を前記記録メディアに記録する記録手段と、を備え、
    前記画質調整手段は、前記検出された顔の向きが正面を向いている程、動画の画質が高画質になるように調整することを特徴とする撮像装置。
  6. 前記画質調整手段は、前記検出された顔の向きが正面、斜め及び横を向いている順に、動画の画質が低くなるように調整することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記画質調整手段は、前記顔検出手段により顔が検出されない場合には、顔が検出された場合に調整される画質以下になるように動画の画質を調整することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の撮像装置。
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