JP2007027971A - 撮影装置及びその制御方法及びプログラム及び記録媒体 - Google Patents

撮影装置及びその制御方法及びプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 光学ズームと電子ズームを切り替え、ズーム倍率を制御することで、画面中の被写体の大きさを一定にする技術が提案されているが、電子ズームを使う際には画質が劣化することがあり、また被写体の大きさを一定に保つだけでは構図としては必ずしも最適とは言うことができなかった。
【解決手段】 撮影画像から顔検出を行い、その結果に応じて最適な構図を選択し、切り出し、変倍を行うことでより少ないデータで優れた構図の画像を得て、画質劣化を伴わない構図の変更をすることを可能にしている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、デジタルカメラを用いて撮影した静止画像の構図を変更する為の撮像装置と撮像装置の制御方法に関する。
デジタルカメラなどの撮影時において、ユーザー自身が撮影した被写体や風景画像の構図が好ましくない場合や、他人に撮影してもらった画像の構図が気に入らず再撮影したいなどという場合がある。
そこで、デジタルカメラなどの撮影時において人物を被写体として撮影する際に、電子ズームの拡大率の切り替え時に合わせて、電子ズームの倍率変化を相殺できるように光学ズームを制御することで、被写体の大きさに合わせた倍率でズームを自動的に行い画面中の被写体の大きさを一定にした、安定した撮影画像を得ることができるといった技術が提案されている(特許文献1)。
特開平5−130478号公報
しかしながら、上記に示した特許文献1における発明では、電子ズームを用いて画像の拡大を行っているため、画質劣化が伴う。
また、撮影シーンや被写体によっては、撮影画像の中における被写体の大きさだけを一定にしていれば必ずしも優れた構図だと言うことはできない。
一方で、近年、デジタルカメラ等の備える撮像素子が高画素化され、画像データのファイルサイズが増大している。しかし、例えばそれらの高画素化された撮像素子を備えたデジタルカメラ等で撮影された画像データを、L版サイズなどに印刷する時などにおいては300万画素程度の画素数があれば十分であり、1000万画素を超えるような画像データは情報過多であり必要ない場合が多い。
そこで、本発明では、切り出し、変倍を行って、より少ないデータで優れた構図の画像を得て、画質劣化を伴わない構図の変更が可能な撮像装置及び撮像装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願に係る発明は、画像データ内から顔領域を検出する顔検出手段と、顔検出手段の結果に基づき最適な構図を決定し、構図に従い画像データ内から新たな画像データを切り出す切り出し手段と、切り出し手段によって切り出された画像データの大きさを変更する変更手段と、変更手段によって大きさを変更された画像データを表示する表示手段とを有する画像処理装置を提供する。
同様に上記課題を解決するために、本願に係る発明は、画像データ内から顔領域を検出する顔検出手段と、画像データから生成された表示用画像データを表示する表示手段と、顔検出手段の結果に基づき最適な構図を決定し、構図に従い画像データ内から新たな画像データを切り出す切り出し手段と、切り出し手段によって切り出された画像データの大きさを変更する変更手段と、変更手段によって変更された画像データを記録媒体に記録する記録手段とを有する画像処理装置を提供する。
画像データ内から顔領域を検出する顔検出手段と、顔検出手段の結果に基づき最適な構図を決定し、構図に従い画像データ内から新たな画像データを切り出す切り出し手段と、切り出し手段によって切り出された画像データの大きさを変更する変更手段と、該変更手段によって変更された画像データを通信可能に接続された外部機器に転送する転送手段を有する画像処理装置を提供する。
また、上記の画像処理を備えた撮像装置を提供する。
また、上記の処理を行うための画像処理装置の制御方法、および、この制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。
撮影画像から顔検出を行い、その結果に応じて最適な構図を選択し、切り出し、変倍を行うことで画質劣化のない、理想的な構図の画像を得ることを可能にしている。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図4は本発明の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。
400は各回路を制御するCPU、401はレンズ、402はレンズ401から入射した光信号を電気信号に変換するための撮像素子であるCCD、403は電気信号をデジタル信号へ変換するA/D変換器、405は画像データを一時的に保存するDRAM、404はDRAM405と各回路のインターフェースを担うメモリコントローラ、406は画像補間処理や色変換処理などの画像処理を行う画像処理回路、407はDRAM405に一時的に保存されている画像データから公知の顔検出技術を行い、人物の顔の位置、大きさ及び数の情報を取得する顔検出回路である。なお、公知の顔検出技術としては、ニューラルネットワークに代表される学習を用いた方法、目や鼻といった物理的な形状の特徴のある部位を画像領域からテンプレートマッチングを用いた手法、肌の色や目の形といった画像特徴量を検出し統計的解析を用いた手法など、多数提案されて様々な手法が例えば特開平10−232934号公報や特開2000−48184号公報で公知となっており、一般的にはそれらの方法を複数組み合わせて顔認識するのが一般的である。
408は顔の位置、大きさ及び数に適した構図枠で切り出し処理を行う切り出し回路である。切り出し処理は全画像データを読み出して有効部分以外をカットしても良いし、メモリコントローラ404に対して有効部分のみ読み出す指示をして切り出し処理を実現しても良い。415は画像データを表示画像としてVGA(640pixel×480pixel)程度にリサイズしたり、撮影した画像データを記録画像用に小さくリサイズしたりするリサイズ回路、411は画像データを表示するLCD、410はLCD411で画像データを再生するための再生回路、412は画像データをJPEG圧縮方式などの圧縮方式で圧縮及び伸長するための圧縮伸長回路、413は圧縮伸長回路において圧縮された画像データを保存するためのフラッシュメモリなどの記録媒体である。なお、本実施形態ではLCDに表示する為の画像としてVGAサイズにリサイズしているが、VGAサイズに限定されるわけではなくLCDのサイズに合わせて適正なサイズにリサイズしてもよい。
次に、本実施形態における画像構図設定を行うフローチャートを図1に示す。
ステップS101では、デジタルカメラを起動する。
ステップS102では、シャッタボタンが押されたら、撮影を行う。つまり、被写体像がレンズ401を通ってCCD402において光電変換される。CCD402にて光電変換されたアナログ信号は、A/D変換器403においてデジタル信号に変換された後、メモリコントローラ404を介してDRAM405へ書き込まれる。
ステップS103では、メモリコントローラ404を介してDRAM405から画像処理回路406へ画像データが読み出される。読み出された画像データは画像処理回路406において画像補間処理や色変換処理等の画像処理が行われた後、再びメモリコントローラ404を介してDRAM405に書き込まれる。
ステップS104では、メモリコントローラ404は、画像処理が行われた画像データをDRAM405から読み出し、切出し回路408において切出し処理を行わずリサイズ回路415へ伝送する。
そして、画像データはリサイズ回路415においてLCD411に対して適正なサイズにリサイズされた後、再生回路410を介してLCD411に表示される。
ステップS105では、ユーザーが構図の変更を行うか否か、すなわちベストショットモードをONにするか否かを決定する。このベストショットモードとは、シーンに応じて予め設定されたベストフレーム(詳しくは後述する)を設定して、設定されたベストフレームに基づき画像の切り出し及びリサイズを行い、撮影者がより良い構図の画像をえることができるようにカメラがサポートしてくれるモードである。
ベストショットモードへの切り替え方法としては、撮影直後の画像データがLCD411上でプレビューされた際にベストショットモードへの切り替えを行うか否かをユーザーに問うような方法、デジタルカメラの起動後、撮影を行う前に、ベストショットモードへの切り替えボタンを押してベストショットモードへ切り換えることで、撮影直後に毎回自動的にベストショットモードがONになるようにする方法など、メニュー画面上であらかじめ設定を行うことができる。なお、ベストショットモードへの切り換え方法は上記の方法に限定されるわけではない。
ステップS105にて、ベストショットモードへの切り換えを行わない場合は、ステップS113にてCPU400は、DRAM405から読み出した画像データをリサイズ回路415においてサイズを水平、垂直とも2分の1に縮小し、ステップS115に処理を進める。例えば、CCD402の画素サイズが1200万画素とすると、記録画像サイズは300万画素となる。
ステップS105にて、ベストショットモードへの切り替えを行う場合は、ステップS106にて、DRAM405から画像データを読み出し、顔検出回路407において顔検出を行う。
ステップS107にて、CPU400は、ステップS106での顔検出の結果、顔が画像の中に存在すると判定しなかった場合は、ステップS114にて画像のリサイズを行わずに処理をステップS115へ進める。なお、ステップS107にて行われる顔が画像の中に存在するか否かの判定の具体的な基準は後述する。
ステップS107にて、CPU400は、ステップS106での顔検出の結果、顔が画像の中に存在すると判断した場合は、ステップS108にて、ステップS106での顔検出の結果からLCD411上に再生されている画像中の顔領域を表示枠で囲む。
ステップS109では、CPU400は、顔検出回路407から画像データ内に存在する顔の位置座標と縦横の大きさ(X,Y)の情報を取得できるので、その情報に基づいて複数の推奨フレームの中からその人物の顔の位置、大きさ及び数に適したベストフレームを選択し、LCD411の画像上にベストフレームの枠を表示させる。
ここで、画像データを切り出す領域であるベストフレームついて説明する。
ベストフレームとは、最大で撮影画素サイズ(本実施形態では1200万画素)、また、最小でも300万画素(本実施形態ではL判サイズを想定している為)の間で設定されている。また、設計者または写真専門家などが推奨する人物の顔の位置、大きさ及び数に適した構図のテンプレートである推奨フレームをあらかじめ内部メモリの中に数種類用意し、その中から顔の位置や大きさ、数に応じて選ばれるフレームのことである。
次に、ベストフレームの選択方法について説明する。
CPU400は、顔検出回路407から取得した顔の位置座標及び縦横の大きさ(X,Y)の情報と、所定の閾値とを比較する。閾値は顔の大きさと顔の数について適宜設定することができ、顔の大きさは面積によって判定する。例えば画像データ内に複数の大きさの異なる顔がある場合において、閾値より小さな面積である顔については顔が存在しないとみなし、閾値以上の面積の顔をベストフレーム適用の対象とする。その上で、顔の数が閾値以上である場合は集合写真とみなし、ベストフレームを適用しない。顔の数が閾値より小さい場合は、最も大きい顔を基準とし、他の顔の位置と大きさに応じてベストフレームを選択する。
ステップS110では、CPU400は、ステップS109にて選択されたベストフレームで切り出しを実行することの確認をユーザーに対して行う。
ステップS110にて、切り出しを実行する場合には、ステップS111にてCPU400は、切り出し回路408においてステップS109にて選択されたベストフレームで切り出しを行う。
ステップS112では、CPU400はステップS111にて切り出した画像データの画像サイズをリサイズ回路415にて1/N倍(Nは1以上2以下の数値とする)にすることによりリサイズを行い、処理をステップS115へ進める。
なお、ステップS111にてベストフレームとして設定され、切り出された画像を、リサイズ回路415にて1/N倍(本実施形態においてNは1以上2以下の数値)にリサイズする理由は、ベストフレームは最大で撮影画素サイズ、最小で300万画素(本実施形態ではL判サイズを想定している為)の間で設定されている為に、ベストフレームとして設定され、切り出された画像をL判サイズにスケールを合わせる場合には、ベストフレームのサイズによって、Nは1以上2以下の値をとりえる、ということになるからである。
また、本実施形態においては、Nは撮像後DRAM405に一時記録されている画像データを2分の1倍に縮小したサイズと同一になるように定める。
ステップS110にて、切り出しを実行しない場合には、ステップS114にてCPU400は、画像のリサイズを行わずに処理をステップS115へ進める。例えばCCD402の画素サイズが1200万画素とすると、記録画像サイズは変わらず1200万画素となる。なお、画像に顔が存在しない場合及び切り出し処理をキャンセルした場合においてリサイズ処理を行わないのは、ユーザーが後に切出し処理を行いたいという場合に、元々の画像サイズから切り出しを行うことを可能にするためである。
ステップS115では、圧縮伸長回路412は画像データを例えばJPEG圧縮方式で圧縮を行う。なお、ここで行われる圧縮の方式はJPEG方式に限られるものではない。
ステップS116にて、CPU400は画像データを記録媒体413に保存してステップ101からの処理を繰り返す。
図1のフローチャートに沿って構図設定を行った場合の、デジタルカメラ本体のLCD411における再生内容について図5を用いて説明する。
例として、図5(a)のように人物の顔が画像の中心に位置する写真を撮影したとする。撮影直後においてLCD411に撮影した画像データが表示される。
撮影者がベストショットモードをONにすると、図5(b)のように顔検出が行われ顔が表示枠で囲まれる。そして、撮影された画像の顔の位置、大きさ等に基づき、複数の推奨フレームの中から最も評価の高いフレームがベストフレームとして選択され画像上に表示される。
そして、画像の切り出しを実行する際に、図5(c)のようにベストフレームで切り出された画像がLCD411全体に数秒表示され、その後撮影可能状態の画面に戻る。
なお、本実施形態においては、撮像素子のサイズを1200万画素とし、L判サイズでプリントすると想定しているが、撮像素子のサイズは1200万画素に限られるわけでなく、プリントサイズもL判に限られるわけではない。撮像素子のサイズや、プリントサイズに合わせて最適なベストフレームのサイズ、Nの値の範囲を設定してもよい。
以上のように本実施形態では、撮影画像から顔を検出することにより得られる顔情報に基づき設定されるベストフレームに合わせて撮影画像を切り出し、変倍を行うことで、より少ないデータで優れた構図の画像を得て、画質劣化を伴わない構図の変更をすることを可能にしている。
また、本実施形態においては顔検出技術を用いて、その大きさや位置に基づき推奨フレームを決定しているが、公知の被写体検出技術を用いて被写体そのものを検出しその大きさや位置から推奨フレームを決定しても構わない。
(第2の実施形態)
本実施形態の動作を図2のフローチャート図を用いて説明する。第1の実施形態と同じ処理を行うステップには、図1と同じステップ番号が割り当てられる。
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、記録媒体413への画像データの書き込みを、構図設定後に加えて、撮影直後からベストショットモードを選択するか否かを決定するまでの間にも行う点が、第1の実施形態と異なる点である。
ステップS101からステップS116までの動作は第1の実施形態と同じである為、ステップS201以降の動作について説明を行う。
ステップS201では、メモリコントローラ404は、ステップS103で一時的にDRAM405に記録された画像データを読み出す。そして、リサイズ回路415は読み出された画像データをプリントサイズに適した画像サイズに縮小する。なお、本実施形態ではリサイズ回路415は、1200万画素の撮像素子から得られた画像をL判プリントするのに適したサイズ(300万画素)にリサイズする為、画像サイズを2分の1に縮小する。
ステップS202では、圧縮伸長回路412は、画像データをJPEG圧縮方式で圧縮する。なお、圧縮方式はJPEG圧縮方式に限られるわけではない。
ステップS203では、CPU400は、ステップS202にて圧縮された画像データを記録媒体413へ書き込む。
以上のように、本実施形態ではベストフレームで切り出し、縮小した画像に加えて、ベストフレームで切り抜く前に撮影したそのままの構図の撮影画像を残すことで、撮影後にベストフレームの構図が気に入らないと思ったときも、ユーザーが改めてレタッチソフトなどで構図の変更や画像の加工などができるようにしている。
(第3の実施形態)
本実施形態の動作を図3のフローチャート図を用いて説明する。本実施形態は、記録媒体413内に保存されている画像をLCD411上に再生している際に、ユーザーが構図の変更を行う場合について説明する。
ステップS301では、ユーザーはカメラを画像再生モードに切り替え、記録媒体413内の画像データをLCD411上で再生する。
ステップS302にて、ユーザーは、ベストショットモードをONにする。
ステップS303では、CPU400は構図設定の対象となる画像データを記録媒体413から読み出す。そして、圧縮伸長回路412は読み出された画像データを伸長し、DRAM405に一時記録する。
ステップS304では、CPU400は、ステップS303にてDRAM405に一時記録された画像データを読み出し、読み出された画像データに対して顔検出回路407は顔検出を行う。
ステップS305では、CPU400はステップS304での顔検出の結果から、再生している画像データの中に顔が存在するか否かの判定を行う。
ステップS305にて、顔が存在すると判定されると、ステップS306にて、CPU400は、ステップS304での顔検出の結果に基づき、LCD411で再生されている画像中の顔を表示枠で囲む。
ステップS305にて、顔が存在しないと判定されると、CPU400は処理をステップS309へ進める。
ステップS307では、ユーザーは構図枠の設定をベストフレームで行うか手動で行うかを選択する。
ステップS307にて、ユーザーが構図枠の設定をベストフレームで行うことを選択すると、ステップS308にてCPU400は、ステップS304での顔検出の結果に基づき、複数の推奨フレームの中から最も適したフレームを選択し、LCD411の画像上にベストフレームの枠を表示させる。また、選択されたフレームとは別のフレームを設定したいという場合は、ステップS308でユーザーが十字キーなどの入力キーを操作することにより、その他の推奨フレームを順次LCD411に表示させ、ベストフレームとするフレームの選択を行う。
ステップS307にて、ユーザーが構図枠の設定を手動で行うことを選択すると、CPU400は処理をステップS309へ進める。
ステップS309では、CPU400はLCD411の画像上に構図枠を表示させ、ユーザーが構図枠のサイズや位置を自由に決定することができる。
図6は構図枠の手動設定の様子を示している。
ユーザーは切り出す構図枠のサイズを、縮小率、画素数などの単位毎に十字キーなどで入力を行うことにより設定することができる。また構図枠の位置は、ユーザーが十字キーなどで構図枠を移動することにより設定することができる。
ステップS310では、ユーザーは設定されたフレームの画像を切り出すか否かの選択を行う。
ステップS310にて、ユーザーが設定されたフレームの画像の切り出しを行う場合は、ステップS311にて、切り出し回路408においてベストフレームまたはユーザー自らが設定した構図枠にて画像の切り出しを行う。
ステップS312では、CPU400はステップS311にて切り出した画像をリサイズ回路415において1/N倍することにより例えば300万画素程度のサイズにリサイズし(本実施形態ではL判相当のプリントサイズを想定しているため)、処理をステップS316へ進める。なお、Nの値は撮像素子のサイズと、どの程度のサイズにリサイズするかに応じて変化する。
ステップS310にて、ユーザーが設定されたフレームの画像の切り出しを行わない場合は、ステップS313にてCPU400は画像データが過去にリサイズされているか否かの判定を行う。
なお、過去にリサイズされているか否かの判定は、その時処理している画像データのサイズから判定する。
例えば、画像データのサイズがCCD402の有効画素サイズと同等であれば過去にリサイズされておらず、例えば画像データのサイズがCCD402の有効画素サイズの2分の1程度であれば過去にリサイズされたと判定する。
また、画像データファイルにリサイズをしたかどうかのフラグを付加して判定しても良い。
ステップS313にて、CPU400は画像データが過去にリサイズされていると判定すると、処理をステップS301に戻す。
ステップS313にて、CPU400は画像データが過去にリサイズされていないと判定すると、ステップS314にて、CPU400はステップS103で一時的にDRAM405に記録された画像データを読み出し、リサイズ回路415が画像データをプリントサイズに適した画像サイズに縮小する(本実施形態では1200万画素の撮像素子から得られた画像をL判プリントするのに適したサイズ(300万画素)にリサイズする為、画像サイズを2分の1に縮小する)。
ステップS316では、圧縮伸長回路412において、ステップS312又はステップS314にてリサイズされた画像データをJPEG圧縮方式で圧縮する。なお、圧縮方式はJPEG圧縮方式に限られるわけではない。
ステップS317では、CPU400は、ステップS316にて圧縮された画像データを記録媒体413へ書き込む。
以上のように本実施形態では、すでに撮影された画像を再生する再生モード時にも、ベストショットモードを起動できるようにすることで、撮影後PCなどを介さずとも、カメラにて、既撮影画像に対する構図の変更、リサイズを行うことを可能にしている。
さらに、本実施形態における処理を、カメラから画像データを受信したプリンタ等の印刷装置にて行っても良い。つまり、カメラから画像データを転送された印刷装置によって、ステップS301からステップS316における処理を行い、ステップS317の代わりに、L判プリントに適したサイズに圧縮された画像データを印刷する処理を実行するのである。このとき、ステップS306におけるLCDでの表示は省略しても問題ない。
また、上記の各実施形態ではリサイズされた画像データを記録媒体へ書き込む処理を例に上げて説明を行ったが、リサイズされた画像データを、有線あるいは無線にて通信可能に接続された外部の画像処理装置に転送する構成としても構わない。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。ここでプログラムコードを記録する記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD―ROM、CD―R、DVD、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。また、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)などのコンピュータネットワークを、プログラムコードを供給するために用いることができる。
本発明の第1の実施形態における画像構図設定を行うフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における画像構図設定を行うフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における画像構図設定を行うフローチャートである。 本発明の画像処理装置を示すブロック図である。 第1の実施形態における、構図設定時のデジタルカメラ本体のLCD再生内容である。 第3の実施形態における、構図枠手動設定時のデジタルカメラ本体のLCD再生内容である。
符号の説明
400 CPU
401 レンズ
402 CCD
403 A/D変換器
404 メモリコントローラ
405 DRAM
406 処理回路
407 顔検出回路
408 切出し回路
410 再生回路
411 LCD
412 圧縮伸長回路
413 記録媒体
415 リサイズ回路

Claims (23)

  1. 画像データ内から顔領域を検出する顔検出手段と、
    前記画像データから生成された表示用画像データを表示する表示手段と、
    前記顔検出手段の結果に基づき最適な構図を決定し、該構図に従い前記画像データ内から新たな画像データを切り出す切り出し手段と、
    前記切り出し手段によって切り出された画像データの大きさを変更する変更手段と、
    前記変更手段によって変更された画像データを記録媒体に記録する記録手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 画像データ内から顔領域を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段の結果に基づき最適な構図を決定し、該構図に従い前記画像データ内から新たな画像データを切り出す切り出し手段と、
    前記切り出し手段によって切り出された画像データの大きさを変更する変更手段と、
    該変更手段によって変更された画像データを通信可能に接続された外部機器に転送する転送手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 画像データ内から顔領域を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段の結果に基づき最適な構図を決定し、該構図に従い前記画像データ内から新たな画像データを切り出す切り出し手段と、
    前記切り出し手段によって切り出された画像データの大きさを変更する変更手段と、
    前記変更手段によって大きさを変更された画像データを表示する表示手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 前記変更手段はプリントサイズに応じて前記切り出された画像データの大きさを変更することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記顔検出手段によって顔領域が検出できた場合、前記切り出し手段は、予め用意された複数の構図から最適とみなされる構図で画像データを切り出すか、予め用意された複数の構図からユーザーが最適とみなした構図で画像データを切り出すか、ユーザーが任意に設定した構図に従い画像データを切り出すか、のいずれかを選択可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記顔検出手段により顔領域が検出されなければ、構図を変更せずに記録媒体に記録させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記切り出し手段による切り出しが行われた後の画像データと、前記表示用画像データは異なる画像データであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記記録手段は前記切り出し手段による切り出し処理が行われる前の画像データと、前記切り出し手段による切り出し処理が行われた後の画像データを記録媒体へ記録することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 前記構図は、撮像装置に備えられている操作部材によって使用者が任意に設定できることを特徴とする請求項1、2、3、5又は6に記載の画像処理装置。
  10. 被写体像を電気信号に変換する撮像素子と、請求項1から9のいずれかに記載の画像処理装置とを有することを特徴とする撮像装置。
  11. 画像データ内から顔領域を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段の結果に基づき最適な構図を決定し、該構図に従い前記画像データ内から新たな画像データを切り出す切り出し手段と、
    前記切り出し手段によって切り出された画像データの大きさを変更する変更手段と、
    前記変更手段によって変更された画像データを印刷する印刷手段を有することを特徴とする印刷装置。
  12. 画像データ内から顔領域を検出する顔検出行程と、
    前記画像データから生成された表示用画像データを表示する表示工程と、
    前記顔検出行程の結果に基づき最適な構図を決定し、該構図に従い前記画像データ内から新たな画像データを切り出す切り出し行程と、
    前記切り出し行程段によって切り出された画像データの大きさを変更する変更行程と、
    前記変更行程によって変更された画像データを記録媒体に記録する記録行程とを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  13. 画像データ内から顔領域を検出する顔検出行程と、
    前記顔検出行程の結果に基づき最適な構図を決定し、該構図に従い前記画像データ内から新たな画像データを切り出す切り出し行程と、
    前記切り出し行程によって切り出された画像データの大きさを変更する変更行程と、
    該変更行程によって変更された画像データを通信可能に接続された外部機器に転送する転送行程を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  14. 画像データ内から顔領域を検出する顔検出行程と、
    前記顔検出行程の結果に基づき最適な構図を決定し、該構図に従い前記画像データ内から新たな画像データを切り出す切り出し行程と、
    前記切り出し行程によって切り出された画像データの大きさを変更する変更行程と、
    前記変更行程によって大きさを変更された画像データを表示する表示行程とを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  15. 前記変更行程はプリントサイズに応じて前記切り出された画像データの大きさを変更することを特徴とする請求項12から14のいずれかに記載の画像処理装置の制御方法。
  16. 前記顔検出行程によって顔領域が検出できた場合、前記切り出し手段は、予め用意された複数の構図から最適とみなされる構図で画像データを切り出すか、予め用意された複数の構図からユーザーが最適とみなした構図で画像データを切り出すか、ユーザーが任意に設定した構図に従い画像データを切り出すか、のいずれかを選択可能であることを特徴とする請求項12から14のいずれかに記載の画像処理装置の制御方法。
  17. 前記顔検出行程により顔領域が検出されなければ、構図を変更せずに記録媒体に記録させることを特徴とする請求項12から14のいずれかに記載の画像処理装置の制御方法。
  18. 前記切り出し行程による切り出しが行われた後の画像データと、前記表示用画像データは異なる画像データであることを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置の制御方法。
  19. 前記記録行程は前記切り出し行程による切り出し処理が行われる前の画像データと、前記切り出し行程による切り出し処理が行われた後の画像データを記録媒体へ記録することを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置の制御方法。
  20. 前記構図は、撮像装置に備えられている操作部材によって使用者が任意に設定できることを特徴とする請求項12、13、14、16又は17に記載の画像処理装置の制御方法。
  21. 請求項12に記載の画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  22. 請求項13に記載の画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  23. 請求項14に記載の画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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