JP4821732B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読み取り装置に関する。
ホームポジションで待機し、該ホームポジションから移動して原稿から画像を読み取るための画像読み取りセンサ、を有する画像読み取り装置は既に知られている。かかる画像読み取り装置においては、コントローラが、画像読み取り指令を受けた際に、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる。
従来、画像読み取りセンサが待機状態においてホームポジションに適正に位置することを確認するために、かかる画像読み取り装置には、光学センサ等からなるHP検出センサが設けられていた。そして、例えば、画像読み取りセンサが待機状態となったとき(電源ON直後や画像読み取りが終了して画像読み取りセンサが待機位置に戻ってきたとき等)に、画像読み取りセンサや当該画像読み取りセンサが装着されているキャリッジがHP検出センサの光を遮るか否かをHP検出センサが自動的に検出することにより、画像読み取りセンサが待機状態においてホームポジションに位置するか否かが判定されていた。
また、近年、かかるHP検出センサをコスト削減のために取り去った画像読み取り装置が知られるようになってきた。当該画像読み取り装置では、HP検出センサの代わりに画像読み取りセンサが用いられることにより、画像読み取りセンサが待機状態においてホームポジションに適正に位置することが確認される。すなわち、画像読み取り装置には、待機している画像読み取りセンサがホームポジションに位置すること、を確認するための確認用画像が形成されている確認用画像形成部が設けられており、コントローラが、確認用画像形成部に形成されている確認用画像を画像読み取りセンサに読み取らせることによって、待機している画像読み取りセンサがホームポジションに適正に位置することを確認する。
ところで、画像読み取りセンサを用いて画像読み取りセンサが待機状態においてホームポジションに位置することを確認する上記画像読み取り装置(以下、第二例に係る画像読み取り装置とも呼ぶ)は、HP検出センサを用いて画像読み取りセンサが待機状態においてホームポジションに位置することを確認する上記画像読み取り装置(以下、第一例に係る画像読み取り装置とも呼ぶ)と比べて、コスト面のメリットがあるものの、以下に示すデメリットを有している。
すなわち、第一例に係る画像読み取り装置においては、画像読み取りセンサが待機状態となったとき(電源ON直後や画像読み取りが終了して画像読み取りセンサが待機位置に戻ってきたとき等)に、画像読み取りセンサ等がHP検出センサの光を遮るか否かをHP検出センサが自動的に検出するのに対し、第二例に係る画像読み取り装置においては、自動的に検出が行われるのではなく、画像読み取りセンサを作動させて確認用画像を画像読み取りセンサに読ませる必要がある。そのため、画像読み取りセンサが待機状態においてホームポジションに適正に位置することを確認する確認頻度が増えると、画像読み取り装置のスループットが落ちてしまう。
このことに鑑みて、第二例に係る画像読み取り装置においては、電源ON直後には、画像読み取りセンサが待機状態においてホームポジションに適正に位置することが確認されるものの、それ以降(画像読み取りが終了して画像読み取りセンサが待機位置に戻ってきたとき等)は、当該確認が省略されていた。
特開平5−109216号公報
しかしながら、画像読み取りセンサが原稿から画像を読み取る際に、画像読み取りセンサがモータの不具合等により正常に移動しなかったとき等には、画像読み取りが終了して画像読み取りセンサが待機位置に戻ってきたときにホームポジションに位置していない可能性がある。そして、かかる際に、画像読み取りセンサが待機状態においてホームポジションに適正に位置することが確認されないと、以降の画像読み取りが適切に実施されない問題が生ずる恐れがある。かといって、画像読み取りが終了して画像読み取りセンサが待機位置に戻ってくる度に、当該確認を行うのでは、非効率的であり、前述したとおり、スループットの低下という不都合を招く。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画像読み取りが適切に実施されない問題を未然にかつ効率的に防止することにある。
主たる本発明は、ホームポジションで待機し、該ホームポジションから移動して原稿から画像を読み取るための画像読み取りセンサと、待機している該画像読み取りセンサが前記ホームポジションに位置すること、を確認するための確認用画像が形成されている確認用画像形成部と、画像読み取り指令を受けた際に、前記確認用画像形成部に形成されている前記確認用画像を前記画像読み取りセンサに読み取らせることによって、待機している前記画像読み取りセンサがホームポジションに位置することを確認する確認動作を行ってから、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第一動作と、前記確認動作を行うことなく、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第二動作と、を選択的に実行するコントローラであって、前記第一動作が実行されて前記確認動作が行われたときから所定時間経過するまでに前記画像読み取り指令を受けた際には、前記第二動作を実行し、該所定時間経過後に初めて前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行するコントローラと、を有することを特徴とする画像読み取り装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。
ホームポジションで待機し、該ホームポジションから移動して原稿から画像を読み取るための画像読み取りセンサと、待機している該画像読み取りセンサが前記ホームポジションに位置すること、を確認するための確認用画像が形成されている確認用画像形成部と、画像読み取り指令を受けた際に、前記確認用画像形成部に形成されている前記確認用画像を前記画像読み取りセンサに読み取らせることによって、待機している前記画像読み取りセンサがホームポジションに位置することを確認する確認動作を行ってから、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第一動作と、前記確認動作を行うことなく、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第二動作と、を選択的に実行するコントローラであって、前記第一動作が実行されて前記確認動作が行われたときから所定時間経過するまでに前記画像読み取り指令を受けた際には、前記第二動作を実行し、該所定時間経過後に初めて前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行するコントローラと、を有することを特徴とする画像読み取り装置。
かかる画像読み取り装置によれば、画像読み取りが適切に実施されない問題を未然にかつ効率的に防止することが可能となる
また、前記コントローラは、該画像読み取り装置の電源がオンされた後に前記画像読み取り指令を初めて受けた際には、前記第二動作を実行し、前記電源がオンされた後に前記画像読み取り指令を初めて受けたときから所定時間経過するまでに前記画像読み取り指令を受けた際には、前記第二動作を実行し、該所定時間経過後に初めて前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行することとしてもよい。
かかる場合には、画像読み取りが適切に実施されない問題をより一層未然にかつ効率的に防止することが可能となる。
次に、ホームポジションで待機し、該ホームポジションから移動して原稿から画像を読み取るための画像読み取りセンサと、待機している該画像読み取りセンサが前記ホームポジションに位置すること、を確認するための確認用画像が形成されている確認用画像形成部と、画像読み取り指令を受けた際に、前記確認用画像形成部に形成されている前記確認用画像を前記画像読み取りセンサに読み取らせることによって、待機している前記画像読み取りセンサがホームポジションに位置することを確認する確認動作を行ってから、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第一動作と、前記確認動作を行うことなく、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第二動作と、を選択的に実行するコントローラであって、前記第一動作を実行させる前記画像読み取り指令、を受けた後から数えて所定回数目の前記画像読み取り指令を受けるまでは、前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第二動作を実行し、前記所定回数目の前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行するコントローラと、を有することを特徴とする画像読み取り装置。
かかる画像読み取り装置によれば、画像読み取りが適切に実施されない問題を未然にかつ効率的に防止することが可能となる
また、前記コントローラは、該画像読み取り装置の電源がオンされた後に前記画像読み取り指令を初めて受けた際には、前記第二動作を実行し、前記電源がオンされた後に前記画像読み取り指令を初めて受けた後から数えて所定回数目の前記画像読み取り指令を受けるまでは、前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第二動作を実行し、前記所定回数目の前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行することとしてもよい。
かかる場合には、画像読み取りが適切に実施されない問題をより一層未然にかつ効率的に防止することが可能となる。
また、ホームポジションで待機し、該ホームポジションから移動して原稿から画像を読み取るための画像読み取りセンサに、待機している該画像読み取りセンサが前記ホームポジションに位置すること、を確認するための確認用画像を読み取らせることによって、待機している前記画像読み取りセンサがホームポジションに位置することを確認する確認動作を行ってから、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第一動作、が実行されて前記確認動作が行われたときから所定時間経過するまでに、画像読み取り指令を受けた際には、前記確認動作を行うことなく、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第二動作、を実行するステップと、前記所定時間経過後に初めて前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行するステップと、を有することを特徴とする画像読み取り方法も実現可能である。
かかる画像読み取り方法によれば、画像読み取りが適切に実施されない問題を未然にかつ効率的に防止することが可能となる。
また、ホームポジションで待機し、該ホームポジションから移動して原稿から画像を読み取るための画像読み取りセンサに、待機している該画像読み取りセンサが前記ホームポジションに位置すること、を確認するための確認用画像を読み取らせることによって、待機している前記画像読み取りセンサがホームポジションに位置することを確認する確認動作を行ってから、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第一動作、を実行させる画像読み取り指令、を受けた後から数えて所定回数目の前記画像読み取り指令を受けるまでは、前記画像読み取り指令を受けた際に、前記確認動作を行うことなく、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第二動作、を実行するステップと、前記所定回数目の前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行するステップと、を有することを特徴とする画像読み取り方法も実現可能である。
かかる画像読み取り方法によれば、画像読み取りが適切に実施されない問題を未然にかつ効率的に防止することが可能となる。
===本実施形態に係る画像読み取り装置について===
以下、画像読み取り装置の一例としての複合装置2について、図1を用いて概説する。図1は複合装置2のブロック図である。
複合装置2は、原稿から画像を読み取るためのスキャナ機能と、外部のコンピュータ3からの印刷データに基づいて画像を用紙に印刷するプリンタ機能と、原稿から読み取った画像を用紙に印刷するコピー機能と、を備えている。
複合装置2は、図1に示すように、コントローラ10と、スキャナユニット20と、プリンタユニット30と、を有している。コントローラ10は、複合装置2の内部に設けられた基盤に備えられている。また、スキャナユニット20の主な構成要素は複合装置2の上部に、プリンタユニット30の主な構成要素は下部に、それぞれ設けられている。
コントローラ10は、複合装置2の制御を行うためのものであり、インターフェース11(図1中、I/Fと標記)と、CPU12と、メモリ13と、ユニット制御回路14とを有する。CPU12は、メモリ13に格納されているプログラムに従ってユニット制御回路14により各ユニット(すなわち、スキャナユニット20及びプリンタユニット30)を制御する。
スキャナユニット20は、原稿台としての載置ガラス100(例えば、図4A参照)と画像読み取りセンサ140(例えば、図5参照)を有する。スキャナユニット20では、載置ガラス100上に原稿が載置されて、不図示のユーザインタフェース部(例えば、スキャンボタン)がユーザ等により操作されると、コントローラ10が、画像読み取り指令を受け取る。そして、画像読み取り指令を受けたコントローラ10により制御されて、画像読み取りセンサ140が、当該原稿全域の画像を読み取り、該画像のデータ(以下、単に画像データとも言う)を取得する。そして、取得された画像データはコントローラ10を介してコンピュータ3に送信される。このようにスキャナユニット20が原稿から画像を読み取って画像データを取得することにより、複合装置2のスキャナ機能が発揮される。なお、スキャナユニット20の構成の詳細については、後述する。
プリンタユニット30は、用紙を搬送する搬送動作と、該用紙の上方を移動するヘッド(不図示)に設けられたノズルからインクを吐出して該用紙にドットを形成するドット形成動作とを交互に繰り返して該用紙に画像を印刷する。そして、プリンタユニット30が搬送動作及びドット形成動作を繰り返すことにより、複合装置2のプリンタ機能が発揮される。また、スキャナユニット20が原稿の画像データを取得し、プリンタユニット30が当該画像データに基づいて用紙に画像を形成することにより、複合装置2のコピー機能が発揮される。
<<<スキャナユニット20の基本構成について>>>
次に、スキャナユニット20の基本構成について図2乃至図5を用いて説明する。図2は、スキャナユニット20の斜視図である。図3は、スキャナユニット20の上面図である。図4A及び図4Bは、上蓋110を開けた状態のスキャナユニット20を示す斜視図である。また、図4A及び図4Bには、矢印にて、主走査方向及び副走査方向が示されている。図5は、スキャナユニット20の内部構造を示す図であり、上蓋110及び上ケース120が取り外された状態のスキャナユニット20を上方から見た図である。また、図5には、矢印にて前記主走査方向及び前記副走査方向が示されている。なお、説明の都合上、画像読み取りセンサ140(キャリッジ150)が移動する移動方向を副走査方向、当該副走査方向と直交する方向であって画像読み取りセンサ140の長手方向に沿う方向を主走査方向、と呼ぶ。また、前記副走査方向において、駆動プーリ162が位置する側を上流側と、従動プーリ163が位置する側を下流側と呼ぶ。
スキャナユニット20は、図2や図3に示す外観を有し、複合装置2の上部に取り付けられている。スキャナユニット20は、図4A及び図4Bに示すように、開閉可能な上蓋110と、矩形状の載置ガラス100とを有する。また、上蓋110には、白色の原稿マット111が取り付けられている。載置ガラス100上に原稿が載置された状態で上蓋110が閉じられると、当該原稿は原稿マット111と載置ガラス100との間において水平にセットされる。
スキャナユニット20の内部には、図5に示すように、原稿から画像を読み取るための画像読み取りセンサ140と、該画像読み取りセンサ140を装着した状態で移動方向に移動するキャリッジ150と、該キャリッジ150を前記移動方向に移動させるための駆動機構160と、前記キャリッジ150を支持しつつ該キャリッジ150を前記移動方向に案内するためのガイドバー170と、が備えられている。これらの機器は、各々、互いに組み合わさった上ケース120及び下ケース130の内部に配置されている。
画像読み取りセンサ140は、密着光学系のコンタクトイメージセンサ(CIS)であり、載置ガラス100の下方に位置している長尺な部材である。この画像読み取りセンサ140は、ホームポジション(当該ホームポジションは、前記副走査方向において上流側に位置している)で待機しており、コントローラ10が前記画像読み取り指令を受けた際に、コントローラ10により制御されて、ホームポジションから下流側へ移動して(移動しながら)原稿から画像を読み取る(当該移動を、図5中、矢印X1で示す)。そして、画像読み取りが終了すると、当該下流側から上流側へ移動してホームポジションに戻り待機状態となる(当該移動を、図5中、矢印X2で示す)。なお、画像読み取りセンサ140による原稿の画像の読み取りは、画像読み取りセンサ140が載置ガラス100上の原稿に光を照射しその反射光を検出すること、により実現される。
キャリッジ150は、画像読み取りセンサ140を装着するための装着部である。そして、画像読み取りセンサ140の長手方向とキャリッジ150の長手方向とが略平行になるように、前記画像読み取りセンサ140がキャリッジ150に装着されている。さらに、前記キャリッジ150は、画像読み取りセンサ140が装着された状態で該画像読み取りセンサ140とともに移動する。
駆動機構160は、タイミングベルト161と、このタイミングベルト161が掛け渡された一対のプーリ(すなわち、駆動プーリ162及び従動プーリ163)と、駆動プーリ162を回転駆動するためのステッピングモータ(不図示)と、該ステッピングモータの駆動を駆動プーリ162に伝達するためのギア輪列164と、を備えている。タイミングベルト161の張架方向は後述のガイドバー170の軸方向(副走査方向)に沿っており、前記タイミングベルト161はキャリッジ150に固定されている。このため、ステッピングモータの駆動力がギア輪列164及び駆動プーリ162を介してタイミングベルト161に伝達されると、該タイミングベルト161は前記キャリッジ150を連れて前記張架方向に沿って回転する。つまり、前記キャリッジ150(及び、該キャリッジ150に装着された画像読み取りセンサ140)は、タイミングベルト161の回転に伴って前記副走査方向に移動する。
ガイドバー170は、下ケース130と一体成形された円柱形状の部材であり、キャリッジ150を支持するとともに、該キャリッジ150が移動する際のレールとして機能する。つまり、キャリッジ150は前記ガイドバー170の軸方向に沿って移動する。
また、図4Bに示すように、上ケース120の、副走査方向上流側において載置ガラス100と隣接する部分、の裏側には、待機している画像読み取りセンサ140がホームポジションに位置すること、を確認するための確認用画像の一例としての確認用パターン122aが設けられている。そして、コントローラ10が、確認用パターン122aを画像読み取りセンサ140に読み取らせることによって、待機している画像読み取りセンサ140がホームポジションに適正に位置することを確認する。なお、確認用パターン122aは、確認用画像形成部の一例としての確認用パターン形成プレート122に形成されており、確認用パターン122aと確認用パターン形成プレート122とが色分けされる(確認用パターン122aが黒色、確認用パターン形成プレート122が白色)ことにより、確認用パターンの画像読み取りセンサ140による視認性が高められている。また、待機している画像読み取りセンサ140がホームポジションに位置すること、が具体的にどのようにして確認されるか、また、どのタイミングで確認されるか等、については、後に詳述する。
===画像読み取りセンサ140の待機位置確認に係る制御について===
背景技術の項等で説明したように、コントローラが確認用画像形成部(確認用パターン形成プレート等)に形成されている確認用画像(確認用パターン等)を画像読み取りセンサに読み取らせることによって、待機している画像読み取りセンサがホームポジションに適正に位置することが確認される画像読み取り装置は知られていたが、当該画像読み取り装置においては、電源ON直後には、当該確認が行われるものの、それ以降(画像読み取りが終了して画像読み取りセンサが待機位置に戻ってきたとき等)は、当該確認が省略されていた。
しかしながら、画像読み取りセンサが原稿から画像を読み取る際に、画像読み取りセンサがモータの不具合等により正常に移動しなかったとき等には、画像読み取りが終了して画像読み取りセンサが待機位置に戻ってきたときにホームポジションに位置していない可能性がある。そして、上記のような画像読み取り装置においては、かかる際に、画像読み取りセンサが待機状態においてホームポジションに適正に位置することが確認されないため、以降の画像読み取りが適切に実施されない問題が生ずる恐れがあった。
そこで、本実施の形態に係る画像読み取り装置(複合装置2)においては、画像読み取りセンサ140が待機しているときに、コントローラ10が、画像読み取り指令を受けると、確認用パターン形成プレート122に形成されている確認用パターン122aを画像読み取りセンサ140に読み取らせることによって、待機している画像読み取りセンサ140がホームポジションに位置することを確認する確認動作(以下、画像読み取りセンサ140の待機位置確認動作とも呼ぶ)を行ってから、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる。
本項では、先ず、当該待機位置確認動作について説明する。
また、前述したとおり、画像読み取りが終了して画像読み取りセンサが待機位置に戻ってくる度に、当該確認を行うのでは、非効率的であり、スループットの低下という不都合を招く。
そこで、本実施の形態に係る画像読み取り装置(複合装置2)においては、画像読み取りセンサ140が待機しているときに、コントローラ10が、画像読み取り指令を受けると、常に、前記待機位置確認動作を行うのではなく、あるときには、当該待機位置確認動作を行うことなく画像読み取りセンサ140に画像を読み取らせる。
本項では、待機位置確認動作の説明に引き続いて、画像読み取りセンサ140が待機しているときに、コントローラ10が、画像読み取り指令を受けると、どのような場合に、当該待機位置確認動作を行ってから画像読み取りセンサ140に画像を読み取らせ、どのような場合に、当該待機位置確認動作を行うことなく画像読み取りセンサ140に画像を読み取らせるか(すなわち、待機位置確認動作の実行タイミング)、について説明する。
<<<本実施の形態に係る待機位置確認動作について>>>
先ず、本実施の形態に係る待機位置確認動作について、図6乃至図8を用いて説明する。
図6は、ホームポジション、確認用パターン122a等の副走査方向における位置関係を示した図である。図7は、正常ケースにおける待機位置確認動作について説明するための説明図である。図8は、異常ケースにおける待機位置確認動作について説明するための説明図である。
図6に表された横線は、副走査方向の座標(左側が副走査方向上流側、右側が副走査方向下流側)であり、当該座標上に複数の点(ポイント)が示されている。ここで、点Aは、前記ホームポジションの副走査方向における位置を表しており、また、点Bは、確認用パターン122aの副走査方向における位置(より厳密には、画像読み取りセンサ140が、例えば点Aのホームポジションから副走査方向下流側へ向かって移動する際に、初めて確認用パターン122aを読み取れるようになる位置)を表している。また、図6においては、当該点A、B間の距離を、ステッピングモータのステップ数(172step)で表している。つまり、点A、B間の距離は、ステッピングモータ等(ステッピングモータだけでなく、ステッピングモータのドライバや駆動機構160の各部材も含む)が正常な状態にあるときに、ステッピングモータが172step分回転したときに画像読み取りセンサ140が移動する移動距離である。
また、点Cは、画像読み取りセンサ140が原稿から画像を読み取る際の読み取り終了位置を表している。すなわち、ステッピングモータ等が正常な状態にあるときには、画像読み取りセンサ140は、点Aのホームポジションから下流側へ点Cまで移動して(移動しながら)原稿から画像を読み取る。そして、画像読み取りが終了すると、点Cから上流側へ移動して点Aのホームポジションに戻る。
また、点Dは、点Aのホームポジションよりも副走査方向上流側に設けられた側壁(図5等において不図示)の位置(より厳密には、画像読み取りセンサ140が、副走査方向下流側から副走査方向上流側へ向かって移動する際にホームポジションを越えて側壁に当たるときの画像読み取りセンサ140の位置)を表している。上述の通り、ステッピングモータ等が正常な状態にあるときには、画像読み取りセンサ140が原稿から画像を読み取る際に、画像読み取りセンサ140は、点A、C間を往復移動するのみであり、点Dには至らない(ホームポジションを越えて側壁に当たることはない)。しかしながら、画像読み取りセンサ140が原稿から画像を読み取る際に、ステッピングモータ等が異常な状態となった場合等には、画像読み取りセンサ140が、点Dに至る可能性がある。例えば、画像読み取りセンサ140が移動しながら原稿から画像を読み取る際に、ステッピングモータの脱調等に起因してステッピングモータが点Cの読み取り終了位置まで至らずに途中で止まる不具合が発生する場合がある。かかる状況で、コントローラ10が、画像読み取りセンサ140が点Cの読み取り終了位置まで至ったものとして(画像読み取りセンサ140が途中で止まったことを知らずに)、画像読み取りセンサを点Cの読み取り終了位置から点Aのホームポジションまで戻すのに必要なstep数をステッピングモータに与え、ステッピングモータが当該step分回転すると、画像読み取りセンサ140が、点Dに至る(ホームポジションを越えて側壁に当たる)恐れがある。したがって、ステッピングモータ等に不具合が生じた直後には、画像読み取りセンサ140が、点Aのホームポジションではなく、点Dで待機している可能性がある。なお、本実施の形態において、点A、D間の距離は、図6に示すように、36step分の距離となっている。
ここで、待機位置確認動作について、図7及び図8を用いて説明する。
上述したとおり、コントローラ10は、画像読み取りセンサ140が待機しているときに、画像読み取り指令を受けた際に、待機位置確認動作を行うため、待機位置確認動作の開始の際には、画像読み取りセンサ140は待機位置に位置している。
先ず、コントローラ10は、ステッピングモータを制御して、画像読み取りセンサ140を、待機位置から副走査方向下流側へ向かって153step分の距離だけ移動させる。ここで、ステッピングモータ等が正常であり、画像読み取りセンサ140が、待機位置確認動作の開始の際に、点Aのホームポジションに位置していた(待機位置がホームポジションであった)場合(以下、この場合を正常ケースとも呼ぶ)には、画像読み取りセンサ140は、図7中、点A(点P1)から点P2まで移動することとなる。
次に、コントローラ10は、画像読み取りセンサ140を、さらに副走査方向下流側へ向かって61step分の距離だけ移動させ、かかる移動の際に、画像読み取りセンサ140を制御して、画像読み取りセンサ140に確認用パターン122aを読み取らせる。そして、かかる移動の途中で画像読み取りセンサ140が確認用パターン122aを読み取り始めたら(初めて読み取ったら)、画像読み取りセンサ140が前記待機位置から確認用パターン122aを読み取り始める位置まで移動する間、ステッピングモータが何step分回転したかを前記メモリ13に記録する。
ここで、待機位置がホームポジションであった場合(正常ケースの場合)には、画像読み取りセンサ140は、図7中、点P2(確認用パターン読み取り動作開始位置)から点P3(確認用パターン読み取り動作終了位置)まで移動し、点Bに至ったところで確認用パターン122aを読み取り始めることとなる。そして、前述したとおり、点A(ホームポジション)、B間の距離は、172step分の距離であるから、メモリ13に記録されたstep数は、172stepとなるはずである(誤差を考慮しても、172step近傍の値となるはずである)。そこで、コントローラ10は、メモリ13に記録されたstep数と172との差の絶対値を算出し、算出された値が所定値(本実施の形態においては20)以内であるかを判定する。そして、算出された値が所定値以内であれば、待機位置がホームポジションであったと判定し、所定値を超えていれば、待機位置がホームポジションでなかったと判定する。
そして、待機位置がホームポジションであった場合(正常ケースの場合)には、かかるコントローラ10の判定により、待機している画像読み取りセンサ140がホームポジションに位置していたことが適切に確認されることとなる。
一方、ステッピングモータ等が異常な状態となり、画像読み取りセンサ140が、待機位置確認動作の開始の際に、点Aのホームポジションに位置していなかった場合、例えば、点Dに位置していた場合(以下、この場合を異常ケースとも呼ぶ)には、図8中、前記待機位置が点D(点Q1)、前記確認用パターン読み取り動作開始位置が点Q2、前記確認用パターン読み取り動作終了位置が点Q3となる。そして、正常ケースと同様、画像読み取りセンサ140は、点Bに至ったところで確認用パターン122aを読み取り始めるが、待機位置が点Dであり、かつ、点D、B間の距離は208step(=172+36)分の距離であるから、メモリ13に記録されたstep数は、208stepとなる(誤差を考慮しても、208step近傍の値となる)。そして、コントローラ10が、メモリ13に記録されたstep数(208)と172との差の絶対値を算出し、算出された値(36)が所定値(本実施の形態においては20)以内であるかを判定するが、この場合には、算出された値が所定値を超えるため、コントローラ10は、待機位置がホームポジションでなかったと判定することとなる。
なお、コントローラ10は、前記確認用パターン読み取り動作終了位置(正常ケースにおいて点P3、異常ケースにおいて点Q3)まで移動した画像読み取りセンサを、当該確認用パターン読み取り動作終了位置から待機位置(正常ケースにおいて点P1、異常ケースにおいて点Q1)まで214step(=153+61)分の距離だけ戻してから、待機位置確認動作を終了する。
<<<本実施の形態に係る待機位置確認動作の実行タイミングについて>>>
次に、待機位置確認動作の実行タイミング、すなわち、画像読み取りセンサ140が待機しているときに、コントローラ10が、画像読み取り指令を受けると、どのような場合に、前記待機位置確認動作を行ってから画像読み取りセンサ140に画像を読み取らせ、どのような場合に、当該待機位置確認動作を行うことなく画像読み取りセンサ140に画像を読み取らせるか、について、図9を用いて説明する。図9は、待機位置確認動作の実行タイミングを説明するためのフローチャートである。なお、フローチャートに示される動作は、主として、画像読み取り装置(複合装置2)内のコントローラ10により実現される。特に、本実施の形態においては、メモリ13に格納されたプログラムをCPU12が処理することにより実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
<画像読み取り装置の電源ON後の待機位置確認動作の実行タイミング>
本項では、画像読み取り装置(複合装置2)の電源ON後の待機位置確認動作の実行タイミングについて説明する。
画像読み取り装置の電源がONされると(ステップS2)、コントローラ10は、先ず、カウンタPの値を0に設定する(ステップS4)。そして、画像読み取りセンサ140は待機状態となる(ステップS6:No)。
そして、画像読み取りセンサ140が待機しているときに、コントローラ10が、画像読み取り指令を受けると(ステップS6:Yes)、カウンタPの値が0か否かを判定する(ステップS8)。ステップS4でカウンタPの値が0に設定されたため、ここでは、カウンタPの値が0であると判定され(ステップS8:Yes)、コントローラ10は、タイマーTをスタートさせた後(タイマーTの値を0に設定した後、ステップS10)、カウンタPの値をインクリメントして(ステップS12)、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる(ステップS14)。そして、画像の読み取りが終了したら、画像読み取りセンサ140は待機状態に戻る(ステップS6:No)。
このように、コントローラ10は、画像読み取り装置の電源がONされた後に画像読み取り指令を初めて受けた際には、画像読み取りセンサ140の待機位置確認動作を行うことなく、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる動作(コントローラ10が画像読み取り指令を受けた際に実行されるこのようなコントローラ10の動作を、以下、第二動作とも呼ぶ)を実行する。
すなわち、詳細な説明は省略するが、画像読み取り装置の電源ON直後には、ホームポジションのシークが行われ、コントローラ10により画像読み取りセンサ140の位置がホームポジションに設定される。そのため、画像読み取り装置の電源がONされた後に画像読み取り指令を初めて受けた際に、待機位置がホームポジションに位置していない可能性は低い。したがって、かかる際に、コントローラ10は、画像読み取りセンサ140の待機位置確認動作を行うことなく、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる。
フローチャートに戻って説明を続ける。画像読み取りセンサ140が待機しているときに、コントローラ10が、画像読み取り指令を受けると(ステップS6:Yes)、カウンタPの値が0か否かを判定する(ステップS8)。ステップS12でカウンタPの値がインクリメントされ、カウンタPの値が1となっているため、今度は、カウンタPの値が0でないと判定される(ステップS8:No)。そして、コントローラ10は、タイマーTの値が所定時間(本実施の形態においては3分)以上かどうか、すなわち、電源がONされた後に画像読み取り指令を始めて受けたときから3分が経過したかどうかを判定する(ステップS16)。
ここで、タイマーTの値が3分未満と判定された場合には(ステップS16:No)、コントローラ10は、カウンタPの値をインクリメントして(ステップS12)、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる(ステップS14)。そして、画像の読み取りが終了したら、画像読み取りセンサ140は待機状態に戻る(ステップS6:No)。
一方、タイマーTの値が3分以上と判定された場合には(ステップS16:Yes)、コントローラ10は、カウンタPの値をリセットした後(カウンタPの値を0に設定した後、ステップS18)、前記待機位置確認動作を行う(ステップS20)。そして、待機している画像読み取りセンサ140がホームポジションに位置する(待機位置がホームポジションである)と確認された場合には(ステップS22:Yes)、前述のステップS8へ移行し、待機している画像読み取りセンサ140がホームポジションに位置しない(待機位置がホームポジションでない)と判定された場合には、ステッピングモータ等が異常な状態となったと判断し、エラー処理を実行する(ステップS24)。
待機位置がホームポジションであると確認された場合には(ステップS22:Yes)、コントローラ10は、カウンタPの値が0か否かを判定する(ステップS8)が、ステップS18でカウンタPの値がリセットされたため、ここでは、カウンタPの値が0であると判定される(ステップS8:Yes)。コントローラ10は、タイマーTをスタートさせた後(タイマーTの値を0に設定した後、ステップS10)、カウンタPの値をインクリメントして(ステップS12)、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる(ステップS14)。そして、画像の読み取りが終了したら、画像読み取りセンサ140は待機状態に戻る(ステップS6:No)。
このように、コントローラ10は、画像読み取り装置の電源がONされた後に画像読み取り指令を初めて受けたときから所定時間経過するまでに画像読み取り指令を受けた際には、前記第二動作を実行する。そして、該所定時間経過後に初めて画像読み取り指令を受けた際に、画像読み取りセンサ140の待機位置確認動作を行ってから、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる動作(コントローラ10が画像読み取り指令を受けた際に実行されるこのようなコントローラ10の動作を、以下、第一動作とも呼ぶ)を実行する。
<第一動作が実行された後の待機位置確認動作の実行タイミング>
上述したとおり、ステップS16で、タイマーTの値が3分以上と判定された場合には(ステップS16:Yes)、コントローラ10は、カウンタPの値をリセットした後(ステップS18)、待機位置確認動作を行い(ステップS20)、タイマーTをスタートさせた後(ステップS10)、カウンタPの値をインクリメントして(ステップS12)、該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる(ステップS14)。そして、画像の読み取り(第一動作の実行)が終了したら、画像読み取りセンサ140は待機状態に戻る(ステップS6:No)。
本項では、引き続いて、第一動作が実行された後の待機位置確認動作の実行タイミングについて説明する。
画像読み取りセンサ140が待機しているときに、コントローラ10が、画像読み取り指令を受けると(ステップS6:Yes)、カウンタPの値が0か否かを判定する(ステップS8)。ステップS12でカウンタPの値がインクリメントされ、カウンタPの値が1となっているため、カウンタPの値が0でないと判定される(ステップS8:No)。そして、コントローラ10は、タイマーTの値が所定時間(本実施の形態においては3分)以上かどうか、すなわち、前記第一動作が実行されて待機位置確認動作が行われたときから3分が経過したかどうかを判定する(ステップS16)。
ここで、タイマーTの値が3分未満と判定された場合には(ステップS16:No)、コントローラ10は、カウンタPの値をインクリメントして(ステップS12)、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる(ステップS14)。そして、画像の読み取りが終了したら、画像読み取りセンサ140は待機状態に戻る(ステップS6:No)。
一方、タイマーTの値が3分以上と判定された場合には(ステップS16:Yes)、コントローラ10は、カウンタPの値をリセットした後(カウンタPの値を0に設定した後、ステップS18)、前記待機位置確認動作を行う(ステップS20)。そして、待機している画像読み取りセンサ140がホームポジションに位置する(待機位置がホームポジションである)と確認された場合には(ステップS22:Yes)、前述のステップS8へ移行し、待機している画像読み取りセンサ140がホームポジションに位置しない(待機位置がホームポジションでない)と判定された場合には、ステッピングモータ等が異常な状態となったと判断し、エラー処理を実行する(ステップS24)。
待機位置がホームポジションであると確認された場合には(ステップS22:Yes)、コントローラ10は、カウンタPの値が0か否かを判定する(ステップS8)が、ステップS18でカウンタPの値がリセットされたため、ここでは、カウンタPの値が0であると判定される(ステップS8:Yes)。コントローラ10は、タイマーTをスタートさせた後(タイマーTの値を0に設定した後、ステップS10)、カウンタPの値をインクリメントして(ステップS12)、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる(ステップS14)。そして、画像の読み取りが終了したら、画像読み取りセンサ140は待機状態に戻る(ステップS6:No)。
このように、コントローラ10は、前記第一動作が実行されて待機位置確認動作が行われたときから所定時間経過するまでに画像読み取り指令を受けた際には、前記第二動作を実行する。そして、該所定時間経過後に初めて画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行する。
===本実施の形態に係る画像読み取り装置の有効性について===
本実施形態に係る画像読み取り装置である複合装置2は、ホームポジションで待機し、該ホームポジションから移動して原稿から画像を読み取るための画像読み取りセンサ140と、待機している画像読み取りセンサ140がホームポジションに位置すること、を確認するための確認用パターン122aが形成されている確認用パターン形成プレート122と、画像読み取り指令を受けた際に、確認用パターン形成プレート122に形成されている確認用パターン122aを画像読み取りセンサ140に読み取らせることによって、待機している画像読み取りセンサ140がホームポジションに位置することを確認する待機位置確認動作を行ってから、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる第一動作と、前記待機位置確認動作を行うことなく、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる第二動作と、を選択的に実行するコントローラ10であって、前記第一動作が実行されて前記待機位置確認動作が行われたときから所定時間経過するまでに画像読み取り指令を受けた際には、前記第二動作を実行し、該所定時間経過後に初めて画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行するコントローラ10と、を有している。このことにより、画像読み取りが適切に実施されない問題を未然にかつ効率的に防止することが可能となる。
すなわち、背景技術の項等で説明した通り、コントローラ10が確認用画像形成部(確認用パターン形成プレート122等)に形成されている確認用画像(確認用パターン122a等)を画像読み取りセンサ140に読み取らせることによって、待機している画像読み取りセンサ140がホームポジションに適正に位置することが確認される画像読み取り装置は知られていたが、当該画像読み取り装置においては、電源ON直後には、当該確認が行われるものの、それ以降(画像読み取りが終了して画像読み取りセンサ140が待機位置に戻ってきたとき等)は、当該確認が省略されていた。
しかしながら、画像読み取りセンサ140が原稿から画像を読み取る際に、画像読み取りセンサ140がモータの不具合等により正常に移動しなかったとき等(例えば、前述したように、ステッピングモータの脱調等に起因してステッピングモータが点Cの読み取り終了位置まで至らずに途中で止まる不具合が発生した場合)には、画像読み取りが終了して画像読み取りセンサ140が待機位置に戻ってきたときにホームポジションに位置していない可能性がある(例えば、前述したように、画像読み取りセンサ140が、側壁に当たり、点Dに位置する可能性がある)。そして、上記のような画像読み取り装置においては、かかる際に、画像読み取りセンサ140が待機状態においてホームポジションに適正に位置することが確認されないため、以降の画像読み取りが適切に実施されない問題が生ずる恐れがある。かといって、画像読み取りが終了して画像読み取りセンサ140が待機位置に戻ってくる度に、当該確認を行うのでは、非効率的であり、前述したとおり、スループットの低下という不都合を招く(また、その度に、前述したstep数を記録するためのメモリ13の領域確保を行わなければならないという不都合も生じる)。
そこで、本実施の形態に係る画像読み取り装置(複合装置2)に設けられたコントローラ10は、第一動作(すなわち、待機位置確認動作を行ってから、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる動作)が実行されて前記待機位置確認動作が行われたときから所定時間経過するまでに画像読み取り指令を受けた際には、第二動作(前記待機位置確認動作を行うことなく、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる動作)を実行し、該所定時間経過後に初めて画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行する。そのため、画像読み取りが適切に実施されない前述した問題を、未然に、かつ、効率的に(スループットの低下や頻繁なメモリの領域確保等の不都合を生じさせることなく)、防止することが可能となる。
また、本実施の形態において、コントローラ10は、電源がONされた後に画像読み取り指令を初めて受けたときから所定時間経過するまでに画像読み取り指令を受けた際には、前記第二動作を実行し、該所定時間経過後に初めて画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行するから、画像読み取りが適切に実施されない前述した問題を、より一層、未然に、かつ、効率的に(スループットの低下や頻繁なメモリの領域確保等の不都合を生じさせることなく)、防止することが可能となる。
===待機位置確認動作の実行タイミングの変形例について===
上記においては、図9のフローチャートを用いて、本実施の形態(以下、第一実施形態とも呼ぶ)に係る待機位置確認動作の実行タイミングについて説明したが、他の例も考えられる。ここでは、図10を用いて、待機位置確認動作の実行タイミングの変形例(以下、第二実施形態とも呼ぶ)について説明する。図10は、変形例に係る待機位置確認動作の実行タイミングを説明するためのフローチャートである。以下、図10のフローチャートを、図9のフローチャートと比較しつつ、当該変形例について説明する。
図9と図10の主たる相違点は、ステップS16の判断基準である。すなわち、図9(第一実施形態)においては、時間がどのくらい経過したかにより、第一動作及び第二動作のうちのいずれを実行するかが決定されていたのに対し、図10(第二実施形態)においては、読み取り指令を受けた回数により、第一動作及び第二動作のうちのいずれを実行するかが決定されている。
つまり、第二実施形態と第一実施形態とを比較した場合に、画像読み取り装置である複合装置2が、ホームポジションで待機し、該ホームポジションから移動して原稿から画像を読み取るための画像読み取りセンサ140と、待機している画像読み取りセンサ140がホームポジションに位置すること、を確認するための確認用パターン122aが形成されている確認用パターン形成プレート122と、画像読み取り指令を受けた際に、確認用パターン形成プレート122に形成されている確認用パターン122aを画像読み取りセンサ140に読み取らせることによって、待機している画像読み取りセンサ140がホームポジションに位置することを確認する待機位置確認動作を行ってから、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる第一動作と、前記待機位置確認動作を行うことなく、待機している画像読み取りセンサ140を移動させて該画像読み取りセンサ140に原稿から画像を読み取らせる第二動作と、を選択的に実行するコントローラ10と、を有することについては、共通している。
しかしながら、第一実施形態においては、コントローラ10が、第一動作が実行されて前記待機位置確認動作が行われたときから所定時間経過するまでに画像読み取り指令を受けた際には、第二動作を実行し、該所定時間経過後に初めて画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行するのに対し、第二実施形態においては、コントローラ10が、第一動作を実行させる画像読み取り指令、を受けた後から数えて所定回数(第二実施形態においては、3回(図10のステップS16参照))目の画像読み取り指令を受けるまでは、画像読み取り指令を受けた際に(第二実施形態においては、1回目と2回目の画像読み取り指令を受けた際に)、第二動作を実行し、当該所定回数目の画像読み取り指令を受けた際に(第二実施形態においては、3回目の画像読み取り指令を受けた際に)、第一動作を実行する。
そして、第二実施形態に係る画像読み取り装置においても、前述した効果、すなわち、画像読み取りが適切に実施されない問題を、未然にかつ効率的に防止することが可能となる効果、が奏されることとなる。
また、第一実施形態においては、コントローラ10が、電源がONされた後に画像読み取り指令を初めて受けたときから所定時間経過するまでに画像読み取り指令を受けた際には、第二動作を実行し、該所定時間経過後に初めて画像読み取り指令を受けた際に、第一動作を実行するのに対し、第二実施形態においては、コントローラ10が、電源がONされた後に画像読み取り指令を初めて受けた後から数えて所定回数(第二実施形態においては、3回(図10のステップS16参照))目の画像読み取り指令を受けるまでは、画像読み取り指令を受けた際に(第二実施形態においては、1回目と2回目の画像読み取り指令を受けた際に)、第二動作を実行し、当該所定回数目の画像読み取り指令を受けた際に(第二実施形態においては、3回目の画像読み取り指令を受けた際に)、第一動作を実行する。
そして、第二実施形態に係る画像読み取り装置においても、前述した効果、すなわち、画像読み取りが適切に実施されない問題を、より一層、未然にかつ効率的に防止することが可能となる効果、が奏されることとなる。
===その他の実施形態===
以上、上記の実施形態に基づき、主として、画像読み取り装置について説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
また、上記の実施形態では、画像読み取り装置の一例として複合装置2を例に挙げて説明した。つまり、上記の実施形態では、印刷装置としてのプリンタユニット30と一体化された画像読み取り装置について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、画像読み取り装置は、印刷装置と一体化されていないスキャナであってもよい。
複合装置2のブロック図である。 スキャナユニット20の斜視図である。 スキャナユニット20の上面図である。 上蓋110を開けた状態のスキャナユニット20を示す斜視図である(その1)。 上蓋110を開けた状態のスキャナユニット20を示す斜視図である(その2)。 スキャナユニット20の内部構造を示す図である。 ホームポジション、確認用パターン122a等の副走査方向における位置関係を示した図である。 正常ケースにおける待機位置確認動作について説明するための説明図である。 異常ケースにおける待機位置確認動作について説明するための説明図である。 待機位置確認動作の実行タイミングを説明するためのフローチャートである。 変形例に係る待機位置確認動作の実行タイミングを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
2 複合装置、3 コンピュータ、10 コントローラ、11 インターフェース、
12 CPU、13 メモリ、14 ユニット制御回路、20 スキャナユニット、
30 プリンタユニット、100 載置ガラス、110 上蓋、
111 原稿マット、120 上ケース、122 確認用パターン形成プレート、
122a 確認用パターン、130 下ケース、140 画像読み取りセンサ、
150 キャリッジ、160 駆動機構、161 タイミングベルト、
162 駆動プーリ、163 従動プーリ、164 ギア輪列、170 ガイドバー

Claims (6)

  1. ホームポジションで待機し、該ホームポジションから移動して原稿から画像を読み取るための画像読み取りセンサと、
    待機している該画像読み取りセンサが前記ホームポジションに位置すること、を確認するための確認用画像が形成されている確認用画像形成部と、
    画像読み取り指令を受けた際に、
    前記確認用画像形成部に形成されている前記確認用画像を前記画像読み取りセンサに読み取らせることによって、待機している前記画像読み取りセンサがホームポジションに位置することを確認する確認動作を行ってから、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第一動作と、
    前記確認動作を行うことなく、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第二動作と、
    を選択的に実行するコントローラであって、
    前記第一動作が実行されて前記確認動作が行われたときから所定時間経過するまでに前記画像読み取り指令を受けた際には、前記第二動作を実行し、該所定時間経過後に初めて前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行するコントローラと、
    を有することを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 請求項1に記載の画像読み取り装置において、
    前記コントローラは、
    該画像読み取り装置の電源がオンされた後に前記画像読み取り指令を初めて受けた際には、前記第二動作を実行し、
    前記電源がオンされた後に前記画像読み取り指令を初めて受けたときから所定時間経過するまでに前記画像読み取り指令を受けた際には、前記第二動作を実行し、該所定時間経過後に初めて前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行することを特徴とする画像読み取り装置。
  3. ホームポジションで待機し、該ホームポジションから移動して原稿から画像を読み取るための画像読み取りセンサと、
    待機している該画像読み取りセンサが前記ホームポジションに位置すること、を確認するための確認用画像が形成されている確認用画像形成部と、
    画像読み取り指令を受けた際に、
    前記確認用画像形成部に形成されている前記確認用画像を前記画像読み取りセンサに読み取らせることによって、待機している前記画像読み取りセンサがホームポジションに位置することを確認する確認動作を行ってから、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第一動作と、
    前記確認動作を行うことなく、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第二動作と、
    を選択的に実行するコントローラであって、
    前記第一動作を実行させる前記画像読み取り指令、を受けた後から数えて所定回数目の前記画像読み取り指令を受けるまでは、前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第二動作を実行し、前記所定回数目の前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行するコントローラと、
    を有することを特徴とする画像読み取り装置。
  4. 請求項3に記載の画像読み取り装置において、
    前記コントローラは、
    該画像読み取り装置の電源がオンされた後に前記画像読み取り指令を初めて受けた際には、前記第二動作を実行し、
    前記電源がオンされた後に前記画像読み取り指令を初めて受けた後から数えて所定回数目の前記画像読み取り指令を受けるまでは、前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第二動作を実行し、前記所定回数目の前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行することを特徴とする画像読み取り装置。
  5. ホームポジションで待機し、該ホームポジションから移動して原稿から画像を読み取るための画像読み取りセンサに、待機している該画像読み取りセンサが前記ホームポジションに位置すること、を確認するための確認用画像を読み取らせることによって、待機している前記画像読み取りセンサがホームポジションに位置することを確認する確認動作を行ってから、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第一動作、
    が実行されて前記確認動作が行われたときから所定時間経過するまでに、画像読み取り指令を受けた際には、
    前記確認動作を行うことなく、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第二動作、
    を実行するステップと、
    前記所定時間経過後に初めて前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行するステップと、
    を有することを特徴とする画像読み取り方法。
  6. ホームポジションで待機し、該ホームポジションから移動して原稿から画像を読み取るための画像読み取りセンサに、待機している該画像読み取りセンサが前記ホームポジションに位置すること、を確認するための確認用画像を読み取らせることによって、待機している前記画像読み取りセンサがホームポジションに位置することを確認する確認動作を行ってから、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第一動作、
    を実行させる画像読み取り指令、を受けた後から数えて所定回数目の前記画像読み取り指令を受けるまでは、前記画像読み取り指令を受けた際に、
    前記確認動作を行うことなく、待機している前記画像読み取りセンサを移動させて該画像読み取りセンサに原稿から画像を読み取らせる第二動作、
    を実行するステップと、
    前記所定回数目の前記画像読み取り指令を受けた際に、前記第一動作を実行するステップと、
    を有することを特徴とする画像読み取り方法。
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