JP4819918B2 - 無線ネットワークアーキテクチャ、無線ネットワーク基地局およびその通信方法 - Google Patents

無線ネットワークアーキテクチャ、無線ネットワーク基地局およびその通信方法 Download PDF

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本発明は無線ネットワークアーキテクチャ、無線ネットワーク基地局およびその通信方法に関するものである。さらに詳しく言うと、本発明の無線ネットワークアーキテクチャ、無線ネットワーク基地局およびその通信方法は、電子装置とインターネットとの間の接続ルートにより、多種の情報サービスを提供するものである。
科学技術の進歩に伴って、人々の通信に対する要求も日々高まってきており、通信の質に対する要求以外に、通信の利便性も重視されるようになってきた。無線通信は物理的な通信ネットワーク配線を必要とせず、機動性が高い等の利点を有しているため、近年、携帯電話、ノート型パソコンなどの無線通信機能を備えたモバイル製品も注目を集めるようになってきており、消費型の電子製品市場の主流となっている。
図1を参照されたい。これは従来の無線ネットワークアーキテクチャ1であり、サーバ11、インターネット13、無線ネットワーク基地局15および電子装置17を含んでいる。無線ネットワーク基地局15はインターネット13に接続し、かつ電子装置17に接続サービスを提供し、電子装置17を無線ネットワーク基地局15を介してインターネット13に接続することができる。このとき、サーバ11はインターネット13を介して電子装置17に情報サービスを提供することができる。
無線ネットワーク基地局15および電子装置17の信号伝送範囲には限りがあるため、電子装置17が活動できる範囲は限られる。同時に、別の無線ネットワーク基地局を介して無線ネットワークアーキテクチャ1を拡大しようとすると、繁雑な手動設定が必要になるため、使用において不便な点が増加する。また、無線ネットワークアーキテクチャ1において、サーバ11および無線ネットワーク基地局15はいずれも直接接続している設備を認識するのみであり、間接的に接続しているその他の設備を認識する方法がないため、従来の無線ネットワークアーキテクチャ1が提供できる情報サービスは比較的限られたものになっている。
上記を総合すると、如何にして無線ネットワーク基地局を増やして無線ネットワークアーキテクチャを広げ、無線ネットワークアーキテクチャ全体の信号伝送範囲を拡大して、電子装置がネットワークに入るのをより便利にするか、および如何にして無線ネットワークアーキテクチャ内の接続関係に基づいてさらに多様化したサービスを提供するかが、該分野の当業者にとって早急に解決すべき問題となっている。
本発明の目的は無線ネットワークアーキテクチャを提供することにある。該無線ネットワークアーキテクチャは第1無線ネットワーク基地局(Wireless LAN Access Point)、第2無線ネットワーク基地局およびサーバを含んでいる。該第1無線ネットワーク基地局はインターネットに接続しており、かつ第1物理識別コードおよび第1ネットワーク識別コードを有している。該第2無線ネットワーク基地局は第2物理識別コードおよび該第1ネットワーク識別コードと同じ第2ネットワーク識別コードを有している。該第2無線ネットワーク基地局は該第2ネットワーク識別コードにより、該第1無線ネットワーク基地局を自動サーチする。該第2無線ネットワーク基地局が該第1無線ネットワーク基地局をサーチした後、該第1無線ネットワーク基地局は該第2物理識別コードを記憶し、該第2無線ネットワーク基地局は該第1物理識別コードを記憶し、また該第2無線ネットワーク基地局は該第1無線ネットワーク基地局に接続する。これにより、電子装置は該第2無線ネットワーク基地局および該第1無線ネットワーク基地局を介して該インターネットに接続する。該第1無線ネットワーク基地局は、該電子装置が該インターネットに接続したとき、該電子装置の物理識別コードを記憶する。該サーバは該インターネットに接続することによって、該インターネットと該電子装置との間の接続ルートを記憶し、情報サービスを生成し、該接続ルートを介して該情報サービスを該電子装置に伝送する。
本発明のもう1つの目的は、無線ネットワークアーキテクチャに用いる通信方法を提供することにある。該無線ネットワークアーキテクチャは第1無線ネットワーク基地局、第2無線ネットワーク基地局およびサーバを含む。該第1無線ネットワーク基地局および該サーバはそれぞれインターネットに接続している。該第1無線ネットワーク基地局は第1物理識別コードおよび第1ネットワーク識別コードを有し、該第2無線ネットワーク基地局は第2物理識別コードおよび第2ネットワーク識別コードを有している。該第1ネットワーク識別コードと該第2ネットワーク識別コードは同じである。該方法は、(a)該第2無線ネットワーク基地局に該第2ネットワーク識別コードにより該第1無線ネットワーク基地局を自動サーチさせるステップと、(b)該ステップ(a)の後、該第2無線ネットワーク基地局に該第1物理識別コードを記憶させるステップと、(c)該ステップ(a)の後、該第1無線ネットワーク基地局に該第2物理識別コードを記憶させるステップと、(d)該ステップ(a)の後、該第2無線ネットワーク基地局と該第1無線ネットワーク基地局の間に接続を確立し、電子装置を該第2無線ネットワーク基地局および該第1無線ネットワーク基地局を介して該インターネットに接続するステップと、(e)該電子装置が該インターネットに接続したとき、該第1無線ネットワーク基地局および該第2無線ネットワーク基地局に該電子装置の物理識別コードを記憶させるステップと、(f)該サーバに該インターネットと該電子装置との間の接続ルートを記憶させるステップと、(g)該サーバに情報サービスを生成させるステップと、(h)該サーバに該接続ルートを介して該情報サービスを該電子装置に伝送させるステップとを含む。
本発明のさらなる目的は、無線ネットワークアーキテクチャに適用される無線ネットワーク基地局を提供することにある。該無線ネットワークアーキテクチャは該無線ネットワーク基地局および別の無線ネットワーク基地局を含み、該無線ネットワーク基地局と該別の無線ネットワーク基地局は同じネットワーク識別コードを有している。該無線ネットワーク基地局は通信モジュール、処理モジュールおよびメモリモジュールを含む。該通信モジュールはインターネットに接続しており、該別の無線ネットワーク基地局の接続要求を受け取るのに用いられ、該接続要求は該ネットワーク識別コードを含んでいる。該処理モジュールは該接続要求を受け取り、電子装置を該別の無線ネットワーク基地局および該通信モジュールを介して該インターネットに接続するのに用いられる。該メモリモジュールは該処理モジュールが該接続要求を受け取った後、すぐに該別の無線ネットワーク基地局の物理識別コードを記憶し、該電子装置がインターネットに接続したとき、該電子装置の物理識別コードを記憶するのに用いられる。また、該別の無線ネットワーク基地局は、該処理モジュールが該接続要求を受け取った後、該無線ネットワーク基地局の物理識別コードを記憶し、該電子装置が該インターネットに接続したとき、該電子装置の該物理識別コードを記憶する。
本発明のさらなる目的は、無線ネットワーク基地局に用いる通信方法を提供することにある。無線ネットワークアーキテクチャは該無線ネットワーク基地局および別の無線ネットワーク基地局を含み、該無線ネットワーク基地局と該別の無線ネットワーク基地局は同じネットワーク識別コードを有している。該無線ネットワーク基地局はインターネットに接続している。該通信方法は、(a)該別の無線ネットワーク基地局から該ネットワーク識別コードを含む接続要求を受け取るステップと、(b)該別の無線ネットワーク基地局の接続要求を受け取り、電子装置を該別の無線ネットワーク基地局および該無線ネットワーク基地局を介して該インターネットに接続するステップと、(c)該接続要求を受け取った後、すぐに該別の無線ネットワーク基地局の物理識別コードを記憶するステップと、(d)該電子装置がインターネットに接続したとき、該電子装置の物理識別コードを記憶するステップとを含む。ここで、該別の無線ネットワーク基地局は、該無線ネットワーク基地局が該接続要求を受け取った後、該無線ネットワーク基地局の物理識別コードを記憶し、該電子装置が該インターネットに接続したとき、該電子装置の該物理識別コードを記憶する。
本発明の無線ネットワークアーキテクチャにおいて、全ての無線ネットワーク基地局は同じネットワーク識別コードを有している必要があり、インターネットに接続していない無線ネットワーク基地局は該ネットワーク識別コードによって、インターネットに接続している無線ネットワーク基地局を自動サーチして、これと接続を確立することができる。各該無線ネットワーク基地局は各々の物理識別コードを有しており、各無線ネットワーク基地局は自身に接続する無線ネットワーク基地局の物理識別コードを記憶することができる。全ての無線ネットワーク基地局はいずれも電子装置にインターネットとの接続を提供することができる。電子装置が無線ネットワークアーキテクチャ中の少なくとも1つの無線ネットワーク基地局を介してインターネットに接続したとき、接続ルート上において直接インターネットに接続する無線ネットワーク基地局は電子装置の物理識別コードを記憶することができる。また、サーバも電子装置の接続ルートを記憶し、電子装置とインターネットとの間の接続ルートによって情報サービスを提供し、さらにこの情報サービスの利益を生み出すことができる。
本発明の前記目的、技術特徴、および利点をさらに明確にするために、以下に比較的良い実施例を示し、添付する図面と併せて詳細に説明する。
従来技術の無線ネットワークアーキテクチャを示した略図である。 第1実施例の無線ネットワークアーキテクチャを示した略図である。 第1実施例の第1無線ネットワーク基地局を示した略図である。 第2実施例の通信方法を示した流れ図である。 第3実施例の無線ネットワークアーキテクチャを示した略図である。 第4実施例の通信方法を示した流れ図である。
本発明は無線ネットワークアーキテクチャ、この無線ネットワークアーキテクチャに用いる無線ネットワーク基地局および通信方法を提供するものであり、本発明では電子装置を少なくとも1つの無線ネットワーク基地局を介してインターネットに接続する。従来技術に比べ、本発明が提供する無線ネットワークアーキテクチャでは、直接インターネットに接続する無線ネットワーク基地局がそのダウンリンクに含まれる無線ネットワーク基地局および電子装置を十分認識している。また、無線ネットワークアーキテクチャ中のサーバが電子装置とインターネットとの間の接続ルートを利用して、情報サービスを電子装置に伝送し、この接続ルートにより利益を生む。本発明の無線ネットワークアーキテクチャによって、インターネットの情報サービスがもたらす利益は合理的に分配することができる。
以下の実施例は例を挙げて本発明の内容を説明するものであって、本発明を制限するものではない。また、以下の実施例および図面では、本発明に関係のない部材は省略して図示しておらず、かつ図面中の各部材間のサイズ関係はわかりやすくするためだけのものであって、実際の比率を限定するものではない。
図2Aを参照されたい。図2Aは本発明の第1実施例の無線ネットワークアーキテクチャ2の略図である。無線ネットワークアーキテクチャ2は、サーバ21、インターネット13、第1無線ネットワーク基地局23、第2無線ネットワーク基地局25および第1電子装置27を含んでいる。第1電子装置27は、無線ネットワークプロトコル機能を有するパソコン、ノート型パソコン、携帯電話またはその他の電子製品である。第1無線ネットワーク基地局23は第1ネットワーク識別コードおよび第1物理識別コードを有し、第2無線ネットワーク基地局25は第2ネットワーク識別コードおよび第2物理識別コードを有し、第1電子装置27は物理識別コードを有する。第1ネットワーク識別コードと第2ネットワーク識別コードにより、その他の装置は第1無線ネットワーク基地局23および第2無線ネットワーク基地局25がそれぞれ従属する無線ネットワークを認識することができる。例を挙げると、第1ネットワーク識別コードは第1無線ネットワーク基地局23のESSID(Extended Service Set Identification)でよく、第2ネットワーク識別コードは第2無線ネットワーク基地局25のESSIDでよい。
無線ネットワークアーキテクチャ2において、第1ネットワーク識別コードと第2ネットワーク識別コードは同じであり、言い換えると、第1無線ネットワーク基地局23と第2無線ネットワーク基地局25は同じ通信プロトコル(protocol)を使用しているため、二者間には互いに接続する能力が備わっている。第1物理識別コード、第2物理識別コードおよび電子装置27の物理識別コードは、それぞれ第1無線ネットワーク基地局23、第2無線ネットワーク基地局25および電子装置27のインターネット13における識別コードである。例を挙げると、第1物理識別コードは第1無線ネットワーク基地局23のMACアドレス(MAC address)でよく、第2物理識別コードは第2無線ネットワーク基地局25のMACアドレスでよく、電子装置27の物理識別コードは電子装置27のMACアドレスでよい。
無線ネットワークアーキテクチャ2において、第1無線ネットワーク基地局23はインターネット13に接続している。第2無線ネットワーク基地局25は第2ネットワーク識別コードにより自動サーチを行う。第1無線ネットワーク基地局23が第2無線ネットワーク基地局25の信号範囲内に位置し、かつ第1ネットワーク識別コードと第2ネットワーク識別コードが同じであるので、第2無線ネットワーク基地局25は第1無線ネットワーク基地局23をサーチすることができる。第2無線ネットワーク基地局25が第1無線ネットワーク基地局23を自動サーチした後、第2無線ネットワーク基地局25は第1物理識別コードを記憶し、第1無線ネットワーク基地局23は第2物理識別コードを記憶し、第2無線ネットワーク基地局25は第1無線ネットワーク基地局23に接続する。このとき、第2無線ネットワーク基地局25が既に第1無線ネットワーク基地局23に接続しているので、第2無線ネットワーク基地局25が第1無線ネットワーク基地局23を介してインターネット13に接続できることがわかる。
第1電子装置27が第2無線ネットワーク基地局25の信号範囲内に位置している場合、第1電子装置27は、第2無線ネットワーク基地局25をサーチした後、すぐに第2無線ネットワーク基地局25および第1無線ネットワーク基地局23を介してインターネット13に接続することができる。第1電子装置27がインターネット13に接続したとき、第1無線ネットワーク基地局23は第1電子装置27の物理識別コードを記憶することができる。
無線ネットワークアーキテクチャ2において、サーバ21はインターネット13に接続している。サーバ21は第1電子装置27とインターネット13との間の第1接続ルートを記憶する。例を挙げると、サーバ21はダウンリンク(ルート204、206、208を含む)または/およびアップリンク(ルート210、212、214を含む)を含む第1接続ルートを記憶することができる。その他の実施形態において、サーバ21はその他の方法でも第1接続ルートを記憶でき、例えば第1無線ネットワーク基地局23および第2無線ネットワーク基地局25を含む第1接続ルートを記憶する。
その後、サーバ21はサーバ自身とインターネットのルート202および第1接続ルート中のダウンリンク(ルート204、206、208)を介して第1情報サービスを第1電子装置27に伝送する。例を挙げると、第1情報サービスは広告情報、ソフトウエアサービス等でよい。第1情報サービスを第1電子装置27に伝送した後、サーバ21はこの第1情報サービスの利益を生むことができ、これは、無線ネットワークアーキテクチャ2によって第1情報サービスを第1電子装置27に提供することで獲得する利益を示している。サーバ21は第1接続ルートを記憶しているので、サーバ21はさらに利益に基づいて、第1接続ルート中の第1無線ネットワーク基地局23の分配利益を計算し、第1接続ルート中の第2無線ネットワーク基地局25の分配利益を計算することができる。例を挙げると、サーバ21は下記の計算式により第1無線ネットワーク基地局23の分配利益および第2無線ネットワーク基地局25の分配利益を計算することができる。
n=PT×n%
ここで、PTはサーバ21が第1情報サービスを第1電子装置27に伝送した後に生み出す利益を表しており、nは無線ネットワーク基地局番号を表し、n%はn番目の無線ネットワーク基地局の分配比率を表し、Pnはn番目の無線ネットワーク基地局の分配利益を表している。
例として、第1情報サービスは広告情報であり、この広告情報の利益は10元であるとする。サーバ21は第1無線ネットワーク基地局23および第2無線ネットワーク基地局25を介して(即ち第1接続ルートを介して)広告情報を電子装置27に伝送した後、サーバ21が第1無線ネットワーク基地局23の分配比率を30%、第2無線ネットワーク基地局25の分配比率を70%に設定する。すると、サーバ21は前記公式に基づき、第1無線ネットワーク基地局23の分配利益は3元であると計算し、第2無線ネットワーク基地局25の分配利益は7元であると計算する。さらに、サーバ21は分配利益を計算する方法および各基地局の分配比率を調整できるものであり、前記数字は例を挙げて説明するためだけのものであって、本発明の範囲を制限するものではない。
図2Bを参照されたい。図2Bは第1無線ネットワーク基地局23の実施形態を示した略図である。第1無線ネットワーク基地局23は、通信モジュール231、処理モジュール233およびメモリモジュール235を含んでいる。以下に第1無線ネットワーク基地局23と第2無線ネットワーク基地局25が接続するときの詳細な動作をさらに説明する。
第1無線ネットワーク基地局23は、通信モジュール231により通信に関する各種動作を行う。具体的には、第1無線ネットワーク基地局23は通信モジュール231によりインターネット13に接続し、通信モジュール231を介してその他の無線ネットワーク基地局の接続要求を受け取ることができる。第2無線ネットワーク基地局25が第2ネットワーク識別コードを含む接続要求を送信したとき、第1無線ネットワーク基地局23は通信モジュール231を介して無線ネットワーク通信プロトコルによってこの接続要求を受け取る。本実施例において、無線ネットワーク通信プロトコルはWDS(Wireless Distribution System)標準であり、その他の実施形態においては、通信モジュール231はその他の無線ネットワーク通信プロトコルを採用することができる。処理モジュール233が接続要求を受け取った後、第1無線ネットワーク基地局23は通信モジュール231によりインターネット13を介してサーバ21から第1情報サービスを受け取り、第2無線ネットワーク基地局25を介して第1情報サービスを電子装置27に伝送する。また、第1無線ネットワーク基地局23はメモリモジュール235により第2無線ネットワーク基地局25の物理識別コードおよび第1電子装置27の物理識別コードを記憶する。
注意しなければならないのは、第1無線ネットワーク基地局23と第2無線ネットワーク基地局25は同じ機能を備えた無線ネットワーク基地局であることである。本実施例において、「第1」および「第2」は第1無線ネットワーク基地局23と第2無線ネットワーク基地局25の無線ネットワークアーキテクチャ2における位置を区別するためのものである。言い換えれば、第2無線ネットワーク基地局25と第1無線ネットワーク基地局23の位置を入れ替えても、同様の効果を発揮することができる。
また、第1無線ネットワーク基地局23と第2無線ネットワーク基地局25は、その他の無線ネットワーク基地局(図面中には図示せず)またはその他の電子装置(図面中に図示せず)と接続を確立することもできる。サーバ21もその他の電子装置とインターネット13との間の接続ルートを記録し、その他の情報サービスをその他の電子装置に伝送することができ、かつその他の情報サービスを伝送した後、その他のサービス情報の利益を生み出し、さらに各無線ネットワーク基地局のこれらの接続ルートにおける各無線ネットワーク基地局の分配利益を計算することができる。
前記からわかるように、無線ネットワークアーキテクチャ2において、直接インターネットに接続している第1無線ネットワーク基地局23は物理識別コードを記憶することによりそのダウンリンク中に含まれる無線ネットワーク基地局(即ち第2無線ネットワーク基地局25)および電子装置(即ち第1電子装置27)を認識することができる。サーバ21は、電子装置(即ち第1電子装置27)とインターネット13との間の接続ルート(即ち第1接続ルート)を記憶する。無線ネットワークアーキテクチャ2を介して、サーバ21は多種の異なる情報サービスを電子装置に提供できるだけでなく、さらにこれら無線ネットワーク基地局を介して情報サービスを電子装置に伝送したことを記録し、さらに伝送した情報サービスがもたらす利益を合理的に分配する。
本発明の第2実施例は無線ネットワークアーキテクチャに用いる通信方法であり、その流れ図を図3に示している。第2実施例の方法は第1実施例に示した無線ネットワークアーキテクチャ2を構築し、さらに無線ネットワークアーキテクチャ2を利用して通信を行うものである。
まず、ステップ301において、第2無線ネットワーク基地局25に第2ネットワーク識別コードにより第1無線ネットワーク基地局23を自動サーチさせる。その後、ステップ302および303においてそれぞれ、第2無線ネットワーク基地局25に第1無線ネットワーク基地局23の物理識別コードを記憶させ、かつ第1無線ネットワーク基地局23に第2無線ネットワーク基地局25の第2物理識別コードを記憶させる。ステップ304において、第1無線ネットワーク基地局23と第2無線ネットワーク基地局25の間に接続を確立し、その後すぐに第1電子装置27に、第1無線ネットワーク基地局23および第2無線ネットワーク基地局25を介したインターネット13との接続を提供することができる。
第1電子装置27が既に第2無線ネットワーク基地局25に接続していると仮定すると、第1電子装置27は既に第1無線ネットワーク基地局23および第2無線ネットワーク基地局25を介してインターネット13に接続していることになる。さらに、ステップ305において、第1電子装置27がインターネット13に接続するとき、第1無線ネットワーク基地局23および第2無線ネットワーク基地局25に第1電子装置27の物理識別コードを記憶させる。ステップ306において、サーバ21にインターネットと第1電子装置27との間の第1接続ルートを記憶させる。
さらに、第2実施例のステップ307において、サーバに第1情報サービスを生成させ、さらにステップ308において、サーバに第1接続ルートを介して第1情報サービスを第1電子装置27に伝送させる。その後、ステップ309において、サーバ21に該第1情報サービスの利益を生み出させ、かつ第1情報サービスの利益に基づき、第1接続ルート中の第1無線ネットワーク基地局23の分配利益および第2無線ネットワーク基地局25の分配利益を計算させる。
前記ステップ以外に、第2実施例では第1実施例の全ての操作および機能を実行することもできる。第2実施例で前記第1実施例に基づいて如何にしてこれらの操作および機能を実行するかは、属する技術分野の通常知識を有する当業者が直接理解できるものであるので、ここでは詳述しない。
本発明の第3実施例は図4に示しているとおり、第1実施例の無線ネットワークアーキテクチャ2の拡張である。第3実施例の無線ネットワークアーキテクチャ4は、第1実施例に記載のサーバ21、インターネット13、第1無線ネットワーク基地局23、第2無線ネットワーク基地局25および第1電子装置27を含んでいるほか、さらに第3無線ネットワーク基地局41および第2電子装置43を含んでいる。
第3無線ネットワーク基地局41は、第2ネットワーク識別コードと同じ第3ネットワーク識別コードを有し、かつ第3物理識別コードを有している。第1実施例と同様に、第3ネットワーク識別コードは、第3無線ネットワーク基地局41のESSIDでよい。第3物理識別コードは第3無線ネットワーク基地局41のインターネット13における識別コードであり、例を挙げると、第3物理識別コードは第3無線ネットワーク基地局41のMACアドレスでよい。同様に、第2電子装置43は物理識別コードを有し、この物理識別コードは第2電子装置43のインターネット13における識別コードでも、第2電子装置43のMACアドレスでもよい。第2電子装置43は、無線ネットワークプロトコル機能を有するパソコン、ノート型パソコン、携帯電話またはその他の電子製品である。
無線ネットワークアーキテクチャ4において、サーバ21、インターネット13、第1無線ネットワーク基地局23、第2無線ネットワーク基地局25および第1電子装置27間の動作は第1実施例と同じであるので、ここでは詳述せず、以下に第1実施例と異なる部分のみを説明する。
第3無線ネットワーク基地局41は第3ネットワーク識別コードにより自動サーチを行う。第2無線ネットワーク基地局25が第3無線ネットワーク基地局41の信号範囲内に位置し、かつ第2ネットワーク識別コードと第3ネットワーク識別コードが同じであるので、第3無線ネットワーク基地局41は第2無線ネットワーク基地局25をサーチすることができる。第3無線ネットワーク基地局41が第2無線ネットワーク基地局25を自動サーチした後、第3無線ネットワーク基地局41は第2物理識別コードを記憶し、第2無線ネットワーク基地局25は第3物理識別コードを記憶し、第3無線ネットワーク基地局41は第2無線ネットワーク基地局25に接続する。このとき、第3無線ネットワーク基地局41が既に第2無線ネットワーク基地局25に接続しているので、第3無線ネットワーク基地局41が第2無線ネットワーク基地局25および第1無線ネットワーク基地局23を介してインターネット13に接続できることがわかる。
第2電子装置43が第3無線ネットワーク基地局41の信号範囲内に位置している場合、第2電子装置43は第3無線ネットワーク基地局41をサーチした後、すぐに第3無線ネットワーク基地局41、第2無線ネットワーク基地局25および第1無線ネットワーク基地局23を介してインターネット13に接続することができる。第2電子装置43がインターネット13に接続したとき、第1無線ネットワーク基地局23は第2電子装置43の物理識別コードを記憶することができる。
サーバ21はまた、第2電子装置43とインターネット13との間の第2接続ルートを記憶することができる。例を挙げると、サーバ21はダウンリンク(ルート204、206、402、404を含む)または/およびアップリンク(ルート406、408、212、214を含む)を含む第2接続ルートを記憶することができる。その他の実施形態において、サーバ21はその他の方法で第2接続ルートを記憶することもでき、例えば第1無線ネットワーク基地局23、第2無線ネットワーク基地局25および第3無線ネットワーク基地局41を含む第2接続ルートを記憶する。
その後、サーバ21はサーバ自身とインターネットのルート202および第2接続ルート中のダウンリンク(ルート202、204、402、404)を介して第2情報サービスを第2電子装置43に伝送する。第2情報サービスを第2電子装置43に伝送した後、サーバ21はこの第2情報サービスの利益を生み出すことができ、これは、無線ネットワークアーキテクチャ4によって第2情報サービスを第2電子装置43に提供して得られる利益を示している。サーバ21は第2接続ルートを記憶しているので、サーバ21はさらに利益に基づいて、それぞれ第2接続ルート中の第1無線ネットワーク基地局23、第2無線ネットワーク基地局25および第3無線ネットワーク基地局41の分配利益を計算することができる。具体的な計算方法は第1実施例に類似しているので、ここでは詳述しない。
前記機能および動作以外に、第3実施例は第1実施例の全ての操作および機能も実行することができる。第3実施例で如何にして前記第1実施例に基づきこれらの操作および機能を実行するかは、属する技術分野の通常知識を有する当業者が直接理解できるものであるので、ここでは詳述しない。
本発明の第4実施例は無線ネットワークアーキテクチャに用いる通信方法であり、その一部の流れ図は図5に示しているとおりである。第4実施例の方法は第3実施例に記載の無線ネットワークアーキテクチャ4を構築し、さらに無線ネットワークアーキテクチャ4を利用して通信を行うものである。
第4実施例はまず図3に示しているステップ301からステップ309を実行する。さらに、ステップ501において、第3無線ネットワーク基地局41に第3ネットワーク識別コードにより第2無線ネットワーク基地局25を自動サーチさせる。その後、ステップ502およびステップ503においてそれぞれ、第3無線ネットワーク基地局41に第2無線ネットワーク基地局25の第2物理識別コードを記憶させ、第2無線ネットワーク基地局25に第3無線ネットワーク基地局41の第3物理識別コードを記憶させる。本実施例ではステップ504において、第3無線ネットワーク基地局41と第2無線ネットワーク基地局25の間に接続を確立し、このようにして第2電子装置43を第3無線ネットワーク基地局41、第2無線ネットワーク基地局25および第1無線ネットワーク基地局23を介したインターネット13との接続を提供することができる。
第2電子装置43が既に第3無線ネットワーク基地局41に接続していると仮定すると、第2電子装置43は既に第1無線ネットワーク基地局23、第2無線ネットワーク基地局25および第3無線ネットワーク基地局41を介してインターネット13に接続していることになる。さらに、ステップ505において、第2電子装置43がインターネット13に接続したとき、第1無線ネットワーク基地局23、第2無線ネットワーク基地局25および第3無線ネットワーク基地局41に第2電子装置25の物理識別コードを記憶させる。ステップ506において、サーバ21にインターネット13と第2電子装置43の間の第2接続ルートを記憶させる。
本実施例はさらにステップ507を実行し、サーバ21に第2情報サービスを生み出させ、さらにステップ508を実行し、サーバ21に第2接続ルートを介して第2情報サービスを第2電子装置43に伝送させる。その後、ステップ509において、サーバ21に第2情報サービスを第2電子装置43に伝送させた後、第2広告情報の利益を生み出させ、かつ第2広告情報の利益に基づき、第2接続ルート中の第1無線ネットワーク基地局23の分配利益、第2無線ネットワーク基地局25の分配利益および第3無線ネットワーク基地局41の分配利益を計算させる。前記ステップ以外に、第4実施例は第3実施例の全ての操作および機能も実行することができる。第4実施例で如何にして前記第3実施例に基づきこれらの操作および機能を実行するかは、属する技術分野の通常知識を有する当業者が直接理解できるものであるので、ここでは詳述しない。
前記を総合すると、本発明の無線ネットワークアーキテクチャにおいて、直接インターネットに接続する無線ネットワーク基地局は、物理識別コードを記憶することによりそのダウンリンク中に含まれる無線ネットワーク基地局および電子装置を認識できるものである。また、サーバは電子装置とインターネットの間の接続ルートを記憶し、これにより情報サービスを電子装置に伝送し、この情報サービスを伝送する利益を生むことができる。その後、サーバは利益を接続ルート上の無線ネットワーク基地局に分配する。これにより、本発明は無線ネットワーク基地局を新たに増やして無線ネットワークアーキテクチャを拡大したときに、無線ネットワーク基地局間で自動サーチして接続を確立できるものであり、繁雑な手動設定が必要なくなる。また、直接インターネットに接続している無線ネットワーク基地局は依然としてそのダウンリンク中に含まれる無線ネットワーク基地局および電子装置を認識でき、公平かつ合理的に、情報サービスを伝送する無線ネットワーク基地局が分配されるべき利益に参加することを求めることができる。単一の無線ネットワーク基地局で電子装置をインターネットに接続している従来の無線ネットワークアーキテクチャに比べて、本発明は明らかに無線ネットワークアーキテクチャの信号送信範囲を大幅に拡大し、サービスの多様化および利便性を提供するものである。
前記実施例は本発明の実施形態の例を挙げ、本発明の技術特徴を説明するためのものに過ぎず、本発明の保護範囲を制限するものではない。当業者が容易に完成し得る変更またはそれに類似する処理などはいずれも本発明が主張する範囲に属するものであり、本発明の権利保護範囲は特許請求の範囲を基準とする。
1 従来の無線ネットワークアーキテクチャ
11 サーバ
13 インターネット
15 無線ネットワーク基地局
17 電子装置
2 無線ネットワークアーキテクチャ
21 サーバ
23 第1無線ネットワーク基地局
25 第2無線ネットワーク基地局
27 第1電子装置
202 ルート
204 ルート
206 ルート
208 ルート
210 ルート
212 ルート
214 ルート
216 ルート
231 通信モジュール
233 処理モジュール
235 メモリモジュール
4 無線ネットワークアーキテクチャ
41 第3無線ネットワーク基地局
43 第2電子装置
402 ルート
404 ルート
406 ルート
408 ルート

Claims (38)

  1. インターネットに接続しており、第1物理識別コードおよび第1ネットワーク識別コードを有する、第1無線ネットワーク基地局(Wireless LAN Access Point)と、
    第2物理識別コードおよび該第1ネットワーク識別コードと同じ第2ネットワーク識別コードを有し、該第2ネットワーク識別コードにより、該第1無線ネットワーク基地局を自動サーチし、該第1無線ネットワーク基地局をサーチした後、該第1物理識別コードを記憶し、該第1無線ネットワーク基地局に接続し、第1電子装置を第2無線ネットワーク基地局および第1無線ネットワーク基地局を介して該インターネットに接続する、第2無線ネットワーク基地局と、
    該インターネットに接続し、該インターネットと該第1電子装置の間の第1接続ルートを記憶し、第1情報サービスを生成し、該第1接続ルートを介して該第1情報サービスを該第1電子装置に伝送する、サーバとを含む無線ネットワークアーキテクチャであって、
    該第1無線ネットワーク基地局は、該第2無線ネットワーク基地局が該第1無線ネットワーク基地局を自動サーチした後、該第2物理識別コードを記憶し、該第1無線ネットワーク基地局は、該第1電子装置が該インターネットに接続したとき、該第1電子装置の物理識別コードを記憶する、無線ネットワークアーキテクチャ。
  2. 該第1ネットワーク識別コードが該第1無線ネットワーク基地局のESSID(Extended Service Set Identification)であり、第2ネットワーク識別コードが該第2無線ネットワーク基地局のESSIDである、請求項1に記載の無線ネットワークアーキテクチャ。
  3. 該第1物理識別コードが該第1無線ネットワーク基地局のMACアドレス(MAC address)であり、該第2物理識別コードが該第2無線ネットワーク基地局のMACアドレスであり、該第1電子装置の該物理識別コードが該第1電子装置のMACアドレスである、請求項1に記載の無線ネットワークアーキテクチャ。
  4. 該サーバがさらに該第1情報サービスを該第1電子装置に伝送した後、該第1情報サービスの利益を生むのに用いられる、請求項1に記載の無線ネットワークアーキテクチャ。
  5. 該サーバがさらに該利益に基づいて、該第1接続ルート中の該第1無線ネットワーク基地局の分配利益、および該第1接続ルート中の該第2無線ネットワーク基地局の分配利益を計算するのに用いられる、請求項4に記載の無線ネットワークアーキテクチャ。
  6. 該第1情報サービスが広告情報である、請求項1に記載の無線ネットワークアーキテクチャ。
  7. 第3物理識別コードおよび該第2ネットワーク識別コードと同じ第3ネットワーク識別コードを有し、該第3ネットワーク識別コードにより、該第2無線ネットワーク基地局を自動サーチし、該第2無線ネットワーク基地局をサーチした後、該第2物理識別コードを記憶し、該第2無線ネットワーク基地局に接続し、第2電子装置を第3無線ネットワーク基地局、該第2無線ネットワーク基地局および該第1無線ネットワーク基地局を介して該インターネットに接続し、該第2無線ネットワーク基地局は、該第3無線ネットワーク基地局が該第2無線ネットワーク基地局を自動サーチした後、該第3物理識別コードを記憶し、該第1無線ネットワーク基地局は、該第2電子装置が該インターネットに接続したとき、該第2電子装置の物理識別コードを記憶する、第3無線ネットワーク基地局をさらに含み、
    該サーバがさらに該インターネットと該第2電子装置の間の第2接続ルートを記憶し、第2情報サービスを生成し、該第2接続ルートを介して該第2情報サービスを該第2電子装置に伝送するのに用いられる、請求項1に記載の無線ネットワークアーキテクチャ。
  8. 該第1ネットワーク識別コードが該第1無線ネットワーク基地局のESSIDであり、該第2ネットワーク識別コードが該第2無線ネットワーク基地局のESSIDであり、該第3ネットワーク識別コードが該第3無線ネットワーク基地局のESSIDである、請求項7に記載の無線ネットワークアーキテクチャ。
  9. 該第1物理識別コードが該第1無線ネットワーク基地局のMACアドレスであり、該第2物理識別コードが該第2無線ネットワーク基地局のMACアドレスであり、該第3物理識別コードが該第3無線ネットワーク基地局のMACアドレスであり、該第2電子装置の該物理識別コードが該第2電子装置のMACアドレスである、請求項7に記載の無線ネットワークアーキテクチャ。
  10. 該サーバがさらに該第2情報サービスを該第2電子装置に伝送した後、該第2情報サービスの利益を生むのに用いられる、請求項7に記載の無線ネットワークアーキテクチャ。
  11. 該サーバがさらに該利益に基づいて、該第2接続ルート中の該第1無線ネットワーク基地局の分配利益、および該第2接続ルート中の該第3無線ネットワーク基地局の分配利益を計算するのに用いられる、請求項10に記載の無線ネットワークアーキテクチャ。
  12. 該サーバがさらに該利益に基づいて、該第2接続ルート中の該第2無線ネットワーク基地局の分配利益を計算するのに用いられる、請求項11に記載の無線ネットワークアーキテクチャ。
  13. 無線ネットワークアーキテクチャに用いられる通信方法であって、
    該無線ネットワークアーキテクチャが第1無線ネットワーク基地局、第2無線ネットワーク基地局およびサーバを含み、該第1無線ネットワーク基地局および該サーバはそれぞれインターネットに接続しており、該第1無線ネットワーク基地局は第1物理識別コードおよび第1ネットワーク識別コードを有し、該第2無線ネットワーク基地局は第2物理識別コードおよび第2ネットワーク識別コードを有し、該第1ネットワーク識別コードと該第2ネットワーク識別コードは同じである、無線ネットワークアーキテクチャに用いる通信方法において、
    (a)該第2無線ネットワーク基地局に該第2ネットワーク識別コードにより該第1無線ネットワーク基地局を自動サーチさせるステップと、
    (b)該ステップ(a)の後、該第2無線ネットワーク基地局に該第1物理識別コードを記憶させるステップと、
    (c)該ステップ(a)の後、該第1無線ネットワーク基地局に該第2物理識別コードを記憶させるステップと、
    (d)該ステップ(a)の後、該第2無線ネットワーク基地局と該第1無線ネットワーク基地局の間に接続を確立し、第1電子装置を該第2無線ネットワーク基地局および該第1無線ネットワーク基地局を介して該インターネットに接続するステップと、
    (e)該第1電子装置が該インターネットに接続したとき、該第1無線ネットワーク基地局および該第2無線ネットワーク基地局に該第1電子装置の物理識別コードを記憶させるステップと、
    (f)該サーバに該インターネットと該第1電子装置の間の第1接続ルートを記憶させるステップと、
    (g)該サーバに第1情報サービスを生成させるステップと、
    (h)該サーバに該第1接続ルートを介して該第1情報サービスを該第1電子装置に伝送させるステップとを含む通信方法。
  14. 該第1無線ネットワーク基地局の該第1物理識別コードが該第1無線ネットワーク基地局のMACアドレスであり、該第2無線ネットワーク基地局の該第2物理識別コードが該第2無線ネットワーク基地局のMACアドレスであり、該第1電子装置の該物理識別コードが該第1電子装置のMACアドレスである、請求項13に記載の通信方法。
  15. 該第1ネットワーク識別コードが該第1無線ネットワーク基地局のESSIDであり、第2ネットワーク識別コードが該第2無線ネットワーク基地局のESSIDである、請求項13に記載の通信方法。
  16. ステップ(h)の後、該サーバに該第1情報サービスの利益を生み出させるステップをさらに含む、請求項13に記載の通信方法。
  17. 該利益に基づいて、該第1接続ルート中の該第1無線ネットワーク基地局の分配利益を計算するステップと、
    該利益に基づいて、該第1接続ルート中の該第2無線ネットワーク基地局の分配利益を計算するステップとをさらに含む、請求項16に記載の通信方法。
  18. 該第1情報サービスが広告情報である、請求項13に記載の通信方法。
  19. 無線ネットワークアーキテクチャがさらに第3無線ネットワーク基地局を含み、該第3無線ネットワーク基地局は第3物理識別コードおよび第2ネットワーク識別コードと同じ第3ネットワーク識別コードを有する、請求項13に記載の通信方法であって、さらに、
    (i)該第3無線ネットワーク基地局に該第3ネットワーク識別コードにより該第2無線ネットワーク基地局を自動サーチさせるステップと、
    (j)該ステップ(i)の後、該第3無線ネットワーク基地局に該第2物理識別コードを記憶させるステップと、
    (k)該ステップ(i)の後、該第2無線ネットワーク基地局に該第3物理識別コードを記憶させるステップと、
    (l)該ステップ(i)の後、該第3無線ネットワーク基地局と該第2無線ネットワーク基地局の間に接続を確立し、第2電子装置を該第3無線ネットワーク基地局、該第2無線ネットワーク基地局および該第1無線ネットワーク基地局を介して該インターネットに接続するステップと、
    (m)該第2電子装置が該インターネットに接続したとき、該第1無線ネットワーク基地局、該第2無線ネットワーク基地局および該第3無線ネットワーク基地局に該第2電子装置の物理識別コードを記憶させるステップと、
    (n)該サーバに該インターネットと該第2電子装置の間の第2接続ルートを記憶させるステップと、
    (o)該サーバに第2情報サービスを生成させるステップと、
    (p)該サーバに該第2接続ルートを介して該第2情報サービスを該第2電子装置に伝送させるステップとを含む通信方法。
  20. 該第1物理識別コードが該第1無線ネットワーク基地局のMACアドレスであり、該第2物理識別コードが該第2無線ネットワーク基地局のMACアドレスであり、該第3物理識別コードが該第3無線ネットワーク基地局のMACアドレスであり、該第2電子装置の該物理識別コードが該第2電子装置のMACアドレスである、請求項19に記載の通信方法。
  21. 該第3ネットワーク識別コードが該第3無線ネットワーク基地局のESSIDである、請求項19に記載の通信方法。
  22. 該第2広告情報を該第2電子装置に伝送した後、該サーバに該第2広告情報の利益を生み出させるステップをさらに含む、請求項19に記載の通信方法。
  23. 該利益に基づいて、該第2接続ルート中の該第1無線ネットワーク基地局の分配利益を計算するステップと、
    該利益に基づいて、該第2接続ルート中の該第3無線ネットワーク基地局の分配利益を計算するステップとをさらに含む、請求項22に記載の通信方法。
  24. 該利益に基づいて、該第2接続ルート中の該第2無線ネットワーク基地局の分配利益を計算するステップをさらに含む、請求項23に記載の通信方法。
  25. 無線ネットワークアーキテクチャに適用される無線ネットワーク基地局であって、該無線ネットワークアーキテクチャは該無線ネットワーク基地局および別の無線ネットワーク基地局を含み、該無線ネットワーク基地局と別の無線ネットワーク基地局は同じネットワーク識別コードを有し、該無線ネットワーク基地局は
    インターネットに接続しており、該別の無線ネットワーク基地局の接続要求を受け取るのに用いられ、該接続要求は該ネットワーク識別コードを含んでいる、通信モジュールと、
    該接続要求を受け取り、電子装置を該別の無線ネットワーク基地局および該通信モジュールを介して該インターネットに接続するのに用いられる、処理モジュールと、
    該処理モジュールが該接続要求を受け取った後、すぐに該別の無線ネットワーク基地局の物理識別コードを記憶し、該電子装置がインターネットに接続したとき、該電子装置の物理識別コードを記憶するのに用いられる、メモリモジュールとを含む、無線ネットワーク基地局において、
    該別の無線ネットワーク基地局は、該処理モジュールが接続要求を受け取った後、該無線ネットワーク基地局の物理識別コードを記憶し、該電子装置が該インターネットに接続したとき、該電子装置の該物理識別コードを記憶する、無線ネットワーク基地局。
  26. ネットワーク識別コードがESSIDである、請求項25に記載の無線ネットワーク基地局。
  27. 該無線ネットワーク基地局の該物理識別コードが該無線ネットワーク基地局のMACアドレスであり、該別の無線ネットワーク基地局の該物理識別コードが該別の無線ネットワーク基地局のMACアドレスであり、該電子装置の物理識別コードが該電子装置のMACアドレスである、請求項25に記載の無線ネットワーク基地局。
  28. 該無線ネットワークアーキテクチャがさらにサーバを含み、該通信モジュールはさらに該インターネットを介して該サーバから情報サービスを受け取り、該別の無線ネットワーク基地局を介して該情報サービスを該電子装置に伝送し、該サーバに該情報サービスの利益を生み出させ、該利益に基づいて該無線ネットワーク基地局の分配利益を計算し、該利益に基づいて該別の無線ネットワーク基地局の分配利益を計算するのに用いられる、請求項25に記載の無線ネットワーク基地局。
  29. 該情報サービスが広告情報である、請求項28に記載の無線ネットワーク基地局。
  30. 該通信モジュールが無線通信プロトコルにより、該別の無線ネットワーク基地局の該接続要求を受け取る、請求項25に記載の無線ネットワーク基地局。
  31. 該無線通信プロトコルがWDS(Wireless Distribution System)標準である、請求項30に記載の無線ネットワーク基地局。
  32. 無線ネットワーク基地局に用いる通信方法であって、
    無線ネットワークアーキテクチャが該無線ネットワーク基地局および別の無線ネットワーク基地局を含み、該無線ネットワーク基地局と該別の無線ネットワーク基地局は同じネットワーク識別コードを有し、該無線ネットワーク基地局はインターネットに接続しており、
    (a)該別の無線ネットワーク基地局から該ネットワーク識別コードを含む接続要求を受け取るステップと、
    (b)該別の無線ネットワーク基地局の接続要求を受け取り、電子装置を該別の無線ネットワーク基地局および該無線ネットワーク基地局を介して該インターネットに接続するステップと、
    (c)該接続要求を受け取った後、すぐに該別の無線ネットワーク基地局の物理識別コードを記憶するステップと、
    (d)該電子装置がインターネットに接続したとき、該電子装置の物理識別コードを記憶するステップとを含む通信方法において、
    該別の無線ネットワーク基地局は、該無線ネットワーク基地局が接続要求を受け取った後、該無線ネットワーク基地局の物理識別コードを記憶し、該電子装置が該インターネットに接続したとき、該電子装置の該物理識別コードを記憶する、通信方法。
  33. 該無線ネットワーク基地局の該物理識別コードが該無線ネットワーク基地局のMACアドレスであり、該別の無線ネットワーク基地局の該物理識別コードが該別の無線ネットワーク基地局のMACアドレスであり、該電子装置の物理識別コードが該電子装置のMACアドレスである、請求項32に記載の通信方法。
  34. 該ネットワーク識別コードがESSIDである、請求項32に記載の通信方法。
  35. 該無線ネットワークアーキテクチャがさらにサーバを含む、請求項32に記載の通信方法であって、さらに、
    該インターネットを介して該サーバから情報サービスを受け取るステップと、
    該別の無線ネットワーク基地局を介して該情報サービスを該電子装置に伝送し、該サーバに該情報サービスの利益を生み出させ、該利益に基づいて該無線ネットワーク基地局の分配利益を計算し、該利益に基づいて該別の無線ネットワーク基地局の分配利益を計算するステップとを含む、通信方法。
  36. 該情報サービスが広告情報である、請求項35に記載の通信方法。
  37. 該ステップ(a)が無線通信プロトコルにより、該別の無線ネットワーク基地局の該接続要求を受け取る、請求項32に記載の通信方法。
  38. 該無線通信プロトコルがWDS標準である、請求項37に記載の通信方法。
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