JP4818689B2 - 電子文書再生装置、サーバ、電子文書再生システム、電子文書再生方法、電子文書再生プログラム、および電子文書再生プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子文書再生装置、サーバ、電子文書再生システム、電子文書再生方法、電子文書再生プログラム、および電子文書再生プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は電子文書再生装置、サーバ、電子文書再生システム、電子文書再生方法、電子文書再生プログラム、および電子文書再生プログラムを記録した記録媒体に関し、特に、電子文書を用いた学習を支援する電子文書再生装置、サーバ、電子文書再生システム、電子文書再生方法、電子文書再生プログラム、および電子文書再生プログラムを記録した記録媒体に関する。
従来から、パーソナルコンピュータや専用端末などを用いた学習システムが存在している。
たとえば、以下の特許文献1では、携帯電話などの移動体端末を用いて個人学習を支援するシステムが提案されている。このシステムでは、自分の学習したい単元を移動体端末からサーバに通知すると、サーバからその単元の教科書または教材データが移動体端末に送信され、移動体端末上で暗記学習を主体とした学習ができるようになっている。
また、以下の特許文献2では、学習すべき内容を記録した教材データをユーザに提示するだけでなく、教材データに対する問題をユーザに対して出題し、正答率の低い出題に対しては補強問題を作成する学習システムが提案されている。このように、学習者の支援が可能なシステムも存在している。
通常、学習者の勉強の進め方としては、学習者や勉強する分野/科目によっても異なるが、一般的には、教科書や参考書を用いて勉強し、問題集を解いてその理解度を確認する形で進めていく方法が多い。この方法は、学校での期末テストや一般の資格試験などに対するテスト勉強のように、勉強すべき範囲が定まっている場合であっても同様である。すなわち、このような場合であっても、一度にすべての範囲を教科書などにより理解した後、問題集により全範囲の理解度を一気に確認するという形で進める方法は取られることが少なく、「教科書を用いて途中まで勉強し、その部分のみ問題集を通じて理解できているか確認した後、理解できていれば次に進む」というステップを徐々に繰返し、すべての範囲を勉強していく方法が多い。また、この各ステップで勉強される範囲は、学習者個人の能力や勉強内容の難易度、学習環境などによって変化する。
また、学習方法としては、学習者によって勉強の仕方は異なるものではあるが、教科書や参考書を用いて内容を理解する際には、重要と思われる箇所にマーカーや下線を引いたり、個人的なメモを書込んだりして、理解を深めていく方法が多い。この学習方法を支援するツールとして、暗記を支援するための専用のペンと透明のシートとからなるツールもある。このツールは、覚えたい箇所を専用ペンで塗りつぶし、そこに専用シートを重ねることで、塗りつぶした箇所を見えなくする。この仕組みを利用して、このツールは暗記に役立てられる場合もあった。
特開2003-255811号公報 特開平1-187587号公報
しかしながら、上述のように、勉強する範囲を少しずつ移動させながら、その都度、理解度を確認していく形で勉強を進める学習者に対して、上記特許文献1に開示されている、通知された単元のデータを送信する学習システムを用いて理解度を確認するための問題を提示する場合、上述のように理解度を確認したい範囲は一定範囲ではないために確認したい範囲と1単元の範囲とが一致しない場合があり、必要な範囲の問題を学習者に提示することができない場合があるという問題がある。すなわち、学習者にとって不要な範囲の問題も提示される場合があり、その結果、まだ勉強していない箇所の問題が目に触れてしまうことで、実際に解く時の問題に対する新鮮味がなくなってしまい、効果的に学習を支援できない場合がある。
なお、特許文献1に開示されているシステムにおいて、問題が、教科書や参考書のページ順に沿って出題されている場合には、理解度を確認したい範囲と1単元の範囲とが一致しない場合であっても、出題された問題の中から確認したい範囲の問題のみを選んで解くことは比較的簡単であるが、教科書や参考書のページ順とは関係なくランダムに出題される場合には、すべての出題内容を確認しない限り、学習者が必要としている問題のみを選んで解くことができず、そのような場合には効果的に学習を支援できない場合がある。
上記特許文献2に開示されている学習システムにおいても同様に、正解率の低い出願に対して補強問題を出題する場合であっても、学習者が必要とする範囲の問題を提示することができない場合があり、効果的に学習を支援できない場合があるという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、学習者に対して所望する箇所の問題を適切に提示して、効果的に学習を支援することのできる電子文書再生装置、サーバ、電子文書再生システム、電子文書再生方法、電子文書再生プログラム、および電子文書再生プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、電子文書再生装置は、電子文書を再生する電子文書再生手段と、再生手段において再生されている電子文書に対して、当該電子文書上の範囲の指定されたマーク付けを受付ける第1の受付手段と、マークと、マーク付けされた電子文書上の範囲である第1の範囲とを関連付けて格納する格納手段と、電子文書に関するテストモードの選択を受付けるための第2の受付手段と、電子文書に関するテスト問題を、当該テスト問題が関連する電子文書上の範囲である第2の範囲と対応付けて記憶する記憶手段から、選択されたテストモードおよび第1の範囲に応じてテスト問題を抽出する抽出手段と、抽出手段において抽出されたテスト問題を再生するテスト問題再生手段とを備え、抽出手段は、第2の受付手段において第1のテストモードの選択を受付けた場合には第1の範囲を含む第2の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題または第1の範囲に含まれる第2の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題を抽出し、第2のテストモードの選択を受付けた場合には電子文書に対して第1の受付手段で受付けたすべてのマークのそれぞれに関連付けられた第1の範囲のいずれをも含まない第2の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題を抽出する。
好ましくは、電子文書は連続したオブジェクトを含んで構成され、格納手段に格納される第1の範囲を特定する情報は、当該第1の範囲の先頭のオブジェクトの電子文書上の位置を特定する情報を含み、第1の範囲は、先頭のオブジェクトから所定数のオブジェクトが連続した範囲である。
より好ましくは、記憶手段で記憶される第2の範囲を特定する情報は、当該第2の範囲の先頭のオブジェクトの電子文書上の位置を特定する情報を含み、第2の範囲は、先頭のオブジェクトから所定数のオブジェクトが連続した範囲である。
また、テスト問題は、電子文書の識別情報とも対応付けられて記憶手段に記憶されており、抽出手段は、選択されたテストモードと、第1の範囲と、マーク付けされた電子文書の識別情報とに基づいてテスト問題を抽出することが好ましい。
また、格納手段は、マークにマークの種類に関する情報を関連付けて格納し、抽出手段は、選択されたテストモードと、第1の範囲と、マークの種類とに基づいてテスト問題を抽出することが好ましい。
本発明のさらに他の局面に従うと、サーバは、電子文書上の範囲である第1の範囲と対応付けられているテスト問題を記憶する記憶手段と、電子文書再生装置から、電子文書を特定する情報と、選択されたテストモードと、マーク付けされた電子文書上の範囲である第2の範囲とを含むテスト問題の配信要求を受信する受信手段と、配信要求に含まれる、少なくとも電子文書を特定する情報と、配信要求においてテストモードとして第1のテストモードが指定されている場合には第2の範囲を含む第1の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題または第2の範囲に含まれる第1の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題を抽出し、第2のテストモードが指定されている場合には配信要求に含まれるすべての第2の範囲のいずれをも含まない第1の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題を記憶手段から抽出する抽出手段と、抽出手段で抽出されたテスト問題を電子文書再生装置に送信する送信手段とを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、電子文書再生システムは、電子文書再生装置とサーバとを備える。電子文書再生装置は、電子文書を再生する電子文書再生手段と、再生手段において再生されている電子文書に対して、当該電子文書上の範囲の指定されたマーク付けを受付ける第1の受付手段と、マークと、マーク付けされた電子文書上の範囲である第1の範囲とを関連付けて格納する格納手段と、電子文書に関するテストモードの選択を受付けるための第2の受付手段と、電子文書を特定する情報と、選択されたテストモードと、第1の範囲とを含む、テスト問題の配信要求をサーバに対して送信する送信手段と、配信要求に応じてサーバから配信されるテスト問題を受信する受信手段とを含む。サーバは、上記電子文書に関連するテスト問題を、当該テスト問題が関連する電子文書上の範囲である第2の範囲であるテスト問題関連位置と対応付けて記憶する記憶手段と、電子文書再生装置から配信要求を受信する受信手段と、配信要求においてテストモードとして第1のテストモードが指定されている場合には第1の範囲を含む第2の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題または第1の範囲に含まれる第2の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題を抽出し、第2のテストモードが指定されている場合には配信要求に含まれるすべての第1の範囲のいずれをも含まない第2の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題を記憶手段から抽出する抽出手段と、抽出手段で抽出されたテスト問題を電子文書再生装置に送信する送信手段とを含む。
本発明のさらに他の局面に従うと、電子文書再生方法は、電子文書を再生する再生手段と、入力手段と、格納手段と、電子文書上の位置と対応付けられているテスト問題を記憶する記憶手段とを備える電子文書再生装置における電子文書再生方法であって、記憶手段は、電子文書上の範囲である第1の範囲と対応付けてテスト問題を記憶し、再生手段において電子文書を再生するステップと、入力手段において、再生手段において再生されている電子文書に対して、当該電子文書上の範囲の指定されたマーク付けを受付けるステップと、マークと、マーク付けされた電子文書上の範囲である第2の範囲とを関連付けて格納手段に格納するステップと、電子文書に関するテストモードの選択を受付けるステップと、記憶手段から、選択されたテストモードおよび第2の範囲に応じてテスト問題を抽出するステップと、抽出されたテスト問題を再生するステップとを備える。テスト問題を抽出するステップでは、テストモードの選択を受付けるステップにおいて第1のテストモードの選択を受付けた場合には第2の範囲を含む第1の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題または第2の範囲に含まれる第1の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題を抽出し、第2のテストモードの選択を受付けた場合には電子文書に対してマーク付けを受付るステップで受付けたすべてのマークのそれぞれに関連付けられた第2の範囲のいずれをも含まない第1の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題を抽出する。
本発明のさらに他の局面に従うと、電子文書再生は、電子文書を再生する再生手段と、入力手段と、格納手段と、電子文書に関するテスト問題を記憶する記憶手段とを備える電子文書再生装置における電子文書再生処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、記憶手段は、電子文書上の範囲である第1の範囲と対応付けてテスト問題を記憶し、再生手段において電子文書を再生するステップと、入力手段において、再生手段において再生されている電子文書に対して、当該電子文書上の範囲の指定されたマーク付けを受付けるステップと、マークと、マーク付けされた電子文書上の範囲である第2の範囲とを関連付けて格納手段に格納するステップと、電子文書に関するテストモードの選択を受付けるステップと、記憶手段から、選択されたテストモードおよび第2の範囲に応じてテスト問題を抽出するステップと、抽出されたテスト問題を再生するステップとを備える。テスト問題を抽出するステップでは、テストモードの選択を受付けるステップにおいて第1のテストモードの選択を受付けた場合には第2の範囲を含む第1の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題または第2の範囲に含まれる第1の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題を抽出し、第2のテストモードの選択を受付けた場合には電子文書に対してマーク付けを受付るステップで受付けたすべてのマークのそれぞれに関連付けられた第2の範囲のいずれをも含まない第1の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題を抽出する。
本発明のさらに他の局面に従うと、記録媒体はコンピュータ読取可能な記録媒体であって、上記電子文書再生プログラムを記録する。
本発明にかかる電子文書再生装置によると、学習者の所望するテスト問題を提供することができ、効果的に学習を支援することができる。すなわち、学習者がテスト問題を通じて確認したいと考えている箇所の問題のみをユーザに提供することができ、まだ勉強していない箇所のテスト問題を表示するような使い勝手の悪さが解消できる。また、マーカーや下線、メモなどを付けていない箇所に対するテスト問題のみを学習者に提供することができ、勉強し忘れている箇所がないかどうかを学習者が確認することができて、学習者の能率向上に寄与できる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態においては、本発明にかかる電子文書再生装置を、再生の1つの形態であるデータ表示を行なう、一般的なコンピュータ等によって構成される電子書籍閲覧装置などの表示装置によって実現するものとし、図1に本実施の形態にかかる表示装置200の外観の具体例を示す。
図1を参照して、本実施の形態にかかる表示装置200は、本体125とペン121とを含んで構成され、さらに、本体125には、表示部兼タブレット120と、指示キー122と、電子文書、電子文書に対して書込まれたマーカーや下線やメモなどの書込みデータ、およびテスト問題を記録する記録媒体123を差込むための挿入口124とが含まれる。
表示装置200においては、表示部兼タブレット120上でペン121を使って指示することにより、ユーザが表示させたい電子文書の選択やページめくりの指示、マーカーや下線、メモなどの書込みの指示などが行なわれる。この指示の一部は、示す指示キー122からも行なわれる。この指示にしたがって、挿入口124に挿入された記録媒体123から電子文書、書込みデータ、テスト問題が読み込まれて、表示装置200において処理される。
図2は、本実施の形態にかかる表示装置200の装置構成の具体例を示すブロック図である。
図2を参照して、本実施の形態にかかる表示装置200はコンピュータ300と、コンピュータ300に接続された、上記表示部兼タブレット120に相当する液晶表示装置等からなる出力部304、ペン121や指示キー122に相当する、表示装置200を操作するための入力部301、およびFD(Flexible Disk)またはハードディスク等の外部記憶装置302とを含んで構成される。
さらに、コンピュータ300は、入力部301と外部記憶装置302とにバスを介して接続され、コンピュータ300全体を制御するCPU(Central Processing Unit)305と、CPU305による制御に従って出力部304に種々の情報を表示するための出力制御部303と、CPU305にバスを介して接続され、CPU305が実行する、電子文書の表示、書込みデータの処理、テスト問題の表示などの各機能を実現するコンピュータプログラムや所定のオペレーティングシステム(OS)プログラムなどを格納した不揮発性のメモリからなるプログラム用メモリ306と、CPU305にバスを介して接続され、CPU305がコンピュータプログラムを実行する際のデータを記録するためのデータ用メモリ307とを含む。
学習者は、表示部兼タブレット120である出力部304、およびペン121である入力部301を用い、表示させたい電子文書の選択や、マーカー・下線・メモなどの書込み、テストモードに対する指示およびテスト問題の表示などを行なう。
記録媒体123である外部記憶装置302は、表示対象となる電子文書、マーカー・下線・メモなどの書込みデータ、テスト問題データベースの他、CPU305で実行されるプログラムを記憶する。このプログラムは予め外部記憶装置302に格納されていてもよいし、表示装置200の出荷後に、通信装置およびネットワークを介して接続された配信サーバ308からファイル転送して外部記憶装置302に保存するようにしてもよい。
これらのプログラム、電子文書、書込みデータ、およびテスト問題などは、表示装置200の電源が投入され文書表示が指示されると、外部記憶装置302から読出されてプログラム用メモリ306とデータ用メモリ307とにロードされ、CPU305によって実行される。出力制御部303はCPU305によるプログラム実行の結果に従い、CPU305の制御に従って、出力部304に電子文書および書込みデータ、テスト問題などの情報を表示する。
図3は、第1の実施の形態にかかる表示装置200の機能構成の具体例を示すブロック図である。図3に示される各機能は、図1,2に示された装置によって実現されてもよいし、図2に示されたCPU305がプログラム用メモリ306に記憶されるコンピュータプログラムを実行することで主にCPU305に形成されてもよい。
図3を参照して、本実施の形態にかかる表示装置200は、記録媒体123などから構成される、教科書や参考書などの電子文書を格納する電子文書格納部100、電子文書格納部100に格納された電子文書を読込む電子文書入力部101、表示部兼タブレット120およびペン121や指示キー122などにおけるユーザ指示を入力するユーザ指示入力部102、ユーザ指示入力部102を通じて、表示させたい電子文書の選択や、ページめくりの指示、テスト問題への表示切り替えの指示などのユーザからの指示を受付けて処理するユーザ指示処理部103、記録媒体123などから構成される、電子文書に対して書込まれたマーカーや下線、メモなどの内容を書込んだ位置と共に格納する書込みデータ格納部104、ユーザ指示入力部102を通じて、ユーザからの電子文書に対するマーカーや下線、メモなどの書込み指示を受付け、書込みデータを書込みデータ格納部104に保存したり、書込みデータ格納部104に保存された書込みデータを読出したりするユーザ書込み処理部105、電子文書入力部101から入力された電子文書を表示する際に、電子文書内の各文字や画像などの構成要素、およびこの電子文書に対応する書込みデータのレイアウト(表示位置)を計算するレイアウト計算部106、レイアウト計算部106によって計算されたレイアウトに従って電子文書を表示部兼タブレット120に表示する処理を実行する出力部107、記録媒体123などから構成される、電子文書格納部100に格納された電子文書に対するテスト問題を蓄えたテスト問題DB(データベース)108、テスト問題DB108に蓄えられたテスト問題の中から、所定のテスト問題を抽出するテスト問題抽出部109、および各処理部を制御する制御部110を含んで構成される。
ユーザ指示入力部102はユーザ書込み処理部105とユーザ指示処理部103とに接続されて、受付けた書込みデータおよび書込みデータの読出し指示をユーザ書込み処理部105に入力する。また、それ以外のユーザ指示をユーザ指示処理部103に入力する。
ユーザ指示処理部103はユーザ指示入力部102と制御部110に接続されて、ユーザ指示入力部102から入力されたユーザ指示を解釈する処理を行なって、処理結果を制御部110に入力する。
ユーザ書込み処理部105はユーザ指示入力部102と書込みデータ格納部104と制御部110とに接続されて、ユーザ指示入力部102から入力されたユーザ指示を解釈する処理を行なって、書込みデータを書込みデータ格納部104に入力して保存する。または、書込みデータ格納部104にアクセスして保存された書込みデータを読出して制御部110に入力する。
制御部110は、電子文書入力部101、ユーザ指示処理部103、書込みデータ格納部104、ユーザ書込み処理部105、レイアウト計算部106、出力部107、およびテスト問題抽出部109に接続され、ユーザ指示処理部103から入力されるユーザ指示に応じて各部に制御信号を出力し、各部を制御する。また、ユーザ指示処理部103から入力されるユーザ指示に応じて、ユーザ書込み処理部105から入力された書込みデータをレイアウト計算部106やテスト問題抽出部109に入力する。
テスト問題DB108は記録媒体123などから構成されて、多数のテスト問題をテスト問題に関連する電子文書内の位置情報(ファイル先頭からのバイト数等)と関連付けて記憶する。テスト問題DB108に記録されているテスト問題には、問題の本文、その解答、問題のレベル、およびその問題が関連している電子文書の位置情報が含まれる。
図4は、テスト問題DB108でのテスト問題の格納形式の具体例を示す図である。図4を参照して、テスト問題DB108には、領域160〜167が含まれ、領域160はテスト問題の本文を記録する領域、領域161はその解答を記録する領域、および領域162はテスト問題のレベルを記録する領域である。テスト問題のレベルには、「基本レベル」か「応用レベル」かのいずれかの値が記録される。もちろん、レベルをより細かくして数段階で記録できるようにしてもよい。
さらに、1つのテスト問題の関連する箇所は、教科書などの電子文書によっても異なるし、同じ電子文書であっても複数の箇所に関連する可能性がある。そこで、領域163にそのテスト問題が関連している箇所数を記録し、その箇所数分、領域164,166にその箇所を含む電子文書の文書IDを記録し、領域165,167に電子文書内の関連領域を記録する。電子文書内の関連領域は、電子文書ファイル先頭からのバイト数を用いて、何バイト目から何バイト目という形式で記録する。また、テスト問題DB108に格納されている問題数が増えると、テスト問題の検索に時間がかかるため、高速にアクセスできるように特殊なデータ構造にしてもよい。ただし、個々のテスト問題に対して、その箇所を含む電子文書の文書IDと電子文書内の関連領域とは少なくとも記録されている必要がある。
テスト問題抽出部109は、制御部110と書込みデータ格納部104とテスト問題DB108とレイアウト計算部106とに接続されて、制御部110からの制御信号にしたがって、書込みデータ格納部104に格納された書込みデータを参照してマーカーや下線、メモなどの書込まれた位置を基に、テスト問題DB108に蓄えられたテスト問題の中から所定のテスト問題を抽出する。そして、テスト問題抽出部109は、抽出したテスト問題をレイアウト計算部106に入力し、出力部107への表示を要求する。
レイアウト計算部106は、制御部110と電子文書入力部101とテスト問題抽出部109と出力部107とに接続されて、制御部110からの制御信号にしたがって、電子文書入力部101から入力された電子文書内の各文字や画像などの構成要素、および制御部110からから入力されたこの電子文書に対応する書込みデータのレイアウト(表示位置)を計算し、電子文書および書込みデータと共に出力部107に入力する。また、テスト問題抽出部109からの要求に応じて、テスト問題のレイアウトを計算し、テスト問題と共に出力部107に入力する。
出力部107は、制御部110とレイアウト計算部106に接続されて、制御部からの制御信号にしたがって、レイアウト計算部106から入力されたデータを計算されたレイアウトで表示部兼タブレット120に表示するための処理を行なう。
電子文書格納部100に格納される電子文書には、個々の電子文書が区別できるように文書IDが付加される。電子文書の主な例は教科書や参考書であるが、たとえば学習者が学生である場合には、同じ学年・教科であっても使用する教科書が学校によって異なるので、この文書IDによって互いの教科書・参考書を区別するようにする。また、電子文書と文書IDとを関連付けて保存しておくため、電子文書格納部100には、電子文書を記録したファイルの他に、電子文書と文書IDとの関連付けを記録する管理ファイルも記録される。図5は、管理ファイルの構成の具体例を示す図である。図5を参照して、管理ファイルには、電子文書格納部100に格納されている文書数130と、各文書の文書ID131,133,…と、各文書のファイル名132,134,…とが記録される。
なお、電子文書本文のデータ形式は、本発明において重要ではなく、限定されない。第1の実施の形態にかかる表示装置200において処理を行なう場合、電子文書本文のデータ形式は、少なくとも、
(1)表示部に表示できる内容(文字や画像など)を含んでいること、
(2)マーカーや下線、メモなどの書込まれた位置を一意に特定できる情報を出力できること、
の2つの条件を満たしたデータ形式であればよい。たとえば、電子文書の本文が音声データのみで構成される教科書の場合には、マーカーや下線を引いたり、メモを書込んだりするために必要な上記条件(1)を満たすデータ形式でないため、本実施の形態にかかる表示装置200での処理の対象外となる。また、後述するように、本実施の形態にかかる表示装置200は、マーカーや下線、メモなどの書込まれた位置に関連するテスト問題を抽出してユーザに提供する。そのため書込まれた位置を一意に特定する情報を作成できない場合は、テスト問題を抽出するために必要な上記条件(2)を満たすデータ形式でないため、本実施の形態にかかる表示装置200での処理の対象外となる。
この2つの条件を満たすデータ形式のファイルは色々あり、たとえば、本文を構成する文字の文字コードのみが記録されているプレーンテキスト形式のファイルがこの条件に合致する。プレーンテキストファイルは、表示する文字を含んでいると共に、ファイル先頭からのバイト数を書込まれた位置として利用することで、書込み位置を一意に特定できるため、この2つの条件を満たす。同様に、インターネットで使用されているHTML(Hypertext Markup Language)文書ファイルも、表示する内容を含んでおり、ファイル先頭からのバイト数を書込まれた位置として利用することで書込み位置を一意に特定できる。また、上記条件を満たせば静止画や動画が含まれたデータ形式であってもよいし、音声や、表示装置200または表示装置200に接続された装置を操作する制御信号などの、表示データ以外のデータが含まれたデータ形式であってもよい。
以降、説明を簡単にするため、本文がプレーンテキストで記録された電子文書を使って説明していく。
図6は、書込みデータ格納部104での書込みデータの格納形式の具体例を示す図である。
図6を参照して、書込みデータ格納部104には、書込んだ電子文書の文書IDを記録する領域150、書込んだデータの個数を記録する領域151、各書込みデータに対して、マーカー・下線・メモなどの書込みの種類を記録する領域152,155、書込まれた内容(メモの場合、書込まれた文章。マーカー、下線の場合は空領域になる)を記録する領域153,156、および書込まれた電子文書内の位置を記録する領域154,157が含まれる。
領域154,157には、対象とする電子文書がプレーンテキストであれば、書込みされた文字のファイル先頭からのバイト数が記録される。たとえば、ファイル先頭から数えて234バイト目から240バイト目にある文字列に対して、マーカーなどが設定された場合には、この領域154,1577には、「234〜240バイト目」という値が記録される。この書込みデータは、マーカーや下線、メモが追加される度に更新されるようにしておく。
図7は、本実施の形態にかかる表示装置200において、勉強したい教科書や参考書などの電子文書を表示させるユーザ指示に応じて、電子文書格納部100から読込みんだ電子文書の出力部107での表示状態の具体例を示す図である。学習者はペン121や指示キー122を使ってページめくりの指示を入力することによって、勉強したい範囲の内容を画面に表示させ、教科書の内容を理解していく。
また、表示装置200にはアイコン140〜143が表示されて、かかるアイコンを押すことで、学習者は、所望の部分にマーカーや下線を引いたり、メモを付加えたりすることができる。
アイコン140は、マーカーを引くマーカーモードに移行させるアイコンである。学習者がアイコン140を押した後、マーカーを引きたい箇所をペン121でなぞると、その箇所にマーカーが引かれる。マーカーとは、指定された箇所の文字の背景色を、他と異なる状態で表示させる機能である。
アイコン141は、下線を引く下線モードに移行させるアイコンである。学習者がアイコン141を押した後、下線を引きたい箇所をペン121でなぞると、その箇所に下線が引かれる。下線とは、指定された文字の下に線が引かれた状態とする機能である。
アイコン142は、メモを設定するメモモードに移行させるアイコンである。学習者がアイコン142を押した後、メモを付けたい箇所をペン121でなぞると、その箇所に付属させる文字を入力するための文字入力I/F(インタフェース)が、表示部兼タブレット120に表示され、学習者がメモとして付ける文字列を入力できる状態になる。メモとは、指定された箇所に入力された文字列を付属させる機能であって、指定された箇所を他と異なる状態で表示させ、指定された箇所を選択(クリック、フォーカス等)することで入力された文字列を吹出し形式などの電子文書中の文字列とは異なる形態で表示させて、さらなる選択によって表示させた文字列を消去させる機能である。
アイコン143は、関連する箇所の例題を出力するテストモードに移行させるアイコンである。アイコン143を押した後の動作については後述する。
学習者は、まず、教科書や参考書などである電子文書を表示装置200に表示させて、重要と思われる箇所などに、マーカーや下線、メモなどの書込みを行ないながら、内容を理解していく。
図8は、第1の実施の形態にかかる表示装置200において、マーカーなどの書込みを行なう際の処理を示すフローチャートである。また、図9〜図11は、図7に示された表示状態に対して処理がなされたときの、表示状態の具体例を示す図である。図8のフローチャートに示される処理は、CPU305がプログラム用メモリ306に記録されるプログラムを読出して実行し、図3に示される各部を制御することで実行される。
図8を参照して、まず、電子文書格納部100に格納されている電子文書のうち、勉強したい内容が記録されている電子文書を、ユーザ指示入力部102を通じて学習者が選択すると(ステップS101)、ステップS102で、選択された電子文書が電子文書入力部101により表示装置200に読込まれる。
ステップS103では、電子文書ファイルの所定の位置から1画面分の文字の表示位置がレイアウト計算部106により計算され、そのレイアウトに従って出力部107に表示される。この所定の位置は、ステップS103が呼ばれたときの状況によって異なる。たとえば、ステップS101で選択された電子文書が、初めて表示される電子文書であり、文書を開いた後一度もページ移動がされていない場合は、電子文書ファイルの先頭が所定の位置となる。一方、過去に開いた事がある電子文書であり、文書を開いた後、一度もページ移動がされていない場合は、後述するステップS111,S113において記録されるしおり位置が、所定の位置となる。また、文書を開いた後、後述するステップS115によりページ移動がされた後に、このステップS103が実行される場合には、これから表示すべき箇所の記録されている電子文書ファイル内の位置が、所定の位置となる。
ステップS103により電子文書の内容が1画面分表示されると、学習者からの指示待ちの状態になる(ステップS104)。ステップS104では、ユーザ指示入力部102を通じて学習者から指示があるまで待機し(S104で「no」)、学習者から何らかの指示があると(S104で「yes」)、ステップS105以降の処理に移行する。
ステップS105では、学習者からの指示が書込み開始の指示だったかどうかが判定される。具体的にはステップS104で検出した学習者からの指示が、アイコン140,141,142のいずれかのアイコンのクリックである場合(ステップS105で「yes」)、書込み開始を学習者が指示したと判断し、ステップS106に移る。
ステップS106では、学習者から書込みしたい箇所の指定を受付け、その指定された箇所を書込みの種類に応じた状態で表示する。
たとえば、学習者からの指示がマーカーモードに移行させるアイコン140のクリックだった場合、図9を参照して、学習者の指定した書込み箇所に該当する文字列145の背景色を、他と異なる状態で表示させる。
また、学習者からの指示が下線を引く下線モードに移行させるアイコン141のクリックだった場合、図9を参照して、学習者の指定した書込み個所に該当する文字列144の下に線が引かれた状態とする。
また、学習者からの指示がメモモードに移行させるアイコン142のクリックだった場合、図示されない文字入力I/Fを表示してメモとして付加する文字列を学習者に入力させ、図10を参照して、学習者の指定した書込み箇所を他と異なる状態で表示する。
ステップS106の処理が終了すると、ステップS107に移り、書込まれた個所の電子文書ファイルの先頭からのバイト数を調べ、図5に示されたデータ形式で書込みデータ格納部104に保存する。その後、再びステップS104に戻り、学習者からの指示を待機する。
一方、ステップS104で検出した学習者からの指示が、書込み開始を指示するものでなかった場合(ステップS105で「no」)、ステップS108に移り、学習者が以前に書込んだメモ内容を表示するように指示しているかどうかが判定される。具体的には、学習者からの指示が、図10の文字列146のようにメモがつけられている個所のクリックである場合には(ステップS108で「yes」)、ステップS109に移り、図11を参照して、文字列146に付属しているメモ147を吹出し形式で表示する。
また、ステップS104における指示が、図11でメモ147に示されるようなメモに対するクリックである場合にも(ステップS108で「yes」)、ステップS109に移り、メモ147を表示から削除して、図10に示される表示状態に戻す。ステップS109の処理が終わると、再びステップS104に戻り、学習者からの指示を待機する。
一方、ステップS104で検出した学習者からの指示が、ステップS108でメモ表示に関するものでないと判断されると(ステップS108で「no」)、ステップS110に移り、テストモードに移行するように指示するものか調べる。具体的には、学習者からの指示がアイコン143のクリックであった場合(ステップS110で「yes」)、ステップS111に移り、現在出力部107に表示している本文の位置を電子文書ファイル先頭からのバイト数の形で電子文書格納部100に保存し、電子文書を閉じる。この保存した位置は電子文書の「しおり」として機能する。その後、テストモードに移行する。テストモードの動作は後述する。
また、ステップS104で検出した学習者からの指示が、ステップS110でテストモードに入るための指示でないと判断されると(ステップS110で「no」)、電子文書を閉じるように指示しているかどうかがステップS112で判断される。電子文書を閉じるように学習者が指示していれば(ステップS112で「yes」)、ステップS113に移り、ステップS111と同様、現在出力部107に表示している本文の位置を電子文書格納部100に保存し、電子文書を閉じる。
また、ステップS112で電子文書を閉じるように指示していないと判断されると(ステップS112で「no」)、ステップS104で検出した学習者からの指示が、ページ移動を指示するものかどうか判断される(ステップS114)。ページ移動を指示するものでなければ(S114で「no」)、ステップS104に戻り、学習者からの指示を待機する。また、ページ移動を指示するものであれば(S114で「yes」)、指示に合わせて表示する位置を変え(ステップS115)、ステップS103によりその位置の電子文書を1画面分表示する。
次に、テストモードの処理について説明する。本実施の形態にかかる表示装置200には3つのテストモードがあるものとする。
1つ目のモードは、書込みを行なった箇所が確実に身についているかを確認するモード1である。モード1では、書込みを行なった箇所に関する基本問題のみがテスト問題DB108内から選択され、ユーザに提示される。
2つ目のモードは、勉強し忘れている箇所がないかを確認するモード2である。モード2では、書込みを行なわなかった箇所に関する基本問題のみがテスト問題DB108から選択され、ユーザに提示される。
3つ目のモードは、応用問題を解くモード3である。モード3では、書込みを行なっている箇所、行なっていない箇所に関わらず、応用問題のみがテスト問題DB108内から選択され、ユーザに提示される。
このように複数のテストモードを用意することで、学習者の用途に応じた木目細かい学習を、ユーザに提供できる。
図12は、第1の実施の形態にかかる表示装置200での、テストモードにおける処理を示すフローチャートである。図12のフローチャートに示される処理もまた、CPU305がプログラム用メモリ306に記録されるプログラムを読出して実行し、図3に示される各部を制御することで実行される処理であって、上記ステップS110にてテストモードが選択されると開始される処理である。
図12を参照して、テストモードが開始し、どのテストモードを選択するかを、ユーザ指示入力部102を通じて学習者が選択すると(ステップS201)、ステップS202で、学習者が電子文書に対して書込むことで作成される書込みデータが、書込みデータ格納部104から読込まれる。この書込みデータ格納部104に記録されているすべての書込みデータが、必ずしもテストしたい箇所のものとは限らないため、ステップS203では、学習者からどの範囲をテストしたいかの指定を受付ける。範囲は、図7に示されるように出力部107に表示された電子文書の本文において、範囲の先頭と最後とをペン121や指示キー122などで指示することで指定される。なお、ステップS203において範囲が指定されなかった場合には、テスト範囲を電子文書の全範囲としてもよいし、書込みされた箇所のうち、ファイル先頭に最も近い箇所から、ファイル後部に最も近い箇所まで範囲としてもよい。
次に、ステップS201で選択したテストモードが何であったかにより分岐を行ない(ステップS204)、モード1が選択されていた場合はステップS205に、モード2が選択されていた場合はステップS206に、モード3が選択されていた場合はステップS207に、それぞれ移動する。
ステップS205では、テスト問題DB108から、書込みデータの書込まれた領域をテスト範囲とするテスト問題がテスト問題候補として抽出される。
図13は、ステップS205での抽出処理を示すフローチャートである。図13を参照して、まずステップS400により、変数iを初期化し、変数iに1をセットする。ここで変数iは、図6に示された形式で書込みデータ格納部104に記録された書込みデータの書込みデータ格納部104における格納順を意味する。たとえば、i=2の書込みデータとは、書込みデータ格納部104に記録された書込みデータのうち、先頭から2番目に記録された書込みデータのことを指す。
次に、ステップS401では、書込みデータ格納部104にi番目の書込みデータが実際に存在しているかどうかがチェックされる。i番目の書込みデータが存在しない場合(S401でno)は、テスト問題候補の抽出処理が終了し、ステップS208の処理に移る。
一方、存在していると判断されると(S401でyes)、i番目の書込み位置(領域154,157,…のうちi番目のもの)とステップS203で設定したテスト範囲とが比較され、i番目の書込みがテスト範囲内のものかどうかチェックされる(ステップS402)。i番目の書込みがテスト範囲外のものであれば(S402でno)、iに1を加え(ステップS403)、次の書込みデータに対する処理に移る。一方、テスト範囲内の書込みデータと判断されると(S402でyes)、その書込みデータに対するテスト問題の候補がステップS404からステップS407の処理を経て抽出される。
すなわち、ステップS404では、各テスト問題に付加されている関連領域の情報(図4の領域163〜167)を調べ、書込みを行なった文書と文書ID(図4の領域164,166,…)とが一致し、かつ関連領域(図4の領域165,167,…)がステップS203で設定したテスト範囲内に含まれる問題を、テスト問題DB108から抽出する。
次に、ステップS405に移り、ステップS404で抽出されたテスト問題のうち、i番目の書込みデータの書込み位置に関連するテスト問題が抽出される。具体的には、各テスト問題の関連領域(図4の領域165,167,…)が、i番目の書込みデータの書込み位置を含む、もしくはi番目の書込みデータの書込み位置に含まれるテスト問題のみが抽出される。そして、その中から、テスト問題レベル(図4の領域162)に「基本レベル」と記載されているテスト問題のみを抽出し(ステップS406)、テスト問題候補に加えられる(ステップS407)。
そして、ステップS403で変数iが1インクリメントされた後、ステップS401からの処理が繰返され、順次、書込みデータ格納部104に記録された書込みデータの最後の書込みデータに到達するまで、次の書込みデータに対するテスト問題抽出処理が実行されていき、モード1のテスト問題の候補が抽出される。
一方、ステップS204でモード2が選択されたと判断されると、ステップS206に処理が移り、テスト問題DB108から、書込みデータの書込まれていない領域を範囲とするテスト問題がテスト問題候補として抽出される。
図14は、ステップS206での抽出処理を示すフローチャートである。まず、図13のステップS404と同様にして、ステップS500において、テスト範囲内のテスト問題が抽出された後、ステップS406と同様にして、基本レベルのテスト問題のみが残される(ステップS501)。これがモード2の初期のテスト問題の候補集合となる。次に、ステップS502,S503,S504,S505の処理を経て、テスト範囲の書込みに対してのみ、ステップS506の処理に移る。ステップS502,S503,S504,S505の処理はそれぞれ、ステップS400,S401,S402,S403と同様なので、説明を省略する。ステップS504において、i番目の書込みがテスト範囲の書込みと判断されると、ステップS506に移り、書込み位置に関連するテスト問題が、ステップS501で作成されたテスト問題の候補集合から取り除かれる。具体的には、各テスト問題の関連領域(図4の領域165,167,…)と、i番目の書込みデータの書込み位置(図4の領域154,157,…)とを含む、もしくはi番目の書込みデータの書込み位置に含まれるテスト問題が、テスト問題の候補集合から取り除かれる。この後、ステップS505を経て、次の書込みデータに対する処理に移る。こうして、S503からS506の処理が全書込みデータに対して繰返されていき、最終的に全書込みデータに対して処理が行なわれ、ステップS503で”no”と判断されると、ステップS206の処理は終了する。そして、最後まで候補集合に残ったテスト問題が、モード2のテスト問題の候補となる。
一方、ステップS204でモード3が選択されたと判断されると、ステップS207に処理が移り、テスト問題DB108から、書込みデータの書込まれた位置とは関係なく、応用問題のみがテスト問題候補として抽出される。
図15は、ステップS207での抽出処理を示すフローチャートである。まず、ステップS600では、ステップS404,S500と同様にして、テスト範囲内のテスト問題が抽出される。そして、その中から、テスト問題レベル(図4の領域162)に「応用レベル」と記載されているテスト問題のみを抽出する(ステップS601)ことで、モード3のテスト問題候補が抽出される。
テストモードに応じてステップS205,S206,S207で抽出されたテスト問題候補は、ステップS208で絞込まれ、学習者に提供されるテスト問題のリストが作成される。たとえば、1つの書込み箇所に対して複数のテスト問題が候補として抽出されている場合は、関連領域(図4の領域165,167,…)の大きさがより小さいものを1つテスト問題として選んで絞込んでもよいし、ユーザに出力するテスト問題を乱数で選択したりして絞込んでもよい。すなわち、ここでの複数のテスト問題の候補から提供するテスト問題を絞込む方法については限定されない。なお、学習者によっては、できる限り多くのテスト問題が出力されることを希望する場合もあるので、ステップS208の処理をスキップし、ステップS205、S206、S207で抽出されたテスト問題候補をそのまま、学習者に提示してもよい。また、テスト問題ごとの過去の正解率を保存するようにしておき、正解率の低い問題を中心に出力するようにしてもよい。この時、正解率に応じて異なるマークをテスト問題の近辺に表示させ、ユーザがテスト問題を選択する時の参考となるように構成してもよい。この結果、理解度の低い問題に重点的に挑戦でき、勉強の効率化が期待できる。
ステップS208によってテスト問題が絞込まれると、ステップS209によって、最初のテスト問題が表示される。そして、学習者が次の問題を表示するように指示すると(ステップS210で「yes」)、現在のテスト問題の解答を表示した後(ステップS211)、ステップS209に戻り、次の問題が表示されるようになる。このステップS209の処理とS210の処理とを繰返すことにより、テスト問題が順次表示されていく。
ステップS210において、これ以上次の問題が存在しない場合や、学習者がテストモードの終了を指示した場合(ステップS210で「no」)、テストモードを終了する。
なお、上記ステップS205においては、予め、テスト問題を出題する書込みのタイプ(マーカー、下線、メモなど)や、書込みの属性(マーカーの色など)をユーザ指示などに基づいて設定し、設定された書込みのタイプや属性を対象にして、候補となるテスト問題を抽出してもよい。学習者によっては、書込みのタイプ(マーカーや、下線、メモなど)や、マーカーの色によって、重要度や意味を区別する場合もあり、その場合にも対応して必要なテスト問題を出題することができる。
また、上記ステップS205においては、予め、書込みのタイプと出題するテスト問題の種類との関連付けをユーザ指示などに基づいて設定し、設定された書込みのタイプに応じたテスト問題を抽出してもよい。上記具体例においては、テスト問題のタイプとして「基本レベル」と「応用レベル」との2種類があるものとしたが、たとえば、テスト問題のレベルをより細かくし、書込みのタイプに応じて、出題するテスト問題のレベルを変えるようにしてもよい。この場合、難易度を表わす数値をテスト問題のレベルを記憶する領域162に追加するようにし、書込みのタイプと出題するテスト問題の難易度とを、ユーザ指示などに基づいて予め対応付けておく。または、難易度を表わす数値に替えて、選択式(複数の解答候補から答を選ぶ形式)や記述式(解答をユーザに入力させる形式)のように、テスト問題の詳細タイプを表わすフラグを領域162に追加し、書込みのタイプに応じて出題するテスト問題の詳細タイプを変えるようにしてもよい。
また、第1の実施の形態の別の方法として、書込みデータに書込み日時に関する情報が含まれて、ステップS203でテスト範囲を指定する際に、書込み日時を基準に指定するようにしてもよい。たとえば、1ヶ月前から現時刻までの期間を学習者が指定した場合は、この期間に書込みされた箇所のうち、ファイル先頭に最も近い箇所から、ファイル後部に最も近い箇所までテスト範囲としてもよい。この結果、つい最近勉強した箇所のみを復習するような場合や、前回のテスト範囲の箇所のみを復習する場合などに、日付を手がかりにしてテスト範囲を設定できる。
なお、表示装置200は必ずしも図3に示されるすべての機能を備えていなくてもよく、テスト問題DB108が他の装置に含まれると共に、その装置に対する通信手段を備えて、必要に応じてその装置にアクセスしてテスト問題を取得する構成であってもよい。また、書込みデータ格納部104や電子文書格納部100も同様に他の装置に含まれて、必要に応じてその装置にアクセスしてそれらの情報を取得する構成であってもよい。また、テスト問題DB108等が表示装置200に備えられる場合であっても、他の装置に対する通信手段をさらに備えて、他の装置にアクセスして必要な情報を取得する構成であってもよい。以下に、テスト問題DB108が他の装置に含まれる場合について第2の実施の形態として説明する。
[第2の実施の形態]
図16は、第2の実施の形態にかかる表示装置200を含む表示システムの機能構成の具体例を示すブロック図である。図16に示される表示装置200の各機能は、図1,2に示された装置によって実現されてもよいし、図2に示されたCPU305がプログラム用メモリ306に記憶されるコンピュータプログラムを実行することで主にCPU305に形成されてもよい。図16において、第2の実施の形態にかかる表示装置200のうち第1の実施の形態にかかる表示装置200と同じ機能を有する処理部には同じ番号が付与されている。
図16を参照して、本実施の形態にかかる表示システムには、表示装置200と、表示装置200からの要求に応じて関連するテスト問題を抽出して表示装置200に送信するテスト問題配信サーバ202とが含まれ、それらの装置はネットワーク201を介して接続される。表示装置200には、テスト問題配信サーバ202から送られてきたテスト問題を受信し、表示する機能もある。
第2の実施の形態にかかる表示システムにおいては、第1の実施の形態にかかる表示装置200に含まれたテスト問題DB108およびテスト問題抽出部109が、表示装置200から切離され、テスト問題配信サーバ202に構成されている。この構成に伴い、第2の実施の形態にかかる表示装置200は、関連するテスト問題を送信するようにテスト問題配信サーバ202に要求すると共に、テスト問題配信サーバ202からテスト問題を受信するデータ送受信部210をさらに備える。また、テスト問題配信サーバ202は、表示装置200からのテスト問題配信要求を受付け、関連するテスト問題を表示装置200側に送信するデータ送受信部211を備える。
第2の実施の形態にかかる表示装置200において、マーカーなどの書込みを行なう際の処理は、図8に示された第1の実施の形態にかかる表示装置200での処理と同様である。
図17は、第2の実施の形態にかかる表示システムでの、テストモードにおける処理を示すフローチャートである。図17のフローチャートに示される処理は、主に、本実施の形態にかかる表示装置200のCPU305がプログラム用メモリ306に記録されるプログラムを読出して実行し、図16に示される各部を制御することで実現される処理であって、上記ステップS110にてテストモードが選択されると開始される処理である。なお、図17のフローチャートのうち、点線の四角で囲んだ処理ステップ(ステップS305〜ステップS311)はテスト問題配信サーバ202における処理、それ以外の処理ステップ(ステップS301〜ステップS304、ステップS312〜ステップS315)は表示装置200における処理を示す。
図17を参照して、ステップS301〜S303で表示装置200において、上記ステップS101〜S103と同様の処理が実行されて、テスト範囲が設定される。
次に、ステップS304では、表示装置200より、データ送受信部210を介してテスト問題配信サーバ202に対し、テスト問題の配信が要求される。この時、表示装置200からテスト問題配信サーバ202に送信されるデータには、配信要求のコマンドの他、ステップS301で設定されたテストのモード、ステップS302で読込まれた書込みデータ、およびステップS303で設定されたテスト範囲を示すデータが含まれる。
テスト問題配信サーバ202は、データ送受信部211を介して、表示装置200より送られてきた配信要求コマンド、テストのモード、書込みデータ、およびテスト範囲を受信する(ステップS305)。以降、ステップS306〜S310において、上記ステップS204〜S208と同様の処理が実行されて、テストのモードに応じてテスト問題DB108からテスト問題を抽出し、テスト問題を絞込む。
ステップS310で学習者に提供されるテスト問題のリストが作成されると、そのテスト問題一式は、データ送受信部211を介してテスト問題配信サーバ202から表示装置200に配信される(ステップS311)。表示装置200は、データ送受信部210を介してテスト問題配信サーバ202からテスト問題一式を受信する(ステップS312)。受信されたテスト問題は、ステップS313〜S315において上記ステップS209〜S211と同様の処理が実行されて、一問ずつ学習者に対して表示される。
第2の実施形態にかかる表示システムにおいて、テスト問題DB108やテスト問題抽出部109が表示装置200の外部装置であるテスト問題配信サーバ202に備えられることで、表示装置200を操作せずにテスト問題DB108に記憶されるテスト問題に対して追加/削除、更新などの処理を自由に行なうことができる。従って、学習者に対して、常に最新のテスト問題を提供できる。同様に、電子文書格納部100や書込みデータ格納部104などが外部装置に備えられる場合にも、表示装置200を操作せずにそれらに記憶される情報に対する処理を行なうことができるため、最新の情報に更新したり、それらの情報を他の処理に利用したりすることができる。
また、テスト問題DB108等が表示装置200の他の装置に備えられることで、第1の実施の形態に示された、記録媒体123などにテスト問題等を記録する場合と比べると、圧倒的に多くのテスト問題等の情報を用意することができる。
一方、第1の形態にかかる表示装置200においては、ネットワークに接続しなくてもテスト問題の出力を行なうことができるので、データ送受信部210等の通信手段が不要となり、装置の小型化、軽量化、低価格化を図ることができるというメリットがある。また、学習者にとっても、ネットワークの使用に伴うデータ通信料金が不要となると共に、ネットワークに接続できない環境でも学習ができるというメリットが存在する。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態においては、本発明にかかる電子文書再生装置を、再生の1つの形態として、音声データの形で記録されている教科書や参考書などの文書データを音声出力する、一般的なコンピュータ等によって構成される音声再生装置によって実現するものとし、図18に本実施の形態にかかる再生装置の外観の具体例を示す。
図18を参照して、本実施の形態にかかる再生装置は、本体410と、本体410に備えられるイヤホンジャック415に挿して、電子文書やテスト問題を聞くために使用するイヤホン414とを含んで構成される。また、本体410には、再生する電子文書を選択したり、電子文書の再生/停止を指示したり、ユーザマークを設定するために使用する指示キー411,412と、液晶などから構成される表示部413とが備えられる。さらに、本体410には電子文書格納部400およびテスト問題DB407(図19参照)が内蔵される。
第3の実施の形態の再生装置では、電子文書の再生中に、ユーザが重要と思った箇所で指示キー411,412を使って指示することで、第1,第2の実施の形態にかかる書込みデータに替えて、電子文書に仮想的なマーク(以降、ユーザマークと呼ぶ)を設定する。本実施の形態にかかる再生装置では、ユーザマークの設定位置を基に関連するテスト問題が抽出される。また、本実施の形態においては、教科書や参考書の電子文書が具体的には音声データの形式で記録されているものとするが、電子文書の形式は音声データに限定されず、動画データなどのストリーム系のデータであってもよく、その場合にも、ユーザマークを適用することができる。
なお、以降の説明において、ユーザマークが設定された位置を第1の実施の形態と同様にファイル先頭からのバイト数で表わすものとするが、ファイル先頭からの再生時間でもファイル内の場所を一意に特定できるので、再生時間を用いて表わしてもよい。
本実施の形態にかかる再生装置の装置構成は、第1の実施の形態において図2に示された表示装置200の装置構成と同様である。本実施の形態においては、出力部304にはイヤホン414や表示部413が相当し、出力制御部303はイヤホン414である出力部304に音声出力するための制御を行ない、表示部413である出力部304にファイル名などの情報を表示するための制御を行なう。
図19は、第3の実施の形態にかかる再生装置の機能構成の具体例を示すブロック図である。図19に示される各機能は、図18,2に示された装置によって実現されてもよいし、図2に示されたCPU305がプログラム用メモリ306に記憶されるコンピュータプログラムを実行することで主にCPU305に形成されてもよい。
図19を参照して、本実施の形態にかかる再生装置は、教科書や参考書などの文書内容を音声データの形で格納する電子文書格納部400、電子文書格納部100に格納された電子文書を読込む電子文書入力部401、タブレットや入力キーなどの指示キー411,412からなるユーザ指示入力部402、ユーザ指示入力部402を通じて、再生させたい電子文書の選択や、再生・停止などの指示、テスト問題の再生開始の指示などの指示をユーザから受付けて処理するユーザ指示処理部403、電子文書に対して付加されたユーザマークを、ファイル先頭からのバイト数を用いて記録するユーザマーク格納部404、ユーザ指示入力部402を介してユーザからの電子文書に対するユーザマークの付加指示を受付け、付加されたユーザマークとユーザマークが設定された位置とをユーザマーク格納部404に保存するユーザマーク処理部405、電子文書の音声デコード処理を行ない再生する再生部406、電子文書格納部400に格納された電子文書に対するテスト問題を蓄えたテスト問題DB407、テスト問題DB407に蓄えられたテスト問題の中から所定のテスト問題を抽出するテスト問題抽出部408、および各処理部を制御する制御部409を含んで構成される。また、必要に応じて、ユーザが再生する電子文書を容易に選択できるように、上記の構成に加え、再生する電子文書をユーザに選択させるためにファイル名を表示させたり、再生中のモード(電子文書再生中かテストモードか)などをユーザに提示したりするためなどに使用する、表示部が備えられてもよい。
ユーザ指示入力部402はユーザマーク処理部405とユーザ指示処理部403とに接続されて、受付けたユーザマークの設定指示をユーザマーク処理部405に入力する。また、それ以外のユーザ指示をユーザ指示処理部403に入力する。
ユーザマーク処理部405はユーザ指示入力部402とユーザマーク格納部404と制御部409とに接続されて、ユーザ指示入力部402から入力されたユーザ指示を解釈する処理を行なって、ユーザマークをその電子文書においてユーザマークが設定された位置と対応付けてユーザマーク格納部404に入力して保存する。または、ユーザマーク格納部404にアクセスして保存されたユーザマークを読出して制御部409に入力する。
制御部409は、電子文書入力部401、ユーザ指示処理部403、ユーザマーク格納部404、ユーザマーク処理部405、再生部406、およびテスト問題抽出部408に接続され、ユーザ指示処理部403から入力されるユーザ指示に応じて各部に制御信号を出力し、各部を制御する。また、ユーザ指示処理部403から入力されるユーザ指示に応じて、ユーザマーク処理部1405から入力されたユーザマークをテスト問題抽出部408に入力する。
電子文書格納部400には、第1の実施の形態にかかる表示装置200と同様に、電子文書が個々の電子文書を区別できるように文書IDと対応付けられて格納される。
電子文書入力部401は、制御部409と電子文書格納部400と再生部406とに接続されて、制御部110からの制御信号にしたがって電子文書格納部100から所定の電子文書を読込んで再生部406に入力する。
テスト問題DB407は、多数のテスト問題をテスト問題に関連する電子文書内の位置情報と関連付けて記憶する。なお、テスト問題のデータ形式は特に限定されないが、再生部406が音声データの再生機能しか持たない場合は、テスト問題も音声データの形式で保存しておくことが望ましい。テスト問題DB108でのテスト問題の格納形式は、図4に示された第1の実施の形態にかかるテスト問題の格納形式とほぼ同様である。テスト問題の本文および解答を音声データで記録する場合、図4に示された領域160,161内に格納されるデータのタイプが異なる。
テスト問題抽出部408は、制御部409とユーザマーク格納部404とテスト問題DB408と再生部406とに接続されて、制御部409からの制御信号にしたがって、ユーマーク格納部404に格納されたユーザマークを参照してユーザマークの設定位置を基に、テスト問題DB407に蓄えられたテスト問題の中から所定のテスト問題を抽出する。そして、テスト問題抽出部408は、抽出したテスト問題を再生部406に入力し、出力を要求する。
再生部406は、制御部409と電子文書入力部401とテスト問題抽出部408とに接続されて、制御部409からの制御信号にしたがって、電子文書入力部401から入力された電子文書を音声変換し、音声出力する。また、テスト問題抽出部407からの要求に応じてテスト問題を音声変換し、音声出力する。
図20は、ユーザマーク格納部404での保存されるユーザマークの格納形式の具体例を示す図である。
図20を参照して、ユーザマーク格納部404には、ユーザマークが設定された電子文書の文書IDを記録する領域450、その電子文書において設定されたユーザマークの個数を記録する領域451、および各ユーザマークの設定位置を記録する領域452,453,…が含まれ、領域452,453,…には、ユーザマークの設定位置として、ユーザマークを設定した開始位置および終了位置が、ファイル先頭からのバイト数の形で記録される。
図21は、第3の実施の形態にかかる再生装置において、音声データである教科書や参考書などからなる電子文書の再生中に、ユーザマークを設定する際の処理を示すフローチャートである。図21のフローチャートに示される処理は、CPU305がプログラム用メモリ306に記録されるプログラムを読出して実行し、図19に示される各部を制御することで実行される。
図21を参照して、まず、電子文書格納部400に格納されている電子文書のうち、勉強したい内容が記録されている電子文書を、ユーザ指示入力部402を通じて学習者が選択すると(ステップS701)、ステップS702で選択された電子文書が電子文書入力部401により再生装置に読込まれ、ステップS703で電子文書の再生が開始される。その後、学習者からの指示待ちの状態になる(ステップS704)。
ステップS704では、ユーザ指示入力部402を通じて学習者から指示があるまで待機し(S704で「no」)、学習者から何らかの指示があると(S704で「yes」)、ステップS705以降の処理に移行する。
ステップS705では、学習者からの指示がユーザマークの設定開始の指示だったかどうかが判定される。ユーザマーク設定開始の指示であった場合(S705で「yes」)、ユーザマークの開始位置として、ファイル先頭からのバイト数が調べられ(ステップS706)、再びステップS704に戻って指示を待機する。
一方、ステップS704で検出した指示がユーザマークの設定開始指示ではなかった場合(S705で「no」)、ステップS707で、指示がユーザマークの設定終了の指示だったかどうかが判定される。指示がユーザマーク設定終了の指示であった場合(S707で「yes」)、ユーザマークの終了位置として、ファイル先頭からのバイト数が調べられ(ステップS708)、ステップS706で取得した開始位置と共に、ユーザマークを図20に示された格納形式でユーザマーク格納部404に保存する(ステップS709)。ステップS709の処理後は、再びステップS704に戻り、指示を待機する。
また、ステップS707において、ステップS704で検出した指示がユーザマーク設定終了の指示でなかった場合(S707で「no」)、テストモードに入るための指示だったかどうかが判定される(ステップS710)。テストモードに移行するための指示であった場合(S710で「yes」)、電子文書の再生を停止し、テストモードに移行する。テストモードの動作は後述する。
一方、ステップS704で検出した指示が、ステップS707でテストモードに移行するための指示でないと判断されると、指示が電子文書の再生終了に対する指示かどうかが判定される(ステップS711)。再生終了の指示でなければ(S711で「no」)、再びステップS704に戻り、指示を待機する。逆に再生終了の指示であれば(S711で「yes」)、電子文書の再生を停止し、再生処理を終了する。
本実施の形態にかかる再生装置におけるテストモードの処理は、図12に示された、第1の実施の形態にかかる表示装置におけるテストモードの処理とほぼ同じである。本実施の形態にかかる再生装置では、上記ステップS202において、書込みデータに替えてユーザマークをユーザマーク格納部404から読込む。また、上記ステップS209およびステップS211においてテスト問題および解答を表示するのではなく、再生部406より音声出力する。
本実施の形態にかかる再生装置が上記処理を行なうことで、表示要素を持たない音声データから構成される電子文書に対しても、ユーザが重要と思った箇所に対するテスト問題のみを抽出することができるようになり、学習の効率を向上させることができる。
さらに、上述の表示装置や再生装置に示された電子文書再生装置において実行される電子文書再生処理、および電子文書再生処理において採用されている電子文書再生方法およびを、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。
なお、コンピュータのオペレーションシステム(OS)の一部としてプログラムモジュールが用意され、アプリケーションプログラムにおいて、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を進めることが一般的になされている。そのような場合、本発明にかかる電子文書再生装置または電子文書再生システムを実現するためのプログラム自体に上記モジュールが含まれず、コンピュータにおいてOSと協働して初めて電子文書再生装置または電子文書再生システムが実現することになる。すなわち、一般的なOSが採用されているコンピュータを用いて電子文書再生装置または電子文書再生システムが実現される場合には、上記モジュールを含んだプログラムを提供する必要はなく、上記モジュールを含まないプログラムも、本発明にかかる電子文書再生プログラムを構成すると言える。
なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
第1の実施の形態にかかる表示装置200の外観の具体例を示す図である。 第1の実施の形態にかかる表示装置200の装置構成の具体例を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる表示装置200の機能構成の具体例を示すブロック図である。 テスト問題DB108でのテスト問題の格納形式の具体例を示す図である。 管理ファイルの構成の具体例を示す図である。 書込みデータ格納部104での書込みデータの格納形式の具体例を示す図である。 出力部107での表示状態の具体例を示す図である。 第1の実施の形態にかかる表示装置200において、マーカーなどの書込みを行なう際の処理を示すフローチャートである。 出力部107での表示状態の具体例を示す図である。 出力部107での表示状態の具体例を示す図である。 出力部107での表示状態の具体例を示す図である。 第1の実施の形態にかかる表示装置200での、テストモードにおける処理を示すフローチャートである。 ステップS205での抽出処理を示すフローチャートである。 ステップS206での抽出処理を示すフローチャートである。 ステップS207での抽出処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる表示装置200を含む表示システムの機能構成の具体例を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる表示システムでの、テストモードにおける処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる再生装置の外観の具体例を示す。 第3の実施の形態にかかる再生装置の機能構成の具体例を示すブロック図である。 ユーザマーク格納部404での保存されるユーザマークの格納形式の具体例を示す図である。 第3の実施の形態にかかる再生装置においてユーザマークを設定する際の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100,400 電子文書格納部、101,401 電子文書入力部、102,402 ユーザ指示入力部、103,403 ユーザ指示処理部、104 書込みデータ格納部、105,402 ユーザ書込み処理部、106 レイアウト計算部、107 出力部、108,407 テスト問題DB、109,408 テスト問題抽出部、110,409 制御部、120 表示部兼タブレット、121 ペン、122,411,412 指示キー、123 記録媒体、124 挿入口、125,410 本体、140〜143 アイコン、200 表示装置、201 ネットワーク、202 テスト問題配信サーバ、210,211 データ送受信部、300 コンピュータ、301 入力部、302 外部記憶装置、303 出力制御部、304 出力部、305 CPU、306 プログラム用メモリ、307 データ用メモリ、308 配信サーバ、404 ユーザマーク格納部、405 ユーザマーク処理部、406 再生部、413 表示部、414 イヤホン、415 イヤホンジャック。

Claims (10)

  1. 電子文書を再生する電子文書再生手段と、
    前記再生手段において再生されている前記電子文書に対して、当該電子文書上の範囲の指定されたマーク付けを受付ける第1の受付手段と、
    前記マークと、前記マーク付けされた前記電子文書上の範囲である第1の範囲とを関連付けて格納する格納手段と、
    前記電子文書に関するテストモードの選択を受付けるための第2の受付手段と、
    前記電子文書に関するテスト問題を、当該テスト問題が関連する前記電子文書上の範囲である第2の範囲と対応付けて記憶する記憶手段から、前記選択されたテストモードおよび前記第1の範囲に応じてテスト問題を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段において抽出された前記テスト問題を再生するテスト問題再生手段とを備え、
    前記抽出手段は、前記第2の受付手段において第1のテストモードの選択を受付けた場合には前記第1の範囲を含む前記第2の範囲に対応付けて記憶された前記テスト問題または前記第1の範囲に含まれる前記第2の範囲に対応付けて記憶された前記テスト問題を抽出し、第2のテストモードの選択を受付けた場合には前記電子文書に対して前記第1の受付手段で受付けたすべての前記マークのそれぞれに関連付けられた前記第1の範囲のいずれをも含まない前記第2の範囲に対応付けて記憶された前記テスト問題を抽出する、電子文書再生装置。
  2. 前記電子文書は連続したオブジェクトを含んで構成され、
    前記格納手段に格納される前記第1の範囲を特定する情報は、当該第1の範囲の先頭のオブジェクトの前記電子文書上の位置を特定する情報を含み、
    前記第1の範囲は、前記先頭のオブジェクトから所定数のオブジェクトが連続した範囲である、請求項1に記載の電子文書再生装置。
  3. 前記記憶手段で記憶される前記第2の範囲を特定する情報は、当該第2の範囲の先頭のオブジェクトの前記電子文書上の位置を特定する情報を含み、
    前記第2の範囲は、前記先頭のオブジェクトから所定数のオブジェクトが連続した範囲である、請求項2に記載の電子文書再生装置。
  4. 前記テスト問題は、前記電子文書の識別情報とも対応付けられて前記記憶手段に記憶されており、
    前記抽出手段は、前記選択されたテストモードと、前記第1の範囲と、前記マーク付けされた前記電子文書の識別情報とに基づいて前記テスト問題を抽出する、請求項1〜3のいずれかに記載の電子文書再生装置。
  5. 前記格納手段は、前記マークに前記マークの種類に関する情報を関連付けて格納し、
    前記抽出手段は、前記選択されたテストモードと、前記第1の範囲と、前記マークの種類とに基づいて前記テスト問題を抽出する、請求項1〜3のいずれかに記載の電子文書再生装置。
  6. 電子文書上の範囲である第1の範囲と対応付けられているテスト問題を記憶する記憶手段と、
    電子文書再生装置から、電子文書を特定する情報と、選択されたテストモードと、マーク付けされた前記電子文書上の範囲である第2の範囲とを含むテスト問題の配信要求を受信する受信手段と、
    前記配信要求において前記テストモードとして第1のテストモードが指定されている場合には前記第2の範囲を含む前記第1の範囲に対応付けて記憶された前記テスト問題または前記第2の範囲に含まれる前記第1の範囲に対応付けて記憶された前記テスト問題を抽出し、第2のテストモードが指定されている場合には前記配信要求に含まれるすべての前記第2の範囲のいずれをも含まない前記第1の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題を前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出されたテスト問題を前記電子文書再生装置に送信する送信手段とを備える、サーバ。
  7. 電子文書再生装置と、
    サーバとを備え、
    前記電子文書再生装置は、
    電子文書を再生する電子文書再生手段と、
    前記再生手段において再生されている前記電子文書に対して、当該電子文書上の範囲の指定されたマーク付けを受付ける第1の受付手段と、
    前記マークと、前記マーク付けされた前記電子文書上の範囲である第1の範囲とを関連付けて格納する格納手段と、
    前記電子文書に関するテストモードの選択を受付けるための第2の受付手段と、
    前記電子文書を特定する情報と、前記選択されたテストモードと、前記第1の範囲とを含む、テスト問題の配信要求を前記サーバに対して送信する送信手段と、
    前記配信要求に応じて前記サーバから配信されるテスト問題を受信する受信手段とを含み、
    前記サーバは、
    前記電子文書に関連するテスト問題を、当該テスト問題が関連する前記電子文書上の範囲である第2の範囲と対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記電子文書再生装置から前記配信要求を受信する受信手段と、
    前記配信要求において前記テストモードとして第1のテストモードが指定されている場合には前記第1の範囲を含む前記第2の範囲に対応付けて記憶された前記テスト問題または前記第1の範囲に含まれる前記第2の範囲に対応付けて記憶された前記テスト問題を抽出し、第2のテストモードが指定されている場合には前記配信要求に含まれるすべての前記第1の範囲のいずれをも含まない前記第2の範囲に対応付けて記憶されたテスト問題を前記記憶手段から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出されたテスト問題を前記電子文書再生装置に送信する送信手段とを含む、電子文書再生システム。
  8. 電子文書を再生する再生手段と、入力手段と、格納手段と、前記電子文書に関するテス
    ト問題を記憶する記憶手段とを備える電子文書再生装置における電子文書再生方法であって、
    前記記憶手段は、前記電子文書上の範囲である第1の範囲と対応付けて前記テスト問題を記憶し、
    前記再生手段において電子文書を再生するステップと、
    前記入力手段において、前記再生手段において再生されている前記電子文書に対して、当該電子文書上の範囲の指定されたマーク付けを受付けるステップと、
    前記マークと、前記マーク付けされた前記電子文書上の範囲である第2の範囲とを関連付けて前記格納手段に格納するステップと、
    前記電子文書に関するテストモードの選択を受付けるステップと、
    前記記憶手段から、前記選択されたテストモードおよび前記第2の範囲に応じてテスト問題を抽出するステップと、
    抽出された前記テスト問題を再生するステップとを備え、
    前記テスト問題を抽出するステップでは、前記テストモードの選択を受付けるステップにおいて第1のテストモードの選択を受付けた場合には前記第2の範囲を含む前記第1の範囲に対応付けて記憶された前記テスト問題または前記第2の範囲に含まれる前記第1の範囲に対応付けて記憶された前記テスト問題を抽出し、第2のテストモードの選択を受付けた場合には前記電子文書に対して前記マーク付けを受付るステップで受付けたすべての前記マークのそれぞれに関連付けられた前記第2の範囲のいずれをも含まない前記第1の範囲に対応付けて記憶された前記テスト問題を抽出する、電子文書再生方法。
  9. 電子文書を再生する再生手段と、入力手段と、格納手段と、前記電子文書に関するテスト問題を記憶する記憶手段とを備える電子文書再生装置における電子文書再生処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記記憶手段は、前記電子文書上の範囲である第1の範囲と対応付けて前記テスト問題を記憶し、
    前記再生手段において電子文書を再生するステップと、
    前記入力手段において、前記再生手段において再生されている前記電子文書に対して、当該電子文書上の範囲の指定されたマーク付けを受付けるステップと、
    前記マークと、前記マーク付けされた前記電子文書上の範囲である第2の範囲とを関連付けて前記格納手段に格納するステップと、
    前記電子文書に関するテストモードの選択を受付けるステップと、
    前記記憶手段から、前記選択されたテストモードおよび前記第2の範囲に応じてテスト問題を抽出するステップと、
    抽出された前記テスト問題を再生するステップとを備え、
    前記テスト問題を抽出するステップでは、前記テストモードの選択を受付けるステップにおいて第1のテストモードの選択を受付けた場合には前記第2の範囲を含む前記第1の範囲に対応付けて記憶された前記テスト問題または前記第2の範囲に含まれる前記第1の範囲に対応付けて記憶された前記テスト問題を抽出し、第2のテストモードの選択を受付けた場合には前記電子文書に対して前記マーク付けを受付るステップで受付けたすべての前記マークのそれぞれに関連付けられた前記第2の範囲のいずれをも含まない前記第1の範囲に対応付けて記憶された前記テスト問題を抽出する、電子文書再生プログラム。
  10. 請求項9に記載の電子文書再生プログラムを記録した、コンピュータ読取可能な記録媒体。
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