JP4818549B2 - Aldose reductase inhibitor - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は糖尿病の各種の合併症を防ぐアルドースレダクターゼ阻害剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
我が国では約600万人もの糖尿病患者がおり、さらにその傾向がある人も含めればわが国の人口の10%にも達し、国民病の規模になりつつある。糖尿病には、インシュリン依存型とインシュリン非依存型との2つのタイプがあり、日本人の患者のほとんどがインシュリン非依存性糖尿病である。しかし、糖尿病は各種の合併症を引き起こすと言われている。
【0003】
ストロベリーリーフはイチゴ(Fragaria vesca,F. viridis,F. mosahata,F. chiloensis,F. virginiana)の葉であり、茶として飲用されている。
【0004】
セージ(Salvia officinalis S. lavandulaefolia S. tribolaulmaria)は地中海原産の植物でヨーロッパに広く分布し、葉は薬用として、消炎、収斂の目的で利用されてまた、香辛料としても広く利用されている。
【0005】
西河柳はギョリュウ科ギョリュウ属の学名をタマリックス チネンシス ロウア(Tamarix chinensis Lour)、通称ギョリュウと呼ばれる植物の葉のついた若枝である。この植物は原産は中国であるが、鑑賞用として日本に渡来し、庭等に植えられている落葉小高木である。用途としては、発汗、解熱、利尿、鎮咳、抗菌(肺炎球菌、α−レンサ球菌、白色ブドウ球菌、インフルエンザ)として用いられている。
【0006】
仙鶴草はその全草を利用されている。その目的は止血、止瀉、消炎、強壮薬として、吐血、便血、尿血、崩漏帯下、赤白痢疾等の諸出血症状に利用されている。しかし化粧料としては特開平1−313414号で頭部化粧料として、特開昭60−184024号で殺菌性組成物として利用されているにすぎない。
【0007】
ミムソプス エレンギ(Mimusops elengi)はインドからネパールのタライ地方に産する。アカテツ科の常緑の小高木で、ミサキノハナと称し庭木としてもよく植えられている。樹皮は暗灰色で亀裂がある。葉は楕円形〜長楕円形で花は腋性で単生、または束生で小さく淡黄色で星形をしており、香りがよい。薬品的な利用は樹皮は収斂性で強壮剤となり、また熱にも処方される。葉は蛇に咬まれたときの治療にも使われる。
【0008】
チャービル(Anthriscus cerefolium)の葉は中東・東ロシア、コーカサス原産でフランスで広く用いられている。用途は健胃薬である。
【0009】
チャイブス(Allium schoenoprasum)(別名アサツキ)の葉はヨーロッパやアメリカに分布し、料理に用いられている。
【0010】
大黄は古くより、内用薬として用いられ、水製、或いはエタノールエキスが用いられ、その安全性は充分に確認されている。大黄には、いろいろな種類の植物が使われている。ショウヨウダイオウ(Rheum Palmatum Linne)、タングートダイオウ(Rheum tanguticum Maximowicz )、ダイオウ(Rheum officinale Baillon)、チョウセンダイオウ(Rheum coreanum Nakai)またはそれらの種間雑種、例えば信州大黄等がある。これらの植物の根茎をもちいたのが大黄である。
【0011】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
インシュリン非依存的に、グルコースの取り込みを行う水晶体、網膜、末梢神経などの組織では、糖尿病による高い血糖値により細胞内グルコース濃度が上昇し、主経路の解糖系で代謝しきれない過剰のグルコースは、細胞中のアルドースレダクターゼによりソルビトールに変換される。ソルビトールは細胞膜電荷のために細胞外に出にくく、さらにソルビトール脱水酵素(副経路のポリオール経路上でフルクトースへの変換を促す)による処理速度が遅いことなどから、ソルビトールが細胞内に蓄積され、細胞内浸透圧が上昇して細胞の膨化と細胞膜の変性が起こり、結果としておきた細胞障害により、網膜症、腎症、神経障害等の糖尿病合併症等の種々の糖尿病合併症が発症すると考えられている。
従来、糖尿病の治療薬として、インシュリンや種々の血糖降下剤が用いるのみならず、糖尿病合併症に関しても充分な注意が必要であるので、これに関与するアルドースレダクターゼの活性を阻害する物質を配合することによってさらに有効な薬品あるいは食品を得ることを目的とした。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは安全で有効なアルドースレダクターゼ阻害活性成分について種々検討した結果、ストロベリーリーフ、セージ、西河柳、仙鶴草、ミサキノハナの葉、チャービルの葉、チャイブスの葉、大黄の1種以上の抽出物が高い阻害活性を有することを見出し、本発明に到達した。
【0013】
これらの植物を水或いは水溶性有機溶媒或いは、水溶性有機溶媒と水の混合物で抽出する。水溶性有機溶媒はメタノール、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、或いはこれらの混合物を用いることができる。
熱を加えることも抽出速度が増すので必要によりこの工程を加える。
【0014】
このように抽出したストロベリーリーフ、セージ、西河柳、仙鶴草、ミサキノハナの葉、チャービルの葉、チャイブスの葉、大黄の抽出物を必要により溶媒を留去して、薬や食品にさまざまな剤型に配合することができる。例えば、丸薬、錠剤、シロップ、粉末、健康茶の形態にすることができる。
【0015】
また、本発明は糖尿病の合併症予防のため用いられるものなので、当然、スルホニル尿素剤、スルホンアミド薬、ビグアナイド薬、ボグリボース、アカルボースなどの糖尿病予防薬やヤーコン、ギムネバシルベスタ、シベリア人参、高麗人参、プロポリス、ビージャサーラなどの糖尿病予防を予防する食品との併用することが好ましく、この薬或いは食品にも同時に血糖降下剤などの糖尿病予防に有効な成分を配合することが望ましい。また、所謂,食事療法も併用することが望ましい。
【0016】
【実施例】
以下に製造例、実施例によって、更に具体的に説明するが、本発明は、この製造例、実施例によって、限定されるものでないことは云うまでもない。
【0017】
〔製造例1〕ストロベリーリーフ(Fragaria vescaの葉)(乾燥品)10gを細砕したのち、精製水300mlを加えて時々撹拌しつつ5時間、加熱した。これを放冷したのち、濾過し、凍結乾燥した。
【0018】
〔製造例2〕セージ(Salvia officinalisの葉)(乾燥品)10gを細砕したのち、50%エタノール水溶液300mlを加えて時々撹拌しつつ5日間放置した。これを濾過後、エバポレートした後、凍結乾燥した。
【0019】
〔製造例3〕西河柳(乾燥品)10gを細砕したのち、50%エタノール水溶液300mlを加えて時々撹拌しつつ5日間放置した。これを濾過後、エバポレートした後、凍結乾燥した。
【0020】
〔製造例4〕仙鶴草(乾燥品)10gを細砕したのち、50%エタノール水溶液300mlを加えて時々撹拌しつつ5日間放置した。これを濾過後、エバポレートした後、凍結乾燥した。
【0021】
〔製造例5〕ミサキノハナの葉(乾燥品)10gを細砕したのち、50%エタノール水溶液300mlを加えて時々撹拌しつつ5日間放置した。これを濾過後、エバポレートした後、凍結乾燥した。
【0022】
〔製造例6−1〕チャービルの葉(乾燥品)10gを細砕したのち、50%エタノール水溶液300mlを加えて時々撹拌しつつ5日間放置した。これを濾過後、エバポレートした後、凍結乾燥した。
【0023】
〔製造例6−2〕チャービルの葉(乾燥品)10gを細砕したのち、精製水300mlを加えて時々撹拌しつつ5時間、加熱した。これを放冷したのち、濾過し、凍結乾燥した。
【0024】
〔製造例7−1〕チャイブスの葉(乾燥品)10gを細砕したのち、50%エタノール水溶液300mlを加えて時々撹拌しつつ5日間放置した。これを濾過後、エバポレートした後、凍結乾燥した。
【0025】
〔製造例7−2〕チャイブスの葉(乾燥品)10gを細砕したのち、精製水300mlを加えて時々撹拌しつつ5時間、加熱した。これを放冷したのち、濾過し、凍結乾燥した。
【0026】
〔製造例8〕大黄(Rheum officinale Baillon)(乾燥品)10gを細砕したのち、50%エタノール水溶液300mlを加えて時々撹拌しつつ5日間放置した。これを濾過後、エバポレートした後、凍結乾燥した。
【0027】
実施例−1 健康食品(錠剤)
A:ヤーコン 20.0%
B:プロポリス 10.0%
C:ビタミンE 5.0%
D:製造例1 25.0%
E:デキストリン 25.0%
F:結晶セルロース 22.5%
G:ショ糖脂肪酸エステル 2.0%
H:デンプン 0.5%
製法はA〜Fの各成分を秤量し、流動層造粒機でHを結合剤溶液として顆粒化する。その後Gを加え均一に混合し打錠機で錠剤とする。
【0028】
実施例−2 健康食品(顆粒)
A:製造例2 20.0%
B:製造例3 20.0%
C:製造例4 10.0%
D:エリスリトール 30.0%
E:結晶セルロース 18.0%
F:ショ糖脂肪酸エステル 1.5%
G:デンプン 0.5%
製法はA〜Eの各成分を秤量し、流動層造粒機でGを結合剤溶液として顆粒化する。その後Fを加え均一に混合し顆粒とする。
【0029】
実施例−3 スープ(粉末スープ)
A:高麗人参 20.0%
B:製造例5 10.0%
C:製造例6−1 5.0%
D:製造例6−2 5.0%
E:大豆タンパク 15.0%
F:粉末油脂 13.0%
G:ブイヨン 11.0%
H:食塩 6.0%
I:増粘剤(グァーガム) 5.0%
J:乳タンパク 5.0%
K:調味料(アミノ酸等) 3.0%
L:香料 2.0%
製法はA〜Lの各成分を秤量し均一に混合して粉末スープとする。
【0030】
実施例−4 お茶(粉末タイプ)
A:製造例7−2 10.0%
B:製造例8 10.0%
C:製造例1 10.0%
D:バナバ茶 25.0%
E:ハト麦 25.0%
F:紅茶 20.0%
製法はA〜Fの各成分を秤量し均一に混合して粉末とする。
【0031】
実施例−5 健康食品(錠剤)
A:ギムネバシルベスタ 20.0%
B:シベリア人参 10.0%
C:ビタミンE 5.0%
D:製造例2 15.0%
D:製造例3 10.0%
E:デキストリン 25.0%
F:結晶セルロース 22.5%
G:ショ糖脂肪酸エステル 2.0%
H:デンプン 0.5%
製法はA〜Fの各成分を秤量し、流動層造粒機でHを結合剤溶液として顆粒化する。その後Gを加え均一に混合し打錠機で錠剤とする。
【0032】
実施例−6 健康食品(顆粒)
A:製造例4 20.0%
B:製造例5 20.0%
C:製造例6−1 10.0%
D:エリスリトール 30.0%
E:結晶セルロース 18.0%
F:ショ糖脂肪酸エステル 1.5%
G:デンプン 0.5%
製法はA〜Eの各成分を秤量し、流動層造粒機でGを結合剤溶液として顆粒化する。その後Fを加え均一に混合し顆粒とする。
【0033】
アルドースレダクターゼ阻害試験
試験方法を以下に示す。
水1.5ml、0.175%メルカプトエタノールを含む500mMリン酸カリウムバッファー(pH6.0)0.6ml、1Mグルコース水溶液0.6ml、サンプル溶液0.05ml、2mMのNADPH水溶液(pH7.0)0.15ml、0.035%メルカプトエタノールを含む10mMリン酸ナトリウムバッファー(pH7.0)3.6mlに1.3unit/mlのアルドースレダクターゼ0.4mlを加えた溶液0.1mlを以上の順で混合する。酵素添加と同時に時間を計る。
37℃でインキュベートしながら5分間340nmの吸光度を測定する。
水を対照としたときの吸光度が経時的に低下するので、サンプルの1分間の吸光度低下の抑制率を酵素阻害率とした。
【0034】
結果を表に示す。
【0035】
【効果】
ストロベリーリーフ、セージ、西河柳、仙鶴草、ミサキノハナの葉チャービルの葉、チャイブスの葉、大黄の抽出物の1種以上の抽出物を配合したアルドースレダクターゼ阻害剤は今まで食用とされた植物で安全性が高く、アルドースレダクターゼを阻害し、糖尿病の各種の合併症を防ぐことができる。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to an aldose reductase inhibitor that prevents various complications of diabetes.
[0002]
[Prior art]
In Japan, there are about 6 million diabetic patients, and even if people with such a tendency are included, it has reached 10% of Japan's population and is becoming the scale of national diseases. There are two types of diabetes, insulin-dependent and insulin-independent, and most Japanese patients have non-insulin-dependent diabetes. However, diabetes is said to cause various complications.
[0003]
Strawberry leaf is a leaf of strawberry (Fragaria vesca, F. viridis, F. mosahata, F. chiloensis, F. virginiana) and is drunk as tea.
[0004]
Sage (Salvia officinalis S. lavandulaefolia S. tribolaulmaria) is a plant native to the Mediterranean and widely distributed in Europe. Leaves are used for medicinal purposes, for anti-inflammatory and astringent purposes, and also for spices.
[0005]
Nishigayu is a young branch with leaves of a plant called Tamarix chinensis Lour, commonly known as Gyoryu. Although this plant is originally from China, it is a small deciduous tree that came to Japan for viewing and was planted in gardens. Applications include sweating, antipyretic, diuretic, antitussive, antibacterial (pneumococcus, α-streptococcus, white staphylococci, influenza).
[0006]
Sengakuso uses the whole plant. Its purpose is hemostasis, antistasis, anti-inflammation, tonic, and it is used for various bleeding symptoms such as vomiting, stool blood, urine blood, under collapse band, and dysentery. However, as cosmetics, they are only used as head cosmetics in JP-A-1-313414 and as bactericidal compositions in JP-A-60-184024.
[0007]
Mimusops elengi comes from India in the Tarai region of Nepal. It is an evergreen small tree from the Acatezaceae family and is often planted as a garden tree. The bark is dark gray and cracked. The leaves are oval to oblong, and the flowers are fertile and single, or bunch are small, pale yellow and star-shaped, and have a good fragrance. For chemical use, the bark is astringent and tonic, and is also prescribed for heat. The leaves are also used for treatment when bitten by a snake.
[0008]
Chervil (Anthriscus cerefolium) leaves are native to the Middle East / Eastern Russia and the Caucasus and are widely used in France. Use is for stomachic medicine.
[0009]
The leaves of Allium schoenoprasum (aka Asatsuki) are distributed in Europe and America and are used in cooking.
[0010]
Daio has long been used as an internal medicine and is made of water or ethanol extract, and its safety has been sufficiently confirmed. Daihuang uses a variety of plants. Examples include Rheum Palmatum Linne, Rheum tanguticum Maximowicz, Rheum officinale Baillon, Rheum coreanum Nakai, or interspecific hybrids such as Shinshu Daio. Daiki is the root of these plants.
[0011]
[Background Art and Problems to be Solved by the Invention]
Insulin-independent tissues such as the lens, retina, and peripheral nerves that take up glucose, intracellular glucose levels rise due to high blood sugar levels due to diabetes, and excess glucose that cannot be metabolized by the main glycolytic pathway Is converted to sorbitol by aldose reductase in the cell. Sorbitol is not easily released from the cell due to cell membrane charge, and sorbitol accumulates in the cell due to the slow processing speed of sorbitol dehydrase (which promotes conversion to fructose on the alternative pathway of polyol). Increased internal osmotic pressure causes cell swelling and cell membrane degeneration, and the resulting cell damage is thought to cause various diabetic complications such as diabetic complications such as retinopathy, nephropathy, and neuropathy. ing.
Conventionally, not only insulin and various antihyperglycemic agents have been used as a therapeutic agent for diabetes, but also sufficient attention must be paid for diabetic complications, so a substance that inhibits the activity of aldose reductase involved in this is included. The purpose was to obtain more effective chemicals or foods.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
As a result of various investigations on safe and effective aldose reductase inhibitory active ingredients, the present inventors have extracted one or more of strawberry leaf, sage, Nishikawayanagi, Sentsukakusa, Misakinohana leaf, chervil leaf, chives leaf, and Daiki. It was found that the product has a high inhibitory activity, and reached the present invention.
[0013]
These plants are extracted with water or a water-soluble organic solvent or a mixture of a water-soluble organic solvent and water. As the water-soluble organic solvent, methanol, ethanol, glycerin, propylene glycol, or a mixture thereof can be used.
Adding heat also increases this extraction rate, so this step is added if necessary.
[0014]
The extract of strawberry leaf, sage, Nishikawayanagi, Sentsukakusa, Misaki no Hana leaf, Chervil leaf, Chives leaf, Daihuang extract extracted in this way, if necessary, distill the solvent, various dosage forms for drugs and food Can be blended. For example, it can be in the form of pills, tablets, syrups, powders, health teas.
[0015]
In addition, since the present invention is used for the prevention of diabetic complications, naturally, antidiabetic drugs such as sulfonylureas, sulfonamides, biguanides, voglibose, acarbose, yacon, gymneba sylvesta, siberian ginseng, ginseng. In addition, it is preferable to use in combination with foods that prevent diabetes prevention such as propolis and villasala, and it is desirable to add ingredients effective for diabetes prevention such as hypoglycemic agents to these drugs or foods at the same time. It is also desirable to use so-called diet therapy.
[0016]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to production examples and examples. However, it is needless to say that the present invention is not limited to these production examples and examples.
[0017]
[Production Example 1] After crushing 10 g of strawberry leaf (Fragaria vesca leaf) (dried product), 300 ml of purified water was added and heated for 5 hours with occasional stirring. This was allowed to cool, then filtered and lyophilized.
[0018]
[Production Example 2] After 10 g of sage (Salvia officinalis leaves) (dried product) was pulverized, 300 ml of 50% ethanol aqueous solution was added and allowed to stand for 5 days with occasional stirring. This was filtered, evaporated, and lyophilized.
[0019]
[Production Example 3] After 10 g of Nishikawayanagi (dried product) was pulverized, 300 ml of a 50% ethanol aqueous solution was added and left for 5 days with occasional stirring. This was filtered, evaporated, and lyophilized.
[0020]
[Production Example 4] After crushing 10 g of Sentsukakusa (dried product), 300 ml of 50% ethanol aqueous solution was added and left for 5 days with occasional stirring. This was filtered, evaporated, and lyophilized.
[0021]
[Production Example 5] After crushing 10 g of Misakinohana leaf (dried product), 300 ml of 50% ethanol aqueous solution was added and allowed to stand for 5 days with occasional stirring. This was filtered, evaporated, and lyophilized.
[0022]
[Production Example 6-1] After crushing 10 g of chervil leaves (dried product), 300 ml of a 50% ethanol aqueous solution was added and allowed to stand for 5 days with occasional stirring. This was filtered, evaporated, and lyophilized.
[0023]
[Production Example 6-2] After crushing 10 g of chervil leaves (dried product), 300 ml of purified water was added and heated for 5 hours with occasional stirring. This was allowed to cool, then filtered and lyophilized.
[0024]
[Production Example 7-1] After crushing 10 g of chives leaves (dried product), 300 ml of 50% aqueous ethanol solution was added and allowed to stand for 5 days with occasional stirring. This was filtered, evaporated, and lyophilized.
[0025]
[Production Example 7-2] After crushing 10 g of chives leaves (dried product), 300 ml of purified water was added and heated for 5 hours with occasional stirring. This was allowed to cool, then filtered and lyophilized.
[0026]
[Production Example 8] After 10 g of Rheum officinale Baillon (dried product) was pulverized, 300 ml of 50% ethanol aqueous solution was added and left for 5 days with occasional stirring. This was filtered, evaporated, and lyophilized.
[0027]
Example-1 Health food (tablet)
A: Yacon 20.0%
B: Propolis 10.0%
C: Vitamin E 5.0%
D: Production Example 1 25.0%
E: Dextrin 25.0%
F: Crystalline cellulose 22.5%
G: Sucrose fatty acid ester 2.0%
H: Starch 0.5%
In the production method, each component of A to F is weighed and granulated with H as a binder solution in a fluidized bed granulator. G is then added and mixed uniformly to form tablets with a tableting machine.
[0028]
Example-2 Health food (granule)
A: Production Example 2 20.0%
B: Production Example 3 20.0%
C: Production example 4 10.0%
D: Erythritol 30.0%
E: Crystalline cellulose 18.0%
F: Sucrose fatty acid ester 1.5%
G: Starch 0.5%
In the production method, each component of A to E is weighed and granulated with G as a binder solution in a fluidized bed granulator. Then F is added and mixed uniformly to form granules.
[0029]
Example-3 Soup (Powder Soup)
A: Ginseng 20.0%
B: Production Example 5 10.0%
C: Production example 6-1 5.0%
D: Production example 6-2 5.0%
E: Soy protein 15.0%
F: Powdered oil and fat 13.0%
G: Bouillon 11.0%
H: Salt 6.0%
I: Thickener (guar gum) 5.0%
J: Milk protein 5.0%
K: Seasoning (amino acids, etc.) 3.0%
L: Fragrance 2.0%
In the production method, each component of A to L is weighed and mixed uniformly to obtain a powder soup.
[0030]
Example-4 Tea (powder type)
A: Production Example 7-2 10.0%
B: Production Example 8 10.0%
C: Production Example 1 10.0%
D: Banaba tea 25.0%
E: Pigeont 25.0%
F: Black tea 20.0%
In the production method, the components A to F are weighed and uniformly mixed to obtain a powder.
[0031]
Example-5 Health food (tablet)
A: Gymneva Sylvester 20.0%
B: Siberian ginseng 10.0%
C: Vitamin E 5.0%
D: Production example 2 15.0%
D: Production example 3 10.0%
E: Dextrin 25.0%
F: Crystalline cellulose 22.5%
G: Sucrose fatty acid ester 2.0%
H: Starch 0.5%
In the production method, each component of A to F is weighed and granulated with H as a binder solution in a fluidized bed granulator. G is then added and mixed uniformly to form tablets with a tableting machine.
[0032]
Example-6 Health food (granule)
A: Production Example 4 20.0%
B: Production Example 5 20.0%
C: Production example 6-1 10.0%
D: Erythritol 30.0%
E: Crystalline cellulose 18.0%
F: Sucrose fatty acid ester 1.5%
G: Starch 0.5%
In the production method, each component of A to E is weighed and granulated with G as a binder solution in a fluidized bed granulator. Then F is added and mixed uniformly to form granules.
[0033]
The aldose reductase inhibition test test method is shown below.
1.5 ml of water, 0.6 ml of 500 mM potassium phosphate buffer (pH 6.0) containing 0.175% mercaptoethanol, 0.6 ml of 1M aqueous glucose solution, 0.05 ml of sample solution, 2 ml of 2 mM NADPH aqueous solution (pH 7.0) Mix 0.1 ml of a solution obtained by adding 0.4 ml of 1.3 unit / ml aldose reductase to 3.6 ml of 10 mM sodium phosphate buffer (pH 7.0) containing .15 ml and 0.035% mercaptoethanol. . Take time with enzyme addition.
Measure absorbance at 340 nm for 5 minutes while incubating at 37 ° C.
Since the absorbance when using water as a control decreases with time, the inhibition rate of the absorbance decrease for 1 minute of the sample was defined as the enzyme inhibition rate.
[0034]
The results are shown in the table.
[0035]
【effect】
An aldose reductase inhibitor that contains one or more extracts of strawberry leaf, sage, Nishikawayanagi, Sentsukakusa, Misakinohana leaf chervil leaf, chives leaf, Daihuang extract is safe in plants that have been eaten so far It is highly potent and can inhibit aldose reductase and prevent various complications of diabetes.
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