JP4816551B2 - ステータのモールド方法および装置 - Google Patents
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Description
ここで、ゲートがキャビティの下端内周側に形成されるため、キャビティ内に下方から樹脂を注入することができる。これにより、金型内への樹脂注入の際にエアを巻き込み難くすることができるため、モールド樹脂にボイドが発生することを防止することができる。また、ノズルが下向きに配置されているので、フリーショット時にノズル先端が樹脂で汚れたり、あるいは詰まったりしてしまうことも防止することができる。さらに、樹脂注入口が上型の中空凸部の底面中心部に形成されているため、スプルーを短くすることができるので材料歩留まりも向上する。
まず、本発明のステータのモールド方法および装置によって、モールド成形するステータについて、図1および図2を参照しながら説明する。図1は、ステータの概略構成を示す平面図である。図2は、図1に示すA−B−Cにおける断面図である。
そして、平行巻きコイル11と傾斜巻きコイル12とは、U,V,Wの3相のコイルを形成するように、バスバー16によって接続されている。バスバー16のU,V,W相の各端部は、3本の端子18U,18V,18Wに接続されている。
図3および図4に示すように、モールド成形装置10には、ステータ10をワークとしてモールド(樹脂封止)するために、互いに型閉めおよび型開きする上型30および下型40と、樹脂を金型内に注入するための樹脂射出部50とが備わっている。
下型40の端面には、ステータコア13の位置決め孔19を位置決めするための位置決めピン42が3本設けられている。
また、下部キャビティC2の内側に、下部キャビティC2よりも下方に円形状の凹部41が形成されている。凹部41は外周端において下部キャビティC2に接続されており、その接続部41aはテーパ形状をなしている。
その状態で、樹脂射出部50が、図示しないアクチュエータにより下方へ移動される。これにより、射出ノズル51が、下向きの状態で上型30の中空凸部32の中空部内に侵入して、その先端が樹脂注入口33に接続される。
さらに、射出ノズル51の先端が下向きに配置されているので、後述するようにフリーショット時にノズル先端が樹脂で汚れたり、あるいは詰まったりしてしまうことも防止することができる。
また、ノズル51が下向きに配置されているので、フリーショット時にノズル先端が樹脂で汚れたり、あるいは詰まったりしてしまうことも防止することができる。
10a モールド成形ステータ
11 平行巻きコイル
12 傾斜巻きコイル
13 ステータコア
13A ティース
14 巻線
20 モールド成形装置
25 樹脂
30 上型
31 ステータコア保持部
32 中空凸部
33 樹脂注入口
34 スプルー
35 予備キャビティ
36 エア排出通路
40 下型
40a 端面内周側部
41 凹部
41a 接続部
42 位置決めピン
45 ランナ
46 ゲート
50 樹脂射出部
51 射出ノズル
52 シリンダ
53 スクリュ押出シリンダ
C キャビティ
C1 上部キャビティ
C2 下部キャビティ
Claims (6)
- モールド対象のステータを配置するキャビティが形成された一対の金型内に、ノズルから樹脂を注入して前記ステータを樹脂によりモールドするステータのモールド方法において、
前記一対の金型のうちの上型に形成された中空凸部の外周面を前記ステータの中空部内周面に嵌合当接させた状態で前記一対の金型を型閉めし、
前記上型の中空凸部内に前記ノズルを下向きの状態で侵入させて、前記ノズルの先端を前記一対の金型内に形成され前記キャビティの下端側に接続するゲートに連通するランナの注入口に接続し、
前記ノズルから前記ランナおよびゲートを介して樹脂を前記キャビティ内に注入することを特徴とするステータのモールド方法。 - 請求項1に記載するステータのモールド方法において、
前記キャビティの上端側から前記キャビティ内のエアを排出しながら、前記ノズルから樹脂を前記キャビティ内に注入することを特徴とするステータのモールド方法。 - 請求項1または請求項2に記載するステータのモールド方法において、
前記キャビティ内に前記ステータが配置されたときに、前記ステータのコア外周部分が前記キャビティの壁面に密着することを特徴とするステータのモールド方法。 - モールド対象のステータを配置するためのキャビティが形成された一対の金型と、前記キャビティ内に樹脂を注入するノズルを含む樹脂射出部とを有するステータのモールド装置において、
前記一対の金型のうちの上型は、前記キャビティの一部をなす上部キャビティと、外周面が前記ステータの中空部内周面に嵌合当接する中空凸部と、前記中空凸部の底面中心部に形成された樹脂注入口とを備え、
前記一対の金型のうちの下型は、前記キャビティの一部をなす下部キャビティと、前記上型の中空凸部の端面との間に前記キャビティの下端内周側にゲートを形成するとともに前記ゲートと前記樹脂注入口とを連通するランナを形成するための凹部とを備え、
前記樹脂射出部は、前記ノズルの先端を、下向きにした状態で下降させながら前記中空凸部内に侵入させて前記樹脂注入口に接続し、前記ノズルから前記ランナおよびゲートを介して樹脂を前記キャビティ内に注入することを特徴とするステータのモールド装置。 - 請求項4に記載するステータのモールド装置において、
前記上型には、前記キャビティの上端側から前記キャビティ内のエアを前記金型の外部に排出するエア排出通路が設けられていることを特徴とするステータのモールド装置。 - 請求項4または請求項5に記載するステータのモールド装置において、
前記キャビティは、前記ステータが配置された際に前記ステータのコア外周部分がキャビティの壁面に密着するように形成されていることを特徴とするステータのモールド装置。
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