JP4815770B2 - ディスク装置 - Google Patents

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本発明は、ディスク装置、詳しくは、ターンテーブルに搭載されたディスクを上側から覆うディスクカバーを備えているディスク装置に関する。
従来のこの種のディスク装置を図6〜図8に示してあり、図6は概略平面図、図7は要部の構成を示した概略縦断正面図、図8は図7の一部を拡大した縦断正面図である。
図6のように、このディスク装置は、筐体1と、この筐体1のヒンジ取付部12に起倒可能に取り付けられるディスプレイ(不図示)とを備えていると共に、筐体1に各種の設定ボタンや制御ボタンなどが配備された操作部13が備わり、さらに、筐体1には、円板状のディスクDを着脱するときに開閉され、常時は閉じられるディスクカバー5が備わっている。
筐体1の内部空間は、図7のように仕切り壁3によってその下側の第1室R1とその上側の第2室R2とに区画されている。第1室R1にはディスクドライブユニット2が配備されている。ディスクドライブユニット2はターンテーブル21やそのターンテーブル21を回転駆動するモータ(不図示)、光ピックアップ22などを有していて、そのディスクドライブユニット2に備わっている板状体23が仕切り壁3に形成された開口31に遊嵌状に嵌め込まれて仕切り壁3の一部を形成していると共に、ターンテーブル21は板状体23の上側に突出して第2室R2に配備され、また、光ピックアップ22は板状体23に開設された走行スペース24を走行するようになっている。さらに、第1室R1には配線基板4が配備されていて、この配線基板4に必要な電気電子部品が搭載されている。
ディスクカバー5は樹脂成形体でなり、その一端部が仕切り壁3に横軸51回りに開閉揺動可能に取り付けられていて、ターンテーブル21に搭載されたディスクDが回転して記録又は再生が行われているときには閉じられてそのディスクDの上側を覆うことによりそのディスクDを保護する。このディスクカバー5には、その外縁に沿って一体成形された補強用のリブ52が備わっている。このリブ52はディスクカバー5の反り変形や割れなどの発生を抑えるために設けられていて、その高さは比較的低く定められている。そのために、ディスクカバー5を閉じた状態では、図7又は図8のように、リブ52と仕切り壁3との間には比較的広い隙間空間S1が形成される。また、ディスクカバー5の外縁と仕切り壁3に備わっている立上り状の外枠部32との間には、外枠部32との干渉を回避してディスクカバー5の開閉動作を円滑に行わせるための隙間空間S2が確保されている。
この構成のディスク装置では、ディスクカバー5が閉じ、ディスクDがターンテーブル21に搭載されて回転しているときに、光ピックアップ22が走行スペース24でディスクDの半径方向に走行しつつ、光ピックアップ22の光源としてのレーザダイオードから出た光が対物レンズ22aを通過してディスクDの記録面を走査する。
このようなディスク装置において、その動作中に、配線基板4に搭載されている電気電子部品の中のある種の部品や、ターンテーブル21の駆動源であるモータ、光ピックアップ22の光源であるレーザダイオードなどを含む所謂発熱性部品が発熱し、その発熱によって、発熱性部品そのものの温度だけでなく、第1室R1の温度や配線基板4の温度が上昇するので、それらの温度上昇をできるだけ抑えてそれぞれの電気電子部品や配線基板4、レーザダイオードなどの初期性能が損なわれないようにしておくことが要求される。
この点に関する対策が従来より種々提案されている(特許文献1〜5)。このうち、特許文献1〜3に記載されているものは、電気部品や配線基板などを収容している筐体側に通気口を具備させ、ディスクが高速回転するのに伴って発生する気流をその通気口を通して流通させるというものである。また、特許文献4に記載されているものは、ディスクの回転による空気流動がすべての電気部品の冷却に効率よく使われるようにするために、電気部品や配線基板のレイアウトないし構造に工夫を講じたものである。さらに、特許文献5に記載されているものは、ターンテーブルの回転駆動源であるスピンドルモータの駆動軸に送風ユニットを取り付け、駆動軸の回転によって送風ユニットの羽根を回転させて気流を発生させ、その気流をピックアップユニット(光ピックアップに相当)に向けて吹き出させるようにしている。
特開平8−339678号公報 特開2001−155479号公報 特開2004−127467号公報 実開平5−67999号公報 特開2004−164733号公報
ところで、ディスク装置に用いられている発熱性部品を冷却してその発熱を抑える手段として、ディスクの回転によって発生する気流を利用することは、気流を発生させるための特別な機構を必要としないので、装置構成を簡単にしてコストを抑える上で好ましいことである。
この点に関し、図6又は図7を参照して説明した従来のディスク装置では、仕切り壁3に不可避的隙間、すなわちターンテーブル21(図6参照)の配備スペースや光ピックアップ22の走行スペースなどが必然的に存在しているので、ディスクの回転によって第2室R2で発生した気流がそれらの不可避的隙間を通過して矢印bのように第1室R1に送り込まれ、配線基板4や発熱部品を冷却してその温度上昇を抑制することに使われることにはなる。
しかしながら、図8に矢印aで示したように、ディスクの回転によって第2室R2で発生した気流のほとんどが、同図に示した隙間空間S1,S2を通過して容易に外部に逸散してしまい、配線基板4やレーザダイオードなどの発熱性部品が配備されている第1室R1に送り込まれる気流の量が著しく少なくなる。そのため、ディスクの回転によって発生した気流による冷却作用をそれほど期待することはできない。
一方、特許文献1〜3に記載されているもののように、ディスクの回転によって発生する気流を利用して発熱性部品を冷却するものではあっても、筐体側に通気口を具備させるという対策を講じると、通気口を開設することによる筐体の強度低下を、その筐体に補強のための構造部分を付加することによって補うことが必要になる場合が少なくなく、その場合には、筐体の構造が複雑になってそれだけコスト高になりやすいという問題かある。また、通気口を形成する箇所によっては、ディスクの回転によって発生する気流が所謂風きり音を発生し、その風きり音が異音になるというおそれもある。また、特許文献4に記載されているもののように、一様な冷却効果を期待するために電気部品や配線基板のレイアウトないし構造に工夫を講じるものは、そのようなレイアウトを採用することのできない場合も多々あると考えられるという難点がある。さらに、特許文献5に記載されているもののように、スピンドルモータの駆動軸に送風ユニットを取り付けるものでは、スピンドルモータに負荷が余分に加わるという難点がある。
本発明は以上の問題や状況に鑑みてなされたものであり、ディスクの回転によって発生する気流を利用して発熱性部品を冷却することを基本とし、原則的には筐体や筐体の内部空間を第1室と第2室とに区画する仕切り壁に通気口を新たに追加することなく、上記気流を発熱性部品の冷却に効率よく利用することのできるディスク装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、ターンテーブルに搭載されたディスクを上側から覆うディスクカバーの構造に工夫を講じるだけで、ディスクの回転によって発生した気流が配線基板や発熱性部品などが配備されている第1室に送り込まれる量を増大させることができるようにし、併せて、ディスクカバーを補強することのできるディスク装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、仕切り壁に具備されているところの、ディスクを掴んだ手の指が挿入される指逃がし凹所を利用することによって、第2室に気流を送り込むことができるようにしたディスク装置を提供することを目的とする。
本発明に係るディスク装置は、筐体の内部空間が、仕切り壁によって、配線基板及び発熱性部品が配備されている第1室と、円板状のディスクが配備される第2室とに区画され、上記仕切り壁が、第1室と第2室とを連通する不可避的隙間を有していると共に、上記第2室を開閉可能で、閉時に第2室に収容されているディスクの上側を覆うディスクカバーを備え、上記不可避的隙間が、ディスクを搭載して回転させるターンテーブルの配備スペースと、回転中のディスクの半径方向に走行してそのディスクの記録面を走査する光ピックアップの走行スペースとを含み、上記ディスクの回転によって第2室で発生した気流が上記不可避的隙間を通過して第1室に送り込まれるように構成されているディスク装置において、
上記ディスクカバーに、閉時にディスクの周囲を取り囲み、ディスクの回転によってそのディスクを挟む両側の空間で発生した気流がディスクの周囲に逸散することを抑制して上記第2室から上記ディスクカバーの外部へ出る気流の量を減少させる円環状の囲い壁が備わり、その囲い壁が発揮する上記気流のディスクの周囲への逸散を抑制する作用を利用して、上記不可避的隙間を通過して第2室から第1室に送り込まれる気流の量を増大させるように構成されている、というものである。
この構成であれば、ディスクの回転によって発生した気流が円環状の囲い壁に当たり、その気流のディスク周囲への逸散が抑制される。そのため、囲い壁によって囲まれた空間内でディスクの回転によって気流が発生した場合に、ディスクカバーと仕切り壁との間の隙間を通過して外部に逸散する気流の量が減少する反面で、仕切り壁の不可避的隙間を通過して第2室から第1室に送り込まれる気流の量が図8などで説明した従来の場合よりも増大し、その結果、配線基板や発熱性部品の冷却が促進される。また、囲い壁はディスクカバーを補強することにも役立つので、囲い壁によってディスクカバーが補強されるという作用も併せて奏される。
本発明において、不可避的隙間とは、当該ディスク装置を構成する上で回避することのできない隙間のことであり、上記したターンテーブルの配備スペースは、ターンテーブルが円滑に回転することを保証する上で必要であり、光ピックアップの走行スペースは、光ピックアップをディスクの半径方向に走行させる上で必要である。不可避的スペースには、上記2者のほかにも、図6に示したディスクドライブユニット2の板状体23と仕切り壁3の開口31の口縁とに形成される隙間などが含まれる。
本発明に係るディスク装置は、筐体の内部空間が、仕切り壁によって、配線基板及び発熱性部品が配備されている第1室と、円板状のディスクが配備される第2室とに区画され、上記仕切り壁が、第1室と第2室とを連通する不可避的隙間を有していると共に、上記第2室を開閉可能で、閉時に第2室に収容されているディスクの上側を覆うディスクカバーを備え、上記不可避的隙間が、ディスクを搭載して回転させるターンテーブルの配備スペースと、回転中のディスクの半径方向に走行してそのディスクの記録面を走査する光ピックアップの走行スペースとを含み、上記ディスクの回転によって第2室で発生した気流が上記不可避的隙間を通過して第1室に送り込まれるように構成されているディスク装置において、上記仕切り壁に横軸回りに開閉揺動可能に取り付けられた上記ディスクカバーに、閉時にディスクの周囲を取り囲み、ディスクの回転によってそのディスクを挟む両側の空間で発生した気流がディスクの周囲に逸散することを抑制して上記第2室から上記ディスクカバーの外部へ出る気流の量を減少させる円環状の囲い壁が備わり、その囲い壁が発揮する上記気流のディスクの周囲への逸散を抑制する作用を利用して、上記不可避的隙間を通過して第2室から第1室に送り込まれる気流の量を増大させるように構成されていて、上記不可避的隙間とは別に上記囲い壁と上記仕切り壁とによって取り囲まれた空間内の外周部に開口が備わり、その開口が、上記仕切り壁に形成されて上記ターンテーブルに対して着脱されるディスクを掴んだ手の指が挿入される指逃がし凹所の周壁部に形成されていて、その指逃がし凹所の底壁面がその開口に近付く方向の下がり勾配を有している、という構成を採用することによっていっそう具体化される。この発明のディスク装置についての作用は、後述する実施形態を参照して詳細に説明する。
以上のように、本発明に係るディスク装置によれば、ディスクカバーに囲い壁を具備させるだけで、ディスクの回転によって第2室で発生した気流が配線基板や発熱性部品の配備されている第1室に送り込まれる量を従来よりも増大させてそれらの冷却効率を高めることができるので、温度上昇に伴う配線基板や発熱性部品の初期性能の低下を、筐体や仕切り壁の構造に変更を加えることなく抑制することが原則的に可能になる。
また、本発明では、仕切り壁に具備されているところの、ディスクを掴んだ手の指が挿入される指逃がし凹所を利用することによって、第2室から第1室に気流を送り込むことができるようにすることも可能であり、そうすることによって、第1室に送り込まれる気流の量をさらに増大させて冷却作用をいっそう高めることが可能になる。
図1は本発明の実施形態によるディスク装置の概略平面図、図2は要部の構成を示した概略縦断正面図、図3は図2の一部を拡大した縦断正面図である。
図1に示したディスク装置において、図6を参照して説明した従来例と異なる点は、ディスクカバー5に、閉時にディスクDの周囲を取り囲み、ディスクDの回転によってそのディスクDを挟む両側の空間で発生した気流がディスクDの周囲に逸散することを抑制してその気流を仕切り壁3に備わっている不可避的隙間に押し込むための円環状のリブでなる囲い壁6が備わっていると共に、その囲い壁6の周方向複数箇所に凹入状に形成された通気口62が備わっている点だけであり、その他の構成は、図6を参照して説明した従来例と同様である。したがって、説明を簡略にするため、図1に示された要素には、図6と同一又は相応する部分に同一符号を付すことによってその詳細な説明を省略する。
この構成であると、ディスクDの回転によって発生した気流が図3に矢印cで示したように円環状の囲い壁6に当たり、その気流のディスク周囲への逸散が抑制される。このような囲い壁6による気流の逸散抑制作用を効率よく発揮させるためには、ディスクカバー5を閉じたときに、囲い壁6の下端63が仕切り壁3の上面33にできるだけ近付くようにしておくか、あるいは、仕切り壁3の上面33に接触するようにしておくことが有益である。
上記のようにディスクDの回転によって発生した気流の外部への逸散が囲い壁6によって抑制されるようになっていると、囲い壁によって囲まれた空間61内でディスクDの回転によって気流が発生した場合に、ディスクカバー5と仕切り壁3との間の隙間Sを通過して外部に逸散する気流の量が減少する反面で、仕切り壁3に存在している不可避的隙間を通過して矢印bのように第1室R1に送り込まれる気流の量が図8などで説明した従来の場合よりも著しく増大する。そのため、第1室R1に配備されている配線基板4や発熱性部品、たとえばターンテーブル21の駆動源であるモータや光ピックアップの光源であるレーザダイオードその他の発熱性部品が十分な量の気流に接触してそれらの冷却が効率よく促進されるようになる。そして、それらの発熱性部品の冷却が促進されることによって、それらが熱破壊を起こしたり熱による悪影響を受けて初期性能が損なわれるいう事態が発生しなくなる。
この実施形態では、囲い壁6に通気口62を形成してある。そのため、囲い壁6で囲まれた空間61に負圧が生じた場合には、負圧によって起こり得る回転中のディスクの振れを防止することができる。実施形態では、通気口62を囲い壁6の等角度おきの4箇所に具備させてあるけれども、通気口62の形成箇所は3箇所であっても3箇所よりも少ない箇所であってもよい。また、通気口62の開口面積は、囲い壁6による上記気流の逸散抑制作用を損なわない程度の広さに定める必要がある。さらに、通気口62を孔によって形成してもよい。
なお、図2には、開いた状態のディスクカバー5を仮想線で示してあり、このようにディスクカバー5を開くのは、ディスクDをターンテーブル21に着脱するときなどである。
特に、この実施形態では、仕切り壁3に存在している不可避的隙間を利用して、気流が、囲い壁6で囲まれた空間61から図3の矢印bのように第1室R1に送り込まれるようにしてあるので、仕切り壁3に特別に流路となる開口を開設したりする必要がない。不可避的隙間としては、ディスクDを搭載して回転させるターンテーブル21の配備スペースや回転中のディスクDの半径方向に走行してそのディスクの記録面を走査する光ピックアップの走行スペースのほか、仕切り壁3の開口31の口縁とディスクドライブユニット2の板状体23との間に必然的に形成される隙間などが含まれる。
図4は他の実施形態に係るディスク装置の概略平面図、図5は図4のV−V線に沿う部分の拡大断面図である。
このディスク装置では仕切り壁3に指逃がし凹所35が備わっている。このように仕切り壁3に指逃がし凹所35を具備させておくと、ディスクカバー5を開けてターンテーブル21に対して手の指で掴んだディスクDを着脱するという操作を行うときに、ディスクDの外周部を掴んでいる指先をその指逃がし凹所35に挿入して逃がすということを行うことができるので、ディスクDの着脱操作を容易に行うことができるという利点がある。そこで、この実施形態では、この指逃がし凹所35を活用することによって、ディスクDの回転によって発生した気流を、仮想線で示した上記囲い壁6で囲まれた空間61から第1室R1に送り込むための対策を講じている。すなわち、図5に示したように、指逃がし凹所35の周壁部に気流流路として役立つ開口36が形成されていて、指逃がし凹所35の底壁面37には開口36に近付く方向の下がり勾配が付与されている。なお、開口36は、ディスクDの回転方向Rに対向し、しかも、指逃がし凹所35は、囲い壁6で囲まれた空間61の外周部の1箇所に位置している。
この構成を、ディスクカバー5に囲い壁6を設けることと併せて採用しておくと、ディスクDの回転によって発生した気流が、囲い壁6の逸散抑制作用によって外部に逃がされにくくなって第1室R1に送り込まれる気流の量が増大することと併せて、囲い壁6で囲まれた空間61の外周部から気流が開口36を通過して第1室R1に送り込まれ、しかもその気流はディスクDの回転による遠心作用で流速が速められているので、第1室R1での流動が促されて配線基板や発熱性部品の冷却を顕著に促進することに役立つという利点がある。
なお、上記指逃がし凹所35を仕切り壁5の奥側に形成しておくと、ディスクDの回転方向Rに対向している開口36が当該ディスク装置の正面からは見えなくなるので、その開口36が目立ってディスク装置の外観が損なわれるという事態は起こり得ない。
図4に示したディスク装置では、指逃がし凹所35を備えている点以外は、図1を参照して説明したディスク装置と同様であるので、説明を簡略にするため、図6に示された要素には、図1と同一又は相応する部分に同一符号を付すことによってその詳細な説明を省略した。なお、図4ではディスクカバーを図示省略し、その囲い壁6だけを仮想線で示してある。
本発明の実施形態によるディスク装置の概略平面図である。 要部の構成を示した概略縦断正面図である。 図2の一部を拡大した縦断正面図である。 他の実施形態に係るディスク装置の概略平面図である。 図4のV−V線に沿う部分の拡大断面図である。 従来例の概略平面図である。 従来例の要部の構成を示した概略縦断正面図である。 図7の一部を拡大した縦断正面図である。
R1 第1室
R2 第2室
D ディスク
4 配線基板
5 ディスクカバー
6 囲い壁
35 指逃がし凹所
36 開口
37 指逃がし凹所の底壁面
51 横軸
62 通気口

Claims (2)

  1. 筐体の内部空間が、仕切り壁によって、配線基板及び発熱性部品が配備されている第1室と、円板状のディスクが配備される第2室とに区画され、上記仕切り壁が、第1室と第2室とを連通する不可避的隙間を有していると共に、上記第2室を開閉可能で、閉時に第2室に収容されているディスクの上側を覆うディスクカバーを備え、上記不可避的隙間が、ディスクを搭載して回転させるターンテーブルの配備スペースと、回転中のディスクの半径方向に走行してそのディスクの記録面を走査する光ピックアップの走行スペースとを含み、上記ディスクの回転によって第2室で発生した気流が上記不可避的隙間を通過して第1室に送り込まれるように構成されているディスク装置において、
    上記仕切り壁に横軸回りに開閉揺動可能に取り付けられた上記ディスクカバーに、閉時にディスクの周囲を取り囲み、ディスクの回転によってそのディスクを挟む両側の空間で発生した気流がディスクの周囲に逸散することを抑制して上記第2室から上記ディスクカバーの外部へ出る気流の量を減少させる円環状の囲い壁が備わり、その囲い壁が発揮する上記気流のディスクの周囲への逸散を抑制する作用を利用して、上記不可避的隙間を通過して第2室から第1室に送り込まれる気流の量を増大させるように構成されていて、
    上記不可避的隙間とは別に上記囲い壁と上記仕切り壁とによって取り囲まれた空間内の外周部に開口が備わり、その開口が、上記仕切り壁に形成されて上記ターンテーブルに対して着脱されるディスクを掴んだ手の指が挿入される指逃がし凹所の周壁部に形成されていて、その指逃がし凹所の底壁面がその開口に近付く方向の下がり勾配を有していることを特徴とするディスク装置。
  2. 筐体の内部空間が、仕切り壁によって、配線基板及び発熱性部品が配備されている第1室と、円板状のディスクが配備される第2室とに区画され、上記仕切り壁が、第1室と第2室とを連通する不可避的隙間を有していると共に、上記第2室を開閉可能で、閉時に第2室に収容されているディスクの上側を覆うディスクカバーを備え、上記不可避的隙間が、ディスクを搭載して回転させるターンテーブルの配備スペースと、回転中のディスクの半径方向に走行してそのディスクの記録面を走査する光ピックアップの走行スペースとを含み、上記ディスクの回転によって第2室で発生した気流が上記不可避的隙間を通過して第1室に送り込まれるように構成されているディスク装置において、
    上記ディスクカバーに、閉時にディスクの周囲を取り囲み、ディスクの回転によってそのディスクを挟む両側の空間で発生した気流がディスクの周囲に逸散することを抑制して上記第2室から上記ディスクカバーの外部へ出る気流の量を減少させる円環状の囲い壁が備わり、その囲い壁が発揮する上記気流のディスクの周囲への逸散を抑制する作用を利用して、上記不可避的隙間を通過して第2室から第1室に送り込まれる気流の量を増大させるように構成されていることを特徴とするディスク装置。
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