JP4814391B1 - 曲線ファスナー付き衣服製造方法と製造装置、曲線ファスナー付き衣服 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ファスナー10xのファスナーテープ部14a,14bの裏面を、型板20の両面接着テープ24に接着させ、曲線パターンに固定する。型板20に固定されたファスナー10xのファスナーテープ部14a,14bの裏面の両縁部に沿って、それぞれ接着シート32a,32bを貼り付ける。接着シート32a,32bが裏面に貼り付けられたファスナーテープ部14a,14bを、表面から熱プレスした後に冷却プレスする。
【選択図】 図1
Description
このような曲線ファスナーは、通常は直線パターンのファスナーを曲げた状態で、ファスナーテープの曲線個所に伸縮性部材等を形成して曲線状態を保持させる。
好適には、本発明の曲線ファスナー付き衣服製造方法は、カーブ状に裁断した第3の接着部を、前記ファスナーテープの長手方向に延びる縁部の表面側の全域に形成する第11の工程をさらに有し、前記第8の工程は、前記第11の工程を経た前記ファスナーテープの表面に前記仮止めを行う。
好適には、本発明の曲線ファスナー付き衣服製造方法の前記第1の工程は、前記ファスナーテープに対応する位置に沿って曲線パターンで凹部あるいは接着部が形成された固定手段に、当該ファスナーテープの裏面側から固定する。
好適には、本発明の曲線ファスナー付き衣服製造方法の前記第1の工程は、前記ファスナーのファスナーエレメントに対応する位置に沿って曲線パターンで凹部が形成された固定手段に、前記凹部に前記ファスナーエレメントが収容されるように前記ファスナーの表面側から固定する。
好適には、本発明の曲線ファスナー付き衣服製造方法の前記ファスナーは、ファスナーエレメントと、前記ファスナーエレメントの両側に位置するファスナーテープとを有し、前記ファスナーテープには、前記ファスナーエレメント上をスライダーが移動する第1の方向に沿って所定の間隔で設けられ、前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って縁部から形成された切り込み部が形成されており、前記切り込み部は、前記縁部から前記ファスナーエレメントに向けて第1の幅で第2の方向に沿って延びる第1の切り込み部と、前記第1の切り込み部の前記縁部と反対側の端部に、その中心部付近が連結し、前記第1の方向に延びる第2の切り込み部とを有する。
好適には、本発明の曲線ファスナー付き衣服製造方法は、前記第2の工程において、前記ファスナーテープに形成された全ての切り込み部の全体を覆うように前記第1の接着部を形成する。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態に係る衣服製造方法を説明する。
先ず、本発明の第1実施形態に係る衣服製造方法における曲線ファスナーの成型方法を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る衣服製造方法における曲線ファスナー10の成型方法を説明するためのフローチャートである。
図2(A)は、本発明の第1実施形態に用いられるファスナー10xの裏面側の外観図である。
図2に示すように、直線状のファスナー10xは、ファスナーエレメント部(務歯)12と、その両側に位置するファスナーテープ部14a,14bと、ファスナーエレメント部12に沿って移動するスライダー16とを有する。
ステップST11:
図2(B)に示すように、型板20の表面に、ファスナーテープ部14a,14bの形状に適合した曲線パターンで両面接着テープ24a,24bを形成する。
ファスナー10xのファスナーエレメント部12を型板20の曲線状の溝20aに収容した状態で、ファスナーテープ部14a,14bの表面を両面接着テープ24に接着させ、曲線パターンに固定する。このように両面接着テープ24a,24bが形成された型板20を用いて、曲線ファスナー10xを所定の曲線パターンに固定することで、一定形状の曲線パターンの曲線ファスナー10xを安定して製造できる。
図3(A)に示すように、ファスナーテープ部14a,14bに適合したサイズの接着シート32a,32bを形成する。
そして、型板20に固定されたファスナー10xのファスナーテープ部14a,14bの表面の両縁部に沿って、それぞれ接着シート32a,32bを貼り付ける。
接着シート32a,32bは、両縁部の全域に形成される。なお、接着シート32a,32bを略曲線部にのみ形成してもよい。
接着シート32a,32bの幅は、例えば、ファスナーテープ部14a,14bの幅の約3/5である。
接着シート32a,32bとしては、例えば、シームシートやホットメルトが用いられる。ファスナーテープ部14a,14bは、アイロン等を用いて加熱して接着シート32a,32bに仮接着される。
図3(B)に示すように、曲線ファスナー10xを型板20から取り外す。
ステップST14:
図4(A)に示すように、両面接着テープが形成されていない型板20の曲線状の溝20aに、ファスナー10xのファスナーエレメント部12を収容して固定する。
図4(B)に示すように、接着シート32a,32bが表面に貼り付けられたファスナーテープ部14a,14bを、裏面から熱プレスした後に冷却プレスする。これにより、接着シート32a,32bによってファスナーテープ部14a,14bの曲線が固定され、曲線ファスナー10が得られる
図5は、本発明の第1実施形態に係る衣服製造方法における曲線ファスナー110の取付対象生地への圧着方法を説明するためのフローチャートである。
曲線ファスナー110は、基本的は、前述した曲線ファスナー110と同じであるが、ファスナーテープ部14a,14bに切り込みが形成されており、接着シートが表面に形成されている点が異なる。ただし、以下の工程は、曲線ファスナー10を用いた場合でも同じである。
ステップST21:
図6(A)に示すように、取付対象生地40の裏面に、曲線ファスナー110に対応した大きさ且つ曲線パターンで、ホットメルト42を形成する。
ここで、ホットメルトは、例えば、熱可塑性の合成樹脂またはゴムをベースとした100%固形分、無溶剤形の環境にやさしい接着剤である。熱で溶解塗付し、急速に温度が下がることによってきわめて短時間に固化接着するので高速接着に優れた能力を発揮、溶剤を必要としないことから安全性、生産性のアップ、省力化、トータルなコストダウンにつながる。
図6(B)に示すように、取付対象生地40の表面に、曲線ファスナー10に対応した曲線パターンで、且つ、ステップST21でホットメルト42が形成された領域の内側に位置するように、ポケット口44を形成する。
図7に示すように、型板52に曲線ファスナー110を裏面側を固定(接着あるいは嵌め込み)した状態で、曲線ファスナー110の表面に、取付対象生地40の裏面を、ポケット口44がファスナーエレメント部112に対応した位置になるように位置決めしてアイロン等で加熱して仮止めする。
曲線ファスナー110の表面に、前述した接着シート32a,32bに対応する接着シート132a,132bが形成されている。
型板52には、例えば、曲線ファスナー110のファスナーテープ部114a,114b全体が嵌め込まれる溝が形成されている。
図8(A),図8(B)に示すように、ステップST23で行った仮止めした状態で、ファスナーテープ部14a,14bの表面からプレスを行い、取付対象生地40の裏面をファスナーテープ部14a,14bの表面に圧着する。
図8(A),図8(B)に示すように、当該プレスは2回に分けて行われ、図9に示すように、1回目のプレスと2回目のプレスとに重なりを作る。
当該プレスとしては、高周波ウェルダーやホット・クールプレス機による圧着が採用される。高周波ウェルダーとは、高周波ウェルダーと呼ばれる機器を用いた熱処理である。
すなわち、曲線ファスナー110に形成された接着シート132a,132bと、ホットメルト42とを用いることで、ファスナーテープ部114a,114bの表面と取付対象生地40の裏面とが安定した状態で仮止めすることができ、曲線ファスナー110の曲線パターンを安定して保持しながら、曲線ファスナー110を取付対象生地40に位置決めして仮止めすることができる。
また、ステップST23の仮止めの後に、ステップST24の熱処理による圧着を行うため、取付対象生地40と曲線ファスナー110との接合を強固にできる。
本発明の第2実施形態では、図1に示す成型方法を製造した曲線ファスナー10を用いて取付対象生地にポケットを形成する方法を説明する。
なお、前述した曲線ファスナー110を用いる場合も同様である。
図10は、本発明の第2実施形態に係る衣服製造方法における曲線ファスナー10の取付対象生地への縫製方法を説明するためのフローチャートである。
ステップST31:
図11(A)に示すように、取付対象生地140の表面にポケット口布60の表面を面接させ、続いて図11(B)に示すように地縫いする。
図12(A)に示すように、取付対象生地140の裏面のステップST31で施した地縫いに対応した部分をカバーするように、曲線ファスナー10に対応した大きさ且つ曲線パターンのホットメルト142を形成する。そして、図12(B)に示すようにホットメルト142の離形紙を剥がす。
図13(A)に示すように、ポケット口布60および取付対象生地140の上記地縫いの個所の内側に切り込み144を入れてポケット口を形成する。
ステップST33で形成したポケット口を通して、ポケット口布60を取付対象生地140の裏側に返す。これにより、図13(B)に示すポケット口146が形成される。
図14(A)に示すように、ステップST34で形成したポケット口146を、曲線パターンの板64をゲージにしてアイロン等で図14(B)に示すように成型してポケット口246を形成する。
板64としては、ポケット口の形状に合わせてレーザー裁断したプラスチック製あるいは塩化ビニル製の板が用いられる。
図15に示すように、カーブ状に裁断したホットメルトまたは両面接着芯等の接着シート68a,68bを、曲線ファスナー10のファスナーテープ部14a,14bの長手方向に延びる縁部の表面側の全域に形成して曲線ファスナー210を製造する。
すなわち、ファスナーテープ部14a,14bの曲線部に形成された接着シート32a,32bの周縁部側を覆うと共に、ファスナーテープ部14a,14bの周縁部の全域を覆うように接着シート68a,68bが形成される。
接着シート68の幅は、例えば、5mm程度である。
図16に示すように、ステップST36を経た得られた曲線ファスナー210を、例えば、曲線ファスナー10の形状に凹部が形成された型板220に嵌め込む。
なお、型板220には、曲線ファスナー210のファスナーテープ部14a,14b全体が嵌め込まれる溝が形成される。
そして、型板220に嵌め込まれた曲線ファスナー210正面側に、取付対象生地140の裏面をファスナーエレメント部12がポケット口246に位置するように位置決めして、取付対象生地140の裏面を曲線ファスナー210の正面側にアイロン等で熱処理して仮止めする。
図17に示すように、取付対象生地140と曲線ファスナー10のファスナーテープ部14a,14bとの間を、ポケット口246の周りで地縫い248をする。
また、本実施形態では、図15に示すようにして製造した曲線ファスナー210を用いることで、図16に示す工程において、曲線ファスナー210の表面と取付対象生地140の裏面とを強固に安定した状態で接着できる。
本実施形態では、例えば、図1に示すステップST11の工程において、図18に示すように、ファスナーエレメント部12が挿入される曲線状の凹部320xが形成された型板220を用いる。
本実施形態では、ファスナーエレメント部12を凹部320xに挿入させて、正面側から曲線ファスナー10xを型板220に固定する。
この場合には、曲線ファスナー10xの裏面に、接着シート32a,32bを形成する。
本実施形態では、図1に示す曲線ファスナー10xの代わりに、図19に示す曲線ファスナー110xを用いる。
図19は、本発明の第4実施形態の曲線ファスナー110xの裏面側の外観図である。
図19に示すように、曲線ファスナー110xは、ファスナーエレメント部112と、ファスナーテープ部114a,114bと、スライダー16とを有する。
切り込み部410は、第1の切り込み部410aと第2の切り込み部410bとで構成される。
第1の切り込み部410aは、ファスナーテープ部114a,114bの縁部からファスナーエレメント部12に向けて第1の幅で第2の方向に沿って延びる。
第2の切り込み部410bは、第1の切り込み部410aの上記縁部と反対側の端部に、その中心部付近が連結し、第1の方向に延びる。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
例えば、図1〜図4で説明した工程で、曲線ファスナー10のファスナーテープ部の裏面を、両面接着シートに貼り付けて固定し、ファスナーテープ部の表面に接着シートを形成してもよい。
図20に示すファスナー(物品)は、衣服に取り付けられるファスナーであり、曲げた場合に内側および外側のラインが滑らかに形成される。
12,112…ファスナーエレメント部
14a,14b,114a,114b…ファスナーテープ部
16…スライダー
24a,24b…両面接着テープ
32a,32b…接着シート
40,140…取付対象生地
42…ホットメルト
44…ポケット口
60…ポケット口布
144…切り込み144
146,246…ポケット口
Claims (9)
- ファスナーを所定の曲線パターンで曲げた状態で固定する第1の工程と、
前記ファスナーのファスナーテープの少なくとも一方の面の長手方向の両縁部に熱可塑性の第1の接着部を形成する第2の工程と、
前記第2の工程に続いて、前記第1の接着部が形成された面側から熱プレス行い、前記ファスナーテープを前記曲線パターンに成型する第3の工程と、
前記ファスナーテープに対応した大きさ且つ前記曲線パターンで、取付対象生地の裏面に熱可塑性の第2の接着部を形成する第4の工程と、
前記取付対象生地の表面にポケット口布の表面を面接して所定の領域を囲むように地縫いする第5の工程と、
前記第5の工程の後に、前記取付対象生地の表面に、前記曲線パターンに対応した曲線パターンで、且つ、前記第2の接着部が形成された領域の内側における前記ポケット口布および前記取付対象生地の前記地縫いで囲い込まれた領域の内側に切り込みを入れてポケット口を形成する第6の工程と、
前記ポケット口を通して、前記ポケット口布を前記取付対象生地の裏側に返す第7の工程と、
前記第3の工程で成型された前記ファスナーテープの表面に、前記取付対象生地の裏面を、前記ポケット口が前記ファスナーのファスナーエレメントに対応した位置になるように位置決めしてから仮止めを行う第8の工程と、
前記第8の工程で仮止めした状態で、前記取付対象生地の表面側から加熱して前記取付対象生地の裏面を前記ファスナーテープの表面側に固定する第9の工程と
を有する曲線ファスナー付き衣服製造方法。 - 前記第7の工程の後に、前記ポケット口を、曲線パターンの板をゲージにして成型する第10の工程
をさらに有する請求項1に記載の曲線ファスナー付き衣服製造方法。 - カーブ状に裁断した第3の接着部を、前記ファスナーテープの長手方向に延びる縁部の表面側の全域に形成する第11の工程
をさらに有し、
前記第8の工程は、前記第11の工程を経た前記ファスナーテープの表面に前記仮止めを行う
請求項2に記載の衣服製造方法。 - 前記第1の工程は、前記ファスナーテープに対応する位置に沿って曲線パターンで凹部あるいは接着部が形成された固定手段に、当該ファスナーテープの裏面側から固定する
請求項1〜3のいずれかに記載の曲線ファスナー付き衣服製造方法。 - 前記第1の工程は、前記ファスナーのファスナーエレメントに対応する位置に沿って曲線パターンで凹部が形成された固定手段に、前記凹部に前記ファスナーエレメントが収容されるように前記ファスナーの表面側から固定する
請求項1〜3のいずれかに記載の曲線ファスナー付き衣服製造方法。 - 前記ファスナーは、
ファスナーエレメントと、
前記ファスナーエレメントの両側に位置するファスナーテープと
を有し、
前記ファスナーテープには、前記ファスナーエレメント上をスライダーが移動する第1の方向に沿って所定の間隔で設けられ、前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って縁部から形成された切り込み部が形成されており、
前記切り込み部は、
前記縁部から前記ファスナーエレメントに向けて第1の幅で第2の方向に沿って延びる第1の切り込み部と、
前記第1の切り込み部の前記縁部と反対側の端部に、その中心部付近が連結し、前記第1の方向に延びる第2の切り込み部と
を有する
請求項3〜5のいずれかに記載の曲線ファスナー付き衣服製造方法。 - 前記第2の工程において、前記ファスナーテープに形成された全ての切り込み部の全体を覆うように前記第1の接着部を形成する
請求項6に記載の曲線ファスナー付き衣服製造方法。 - ファスナーを所定の曲線パターンで曲げた状態で固定する第1の手段と、
前記ファスナーのファスナーテープの少なくとも一方の面の長手方向の両縁部に熱可塑性の第1の接着部を形成する第2の手段と、
前記第2の手段が前記第1の接着部を形成した後に、前記第1の接着部が形成された面側から熱プレス行い、前記ファスナーテープを前記曲線パターンに成型する第3の手段と、
前記ファスナーテープに対応した大きさ且つ前記曲線パターンで、取付対象生地の裏面に熱可塑性の第2の接着部を形成する第4の手段と、
前記取付対象生地の表面にポケット口布の表面を面接して所定の領域を囲むように地縫いする第5の手段と、
前記第5の手段が前記地縫いをした後に、前記取付対象生地の表面に、前記曲線パターンに対応した曲線パターンで、且つ、前記第2の接着部が形成された領域の内側における前記ポケット口布および前記取付対象生地の前記地縫いで囲い込まれた領域の内側に切り込みを入れてポケット口を形成する第6の手段と、
前記ポケット口を通して、前記ポケット口布を前記取付対象生地の裏側に返す第7の手段と、
前記第3の手段が成型した前記ファスナーテープの表面に、前記取付対象生地の裏面を、前記ポケット口が前記ファスナーのファスナーエレメントに対応した位置になるように位置決めしてから仮止めを行う第8の手段と、
前記第8の手段で仮止めした状態で、前記取付対象生地の表面側から加熱して前記取付対象生地の裏面を前記ファスナーテープの表面側に固定する第9の手段と
を有する曲線ファスナー付き衣服製造装置。 - ファスナーを所定の曲線パターンで曲げた状態で固定する第1の工程と、
前記ファスナーのファスナーテープの少なくとも一方の面の長手方向の両縁部に熱可塑性の第1の接着部を形成する第2の工程と、
前記第2の工程に続いて、前記第1の接着部が形成された面側から熱プレス行い、前記ファスナーテープを前記曲線パターンに成型する第3の工程と、
前記ファスナーテープに対応した大きさ且つ前記曲線パターンで、取付対象生地の裏面に熱可塑性の第2の接着部を形成する第4の工程と、
前記取付対象生地の表面にポケット口布の表面を面接して所定の領域を囲むように地縫いする第5の工程と、
前記第5の工程の後に、前記取付対象生地の表面に、前記曲線パターンに対応した曲線パターンで、且つ、前記第2の接着部が形成された領域の内側における前記ポケット口布および前記取付対象生地の前記地縫いで囲い込まれた領域の内側に切り込みを入れてポケット口を形成する第6の工程と、
前記ポケット口を通して、前記ポケット口布を前記取付対象生地の裏側に返す第7の工程と、
前記第3の工程で成型された前記ファスナーテープの表面に、前記取付対象生地の裏面を、前記ポケット口が前記ファスナーのファスナーエレメントに対応した位置になるように位置決めしてから仮止めを行う第8の工程と、
前記第8の工程で仮止めした状態で、前記取付対象生地の表面側から加熱して前記取付対象生地の裏面を前記ファスナーテープの表面側に固定する第9の工程と
により製造された曲線ファスナー付き衣服。
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