JP4812705B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、衣類の洗濯および乾燥を行う洗濯乾燥機に関する。
従来より、洗濯後の衣類を収容する乾燥室と、これに連通した循環路を備え、循環路内に温風を循環させることにより、乾燥室内の衣類を乾燥させる洗濯乾燥機があった(例えば、特許文献1および2参照)。これらは、乾燥室内の衣類を乾燥させる機能に加え、循環路上の吹出口から外部に温風を放出することにより、室内温度を調整する機能(空調機能)を有している。
上述した従来技術に係る洗濯乾燥機においては、常に、吹出口が温風に晒されるため、吹出口が高温となりやすかった。通常、温風の吹出口は洗濯乾燥機の正面に形成されることが多く(上述の特許文献に記載されたものも同様)、吹出口はユーザの手の触れることが可能な場所に設けられていた。従って、空調機能使用時の安全のため、ユーザが直接に吹出口を触らないようにするための方策が必要であった。
特開2001−239096号公報 特開2002−273087号公報
しかしながら、ユーザが直接に吹出口を触らないようにするための方策として、吹出口に防護部材を設ける等が考えられるが、これにより装置が長大化してコスト高となる恐れがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、温風吹出し機能を有する小型、低コストの洗濯乾燥機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の洗濯乾燥機においては、循環路と、前記循環路中に設けられ、洗濯後の湿った衣類が収容される乾燥室と、前記循環路を介して前記乾燥室に温風を供給して衣類を乾燥させ、前記乾燥室を通過することにより水分を含んだ空気を前記循環路中において乾燥、加熱させた後、再度、前記乾燥室へ供給する温風循環手段と、前記循環路の外部から吸引した空気を加熱し、加熱された空気を、少なくとも前記循環路の一部を介して送風し、吹出口から外部へ放出させる温風放出手段と、外部の目標温度を設定する温度設定手段と、実質的な外部の温度を検出する外気温度検出手段と、実質的な前記吹出口の温度を検出する吹出口温度検出手段と、前記外気温度検出手段および前記吹出口温度検出手段による検出値に基づいて、外部の温度を前記温度設定手段により設定された目標温度に近づけるとともに、前記吹出口の温度を所定温度より低くし、かつ、外部の温度を設定された目標温度に近づけるよりも優先して、前記吹出口の温度を前記所定温度より低くするように、前記温風放出手段により放出される空気の温度を調整する制御手段を備えることを特徴とする。
上記手段によれば、外気温度検出手段および吹出口温度検出手段による検出値に基づいて、外部の温度を温度設定手段により設定された目標温度に近づけるとともに、吹出口の温度を所定温度より低くし、かつ、外部の温度を設定された目標温度に近づけるよりも優先して、吹出口の温度を所定温度より低くするように、温風放出手段により放出される空気の温度を調整することにより、吹出口が高温となることがなく、ユーザが直接に吹出口を触らないようにするための方策が不要となる。従って、特に、防護部材等を設ける必要がなく、小型で低コストの洗濯乾燥機にすることができる。
以下、図1乃至図8に基づいて、本発明の実施形態について説明する。図1には、本実施形態によるドラム式(横軸形)の洗濯乾燥機1の全体構成を示しており、外箱2(図1および図2示)の内部に、水槽3を配設し、水槽3の内部に回転槽(ドラム)4(本発明の乾燥室に該当する)を配設している。
上記水槽3及び回転槽4は、ともに円筒状を成すもので、前側(図1中、左側)の端面部にそれぞれの開口部5、6を有している。このうち、回転槽4の開口部6は洗濯物(衣類)出し入れ用であり、それを水槽3の開口部5が囲繞している。水槽3の開口部5は、外箱2の前面部に形成した洗濯物出し入れ用の開口部7にベローズ8で連ねており、外箱2の開口部7には扉9(図1および図2示)を開閉可能に設けている。
回転槽4には又、周側部(胴部)のほぼ全域に孔10を形成しており(一部のみ図示)、この孔10は、洗濯時及び脱水時に通水孔として機能し、乾燥時には通風孔として機能するようになっている。そのほか、回転槽4の周側部の内面には、洗濯物撹拌用のバッフル11を複数個設けている。
水槽3には、前側の端面部の上部(前記開口部5より上方の部分)に温風出口12を形成し、後側の端面部の上部に温風入口13を形成している。このほか、水槽3の底部の最後部には、排水口14を形成しており、この排水口14に水槽3外で排水弁15を接続し、更に、排水弁15に排水ホース16を接続して、これらにより水槽3内の水を機外に排出するようにしている。
回転槽4の後側の端面部の後面(背面)には中心部に回転軸17を取付けており、この回転軸17を水槽3の後側の端面部の中心部を回転可能に挿通して後方へ突出させている。回転槽4の後側の端面部の中心部周りには、多数の温風導入孔18を形成している。
これに対して、水槽3の後側の端面部の後面(背面)には、モータ19を取付けている。このモータ19は、アウターロータ形であり、更に、この場合、ブラシレスDCモータであって、ロータ19aを回転軸17に取付け、この構成で、回転槽4を回転軸17を中心に回転させる駆動装置として機能するようになっている。
なお、水槽3は、複数(1つのみ図示)のサスペンション20により前記外箱2の底面上に弾性支持しており、その支持形態は、水槽3の軸方向が前後となる横軸状で、しかも前上がりの傾斜状であり、回転槽4も同形態となっている。
水槽3の下方(外箱2の底面上)には、台板21を配置し、この台板21上に通風ダクト22を配置している。この通風ダクト22は、前端部の上部に吸風口23を有しており、この吸風口23に、前記水槽3の温風出口12を還風ダクト24及び接続ホース25を介して接続している。なお、還風ダクト24は前記水槽3の開口部5の左側を迂回するように配管している。
一方、通風ダクト22の後端部には循環用送風機26のケーシング27を接続しており、このケーシング27の出口部28を、接続ホース29及び給風ダクト30を介して、前記水槽3の温風入口13に接続している。なお、給風ダクト30は前記モータ19の左側を迂回するように配管している。
これらの結果、還風ダクト24、接続ホース25、通風ダクト22、循環用送風機26のケーシング27、接続ホース29、給風ダクト30により、前記水槽3の。温風出口12と温風入口13とを接続して通風路31が設けられている。通風路31は水槽3とともに、本発明の循環路を形成している。
又、循環用送風機26は、ケーシング27の内部に送風ファン32を有しており、この送風ファン32を、ケーシング27の外部に配設したモータ33により回転させるようにしていて、それによる送風作用で、回転槽4内の空気を、上記通風路31を通して回転槽4外に出した後、回転槽4の温風導入孔18から回転槽4内に戻す循環を行わしめるようになっており、もって、通風路31と循環用送風機26とにより回転槽4内の空気を循環させる循環装置34を構成している。
しかして、通風路31中、通風ダクト22の内部には、前部に蒸発器35を配設しており、後部に凝縮器36を配設している。これらの蒸発器35及び凝縮器36は、いずれも詳しくは図示しないが、冷媒流通パイプに伝熱フィンを細かいピッチで多数配設して成るフィン付きチューブ形のもので、熱交換性に優れており、それらの伝熱フィンの各間を、前記通風ダクト22を後述のように流れる風が通るようになっている。
又、蒸発器35及び凝縮器36は、図3に示す圧縮機37及び絞り器(特には電子式の絞り弁もしくはキャピラリチューブ)38と共にヒートポンプ39(循環用送風機26とともに、本発明の温風循環手段に該当する)を構成するもので、このヒートポンプ39においては、接続パイプ40によって、圧縮機37、凝縮器36、絞り器38、蒸発器35、及び圧縮機37の順にこれらをサイクル接続しており(冷凍サイクル)、圧縮機37が作動することによって冷媒を循環させるようになっている。なお、圧縮機37は外箱2内でも通風ダクト22外に配設している。
そして、通風路31の蒸発器35を配設した部分と凝縮器36を配設した部分との間の部分である通風ダクト22の中間部には、上壁に外気導入口41を形成しており、この外気導入口41には加熱部材、この場合、電気ヒータ、特にはPTC(Positive Temperature Coefficient:正温度係数)ヒータ42(本発明の熱源に該当する)を装填して設けている。その設け方は、PTCヒータ42の上面が通風ダクト22の上面とほぼ面一となるものであり、それによって、前記水槽3下方の排水弁15や排水ホース16など、外箱2内の他の構成部品が回転槽4回転時の振動等でPTCヒータ42に衝突することのないようにしている。PTCヒータ42は、洗濯乾燥機1外へ放出する送風温度を調整可能なように、2本のヒータにより形成されている。
又、通風路31における、回転槽4と蒸発器35との間の部分である吸風口23が位置した通風ダクト22の前端部から機外である前方へは、吐風路43を設けている。この吐風路43は通風ダクト22の前記吸風口23と連通しており、その連通部分には、切換ダンパ44を設けている。
上記切換ダンパ44は、詳細には、吐風路43側に位置して、上端部を支軸45により上下に回動可能に支持されており、図1では図示を省略したモータや電磁石など駆動源の動力により回動されて、図1に実線及び二点鎖線で示すように、吐風路43と通風ダクト22(通風路31)との連通、遮断をすると共に、通風路31の循環装置34における連通、遮断をする風路切換装置として機能するようになっている。
加えて、通風路31の蒸発器35を配設した部分より回転槽4側の部分であって且つ通風ダクト22の吸風口23と隣り合う上面の部分には、排気口46を設けている。この排気口46は、切換ダンパ44が吸風口23を閉鎖するとき(吐風路43を開放するとき)に届く位置にあり、従って、その吸風口23を閉鎖するときの切換ダンパ44により閉鎖され、吸風口23を開放するとき(吐風路43を閉鎖するとき)の切換ダンパ44により開放されるようになっている。
又、吐風路43の内部には、吐出用送風機47(本発明の送風機に該当する)を設けていて、それより前方の吐風路43の吹出口48には、図1では図示を省略したモータや電磁石など駆動源の動力により開閉されるシャッタ49(図1および図2示)を設けている。尚、通風ダクト22、外気導入口41、PTCヒータ42、吐出用送風機47、吹出口48は、本発明の温風放出手段に該当する。
このほか、外箱2内の上部には、電源系の制御部50と、表示系の制御部51、給水口52(図2示)に装着された給水弁53、給水ケース54、給水ホース55を配設している。
又、図4には、上記電源系の制御部50と表示系の制御部51とを含む制御装置56(本発明の制御手段に該当する)を示している。この制御装置56は、例えばマイクロコンピュータから成るものであり、洗濯乾燥機の作動全般を制御する制御手段として機能するようになっていて、外箱2の上部前面に設けられた操作パネル57(図2示)が有した各種操作スイッチから成る操作入力部58より各種操作信号が入力されると共に、前記水槽3内の水位を検知するように設けた水位センサ59から水位検知信号が入力されるようになっており、そして、前記蒸発器35の温度、凝縮器36の温度、圧縮機37の温度、洗濯乾燥機1の外部の温度であって、洗濯乾燥機1が設置されている室内温度(外気温度)、吐風路43の吹出口48の温度をそれぞれに検知する温度検知手段である温度センサ60〜64からそれぞれ温度検知信号が入力されるようになっている。
外気温度センサ63(本発明の外気温度検出手段に該当する)は、これに限定されるものではないがサーミスタにより形成され、図1に示すように、外箱2の前方下部の裏面に取り付けられている。外箱2の外気温度センサ63の近傍には、貫通孔65が形成されており、図示しない吸引ファンにより、貫通孔65を介して外箱2内に外気を吸引することにより、洗濯乾燥機1内を乾燥させている。外気温度センサ63は貫通孔65を介して外箱2内に導入された外気に触れることにより、実質的に外部の気温(外気温度)を検出している。
一方、吹出口温度センサ64(本発明の吹出口温度検出手段に該当する)は、これに限定されるものではないがサーミスタにより形成され、通風ダクト22の外周面上(吸風口23の外周面)に取り付けられている。通風ダクト22には吹出口48から放出される温風が通過するため、これにより、吹出口温度センサ64は、実質的に吹出口48の温度を検出している。また、制御装置56には、操作パネル57の操作入力部58に隣接して設けられた表示部66が接続されている。表示部66は、これに限られるものではないが、バックライト付きのLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)が使用されている。
制御装置56は、上記各種信号の入力並びにあらかじめ記憶した制御プログラムに基づいて、前記モータ19と、循環用送風機26、圧縮機37、絞り器38、切換ダンパ44駆動用の、この場合、モータ67、シャッタ49駆動用の、この場合、モータ68、PTCヒータ42、吐出用送風機47、給水弁53、排水弁15を、駆動回路69を介して制御するようになっている。
ここで、図7に基づいて、ユーザが洗濯時あるいは乾燥時に操作使用する操作パネル57について説明する。上述したように、操作パネル57はユーザが操作する操作入力部58と、それに隣接して設けられた表示部66により形成されている。操作パネル57の右方部には、洗濯乾燥機1の電源をオン、オフする「入」キー70a、「切」キー70bにより構成された電源キー70、洗濯運転モード(すすぎ及び脱水を含む)、洗濯乾燥運転モード(すすぎ及び脱水を含む)、乾燥運転モード、エアコンモード(冷房運転モードおよび暖房運転モードを含む)をそれぞれ選択する、「洗濯」キー71a、「洗乾」キー71b、「乾燥」キー71c、「エアコン」キー71dにより構成された運転モードキー71、および洗濯乾燥機1の各種作動を開始させたり、後述するように、外気温を制御するために、外部の目標温度および吹出口48から放出される空気の風量の設定を行う設定ダイヤル72(本発明の温度設定手段、風量設定手段に該当する)が形成されている。
キー70a、70b、71a〜71dは押下げタイプのスイッチにより形成されている。また、設定ダイヤル72は、中央部が押下げ可能であるとともに、回転式の操作子として機能する「スタート」キー72aにより形成され、外周部には、表面を透明な合成樹脂材料製のカバーで覆った円環状のイルミネーション部72bが形成されている。イルミネーション部72bの中には、それぞれ青色用および赤色用の2種類の電飾LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)が内蔵されており、これらが各々オンすることにより、イルミネーション部72bが青色あるいは赤色に発光する。
一方、操作パネル57の左方部であって表示部66の下方には、押下げスイッチにより形成された設定キー73が設けられている。設定キー73は、横一列に配置された各種の設定キー73a〜73hにより形成され、「ふろ水」キー73aは給水にふろ水を使用する場合に操作されるもの、「予約」キー73bは予約洗濯モードを選択する場合に操作されるもの、「洗い」キー73cは洗濯時間を設定する場合に操作されるもの、「すすぎ」キー73dはすすぎ時間を設定する場合に操作されるもの、「脱水」キー73eは脱水時間を設定する場合に操作されるもの、「乾燥」キー73fは乾燥時間を設定する場合に操作されるもの、「送風温度」キー73g(本発明の温度設定手段に該当する)は、外部の目標温度を設定する場合に操作されるもの、「風量」キー73h(本発明の風量設定手段に該当する)は吹出口48からの送風の風量を設定する場合に操作されるものである。
また、設定キー73の上方に形成された表示部66には、洗濯乾燥機1の起動時において、洗濯乾燥機1の運転モード表示74、および現在時刻表示75(図7示)が行われる。
次に、上記構成の洗濯乾燥機の作動を述べる。以下の説明において、洗濯・すすぎ運転、脱水運転、乾燥運転については、周知の作動運転であるため、図7に示した操作パネル57に対する操作、および表示部66における表示内容に関する説明は省略する。上記構成の洗濯乾燥機1では、標準的な運転コースが開始されると、最初に洗濯(洗い及びすすぎ)運転が開始される。この洗濯運転では、給水弁53にて水槽3内に給水する動作が行われ、続いて、モータ19が作動されることにより、回転槽4が低速で正逆両方向に交互に回転される。
洗濯運転が終了すると、次に、脱水運転が開始される。この脱水運転では、水槽3内の水を排出した後、回転槽4を高速で一方向に回転させる動作が行われる。これにより、回転槽4内の洗濯物は遠心脱水される。
脱水運転が終了すると、次に、乾燥運転が実行される。この乾燥運転では、切換ダンパ44が、図1に実線で示すように、吐風路43を通風路31から遮断し、通風路31を循環装置34において連通させるようにセットされる。この状態で、洗濯後の湿った衣類が収容された回転槽4を低速で正逆両方向に回転させつつ、循環用送風機26のモータ33を作動させる。すると、送風ファン32の送風作用で、図1に実線矢印で示すように、水槽3内の空気が温風出口12から通風路31の還風ダクト24及び接続ホース25を経て通風ダクト22内に流入される。
又、このときには、ヒートポンプ39の圧縮機37の作動が開始される。これにより、ヒートポンプ39に封入した冷媒が圧縮機37により圧縮されて高温高圧の冷媒となり、その高温高圧の冷媒が凝縮器36に流れて、通風ダクト22内の空気と熱交換する。その結果、通風ダクト22内の空気が加熱され、反対に、冷媒の温度は低下して液化される。この液化された冷媒が、次に、絞り器38を通って減圧された後、蒸発器35に流入し、気化する。それにより、蒸発器35は通風ダクト22内の空気を冷却する。蒸発器35を通過した冷媒は圧縮機37に戻る。
これらにより、前記水槽3内から回転槽4内へ進入した空気は、衣類を乾燥させることにより水分を含んだ状態となり、この湿った空気が通風ダクト22内に流入した後、蒸発器35で冷却されて除湿(乾燥)され、その後に凝縮器36で加熱されて温風化される。そして、その温風が接続ホース29、給風ダクト30を経て、温風入口13から水槽3内に供給され、更に、温風導入孔18から回転槽4内に供給される。回転槽4内に供給された温風は、洗濯物の水分を奪って衣類を乾燥させた後、前記温風出口12から還風ダクト24及び接続ホース25を経て通風ダクト22内に流入する。
又、この乾燥運転中、通風ダクト22(通風路31)の外気導入口41からは通風路31に外気が導入され、乾燥運転の初期には、その外気導入口41に設けたPTCヒータ42を発熱させる(ヒータオン)。それにより、通風路31には、外気がPTCヒータ42で加熱されつつ導入される。PTCヒータ42の発熱は乾燥運転の初期に限って実行するものであり、乾燥運転の開始から所定時間後には、PTCヒータ42の発熱を停止させ(ヒータオフ)、その状態で乾燥終了までを行う。従って、PTCヒータ42の発熱を停止させてから後は、通風路31にはPTCヒータ42に加熱されない外気が導入される。
なお、上述の外気導入口41から通風路31への外気の導入と共に、通風路31の蒸発器35を配設した部分より回転槽4側の部分に設けた排気口46からは、回転槽4内から通風路31を通る循環空気の一部が通風路31外に排出される。
又、以上の乾燥運転を行ったのに対し、洗濯乾燥機1が設置されたスペースの冷房を行うこともできる。以下、図7および図8に示した操作パネル57の操作と合わせて説明する。まず、ユーザが操作入力部58の「エアコン」キー71dを押下げると、洗濯乾燥機1は冷房運転モードとなり、設定ダイヤル72の青色用電飾LEDがオンして、外周部のイルミネーション部72bが青色に点灯する。これとともに、操作パネル57の表示部66には、冷房運転モードであることを示す「COOL」という表示がされる(図示せず)。この状態で設定ダイヤル72の「スタート」キー72aを押下げると、洗濯乾燥機1の冷房運転モードが開始する。
このときには、切換ダンパ44が、図1に二点鎖線で示すように、吐風路43を通風路31に連通させ、通風路31を循環装置34において遮断するように切換えられ、この状態で、ヒートポンプ39の圧縮機37の作動が開始されると共に、シャッタ49が図1に二点鎖線で示すように開放されて吹出口48が開口し、吐出用送風機47が作動される。
これらにより、図1に破線矢印で示すように、通風ダクト22外の空気が外気導入口41から通風ダクト22内に導入されて蒸発器35を通り冷却される。そして、その冷却された空気が吐風路43を通って吹出口48から機外の前方に吐出され、洗濯乾燥機1が設置されたスペースの冷房を行う。
なお、このときには、高温となる凝縮器36を冷却する必要があり、それを例えば給水弁53から供給される水により実行する水冷配管を凝縮器36に組込んでいる(図示省略)。
又、この場合、切換ダンパ44は前記排気口46の閉鎖をするものであり、それによって、通風路31外から蒸発器35を通らず(冷却されず)に機外に吐出される空気流ができることが避けられ、衣類乾燥機が設置された洗面室等のスペースの冷房が効果的にできる。
次に、洗濯乾燥機1が設置されたスペースを暖房する暖房運転モードについて説明する。上述したように、ユーザが操作入力部58の「エアコン」キー71dを押下げると、洗濯乾燥機1は冷房運転モードとなり、設定ダイヤル72の青色用電飾LEDがオンして、外周部のイルミネーション部72bが青色に点灯する。この状態で、さらに、もう1度「エアコン」キー71dを押下げると、洗濯乾燥機1は暖房運転モードとなる。これにより、設定ダイヤル72の赤色用電飾LEDがオンして、外周部のイルミネーション部72bが赤色に点灯する。この状態で表示部66には、暖房運転モードであることを示すように「HOT」という文字により形成された暖房運転中表示76がなされるとともに、暖房運転時間表示77、外部の目標温度の初期値を示す温度設定表示78、および送風の風量の初期値を示す風量設定表示79がなされる(図8示)。これにより、必要であればユーザは外部の目標温度と送風風量の変更を行う(後で詳述する)。
次に、設定ダイヤル72の「スタート」キー72aを押下げると、洗濯乾燥機1の暖房運転モードが開始する。この場合、切換ダンパ44が、上述と同様に、吐風路43を通風路31に連通させ、通風路31を循環装置34において遮断するように切換えられる。この時PTCヒータ42は、外気温が、上述した表示部66の温度設定表示78に示された目標温度の初期値に近づくように発熱すると共に、シャッタ49が開放されて吹出口48が開口し、吐出用送風機47は、表示部66の風量設定表示79に示された風量を送風するように作動する(ヒートポンプ39の圧縮機37は作動させない)。
これらにより、通風ダクト22外の空気が外気導入口41を介し、PTCヒータ42により加熱されつつ通風ダクト22内に導入されて蒸発器35を通り(この場合、蒸発器35は非作動状態であり、導入外気は冷却されない)、設定された風量の温風が、吐風路43を通って吹出口48から機外の前方に放出され、洗濯乾燥機1が設置されたスペースの暖房を行う。
以下、図5に基づいて、暖房運転モードにおける、制御装置56による吐出用送風機47からの送風温度の調整方法について説明する。まず、ステップS501において、洗濯乾燥機1が暖房運転モード中であると判定された後、ステップS502において、高温フラグがオンされていない(未だ、吹出口48が高温になった、あるいは外気温が高くなったことが検出されていない)と判定されると、吹出口温度センサ64によって検出された吹出口48の温度が第1しきい値(これに限定されるものではないが、本実施形態においては70℃に設定されている)以上であるか否かが判定される(ステップS503)。
吹出口48の温度が第1しきい値以上であった場合、送風温度を調整する必要があることから、制御装置56の高温フラグをオンさせた後(ステップS509)、吹出口48の温度が、さらに第2しきい値(これに限定されるものではないが、本実施形態においては75℃に設定されている)以上であるか否かが判定される(ステップS510)。この第2しきい値は、本発明の所定温度に該当する。吹出口48の温度が第2しきい値以上であった場合、PTCヒータ42を構成する2本のヒータ双方がオフされる(ステップS514)。このように、上述した吹出口48からの送風温度の調整中において、PTCヒータ42の2本のヒータ双方がオフされる場合にも、吐風路43内の吐出用送風機47は継続して作動されている。
吹出口48の温度が第1しきい値以上、かつ、第2しきい値未満であった場合(ステップS510)、外気温(洗濯乾燥機1が設置してあるスペースの気温)が目標温度である設定値(ユーザが操作パネル57を操作することにより設定)以上であるか否かが判定される(ステップS512)。外気温が設定温度以上である場合、PTCヒータ42の2本のヒータ双方がオフされ(ステップS514)、外気温が設定温度よりも低い場合、PTCヒータ42を構成する1本のヒータのみがオフされる(ステップS513)。このように、PTCヒータ42の1本のヒータのみがオフされる場合にも、吐出用送風機47は継続して作動されている。
ステップS503において、吹出口48の温度が第1しきい値未満であると判定された場合、外気温が、設定温度よりも第3しきい値(これに限定されるものではないが、本実施形態においては3℃に設定されている)以上低いか否かが判定される(ステップS504)。外気温が設定温度よりも第3しきい値以上低い場合、PTCヒータ42を構成する2本のヒータ双方がオンされる(ステップS505)。外気温が設定温度よりも第3しきい値以上は低くない場合(ステップS504)、送風温度を調整する必要があることから、制御装置56の高温フラグをオンさせた後(ステップS511)、ステップS512へと進む。ステップS512においては、上述したように、外気温が設定温度以上であるか否かが判定され、その結果に応じてPTCヒータ42がオフされる(ステップS513またはステップS514)。このように、PTCヒータ42の2本または1本のヒータがオフされる場合にも、吐風路43内の吐出用送風機47が継続して作動されているのは、前述した場合と同様である。
また、ステップS502において、既に高温フラグがオンされている(過去に吹出口48が高温になった、あるいは外気温が高くなったことが検出されている)と判定されると、吹出口48の温度が第4しきい値(これに限定されるものではないが、本実施形態においては65℃に設定されている)以下であるか否かが判定される(ステップS506)。吹出口48の温度が第4しきい値以下であると判定された場合、高温になった吹出口48が、自然冷却等により触れても問題ない温度まで低下したと考えられ、ステップS507へと進み、外気温が設定温度よりも第5しきい値(これに限定されるものではないが、本実施形態においては5℃に設定されている)以上低いか否かが判定される。外気温が設定温度よりも第5しきい値以上低い場合、制御装置56の高温フラグをオフさせた後(ステップS508)、PTCヒータ42を構成する2本のヒータ双方がオンされる(ステップS505)。
一方、ステップS506において、吹出口48の温度が第4しきい値より高いと判定された場合、あるいは、ステップS507において、外気温が設定温度よりも第5しきい値以上は低くないと判定された場合、依然として、吹出口48の温度あるいは外気温を低下させる必要があると考えられ、ステップS514へと進み、PTCヒータ42を構成する2本のヒータ双方がオフされる。このように、PTCヒータ42の2本のヒータ双方がオフされる場合にも、吐風路43内の吐出用送風機47が継続して作動されているのは、前述した場合と同様である。また、ステップS501において、洗濯乾燥機1が暖房運転モード中ではないと判定された場合は、本制御ルーチンは終了する。
このように、制御装置56は、外気温度センサ63によって検出された洗濯乾燥機1の外部の気温を設定ダイヤル72により設定された目標温度に近づけるとともに、吹出口温度センサ64によって検出された吹出口48の温度が、第2しきい値(所定温度)より低くなるように、PTCヒータ42をオン、オフして吹出口48からの送風温度を調整している。
また、図5のフローチャートに示したように、制御装置56は、吹出口48の温度に基づいた判定を行った後に、外部温度と設定温度とに基づいた判定を行っていることから分かるように、外部の気温を設定された目標温度に近づけるよりも、吹出口48の温度を所定温度より低くすることを優先して制御している。
次に、図6に基づいて、洗濯乾燥機1の暖房運転モードにおいて、外部の目標温度の設定値を変更する場合の、制御装置56による制御方法について説明する。最初に暖房運転モードが設定された場合、操作パネル57の表示部66には、制御装置56の不揮発性メモリに記憶されている外部の目標温度および風量が、初期値として優先して表示される(図8における温度設定表示78および風量設定表示79)。まず、ステップS601において、未だ、操作パネル57の「送風温度」キー73gが押し下げられておらず、設定変更フラグがオンされていない(設定変更可能モードとなっていない)と判定されると、ステップS610において、改めて「送風温度」キー73gが押し下げられたか否かが判定される。「送風温度」キー73gが押し下げられたと判定されると設定変更可能モードとなって、ステップS611において設定変更フラグがオンされた後、ステップS602へと進む。ステップS610において、「送風温度」キー73gが押し下げられていないと判定されると、本制御ルーチンは終了する。
ステップS601において、既に設定変更フラグがオンされていると判定された場合、あるいはステップS611において設定変更フラグがオンされた場合は、ステップS602において、設定変更可能モード中に「送風温度」キー73gが押し下げられたか否かが判定される。「送風温度」キー73gが押し下げられていないと判定されると、ステップS603において、設定変更可能モード中に設定ダイヤル72の「スタート」キー72aが、回転操作されたか否かが判定される。
設定変更可能モード中に「送風温度」キー73gが押し下げられる、あるいは「スタート」キー72aが回転操作されると、ステップS604へと進み、設定温度を1℃だけ上昇させる。次に、ステップS605において、新たに設定された送風温度が30℃を超えたか否かが判定される。外部の目標温度の設定値は30℃が上限だからである。目標温度の設定値が30℃を超えると、設定温度は強制的に15℃とされる(ステップS606)。
設定変更可能モード中に、「送風温度」キー73gおよび「スタート」キー72aがいずれも操作されない場合、または新たに設定された送風温度が30℃を超えていない場合、もしくは送風温度の設定値が30℃を超え、設定温度が強制的に15℃とされた場合は、その後、いずれもステップS607へと進み、「送風温度」キー73gおよび「スタート」キー72aのいずれかが、所定時間の間操作されているか否かが判定される。設定変更可能モード中に、「送風温度」キー73gおよび「スタート」キー72aの双方とも所定時間操作されない場合、設定変更可能モードを終了させるためである。
「送風温度」キー73gおよび「スタート」キー72aの双方が、所定時間操作されていないと判定されると、ステップS608において、設定変更フラグがオフされた後、その時に設定されている外部の目標温度を制御装置56の不揮発性メモリに記憶させる。この不揮発性メモリに記憶された外部の目標温度の設定値は、制御装置56の電源がオフされても消去されることはない。したがって、洗濯乾燥機1の電源が再びオンされて、制御装置56が再度起動された時に、制御装置56は操作パネル57の表示部66に、外部の目標温度の初期値として優先して表示させる。ステップS607において、所定時間内に「送風温度」キー73gあるいは「スタート」キー72aが操作されたと判定されると、ステップS602へと戻り、設定温度の変更が継続される。以上、説明した外部の目標温度の設定は、暖房運転モードにおける送風中においても変更可能である。
上述の実施形態においては、外部の目標温度を設定変更する場合について説明したが、吹出口48からの送風の風量の設定変更も、外部の目標温度の設定変更と同様の方法により行うことができる。この場合、操作入力部58の「風量」キー73hを一度押し下げると、送風風量の設定変更可能モード中となり、その後、さらに「風量」キー73hを押し続ける、あるいは「スタート」キー72aを回動させることにより、送風風量の設定が、強→中→弱→強→中→弱と変化する。
その後、送風風量がある状態にある時に、所定時間だけ「風量」キー73hも「スタート」キー72aも操作されない場合、その時の送風風量が新たに設定される。設定に基づき、吐出用送風機47からの風量を変える場合、吐出用送風機47の単位時間当たりの作動回転数を変化させる、あるいは、複数の吐出用送風機47を設け、作動させる吐出用送風機47の数を変化させる等、種々の方法がある。また、設定変更後の風量も制御装置56の不揮発性メモリに記憶され、制御装置56の起動時には優先して設定される。また、送風風量の設定も、暖房運転モードにおける送風中にも変更可能であるのは、外部の目標温度の設定変更の場合と同様である。
本実施形態によれば、外気温度センサ63および吹出口温度センサ64による検出値に基づいて、洗濯乾燥機1が設置されたスペースの温度(外気温)を操作入力部58により設定された目標温度に近づけるとともに、吹出口48の温度を所定温度より低くし、かつ、外気温を設定された目標温度に近づけるよりも優先して、吹出口48の温度を所定温度より低くするように、吐出用送風機47の送風温度を制御している。これにより、吹出口48が高温となることがなく、ユーザが直接に吹出口48を触らないようにするための方策が不要となる。従って、特に、防護部材を設ける必要がなく、小型で低コストの洗濯乾燥機1にすることができる。
また、外気温と設定温度との差、および吹出口48の温度の双方に基づいて、PTCヒータ42のオン、オフを制御しているため、外気温に対するユーザのニーズを考慮して、吹出口48のきめ細かい温度制御を行うことができる。
また、制御装置56は、通風路31の外部から吸引した空気を加熱するPTCヒータ42をオン、オフして、吐出用送風機47により放出される空気の温度を調整するとともに、PTCヒータ42がオフされた場合にあっても、吐出用送風機47を停止させずに、継続して作動させることにより、吹出口48の温度を早期に低下させることができる。また、PTCヒータ42がオフされても、吐出用送風機47が作動を継続することにより、ユーザが故障と誤解することを防ぐことができる。
また、外部の目標温度および吐出用送風機47による送風の風量を設定するための操作入力部58を備えているため、ユーザの希望に合致した暖房運転を行うことができる。また、設定された外部の目標温度および送風の風量は、制御装置56の不揮発性メモリに記憶され、次回、制御装置56が起動されて暖房運転モードが設定された場合に、記憶された外部の目標温度および送風の風量が優先して設定される。これにより、暖房運転モードを開始するたびに、ユーザが希望する外部の目標温度および送風の風量を設定する必要がなく、使い勝手のよい洗濯乾燥機1にすることができる。また、外部の目標温度に加えて、送風の風量を設定することができるため、より迅速に外部温度を調整することができる。
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
暖房運転モードに使用される空気を加熱する熱源は、PTCヒータに限られない。例えば、通風ダクト22内に設置された凝縮器36を兼用してもよい。この場合、凝縮器36を外気導入口41と吐出用送風機47との間に設け、吐出用送風機47により吸引した空気を、凝縮器36を通過させることにより加熱するようにすればよい。
外気温度センサ63および吹出口温度センサ64の取付位置は、上述した実施形態に特に限定されるものではなく、それぞれ実質的に外気温および吹出口48の温度を検出できる箇所であれば、任意の位置に取り付けることが可能である。
本実施形態による洗濯乾燥機全体の縦断面図 洗濯乾燥機の外観斜視図 ヒートポンプのサイクル構成図 電気的構成のブロック図 暖房運転モードにおける送風温度の調整方法を示すフローチャート 暖房運転モードにおける外部の目標温度の設定値を変更する方法を示すフローチャート 洗濯乾燥機の起動時の操作パネルの状態を表した図 暖房運転モード設定時の操作パネルの状態を表した図
符号の説明
図面中、1は洗濯乾燥機、4は回転槽(乾燥室)、22は通風ダクト(温風放出手段)、26は循環用送風機(温風循環手段)、31は通風路(循環路)、35は蒸発器、36は凝縮器、37は圧縮機、38は絞り器、39はヒートポンプ(温風循環手段)、41は外気導入口(温風放出手段)、42はPTCヒータ(温風放出手段、熱源)、47は吐出用送風機(温風放出手段、送風機)、48は吹出口(温風放出手段)、56は制御装置(制御手段)、63は外気温度センサ(外気温度検出手段)、64は吹出口温度センサ(吹出口温度検出手段)、72は設定ダイヤル(温度設定手段、風量設定手段)、73gは「送風温度」キー(温度設定手段)、73hは「風量」キー(風量設定手段)を示す。

Claims (3)

  1. 循環路と、
    前記循環路中に設けられ、洗濯後の湿った衣類が収容される乾燥室と、
    前記循環路を介して前記乾燥室に温風を供給して衣類を乾燥させ、前記乾燥室を通過することにより水分を含んだ空気を前記循環路中において乾燥、加熱させた後、再度、前記乾燥室へ供給する温風循環手段と、
    前記循環路の外部から吸引した空気を加熱し、加熱された空気を、少なくとも前記循環路の一部を介して送風し、吹出口から外部へ放出させる温風放出手段と、
    外部の目標温度を設定する温度設定手段と、
    実質的な外部の温度を検出する外気温度検出手段と、
    実質的な前記吹出口の温度を検出する吹出口温度検出手段と、
    前記外気温度検出手段および前記吹出口温度検出手段による検出値に基づいて、外部の温度を前記温度設定手段により設定された目標温度に近づけるとともに、前記吹出口の温度を所定温度より低くし、かつ、外部の温度を設定された目標温度に近づけるよりも優先して、前記吹出口の温度を前記所定温度より低くするように、前記温風放出手段により放出される空気の温度を調整する制御手段を備えることを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 前記温風放出手段は、前記循環路の外部から吸引した空気を加熱する熱源と、前記熱源により加熱された空気を前記吹出口から放出させる送風機を有し、
    前記制御手段は、前記熱源をオン、オフして、前記温風放出手段により放出される空気の温度を調整するとともに、前記熱源がオフされた場合にあっても、前記送風機を継続して作動させることを特徴とする請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 前記温度設定手段に加え、前記温風放出手段により放出される空気の風量を設定するための風量設定手段を備え、前記温度設定手段および前記風量設定手段によって設定された外部の目標温度および前記温風放出手段からの空気の風量は不揮発性メモリに記憶され、次回、前記制御手段が起動された場合に、記憶された外部の目標温度および前記温風放出手段からの空気の風量を優先して設定することを特徴とする請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
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