JP4812231B2 - ジェット推進装置のための軸方向に調節可能なスラストベアリング - Google Patents

ジェット推進装置のための軸方向に調節可能なスラストベアリング Download PDF

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Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は、インペラーシャフトまたは前記インペラーシャフトに連結されているジャーナルが、ベアリングに回転可能な状態で軸支されているポンプハウジングを有する少なくとも1つのインペラーポンプと、インペラーブレードを有するインペラーとを備えている船舶の推進のためのジェット推進装置に関するものであり、そのインペラーはインペラーシャフトの回転に追随するように前記インペラーシャフトまたはジャーナルに固定され、そのインペラーブレードは各インペラーブレードとポンプハウジングの内側との間に遊びを有してインペラーに配設されている。
【0002】
(技術の状態および問題)
前述の種類のウォータージェットまたはインペラー装置とも呼ばれているジェット推進装置は、約500kWの小さい装置から約30000kW以上の大きい装置に至るまで、多数の異なる設計および大きさが知られている。従来のプロペラ(推進機)と比べると、ウォータージェット装置は、大いに異なる推進の方法を有している。従来のプロペラの代わりに船舶の船体に装備される、いわゆるウォーターポンプまたはインペラーポンプを有している。同時に、そのインペラーポンプは、海水用流管の1部である囲い、インペラーチャンバ内に取り付けられているインペラーを備えている。そのインペラーは、駆動シャフトの端部に取り付けられ、インペラーシャフトは船舶のエンジンシャフトであるか、あるいは前記シャフトに間接的に連結されるかのいずれかである。インペラーの目的は、海水に圧力を加えてきわめて強力なウォータージェットを生成することであり、それ故、ジェット推進装置と呼ばれる。
【0003】
水がポンプから出てくることによって生じる反作用の力が、船舶を推進するために使用される。インペラーの回転の方向は決して変更されないが、その代わりとして、独立した“逆転装置”が、ウォータージェットの方向を偏向し、それによってさらに反作用の力の方向を偏向し、さらに船の推進の方向を変えるために使用される。ウォータージェット装置は、インペラーポンプが25ノットを超えるスピードで、最大90%およびそれ以上の効率を有するので、従来のプロペラに比べて多くの利点を有している。これは同1の推進力で船舶のより速いスピードを生ずるか、あるいは1定のスピードと低い推進力で著しく低い燃料消費量を生ずる。
【0004】
とはいえ、今日それにもかかわらず、一方では速いが費用のかかる航空貨物輸送と、他方では費用はかからないが船での時間のかかるコンテナ貨物輸送との間に大きいギャップがある。それゆえ、たとえばUSAとヨーロッパとの間の高速輸送のためにきわめて大きくきわめて高速な外洋航行船を建造することができるという願望があり、そのような船には、きわめて大きいウォータージェット装置が装備されている。そのような船は、高さ7.5メートルの波でさえ、平均スピードは35ノットに達すると予測され、現在の輸送時間は3分の1にまで短縮されると予測される。上述の船を実現可能にするには、少なくとも50000kWに達することが可能で、2.0メートルの現在周知の最大直径と比べて、直径が約3.25メートルの吸い込みを有するウォータージェット装置が必要とされている。計画された船は1秒に約500mに相当する流量を有する装置を備えている。この容量を処理するために、巨大な装置が必要とされることが分かる。
【0005】
とはいえ、大きい設備が最適化された効率を達成し燃料消費量を改善するには、ウォータージェットの正確な大きさの選択において高度な精度が必要とされる。推進装置について、共通する他の要求は、たとえば有効な操作性、さらに高波などの困難な操作状態を処理する能力である。いくつかの協業要素により、そのような船に対する要求に適切に適応する方法が決められるであろう。
【0006】
インペラーブレードとインペラーチャンバとの間の遊びを制御することによって、それらが互いに接触する危険性が、正常に作動している間は実質的に減少し、その結果インペラーのより高い効率が得られることができる。従って、インペラーとインペラーチャンバとの間の遊びは、推進出力には非常に重要であり、遊びが大きいことによりインペラーポンプの効率が減少するので、遊びをできるだけ小さくするということが最も重要である。計画されたインペラーポンプでは、インペラーブレードは約4.5メートルの直径を有し、インペラーブレードとインペラーチャンバとの間の計画された遊びはわずか約4ミリメートルになる。たとえば、温度変化は故障の恐れなく、さらにその遊びを減少させることを難しくするという問題を必然的に伴うということが分かる。インペラーが囲いと接触してその結果生ずる損傷は重大な問題である。そのような接触は、たとえばキャビテーションによって生ずる振動または揺動によるものである。この理由のため、その代わりとして、遊びを倍増する、すなわち直径の約0.1%から0.2%に倍増する場合、推進出力は約1%減少され、それにより費用は無視できないほどに増加する。
【0007】
達成可能なミリメートルのより近接したそれぞれの遊びに対して、得ることが可能なパーセンテージとして計算されるゲインのために、従って遊びは、通常できるだけ狭いマージンで保たれることが可能であることは最も重要である。いうまでもなく、同時にインペラーと囲いとの間の最大許容可能な許容差に対する要求は、きわめて高く提唱される。そのうえ、ジェット推進装置が大きくなればなるほど、異なる部分間の許容差に対する要求も大きくなることも真実である。パーセンテージとして計算される場合、インペラーのマシン許容差は時計仕掛けのものよりも高い。たとえば、最大4500ミリメートルの直径を有するインペラーブレードは、1ミリメートルの数10分の1の精度で回転し研磨される。たとえば、40ノットのスピードで、これらの小さい許容差はシャフト力の駆動力への変換を最も効果的にし、耐久性を延ばし振動と騒音レベルを最小とする。
【0008】
とはいえ、たとえば異物がポンプを通過するときなど、ある状況での揺動および振動によりインペラーのブレードの上記の径方向の動きが生じ、それらがインペラーチャンバと接触するという危険性がある。荒れた気候状態において、たとえばポンプを通る大きな加速度または空気吸い込む危険性を伴う高波において、さらされる損傷の危険性は猛烈に増加する。また、インペラーの位置は船自体の船体における動きのために変更することが可能である。大西洋の真中において、全強風の間のジェット推進装置の故障が生じた場合、深刻な結果となる可能性がある。
【0009】
それゆえ、ある特殊な状況では、遊びを少し増加することにより効率が多少減少することを容認する必要がある。インペラーチャンバおよびインペラーブレードは、円錐中間面を有するので、その遊びはインペラーが軸方向に移動される場合に変更することが可能である。従って、必要に応じてインペラーと囲いとの間の遊びがインペラーの軸方向の動きによって調節されることが可能であることは重要な要求である。
【0010】
(発明の目的および特徴)
本発明の目的は、インペラーのブレードがインペラーチャンバの内壁に接触する危険性を実質的に減少するか、あるいは完全に排除することを可能とするような船の推進のためのジェット推進装置を完成させ、かつ以前と比べてより良い方法で、かつ従来の大きさの船と比べて相当大きい船において、ジェット推進装置の有利な特質を利用することができることである。問題の複雑性の解決法として、含まれるスラストベアリングが移動可能な状態で構成されることが提案されている。その動きは、ある種の油圧ピストン装置を使って適切に行われ、特定の制動機能に貢献する。
【0011】
本発明によるジェット推進装置は、ジェット推進装置が前記遊びを調節するために、インペラーシャフトと協働するように配設される軸方向に調節可能なスラストベアリングをも備えていることを特徴とする。
【0012】
本発明によるジェット推進装置のさらなる態様によれば、
‐スラストベアリングは、インペラーシャフトに連結されるか、あるいはインペラーシャフトと協働するベアリングディスクを包囲し収納するベアリングハウジングを備え、前記ベアリングハウジングは、調節装置によりブレードの最大および最小許容可能な遊びの限度内にとどまるように、インペラーブレードとポンプハウジングの内側との間の遊びに対して十分な間隔をおいて軸方向に移動可能な状態で配設されている。
‐ロッドは、ベアリングハウジングを通って延在するシャフトから間隔をおいて前記シャフトに平行に取り付けられ、そのベアリングハウジングはガイドによってそのロッドに沿って軸方向に移動可能である。
‐スラストベアリングは、船の船体に対して固定されインペラーシャフトに連結されるか、あるいはインペラーシャフトと協働するベアリングディスクを包囲し収納するベアリングハウジングを備え、そのベアリングディスクは、調節装置によって、ブレードの最大および最小許容可能な遊びの限度内にとどまるように、インペラーブレードとポンプハウジングの内側との間の遊びに十分な間隔をおいて軸方向に調節可能な状態で配設されている。
‐その調節装置は、ベアリングハウジングの内側に取り付けられている。
‐その調節装置は、少なくとも1つの油圧または空気圧シリンダを備えている。‐他の手段として、調節装置のいくつかまたはすべては、メカニカル調節装置で良い。
‐ベアリングディスクは、インペラーシャフト、ジャーナル、あるいは特にスラストベアリング用に構成され、かつインペラーシャフトに連結される中間シャフトの径方向に突出する部分である。
‐ベアリングハウジングは、1つまたはいくつかのベアリングサポートを備えている。
‐ベアリングサポートは、たとえば、Teflon(登録商標)セグメント、異なる複合材料、ホワイトメタル、および/またはスチールなどから構成されるベアリング面を備えている。
‐調節装置は、ベアリングハウジングの側面の1つをそれぞれに通る、圧縮空気および油圧オイルのためのパイプのジョイントを有する油圧または空気圧シリンダとされる。
‐ブレードの最大および最小許容可能な遊びは、インペラーブレードの実際の軸方向における位置ずれ、あるいは予想された軸方向の位置ずれ、および/または径方向の位置ずれにより決定される。
【0013】
正常に作動している間、すなわち公海において、異物がポンプを通って吸い込まれるというわずかな危険性を有する場合、および通常の気候状態の間、インペラーのブレードとインペラーチャンバとの間の遊びを、船の推進に対して非常に有利な値に設定することができる。作動の状態がさらに悪化すると、その遊びは不要な摩耗などの危険性を、一時的に増加させるか、かなり減少させるか、あるいは完全に排除するかである。
【0014】
本発明は、添付の図面を参照として、より詳細に説明されている。
【0015】
(発明の詳細な説明)
図1を参照すると、船の推進のためのジェット推進装置1の部分が、概略的に長手方向断面として示されている。船の船体2と一体化した部分として、ジェット推進装置1は前部と後部とで構成され、船の船体2のスターン部5に、および通常は船体2のトランソムスターン6に、または船体2のトランソムスターン6に、あるいはそれに沿って装備されるポンプハウジング4を有するインペラーポンプ3を備えている。さらに、インペラーポンプ3は、インペラーハウジング4内のインペラーチャンバ9内の中心に固定されて取り付けられているハブハウジング8に回転可能な状態で軸支されているインペラー7を備えている。
【0016】
インペラーハウジング4およびそのインペラーチャンバ9は、円錐形および球形に膨張され、海水のための流管11に取り付けられるチューブ部分10を形成する。その流管11は、船の満載喫水線の下方に、好ましくはしかし必ずしもというわけではないが船底部に配置される水用入口から、さらにインペラーチャンバ9の入口開口12に向かって斜め上方にカーブし、その後トランソムスターン6から水用出口13に向かって後方に、通常延在している(図示せず)。インペラーポンプ3の作動中、非常に強力なウォータージェットSが生成されて、出口ノズル17を通って噴出される。
【0017】
ハブハウジング8は、ポンプハウジング4の内側15とハブ8の円錐形状外面16との間に延在するいくつかのガイドレール14によってポンプハウジング4に固着されている。前記円錐形部16は後方に向いて先細りになり、ポンプハウジング4の内側15と共に、インペラーチャンバ9の出口開口、すなわち出口ノズル17を形成する。
【0018】
円錐形状のハブ8の内側には、放射状ロッド19を介してハブ8に固着され、たとえば、球形、円錐形、あるいは円筒形スラストベアリングおよびラジアルベアリングなど異なるタイプのベアリングの組合せを含むスライドベアリング、あるいは転がりベアリングを備えることができるベアリング装置20を保持するように配設されているベアリングシート18がある。そのハブ8にはオイルなどの潤滑油を充填することが可能であり、それによって水を通さないように密閉される。
【0019】
示されている実施の形態によると、インペラー7はジャーナル21によってインペラーシャフト22に、好ましくはそのジャーナル21の端部に取り付けられている。別の方法として、インペラー7はインペラーシャフト22に直接取り付けられることができる。インペラーシャフト22は、前記カーブで流管11の壁を通って内方に、さらにインペラーチャンバ9内に延在している。インペラーシャフト22は、船の駆動シャフトの外側端部を構成するか、あるいは駆動シャフトに間接的に連結されるかのいずれかである。上記に記述されているように、インペラーシャフト22またはジャーナル21は、前記ベアリング装置20によってポンプハウジング4のハブ8内に回転可能な状態で軸支されている。
【0020】
インペラー7は、円錐形部分23がインペラーシャフト22の回転に追随するように、インペラーシャフト22またはそのジャーナル21に面して取り付けられている円錐形部23の錐台を備えている。従って、固定のハブ円錐形部16および、そのハブ円錐形部16に回転可能な状態で配設されているインペラー円錐形部23は、全体としてドーム形状球体を形成し、その周りにポンプハウジング4が、同様な球形インペラーチャンバ9を形成するように形成されている。いくつかのインペラーブレード24は、後方に方向付けられるウォータージェットSを生成するために、円錐形部23の錐台の外側に配設されている。各インペラーブレード24は、下文でブレードの遊び25(あるいは、遊び25)と呼ばれている各ブレード24の外周とポンプハウジング4の内側15との間の間隔が、通常、インペラー7の直径に対してきわめて小さくなるように、インペラー円錐形部23に対する長さと角度とを備えている上記位置および上記範囲を有している。たとえば、正常に作動している間、4.5メートルの直径を有するインペラー7は、流管11の直径の約0.1%の遊び25を有することができる。
【0021】
図1に示されるインペラーポンプ3において、インペラー7はインペラーシャフト22のジャーナル21に取り付けられ、そのジャーナル21は、概略的に示されているベアリング装置20によってハブ8内のベアリングに軸支されている。好ましい実施の形態において、ベアリング装置20は、ジャーナル21および/またはインペラーシャフト22に沿って取り付けられている1つまたはいくつかのスライドベアリング26を備えている。含まれているスライドベアリング26は、1連のラジアルベアリングで構成されることが適切である。ベアリング装置20は、ハブの円錐形部16内に固定されている前記放射状ロッド19によって保持されている。
【0022】
インペラー7によって、後方に方向付けられるウォータージェットSは、可能な場合ジャーナル21によってインペラーシャフト22に伝達される反対方向への反作用の力Fを生成する。この軸方向の反作用の力Fは、船の船体2に伝達される必要があり、下文により厳密に記述されるように、スラストベアリング27によって行われる。シャフト22のある制限された部分だけが、インペラー7からの巨大な力の圧力を保持することができるように構成され、これは、インペラー7自体からの適切な間隔をおいて設置される1つまたはいくつかのスラストベアリング27の助けを借りて行われる。
【0023】
その結果、正常に作動している間、通常生じるすべての他の軸方向の力および/または動きを含むインペラーシャフト22の軸方向の反作用の力Fはすべて、前記スラストベアリング27によって保持される。インペラーブレード24とポンプハウジング4の内側15との間の遊び25はほとんど一定のままであり、少なくともすべての生じる動きは許容可能な遊び25の制限内にとどまる。とはいえ、遊び25は、上記に記述されるように、たとえば船の船体2およびインペラーシャフト22の変形によって生じる揺動と振動、荒れた海の状態、インペラーチャンバ9を通過する異物および/またはジェット推進装置1とその推進エンジンとの取り付け不備によって生じる径方向の位置ずれなど、正常に作動している間に通常存在するとみなされない付加的な動き、あるいは外力によって影響が及ぼされることがある。前記揺動、動き、および振動はポンプハウジング4の内側15に接触するという危険にさらすインペラーブレード24の上記の軸方向および/または径方向の位置ずれを結果として生じ得る。
【0024】
このためには、図2を参照とする本発明の第1の設計にしたがって、スラストベアリング27のすべては軸方向に移動可能な状態で配設されるか、あるいは図3を参照とする本発明の第2の設計にしたがって、スラストベアリング27の特定の部分は、この危険をごくわずかにするか、あるいは完全に排除するのに十分なある間隔をおいて、軸方向に移動可能な状態で配設されるかのいずれかである。
【0025】
スラストベアリング27は、インペラーシャフト22、ジャーナル21、あるいは特にスラストベアリング27用に構成される中間シャフト30の径方向に突出した円形部分であることが好ましいベアリングディスク29を包囲し収納する固定したベアリングハウジング28を備えている。そのベアリングハウジング28は、後方および前方に配設される第1の径方向の側面31および第2の径方向の側面32とを有し、各側面31,32の内側には1つまたはいくつかのベアリングサポート33,34が取り付けられている。別の方法として、前記ベアリングサポート33,34は、さらに、あるいはその代わりとして、円形ベアリングディスク29の1方または両側面35,36に配設されている。
【0026】
また、ベアリングハウジング28は、そのベアリングハウジング28の各側方に配設され、そのベアリングハウジング28を通って延在し、かつ1つまたはいくつかのラジアルベアリングを備えることが適切である独立したベアリング装置39によって駆動中に回転するシャフト21,22,30のベアリングに軸支される2つの密閉フランジ37,38を備えている。そのベアリングサポート(33,34)は、たとえば、Teflon(登録商標)セグメント、異なる複合材料、ホワイトメタルおよび/またはスチールなどで構成されるベアリング面(40)を備えている。
【0027】
第1の実施の形態(図2)において、スラストベアリング27全体は、ベアリングハウジング28に配設されるいくつかのガイド41によって、いくつかのロッド42に沿って軸方向に移動可能な状態で配設されている。そのロッド42は、ベアリングハウジング28を通って延在するシャフト21,22,30から特定の間隔をおいて、かつ前記シャフトに平行に配設され、それらは適切な方法で船の船体2に取り付けられている。
【0028】
ベアリングハウジング28の前には、すなわち前方には、いくつかの調節装置43が船体2に取り付けられ、シャフト21,22,30の後方への軸方向動きおよびそれによるインペラーブレード24の後方への軸方向の動きは、不要な揺動、動き、および/または振動がポンプハウジング4の内側15と接触するという危険にさらすインペラーブレード24の上記の軸方向および/または径方向の位置ずれを結果として生ずる恐れが、わずかであるか、あるいは完全に排除されるほどに遊び25が大きい、十分な間隔で達成される。
【0029】
好ましくは、各調節装置43は、少なくとも1つの油圧または空気圧シリンダ44を備えているが、その調節装置43のいくつかまたはすべては、1つまたはいくつかの電気エンジン(図示せず)を備えているメカニカル調節装置とすることもできる。
【0030】
第1の実施の形態と異なり、第2の実施の形態(図3)におけるベアリングハウジング28は、適切な方法(図示せず)で船体2に固定されている。ここでは、その調節装置43はベアリングハウジング28の内側に、より厳密には、ベアリングハウジング28の前方部分に配設された径方向の側面32の内側とベアリングディスク29との間に取り付けられている。図3に示されている実施の形態において、その調節装置43は、前記側面32をそれぞれに通る圧縮空気および油圧オイルのためのパイプのジョイント45を有する油圧または空気圧シリンダ44である。とはいえ、示されている調節装置43の1つ、いくつか、あるいはすべては、その代わりとして、上述のメカニカル調節装置によって構成されることができる。他のすべての点では、ベアリングディスク29、シャフト21,22,30、インペラー7、インペラーブレード24の動き、および、それによる遊び25の変化は、上記に記述された第1の実施の形態と同1の方法で達成される。
【0031】
より小さい遊び25がいったん望ましいものとなれば、シリンダ44内の減少された圧力は、シャフト21,22,30を押すインペラーポンプ3からの反作用の力を生じ、それによって、前方のスラストベアリング27内のベアリングディスク29からの反作用の力を結果として生ずるということが分かる。しかしながら、メカニカル調節装置43が使用される場合、その変化は遊び25の増加と同1であるが、反対の方向において行われる。インペラー駆動が前方の動きを達成するために始動されない場合、追加の調節装置43は、その代わりとして前述の調節装置43と同1の機能を、しかし反対の方向において達成するために、ベアリングハウジング28の後方に取り付けられることができるということが分かる。
【0032】
(機能の説明)
本発明によるジェット推進装置1のための軸方向に調節可能または移動可能なスラストベアリング27の機能及び使用は、以下の通りである。
【0033】
正常に作動している間、インペラー7の反作用の力は、正常な作動に適切である遊び25の設定で、スラストベアリング27によって保持される。調節装置43は、現在の、または予想された揺動、振動、動き、あるいは状態を鑑みて、遊び25が小さすぎることにより損傷が増大する危険があるとき、あるいは上記の動きなどが検出される場合、自動または手動のいずれかによって始動される。調節装置43は、ベアリングディスク29を含むベアリングハウジング28全体かまたはベアリングディスク29のみのいずれかを移動し、それによって、シャフト21,22,30を後方に移動し、今度は球状に形成され後方に広くなるインペラーチャンバ9により、インペラーブレード24とポンプハウジング4の内側15との間の遊び25を増加する。
【0034】
(別の実施の形態)
このように、本発明は、特別に開示された実施の形態のみに限定されるものではないが、前述された内容に準じてあらゆる他の構成は本発明の概念内に入るものである。
【0035】
たとえば、従来の同種のスチールシャフトの代わりに、インペラーシャフト22は、完全にまたは一部分に、グラスファイバー、石炭入りファイバー、プラスチックなどの複合材料を備えることができるということが分かる。そのうえ、ジェット推進装置1のその他の部分は、適切だとみなされた場合、石炭入りファイバーなどの複合材料、あるいは軽量材料で作られることができるということが分かる。ベアリング面および腐食にさらされる面には、たとえばポリウレタンによる防止的コーティングが行われている。いうまでもなく、上述の材料、あるいは本明細書では述べられていないが、同様な特性を有する他の材料が組み合わされてもよい。
【0036】
また、動きのためにある種のシリンダ装置が使用されるとき、その設計は特定の制動機能を得るということが分かる。ベアリング装置20,39によって構成される上記に記述されたベアリングは、水潤滑されるか、あるいはオイル潤滑されるかのいずれかである。
【0037】
最後に、ジェット推進装置1によって構成される要素の数、大きさ、材料および形状及び細目は、船や、他の1般的な要求、および状態に従って構成される必要があるということが分かる。また、このことは問題となっている船に装備されるジェット推進装置1の数にも適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による船の推進のためのジェット推進装置部分の概略長手方向断面図であり、そのジェット推進装置はインペラーチャンバ内のインペラーシャフトの端部に取り付けられているインペラーを備えている。
【図2】 第1の実施の形態によるスラストベアリングの部分の概略長手方向断面図であり、図1によれば、そのスラストベアリングはインペラーシャフトに配設され、それによりインペラーチャンバに対するインペラーの軸方向の動きを達成することが可能である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態によるスラストベアリングの部分の概略長手方向断面図である。

Claims (12)

  1. インペラーシャフト(22)または前記インペラーシャフト(22)に連結されているジャーナル(21)が、ベアリングに回転可能な状態で軸支される船体と1体化した部分として、ポンプハウジング(4)を有する少なくとも1つのインペラーポンプ(3)およびインペラーブレード(24)を有するインペラー(7)とを備えている船舶の推進のためのジェット推進装置(1)であって、前記インペラー(7)が、前記インペラーシャフト(22)の回転に追随するように前記インペラーシャフト(22)またはジャーナル(21)に固定されており、前記インペラーブレード(24)が、各インペラーブレード(24)と前記ポンプハウジング(4)の内側(15)との間に前記遊び(25)を有して前記インペラー(7)に配置され、また前記ジェット推進装置(1)は、前記遊び(25)を調節するために、前記インペラーシャフト(22)と協働するように配設される軸方向に調節可能なスラストベアリング(27)を備えていることと、前記スラストベアリング(27)が、前記インペラーシャフト(22)に連結されるか、あるいは、前記インペラーシャフト(22)と協働するベアリングディスク(29)を包囲し収納するベアリングハウジング(28)を備えており、
    前記インペラー(7)は、前記ポンプハウジング(4)内のインペラーチャンバー(9)の中心に固定されているハブハウジング(8)に回転可能に軸支されており、
    前記ポンプハウジング(4)および前記インペラーチャンバ(9)は、円錐形および球形に膨張され、海水のための流管(11)に取り付けられるチューブ部分(10)を形成し、
    前記インペラーシャフト(22)は、前記流管(11)内を通って、前記インペラーチャンバ(9)内に延在していることを特徴とするジェット推進装置。
  2. 前記ベアリングハウジング(28)が、調節装置(43)によって、前記ブレードの最大および最小許容可能な遊び(25)の限度内にとどまるように、前記インペラーブレード(24)と前記ポンプハウジング(4)の内側(15)との間の前記遊び(25)に十分なある間隔をおいて軸方向に移動可能な状態で配設されていることを特徴とする請求項1に記載のジェット推進装置。
  3. ロッド(42)が、前記ベアリングハウジング(28)を通って延在する前記シャフト(21,22,30)からある間隔をおき、かつ前記シャフトと平行に取り付けられていること、および前記ベアリングハウジング(28)が、ガイド(41)によって前記ロッド(42)に沿って軸方向に移動可能であることを特徴とする請求項2に記載のジェット推進装置。
  4. 前記スラストベアリング(27)が、前記船の船体(2)に対して固定され、前記インペラーシャフト(22)に連結されるか、あるいは前記インペラーシャフト(22)と協働するベアリングディスク(29)を包囲し収納するベアリングハウジング(28)を備え、前記ベアリングディスク(29)が、調節装置(43)により前記ブレードの最大および最小許容可能な遊び(25)の限度内にとどまるように、前記インペラーブレード(24)と前記ポンプハウジング(4)の内側(15)との間の前記遊び(25)に対して十分な間隔をおいて軸方向に調節可能な状態で配設されていることを特徴とする請求項1に記載のジェット推進装置。
  5. 前記調節装置(43)が、前記ベアリングハウジング(28)の内側に取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載のジェット推進装置。
  6. 前記調節装置(43)が、少なくとも1つの油圧、あるいは、空気圧シリンダ(44)を備えていることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載のジェット推進装置。
  7. 前記調節装置(43)のいくつかまたはすべてが、その代わりとして、メカニカル調節装置(43)とされることを特徴とする請求項6に記載のジェット推進装置。
  8. 前記ベアリングディスク(29)が、前記インペラーシャフト(22)、前記ジャーナル(21)、あるいは特に前記スラストベアリング(27)用に構成され、かつ前記インペラーシャフト(22)に連結される中間シャフト(30)の径方向に突出する部分であることを特徴とする請求項2から7のいずれか1項に記載のジェット推進装置。
  9. 前記ベアリングハウジング(28)が、1つまたはいくつかのベアリングサポート(33,34)を備えていることを特徴とする請求項2から8のいずれか1項に記載のジェット推進装置。
  10. 前記ベアリングサポート(33,34)が、たとえばTeflon(登録商標)セグメント、異なる複合材料、ホワイトメタル、および/またはスチールなどから構成されるベアリング面(40)を備えていることを特徴とする請求項9に記載のジェット推進装置。
  11. 前記調節装置(43)が、前記ベアリングハウジング(28)の側面(31,32)の1つをそれぞれに通る圧縮空気および油圧オイルのためのパイプのジョイント(45)を有する油圧または空気圧シリンダ(44)であることを特徴とする請求項5に記載のジェット推進装置。
  12. 前記ブレードの最大および最小許容可能な遊び(25)が、前記インペラーブレード(24)の実際の軸方向の位置ずれ、あるいは予想された軸方向の位置ずれ、および/または径方向の位置ずれにより決定されることを特徴とする請求項2から11のいずれか1項に記載のジェット推進装置。
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