JP4811262B2 - ロータリピストンエンジンの潤滑装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロータリピストンエンジンのガスシール面に潤滑油を供給する潤滑装置に関し、特に、オイルを計量(メタリング)して送り出すメタリング・オイルポンプのレイアウトに係る。
従来より、ロータリピストンエンジンではベアリング等の潤滑系とは別にガスシールの摺動面に潤滑油を供給するための潤滑系として、例えば特許文献1に開示されるように、ハウジングのトロコイド内周面に供給口を開口させて、メタリング・オイルポンプにより計量したオイルを直接、供給するようにしている。同文献に開示されるものでは、オイルポンプのプランジャを駆動機構を介してエキセントリックシャフトにより駆動するとともに、そのプランジャのストロークを規制するカム軸の移動によって、吐出量を可変調整するようになっている。
また、同文献の図1に示されているように、オイルの供給口(第1潤滑油供給部15)はエンジンのトロコイド内周面(2a)の最上部位よりもロータ移動方向のやや遅れ側に開口しており、そこから供給されたオイルは、ロータの回転に伴いアペックスシールによりトロコイド内周面(2a)に沿って拡げられるようになる。
特開平5−248255号公報
ところで、前記のようにエキセントリックシャフトによって駆動されるオイルポンプは通常、エンジンの上下方向の中間部に位置し、そこから上方の供給口まで上向きにオイル供給管が延びるようになっているから、オイルポンプに吸入されるオイルにエアが混入していると、このエアが混入したままのオイルが供給管に送り出されて、その供給状態が不安定になる虞れがある。
また、エンジン停止後しばらくすると、オイル供給管から下方のオイルポンプへオイルが自然に戻っていくことになり、再始動時にはオイル供給管内にオイルが残っていないことがあり、こうなるとトロコイド内周面へのオイルの供給遅れが生じて、一時的に潤滑性が損なわれることになる。
斯かる諸点に鑑みて、本発明は、オイルポンプのレイアウトに工夫を凝らし、吸入したオイルからエアを分離して送り出すようにするとともに、エンジン停止後もオイルが供給管内に留まるようにして、再始動時の潤滑性を高めることを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明では、オイルポンプをエンジンの上方に配置するとともに、その中でプランジャ室が下側に位置するように傾斜させている。
すなわち、請求項1の発明は、ロータハウジングのトロコイド内周面に開口する供給口よりオイルを供給するようにしたロータリピストンエンジンの潤滑装置を対象とし、前記供給口へのオイルの供給経路に、オイルを計量して送り出すためのプランジャと、該プランジャを駆動する駆動機構部とを備えたメタリング・オイルポンプを介設する場合に、当該メタリング・オイルポンプを、プランジャを収容するプランジャ室が駆動機構部よりも下方に位置し、且つ、その駆動機構部によるプランジャの駆動方向が上下方向に対し所定角度傾斜するようにしてエンジンの上方に配置したものである。
前記の構成では、まず、オイル供給経路に介設されたメタリング・オイルポンプ内でプランジャ室が相対的に下側に位置することから、吸入したオイルにエアが混入していても、このエアは相対的に上側の駆動機構部の方へ自然に移動するようになり、プランジャの作動によって吐出されるオイルにはエアが混入し難い。このことで、オイルポンプからのオイルの吐出状態が安定する。
しかも、オイルポンプはエンジンの上方に位置し、そこから供給口へ向かって下向きにオイルを送り出すから、このオイルに僅かなエアが混入していても、それは、プランジャの作動が停止している間にオイル供給管内を自然に上方に移動してプランジャ室に戻り、さらに駆動機構部の方へ移動するようになる。よって、オイル送給管内にもエアが残り難く、このことによってもオイル供給の安定化が図られる。
また、エンジンが停止したときにも相対的に低位置のオイル供給管からオイルポンプへオイルが自然に戻ることはないので、供給管内はオイルが満たされた状態になり、再始動時には供給口より直ちにオイルを供給して、トロコイド内周面の潤滑性を十分に確保できる。
さらに、そうしてプランジャ室を駆動機構部よりも下方に位置付ける場合に、両者を鉛直方向に並べるのではなく斜めにして、すなわち、駆動機構部によるプランジャの駆動方向が上下方向(鉛直方向)に対し例えば30〜60°くらい傾斜するように、オイルポンプ自体を傾斜させているので、プランジャ室内のオイルの一部が駆動機構部にも行き渡って、その潤滑及び冷却に利用されるようになる。
好ましいのはオイルの吐出口が吸入口及び戻し口のいずれよりも低い位置になるようにして、オイルポンプを配置することであり(請求項2)、こうすれば、吸入したオイルにエアが混入していても、これは下側の吐出口には向かわずに戻し口から出てゆくようになるので、オイルポンプから吐出するオイルへのエアの混入をより確実に抑制できる。尚、オイルの戻し口は吸入口よりも上方に位置づけるのが、より好ましい。
また、オイル供給経路にオイルポンプを2つ直列に介設する場合、好ましいのは、上流側の第1オイルポンプを相対的に低く、下流側の第2オイルポンプを相対的に高く位置付けるとともに、該第1オイルポンプのオイル戻し口を第2オイルポンプのオイル吸入口よりも下方に位置付けて、両者を中間配管により接続することである(請求項3)。
こうすれば、第1オイルポンプに吸入されるオイルにエアが混入していても、これは、戻し口から中間配管を流通して第2オイルポンプへ向かうようになり、第1オイルポンプからは吐出され難い。そうして第2オイルポンプに吸入されたオイルの中のエアは、その戻し口からポンプ外に排出される。
ところで、そのようにメタリング・オイルポンプを2つ用いれば、例えばトロコイド内周面におけるロータ幅方向の中間部とその両側部とにそれぞれセンタ及びサイド供給口を開口させて、両者のオイル供給量を異ならせることができる。よって、いわゆるサイド排気方式のロータリピストンエンジンにおいて、高負荷時にロータサイドへのオイル供給量を増やす等の要求にも適切に対応できる。
その場合に、好ましいのは、第1及び第2オイルポンプを、それぞれ、複数のオイル吐出口を有する同じメタリング・オイルポンプからなるものとして、コストの増大を抑えるとともに、相対的に下方位置の第1オイルポンプにおいては複数のオイル吐出口に、それぞれ前記サイド供給口へのオイル供給管を接続する一方、相対的に上方位置の第2オイルポンプにおいては、その中で相対的に下側に位置する少なくとも1つのオイル吐出口に、前記センタ供給口へのオイル供給管を接続し、相対的に上側に位置する少なくとも1つのオイル吐出口は封止することである(請求項4)。
すなわち、ロータ幅方向の中間部に設けられるセンタ供給口の数が、その両側部に各々設けられるサイド供給口の半分になることを考慮して、このセンタ供給口へオイルを送り出すオイルポンプを相対的に上方の第2オイルポンプとし、この第2オイルポンプにおいて上側のオイル吐出口は封止して、下側のオイル吐出口のみを使用する。言い換えると、第1、第2オイルポンプの複数のオイル吐出口のうち、相対的に上側に位置するものを使用しないことで、各オイルポンプから吐出されるオイルへのエアの混入をより確実に抑制できる。
前記のようにセンタ及びサイド供給口へ2つのオイルポンプから別々にオイルを送り出すようにする場合に、好ましいのは、それら2つの2オイルポンプをロータの移動方向に並べて配置するとともに、同じ方向についてセンタ及びサイド供給口を互いに離間させてトロコイド内周面に開口させ、その上で、相対的に進み側に位置する一方のオイルポンプから同じく進み側に位置する一方の供給口にオイルを送り出すように構成することである(請求項5)。
こうすれば、2つのオイルポンプの一方から供給口までのオイルの流通距離を他方のオイルポンプから供給口までの距離と揃えやすく、オイルポンプの作動によって各供給口からのオイルの供給量を制御する場合に、その制御応答性を揃えて、制御性を高めることが可能になる。
以上、説明したように、本発明に係るロータリピストンエンジンの潤滑装置によると、メタリング・オイルポンプをエンジンの上方に配置して、下方の供給口に向かいオイルを送り出すように構成するとともに、該オイルポンプにおいてプランジャ室及びオイル吐出口を相対的に下側に位置付けたことで、オイルポンプに吸入したオイルからエアを分離してオイル供給管に送り出し、その供給状態を安定させることができる。また、エンジン停止後も相対的に低位置のオイル供給管内にオイルが留まるようになるので、再始動時には直ちにトロコイド内周面にオイルを供給し、その潤滑性を十分に確保することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(エンジンの全体構成)
図1は、本発明の実施形態に係るロータリピストンエンジン1の要部構成を示し、図2及び図3は、エンジン1の本体上に配置された潤滑装置Aを示す。図1のように、トロコイド内周面2aを有する繭状のロータハウジング2と、サイドハウジング3,3,…(図2、3を参照)とに囲まれたロータ収容室4には、概略三角形状のロータ6が収容されていて、その外周側に3つの作動室5,5,5が形成されている。図3のように、この実施形態のエンジン1は、2つのロータハウジング2,2を3つのサイドハウジング3,3,…の間に挟み込んで一体化しており、いわゆる2ロータタイプと呼ばれる。
図3において右側に示すエンジン前側にはフロントカバー7が配設され、その略中央を貫通して突出するエキセントリックシャフト8(以下、単にシャフト8ともいう)の前端部には、補機駆動用のプーリ9,10が配設されている一方、該シャフト8の後端部にはフライホイール11が配設されている。以下、この明細書では、エンジン1の前後方向に並ぶ3つのサイドハウジング3,3,3のうち中央のものを、前後両側のものと区別する場合にはインターミディエイトハウジング3と呼ぶ。
図1に示すように、ロータ6は、サイドハウジング3を貫通するエキセントリックシャフト8の偏心輪8aに対して回転自在に支持されるとともに、図示は省略するが、ロータ6の内側に形成された内歯車がサイドハウジング3側の固定歯車(外歯車)と噛合しており、これにより移動軌跡が規定された遊星回転運動をする。すなわち、ロータ6は、外周の3つの頂部(アペックスシール16,16,…)を各々トロコイド内周面2aに摺接させながら、シャフト8の偏心輪8aの周りを自転し、且つ該シャフト8の軸心Xの周りに公転する。
そうしてロータ6が移動する間に、該ロータ6の各頂部間にそれぞれ形成された作動室5,5,…が各々周方向に(図の時計回りに)移動しながら、所定の位相差を持って吸気、圧縮、膨張(燃焼)及び排気の4行程を行うようになっており、その燃焼による圧力がロータ6を介してシャフト8を回転させることになる。例えば図1において吸気ポート12に連通する作動室5(図の上側の作動室)は吸気下死点にあり、ロータ6の回転に連れて圧縮行程に移行する。
そうして圧縮行程に移行した作動室5の内部で混合気が圧縮され、圧縮行程の終盤から膨張行程にかけて所定のタイミングで点火プラグ13,14により点火されて、燃焼・膨張行程が行われる。図1において右下に位置する作動室5は、燃焼・膨張行程の前半にあり、さらにロータ6が移動して作動室5が排気ポート15に連通すると、排気行程に移行する。同図の左下に位置する作動室5は排気行程の終盤にある。このような燃焼サイクルは各作動室5毎にシャフト8の3回転につき1回、行われ、作動室5がロータ6毎に3つあることから、エンジン1の1回転につき1回、燃焼が行われることになる。
そのような燃焼による高圧のガスが作動室5から吹き抜けることを阻止するために、ロータ6外周の3つの頂部にはそれぞれロータ幅方向(図1の紙面に垂直な方向)に亘ってアペックスシール16,16,…が配設されている。また、ロータ6の両側面には、それぞれ、隣り合う頂部間を結ぶように弓状のサイドシール17,17,…が配設され、それら両シール部材の接合する部位には、一側に開口する概略円筒状のコーナシール18,18,…が配設されている。尚、各シール部材16〜18は、それぞれロータ6に形成された溝に嵌め込まれて、図示しないばね部材により外方へ付勢されている。
この実施形態のエンジン1は、吸排気ポートがいずれもサイドハウジング3,3,…の側面に開口するサイド吸気・サイド排気方式のものである。すなわち、インターミディエイトハウジング3にはエンジン前後方向に並んで一対の第1吸気ポート12,12が形成され、それぞれロータ収容室4,4に臨んで開口している。一方、サイドハウジング3,3には、図3にのみ示すが、それぞれ第2及び第3の2つの吸気ポート20,21が形成されている。
同様にインターミディエイトハウジング3には、第1吸気ポート12,12の下方にてエンジン前後方向に並んで一対の第1排気ポート15,15が形成されて、それぞれロータ収容室4,4に臨んで開口する一方、サイドハウジング3,3には、それぞれ第2、第3吸気ポート20,21の下方に第2排気ポート22,22が形成されている。
尚、前記した第1〜第3吸気ポート12,20,21には、図示しないが吸気マニホルドを介して、各ポート12,20,21への吸気の流通経路をエンジン1の運転状態に応じて切換える可変吸気系が接続されている。この吸気系の上流側には、吸気の流れを絞ってその流量を調節するスロットル弁が配設され、下流側には各ポート12,20,21へと分岐する分岐通路毎にそれぞれ燃料を噴射するインジェクタが配設されている。
また、前記吸気系の上流側には、スロットル弁によって調整される吸気の流量を計測するエアフローセンサ23(図2に模式的に示す)が配設されている。さらに、図3に示すように、エキセントリックシャフト8の前端側にはその回転角度を検出する電磁式の回転角センサ(エキセン角センサ24)が配設されている。
(潤滑装置の構成)
この実施形態のエンジン1では、アペックスシール16,16,…やサイドシール17,17,…等によるガスシール部に潤滑のためのオイル(エンジンオイル)を直接、供給する専用の潤滑装置Aを設けている。この潤滑装置Aは、シャフト8の主軸受け等にオイルを供給するためのオイルギャラリからオイルを取り出し、電磁作動式のメタリング(計量)・オイルポンプ31,32によって計量して、ロータハウジング2のトロコイド内周面2aに臨むノズル40,…,41,…に送り出すようにしたものである。
尚、前記オイルポンプ31,32は、図2に模式的に示すように、コントローラ50(Programable Control Module:以下、PCMと略称)によりドライバ回路51を介して制御されるようになっている。コントローラ50は、少なくともエアフローセンサ23及びエキセン角センサ24からの信号に基づいてエンジン1の運転状態を検出し、これに対応する所要量のオイルを吐出させる。こうして運転状態に応じてきめ細かくオイルの供給量を制御することで、オイルの消費を抑えることができる。
詳しくは、まず、エンジン1のオイルギャラリから分岐するオイル供給経路には、電磁作動式のオイルコントロールバルブ30(OCV)が介設され、オイルの圧力を調整するようになっている。このOCV30の制御も前記コントローラ50によって行われる。その際、コントローラ50は、第2オイルポンプ32に付設されたオイル圧センサ52からの信号を受けて、フィードバック制御を行う。
そうして圧力を調整されたオイルが上流側配管33によって第1オイルポンプ31に送られ、この第1オイルポンプ31の作動によりノズル40,…に分配されるとともに、余剰のオイルは中間配管34によって下流側の第2オイルポンプ32に送られる。そして、その第2オイルポンプ32の作動によってオイルがノズル41,41に分配されるとともに、余剰のオイルは下流側配管35によってオイルフィラーパイプ(図示せず)に送られ、エンジン1のオイルギャラリへと戻される。
第1、第2オイルポンプ31,32は、図1、3に示すようにエンジン1の上方(図の例ではインターミディエイトハウジング3の上方)においてロータ6の移動方向に並んで配置され、ブラケット36,37(図2では省略)を介してハウジング2,3,…の上部に取り付けられている。上流側の第1オイルポンプ31は、下流側の第2オイルポンプ32に比べて低い位置にあり、且つロータ6の移動方向について進み側に位置している。
また、前記第1オイルポンプ31において上流側配管33の接続されるオイル吸入口Pは、中間配管34の上流端が接続されるオイル戻し口Rよりも低い位置に(下方に)ある。一方、下流側の第2オイルポンプ32において前記中間配管34の下流端が接続されるオイル吸入口Pは、前記第1オイルポンプ31のオイル戻し口Rよりも高い位置にあり、且つ下流側配管35が接続されるオイル戻し口Rよりも低い位置にある。
つまり、OCV30から始まり2つのオイルポンプ31,32を直列に繋ぐ供給経路においてオイルは常に上向きに流れるようになっており、このことで、第1オイルポンプに吸入されるオイルにエアが混入していても、それは自然に中間配管34から第2オイルポンプ32へと向かうようになる。そして、この第2オイルポンプ32においてもオイルに混入するエアは自然に下流側配管35に向かうようになる。
また、第1、第2オイルポンプ31,32には、各々ノズル40,…,41,…に至るオイル供給管38,…,39,…が接続される複数のオイル吐出口D,…が設けられ、それらのオイル吐出口D,…はいずれも各オイルポンプ31,32におけるオイルの吸入口P及び戻し口Rよりも低く位置付けられている(第1オイルポンプ31の相対的に高い位置のオイル吐出口D,Dはオイル吸入口Pと殆ど同じ高さにあるが、僅かにオイル吐出口D,Dの方が低い)。
こうして2つのオイルポンプ31,32のそれぞれにおいてオイル吐出口D,…が相対的に低い位置に(即ち相対的に下方に)あることで、オイル吸入口Pから吸入されたオイルにエアが混入していても、そのエアは、より下方に位置するオイル吐出口D,…には向かい難く、より上方に位置するオイル戻し口Rに向かうようになる。つまり、各オイルポンプ31,32において相対的に低位置にあるオイル吐出口D,…から吐出されて、オイル供給管38,…,39,…によりノズル40,…,41,…に送られるオイルには、エアは混入し難くなっている。
ここで、第1オイルポンプ31のオイル吐出口D,…に接続されたオイル供給管38,…は、下流端がロータハウジング2においてロータ幅方向(エンジン前後方向)の両側寄りに各々配置されたサイドノズル40,…に接続されている。一方、第2オイルポンプ32のオイル吐出口D,…に接続されたオイル供給管39,…の下流端は、ロータ幅方向の略中央に配置されたセンタノズル41,41に接続されている。
図4に拡大して示すように、センタノズル41,41は、各ロータハウジング2毎に1つずつ配置され、該ロータハウジング2の外周からトロコイド内周面2aまでロータ幅方向の略中央部を貫通する嵌挿孔2b(センタ供給口)に挿入されている。センタノズル41の上端にはオイル供給管38,…の端部が接続されて、ボルトにより締結されている。このセンタノズル41,41からトロコイド内周面2aの略中央に供給されるオイルは、アスペックシール16,…との間の潤滑に供される。
一方、サイドノズル40,…は、各ロータハウジング2毎に2つずつ配置されており、前記センタノズル41の嵌挿孔2bの両側においてロータ6移動方向の進み側に所定距離、離れて形成された一対の嵌挿孔2c,2c(サイド供給口)に挿入されている。一対の嵌挿孔2c,2cは下端側ほど互いに離れるハの字状をなしている。サイドノズル40,40から各々トロコイド内周面2aの両側寄りに供給されるオイルは、サイドハウジング3の側面にまで回り込み、ロータ6側部のサイドシール17,…やコーナーシール18,…との間の潤滑に供される。
つまり、この実施形態の潤滑装置Aでは、2つのロータ収容室4,4のそれぞれについて2つのサイドノズル40,40と1つのセンタノズル41とが配設され、合計6個のノズル40,…,41,…が使用されている。そのうちの4つのサイドノズル40,…には4本のオイル供給管38,…によってそれぞれ第1オイルポンプ31からオイルが供給され、2つのセンタノズル41,41には2本のオイル供給管39,39によってそれぞれ第2オイルポンプ32からオイルが供給される。
前記したように、第1オイルポンプ31は、エンジン1の上方にてロータ6の移動方向につき第2オイルポンプ32よりも進み側に位置しており、その第1オイルポンプ31からオイルが送られるサイドノズル40,…は、トロコイド内周面2aにおいてセンタノズル41よりもロータ6移動方向の進み側に位置している。このことで、第1オイルポンプ31からサイドノズル40,…までのオイルの流通距離を第2オイルポンプ32からセンタノズル41,41までの距離と揃え易くなり、オイルポンプ31,32の作動によって各ノズル40,…,41,…から供給するオイル量の制御応答性を揃えて制御性を高める上で有利になる。
ところで、この実施形態では前記第1、第2のオイルポンプ31,32として基本的に同じメタリング・オイルポンプを用いている。これは、本来は4つのオイル吐出口を有するものであって、図5に第1オイルポンプ31の詳細を示すように、カバー43aで覆われた電磁石43bによりロッド43cをその軸心(軸線Z)方向に進退駆動する電磁アクチュエータ43(駆動機構部)と、これにより駆動されるプランジャ44aを備えたポンプボディ44と、からなる。
図には2つのみ示すが、ポンプボディ44には、4つのプランジャ44a,…をそれぞれ進退可能に収容する4つのプランジャ室44b,…が形成され、それらが各々吸入側のメイン通路44cに連通されるとともに、各プランジャ室44b,…の基端側(図の上側)は、ポンプボディ44の基端側に形成されたディスク収容室44dに連通している。このディスク収容室44dは断面円形状であり、各プランジャ室44b,…だけでなく、それらをバイパスする通路44eによってもメイン通路44cに連通されている。
前記ディスク収容室44dの中央部には電磁アクチュエータ43側からロッド43cの先端が突出していて、そこには円盤状のディスク43dが固定されている。このディスク43dは、電磁アクチュエータ43のロッド43cと4つのプランジャ44a,…とを繋ぐものであり、ロッド43cの進退によりディスク43dがディスク収容室44d内を軸線Z方向に移動すると、これと一体に4つのプランジャ44a,…が進退駆動されることになる。
すなわち、ロッド43cの後退によりディスク43dが軸線Z方向の一側(図の上側)に移動すると、4つのプランジャ44a,…も後退し、その先端が臨むプランジャ室44b,…にはメイン通路44cから所定量のオイルが吸い込まれる。そしてロッド43cの前進によりディスク43dが軸線Z方向の他側(図の下側)に移動すれば、4つのプランジャ44a,…も前進し、これによりオイルがプランジャ室44b,…の先端からオイル吐出口D,…への連通路44f,…に押し出される。
図の例では連通路44f,…は、プランジャ室44b,…の先端から真直ぐに延びて、オイルの逆流を防止するチェックバルブ44gを収容するとともに、ポンプボディ44の端面に開口する部位がプラグにより封止されていて、その側方にオイル吐出口D,…が連通している。このオイル吐出口D,…には、オイル供給管38,…の端部を締結するボルト44hが螺入されており、オイルはボルト44h内の通路を流通してオイル供給管38,…に吐出される。
尚、図示の符号44iは、オイル吸入口Pに螺入された円筒状のコネクタを示し、このコネクタ44iには上流側配管33の下流端が嵌着される。また、図に仮想線で示すように、ポンプボディ44には、ディスク収容室44dからオイル戻し口Rに至るオイルの戻し流路44jも形成されている。
前記の如き構成のオイルポンプは、通常、電磁アクチュエータ43によるプランジャ44a,…の駆動方向(軸線Z)が略水平になるように配置され、オイルがディスク収容室44dからロッド43cの外周を伝わって電磁アクチュエータ43の内部に行き渡ることで、当該ロッド43cの潤滑や電磁石43bの冷却に利用されることになる。
しかしながら、この実施形態では、上述したように第1、第2オイルポンプ31,32において、それぞれ、吐出口D,…が相対的に低位置となるように、ポンプボディ44を電磁アクチュエータ43よりも下方に位置付けており、この際、例えば図5のように軸線Zを上下方向(鉛直方向)に向けることも考えられるが、敢えて軸線Zが上下方向に対し斜めになるように、オイルポンプ31,32を傾斜させている(図1、2を参照)。
これは、上述の如く2つのオイルポンプ31,32が直列に介設された供給経路において、オイルが常に上向きに流れるようにするために、各オイルポンプ31,32においてオイルの戻し口Rよりも吸入口Pを低く位置付けるためであり、また、そうして各オイルポンプ31,32を傾斜させることによって、オイルを電磁アクチュエータ43にも行き渡らせることができる。このために、軸線Zは上下方向に対し45°くらい傾斜させているが、例えば30〜60°くらい傾斜させればよい。
そうして適切に傾けて配置したオイルポンプ31,32のポンプボディ44内では、吸入側のメイン通路44cからプランジャ室44b,…及びバイパス通路44eを介してディスク収容室44dにもオイルが流通し、前記のようにプランジャ44a,…の進退作動によって所要量のオイルが吐出される一方、余剰のオイルはディスク収容室44dから戻し流路44jを通ってオイル戻し口Rから排出される。このとき、オイルの中に混入しているエアは自然に上方のオイル戻し口Rに向かうようになり、下方の吐出口D,…から吐出されるオイルからは分離されることになる。
さらに、そうして個々のオイルポンプ31,32にて吐出するオイルから混入エアを分離するようにした上で、この実施形態では、特に、相対的に高い位置にある第2オイルポンプ32において本来4つの吐出口D,…のうち低位置の2つのみを使用し、それぞれにオイル供給管39,39を接続する一方で、高位置の2つのオイル吐出口は閉塞している。すなわち、2つのオイルポンプ31,32を合わせた本来8個のオイル吐出口D,…のうち、最高位にある吐出口では吐出するオイルに比較的エアが混入し易いので、この2つは使用しないことによって、オイルの混入エアをより確実に分離するようにしている。
したがって、この実施形態に係るロータリピストンエンジン1の潤滑装置Aによると、第1、第2の2つのメタリング・オイルポンプ31,32をそれぞれ傾斜させて、オイル吐出口D,…をできるだけ低く位置付けるとともに、オイルの吸入口Pよりも戻し口Rを高く位置付けたことで、当該オイルポンプ31,32の内部において吸入したオイルから混入エアを分離して吐出することができ、オイル供給管38,…,39,…を介してノズル40,…,41,…へ送り出すオイルの供給状態を安定化させることができる。
しかも、2つのオイルポンプ31,32を直列に繋ぐ供給経路においてオイルが常に上向きに流れるようにした上で、それら2つのオイルポンプ31,32を合わせた本来8個のオイル吐出口D,…のうち、最高位の2つのオイル吐出口は使用しないことによって、混入エアをより確実に分離し、前記オイル供給の安定化という効果がより確実に得られる。
また、2つのオイルポンプ31,32をエンジン1の上方に配置し、下方のノズル40,…,41,…に向かってオイルを送り出すようにしているので、仮に僅かなエアがオイルに混入していても、それは、例えばプランジャ44a,…の作動が停止している間にオイル供給管38,…,39,…内を自然に上方に移動して、オイルポンプ31,32内に戻るようになる。よって、オイル送給管38,…,39,…内にエアが残り難く、このことによってもオイル供給の安定化が図られる。
さらに、エンジン1が停止したときにオイル供給管38,…,39,…から上方のオイルポンプ31,32へ自然にオイルが戻ることはないので、オイル供給管38,…,39,…にはオイルが満たされた状態になり、再始動時にはノズル40,…,41,…から直ちにオイルを供給して、トロコイド内周面2aの潤滑性を十分に確保することができる。
尚、本発明の構成は、前記実施形態のものに限定されることはなく、その他の種々の構成を包含する。すなわち、前記実施形態では、2つのオイルポンプ31,32をエンジン1の上方にてロータ6の移動方向に第1、第2オイルポンプ31,32の順に並設しているが、この順番は逆でもよい。逆にする場合はサイドノズル40,…及びセンタノズル41,…の位置もロータ6の移動方向について前記実施形態とは逆にするのが好ましい。
或いは、2つのオイルポンプ31,32をエンジン1の前後方向(エキセントリックシャフト8の延びる方向)に並べることもできる。
また、前記実施形態のように2つのオイルポンプ31,32を用いる必要もなく、オイルポンプは1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
さらに、本発明の潤滑装置が適用されるロータリピストンエンジン1は、前記実施形態のようなサイド吸気・サイド排気式のものには限定されず、例えばペリフェラルポート排気式のものであってもよい。
以上、説明したように、本発明に係るロータリピストンエンジンでは、ガスシール部へのオイル供給の安定化が図られるとともに、再始動時の潤滑性を高めることができるので、自動車用エンジン等に好適である。
本発明の実施形態に係るロータリピストンエンジンの要部構成を示す断面図である。 同エンジンの潤滑装置の全体構成図である。 同エンジン本体上の潤滑装置を平面視で示す図である。 オイル供給ノズルのレイアウトを示す図1のIV-IV線断面図である。 メタリング・オイルポンプの構造を示す図1のV-V線断面図である。
符号の説明
A 潤滑装置
1 ロータリピストンエンジン
2 ロータハウジング
2a トロコイド内周面
2b センタ供給口
2c サイド供給口
3 サイドハウジング、インターミディエイトハウジング
5 作動室
6 ロータ
15,22 排気ポート
16 アペックスシール
17 サイドシール
18 コーナシール
31 第1オイルポンプ
32 第2オイルポンプ
34 中間配管
38,39 オイル供給管
43 電磁アクチュエータ(オイルポンプの駆動機構部)
44a プランジャ
44b プランジャ室
P オイルポンプの吸入口
D オイルポンプの吐出口
R オイルポンプの戻し口
Z 軸線(プランジャの駆動方向)

Claims (5)

  1. ロータハウジングのトロコイド内周面に開口する供給口よりオイルを供給するようにしたロータリピストンエンジンの潤滑装置であって、
    前記供給口へのオイルの供給経路には、オイルを計量して送り出すためのプランジャと、該プランジャを駆動する駆動機構部とを備えたメタリング・オイルポンプが介設され、
    前記メタリング・オイルポンプは、プランジャを収容するプランジャ室が駆動機構部よりも下方に位置し、且つ、その駆動機構部によるプランジャの駆動方向が上下方向に対し所定角度傾斜するようにしてエンジンの上方に配置されている
    ことを特徴とするロータリピストンエンジンの潤滑装置。
  2. 請求項1の潤滑装置において、
    メタリング・オイルポンプは、オイル吐出口がオイル吸入口及びオイル戻し口のいずれよりも低い位置になるように配置されていることを特徴とするロータリピストンエンジンの潤滑装置。
  3. 請求項1又は2のいずれかの潤滑装置において、
    メタリング・オイルポンプは、オイル供給経路に直列に2つ介設され、上流側の第1オイルポンプが相対的に低く、下流側の第2オイルポンプが相対的に高く位置付けられるとともに、
    前記第1オイルポンプのオイル戻し口が第2オイルポンプのオイル吸入口よりも下方に位置し、且つ両者が中間配管により接続されている
    ことを特徴とするロータリピストンエンジンの潤滑装置。
  4. 請求項3の潤滑装置において、
    エンジンは、作動室に臨むサイドハウジングの側面に排気ポートが開口するサイド排気方式のものであり、
    ロータハウジングのトロコイド内周面には、ロータ幅方向の中間部にセンタ供給口が開口するとともに、その両側部にそれぞれサイド供給口が開口し、
    前記第1及び第2オイルポンプは、それぞれ、複数のオイル吐出口を有する同じメタリング・オイルポンプからなり、
    前記第1オイルポンプの複数のオイル吐出口には、それぞれ、前記サイド供給口へのオイル供給管が接続され、
    前記第2オイルポンプの相対的に下方に位置する少なくとも1つのオイル吐出口には、前記センタ供給口へのオイル供給管が接続される一方、相対的に上方に位置する少なくとも1つのオイル吐出口は封止されている
    ことを特徴とするロータリピストンエンジンの潤滑装置。
  5. 請求項3又は4のいずれかの潤滑装置において、
    第1及び第2オイルポンプが、エンジンの上部においてロータの移動方向に並んで配置され、
    センタ供給口とサイド供給口とが、トロコイド内周面においてロータの移動方向に離間して開口し、
    前記第1及び第2オイルポンプのうち、ロータの移動方向について相対的に進み側に位置する一方のオイルポンプが、前記センタ及びサイド供給口のうちの前記進み側に位置する一方の供給口にオイルを送り出すように構成されている
    ことを特徴とするロータリピストンエンジンの潤滑装置。
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