JP4810149B2 - 血圧値表示装置、血圧計測装置、血圧値表示方法 - Google Patents

血圧値表示装置、血圧計測装置、血圧値表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、血圧を計測する血圧計測装置に用いられる血圧値表示装置等に関するものである。
従来、血圧計測装置として、水銀の上昇レベルによって計測する水銀柱式や、ダイヤフラム等によって機械的に計測するアネロイド式、電気的な各種制御機器を用いて計測する電気式など、様々な種類のものが開発されている。これらの血圧計測装置には、血圧値を視覚的に把握できるようにする血圧値表示装置が搭載されるが、この血圧表示装置としては、例えば指示針式や数値表示式等が存在する。指示針式は、血圧値用の目盛りが円周状に刻まれている血圧表示盤に対して指示針が相対回転し、この指示針が指示する目盛りの位置によって血圧値を把握するものである。一方、数値表示式は、具体的な血圧値が直接的にデジタル表示されるものである。電子化が進展した近年では、血圧値が具体的な数字で示される数値表示式が普及してきている。数値表示式の血圧値表示装置は、「最高血圧110mmHg、最低血圧70mmHg」等の具体的な数値が瞬時に明らかにできる点では利便性が高い。
アネロイド式の血圧計測装置には、指示針式の血圧値表示装置が用いられる場合が多い。血圧値を計測する場合、まず、測定対象の上腕の周径に対し適切な幅を持つカフを装着し、肘関節屈側中央に聴診器を当てながら、ポンプによってカフ内に空気を導入することでカフ圧(印加圧)を上昇させ、その後、血圧値表示装置(メーター)を見ながらゆっくりカフ圧を下げていく。血圧値表示装置の指示針は、このカフ圧と連動して血圧値の増大方向に回転した後、ゆっくりと減少方向に回転する。そして、最初に拍動音が聴こえた瞬間が最高血圧となるので、指示針を確認してその目盛り読み、頭の中に記憶しておく。その後更にカフ圧を下げていくと、拍動音が聞こえなくなるので、その瞬間に指示針を確認してその目盛りを読み、最低血圧として記憶しておく。この最高血圧値と最低血圧値をメモ等に書き出すことで、計測が完了することになる。
しかしながら、この種のアネロイド式の血圧計測装置は、刻々と変動する指示針をしっかりと確認しながら、最高血圧と最低血圧を頭に記憶しなければならないので、途中でその数値を忘れてしまう等のトラブルもあり、必ずしも使い勝手が良い訳ではなかった。
一方、数値表示式の血圧値表示装置は、表示された血圧値を頭の中で理解し、一般的な基準値と比較することで、その数値の良し悪しを判断しなければならないので、血圧値の分析に時間がかかるという問題があった。例えば、異分野であるが、時刻を表示する時計や、速度を示す車載用のスピードメーターの分野でも、視覚的に把握できる指示針式の表示装置も依然として多く利用されている。これは、具体的な数値よりも針の角度を用いて表示した方が、素早く、そして感覚的(視覚的)に理解できるというメリットがあるからである。従って、指示針式は、上記問題点を有するにもかかわらず、依然として多くの血圧計測装置で利用されているのが実情であった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされており、指示針式の血圧値表示装置等において、計測時の利便性を大幅に高め、指示針式の本来の利点を向上させることを目的としている。
本発明者は、以下の手段によって上記目的を達成するようにした。
(1)血圧値用の目盛りが円周状に刻まれている血圧表示盤に対して、血圧値を表示する指示針が回転し、該指示針が指示する前記目盛りによって前記血圧値を視認可能な血圧値表示装置であって、最高血圧状態に基づいて最高血圧指示を実行する最高血圧指示部と、最低血圧状態に基づいて最低血圧指示を実行する最低血圧指示部と、計測対象に対する加圧状態と連動して回転すると共に、前記最高血圧指示部からの最高血圧指示に基づいて停止可能とされ、前記目盛りによって最高血圧値を静止表示する高血圧側指示針と、計測対象に対する加圧状態と連動して回転すると共に、前記最低血圧指示部からの最低血圧指示に基づいて停止可能とされ、前記目盛りによって最低血圧値を静止表示する低血圧側指示針と、前記目盛りに沿って周方向に配置され、前記高血圧側指示針が指し示す最高血圧値の意義を判断するための高血圧側数値領域と、前記目盛りに沿って周方向に配置され、前記低血圧側指示針が指し示す最低血圧値の意義を判断するための低血圧側数値領域と、を備え、前記高血圧側指示針が長針であって、前記低血圧側指示針が短針であり、前記高血圧側数値領域に対して、前記低血圧側数値領域が内周側に表示されており、長針となる前記高血圧側指示針の先端が前記高血圧側数値領域内に位置し、且つ前記低血圧側数値領域内には位置しないように設定されると共に、短針となる前記低血圧側指示針の先端が前記低血圧側数値領域内に位置し、且つ前記高血圧側数値領域内には位置しないように設定され、前記高血圧数値領域における前記高血圧側指示針の先端の停止位置と、前記低血圧側数値領域における前記低血圧側指示針の先端の停止位置によって、血圧測定結果を視覚的に判断可能としたことを特徴とする血圧値表示装置。
(2)上記(1)において、前記最高血圧指示部及び前記最低血圧指示部は、前記最高血圧指示または前記最低血圧指示を実行する場合に測定者によって操作される操作ボタンを兼用していることを特徴とする血圧値表示装置。
(3)上記(1)又は(2)において、前記高血圧側数値領域及び低血圧側数値領域が、それぞれ、高領域・中領域・低領域の少なくとも3種類の領域に区分けされていることを特徴とする血圧値表示装置。
(4)上記(3)において、前記高血圧側数値領域が、前記高領域において更に、ステージ1・ステージ2・ステージ3の少なくとも3種類の領域に区分けされていることを特徴とする血圧値表示装置。
(5)上記(1)乃至(4)のいずれかにおいて、更に、前記高血圧値指示針又は前記低血圧側指示針の一方に固定され、停止した該高血圧側指示針及び該低血圧側指示針の相対角度差に基づいて、最高血圧と最低血圧の血圧差を認識可能な血圧差表示手段を備えることを特徴とする血圧値表示装置。
(6)上記(1)乃至(5)のいずれかにおいて、更に、計測対象に対する加圧状態と連動して回転する回転基本軸と、前記回転基本軸と前記高血圧側指示針を連動させる高血圧側連動機構と、前記回転基本軸と前記低血圧側指示針を連動させる低血圧側連動機構と、前記最高血圧指示部の前記最高血圧指示に基づいて前記高血圧側連動機構の連動状態を解除する高血圧側連動解除機構と、前記最低血圧指示部の前記最低血圧指示に基づいて前記低血圧側連動機構の連動状態を解除する低血圧側連動解除機構と、を備えることを特徴とする血圧値表示装置。
(7)上記(6)において、前記高血圧側連動機構が、前記高血圧側指示針に対して前記回転基本軸が血圧増加側に相対回転する際に、該高血圧側指示針と該回転基本軸を連動させる高血圧側一方向係合手段と、前記高血圧側指示針の血圧増大側の回転に抗するように、該高血圧側指示針を血圧低下側に回転付勢する高血圧側付勢手段と、を備えると共に、前記低血圧側連動機構が、前記低血圧側指示針に対して前記回転基本軸が血圧増加側に相対回転する際に、該低血圧側指示針と該回転基本軸を連動させる低血圧側一方向係合手段と、前記低血圧側指示針の血圧増大側の回転に抗するように、該低血圧側指示針を血圧低下側に回転付勢する低血圧側付勢手段と、を備えるようにし、前記高血圧側連動解除機構が、前記高血圧側指示針と係合して該高血圧側指示針の回転を停止させる高血圧側ブレーキ手段を備えると共に、前記低血圧側連動解除機構が、前記低血圧側指示針と係合して該低血圧側指示針の回転を停止させる低血圧側ブレーキ手段を備えることを特徴とする血圧値表示装置。
(8)上記(6)又は(7)において、更に、前記高血圧側連動機構と及び前記低血圧側連動機構の連動状態を同時に解除し、前記高血圧側指示針及び前記低血圧側指示針を初期位置まで回転させるリセット機構を備えることを特徴とする血圧値表示装置。
(9)上記(8)において、前記リセット機構が、前記回転基本軸が零点近傍に位置する際に、前記高血圧側連動機構及び前記低血圧側連動機構に対して前記回転基本軸を軸方向に相対移動させて強制開放する軸方向移動手段を備えることを特徴とする血圧値表示装置。
(10)上記(1)乃至(5)のいずれかにおいて、前記高血圧側指示針及び前記低血圧側指示針が、画像表示手段によって映し出される映像から構成されることを特徴とする血圧値表示装置。
(11)測対象の血圧値を測定する血圧測定装置であって、上記(1)乃至(10)のいずれかに記載の血圧値表示装置と、計測対象に対して加減圧を行う圧力制御手段と、を備えるようにし、前記血圧値表示装置が、更に、前記圧力制御手段によって前記計測対象に印加されている圧力値を検出する検出手段を設けるようにしたことを特徴とする血圧測定装置。
(12)上記(1)乃至(10)のいずれかに記載の血圧値表示装置を用いる血圧値表示方法であって、最高血圧状態に基づいて最高血圧指示を実行する最高血圧指示ステップと、最低血圧状態に基づいて最低血圧指示を実行する最低血圧指示ステップと、計測対象に対する加圧状態と連動して、長針である前記高血圧側指示針を回転させると共に、前記最高血圧指示に基づいて該高血圧側指示針を停止させ、該高血圧側指示針が指し示す前記目盛りによって最高血圧値を静止表示すると共に、該高血圧側指示針の先端の前記高血圧側数値領域における停止位置によって前記最高血圧値の意義を表示する最高血圧表示ステップと、計測対象に対する加圧状態と連動して、短針である低血圧側指示針を回転させると共に、前記最低血圧指示に基づいて該低血圧側指示針を停止させ、該低血圧側指示針が指し示す前記目盛りによって最低血圧値を静止表示すると共に、該低血圧側指示針の先端の前記低血圧側数値領域における停止位置によって前記最低血圧値の意義を表示する最低血圧表示ステップと、を有することを特徴とする血圧値表示方法。

本発明によれば、血圧計測の際の利便性を向上させることができ、計測結果の分析・検討が短時間で可能になる。
図1には、本発明の第1実施形態に係る血圧計測装置1の全体構成が示されている。この血圧計測装置1は、血圧値表示装置10、カフ12、ポンプ14、供給管16、計測管18を備える。カフ12は、ゴムや合成樹脂等によって構成された袋状の部材であって、内部に空気を導入することで膨らむようになっている。このカフ12は、例えば、人の上腕近傍にしっかりと巻きつけられて、自らが膨張することで血管を圧迫し、阻血する機能を有している。ポンプ14は、ゴム製の供給管16を介してカフ12と接続され、カフ12に空気を供給することでカフ圧を高める。具体的に、ポンプ14は、内部に空気溜め用の空間を有する球形状のポンプ部14Aと、バルブの開閉によって供給管16内の圧力を開放する圧力調整機構14Bを備えている。ポンプ部14Aを手動で収縮させると、内部の空気が供給管16を介してカフ12内に供給されてカフ圧を上昇させる。一度上昇したカフ圧は、圧力調整機構14Bを開放しない限り維持される。この圧力調整機構14Bを開放すると、カフ12内の空気が排気されることによって、カフ圧が低下する。計測管18は、カフ12と血圧値表示装置10を連結するものである。
図2は、血圧値表示装置10の上面図である。この血圧値表示装置10は、円筒状の外部ケーシング20、該外部ケーシング20の上面に配置される透明樹脂カバー22、透明樹脂カバー22の内側に平行に配置される血圧表示盤24、この血圧表示盤24上を回転・停止して最高血圧値を静止表示する高血圧側指示針26、同血圧表示盤24上を回転・停止して最低血圧値を静止表示する低血圧側指示針28を備える。両指示針間では、高血圧側指示針26が長針、低血圧側指示針28が短針となるように長さが設定されている。
血圧表示盤24は、血圧値用の目盛り24Aが円周方向に刻まれており、指示針26、28が指示する目盛り24Aの数値によって血圧値を視認可能となっている。なお、ここでは、mmHg(ミリメートル水銀柱)を単位として、0mmHgから300mmHgまで範囲内で20mmHg毎に目盛り24Aが刻まれており、その範囲内の血圧値の計測が可能となっている。
更に、血圧表示盤24には、高血圧側数値領域24B及び低血圧側数値領域24Cが、目盛り24Aに沿って表示されている。高血圧側数値領域24Bは最高血圧値の意義を判断するための目盛りであり、特に図示しない色彩の違いによって、高領域A1、中領域B1、低領域C1の3種類に区分される。この高領域A1、中領域B1、低領域C1の3種類の区分はWHOの高血圧分類に基づいて設定されており、例えば、低領域C1は120mmHg以上且つ130mmHg未満であって正常領域とされ、中領域B1は130mmHg以上且つ139mmHg以下であって境界領域とされ、高領域A1は140mmHg以上であって高血圧領域とされる。従って、高血圧側指示針26が高領域A1、中領域B1、低領域C1のどの領域で停止するかによって、高血圧値の結果(意義)を視覚的に判断できる。なお、ここでは特に図示しないが、高領域A1(高血圧領域)は、更に、ステージ1(140mmHg〜159mmHg)、ステージ2(160mmHg〜179mmHg)、ステージ3(180mmHg以上)というように小分類に分割して、より詳細に把握できるようにすることの好ましい。
同様に、低血圧側数値領域24Cは最低血圧値の意義を判断するための目盛りであり、色彩の違いによって高領域A2、中領域B2、低領域C2の3種類に区分される。従って、低血圧側指示針28が高領域A2、中領域B2、低領域C2のどの領域で停止するかによって、低血圧値の結果(意義)を視覚的に判断できる。
例えば、高領域A1の場合は、その最高血圧が高すぎる結果を意味し、中領域B1の場合は最高血圧が境界範囲であるという結果を意味し、低領域C1の場合はその血圧値が正常であるという結果を意味する。また、高領域A2の場合は、その最低血圧が高すぎる結果を意味し、中領域B2の場合はその最低血圧が境界範囲であるという結果を意味し、低領域C2の場合はその最低血圧値が正常であるという結果を意味する。なお、ここでは特に図示しないが、高血圧側指示針26の先端は高血圧側数値領域24Bの範囲内、低血圧側指示針28の先端は低血圧側数値領域24Cの範囲内に位置するように調整することも望ましい。また、本実施例では高血圧側数値領域24B及び低血圧側数値領域24Cを3種類に区分する場合を示したが、目的に応じて、4種類以上に区分しても良い。
外部ケーシング20の外周側には、停止ボタン30とリセットボタン32が設けられている。計測作業者の手によって、停止ボタン30について1回目のボタン押動作を実行すると、この停止ボタン30が最高血圧指示部として機能し、最高血圧指示を実行したことになる。最高血圧指示を実行した場合、高血圧側指示針26が停止して最高血圧値が静止表示される。また、1回目のボタン押し動作に連続して、2回目のボタン押動作を実行すると、最低血圧指示部による最低血圧指示を実行したことになる。最低血圧指示を実行した場合、低血圧側指示針28が停止して最低血圧値が静止表示される。
リセットボタン32を押すと、リセット機構が起動して、静止している高血圧側指示針26及び低血圧側指示針28が0mmHgまで回転して初期状態にリセットされる。
図3は、血圧値表示装置10の内部構成を示す断面図である。
円筒状の外部ケーシング20の内部は、筒の軸方向に向かって順に、最下層40、中間層42、上位層44、表示層46の4階層構造になっており、最下層40を構成するベースプレート50、最下層40と中間層42を仕切る第1仕切りプレート52、中間層42と上位層44を仕切る第2仕切りプレート54を備える。なお、上位層44と表示層46は血圧表示盤24によって仕切られている。ベースプレート50には、カフ12から計測管18を介して圧縮空気を内部に導入するための導入孔50Aが形成されている。
図4に示されるように、最下層40におけるベースプレート50側には、ダイヤフラム60が一体的に形成されている。このダイヤフラム60は、燐青銅やアルミやステンレス等のバネ素材を用いた円形の板部材を、周方向に沿って交互に折り曲げて蛇腹状にし、それをベースプレート50に固定することで構成される。従って、導入孔50Aを介してダイヤフラム60の内部に空気が導入されると、その空気の圧力によってダイヤフラム60が膨張し、その中央に形成されている検出エリア60Aが上昇する。この上昇距離は、ダイヤフラム60の内圧に比例するように設計されており、この上昇距離を検出すれば、カフ圧の変動を検出できるようになっている。
図3に戻って、最下層40における第1仕切りプレート52側には、変換軸62が回転自在に保持されている。具体的に、第1仕切りプレート52には、2個の針状の保持ピン64が固定されており、この2個の保持ピン64の各先端が、変換軸62の端部を保持している。
図5に示されるように、変換軸62には、ダイヤフラム60の検出エリア60Aと接触する第1突起62Aと、第1仕切りプレート52に形成される開口52Aを貫通して中間層42に突出する第2突起62Bが形成されている。従って、ダイヤフラム60の検出エリア60Aが上昇すると、第1突起62Aが押し上げられることにより変換軸62が回転し、この回転と連動するように、中間層42側に位置する第2突起62Bが揺動する。
中間層42における第1仕切りプレート52には支柱66が設置されており、この支柱66によって、揺動部分歯車68が保持されている。詳細には、この揺動部分歯車68の一端が支柱66に回転自在に保持されることで、第1仕切りプレート52の面方向に揺動自在となっている。また揺動部分歯車68の他端側には、支柱66を中心とした部分円弧に沿うようにして、ラックギア68Aが形成されている。この揺動部分歯車68は第2突起62Bと接触しており、第2突起62が矢印X1方向(即ち揺動方向)に移動すると、この第2突起62に付勢されるようにして揺動部分歯車68が矢印X2方向に揺動する構造である。
中間層42における第1仕切りプレート52の中心には、外部ケーシング20と同軸状となるようにスライド軸70が固定されており、このスライド軸70に対して、スライド歯車72が、回動自在且つ軸方向に摺動自在に装着されている。このスライド歯車72は、揺動部分歯車68のラックギア68Aと噛合されているので、揺動部分歯車68が矢印X2方向に揺動すると、スライド歯車72が矢印X3方向に回転する。一方、スライド歯車72には渦巻きばね74が設置されており、揺動部分歯車68による駆動方向X3と反対方向に付勢している。従って、ダイヤフラム60が収縮して初期状態に戻り、その結果、第2突起62Bが矢印X1と反対方向に戻る場合には、この渦巻きばね74を動力源としてスライド歯車72が矢印X3と反対方向に積極的に回転し、揺動部分歯車68を元の状態に押し戻す。このようにして、ダイヤフラム60の動きとスライド歯車72の回転とが常に連動するようにしている。
スライド歯車72と第1仕切りプレート52の間には、ばね76が装着されており、このばね76が、スライド歯車72を常に上方(上位層44側)に付勢するようになっている。このスライド歯車70の上面(上位層44側面)には回転基本軸78が一体且つ同軸状に設けられている。従って、ばね76によってこの回転基本軸78も上方に付勢されることになる。また、スライド歯車72の上面(第2仕切りプレート54側の面)には、リセット突起72Aが形成されており、第2仕切りプレート54の中間層42側に形成されるリセットカム90と係合可能となっている。なお、回転基本軸78は、第2仕切りプレート54の中央に形成される開口を介して上位層44側に突出している。
図3に戻って、上位層44に突出している回転基本軸78の上端側には、第1係合部材80及び第2係合部材82が一体且つ同軸状に形成されている。第1及び第2係合部材80、82は部分円錐形状であり、回転基本軸78(即ちスライド歯車72)と共に回転するようになっている。この第1係合部材80の最小径と比較して、第2係合部材80の最大径が小さくなるように設定されている。このようにしたのは、組み立ての容易化を図ると共に、両係合部材が軸方向に移動する際の干渉を避けるためである。
第1係合部材80には第1駆動体90が係合可能となっており、又第2係合部材82には第2駆動体100が係合可能となっている。この結果、第1及び第2係合部材80、82が回転すると、それに連動して、第1駆動体90及び第2駆動体100も回転する。なお詳細には、第1及び第2係合部材80、82の外周側の傾斜面と、第1駆動体90及び第2駆動体100の内周側の傾斜面が当接することで、その摩擦力によって両者が一体化されるようにしている。
図6に示されるように、スライド歯車72が回転することによって、リセットカム90とリセット突起72Aが係合すると、このリセットカム90がリセット突起72Aを下方に押し下げるので、リセット歯車72、回転基本軸78、第1係合部材80、第2係合部材82の全体が、ばね76の付勢力に抗して押し下げられるようになっている。この結果、第1駆動体90及び第2駆動体100から、第1係合部材80及び第2係合部材82が離脱して、両者の係合状態が開放される。なお、リセットカム90とリセット突起72Aは、ダイヤフラム60内の圧力が初期状態(リセット状態)となる場合に係合するように設定されている。つまり、ダイヤフラム60が膨張し、回転基本軸78の回転が開始すると、カムの係合が解除されて回転基本軸78が上昇し、第1駆動体90及び第2駆動体100と第1係合部材80及び第2係合部材82が連結されて一体回転するようになっている。一方、ダイヤフラム60が収縮して、回転基本軸78が逆回転し、初期位置まで戻ると、カムが係合して、第1駆動体90及び第2駆動体100と第1係合部材80及び第2係合部材82の連結状態が解除される。
上位層44に配置される第1駆動体90は、図6〜図8に示されるように、第1係合部材80と係合可能な第1ベアリング91と、この第1ベアリング91の外輪と一体化されている第1ブレーキリング92と、第1ブレーキリング92に対して所定の間隔を空けて配置されて高血圧側指示針26を回転自在に保持する円筒状の第1保持筒93と、この第1保持筒93と第1ブレーキリング92を連結する連動梁94とを備える。第1ベアリング91は、一方向回転タイプ(例えばラチェット構造)であり、第1ブレーキリング92を基準として第1係合部材80が血圧値の増大方向側に相対回転しようとする際に、その内外輪が一体回転して両者を連動させる。一方、第1ブレーキリング92を基準として第1係合部材80が血圧値の減少方向側に相対回転しようとする際には、第1係合部材80側のみが優先的に回転できるようになっている。
第1ブレーキリング92の外周面には、第1ブレーキバッド95が適宜接触するようになっており、その摩擦力によって、この第1ブレーキリング92の回転が強制的に停止されるようにしている。更に、この第1ブレーキリング92には、第1渦巻きばね96が連結されており、常に、第1ブレーキリング92を、血圧値の減少方向側に回転付勢している。第1保持筒93は、血圧表示盤24に形成される開口によって回転自在に保持されている。連動梁94は、径方向断面が逆L字状となる部材であって、一端は第1保持筒93の外周面側に連結され、他端はブレーキリング92の外周縁近傍に連結されている。この結果、第1ブレーキリング92と第1保持筒93の間に、第2駆動体100を挿入可能な隙間を確保しながらも、第1ブレーキリング92及び第1保持筒93が一体回転可能となっている。なお、図7等に示されるように、連動梁94の周方向の幅を、第1ブレーキリング92の全周ではなく、約20度程度の部分的な角度範囲に設定したのは、この第1駆動体90が回転した際に、後述する第2駆動体100のブレーキ動作や渦巻きばねとの干渉を避けるためである。
第2駆動体100は、第2係合部材82と係合可能な第2ベアリング101と、この第2ベアリング101の外輪と一体化されている第2ブレーキリング102と、第2ブレーキリング102と同軸且つ一体的に配置されて低血圧側指示針28を回転自在に保持する円筒状の第2保持筒103とを備える。第2ベアリング101は、ワンウェイタイプであり、第2ブレーキリング102を基準として第2係合部材82が血圧値の増大方向側に相対回転しようとする際に、その内外輪が一体回転して両者を連動させ、一方、第2ブレーキリング102を基準として第2係合部材82が血圧値の減少方向側に相対回転しようとする際には、第2係合部材82側が優先的に回転するようになっている。
第2ブレーキリング102の外周面には、第2ブレーキバッド105が配置されており、両者が適宜接触することによって、この第2ブレーキリング102の回転を停止できるようになっている。更に、この第2ブレーキリング102には、第2渦巻きばね106が連結されており、常に、第2ブレーキリング102を、血圧値の減少方向側に回転付勢している。第2保持筒103は、第1駆動体90の第1保持筒93の内周面によって相対回転自在に保持されている。
次に、この血圧計測装置1の動作例について説明する。カフ圧が零の場合、図6に示されるように、血圧値表示装置10において、第1駆動体90及び第2駆動体100に対して、第1係合部材80及び第2係合部材82が開放されており、いわゆる初期状態となっている。カフ12を被験者の上腕に巻きつけ、ポンプ14によってカフ12内に空気を送り込みカフ圧を増大させると、血圧表示装置10におけるダイヤフラム60が膨張し、変換軸62を介して揺動部分歯車68を揺動させ、スライド歯車72の回転が始まる。その時点で、リセットカム90とリセット突起72Aの係合状態が解除され、スライド歯車72がばね76に押されて上方にスライドし、第1駆動体90及び第2駆動体100に対して第1係合部材80及び第2係合部材82が連結される。その結果、ラチェット構造の第1及び第2ベアリング91、101の内外輪が係合されて、全体が一体回転を開始する。
その結果、図9に示されるように、高血圧側指示針26と低血圧側指示針28が同時に回転し、両指示針26、28が同じカフ圧を表示することになる。所望のレベルまでカフ圧を増大させた後、ポンプ14に設置されている圧力調整機構14Bを用いて徐々にカフ圧を下げていくと、それに連動して回転基本軸78が減少方向に回転する。その際、第1駆動体90及び第2駆動体100においては、それぞれ、第1渦巻きばね96、第2渦巻きばね106によって減少方向に回転付勢される結果、回転基本軸78の減少方向回転よりも先に減少方向に戻ろうとするので、相対的には、高血圧側指示針26と低血圧側指示針28よりも回転基本軸78が増大方向に回転していることとなり、第1及び第2ベアリング91、101のラチェット構造の係合状態は解除されず、高血圧側指示針26と低血圧側指示針28も回転基本軸78と同時に圧力減少側に逆回転する。
上腕から拍動音が聞こえ、最高血圧のタイミングと認識した際には、計測者が停止ボタン30を押す。その結果、特に図示しない移動機構によって、第1ブレーキパッド95が第1ブレーキリング92側に前進して当接し、その摩擦力によって第1駆動体90の回転が停止する。第1ブレーキリング92の回転を停止させると、相対的に、第1駆動体90よりも回転基本軸78が減少方向に回転することになるので、第1ベアリング91におけるラチェット機構の係合状態が開放され、第1係合部材80のみが引き続き減少方向に回転可能となっている。その結果、図10に示されるように、最高血圧のタイミングで高血圧側指示針26が停止し、一方、低血圧側指示針28は実際のカフ圧と連動して、引き続き減少方向に回転することになる。
その後、上腕部からの拍動音が聞こえなくなり、最低血圧のタイミングと認識した際には、計測者が停止ボタン30を再び押す。その結果、第2ブレーキパッド105が第2ブレーキリング102側に前進して当接し、その摩擦力によって第2駆動体100の回転が停止する。第2ブレーキリング102の回転を停止させると、第2ベアリング101におけるラチェット機構の係合状態が開放され、第2係合部材82のみが引き続き減少方向に回転するようになっている。結局、図11に示されるように、最低血圧のタイミングで低血圧側指示針28が停止する。なお、回転基本軸78等については、特に図示しないが、実際のカフ圧と連動して引き続き減少方向に回転していることになる。
以上の結果として、最高血圧値と最低血圧値が、静止している高血圧側指示針26及び低血圧側指示針28によって視覚的に把握可能となっている。
計測完了後、ポンプ14の圧力調整機構14Bによって、カフ圧を完全に開放状態(周囲と同じ状態)にして、ダイヤフラム60を初期状態に戻す。それに連動して、スライド歯車72が零近傍(初期状態)に戻った際に、リセットカム90とリセット突起72Aが係合することでスライド歯車72が下方にスライドし、既に図6で示したように、第1駆動体90及び第2駆動体100に対して第1係合部材80及び第2係合部材82が開放される。この状態で、計測者がリセットボタン32を押すと、第1ブレーキパッド95及び第2ブレーキパッド105が同時に後退し、第1ブレーキリング92及び第2ブレーキリング102が共に開放される。その結果、第1渦巻きばね96及び第2渦巻きばね106の付勢力によって、第1駆動体90及び第2駆動体100が瞬間的に零(初期状態)に戻って、図2の状態にリセットされる。
本実施形態の血圧計測装置1によれば、血圧値表示装置10において、高血圧側指示針26と低血圧側指示針28をそれぞれ停止させて、計測完了後に確認できるようになっているので、計測ミスを防止することができる。それと同時に、針の停止角度によって即座(視覚的)に被計測者の血圧状態を把握することも可能となる。具体的には、停止ボタン30を押すだけで、第1ブレーキパッド95及び第2ブレーキパッド105による摩擦力によって第1駆動体90及び第2駆動体100を個別に停止させることができ、最高血圧と最低血圧の静止表示を可能にしている。また、第1及び第2ベアリング91、101の一方向係合構造(ここではラチェット構造)によって、ブレーキ動作が、基本回転軸82の回転(圧力値の減少方向の回転)を阻害することを回避して、正確な計測を実現している。
更に、血圧表示盤24には、高血圧側数値領域24B及び低血圧側数値領域24Cが、目盛り24Aに沿って表示されているので、高血圧側指示針26と低血圧側指示針28の停止領域から、血圧の状態を直感的に把握できるようにしている。特に、高血圧側と低血圧側の数値領域24B、24Cが接近した状態で設けられている事から、高血圧側と低血圧側のそれぞれの状態を同時に把握しつつ、両者の相関関係についても検討できるので、血圧の状態を分析する際の利便性を大幅に向上させることが出来る。また、高血圧側指示針26を長針、低血圧側指示針28を短針にしつつ、高血圧側数値領域24Bを外周側、低血圧側数値領域24Cを内周側に配置する事で、総じて見やすい状態にできる。また、各数値領域24B、24C内は3種類の領域に色分けされているので、高血圧値、低血圧値の分析・検討が容易になる。
なお、計測完了後は、カフ圧をゼロにすることで自動的に回転基本軸78と第1及び第2駆動体90、100の係合状態が強制解除され、リセットボタン32を押す事のみで高血圧側指示針26と低血圧側指示針28が簡単に初期状態に回復できるので、高度な表示態様を得ながらも、操作を容易化させることが可能となっている。
次に、本発明の第2実施形態に係る血圧値表示装置210について、図12を参照しながら説明する。なお、この血圧値表示装置210の内部構造等については、第1実施形態の血圧値表示装置10と略同様であるので、図示を省略すると共に、図12で表示する部品・部材において、血圧値表示装置10と同一又は類似する部品・部材に関しては、第1実施形態で用いた符号と下2桁を一致させる事で、詳細な説明を省略することとする。
血圧表示盤224の目盛り224Aの外周側には、高血圧側数値領域224B及び低血圧側数値領域224Cが表示されている。詳細には、外部ケーシング220の端面にこれらの領域224B、224Cが形成されている。更に、長針となる高血圧側指示針226には、回転軸を中心とした扇形状の血圧差表示プレート226Aが固定されており、高血圧側指示針226と一緒に回転するようになっている。
この血圧差表示プレート226には、目盛り又は領域表示が形成されており、ここでは、A領域、B領域、C領域の色分けによる領域表示が形成されている。この血圧差表示プレート226は、高血圧側指示針226と低血圧側指示針228との角度差、即ち最高血圧と最低血圧の差を視覚的に把握するためのものである。例えば、低血圧側指示針228がA領域に位置する場合は、血圧差が小さすぎると判断され、B領域に位置する場合は適度な血圧差、C領域に位置する場合は血圧差が大きすぎる等、最高血圧と最低血圧の相対的な分析が、瞬時に理解できるようになっている。
従って、この第2実施形態の血圧値表示装置210によれば、高血圧側数値領域224B及び低血圧側数値領域224Cによって、最高血圧と最低血圧の個々の分析を視覚的に行いつつ、それらの相対的な分析も同時にできることになる。なお、この血圧差表示プレート226は、短針となる低血圧側指示針228側と連動するようにしてもよい。
以上、第1及び第2実施形態では、本発明の実施の形態の一例を示したが、本発明でいう最高血圧指示部及び最低血圧指示部を、本第1実施形態に対応させると、血圧計測装置1における停止ボタン30がその一部に相当することになる。即ち、停止ボタン30は、最高血圧指示部と最低血圧指示部の一部であり、両指示部によって兼用されていることになる。なお、本実施形態では、最高及び最低血圧タイミングの指示を手動で実行するようにしているが、本発明はそれに限定されず、自動計測によって機械的・電子的に計測されたタイミングによって、自動的に最高及び最低血圧指示を出力するようにしても構わない。
更に、本発明でいう高血圧側連動機構を本第1実施形態に対応させると、第1係合部材80及び第1駆動体90等に相当するものである。具体的にこれらは、回転基本軸78の回転と高血圧側指示針26の回転を連動させる機能を有している。同様に、低血圧側連動機構に対応するのは、第2係合部材82及び第2駆動体100等であり、回転基本軸78の回転と低血圧側指示針28の回転を連動させる機能を有している。また、本発明における高血圧側及び低血圧側連動機構における一方向係合手段とは、本第1実施形態に対応させると、ラチェット機構を有する第1及び第2ベアリング91、101に相当するものである。なお、一方向係合手段は、ラチェット機構に限定されるものではなく、内側と外側とが一方向の回転位相差である場合に内側と外側が係合し、他方向の回転位相差の場合に係合が開放される構造であれば、他の機構であっても構わない。また、本発明の付勢手段とは、本第1実施形態に対応させると第1及び第2渦巻きばね96、106に相当するものである。
又更に、本発明でいう運動変換手段は、第1実施形態に対応させると、ダイヤフラム60、変換軸62、揺動部分歯車68、スライド歯車72等に相当する。また、高血圧側連動解除機構は、本第1実施形態に対応させると、ラチェット機構を有する第1ベアリング91や、ブレーキ手段となる第1ブレーキリング92及び第1ブレーキパッド95等に相当するものであり、停止ボタン30を介した最高血圧指示に基づいて、上記高血圧側連動機構の連動状態を解除することを可能としている。同様に、本発明の低血圧側連動解除機構は、ラチェット機構を有する第2ベアリング101や、ブレーキ手段となる第2ブレーキリング102及び第2ブレーキパッド105等が相当するものであり、停止ボタン30を介した最低血圧指示に基づいて、上記低血圧側連動機構の連動状態を解除することが可能となっている。
又、本発明におけるリセット機構を、本第1実施形態に対応させると、リセットボタン32、第1及び第2ブレーキパッド95、105及び第1及び第2渦巻きばね96、106等が相当する。更に、本発明におけるリセット機構の軸方向移動手段は、本実施形態におけるリセットカム90とリセット突起72Aがそれに対応する
なお、本実施例では、血圧測定方法として、カフを上腕に巻きつけるものを示したが、本発明はそれに限定されず、手首近傍や指等を圧迫する事で、その脈の応答状態から計測する場合等、他の各種測定方法を含むものである。また、本実施形態では、血圧値表示装置として実際の針が機械的に回転する場合に限って示したが、本発明はそれに限定されず、液晶ディスプレイ等の画像表示手段によって、同様な状態を映像によって映し出す場合も含むものである。
また本発明については、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更することは勿論可能である。
本発明によれば、血圧計測の際の利便性を向上させることができ、瞬時に計測結果の分析・検討が可能になる。本発明は、各種血圧計測装置に適用可能なものである。
第1実施形態にかかる血圧計測装置の全体構成を示す図 同血圧計測装置の血圧値表示装置を拡大して示す平面図 同血圧値表示装置を拡大して示す断面図 図3におけるIV−IV矢視断面図 同血圧値表示装置を部分的に拡大して示す断面図 同血圧値表示装置を部分的に拡大して示す断面図 同血圧値表示装置の第1及び第2駆動体を拡大して示す斜視図 同血圧値表示装置の(A)第1駆動体、(B)第2駆動体を拡大して示す平面図 同血圧値表示装置の使用中の指示針の動きを示す平面図 同血圧値表示装置の使用中の指示針の動きを示す平面図 同血圧値表示装置の使用中の指示針の動きを示す平面図 第2実施形態にかかる血圧値表示装置を示す平面図
符号の説明
1 ・・・血圧計測装置
10、210 ・・・血圧値表示装置
12 ・・・カフ
14 ・・・ポンプ
20 ・・・外部ケーシング
24、224 ・・・血圧表示盤24
26、226 ・・・高血圧側指示針
28、228 ・・・低血圧側指示針
30 ・・・停止ボタン
32 ・・・リセットボタン
60 ・・・ダイヤフラム
62 ・・・変換軸
68 ・・・揺動部分歯車
70 ・・・スライド軸
72 ・・・スライド歯車
78 ・・・回転基本軸
80 ・・・第1係合部材
82 ・・・第2係合部材
90 ・・・第1駆動体
91 ・・・第1ベアリング
100 ・・・第2駆動体
101 ・・・第2ベアリング

Claims (12)

  1. 血圧値用の目盛りが円周状に刻まれている血圧表示盤に対して、血圧値を表示する指示針が回転し、該指示針が指示する前記目盛りによって前記血圧値を視認可能な血圧値表示装置であって、
    最高血圧状態に基づいて最高血圧指示を実行する最高血圧指示部と、
    最低血圧状態に基づいて最低血圧指示を実行する最低血圧指示部と、
    計測対象に対する加圧状態と連動して回転すると共に、前記最高血圧指示部からの最高血圧指示に基づいて停止可能とされ、前記目盛りによって最高血圧値を静止表示する高血圧側指示針と、
    計測対象に対する加圧状態と連動して回転すると共に、前記最低血圧指示部からの最低血圧指示に基づいて停止可能とされ、前記目盛りによって最低血圧値を静止表示する低血圧側指示針と、
    前記目盛りに沿って周方向に配置され、前記高血圧側指示針が指し示す最高血圧値の意義を判断するための高血圧側数値領域と、
    前記目盛りに沿って周方向に配置され、前記低血圧側指示針が指し示す最低血圧値の意義を判断するための低血圧側数値領域と、を備え、
    前記高血圧側指示針が長針であって、前記低血圧側指示針が短針であり、
    前記高血圧側数値領域に対して、前記低血圧側数値領域が内周側に表示されており、長針となる前記高血圧側指示針の先端が前記高血圧側数値領域内に位置し、且つ前記低血圧側数値領域内には位置しないように設定されると共に、短針となる前記低血圧側指示針の先端が前記低血圧側数値領域内に位置し、且つ前記高血圧側数値領域内には位置しないように設定され、
    前記高血圧数値領域における前記高血圧側指示針の先端の停止位置と、前記低血圧側数値領域における前記低血圧側指示針の先端の停止位置によって、血圧測定結果を視覚的に判断可能としたことを特徴とする血圧値表示装置。
  2. 請求項1において、
    前記最高血圧指示部及び前記最低血圧指示部は、前記最高血圧指示または前記最低血圧指示を実行する場合に測定者によって操作される操作ボタンを兼用していることを特徴とする血圧値表示装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記高血圧側数値領域及び低血圧側数値領域が、それぞれ、高領域・中領域・低領域の少なくとも3種類の領域に区分けされていることを特徴とする血圧値表示装置。
  4. 請求項3において、
    前記高血圧側数値領域が、前記高領域において更に、ステージ1・ステージ2・ステージ3の少なくとも3種類の領域に区分けされていることを特徴とする血圧値表示装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、更に、
    前記高血圧値指示針又は前記低血圧側指示針の一方に固定され、停止した該高血圧側指示針及び該低血圧側指示針の相対角度差に基づいて、最高血圧と最低血圧の血圧差を認識可能な血圧差表示手段を備えることを特徴とする血圧値表示装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、更に、
    計測対象に対する加圧状態と連動して回転する回転基本軸と、
    前記回転基本軸と前記高血圧側指示針を連動させる高血圧側連動機構と、
    前記回転基本軸と前記低血圧側指示針を連動させる低血圧側連動機構と、
    前記最高血圧指示部の前記最高血圧指示に基づいて前記高血圧側連動機構の連動状態を解除する高血圧側連動解除機構と、
    前記最低血圧指示部の前記最低血圧指示に基づいて前記低血圧側連動機構の連動状態を解除する低血圧側連動解除機構と、
    を備えることを特徴とする血圧値表示装置。
  7. 請求項6において、
    前記高血圧側連動機構が、
    前記高血圧側指示針に対して前記回転基本軸が血圧増加側に相対回転する際に、該高血圧側指示針と該回転基本軸を連動させる高血圧側一方向係合手段と、
    前記高血圧側指示針の血圧増大側の回転に抗するように、該高血圧側指示針を血圧低下側に回転付勢する高血圧側付勢手段と、を備えると共に、
    前記低血圧側連動機構が、
    前記低血圧側指示針に対して前記回転基本軸が血圧増加側に相対回転する際に、該低血圧側指示針と該回転基本軸を連動させる低血圧側一方向係合手段と、
    前記低血圧側指示針の血圧増大側の回転に抗するように、該低血圧側指示針を血圧低下側に回転付勢する低血圧側付勢手段と、を備えるようにし、
    前記高血圧側連動解除機構が、
    前記高血圧側指示針と係合して該高血圧側指示針の回転を停止させる高血圧側ブレーキ手段を備えると共に、
    前記低血圧側連動解除機構が、
    前記低血圧側指示針と係合して該低血圧側指示針の回転を停止させる低血圧側ブレーキ手段を備える
    ことを特徴とする血圧値表示装置。
  8. 請求項6又は7において、更に、
    前記高血圧側連動機構と及び前記低血圧側連動機構の連動状態を同時に解除し、前記高血圧側指示針及び前記低血圧側指示針を初期位置まで回転させるリセット機構を備えることを特徴とする血圧値表示装置。
  9. 請求項8において、前記リセット機構が、
    前記回転基本軸が零点近傍に位置する際に、前記高血圧側連動機構及び前記低血圧側連動機構に対して前記回転基本軸を軸方向に相対移動させて強制開放する軸方向移動手段を備えることを特徴とする血圧値表示装置。
  10. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記高血圧側指示針及び前記低血圧側指示針が、画像表示手段によって映し出される映像から構成されることを特徴とする血圧値表示装置。
  11. 計測対象の血圧値を測定する血圧測定装置であって、
    請求項1乃至10のいずれかに記載の血圧値表示装置と、
    計測対象に対して加減圧を行う圧力制御手段と、を備えるようにし、
    前記血圧値表示装置が、更に、前記圧力制御手段によって前記計測対象に印加されている圧力値を検出する検出手段を設けるようにしたことを特徴とする血圧測定装置。
  12. 請求項1乃至10のいずれかに記載の血圧値表示装置を用いる血圧値表示方法であって、
    最高血圧状態に基づいて最高血圧指示を実行する最高血圧指示ステップと、
    最低血圧状態に基づいて最低血圧指示を実行する最低血圧指示ステップと、
    計測対象に対する加圧状態と連動して、長針である前記高血圧側指示針を回転させると共に、前記最高血圧指示に基づいて該高血圧側指示針を停止させ、該高血圧側指示針が指し示す前記目盛りによって最高血圧値を静止表示すると共に、該高血圧側指示針の先端の前記高血圧側数値領域における停止位置によって前記最高血圧値の意義を表示する最高血圧表示ステップと、
    計測対象に対する加圧状態と連動して、短針である前記低血圧側指示針を回転させると共に、前記最低血圧指示に基づいて該低血圧側指示針を停止させ、該低血圧側指示針が指し示す前記目盛りによって最低血圧値を静止表示すると共に、該低血圧側指示針の先端の前記低血圧側数値領域における停止位置によって前記最低血圧値の意義を表示する最低血圧表示ステップと、
    を有することを特徴とする血圧値表示方法。
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