JP4809004B2 - ポンプの作動杆の係脱構造及びポンプ - Google Patents
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Description
(2)請求項2に記載の発明は、連結支持具の各部の構成が合理的なので、作動杆の係脱構造を簡単にすることができる。特に、一つの連結支持具と、バネ部材との組合せで済むことから、製作、組合せ等が容易である。したがって、安価である。
(3)請求項3に記載の発明は、弁部材の係脱が極めて容易である。
(4)請求項4に記載の発明は、連結支持具がスムースに回転する。
(5)請求項5に記載の発明は、弁部材を固定側部材から容易に取り外すことができる。また、危険防止にも役立つ。さらに、意匠上の美観を向上させる。
(6)請求項7に記載の発明は、一つの駆動モータ21の駆動力を、押し出し作動体往復動用と内筒体回転用に利用したので、駆動モータの数が減り、その結果、ポンプの製作コストの低減化を図ることができる。具入りスープ類又はこれに類似する流体に適合する新規な作動杆の係脱構造を備えたポンプを提案することができる。
Xは流体供給用ポンプで、このポンプXの外筒体、内筒体等は、固定側部材1の上部水平板1aの上面に横方向に配設されている。また、上部水平板1aには、符号を付さない弁部材用開口、駆動歯車用開口、伝動歯車用開口など複数個の開口或いは切欠部が適宜に形成されている。また、上部水平板1aの下面側には、ポンプX用の一つの駆動源(駆動モータ)21が横方向にモータ取付け板を介して配設されている。また、上部水平板1aの上面側の後端部には、ケース状の取付け枠1cが設けられ、該取付け枠1cの貫通孔は、押し出し作動体18の作動杆(以下、「従動作動杆19」という)を係止する駆動作動杆20の後端部を案内する。本発明の従動作動杆19と駆動作動杆20は、後述する作動杆の係脱構造Zにより、着脱自在に連結され得る。
外筒体(外弁)2は、左右の両端部がそれぞれ開口する長筒状の周胴部分2aと、この周胴部分2aの一端部側の開口に嵌合するヘッド2bとから成る。
内筒体(内弁)11は、本実施例では、一つの駆動源21の駆動力により回転すると共に、ホッパー5から吸引孔3を介して所定量の流体fを内部に取り込み、かつ、吐出孔6を介して外部に吐出する定量筒体である。
従動歯車14は、駆動作動杆20に遊嵌合し、かつ、駆動歯車23と噛合するように第1支持板17aと第2支持板17bとの間に配設されている。第2支持板17bは、第1支持板17aと対向するように固定側部材1の上部水平板1aの上面に設けられている。駆動モータ21の駆動力により、出力軸22側の駆動歯車23が回転すると、従動歯車14及び内筒体11が同時に回転する。
固定側部材1の上部水平板1aの上方には、内筒体11用の検出手段S1が第2支持板17bを介して配設されている。この検出手段S1は、内筒体11の回転位置を検出する。検出手段S1は、ホールIC原理を利用したもの、発光素子と受光素子を利用してもの等が適宜に採用され得る。
押し出し作動体18は、内筒体11に組み込まれた先端部に摺動部分18aを有する。摺動部分18aは、所定位置(例えば最大吐出量の所)へ後退すると、所定容積室aを形成し、一方、所定位置へ前進すると、所定容積室a内に流入した流体fを押し出す機能を有している。
駆動源としての駆動モータ21は、左右一対の軸受け板24,25を介して上部水平板1aの下面側に横設されている。左側の軸受け板24は、出力軸22の基部側を支持すると共に、モータ取付け板の役割を果たしている。一方、右側の軸受け板25は出力軸22の突出端部を支持している。したがって、駆動モータ21の出力軸22は、安定状態に支持されている。駆動モータ21の出力軸22には、従動歯車14と噛合する駆動歯車23が固定されている。駆動歯車23は出力軸22と共働する。また、出力軸22には、駆動歯車23に対して所要間隔Lを有して対向する伝動歯車(第2の駆動歯車)26が固定されている。したがって、伝動歯車26も出力軸22と共働する。
押し出し作動体18用の検出手段S2は、押し出し作動体18の原点(始動)位置、押し出し作動体の前進端位置等を検出するためにケース状の取付け枠1cに複数個配設されている。検出手段S2の一例としてはリミットスイッチが用いられている。なお、検出手段S2用のインデックス或いは磁石38は、駆動作動杆20の係合部20bを介して設けられている。
ところで、駆動歯車23及び伝動歯車26の対向面には、被係合部(小孔、小溝など)23a,26aが複数個形成されている。被係合部23a,26aにはクラッチ機構Yを構成するクラッチ34が係脱する。
一方、ソレノイド31の作動杆32が収縮した場合には、クラッチ34は駆動モータ21から離れる方向へスライドし、右側の垂直板36が伝動歯車26に結合する。それ故に、クラッチ機構Yを介して一つの駆動モータ21の駆動力により弁部材Vの内筒体11を回転することが出来ると共に、内筒体11に組み込んだ押し出し作動体18を往復動させることができる。
今仮に、図示しない操作手段(始動スイッチ)を操作すると、例えばソレノイド31の作動杆32が収縮する。作動杆32が、図13で示すように右方向へ移動すると、クラッチ34も同方向にスライドして伝動歯車26と結合する。
図4、図7、図8乃至図12を参照にしてポンプの作動杆の係脱構造(以下、「係脱構造Z」という)を説明する。本発明の係脱構造Zは、簡単に指摘すると、固定側部材1から取り外し可能な弁部材Vの従動作動杆19と、固定側部材1に一体的に配設された駆動源21側の駆動作動杆20との連結構造である。本実施例では、弁部材Vそのものを固定側部材1から取り外すことができるように固定側部材1の駆動作動杆20に連結する。弁部材Vそのものを駆動作動杆20に連結し、及び駆動作動杆20から取り外す理由は、弁部材Vを構成する部材の分解が楽だからである。したがって、構成部材の洗浄ができる。
上記構成に於いて、図12で示すように、弁部材Vの連結時、該弁部材Vを連結支持具41の係止部46のテーパー46bに対して押し込むと、連結支持具41は弁部材Vの従動作動杆19の係合部分19aのテーパーに押圧され、横軸42を支点に係止部46が下がる方向へと回転する。そして、前記従動作動杆19の係合部分19aが連結支持具41のテーパー46bを滑り超えると、連結支持具41はバネ部材43のバネ力により復帰する。その結果、弁部材Vの係合部分19aは、自動的に連結支持具41の皿状係止部46に自動的に係止される。
また、本実施例のポンプの駆動源は、一つであることを特徴とするが、駆動源は「二つ」でも良い。駆動源の数や態様(駆動モータの駆動力、操作ハンドルの操作力)は、本発明の限定要件ではない。
Claims (8)
- 弁部材が、外弁としての外筒体と、この外筒体に回動自在に組み込まれた内弁としての内筒体と、この内筒体に摺動部分が組み込まれかつ従動作動杆を有する押し出し作動体とを備え、一方、駆動源側が、駆動源と、該駆動源の力により、かつ、支持部材に案内されて水平移動する駆動作動杆とを備え、弁部材の従動作動杆と駆動源側の駆動作動杆との連結時、前記弁部材の係合部分が、前記駆動作動杆に取付けた連結支持具に係脱するポンプの作動杆の係脱構造に於いて、前記連結支持具は、バネ部材で常時所定方向に付勢された状態で前記駆動作動杆に片手式に軸支され、該連結支持具は、取付け用枢支板部の先端部に連設する垂直板部と、該垂直板部の前面に突出状態に連設する係止部とから成ることを特徴とするポンプの作動杆の係脱構造。
- 請求項1に於いて、連結支持具の係止部の上面に従動作動杆の係合部分が係脱する係合凹所が形成されていることを特徴とするポンプの作動杆の係脱構造。
- 請求項1に於いて、弁部材の連結時、該弁部材を連結支持具の係止部のテーパーに対して押し込み、一方、弁部材を取り外す時、弁部材を持ち上げて弁部材と連結支持具の係合関係を解消し得ることを特徴とするポンプの作動杆の係脱構造。
- 請求項1に於いて、連結支持具を枢支する横軸は、取付け用枢支板部の上端部に位置し、一方、連結支持具を水平状態の位置へ付勢するバネ部材は、連結支持具の下部側に位置していることを特徴とするポンプの作動杆の係脱構造。
- 請求項1に於いて、内筒体は、長筒状本体と、該長筒状本体と係脱可能であり、かつ、連結支持具を包む短筒状後端部とを有し、前記短筒状後端部は、駆動源側に設けられたバネ部材により常に長筒状本体の後端部に係合する方向に付勢されていることを特徴とするポンプの作動杆の係脱構造。
- 請求項1に於いて、駆動源は、駆動モータ、又は操作ハンドルの何れかであることを特徴とするポンプの作動杆の係脱構造。
- 請求項1に於いて、駆動源が一つであり、かつ、該駆動源を内筒体回転用と押し出し作動体の往復動用に切り換えるクラッチ機構を備えることを特徴とするポンプ。
- 請求項1に於いて、駆動源は二つであり、一つは複数個の歯車を介して内筒体を回転させる内筒体回転用であり、他方はピニオンとラックを介して押し出し作動体を往復動させる押し出し作動体用であることを特徴とするポンプ。
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