JP5405217B2 - 弁部材による定量吐出装置 - Google Patents
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Description
(b)請求項2に記載の発明は、前記(2)の効果を確実に達成することができる。
(c)請求項3に記載の発明は、押し出し作動体の後端部の係合部分が連結支持部の凹所状被係合部に支持されていることから、押し出し作動体は安定した状態で内筒体と共に共働回転することができる。また、弁部材を構成する押し出し作動体(ピストン)を駆動作動杆から取り外すことができることである。特に、実施例は両手又は片手で弁部材を持ち上げ、又は、連結支持具を手で押し下げるだけで、弁部材を駆動作動杆から取り外すことができる。
(d)請求項4に記載の発明も、前記(2)の効果を確実に達成することができる。
本発明の技術的思想は、ピストンに相当する押し出し作動体18が内筒体11と共に共働回動することができるように内筒体11に嵌合し、内筒体11が外筒体2に対して吐出可能な状態になると、押し出し作動体18は前進して内筒体の先端部側に収納された粉状物や固形物を内弁開口12および外弁の吐出口6を介して外部へと押し出し、一方、少なくとも、押し出し作動体18が内筒体11と共に共働回動して待機待ちの状態となったときは、ホッパー5から固形物を内筒体の先端部側に受け入れるために後退することである。
Xは弁部材による定量吐出装置で、この定量吐出装置Xの外筒体、内筒体等は、固定側部材1の上部水平板1aの上面に横方向に配設されている。また、上部水平板1aには、符号を付さない弁部材用開口、駆動歯車用開口、伝動歯車用開口など複数個の開口或いは切欠部が適宜に形成されている。また、上部水平板1aの下面側には、定量吐出装置X用の一つの駆動源(駆動モータ)21が横方向にモータ取付け板を介して配設されている。
外筒体(外弁)2は、左右の両端部がそれぞれ開口する長筒状の周胴部分2aと、この周胴部分2aの一端部側の開口に嵌合するヘッド2bとから成る。まず、周胴部分2aの構成について説明する。3は一端部上面に形成された外弁開口で、この外弁開口3にはホッパー5が取り外し可能に装着されている。6は一端部下面に形成された吐出口で、この吐出口6は、前記外弁開口3と対向すると共に、該吐出口6には、筒状の吐出ノズルを含むシール部材7が螺着自在に取付けられる。また、ヘッド2bを有する外筒体2は、所要の長さを有し、かつ、上部水平板1aに取り外し可能に固定されている。前記外弁開口3及び吐出口6は、本実施例では単数である。また外弁開口3と吐出口6の形状は、例えば円形である。
内筒体(内弁)11は、本実施例では、一つの駆動源21の駆動力により回転すると共に、ホッパー5から外弁開口3を介して所定量の粉状体あるいは固形物bを内部に取り込み、かつ、吐出口6を介して外部に吐出する定量筒体である。
ところで、本実施例の内筒体11は、長筒状本体11aと、該長筒状本体と係脱可能であり、かつ、後述する連結支持具を包む短筒状後端部11bとを有し、前記短筒状後端部11bは、駆動源側に設けられた弾発性部材4により長筒状本体11aの後端部に係合する方向に常に付勢されている。
固定側部材1の上部水平板1aの上方には、内筒体11用の検出手段S1が第2支持板17bを介して配設されている。この検出手段S1は、内筒体11の回転位置を検出する。検出手段S1は、ホールIC原理を利用したもの、発光素子と受光素子を利用してもの等が適宜に採用され得る。本実施例では、従動歯車14の外周壁の適宜部位に複数の磁石をそれぞれ固定し、一方、固定側部材1の検出手段S1としてホール素子を採用している。
押し出し作動体18は、内筒体11に組み込まれた先端部に摺動部分18aを有する。摺動部分18aは、所定位置(例えば最大吐出量の所)へ後退すると、所定容積室aを形成し、一方、所定位置へ前進すると、内筒体11の先端部側の前記所定容積室a内に落下した粉状物や固形物bを押し出す機能を有している。
駆動源としての駆動モータ21は、左右一対の軸受け板24,25を介して上部水平板1aの下面側に横設されている。左側の軸受け板24は、出力軸22の基部側を支持すると共に、モータ取付け板の役割を果たしている。一方、右側の軸受け板25は出力軸22の突出端部を支持している。したがって、駆動モータ21の出力軸22は、安定状態に支持されている。駆動モータ21の出力軸22には、従動歯車14と噛合する駆動歯車23が固定されている。駆動歯車23は出力軸22と共働する。また、出力軸22には、駆動歯車23に対して所要間隔を有して対向する伝動歯車(第2の駆動歯車)26が固定されている。したがって、伝動歯車26も出力軸22と共働する。
押し出し作動体18用の検出手段S2は、押し出し作動体18の原点(始動)位置、押し出し作動体の前進端位置等を検出するためにケース状の取付け枠1cに複数個配設されている。検出手段S2の一例としてはリミットスイッチが用いられている。なお、検出手段S2用のインデックス或いは磁石38は、駆動作動杆20の係合部20bを介して設けられている。
ところで、駆動歯車23及び伝動歯車26の対向面には、被係合部(小孔、小溝など)23a,26aが複数個形成されている。被係合部23a,26aにはクラッチ機構Yを構成するクラッチ34が係脱する。
今仮に、図示しない操作手段(始動スイッチ)を操作すると、例えばソレノイド31の作動杆32が収縮する。作動杆32が右方向へ移動すると、クラッチ34も同方向にスライドして伝動歯車26と結合する。
図10を参照にして定量吐出装置の作動杆の係脱構造(以下、「係脱構造Z」という)を説明する。本発明の係脱構造Zは、簡単に指摘すると、固定側部材1から取り外し可能な弁部材Vの従動作動杆19と、固定側部材1に一体的に配設された駆動源21側の駆動作動杆20との連結構造である。本実施例では、弁部材Vそのものを固定側部材1から取り外すことができるように固定側部材1の駆動作動杆20に連結する。弁部材Vそのものを駆動作動杆20に連結し、及び駆動作動杆20から取り外す理由は、弁部材Vを構成する部材の分解が楽だからである。したがって、構成部材の洗浄ができる。
Claims (4)
- 弁部材が、外弁としての外筒体と、この外筒体に回動自在に組み込まれた内弁としての内筒体と、この内筒体に摺動部分が組み込まれた押し出し作動体とを備え、前記内筒体が駆動源の駆動力により回動する弁部材による定量吐出装置に於いて、前記内筒体の内周壁の先端部側に被嵌合部を設け、一方、前記押し出し作動体の摺動部分の先端部に前記被嵌合部に嵌合する突出状の嵌合部を設け、前記押し出し作動体は、ホッパーから落下した液体以外の粉状物や固形物を前記被嵌合部に収納した状態でかつ前記駆動源の駆動力により前記内筒体と共に外筒体の吐出口へと回動することを特徴とする弁部材による定量吐出装置。
- 請求項1に於いて、被嵌合部は断面U字形状あるいは外周面の開口部分から内部の底面に相当する非開口部分に至るにしたがって次第に幅が狭くなっており、一方、押し出し作動体の突出状の嵌合部は、前記被嵌合部の内壁面に適合するように肉厚状に形成されていることを特徴とする弁部材による定量吐出装置。
- 請求項1に於いて、駆動源側が、駆動源と該駆動源の力によりかつ支持部材に案内されて水平移動する駆動作動杆とを備え、弁部材の従動作動杆と駆動源側の駆動作動杆との連結時、前記弁部材の後端部の係合部分が前記駆動作動杆に取付けた連結支持具に係合する作動杆の係脱構造とを備えることを特徴とする弁部材による定量吐出装置。
- 請求項1に於いて、押し出し作動体の嵌合部の先端面は、内筒体がホッパーから収納物を受け入れる状態を基準にすると、後方側に若干傾斜していることを特徴とする弁部材による定量吐出装置。
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