JP4807742B2 - せん断刃ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、固定刃と可動刃、および可動刃を固定刃に押し付ける刃ホルダーを備えているせん断刃ユニットに関する。せん断刃ユニットは、例えば電気かみそりのきわ剃刃やトリミング刃、あるいはバリカン刃などに適用される。
一般的なバリカン刃は、固定刃、可動刃、および押えばねなどで構成されている。従来の押えばねは、ばね線材を素材にして捻りコイルばねとして形成することが多いが、ばね腕先端の押え爪で可動刃を押圧するので、ばね腕による押圧力が押え爪の近傍に集中する。そのため、押圧力を受けた刃壁は、ごく僅かではあるが固定刃の側へ向かって局部的に凹むことになり、その分だけ刃先が切刃摺動面から浮き上がって切れ味が低下しやすい。しかも、ばね腕が左右に揺動変形しながら可動刃の往復動作に追随するため、可動刃には常に傾動する向きの力が作用することとなる。
本発明のせん断刃ユニットにおいては、上記のようなばね線材で形成した押えばねの問題点を解消するために、押えばねをばね板材で形成するが、この種の押えばねは特許文献1に公知である。そこでは、長方形状の取付壁と、取付壁の両端に連続して断面U字状に折り曲げられる左右一対のばね腕とで押えばねを構成している。ばね腕の上側の自由端にはV字状の押え爪が形成してあり、この押え爪に対応して駆動ピースの上面にV字状の溝が形成してある。ばね腕の下側の自由端は、固定刃に係合装着してある。
特許文献2の電気かみそりにおいては、トリマーハンドルに係合装着されるトリマーばねで可動刃を押し付け付勢している。トリマーばねは、横長長方形状の面壁に左右一対のばね腕を打抜き形成し、面壁の両側に係合片を突設して構成してあり、両係合片をトリマーハンドルの溝に係合装着することにより、トリマーハンドルと一体化してある。
特開昭51−42660号公報(第1頁右欄、第1図) 特開昭63−174685号公報(第2頁右上欄、第1図)
特許文献1では、片持ち支持されたU字状のばね腕で固定刃と可動刃を上下に挟持するので、ばね腕の曲げ形状や、ばね腕先端に設けた押え爪の位置の僅かなばらつきになどによってばね力が変化しやすい。また、固定刃および可動刃を組み付けるためにばね腕を拡開操作する際にばね力が変化してしまうおそれもある。
ばね腕の自由端に設けた左右の押え爪でV字状の溝を押圧することにより、駆動ピースおよび可動刃をスライド可能に案内支持していて、一対のばね腕が、可動刃をスライド案内するためのガイド体を兼ねる構造になっている。つまり、一般的なバリカン刃において必須のガイド構造が省略されている。そのため、可動刃が駆動軸で左右に往復駆動されるとき、ばね腕が捻られて可動刃の姿勢が傾きやすく、その分だけバリカン刃の切断効率が落ちるうえ、ばね腕が捻られる分だけ溝の摺動抵抗が増えて動力損が増加する。
特許文献2のトリマーばねは、面壁に設けた一対の係合片を溝に係合装着してトリマーハンドルと一体化するので、係合片および溝の形状のばらつきや、係合片を溝に組み立てた状態におけるトリマーばねの位置のばらつきなどによって、可動刃と固定刃との切刃摺動面における面圧がばらつきやすく、切れ味が低下するおそれがある。
本発明の目的は、ばね構造を改良することにより、常にばらつきのない状態で安定的にばね力を発揮でき、使用状態においては可動刃を固定刃に対して均一に押圧付勢でき、したがって可動刃を固定刃に対して常に適正に密着させて、長期にわたって良好な切れ味を発揮し、切断効率を向上できるせん断刃ユニットを提供することにある。本発明の目的は、可動刃および固定刃を刃ホルダーに組み付ける際や、刃ホルダーおよび固定刃を固定刃ホルダーに固定する際に、刃ホルダーに設けたばね腕のばね力が変化するのを確実に防止して、可動刃を固定刃に対して常に一定の力で押圧付勢できるせん断刃ユニットを提供することにある。本発明の目的は、可動刃および固定刃を刃ホルダーに組み付けることにより、これらの構成部品を1個のユニット部品として取り扱うことができ、したがって以後の組立作業を簡便に行えるせん断刃ユニットを提供することにある。
本発明のせん断刃ユニットは、固定刃40と可動刃41、およびこれら両者40・41を相対摺動可能な状態で抱持して一体化する金属板製の刃ホルダー42とを備えている。刃ホルダー42は、固定刃40の刃本体44を支持する取付壁70と、取付壁70と協同して刃本体44および可動刃41を挟み保持する保持壁71と、これら両壁70・71を固定刃40の両側において繋ぐ一対の側壁72とを一体に備えている。可動刃41と対向する保持壁71の壁面に、可動刃41を固定刃40へ向かって押し付け付勢する複数個のばね腕74が形成してあることを特徴とする。
刃ホルダー42は、可動刃41および固定刃40の切刃部分を除く外郭線のほぼ全てを内包できる大きさに構成する。複数組のばね腕74を、固定刃40の切刃摺動面45および駆動側摺動面46と対向する状態で形成する。
ばね腕74は、可動刃41の摺動方向とほぼ平行に保持壁71から連出する。
刃ホルダー42の取付壁70、および固定刃40の刃本体44のそれぞれに設けた組付穴49・76を、固定刃ホルダー23に突設した組付ピン54に固定する。
組付ピン54と対向する保持壁71に、組付穴49・76と組付ピン54との組み付け状態を視認する確認穴75を形成する。
取付壁70および刃本体44を、組付ピン54と協同して位置決めする複数個の位置決ピン55を固定刃ホルダー23に突設する。可動刃41に設けたスライド溝64を、位置決ピン55で往復スライド自在に案内支持する。
保持壁71の切刃摺動面45側の端縁に、保持壁71と可動刃41との隙間を塞いで毛屑の進入を防ぐ封止壁79を折り曲げ形成する。
本発明では、固定刃40と可動刃41、およびこれら両者40・41を抱持して一体化する刃ホルダー42などでせん断刃ユニットを構成した。さらに固定刃40の刃本体44および可動刃41を挟み保持する取付壁70および保持壁71と、これら両壁70・71を固定刃40の両側において繋ぐ一対の側壁72とで刃ホルダー42で構成し、可動刃41および固定刃40を、枠体状の刃ホルダー42の内部に組み込むことにより、保持壁71に設けた複数個のばね腕74で可動刃41を固定刃40に押し付け付勢して、固定刃40、可動刃41、刃ホルダー42の三者をユニット化できるようにした。
上記のように、本発明のせん断刃ユニットにおいては、一対の側壁72で保持壁71の両側を支持して、保持壁71の撓み変形を両側で規制し、可動刃41と対向する保持壁71の壁面にばね腕74を設けるので、片持ち支持構造の従来のばね腕に比べて、ばね腕74の位置や曲げ形状がばらつくのを解消し、ばね腕74によって発揮されるばね力を一定とすることができる。したがって、従来のせん断刃構造において避けられなかったばね腕による押圧力のばらつきを解消して、可動刃41を固定刃40に対して安定した状態で均一に押圧付勢でき、これにより、可動刃41を固定刃40に対して常に適正に密着させて長期にわたって良好な切れ味を発揮できる。
さらに、固定刃40および可動刃41を刃ホルダー42に組む場合には、互いに対向する取付壁70と保持壁71との間に、固定刃40および可動刃41を個別に差し込むようにして組むので、ばね腕74を過剰に弾性変形させることなく固定刃40と可動刃41を組み込むことができ、組立過程においてばね腕74のばね力が変化するのを防止できる。これにより使用状態における可動刃41を、ばね腕74で常に適正なばね圧で押し付けて、切れ味を向上できる。可動刃41および固定刃40を刃ホルダー42に組み付けることにより、これらの構成部品を1個の刃ユニットとして取り扱うことができ、刃ユニットを固定刃ホルダー23に固定する時の組立作業を簡便に行える利点もある。
刃ホルダー42を、可動刃41および固定刃40の切刃部分を除く外郭線のほぼ全てを内包できる大きさに構成し、複数組のばね腕74を、固定刃40の切刃摺動面45および駆動側摺動面46と対向する状態で形成すると、可動刃41の4個所以上をばね腕74で均等に押さえ付けて固定刃40に密着させることができるので、左右ストロークの全範囲において可動刃41が固定刃40から浮き離れるのを確実に防止して良好な切れ味を発揮できる。
ばね腕74を可動刃41の摺動方向とほぼ平行に保持壁71から連出すると、可動刃41のスライド中心線を通る平面に沿ってばね腕74を弾性変形させることができるので、可動刃41が往復するときにばね腕74が横向きの力を受けて捻られるのを一掃でき、その分だけ可動刃41を円滑に往復移動させて動力損を最小限化できる。可動刃41の姿勢が傾くこともない。
取付壁70および刃本体44のそれぞれに設けた組付穴49・76を、固定刃ホルダー23に突設した組付ピン54に固定して、刃ユニットを固定刃ホルダー23と一体化すると、組付穴49・76と組付ピン54との結合作業を行う間に、保持壁71やばね腕74に外力を加える必要もなく刃ユニットを固定刃ホルダー23に固定できるので、ばね腕74の折り曲げ形状や先端位置が変化するのを確実に防止でき、したがって、完成状態においてばね腕74による可動刃41の押圧力がばらつくのを阻止できる。
組付ピン54と対向する保持壁71に、組付穴49・76と組付ピン54との組み付け状態を視認する確認穴75が形成してあると、両組付穴49・76を組付ピン54に組み付けるとき両者の位置関係を確認穴75を介して目視し、ずれを修正しながら組立作業を行えるので、固定刃40および刃ホルダー42の固定刃ホルダー23に対する組立作業を、迅速にしかも確実に行うことができる。また、組付ピン54の先端をかしめて固定刃40および刃ホルダー42を固定刃ホルダー23に固定する場合には、確認穴75から溶着ホーンを差し込んで、組付ピン54のかしめ作業を簡便に行うことができ、その分だけせん断刃ユニットの組立に要する手間とコストを削減できる。
組付ピン54とは別に複数個の位置決ピン55を固定刃ホルダー23に突設し、組付ピン54と位置決ピン55との協同作用によって、取付壁70や刃本体44を位置決めすると、刃本体44と刃ホルダー42、および固定刃ホルダー23の三者を、適正に位置決めした状態で一体化できる。さらに、刃ホルダー42や刃本体44を、組み付け位置のばらつきがない状態で、しかも全方向へがたつきのない状態で正確に組むことができるので、刃ホルダー42によって可動刃41に加えられる押圧力、および押圧位置を常に一定にして、せん断刃ユニットの切れ味を向上できる。さらに、位置決ピン55を利用して可動刃41のスライド溝64を往復スライド自在に案内支持することにより、可動刃41のガイド構造を簡略化して、その分だけせん断刃ユニットの製造コストを削減できる。
保持壁71の切刃摺動面45側の端縁に封止壁79が形成してあると、使用状態において、保持壁71と可動刃41との隙間を封止壁79で塞いで、毛屑などが刃ホルダー42の内部に入り込むのを防止できるので、せん断刃ユニットを常に衛生的な状態で使用できるうえ、清掃の手間を軽減できる。封止壁79を折り曲げ形成することにより、保持壁71の曲げ強度を向上して刃ホルダー42の構造強度を高めることにも役立つ。
(実施例) 図1ないし図10は本発明に係るせん断刃ユニットを電気かみそりに適用した実施例を示す。図2および図3において電気かみそりは、本体ケース1と、本体ケース1に組み付けられる作動ユニット2と、本体ケース1の背面に配置されるトリマーユニット3などで構成する。本体ケース1は前後に二分割される前ケース1aおよび後ケース1bと、これら前後ケース1a・1bに下方から外嵌する下ケース1cなどを接合して構成してある。前ケース1aの前面上下には、モーター起動用のスイッチノブ5と、電気かみそりの運転状態を表示するための表示灯6などが設けてある。
図3に示すように作動ユニット2は、下半側を占める電装品ユニットと、その上部に設けられるかみそりヘッド9、およびモーター10などで構成する。電装品ユニットは、電装品ホルダーに回路基板と2次電池11などを組み付けて構成してある。回路基板には、先のスイッチノブ5で切り換え操作されるスイッチや、制御回路を構成する電子部品、および表示灯6の光源となるLEDなどが実装してある。電装品ユニットは本体ケース1内に収容され、この組み付け状態において、モーター10を含むかみそりヘッド9が前後、左右、上下の全方位方向へ浮動可能に支持される。
図8に示すように、かみそりヘッド9には、前後一対のメイン刃12と、一対のメイン刃12の間に配置されるセンター刃13と、これらを往復駆動するモーター10および駆動機構などが組み込んである。モーター10の回転動力は、その出力軸に固定した偏心カム15と、ヘッドケース16に組み込んだ振動子17とで往復動力に変換され、振動子17の上部に設けた前後一対の駆動軸18・18を介してメイン刃12へと伝動される。
ケース前方に位置する駆動軸18には、センター刃13を同時に駆動するための駆動ピース19aが固定してあり、ケース後方に位置する駆動軸18には、後述するトリマーユニット3のせん断刃ユニットを駆動する駆動ピース19bが固定してある。駆動軸18とヘッドケース16との間はパッキンで封止してある。符号20は、ヘッドケース16の下面に固定されるモーターホルダーであり、先の振動子17はモーターホルダー20の上部に形成される振動子収納部に組み込んである。
図4および図5において、トリマーユニット3は、後ケース1bの後面に設けた平坦面7に沿って上下スライド自在に支持される固定刃ホルダー23と、固定刃ホルダー23の上部に配置されるせん断刃ユニットと、固定刃ホルダー23の内面に係合装着されて、せん断刃ユニットを覆う内カバー25などで構成する。
固定刃ホルダー23は、後ケース1bとの対向面、および上面が開口された羽子板状のプラスチック成形品からなる。固定刃ホルダー23の広幅に形成される上部内面にせん断刃ユニットが配置され、その下方に駆動動力をせん断刃ユニットに伝える伝動レバー27が組み込んである。固定刃ホルダー23の外面下部には、トリマーユニット3を上下にスライド操作するための指当部26が凹み形成してある(図4参照)。固定刃ホルダー23の内面上部に設けた左右一対の係合爪28を内カバー25の開口29に係合することにより、固定刃ホルダー23と内カバー25とが一体化される。
ホルダー内面の上下中央には一対のスライド脚31が形成してあり、これらのスライド脚31を、後ケース1bの平坦面7に設けた左右一対のガイド壁32(図4参照)に内側から係合することにより、固定刃ホルダー23および内カバー25が、本体ケース1で下方の待機位置と上方の作動位置との間をスライド変位可能に支持される。この組み付け状態においては、図6に示すように固定刃ホルダー23の内面下部に設けた縦リブ33が、後ケース1bに設けたガイド溝34で係合案内されて固定刃ホルダー23の蛇行を規制するので、駆動ピース19bから伝動レバー27を介してせん断刃ユニットに動力を伝動する時の伝動ロスを解消できる。
内カバー25と後ケース1bとの間には、トリマーユニット3を待機位置と作動位置において位置保持する節度機構が設けてある。図5および図6に示すように、節度機構は、内カバー25の板面下部から連出されるU字状の弾性腕36と、弾性腕36の中途部対向面に形成されるピン状の節度突起37と、後ケース1bの平坦面7に設けられる左右一対の節度リブ38とで構成する。
トリマーユニット3が待機位置にあるとき、節度突起37は節度リブ38の下端に乗り上がっている。この状態からトリマーユニット3を作動位置へ押し上げ操作すると、節度突起37は弾性腕36を外膨らみ状に弾性変形させながら節度リブ38の外側面に沿って摺動し、摺動ストロークの上端においては、図6に示すように節度突起37が節度リブ38の上端に乗りあがって作動位置を保持する。
図7においてせん断刃ユニットは、固定刃40、および可動刃41と、固定刃40と可動刃41を相対摺動可能な状態で抱持して一体化する刃ホルダー42と、これらの刃ユニットが装着固定される固定刃ホルダー23などで構成する。固定刃40は、プレス成形される刃本体44と、刃本体44を固定支持する固定刃ホルダー23とで構成する。刃本体44の上下には、研削仕上げされた切刃摺動面45と駆動側摺動面46とが設けてあり、切刃摺動面45の上縁に沿って一群の切刃47が鋸刃状に形成してある。刃本体44の全体は、切刃摺動面45の側から駆動側摺動面46の側へ向かってすぼまる逆台形状に形成してある。
切刃摺動面45と駆動側摺動面46との間には、固定刃ホルダー23の側へ向かって突出する締結座48が、刃本体44の左右幅の全体にわたって折り曲げ形成してある。締結座48には、組付穴49と位置決穴50とがそれぞれ左右一対ずつ形成してある。組付穴49は切刃摺動面45に隣接する折り曲げ部分の近傍で、座壁の左右側端寄りに形成してある。位置決穴50は駆動側摺動面46に隣接する折り曲げ部分の近傍に形成してある。
固定刃ホルダー23はプラスチック成形品からなり、その内面上部に組付穴49に係合する左右一対の組付ピン54と、位置決穴50に係合する左右一対の位置決ピン55とがそれぞれ一体に突設してある(図5参照)。組付ピン54および位置決ピン55によって刃本体44が位置決めされ、刃本体44は刃ホルダー42と共に、組付ピン54を介して固定刃ホルダー23に溶着固定される。位置決ピン55はガイド構造のガイドピンを兼ねる。
可動刃41は、エッチング加工によって形成される平板状の刃本体57と、刃本体57を固定するための可動刃ホルダー58とで構成する。刃本体57の上縁には一群の切刃59が鋸刃状に形成してあり、その面壁に丸穴からなる3個の溶着穴60と、角穴からなる左右一対の装着穴61とが形成してある。可動刃ホルダー58は、刃本体57と同形のプラスチック成形品からなり、その板面に溶着穴60に対応する3個の溶着ピン62と、一対のリブ63の間に設けられるスライド溝64とが形成してある。
図7に示すように、可動刃ホルダー58の駆動縁側には、受動片65が膨出形成され、その中央に伝動レバー27の揺動動力を受け継ぐ受動穴66が形成してある。溶着ピン62と溶着穴60、およびリブ63と装着穴61とがそれぞれ互いに係合する状態で、刃本体57を可動刃ホルダー58に接合し、溶着ピン62の突端を溶融してかしめることにより、刃本体57と可動刃ホルダー58を一体化できる。
図7において刃ホルダー42は、例えばステンレス板材などの金属製のばね板材を素材にして形成されており、L字状の左右一対の取付壁70と、取付壁70と対向する横長長方形状の保持壁71と、これら両壁70・71の側縁どうしを繋ぐ側壁72とを一体に備えている。刃ホルダー42の取付壁70には、先の組付ピン54に対応する組付穴76が形成してある。可動刃41と対向する保持壁71の壁面には、可動刃41を固定刃40へ向かって押し付け付勢する4個のばね腕74が打ち抜き形成してあり、これらのばね腕74の左右に溶着ホーン(かしめ具)を挿入するための確認穴75が、先の組付穴76に対応して形成してある。ばね腕74は取付壁70の側へ向かって逆ヘ字状に折り曲げてある。
図1に示すように保持壁71の左右幅は固定刃40の左右幅より僅かに大きく設定してあって、可動刃41および固定刃40の切刃部分を除く外郭線のほぼ全てを内包できる大きさに形成してある。図9に示すように、左右を一組とするばね腕74は、それぞれ固定刃40の切刃摺動面45および駆動側摺動面46と対向する位置に設けられて、可動刃41の切刃縁寄りおよび駆動縁寄りの左右を同時に押圧する。
保持壁71の切刃摺動面45側の端縁には封止壁79が折り曲げ形成してある。この封止壁79は、保持壁71と可動刃41の刃本体57との間の隙間を塞いで、使用状態において毛屑が刃ホルダー42内へ入り込むのを防止する。封止壁79は、保持壁71を補強して刃ホルダー42の構造強度を向上することにも役立っている。
上記のように互いに対向する取付壁70および保持壁71と、これら両者を繋ぐ一対の側壁72とで刃ホルダー42を構成すると、保持壁71の撓み変形を左右の側壁72で規制して、ばね腕74の形成基端の位置精度を向上でき、さらに保持壁71の壁面に形成したばね腕74の曲げ形状や、ばね腕先端位置のばらつきを解消できるので、ばね腕74によって発揮されるばね力を一定とすることができる。
せん断刃ユニットは、次のようにして組み立てる。取付壁70が上面になるように刃ホルダー42を反転載置した状態で、保持壁71の駆動縁側の開口から可動刃41を刃ホルダー42の内部に差し込む。さらに、固定刃40を封止壁79側の開口から刃ホルダー42の内部に差し込み、固定刃40および可動刃41の組付姿勢を整えることにより、両刃40・41および刃ホルダー42の三者を一体化して刃ユニットを構成する。
上記のように、固定刃40および可動刃41を刃ホルダー42に差し込んで一体化すると、ばね腕74を大きく弾性変形させることなく固定刃40と可動刃41を組み込むことができるので、組立過程においてばね腕74が無理に弾性変形されてばね力が変化するのを防止でき、これにより使用状態における可動刃41を、適正なばね圧で押し付けることができる。なお、ばね腕74は図10に示すように、可動刃41の可動刃ホルダー58を介して刃本体57を押圧している。
刃ユニットにおける固定刃40と可動刃41は、取付壁70と4個のばね腕74によって完成品と同じばね圧で挟持されているので、固定刃40や可動刃41を意図的に取り外そうとしない限りは、固定刃40と可動刃41が刃ホルダー42から脱落することはなく、したがって、以後の組立作業における刃ユニットの取り扱いを簡便化し、組立の手間を軽減できる。ばね腕74の周囲を囲む保持壁71は、他物がばね腕74に接触するのを防ぐ保護体としても役立つており、その分だけ刃ユニットの取り扱いを簡便化できる。
得られた刃ユニットは固定刃ホルダー23に組み込む。まず、取付壁70の組付穴76と刃本体44の組付穴49とを組付ピン54に係合し、同時に刃本体44の位置決穴50と可動刃41のスライド溝64とを位置決ピン55に係合する。次に、可動刃41を左右いずれか一方のスライド限界位置まで移動操作して、一方の確認穴75の内方空間から可動刃41を退避させる。この状態で確認穴75から溶着ホーンを挿入して組付ピン54の突端を溶融させてかしめ、同様にして他方の組付ピン54の突端を溶融させてかしめることにより、刃ホルダー42と固定刃40の刃本体44とを固定刃ホルダー23に固定できる。
このように、刃ホルダー42と刃本体44とを固定刃ホルダー23に固定した状態では、刃ホルダー42と刃本体44とが、組付ピン54および位置決ピン55の合計4個のピンで位置決めされるので、刃ホルダー42と刃本体44とを、位置ずれやばらつきのない状態で、しかも全方向へがたつきのない状態で正確に組むことができる。このことは、刃ホルダー42と可動刃41との関係位置を常に一定にして、刃ホルダー42のばね腕74によって可動刃41に加えられる押圧力、および押圧位置を常に一定にできることを意味する。したがってせん断刃ユニットは長期にわたって良好な切れ味を発揮でき、髭の切断効率を向上できることとなる。また、位置決ピン55を利用して可動刃41を左右スライドのみ可能に案内支持するので、可動刃41のガイド構造を簡素化できる。最後に、内カバー25を固定刃ホルダー23に係合装着することによりせん断刃ユニットを完成できる。
図1および図9に示すように伝動レバー27は、その上下中途部が固定刃ホルダー23の内面に設けた軸81に軸支されて左右揺動でき、レバーの下端に受動ピン82を有し、レバーの上端に駆動ピン83を有する。せん断刃ユニットおよび伝動レバー27を固定刃ホルダー23に組み付けた状態において、駆動ピン83は可動刃ホルダー58の受動穴66と係合している。図8に示すように、固定刃ホルダー23を作動位置へ押し上げ操作すると、受動ピン82が駆動ピース19bに設けた係合溝84と係合するので、振動子17の往復動作を駆動ピース19bと伝動レバー27を介してせん断刃ユニットの可動刃41に伝動できる。
図11は、刃ホルダー42の別実施例を示す。図11(a)では、左右の取付壁70の左右幅を拡大して、両取付壁70が互いに隣接接合するようにし、刃ホルダー42の横断面が横長四角形状になるようにした。この場合には、取付壁70に組付穴76とは別に位置決穴77を設ける必要がある。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。以下の実施例においても同様に扱う。
図11(b)では、取付壁70を左右に連続する壁で形成し、左右一対の保持壁71にばね腕74を打ち抜き形成するようにした。この場合のばね腕74は、両保持壁71の隣接縁の側を基端にして左右外側方へ向かって連出し、逆へ字状に折り曲げ形成した。
図12は、せん断刃ユニットを電気バリカンに適用した実施例を示す。そこでは、本体ケースに対して着脱される固定刃ホルダー23に刃本体44を固定して固定刃40とした。可動刃ホルダー58の上面後端には、往復動力を受け継ぐ受動ピース88を斜め上向きに突設した。さらに、刃ユニットを本体ケースに装着した状態において、刃ホルダー42の保持壁71を、庇壁89の内面に組み付けたバックアップ板90で受け止めるようにした。
上記の実施例以外に、刃ホルダー42および刃本体44を固定刃ホルダー23に固定する場合には、実施例で説明したように組付ピン54をかしめ固定するのが好適であるが、その必要はなく、ピン軸が縮径方向へ弾性変形できる弾性ピンで組付ピン54を形成しておいて、刃ホルダー42および刃本体44を組付ピン54に圧嵌係合して固定刃ホルダー23と一体化することができる。その場合の刃本体44および刃ホルダー42は、組付ピン54の突端に設けた抜止体で抜け止め固定され、組立状況を確認穴75から視認することができる。上記の実施例においては、固定刃40がプレス加工で形成してある場合について説明したが、固定刃40は可動刃41と同様に、平板状の金属板にエッチング加工を施して形成することができる。
刃ホルダー42に設けられるばね腕74は2個以上あればよいが、実施例で説明したように4個以上あることが好ましい。上記の実施例では、ばね腕74を可動刃41の摺動方向と平行に保持壁71から連出したが、その必要はなく、可動刃41の摺動方向と交差する状態でばね腕74を配置することができる。必要があれば、独立部品として形成したばね腕74を刃ホルダー42に固定することができる。
固定刃ホルダー23と、刃ホルダー42の取付壁71と、固定刃40の刃本体44とは、固定刃ホルダー23とは別体の組付ピン5をかしめて一体化することができる。可動刃41のガイド構造は、位置決ピン55とスライド溝64で構成する必要はなく、リブとスライド溝や、ガイド軸とスライド片などを要素にして構成することができる。例えば、固定刃40に固定したガイド体で可動刃41を左右スライド自在に案内支持することができる。
せん断刃ユニットを内面側から見た正面図である。 電気かみそりの正面図である。 電気かみそりの分解側面図である。 せん断刃ユニットのケース構造を示す分解斜視図である。 せん断刃ユニットを内面側から見た分解斜視図である。 図8におけるC−C線断面図である。 刃ユニットの分解斜視図である。 せん断刃ユニットの使用態様を示す縦断側面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1におけるB−B線断面図である。 刃ホルダーの別実施例を示す斜視図である。 せん断刃ユニットの別の適用例を示す縦断側面図である。
符号の説明
23 固定刃ホルダー
40 固定刃
41 可動刃
42 刃ホルダー
44 刃本体
57 刃本体
58 可動刃ホルダー
70 取付壁
71 保持壁
72 側壁
74 ばね腕

Claims (6)

  1. 固定刃(40)と可動刃(41)、およびこれら両者(40・41)を相対摺動可能な状態で抱持して一体化する金属板製の刃ホルダー(42)とを備えており、
    刃ホルダー(42)は、固定刃(40)の刃本体(44)を支持する取付壁(70)と、取付壁(70)と協同して刃本体(44)および可動刃(41)を挟み保持する保持壁(71)と、これら両壁(70・71)を固定刃(40)の両側において繋ぐ一対の側壁(72)とを一体に備えており、
    可動刃(41)と対向する保持壁(71)の壁面に、可動刃(41)を固定刃(40)へ向かって押し付け付勢する複数個のばね腕(74)が形成してあり、
    刃ホルダー(42)の取付壁(70)、および固定刃(40)の刃本体(44)のそれぞれに設けた組付穴(49・76)が、固定刃ホルダー(23)に突設した組付ピン(54)に固定してあることを特徴とするせん断刃ユニット。
  2. 刃ホルダー(42)が、可動刃(41)および固定刃(40)の切刃部分を除く外郭線のほぼ全てを内包できる大きさに構成されており、
    複数組のばね腕(74)が、固定刃(40)の切刃摺動面(45)および駆動側摺動面(46)と対向する状態で形成してある請求項1記載のせん断刃ユニット。
  3. ばね腕(74)が、可動刃(41)の摺動方向とほぼ平行に保持壁(71)から連出してある請求項1または2記載のせん断刃ユニット。
  4. 組付ピン(54)と対向する保持壁(71)に、組付穴(49・76)と組付ピン(54)との組み付け状態を視認する確認穴(75)が形成してある請求項1、2または3記載のせん断刃ユニット。
  5. 取付壁(70)および刃本体(44)を、組付ピン(54)と協同して位置決めする複数個の位置決ピン(55)が固定刃ホルダー(23)に突設されており、
    可動刃(41)に設けたスライド溝(64)が、位置決ピン(55)で往復スライド自在に案内支持してある請求項2、3または4記載のせん断刃ユニット。
  6. 保持壁(71)の切刃摺動面(45)側の端縁に、保持壁(71)と可動刃(41)との隙間を塞いで毛屑の進入を防ぐ封止壁(79)が折り曲げ形成してある請求項2から5のいずれかに記載のせん断刃ユニット。
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