JP4803263B2 - ソフトウェアのインストール方法及びプログラム及び情報処理装置 - Google Patents

ソフトウェアのインストール方法及びプログラム及び情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数のソフトウェアをインストールする方法、並びに、複数のソフトウェアをインストールするためのプログラム及び情報処理装置に関する。
ソフトウェアのインストール方法としては、インストールが終了するまでの工程で、いくつかのダイアログを表示することにより、インストールについてのユーザの指示を仰ぎ、対話形式により、ソフトウェアのインストールを行う方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、Linux(登録商標)等のオペレーティングシステムにより運営される情報処理装置としては、APT等のパッケージ管理ユーティリティを備えたものが知られている。この種の情報処理装置は、インストールの実行指示がユーザインタフェースを通じて入力されると、上記パッケージ管理ユーティリティによって、インストールの実行指示と共に指定されたパッケージを情報処理装置にインストールすると共に、当該指定されたパッケージと依存関係にあるパッケージをインストールする。
Linux(登録商標)等により運営される情報処理装置では、あるパッケージAに対して、依存関係にあるパッケージBが存在するとき、パッケージAと共にパッケージBをインストールしないと、CPUにてパッケージAに対応する処理を、正常に実行できない。
上記パッケージ管理ユーティリティは、このような依存関係にあるパッケージを自動で検知して、これをインストールする若しくはインストールするようにユーザに指示して、ユーザによるインストール作業を支援するものである。
特開2002−268888号公報
ところで、ソフトウェアの利用に際しては、一般的に、ソフトウェア提供者からユーザに対して、使用許諾条件の承諾が求められる。
通常、ソフトウェアの使用許諾契約は、ソフトウェアが使用された時点で締結されたものと取り扱われるが、契約締結の事実を明確にするため、ソフトウェアのインストールプログラムとしては、使用許諾条件を記したダイアログであって、使用許諾条件に承諾する意思を入力可能な入力オブジェクト(操作ボタン)を備えた使用許諾契約ダイアログを表示し、当該入力オブジェクトに対する操作により使用許諾条件に承諾する意思が入力されると、実質的なソフトウェアのインストールを開始するものが知られている。
しかしながら、ユーザから入力されたインストールの実行指示に従って、複数のソフトウェアをインストールする場合には、インストール対象のソフトウェアの夫々について上記使用許諾契約ダイアログを表示すると、全ソフトウェアのインストールが完了するまでに、ユーザに対して多数のダイアログが表示されることになり、インストール作業に係るユーザの負担が大きい。
即ち、ユーザは、ソフトウェア毎に、個別に表示される使用許諾条件を確認し、対応するダイアログを通じて使用許諾条件の承諾操作を行う必要がある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、複数のソフトウェアをインストールする際のユーザの負担を低減することが可能な技術を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1記載の発明は、複数のソフトウェアをインストール対象に設定する対象設定手順と、対象設定手順によりインストール対象に設定された複数のソフトウェアについて、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアを使用するに際して締結が必要な使用許諾契約を特定する契約特定手順と、契約特定手順での特定結果に基づき、インストール対象に設定された複数のソフトウェアの中から、締結が必要な使用許諾契約が同一のソフトウェア群を検出する検出手順と、検出手順での検出結果に基づき、インストール対象に設定された複数のソフトウェアの内、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在しないソフトウェアについては、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアの使用許諾契約の契約文を、表示装置に表示させる一方、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在するソフトウェアについては、使用許諾契約が同一のソフトウェア群毎に、当該ソフトウェア群に共通する使用許諾契約の契約文を、表示装置に表示させる表示制御手順と、外部から締結する意思が入力された使用許諾契約に対応するソフトウェアを、インストールするインストール手順と、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
このプログラムによれば、複数のソフトウェアをインストールする際に、使用許諾契約が同一のソフトウェア群について、ソフトウェア毎に使用許諾契約の契約文を表示装置に表示させずに、当該ソフトウェア群に共通の契約文を、表示装置に表示させる。
従って、このプログラムによれば、インストール対象のソフトウェア群の中に、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在する場合に、ユーザが確認すべき契約文の数を減らすことができて、複数のソフトウェアをインストールする際のユーザの負担を低減することができる。
尚、上記契約文としては、締結が必要な使用許諾契約をユーザが識別可能な文章を表示装置に表示させればよく、例えば、使用許諾条件の詳細を表す使用許諾条件文を表示装置に表示させればよい。
また、表示制御手順は、請求項2記載のように、契約文を表示装置に表示させると共に、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在しないソフトウェアについては、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアの使用許諾契約を締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを表示装置に表示させ、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在するソフトウェアについては、使用許諾契約が同一のソフトウェア群毎に、当該ソフトウェア群に共通する使用許諾契約を締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを、表示装置に表示させる手順とすることができる。この場合、インストール手順は、入力オブジェクトを通じて、締結する意思が入力された使用許諾契約に対応するソフトウェアを、インストールする手順となる。
表示制御手順及びインストール手順をこのような手順とすれば、インストール対象のソフトウェア群の中に使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在する場合に、入力オブジェクトを通じて使用許諾契約を締結する意思を入力する操作を、使用許諾契約が同一のソフトウェア群に対して複数回行わなくて済む。即ち、このプログラムによれば、インストールが完了するまでに必要な入力オブジェクトの操作回数を減らすことができて、インストールに際してのユーザの負担を低減することができる。
また、表示制御手順は、請求項3記載のように、契約文を表示装置に表示させると共に、インストール対象の各ソフトウェアの使用許諾契約を一括締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを、表示装置に表示させる手順としてもよい。
この場合、インストール手順では、入力オブジェクトを通じて、各ソフトウェアの使用許諾契約を一括締結する意思が入力されると、インストール対象の各ソフトウェアを、インストールすることになる。
表示制御手順及びインストール手順を、このような手順とすれば、ユーザは、入力オブジェクトを通じて使用許諾契約を締結する意思を入力する操作を、各ソフトウェアに対して個別に行わなくて済む。即ち、このプログラムによれば、ユーザによる契約文の確認作業に係る負担を低減することができると共に、入力オブジェクトの操作に係る負担を低減することができ、結果として、インストールに際してのユーザの負担を大幅に低減することができる。
尚、上述した請求項2記載の発明における表示制御手順は、インストール対象に設定された複数のソフトウェアの内、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在しないソフトウェアについては、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアの使用許諾契約の契約文を記述した画面であって、当該使用許諾契約を締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを備える使用許諾契約画面を、表示装置に表示させる一方、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在するソフトウェアについては、使用許諾契約が同一のソフトウェア群毎に、当該ソフトウェア群に共通する使用許諾契約の契約文を記述した画面であって、当該使用許諾契約を締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを備える使用許諾契約画面を、表示装置に表示させる手順とすることができる(請求項4)。
また、請求項3記載の発明における表示制御手順は、『インストール対象に設定された複数のソフトウェアの内、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在しないソフトウェアについては、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアの使用許諾契約の契約文を記述し、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在するソフトウェアについては、使用許諾契約が同一のソフトウェア群毎に、当該ソフトウェア群に共通する使用許諾契約の契約文を記述した』画面であって、各ソフトウェアの使用許諾契約を一括締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを備える使用許諾契約画面を、表示装置に表示させる手順とすることができる(請求項5)。
また、上記目的は、次のようにプログラムを構成することでも達成することができる。
即ち、上記目的は、複数のソフトウェアをインストール対象に設定する対象設定手順と、対象設定手順によりインストール対象に設定された複数のソフトウェアについて、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアを使用するに際して締結が必要な使用許諾契約を特定する契約特定手順と、契約特定手順で特定された使用許諾契約の契約文の全てを記述した画面であって、各ソフトウェアの使用許諾契約を一括締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを備える使用許諾契約画面を、表示装置に表示させる表示制御手順と、使用許諾契約画面が備える入力オブジェクトを通じて、使用許諾契約を一括締結する意思が入力されると、インストール対象に設定された複数のソフトウェアを、インストールするインストール手順と、をコンピュータに実行させるためのプログラム、によっても達成することができる(請求項6)。
このようにプログラムを構成すれば、入力オブジェクトを通じて使用許諾契約を締結する意思を入力する操作を、ソフトウェア毎に個別に行わなくて済むので、契約文の確認作業に係るユーザの負担はさておき、入力オブジェクトの操作に係る負担を大幅に低減することができて、インストールに際してのユーザの負担を低減することができる。
ところで、上述の対象設定手順は、外部からインストールの実行指示が入力されると、当該実行指示により外部から指示されたソフトウェアと共に、当該ソフトウェアの実行に必要なソフトウェアを、インストール対象に設定する手順とすることができる。
このように構成されたプログラム(請求項7)によれば、外部から指示されたソフトウェアと共に、それとは依存関係にあるソフトウェアをインストールするに際して、ユーザの負担を大幅に低減することができる。
尚、対象設定手順を、請求項1又は請求項2又は請求項4記載の発明において、このように構成する場合には、インストール手順を、対象設定手順により設定されたインストール対象の全ソフトウェアについての使用許諾契約を締結する意思が入力された時点で、これら各ソフトウェアのインストールを開始する手順とするのが好ましい(請求項8)。
ユーザから指示されたソフトウェアと共に、当該ソフトウェアの実行に必要な依存関係にあるソフトウェアをインストールする場合には、使用許諾契約を締結する意思が入力されたソフトウェアから順にインストールを開始すると、途中でユーザが依存関係にあるソフトウェアの使用許諾契約を拒否した場合に、ユーザから指示されたソフトウェアを正常実行可能にインストールする目的が果たせなくなるため、それまでのインストール作業が無駄になってしまう。
一方、インストール対象の全ソフトウェアについての使用許諾契約を締結する意思が入力された時点で、各ソフトウェアのインストールを開始すれば、このようなインストール作業の無駄が生じずに済む。
また、請求項1又は請求項2又は請求項4記載の発明において、このようなインストール手順を採用せずに、対象設定手順によりインストール対象に設定された複数のソフトウェアを、締結する意思が入力された使用許諾契約に対応するソフトウェアから順に、インストールする場合、上記プログラムは、次のように構成されるとよい。
即ち、プログラムは、上記対象設定手順、契約特定手順、検出手順、表示制御手順、及び、インストール手順に加えて、インストール対象のソフトウェアのいずれかに対応する使用許諾契約に対して、外部から当該使用許諾契約を拒否する意思が入力されると、インストール手順によるソフトウェアのインストールを中断すると共に、この時点までにインストール手順によりインストールされた全てのソフトウェアを、アンインストールするアンインストール手順、をコンピュータに実行させるためのプログラムとして構成されるとよい(請求項9)。このようにプログラムを構成すれば、ユーザにとって不要なソフトウェアがインストールされたままとなるのを防止することができる。
更に言えば、表示制御手順では、使用許諾契約の契約文を記述した使用許諾契約画面であって、使用許諾契約を契約する意思を入力可能な入力オブジェクトと共に、使用許諾契約を拒否する意思を入力可能な入力オブジェクトである拒否入力オブジェクトを備える使用許諾契約画面を、表示装置に表示させ、アンインストール手順では、拒否入力オブジェクトを通じて、使用許諾契約を拒否する意思が入力されると、ソフトウェアのインストールを中断すると共に、この時点までにインストール手順によりインストールされた全てのソフトウェアを、アンインストールするように、上記プログラムは、構成されるとよい(請求項10)。
また、ソフトウェアの中には、一般的な使用方法では、使用許諾契約に違反することがない禁止事項の緩いものがあり、締結が必要な使用許諾契約が、このような禁止事項の緩い使用許諾契約であれば、使用許諾契約画面を表示して、ユーザに明示的な契約の締結操作を行わせるまでもない。
従って、表示制御手順では、締結が必要な使用許諾契約が特定種の使用許諾契約であるソフトウェアについての使用許諾契約画面を、表示装置に表示させずに、締結が必要な使用許諾契約が特定種の使用許諾契約ではないソフトウェアについての使用許諾契約画面のみを、表示装置に表示させるとよい。
この場合、インストール手順では、締結が必要な使用許諾契約が特定種の使用許諾契約であるソフトウェアについては、使用許諾契約を締結する意思が入力されたと見做して、当該ソフトウェアをインストールすることになる(請求項11)。
このようにプログラムを構成すれば、インストールに際してのユーザの負担を一層低減することができる。
この他、インストールに際して、インストール対象のソフトウェアをダウンロードする必要がある場合には、ソフトウェアをダウンロードしてから使用許諾契約の締結の意思を確認すると、使用許諾契約が拒否された場合に、そのダウンロード動作が無駄になってしまう。
従って、インストール手順は、インストール対象に設定された複数のソフトウェアの夫々を、当該ソフトウェアについての使用許諾契約を締結する意思が入力された後に、当該ソフトウェアを記憶するサーバ装置からダウンロードして、インストールする手順とするのが好ましい。
このようにプログラムを構成すれば、無駄なダウンロード動作を防止することができると共に、ソフトウェアのダウンロードに先立って使用許諾契約の締結が必要である場合にも、問題なく当該ソフトウェアを、サーバ装置からダウンロードすることができる。
但し、この場合には、ソフトウェアが内包する情報を解析することによって、当該ソフトウェアに対応する使用許諾契約を特定することは、できない。
従って、契約特定手順は、ソフトウェアとソフトウェアの使用に際して締結が必要な使用許諾契約の種類との対応関係を記憶するサーバ装置から、対象設定手順によりインストール対象に設定された各ソフトウェアについての当該ソフトウェアの使用に際して締結が必要な使用許諾契約の種類を表す情報を取得することで、インストール対象に設定されたソフトウェア毎に、当該ソフトウェアを使用するに際して締結が必要な使用許諾契約を特定する手順とされるのがよい(請求項12)。
また、表示制御手順においては、使用許諾契約の契約文に関連付けて、当該使用許諾契約の締結にて使用可能となるソフトウェアの識別情報を、表示装置に表示させるように、上記プログラムを構成すると、ユーザに対しては、表示装置を通じて、締結が必要な使用許諾契約とソフトウェアとの関係を明確に示すことができて、好ましい(請求項13)。
尚、上述の各プログラムは、磁気ディスクや光ディスク、光磁気ディスク等の記録媒体に記録して、提供することが可能である。
また、上述のプログラム(請求項1〜請求項13)に係る技術的思想は、インストール対象に設定された複数のソフトウェアを情報処理装置にインストールするソフトウェアのインストール方法にも、適用することができる(請求項14,請求項15)。更に言えば、上記技術的思想は、情報処理処置にも適用することができる(請求項16,請求項17)。即ち、情報処理装置は、上記各手順を実行する手段を備えた構成にされてもよい。
第一実施例の情報処理装置10の構成を表すブロック図である。 CPU11が実行するインストール制御処理を表すフローチャートである。 CPU11が実行するインストール制御処理を表すフローチャートである。 CPU11が実行するインストール制御処理を表すフローチャートである。 インストールリストの具体例を説明した図である。 CPU11が実行する契約文表示設定処理を表すフローチャートである。 表示部23に表示される使用許諾契約ダイアログの構成を表した図である。 第二実施例のインストール制御処理を表すフローチャートである。 第二実施例における使用許諾契約ダイアログの構成を表す図である。 第三実施例のインストール制御処理を表すフローチャートである。 第四実施例のインストール制御処理を表すフローチャートである。 第五実施例の通信システム50の構成を表すブロック図である。 第五実施例のインストール制御処理を表すフローチャートである。 第五実施例のインストール制御処理を表すフローチャートである。
以下に、本発明の実施例について、図面と共に説明する。但し、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができることは、言うまでもない。
[第一実施例]
図1は、第一実施例の情報処理装置10の構成を表すブロック図である。この情報処理装置10は、周知のパーソナルコンピュータと同様、CPU11と、ROM13と、CPU11によるプログラム実行時に作業領域として使用されるRAM15と、オペレーティングシステム(OS)等を記憶するハードディスク装置17と、通信インタフェース19と、キーボードやポインティングデバイス等で構成される操作部21と、液晶ディスプレイ等で構成される表示部23と、メディア(例えば、CD−ROM)27からデータを読出可能なドライブ装置25(例えば、CD−ROMドライブ)とを備える。
この情報処理装置10において、CPU11は、起動時に、ハードディスク装置17が記憶するオペレーティングシステム(OS)を読み込み、このオペレーティングシステムの下で、ハードディスク装置17にインストールされたアプリケーションソフトウェアに基づく処理を実行する。
また、ハードディスク装置17には、アプリケーションソフトウェアをインストールするためのプログラムであるインストールユーティリティが記憶されており、CPU11は、当該インストールユーティリティに基づく処理を実行することにより、各種アプリケーションソフトウェアを、自装置(詳細にはハードディスク装置17)にインストールする。尚、本実施例は、Linux(登録商標)により運営される情報処理装置10を想定しており、アプリケーションソフトウェアは、予めコンパイルされたプログラムとそれに付随する必要データの一群からなる周知のパッケージによりソフトウェア提供者から提供されるものとする。
具体的に、ハードディスク装置17には、各種パッケージを記憶する装置のアドレスが記述されたリポジトリ設定情報が記憶されており、CPU11は、インストールユーティリティに基づく処理実行時、このリポジトリ設定情報が示すアドレスに基づき、各種パッケージを記憶する装置(領域)から、インストール対象のパッケージを取得し、このパッケージを自装置にインストールする。
例えば、リポジトリ設定情報に、外部サーバ装置30のURLが記述されている場合、CPU11は、このURLに基づき、通信インタフェース19を通じて外部サーバ装置30にアクセスし、外部サーバ装置30のハードディスク装置31に記憶されたインストール対象のパッケージを、通信インタフェース19を通じて外部サーバ装置30から取得し、このパッケージを、自装置にインストールする。
一方、リポジトリ設定情報に、ドライブ装置25のアドレスが記述されている場合には、ドライブ装置25を通じてメディア27から、インストール対象のパッケージを取得し、このパッケージを自装置にインストールする。尚、リポジトリ設定情報には、複数の外部サーバ装置30のURL又はドライブ装置25のアドレスが記述可能である。以下では、各種パッケージを記憶する装置(領域)のことを「リポジトリ」という。
続いて、ハードディスク装置17に記憶されたインストールユーティリティに基づいてCPU11が実行する処理の詳細を、図2〜図4を用いて説明する。図2〜図4は、操作部21を通じてユーザからインストールの実行指示が入力されると、ハードディスク装置17に記憶されたインストールユーティリティに基づいて、CPU11が実行するインストール制御処理を表すフローチャートである。
インストール制御処理を開始すると、CPU11は、まず、インストールの実行指示にてユーザから指定されたパッケージを、RAM15が記憶するインストールリストに登録する(S110)。また、この処理を終えると、インストールの実行指示にて指定された上記パッケージを、リポジトリ設定情報に従って、リポジトリ(サーバ装置30やメディア27等)から取得する(S120)。
そして、上記取得したパッケージに格納されている「パッケージの依存関係を表すデータ」に基づき、インストールの実行指示にてユーザから指定されたパッケージが依存するパッケージであって自装置に未インストールのパッケージを特定する(S130)。
尚、パッケージに格納されている上記「パッケージの依存関係を表すデータ」は、このデータが格納されているパッケージと依存関係にあるパッケージの情報が記されたものである。インストールの実行指示にてユーザから指定されたパッケージAと依存関係にあるパッケージBが存在するときには、パッケージAと共にパッケージBをインストールしないと、CPU11にてパッケージAに対応する処理を、正常に実行できない。
このため、CPU11は、S130で、インストールの実行指示にてユーザから指定されたパッケージが依存するパッケージを、パッケージ内に格納された上記依存関係を表すデータに基づいて特定すると共に、未インストールのパッケージを特定して、後述する処理により、該当パッケージを、インストールリストに登録する。
さて、S130での処理により、未インストールのパッケージがないことが判明した場合、CPU11は、S135で否定判断し、S140〜S190の処理を実行せずに、S210に移行する。一方、未インストールのパッケージが存在する場合、CPU11は、S135で肯定判断して、S140に移行する。
S140に移行すると、CPU11は、S130の処理で特定された未インストールのパッケージを、全てインストールリストに登録する。
その後、CPU11は、S150に移行して、インストールリストから依存関係が未調査のパッケージを、一つ依存関係調査対象に選択する。ここで、依存関係が未調査のパッケージとは、パッケージ内の上記依存関係を表すデータを参照して、当該パッケージと依存関係がある未インストールのパッケージを特定する処理(S130又はS170の処理)を実行していないパッケージのことを言う。
S150で、依存関係調査対象のパッケージを一つ選択すると、CPU11は、S160に移行して、依存関係調査対象のパッケージをリポジトリから取得した後、S130と同様の手法にて、当該依存関係調査対象のパッケージが依存するパッケージであって、自装置に未インストールのパッケージを特定する(S170)。尚、既にインストールリストに登録されているパッケージは除外される。
そして、未インストールのパッケージが存在する場合には(S180でYes)、S170で特定された未インストールのパッケージを、全てインストールリストに登録した後(S185)、S190に移行する。一方、未インストールのパッケージが存在しなければ(S180でNo)、S185の処理を実行することなく、S190に移行する。
S190に移行すると、CPU11は、インストールリストに登録されたパッケージの中に、依存関係が未調査のパッケージが存在するか否かを判断し、未調査のパッケージが存在すると判断すると(S190でYes)、S150に移行して、未調査のパッケージの一つを、依存関係調査対象に選択し、S160以降の処理を実行する。一方、依存関係が未調査のパッケージが存在しないと判断すると(S190でNo)、S210に移行する。
即ち、CPU11は、S110からS190までの処理を実行することによって、図5に示すように、インストールの実行指示にて指定されたパッケージと直接的又は間接的に依存関係にあるパッケージであって、未インストールのパッケージの全てを、インストールリストに登録する。
図5は、インストールリストの具体例を説明した図である。この例では、インストールの実行指示にて指定されたパッケージ1と共に、当該パッケージ1が依存するパッケージ2及びパッケージ3、パッケージ2が依存するパッケージ3及びパッケージ4、並びに、パッケージ4が依存するパッケージ5がインストールリストに登録される。
また、S210に移行すると、CPU11は、インストールリストに登録されたパッケージの一つを、使用許諾条件調査対象に選択した後、S230に移行して、図6に示す契約文表示設定処理を実行する。図6は、CPU11が実行する契約文表示設定処理を表すフローチャートである。
契約文表示設定処理を開始すると、CPU11は、S231にて、使用許諾条件調査対象のパッケージを調査し、ライセンス情報として、このパッケージの使用に際して遵守すべき条項(使用許諾条件)が記された文書データがパッケージ内に格納されているか否かを判断する(S233)。
そして、上記文書データが格納されていると判断すると(S233でYes)、この文書データを、使用許諾条件調査対象のパッケージから読み出し、読み出した文書データが示す使用許諾条件文を、上記使用許諾条件調査対象のパッケージに対応する使用許諾契約ダイアログへの表示文に設定する(S235)。その後、当該契約文表示設定処理を終了する。
情報処理装置10は、この動作により、パッケージの使用に際して締結が必要な使用許諾契約を特定すると共に、使用許諾契約ダイアログに表示する契約文を決定する。
一方、上記文書データが格納されていないと判断すると(S233でNo)、CPU11は、S241に移行し、使用許諾条件調査対象のパッケージ内に、ライセンス情報として、使用許諾条件文の格納先URLを表すデータであるリンクデータが格納されているか否かを判断する。そして、上記リンクデータが格納されていないと判断すると(S241でNo)、S251に移行し、上記リンクデータが格納されていると判断すると(S241でYes)、S243に移行する。
S243に移行すると、CPU11は、上記URL先に通信インタフェース19を通じてアクセス可能であるか否かを判断し、アクセス不可能であると判断すると(S243でNo)、S251に移行する。一方、アクセス可能であると判断すると(S243でYes)、S245に移行して、上記URL先から、このパッケージを使用するに際して遵守すべき使用許諾条件が記された文書データを、通信インタフェース19を通じて取得する。
そして、通信インタフェース19を通じて取得した文書データが示す使用許諾条件文を、上記使用許諾条件調査対象のパッケージに対応する使用許諾契約ダイアログへの表示文に設定する(S247)。その後、当該契約文表示設定処理を終了する。
この他、上記リンクデータも格納されていないと判断すると(S241でNo)、CPU11は、パッケージ内に締結すべき使用許諾契約(ライセンス)の種類を表すデータが格納されているか否かを判断し(S251)、使用許諾契約の種類を表すデータが格納されていないと判断すると(S251でNo)、当該契約文表示設定処理を終了する。
一方、使用許諾契約の種類を表すデータが格納されていると判断すると(S251でYes)、この使用許諾契約の種類を表すデータに基づき、パッケージの使用に際して締結が必要な使用許諾契約を特定する(S253)。
例えば、パッケージ内に、「GNU GPL(General Public License)」であることを示すデータが格納されている場合には、締結が必要な使用許諾契約が、「GNU GPL」であると特定する。その後、S255に移行する。
また、S255に移行すると、CPU11は、特定した使用許諾契約についての使用許諾条件が記された文書データが、予めハードディスク装置17にインストールユーティリティと共に格納されているか否かを判断し、格納されていると判断すると(S255でYes)、ハードディスク装置17から該当する文書データを読み出して、当該文書データが示す使用許諾条件文を、上記使用許諾条件調査対象のパッケージに対応する使用許諾契約ダイアログへの表示文に設定する(S257)。その後、当該契約文表示設定処理を終了する。
尚、Linux(登録商標)のアプリケーションソフトウェアは、その多くがGNUプロジェクトのソフトウェアであり、締結すべき使用許諾契約も、GPL又はLGPLである可能性が高い。そこで、本実施例では、例えば、GPL及びLGPLの使用許諾条件文については、予め文書データとしてインストールユーティリティと共に、ハードディスク装置17に格納しておくことにより、S257で読み出して使用できるようにする。
一方、特定した使用許諾契約に対応する上記文書データがないと判断すると(S255でNo)、CPU11は、S259に移行し、使用許諾条件調査対象のパッケージに対応する使用許諾契約ダイアログへの表示文として、上記特定した使用許諾契約の種類を記したメッセージであって、使用許諾条件の詳細が不明である旨を記したメッセージを、設定する。その後、当該契約文表示設定処理を終了する。
また、このようにして契約文表示設定処理を終了すると、CPU11は、インストールリストに登録されたインストール対象のパッケージを、全て使用許諾条件調査対象に選択したか否かを判断し(S270)、選択していないと判断すると(S270でNo)、S210に移行して、未選択のパッケージの一つを、新たに使用許諾条件調査対象に選択した後、S230以降の処理を実行する。
一方、パッケージの全てを、使用許諾条件調査対象に選択したと判断すると(S270でYes)、CPU11は、S290に移行し、インストールリストに登録されたインストール対象の各パッケージを、締結すべき使用許諾契約(ライセンス)が同一のパッケージ毎にグループ化して、使用許諾契約(ライセンス)とパッケージとの対応関係を表すライセンスリストを生成する。
具体的に、S290では、契約文表示設定処理にて設定された表示文が一致するパッケージの一群を、締結すべき使用許諾契約が同一のパッケージ群として検出する。そして、締結すべき使用許諾契約が同一のパッケージ群毎に、この使用許諾契約の識別情報であるライセンス識別情報に関連付けて、当該パッケージ群に属する各パッケージの識別情報を列挙してなるライセンスリストを生成する(図5参照)。
尚、表示文が一致するパッケージが存在しないパッケージについては、パッケージ毎に、このパッケージに対応する使用許諾契約のライセンス識別情報に関連付けて、当該パッケージの識別情報を記述して、上記ライセンスリストを生成する。但し、上記ライセンスリストには、契約文表示設定処理にて表示文が設定されなかったライセンス不明のパッケージの識別情報を、登録しないものとする。
また、上記ライセンスリストに記述するパッケージの識別情報としては、パッケージ名やパッケージのファイル名などを挙げることができる。この他、ライセンス識別情報としては、該当する使用許諾契約の種類を表す情報(例えば、「GNU GPL」「GNU LGPL」との文字列)を挙げることができる。尚、使用許諾契約の種類は、例えば、使用許諾条件文から特定可能である。
このようにして、S290での処理を終えると、CPU11は、S310に移行して、ライセンスリストに登録されたライセンス識別情報の一つを選択する。これによって、CPU11は、上記選択したライセンス識別情報に対応する使用許諾契約を、契約締結対象の使用許諾契約に選択する。
また、S310での処理を終えると、CPU11は、S320に移行し、ライセンスリストにおいて上記選択したライセンス識別情報に関連付けられた各パッケージの識別情報を記述してなるダイアログであって、上記契約文表示設定処理にて、これら各パッケージに対し共通して設定された表示文を、各パッケージに共通する契約文として記述してなる使用許諾契約ダイアログを、表示部23に表示する。このようにして本実施例では、複数のパッケージ間で重複する契約文を、一つにまとめて表示する。
図7は、使用許諾契約ダイアログの構成を表した図である。図7に示される使用許諾契約ダイアログは、ライセンスリストが図5に示す構成となっている場合の例である。図5に示されるライセンスリストには、ライセンス識別情報「GNU GPL」に対して、パッケージ1及びパッケージ2が関連付けられている。
従って、このケースでは、S310においてライセンス識別情報「GNU GPL」を選択した場合、S320において、「GNU GPL」に対応する各パッケージに設定された共通の表示文を、使用許諾契約ダイアログに記述すると共に、この表示文に対応付けてパッケージ1及びパッケージ2との文字列を記述することにより、表示文に対応する契約の締結にて使用可能となるパッケージがパッケージ1及びパッケージ2であることを、使用許諾契約ダイアログに表示する。
また、S320での処理を終えると、CPU11は、使用許諾契約ダイアログに設けられた契約締結の意思を入力するための入力オブジェクトである「承諾」ボタン、及び、契約締結拒否の意思を入力するための入力オブジェクトである「拒否」ボタンのいずれかが、操作部21を通じて押下操作されることで、ユーザから契約締結の意思又は拒否の意思が入力されるまで待機する(S330,S335)。
そして、「承諾」ボタンが押下操作されると(S330でYes)、表示部23に表示していた上記使用許諾契約ダイアログを閉じた後、次の判断を行う。即ち、ライセンスリストに登録された使用許諾契約の全てを、契約締結対象に選択したか否かを判断する(S340)。
ここで、未選択の使用許諾契約がある場合、CPU11は否定判断して(S340でNo)、S310に移行し、契約締結対象として未選択の使用許諾契約を、新たに契約締結対象に選択して、S320以降の処理を実行する。
一方、ライセンスリストに登録された使用許諾契約の全てを契約締結対象に選択している場合には、S340で肯定判断して、S350に移行する。
S350に移行すると、CPU11は、インストールリストに登録されたパッケージであって、ライセンスリストに登録されていないパッケージであるライセンス不明のパッケージが存在するか否かを判断し、ライセンス不明のパッケージが存在すると判断すると(S350でYes)、S355に移行する。一方、ライセンス不明のパッケージがないと判断すると(S350でNo)、S370に移行する。
また、S355では、インストールリストに登録されたパッケージの内、ライセンスリストに登録されていないパッケージ群を、ライセンス不明のパッケージ群として取り扱い、これらライセンス不明の各パッケージの識別情報を記した使用許諾契約ダイアログであって、パッケージに対応するライセンス(使用許諾契約)の種類が不明である旨のメッセージを記した使用許諾契約ダイアログを、表示部23に表示する。
この後、CPU11は、使用許諾契約ダイアログに設けられた契約締結の意思を入力するための入力オブジェクトである「承諾」ボタン、及び、同じく使用許諾契約ダイアログに設けられた契約締結拒否の意思を入力するための入力オブジェクトである「拒否」ボタンのいずれかが、操作部21を通じて押下操作されることで、ユーザから契約締結の意思又は拒否の意思が入力されるまで待機する(S360,S365)。
そして、「承諾」ボタンが押下操作されると(S360でYes)、表示部23に表示していた使用許諾契約ダイアログを閉じた後、インストールリストに登録されているパッケージの全てを、依存関係に従って自装置にインストールする(S370)。
また、インストール完了後には、インストールが完了した旨を記したダイアログを表示部23に表示して(S380)、ダイアログ内の「OK」ボタンが押下操作されると、当該インストール制御処理を終了する。
このようにして、本実施例のインストール制御処理では、使用許諾契約の種類毎に、当該使用許諾契約の契約文を記した使用許諾契約ダイアログを表示部23に表示し(図7参照)、全ての使用許諾契約について契約締結の意思が入力された時点で、インストールリストに登録された各パッケージのインストールを開始する。
一方、使用許諾契約ダイアログの「拒否」ボタンが押下操作されると(S335でYes又はS365でYes)、CPU11は、S390に移行して、表示部23に表示していた使用許諾契約ダイアログを閉じた後、インストール中断の旨を記したダイアログを表示部23に表示し、ダイアログ内の「OK」ボタンが押下操作されると、当該インストール制御処理を終了する。
以上、本実施例の情報処理装置10について説明したが、この情報処理装置10によれば、インストールの指示を受けたパッケージと共に、依存関係にあるパッケージをインストールする際、使用許諾契約が同一のパッケージ群について、パッケージ毎に使用許諾契約の契約文を表示部23に表示せずに、使用許諾契約が同一のパッケージ群に共通の契約文を、表示部23に表示するようにした。
従って、この情報処理装置10によれば、インストールリストに登録されたインストール対象のパッケージ群の中に、使用許諾契約が同一のパッケージが存在する場合に、ユーザが確認すべき契約文の数を減らすことができて、複数パッケージをインストールする際のユーザの負担を低減することができる。
また、本実施例によれば、使用許諾契約が同一のパッケージが存在しないパッケージについては、パッケージ毎に、当該パッケージの使用許諾契約を締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを表示部23に表示するが、使用許諾契約が同一のパッケージが存在するパッケージについては、使用許諾契約が同一のパッケージ群毎に、この使用許諾契約を締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを、表示部23に表示するようにした。
従って、本実施例によれば、インストール対象のパッケージ群の中に使用許諾契約が同一のパッケージが存在する場合に、入力オブジェクトを通じて使用許諾契約を締結する意思を入力する操作を、減らすことができる。即ち、契約締結の意思を入力する操作を、使用許諾契約が同一のパッケージ群に対して複数回行わなくて済む。よって、本実施例によれば、契約締結の意思を入力する操作に関して、ユーザの負担を低減することができる。
また、本実施例によれば、全パッケージについての使用許諾契約を締結する意思が入力された時点で、これら各パッケージのインストールを開始するので、ユーザが途中で使用許諾契約を拒否した場合でも、インストール作業の無駄が生じずに済む。
尚、本実施例では、使用許諾条件文を表示する形態としたが、「GNU GPL」や「GNU LGPL」等は、その許諾条件が広く知られているので、単に使用許諾契約の種類(「GNU GPL」等)のみを表示してもよい。
[第二実施例]
続いて、第二実施例の情報処理装置10について説明する。但し、第二実施例の情報処理装置10のハードウェア構成は、第一実施例と同一であり、この情報処理装置10は、第一実施例に対して、実行するインストール制御処理の内容が一部異なる程度である。従って、以下では、第二実施例の情報処理装置10の説明として、図8及び図9を用いて、第一実施例とは異なる構成を選択的に説明する。
図8は、CPU11が実行する第二実施例のインストール制御処理を、一部抜粋して表したフローチャートである。
第二実施例において、CPU11は、インストール制御処理を開始すると、第一実施例と同様に、S110〜S290の処理を実行する(図2及び図3参照)。そして、S290でライセンスリストを生成すると、S410に移行する。
S410に移行すると、CPU11は、S290で生成されたライセンスリスト及びインストールリストに基づき、上記インストールリストに登録されたインストール対象の全パッケージ共通の使用許諾契約ダイアログであって、使用許諾契約が同一のパッケージについては、これらのパッケージ共通の契約文を記述した使用許諾契約ダイアログを、表示部23に表示する(図9参照)。
具体的には、ライセンスリストに登録されたパッケージについては、使用許諾契約毎(換言すれば、ライセンス識別情報毎)に、この使用許諾契約に対応する各パッケージに対して設定された共通の表示文と、これら各パッケージの識別情報と、を対応付けて記述した上記使用許諾契約ダイアログを、表示部23に表示する(図9参照)。
一方、インストールリストに登録されているパッケージであって、ライセンスリストに登録されていないライセンス不明の各パッケージについては、上記使用許諾契約ダイアログにおいて、これら各パッケージの識別情報が、パッケージに対応するライセンス(使用許諾契約)の種類が不明である旨のメッセージと対応付けられて表示される。
即ち、S410では、インストール対象の各パッケージについての契約文を、単一の使用許諾契約ダイアログに表示する際に、使用許諾契約ダイアログに対して、パッケージ毎に契約文を記述せずに、使用許諾契約毎に、契約文を表示する。本実施例においては、このようにして、締結が必要な使用許諾契約が同一のパッケージ群に対して、共通する契約文を、使用許諾契約ダイアログに表示し、同一契約文の重複表示を避ける。
但し、使用許諾契約が同一のパッケージが存在しないパッケージについては、上記使用許諾契約ダイアログにおいて、パッケージ毎に、このパッケージに対して設定された表示文を、使用許諾契約の契約文として、当該パッケージの識別情報と共に記述する。
また、S410で表示する使用許諾契約ダイアログには、使用許諾契約毎に、契約締結の意思を入力可能な入力オブジェクトを設けることなく、全ての使用許諾契約の締結意思を一括して入力可能な単一の入力オブジェクトを設けて、ユーザによる入力オブジェクトの操作を簡略化する。
図9は、本実施例においてS410の処理により表示部23に表示される使用許諾契約ダイアログの構成を表す図である。図9上段は使用許諾契約ダイアログの表示例を示す図であり、下段は使用許諾契約ダイアログに表示可能な全ての使用許諾契約文の内容を示す図である。ユーザは、使用許諾契約ダイアログのスクロールバーを操作することにより、全ての使用許諾契約文の内容を確認することができる。また、図9に示すように、使用許諾契約ダイアログには、全ての使用許諾契約の締結意思を一括して入力可能な入力オブジェクトとしての「承諾」ボタン、及び、使用許諾契約の締結拒否の意思を一括して入力可能な入力オブジェクトとしての「拒否」ボタンが設けられている。
S410での処理後、CPU11は、この使用許諾契約ダイアログを通じて、「承諾」ボタン及び「拒否」ボタンのいずれかが、押下操作されることにより、ユーザから契約締結の意思又は拒否の意思が入力されるまで待機する(S460,S465)。
そして、「承諾」ボタンが押下操作されると(S460でYes)、表示部23に表示していた使用許諾契約ダイアログを閉じた後、インストールリストに登録されたパッケージの全てを、依存関係に従って自装置にインストールする(S470)。
また、インストール完了後には、インストールが完了した旨を記したダイアログを表示部23に表示して(S480)、ダイアログ内の「OK」ボタンが押下操作されると、当該インストール制御処理を終了する。
一方、使用許諾契約ダイアログの「拒否」ボタンが押下操作されると(S465でYe)、CPU11は、S490にて、S390と同様の処理を実行した後に、当該インストール制御処理を終了する。
以上、本実施例の情報処理装置10について説明したが、この情報処理装置10によれば、インストール対象の各パッケージの使用許諾契約を一括締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを、使用許諾契約ダイアログに表示するので、ユーザは、入力オブジェクトを通じて使用許諾契約を締結する意思を入力する操作を、パッケージ毎若しくは使用許諾契約毎に個別に行わなくて済む。即ち、本実施例によれば、インストールに際しての入力オブジェクトの操作に係る負担を大幅に低減することができる。
また、本実施例によれば、使用許諾契約ダイアログにおいて、同じ契約文を重複表示しないようにしているので、ユーザによる契約文の確認作業に係る負担を低減することができる。
尚、本実施例においては、上述したように、同じ契約文をダイアログにおいて重複表示しないようにしたが、使用許諾契約ダイアログにおいては、重複表示を許容して、パッケージ毎に、契約文を表示するようにしてもよい。このようにしても、上述の入力オブジェクトを使用許諾契約ダイアログに設ければ、少なくとも、インストールに際しての入力オブジェクトの操作に係る負担を、低減することができる。
また、本実施例では、使用許諾条件文を表示する形態としたが、「GNU GPL」や「GNU LGPL」等は、その許諾条件が広く知られているので、単に使用許諾契約の種類(「GNU GPL」等)のみを表示してもよい。
[第三実施例]
続いて、第三実施例の情報処理装置10について説明する。但し、第三実施例の情報処理装置10のハードウェア構成は、第一実施例と同一であり、この情報処理装置10は、第一実施例に対して、実行するインストール制御処理の内容が一部異なる程度である。従って、以下では、第三実施例の情報処理装置10の説明として、図10を用いて、第一実施例とは異なる構成を選択的に説明する。
図10は、CPU11が実行する第三実施例のインストール制御処理を、一部抜粋して表したフローチャートである。
第三実施例において、インストール制御処理を開始すると、CPU11は、第一実施例と同様に、S110〜S290の処理を実行する(図2及び図3参照)。そして、S290でライセンスリストを生成すると、S510に移行する。
また、S510に移行すると、CPU11は、第一実施例におけるS310,S320,S330,S335と同様の処理を、S510,S520,S530,S535にて実行することで、ライセンスリストに登録された使用許諾契約の一つを、契約締結対象に選択し、契約締結対象の使用許諾契約を締結するための使用許諾契約ダイアログを表示部23に表示する。
そして、この使用許諾契約ダイアログにおける「承諾」ボタンが押下操作されると(S530でYes)、S540に移行して、表示部23に表示していた使用許諾契約ダイアログを閉じると共に、契約締結対象の使用許諾契約に対応するパッケージを自装置にインストールする。その後、S545に移行する。
また、S545に移行すると、CPU11は、ライセンスリストに登録された使用許諾契約の全てを、契約締結対象に選択したか否かを判断し、否定判断した場合には(S545でNo)、S510に移行し、契約締結対象として未選択の使用許諾契約を、新たに契約締結対象に選択して、S520以降の処理を実行する。一方、S545で肯定判断した場合には(S545でYes)、S550に移行する。
また、S550に移行すると、CPU11は、第一実施例におけるS350,S355,S360,S365と同様の処理を、S550,S555,S560,S565にて実行する。
即ち、ライセンス不明のパッケージがある場合には、ライセンス不明のパッケージについての使用許諾契約ダイアログを表示し(S555)、使用許諾契約ダイアログにおける「承諾」ボタン又は「拒否」ボタンが押下操作されるまで待機する(S560,S565)。そして、「承諾」ボタンが押下操作されると(S560でYes)、表示部23に表示していた使用許諾契約ダイアログを閉じると共に、ライセンス不明のパッケージの全てを、自装置にインストールする(S570)。
また、インストールが完了した後には、インストールが完了した旨を記したダイアログを表示部23に表示して(S580)、ダイアログ内の「OK」ボタンが押下操作されると、当該インストール制御処理を終了する。
一方、ライセンス不明のパッケージがない場合には(S550でNo)、S555で使用許諾契約ダイアログを表示することなく、S580に移行して、上述の処理を行った後、当該インストール制御処理を終了する。
その他、S520又はS555で表示した使用許諾契約ダイアログの「拒否」ボタンが押下操作されると(S535でYes又はS565でYes)、CPU11は、S591に移行し、表示部23に表示していた使用許諾契約ダイアログを閉じた後、次のダイアログを、表示部23に表示する。
即ち、今回のインストール制御処理においてS540の処理により自装置にインストールされたパッケージを、アンインストールするか否かを問い合わせるダイアログを、表示部23に表示する(S591)。
そして、上記ダイアログに設けられた入力オブジェクトに対する操作により、ユーザからアンインストールする旨の意思が入力されると(S593でYes)、今回のインストール制御処理においてS540の処理により自装置にインストールしたパッケージを、アンインストールして(S595)、当該インストール制御処理を終了する。
一方、ユーザからアンストールしない旨の意思が入力されると(S593でNo)、S595の処理を実行することなく、当該インストール制御処理を終了する。
以上、第三実施例の情報処理装置10について説明したが、本実施例によれば、使用許諾契約ダイアログにおいて「承諾」ボタンが押下操作される度に、当該使用許諾契約に対応するパッケージを、インストールする一方で、使用許諾契約ダイアログにおいて「拒否」ボタンが押下されると、それまでインストールしたパッケージを、アンインストールする。
従って、本実施例によれば、ユーザによる使用許諾契約の拒否によって、不要となったパッケージがインストールされたままとなるのを防止することができて、不要なパッケージがハードディスク装置17に残ることにより、ハードディスク装置17内の空き容量が圧迫されるのを回避することができる。
一方、使用許諾契約ダイアログにおいて「拒否」ボタンが押下されても、ユーザからアンストールしない旨の意思が入力されると、それまでインストールしたパッケージをそのまま記憶するので、インストールしたパッケージを意図的に残すことができる。
また、本実施例によれば、使用許諾契約ダイアログにおいて「承諾」ボタンが押下操作される度に、使用許諾契約に対応するパッケージをインストールするので、「拒否」ボタンが押下操作されない限りにおいては、第一実施例のようにまとめて多数のパッケージをインストールする場合よりも、全体のインストール作業を迅速に終了することができる。
[第四実施例]
続いて、第四実施例の情報処理装置10について説明する。但し、第四実施例の情報処理装置10のハードウェア構成は、第一実施例と同一であり、この情報処理装置10は、第一実施例に対して、実行するインストール制御処理の内容が一部異なる程度である。従って、以下では、第四実施例の情報処理装置10の説明として、図11を用いて、第一実施例とは異なる構成を選択的に説明する。
図11は、CPU11が実行する第四実施例のインストール制御処理を、一部抜粋して表したフローチャートである。
第四実施例において、CPU11は、インストール制御処理を開始すると、第一実施例と同様に、S110〜S290の処理を実行する(図2及び図3参照)。そして、S290でライセンスリストを生成すると、S610に移行する。
S610に移行すると、CPU11は、S310と同様の処理を実行することにより、ライセンスリストに登録された使用許諾契約の一つを、契約締結対象に選択し、その後、S620に移行する。
また、S620に移行すると、契約締結対象の使用許諾契約が、特定種の使用許諾契約であるか否かを判断する。具体的には、契約締結対象の使用許諾契約が、上記特定種の使用許諾契約としての「GNU GPL」又は「GNU LGPL」であるか否かを判断する。
そして、契約締結対象の使用許諾契約が、特定種の使用許諾契約であると判断すると(S620でYes)、この使用許諾契約については、ユーザに契約締結の意思があるものと見做して、当該使用許諾契約についての使用許諾契約ダイアログを表示せずに、S640に移行する。
一方、契約締結対象の使用許諾契約が、特定種の使用許諾契約ではないと判断すると(S620でNo)、CPU11は、S625に移行して、S320の処理と同様に、当該契約締結対象の使用許諾契約に対応する使用許諾契約ダイアログを表示部23に表示し、使用許諾契約ダイアログにおける「承諾」ボタン又は「拒否」ボタンが押下操作されるまで待機する(S630,S635)。そして、「承諾」ボタンが押下操作された場合には、S640に移行し、「拒否」ボタンが押下操作された場合には、S690に移行する。
また、S640に移行すると、CPU11は、S340の処理と同様に、ライセンスリストに登録された使用許諾契約の全てを、契約締結対象に選択したか否かを判断し、否定判断すると(S640でNo)、S610に移行し、肯定判断すると(S640でYes)、S650に移行して、その後の処理を、第一実施例と同様に実行する。即ち、S650,S655,S660,S665,S670,S680,S690においては、S350,S355,S360,S365,S370,S380,S390と同様の処理を実行する。その後、当該インストール制御処理を終了する。
以上、第四実施例の情報処理装置10について説明したが、この情報処理装置10によれば、締結が必要な使用許諾契約が特定種の使用許諾契約であるパッケージについての使用許諾契約ダイアログを、表示部23に表示せずに、特定種の使用許諾契約ではないパッケージについての使用許諾契約ダイアログのみを、表示部23に表示する。従って、インストールに際してのユーザの負担を一層低減することができる。
即ち、「GNU GPL」や「GNU LGPL」の使用許諾条件は、通常のパッケージ使用では違反することのない緩い条件であるため、このような種類の使用許諾契約については、ユーザの意思を問わなくとも、問題が発生する可能性が小さい。従って、本実施例のように、使用許諾契約ダイアログを通じた契約締結の意思を入力する操作を求めないようにすれば、インストールに際しての入力オブジェクトの操作に係るユーザの負担を、一層低減することができる。
[第五実施例]
続いて、第五実施例の情報処理装置10について説明する。但し、第五実施例の情報処理装置10のハードウェア構成は、第一実施例と同一であり、この情報処理装置10は、第一実施例に対して、実行するインストール制御処理の内容が一部異なる程度である。従って、以下では、第五実施例の情報処理装置10の説明として、第一実施例とは異なる構成を選択的に説明する。
尚、第五実施例では、次の前提条件を設定する。即ち、第五実施例の情報処理装置10は、図12に示す構成のサーバ装置40とネットワークを通じて通信可能に接続されているものとする。
図12は、第五実施例の情報処理装置10が接続された通信システム50の構成を表すブロック図である。図12に示すように、本実施例においては、リポジトリとして機能するサーバ装置40が、ハードディスク装置41に、各種パッケージと共に、依存関係DB(データベース)及びライセンスDB(データベース)を、備えた構成にされている。
このサーバ装置40が有する依存関係DBは、当該サーバ装置40から提供可能なパッケージ毎に、パッケージの依存関係を表すデータを有するデータベースである。この依存関係を表すデータは、パッケージに内包されているデータと同等のものであり、本実施例の通信システム50は、情報処理装置10がパッケージをサーバ装置40からダウンロードしてパッケージ内部を参照しなくても、サーバ装置40から上記依存関係を表すデータをダウンロードする程度で、所望のパッケージの依存関係を調べることが可能な構成にされている。
また、サーバ装置40が有するライセンスDBは、当該サーバ装置40から提供可能なパッケージ毎に、ライセンス情報として、このパッケージの使用許諾条件が記された文書データを有するデータベースである。即ち、本実施例の通信システム50は、情報処理装置10がパッケージをサーバ装置40からダウンロードしてパッケージ内部を参照しなくても、サーバ装置40から上記文書データをダウンロードする程度で、所望のパッケージの使用許諾条件を調べることが可能な構成にされている。
続いて、CPU11が実行する第五実施例のインストール制御処理について、図13及び図14を用いて説明する。尚、図13及び図14は、CPU11が実行する第五実施例のインストール制御処理を表したフローチャートである。
第五実施例のインストール制御処理を開始すると、CPU11は、まず、インストールの実行指示にてユーザから指定されたパッケージを、インストールリストに登録すると共に(S710)、インストールの実行指示にて指定された上記パッケージの依存関係を表すデータを、リポジトリ設定情報に従って、サーバ装置40から取得する(S720)。
そして、サーバ装置40から取得した上記依存関係を表すデータに基づき、インストールの実行指示にてユーザから指定されたパッケージが依存するパッケージであって自装置に未インストールのパッケージを特定する(S730)。
ここで、未インストールのパッケージがないことが判明した場合、CPU11は、S735で否定判断し、S740〜S790の処理を実行せずに、S810に移行する。一方、未インストールのパッケージが存在する場合、CPU11は、S735で肯定判断して、S740に移行し、S730の処理で特定された未インストールのパッケージを、全てインストールリストに登録する。
その後、CPU11は、インストールリストから依存関係が未調査のパッケージを、一つ依存関係調査対象に選択し(S750)、依存関係調査対象のパッケージについての依存関係を表すデータを、サーバ装置40から取得する(S760)。
そして、この取得データに基づき、当該依存関係調査対象のパッケージが依存するパッケージであって、自装置に未インストールのパッケージを特定する(S770)。尚、既にインストールリストに登録されているパッケージは除外される。その後、S780に移行し、第一実施例におけるS180,S185,S190と同様の処理を、S780,S785,S790にて実行する。
即ち、CPU11は、S710からS790までの処理を実行することによって、サーバ装置40からインストール対象のパッケージをダウンロードすることなく、このパッケージに対応する上記依存関係を表すデータのみを取得し、インストールの実行指示にて指定されたパッケージと直接的又は間接的に依存関係にあるパッケージを調査する。そして、これらのパッケージの内、未インストールのパッケージの全てを、インストールリストに登録する。
また、S810に移行すると、CPU11は、第一実施例におけるS210,S230,S270,S290と同様の処理を、S810,S830,S870,S890にて実行する。但し、S830では、図6に示す契約文表示設定処理に代えて、図14に示す契約文表示設定処理を実行する。
即ち、契約文表示設定処理では、使用許諾条件調査対象のパッケージに対応するライセンス情報を、サーバ装置40から取得し(S840)、上記ライセンス情報として取得した文書データが示す使用許諾条件文を、使用許諾条件調査対象のパッケージに対応する使用許諾契約ダイアログへの表示文に設定して(S850)、当該契約文表示設定処理を終了する。
このようにしてS830での契約文表示設定処理を終了し、S890でライセンスリストを生成すると、CPU11は、S910に移行し、S310〜S340と同様の処理を、S910〜S940にて実行し、ライセンスリストに登録された使用許諾契約の全てを契約締結対象に選択したと判断すると(S940でYes)、S970に移行して、インストールリストに登録された各パッケージを、サーバ装置40からダウンロードする。但し、S970では、既に情報処理装置10が未インストールの状態で保持しているパッケージを、サーバ装置40からダウンロードする必要はない。
また、S970での処理を終えると、CPU11は、インストールリストに登録された各パッケージを、自装置にインストールする(S975)。そして、インストールが完了すると、S380での処理と同様の処理をS980にて実行して、当該インストール制御処理を終了する。
このようにして、本実施例のインストール制御処理では、インストール対象のパッケージの全てについての使用許諾契約の締結意思が入力された時点で、インストール対象のパッケージを、サーバ装置40からダウンロードして、当該パッケージを、情報処理装置10にインストールする。
一方、使用許諾契約ダイアログの「拒否」ボタンが押下操作されると(S935でYes)、CPU11は、S390での処理と同様の処理を、S990にて実行した後、当該インストール制御処理を終了する。
以上、第五実施例の情報処理装置10について説明したが、この情報処理装置10によれば、インストール対象に設定されたパッケージの夫々を、当該パッケージについての使用許諾契約を締結する意思が入力された後に、当該パッケージを記憶するサーバ装置40からダウンロードして、インストールする。従って、第一実施例のように、使用許諾契約を拒否する意思が入力された際に、それまでのパッケージのダウンロード動作が無駄になるのを防止することができて、利便性を向上させることができる。
また、本実施例によれば、パッケージのダウンロードに先立って使用許諾契約の締結が必要である場合にも、問題なく当該パッケージを、サーバ装置40からダウンロードすることができる。
[特許請求の範囲との対応関係]
以上に、本発明の実施例について説明したが、「特許請求の範囲」に記載の対象設定手順は、上記実施例において、CPU11が実行するS110〜S190(第一〜第四実施例)又はS710〜S790(第五実施例)の処理により実現されている。具体的には、依存関係にあるパッケージを、インストールリストに登録する動作により実現されている。
また、契約特定手順は、CPU11が実行するS210,S230,S270(第一〜第四実施例)又はS810,S830,S870(第五実施例)の処理により実現されている。具体的には、パッケージに対応する使用許諾契約ダイアログへの表示文(契約文)を設定する動作により実現されている。
また、検出手順は、CPU11が実行するS290(第一〜第四実施例)又はS890(第五実施例)の処理により実現されている。即ち、インストールリストに登録された各パッケージを、使用許諾契約が同一のパッケージ毎にグループ化して、ライセンスリストに登録する動作により実現されている。
この他、表示制御手順は、CPU11が実行するS310〜S365(第一実施例)、又は、S410〜S465(第二実施例)、又は、S510〜S565(第三実施例)、又は、S610〜S665(第四実施例)、又は、S910〜S940の処理(第五実施例)により実現されている。
また、インストール手順は、CPU11が実行するS370(第一実施例)、又は、S470(第二実施例)、又は、S540,S570(第三実施例)、又は、S670(第四実施例)、又は、S970〜S975(第五実施例)の処理により実現されている。そして、アンインストール手順は、CPU11が実行するS591〜S595(第三実施例)の処理により実現されている。
この他、ソフトウェアとソフトウェアの使用に際して締結が必要な使用許諾契約の種類との対応関係を記憶するサーバ装置は、パッケージ毎にライセンス情報を有するサーバ装置40に対応する。
10…情報処理装置、11…CPU、13…ROM、15…RAM、17…ハードディスク装置、19…通信インタフェース、21…操作部、23…表示部、25…ドライブ装置、27…メディア、30…サーバ装置、31…ハードディスク装置、40…サーバ装置、41…ハードディスク装置、50…通信システム

Claims (17)

  1. 複数のソフトウェアをインストール対象に設定する対象設定手順と、
    前記対象設定手順によりインストール対象に設定された複数のソフトウェアについて、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアを使用するに際して締結が必要な使用許諾契約を特定する契約特定手順と、
    前記契約特定手順での特定結果に基づき、前記インストール対象に設定された複数のソフトウェアの中から、締結が必要な使用許諾契約が同一のソフトウェア群を検出する検出手順と、
    前記検出手順での検出結果に基づき、前記インストール対象に設定された複数のソフトウェアの内、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在しないソフトウェアについては、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアの使用許諾契約の契約文を、表示装置に表示させる一方、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在するソフトウェアについては、使用許諾契約が同一のソフトウェア群毎に、当該ソフトウェア群に共通する使用許諾契約の契約文を、前記表示装置に表示させる表示制御手順と、
    外部から締結する意思が入力された使用許諾契約に対応する前記ソフトウェアを、インストールするインストール手順と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  2. 前記表示制御手順は、前記契約文を前記表示装置に表示させると共に、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在しないソフトウェアについては、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアの使用許諾契約を締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを前記表示装置に表示させ、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在するソフトウェアについては、使用許諾契約が同一のソフトウェア群毎に、当該ソフトウェア群に共通する前記使用許諾契約を締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを、前記表示装置に表示させる手順であり、
    前記インストール手順は、前記入力オブジェクトを通じて、締結する意思が入力された前記使用許諾契約に対応する前記ソフトウェアを、インストールする手順であること
    を特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 前記表示制御手順は、前記契約文を前記表示装置に表示させると共に、前記インストール対象の各ソフトウェアの使用許諾契約を一括締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを、前記表示装置に表示させる手順であり、
    前記インストール手順は、前記入力オブジェクトを通じて、前記各ソフトウェアの使用許諾契約を一括締結する意思が入力されると、前記インストール対象の各ソフトウェアを、インストールする手順であること
    を特徴とする請求項1記載のプログラム
  4. 前記表示制御手順は、前記インストール対象に設定された複数のソフトウェアの内、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在しないソフトウェアについては、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアの使用許諾契約の契約文を記述した画面であって、当該使用許諾契約を締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを備える使用許諾契約画面を、前記表示装置に表示させる一方、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在するソフトウェアについては、使用許諾契約が同一のソフトウェア群毎に、当該ソフトウェア群に共通する前記使用許諾契約の契約文を記述した画面であって、当該使用許諾契約を締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを備える使用許諾契約画面を、前記表示装置に表示させる手順であること
    を特徴とする請求項2記載のプログラム。
  5. 前記表示制御手順は、前記インストール対象に設定された複数のソフトウェアの内、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在しないソフトウェアについては、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアの使用許諾契約の契約文を記述し、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在するソフトウェアについては、使用許諾契約が同一のソフトウェア群毎に、当該ソフトウェア群に共通する前記使用許諾契約の契約文を記述した画面であって、前記各ソフトウェアの使用許諾契約を一括締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを備える使用許諾契約画面を、前記表示装置に表示させる手順であること
    を特徴とする請求項3記載のプログラム。
  6. 複数のソフトウェアをインストール対象に設定する対象設定手順と、
    前記対象設定手順によりインストール対象に設定された複数のソフトウェアについて、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアを使用するに際して締結が必要な使用許諾契約を特定する契約特定手順と、
    前記契約特定手順で特定された使用許諾契約の契約文の全てを記述した画面であって、前記各ソフトウェアの使用許諾契約を一括締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを備える使用許諾契約画面を、表示装置に表示させる表示制御手順と、
    前記使用許諾契約画面が備える前記入力オブジェクトを通じて、前記使用許諾契約を一括締結する意思が入力されると、前記インストール対象に設定された複数のソフトウェアを、インストールするインストール手順と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 前記対象設定手順は、外部からインストールの実行指示が入力されると、当該実行指示により外部から指示されたソフトウェアと共に、当該ソフトウェアの実行に必要なソフトウェアを、前記インストール対象に設定する手順であること
    を特徴とする請求項1〜請求項6のうちのいずれか一項に記載のプログラム。
  8. 前記対象設定手順は、外部からインストールの実行指示が入力されると、当該実行指示により外部から指示されたソフトウェアと共に、当該ソフトウェアの実行に必要なソフトウェアを、前記インストール対象に設定する手順であり、
    前記インストール手順は、前記対象設定手順により設定されたインストール対象の全ソフトウェアについての前記使用許諾契約を締結する意思が入力された時点で、これら各ソフトウェアのインストールを開始する手順であること
    を特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項4記載のプログラム。
  9. 前記対象設定手順は、外部からインストールの実行指示が入力されると、当該実行指示により外部から指示されたソフトウェアと共に、当該ソフトウェアの実行に必要なソフトウェアを、前記インストール対象に設定する手順であり、
    前記インストール手順は、前記対象設定手順によりインストール対象に設定された複数のソフトウェアを、締結する意思が入力された前記使用許諾契約に対応するソフトウェアから順に、インストールする手順であり、
    前記プログラムは、前記各手順に加えて、
    前記インストール対象のソフトウェアのいずれかに対応する使用許諾契約に対して、外部から当該使用許諾契約を拒否する意思が入力されると、前記インストール手順によるソフトウェアのインストールを中断すると共に、この時点までに前記インストール手順によりインストールされた全てのソフトウェアを、アンインストールするアンインストール手順
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項4記載のプログラム。
  10. 前記対象設定手順は、外部からインストールの実行指示が入力されると、当該実行指示により外部から指示されたソフトウェアと共に、当該ソフトウェアの実行に必要なソフトウェアを、前記インストール対象に設定する手順であり、
    前記インストール手順は、前記対象設定手順によりインストール対象に設定された複数のソフトウェアを、前記入力オブジェクトを通じて締結する意思が入力された前記使用許諾契約に対応するソフトウェアから順に、インストールする手順であり、
    前記表示制御手順は、前記使用許諾契約画面として、使用許諾契約を拒否する意思を入力可能な入力オブジェクトである拒否入力オブジェクトを更に備える画面を、前記表示装置に表示させる手順であり、
    前記プログラムは、前記各手順に加えて、
    前記拒否入力オブジェクトを通じて、使用許諾契約を拒否する意思が入力されると、前記インストール手順によるソフトウェアのインストールを中断すると共に、この時点までに前記インストール手順によりインストールされた全てのソフトウェアを、アンインストールするアンインストール手順
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする請求項4記載のプログラム。
  11. 前記表示制御手順は、締結が必要な使用許諾契約が特定種の使用許諾契約であるソフトウェアについての前記使用許諾契約画面を、前記表示装置に表示させずに、締結が必要な使用許諾契約が特定種の使用許諾契約ではないソフトウェアについての前記使用許諾契約画面のみを、前記表示装置に表示させる手順であり、
    前記インストール手順は、締結が必要な使用許諾契約が特定種の使用許諾契約であるソフトウェアについては、使用許諾契約を締結する意思が入力されたと見做して、当該ソフトウェアをインストールする手順であること
    を特徴とする請求項4又は請求項10記載のプログラム。
  12. 前記契約特定手順は、ソフトウェアとソフトウェアの使用に際して締結が必要な使用許諾契約の種類との対応関係を記憶するサーバ装置から、前記対象設定手順によりインストール対象に設定された各ソフトウェアについての当該ソフトウェアの使用に際して締結が必要な使用許諾契約の種類を表す情報を取得することで、前記インストール対象に設定されたソフトウェア毎に、当該ソフトウェアを使用するに際して締結が必要な使用許諾契約を特定する手順であり、
    前記インストール手順は、前記インストール対象に設定された複数のソフトウェアの夫々を、当該ソフトウェアについての前記使用許諾契約を締結する意思が入力された後に、当該ソフトウェアを記憶するサーバ装置からダウンロードして、インストールする手順であること
    を特徴とする請求項1〜請求項5及び請求項8〜請求項11のうちのいずれか一項に記載のプログラム。
  13. 前記表示制御手順は、使用許諾契約の契約文に関連付けて、当該使用許諾契約の締結にて使用可能となるソフトウェアの識別情報を、前記表示装置に表示させる手順であること
    を特徴とする請求項1〜請求項12のうちのいずれか一項に記載のプログラム。
  14. インストール対象に設定された複数のソフトウェアを、情報処理装置にインストールする方法であって、
    前記インストール対象に設定された複数のソフトウェアについて、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアを使用するに際して締結が必要な使用許諾契約を特定する契約特定手順と、
    前記契約特定手順での特定結果に基づき、前記インストール対象に設定された複数のソフトウェアの中から、締結が必要な使用許諾契約が同一のソフトウェア群を検出する検出手順と、
    前記検出手順での検出結果に基づき、前記インストール対象に設定された複数のソフトウェアの内、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在しないソフトウェアについては、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアの使用許諾契約の契約文を、表示装置に表示させる一方、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在するソフトウェアについては、使用許諾契約が同一のソフトウェア群毎に、当該ソフトウェア群に共通する使用許諾契約の契約文を、前記表示装置に表示させる表示制御手順と、
    外部から締結する意思が入力された使用許諾契約に対応する前記ソフトウェアを、前記情報処理装置にインストールするインストール手順と、
    を含み、これら各手順を前記情報処理装置が実行することにより、前記情報処理装置に複数のソフトウェアをインストールするソフトウェアのインストール方法。
  15. インストール対象に設定された複数のソフトウェアを、情報処理装置にインストールする方法であって、
    前記インストール対象に設定された複数のソフトウェアについて、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアを使用するに際して締結が必要な使用許諾契約を特定する契約特定手順と、
    前記契約特定手順で特定された使用許諾契約の契約文の全てを記述した画面であって、
    前記各ソフトウェアの使用許諾契約を一括締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを備える使用許諾契約画面を、表示装置に表示させる表示制御手順と、
    前記使用許諾契約画面が備える前記入力オブジェクトを通じて、前記使用許諾契約を一括締結する意思が入力されると、前記インストール対象に設定された複数のソフトウェアを、前記情報処理装置にインストールするインストール手順と、
    を含み、これら各手順を前記情報処理装置が実行することにより、前記情報処理装置に複数のソフトウェアをインストールするソフトウェアのインストール方法。
  16. 複数のソフトウェアをインストール対象に設定する対象設定手段と、
    前記対象設定手段によりインストール対象に設定された複数のソフトウェアについて、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアを使用するに際して締結が必要な使用許諾契約を特定する契約特定手段と、
    前記契約特定手段の特定結果に基づき、前記インストール対象に設定された複数のソフトウェアの中から、締結が必要な使用許諾契約が同一のソフトウェア群を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づき、前記インストール対象に設定された複数のソフトウェアの内、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在しないソフトウェアについては、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアの使用許諾契約の契約文を、表示装置に表示させる一方、使用許諾契約が同一のソフトウェアが存在するソフトウェアについては、使用許諾契約が同一のソフトウェア群毎に、当該ソフトウェア群に共通する使用許諾契約の契約文を、前記表示装置に表示させる表示制御手段と、
    外部から締結する意思が入力された使用許諾契約に対応する前記ソフトウェアを、自装置にインストールするインストール手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  17. 複数のソフトウェアをインストール対象に設定する対象設定手段と、
    前記対象設定手段によりインストール対象に設定された複数のソフトウェアについて、ソフトウェア毎に、当該ソフトウェアを使用するに際して締結が必要な使用許諾契約を特定する契約特定手段と、
    前記契約特定手段で特定された使用許諾契約の契約文の全てを記述した画面であって、前記各ソフトウェアの使用許諾契約を一括締結する意思を入力可能な入力オブジェクトを備える使用許諾契約画面を、表示装置に表示させる表示制御手段と、
    前記使用許諾契約画面が備える前記入力オブジェクトを通じて、前記使用許諾契約を一括締結する意思が入力されると、前記インストール対象に設定された複数のソフトウェアを、自装置にインストールするインストール手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
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