JP2008225559A - プログラム使用許諾契約統合装置、システム、方法およびプログラム - Google Patents

プログラム使用許諾契約統合装置、システム、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のプログラムを流用して作成したプログラム製品の使用許諾契約書を一つにまとめて利用者に提示することができるプログラム使用許諾契統合装置を提供する。
【解決手段】プログラム使用許諾契統合装置は、プログラムBの使用許諾契約に関する情報を定義した使用許諾定義データ(B)132を作成する使用許諾定義データ作成部111と、プログラムBに流用された別のプログラムの使用許諾契約に関する情報を定義した使用許諾定義データと使用許諾定義データ(B)132とを不整合なく統合する使用許諾定義データ統合部112と、使用許諾定義データ統合部112での統合により得られた使用許諾定義データ(B’)122に従ってプログラムBの使用許諾契約書を作成する使用許諾契約書作成部113と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プログラムの使用許諾契約書を作成するシステムに関する。
複数のプログラムの統合管理システムの一例が、特許文献1に記載されている。このシステムは、機能別にモジュール化された再利用可能なソフトウェアであるベースコンポーネントを管理する事業主体と、ベースコンポーネントを用いてアプリケーションを開発する開発主体とからなる。アプリケーションのユーザへの引渡し時に、開発主体が事業主体へ引渡しの報告をすることで、事業主体がユーザに対する使用許諾を発行する。
また、プログラムの使用許諾契約ではないが、著作権に代表される権利の契約を電子的に管理する装置が、特許文献2に記載されている。この装置では、契約を表現するステートマシンを作成し、契約の条項または条件をステートマシンの個々の状態変数として表現する。契約に関連するイベントを表すデータを受け取ると、そのイベントがステートマシンの状態を変更するか否かを決定し、必要であればステートマシンの状態を変更する。
特開2002−99340号公報(第2−7頁、図2) 特開2003−178160号公報(第2−11頁、図1)
プログラム製品を使用する場合、そのプログラム製品を使用するための条件については、一般的には、使用許諾契約書にて定義されている。
ところで、昨今、新しいプログラムを開発する際には、一からすべてを作成するのではなく、世間に流通している他のプログラム製品を流用して開発する、という手法が、広く採用されている。このように他のプログラム製品を流用して開発したプログラム製品を利用者に提供する場合、その使用許諾契約は、通常、以下の3つの形態のうちのいずれかになる。
第1の形態は、流用元の使用許諾契約と全く同じにすることである。
第2の形態は、流用元のプログラム製品の使用許諾契約と矛盾しない範囲で新たに独自の使用条件を作成し、流用元の使用許諾契約と一緒に提示することである。
第3の形態は、流用元のプログラム製品の作成者に直接交渉して新たな使用許諾契約を作成することである。
しかし、第1の形態では、自身が開発したプログラム製品の使用許諾契約に自由度を持たせることができず、使用許諾契約の内容によっては、GNU GENERAL PUBLIC LICENSE (GPL)のように、自身が作ったプログラムにさえも一定の制約を自動的に設けなければならない。
第2の形態では、使用許諾契約に多少の自由度を持たせることが可能であるものの、流用元の使用許諾契約に大きく影響されること自体に変わりはない。さらに、この場合は、プログラムの利用者に対して、複数の使用許諾契約書を提示することになってしまうため、利用者側が混乱することも想定される。
第3の形態は、第1および第2の形態の欠点を解決する有効な手段であるが、作成者との個別交渉をしなければならないため、プログラム作成者にとって労力の負担が大きい。
特許文献1に記載のシステムは、事業主体がユーザに対する使用許諾を発行するだけで、開発主体がユーザに対する使用許諾を発行するようにはなっていない。これは第1の形態に類似し、開発主体は、自身が開発したプログラム製品の使用許諾契約に自由度を持たせることができない。この場合、開発主体が作ったアプリケーションに、開発主体の意思とは関係なく、一定の制約が設けられてしまう場合もある。
特許文献2に記載の装置は、唯一の作品(権利物)に対する契約処理を行うためのものであり、その作品の二次利用(流用)における契約処理を行うようにはなっていない。したがって、この装置は、プログラムを流用する場合の契約に適用することは困難であり、仮に適用したとしても、第1乃至第3の形態における欠点を解決するには至らない。
本発明の目的は、上記問題を解決し、複数のプログラムを流用して作成したプログラム製品について、その使用許諾契約書を一つにまとめて利用者に提示することができ、かつ、プログラム作成者自身が開発したプログラム製品の使用許諾契約にある程度自由度を持たせることができる、プログラム使用許諾契統合装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のプログラム使用許諾契約書統合装置は、
プログラムの使用許諾契約に関する情報を定義した使用許諾定義データを作成する使用許諾定義データ作成部と、
前記プログラムに流用された別のプログラムの使用許諾契約に関する情報を定義した使用許諾定義データと、前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データとを統合する使用許諾定義データ統合部と、
前記使用許諾定義データ統合部で統合した使用許諾定義データに従って使用許諾契約書を作成する使用許諾契約書作成部と、を有し、
前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データと前記別のプログラムの使用許諾定義データのそれぞれは、予め定められた複数の選択項目を含み、
前記使用許諾定義データ統合部は、前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データと前記別のプログラムの使用許諾定義データの間で、前記複数の選択項目を不整合なく統合する、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、別のプログラムAを流用してプログラムBを作成した場合、プログラムAの使用許諾定義データとプログラムBの使用許諾定義データとが統合され、その統合した使用許諾定義データに基づいて使用許諾契約書が作成される。プログラムA、Bの各使用許諾定義データはいずれも、予め設定された複数の選択項目を含み、これら選択項目が各使用許諾定義データ間で不整合なく統合される。したがって、プログラムAの作成者が定義した選択項目は、変更されることなく、プログラムBの使用許諾契約書に反映される。ここで、選択項目は、ライセンス形態(サーバ台数、利用ユーザ数、端末台数)、サービスプロバイダの利用の可否、ライセンス移管の可否などの基本情報である。
一方、選択項目以外の定義情報(プログラム情報や特約情報)はそのまま統合されるので、プログラムBの使用許諾契約書には、プログラムAの作成者が定義した情報(プログラム情報や特約情報)およびプログラムBの作成者が定義した情報(プログラム情報や特約情報)がそのまま反映される。したがって、プログラムBの作成者は、プログラムBの使用許諾契約書に自由に特約情報などを設定することができる。また、プログラムAの作成者が定義した特約情報も、変更されることなく、プログラムBの使用許諾契約書に反映される。
本発明によれば、プログラム作成者自身が開発したプログラム製品の使用許諾契約と流用元のプログラムの使用許諾契約とを不整合なく統合することが可能であるので、複数のプログラムを流用して作成したプログラム製品について、その使用許諾契約書を一つにまとめて利用者に提示することができる。よって、利用者は、混乱することなく使用許諾契約書の内容を確認することができる。
また、プログラム情報や特約情報などの選択項目以外の定義情報については、流用元のプログラムの使用許諾契約の内容に関係なく、流用側のプログラム作成者が自由に設定することができるので、流用側のプログラム作成者自身が開発したプログラム製品の使用許諾契約にある程度自由度を持たせることができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態であるプログラム使用許諾契約統合システムの概略構成を模式的に示すブロック図である。
図1を参照すると、プログラム使用許諾契約統合システムは、プログラムを流用する側である情報処理端末1と、情報処理端末1がインターネット等のネットワーク900を介して接続される、プログラムの流用元である情報処理端末2とからなる。情報処理端末1、2は、パーソナルコンピュータやサーバに代表される、通信機能を備えたコンピュータシステムである。
なお、便宜上、プログラムを流用する側を情報処理端末1とし、プログラムの流用元を情報処理端末2としているが、これに限定されるものではない。情報処理端末1、2はいずれも、プログラムの流用元またはプログラムを流用する側になり得る。また、情報処理端末1、2とは別に、プログラムの流用元またはプログラムを流用する側となる他の情報処理端末を有してもよく、この場合、他の情報処理端末は、情報処理端末1、2と同様の構成を有する。
情報処理端末1の主要部は、コンピュータ100、入力装置101および記憶装置102からなる。コンピュータ100は、プログラム制御により動作するコンピュータ(中央処理装置;プロセッサ;データ処理装置)である。入力装置101は、キーボードやマウスなどである。記憶装置102は、半導体メモリやハードディスクなどの記憶装置である。なお、図1には示されていないが、情報処理端末1は、モデムなどの通信装置やLCDに代表される表示装置も備えている。
コンピュータ100は、入力装置101からの入力を受け付けて、データ処理や情報処理端末1の各部の動作を制御する。コンピュータ100は、プログラムの使用許諾契約に関する処理を行う機能部として、使用許諾定義データ作成部111、使用許諾定義データ統合部112および使用許諾契約書作成部113を備える。
使用許諾定義データ作成部111は、情報処理端末1の使用者であるプログラム作成者B自身が開発したプログラムBの使用許諾契約に関する使用許諾定義データを作成する。記憶装置102には、使用許諾定義データを作成するのに必要な情報を入力するための使用許諾情報入力画面の情報が格納されている。使用許諾定義データ作成部111は、入力装置101を通じて、使用許諾定義データを作成する旨の入力を受け付けると、記憶装置102に格納されている使用許諾情報入力画面情報に基づく画面を表示部に表示させる。そして、使用許諾定義データ作成部111は、使用許諾情報入力画面上で、使用者が入力した情報に基づいて使用許諾定義データを作成する。作成した使用許諾定義データは、使用許諾定義データ(B)132として記憶装置102に格納される。
使用許諾定義データ統合部112は、プログラムBが他のプログラム作成者が作成したプログラムを流用して作成されたものである場合に、流用元のプログラムの使用許諾契約に関する使用許諾定義データと使用許諾定義データ(B)132とを不整合なく統合した使用許諾定義統合データを作成する。ここでは、流用元のプログラムは、情報処理端末2の使用者であるプログラム作成者Aが開発したプログラムAであり、使用許諾定義データ統合部112は、プログラムA、Bの使用許諾定義データを統合する。プログラムAの使用許諾定義データは、ネットワーク900を通じてコンピュータ150からコンピュータ100の使用許諾定義データ統合部112に供給される。プログラムA、Bの使用許諾定義データを統合した使用許諾定義統合データは、使用許諾定義データ(B’)122として記憶装置103に格納される。
使用許諾契約書作成部113は、プログラムBの使用許諾契約書を作成する。プログラムBが他のプログラム作成者が作成したプログラムを流用して作成したものである場合は、使用許諾契約書作成部113は、使用許諾定義データ(B’)122を用いて使用許諾契約書を作成する。プログラムBが他のプログラム作成者が作成したプログラムを流用せずに作成したものである場合は、使用許諾契約書作成部113は、使用許諾定義データ(B’)122を用いて使用許諾契約書を作成する。ここでは、情報処理端末2の使用者であるプログラム作成者Aが開発したプログラムAを流用してプログラムBを作成しているので、使用許諾契約書作成部113は、使用許諾定義データ(B’)122を用いて使用許諾契約書(B)123を作成する。
記憶装置102は、プログラムBを用いたプログラム製品(B)を格納する。プログラム製品(B)は、プログラムB、使用許諾定義データ、およびその使用許諾定義データに基づいて作成された使用許諾契約書からなる。ここでは、プログラムBは、情報処理端末2の使用者であるプログラム作成者Aが開発したプログラムAを流用して作成したものであるので、プログラムAを含むプログラム(B)121、プログラム(B)121の使用許諾定義データ(B’)122および使用許諾契約書(B)123を有するプログラム製品(B)120が、記憶装置102に格納される。
情報処理端末2の主要部も、情報処理端末1と同様の構成であって、コンピュータ150、入力装置151および記憶装置152からなる。コンピュータ150は、プログラムの使用許諾契約に関する処理を行う機能部として、使用許諾定義データ作成部161、使用許諾定義データ統合部162および使用許諾契約書作成部163を備える。
使用許諾定義データ作成部161、使用許諾定義データ統合部162および使用許諾契約書作成部163は、情報処理端末1の使用許諾定義データ作成部111、使用許諾定義データ統合部112および使用許諾契約書作成部113と同様のものである。
記憶装置152は、プログラムAを用いたプログラム製品(A)を格納する。プログラム製品(A)は、プログラムA、使用許諾定義データ、およびその使用許諾定義データに基づいて作成された使用許諾契約書からなる。ここでは、プログラムAは、他のプログラム作成者が開発したプログラムを流用して作成したものではないので、プログラムAのみからなるプログラム(A)171、プログラム(A)171の使用許諾定義データ(A)172および使用許諾契約書(A)173を有するプログラム製品(A)170が、記憶装置152に格納される。
次に、本実施形態のプログラム使用許諾契約統合システムの動作について詳細に説明する。
図2Aに、コンピュータ150による使用許諾契約書作成処理の一手順を示す。以下、図2Aを参照して、プログラム製品(A)170における使用許諾契約書(A)173の作成処理について説明する。
まず、プログラム作成者Aが、入力装置151を通じて、使用許諾情報を入力するために、使用許諾情報入力画面を呼び出すための操作を行うと、使用許諾定義データ作成部161が、記憶装置152に格納されている使用許諾情報入力画面情報に基づく画面を表示装置に表示させる。プログラム作成者Aは、入力装置151を通じて、使用許諾情報入力画面上で必要な情報を入力する(ステップA1)。
プログラム作成者Aが、使用許諾情報入力画面上で必要な情報を入力すると、使用許諾定義データ作成部161が、その入力情報に基づいて使用許諾定義データ(A)172を生成する(ステップA2)。そして、使用許諾契約書作成部163が、使用許諾定義データ(A)172に基づいて使用許諾契約書(A)173を生成する(ステップA3)。
図2Bに、コンピュータ100による使用許諾契約書作成処理の一手順を示す。以下、図2Bを参照して、プログラム製品(B)120における使用許諾契約書(B)123の作成処理について説明する。
まず、プログラム作成者Bが、入力装置101を通じて、使用許諾情報を入力するために、使用許諾情報入力画面を呼び出すための操作を行うと、使用許諾定義データ作成部111が、記憶装置102に格納されている使用許諾情報入力画面情報に基づく画面を表示装置に表示させる。プログラム作成者Bは、入力装置101を通じて、使用許諾情報入力画面上で必要な情報を入力する(ステップB1)。
プログラム作成者Bが、使用許諾情報入力画面上で必要な情報を入力すると、使用許諾定義データ作成部111が、その入力情報に基づいて使用許諾定義データ(B)132を生成する(ステップB2)。
次に、使用許諾定義データ統合部112が、使用許諾定義データ(B)132とプログラム製品(A)170の使用許諾定義データ(A)172とを不整合なく統合して使用許諾定義データ(B’)122を生成する(ステップB3)。
最後に、使用許諾契約書作成部113が、使用許諾定義データ(B’)に基づいて使用許諾契約書(B)123を生成する(ステップB4)。
次に、使用許諾定義データ作成部111、161による使用許諾定義データの作成動作(図2A、2BのステップA2、B2)について、さらに詳細に説明する。
図3に、使用許諾情報入力画面および使用許諾定義データの一例を示す。図3を参照すると、使用許諾情報入力画面200は、基本情報入力部201、特約情報入力部202およびプログラム情報入力部203からなる。
基本情報入力部201は、契約情報を定義するための情報を入力する部分であって、ライセンス形態を選択する項目、サービスプロバイダの利用の可否を選択する項目、ライセンス移管の可否を選択する項目など複数の選択項目を備える。ライセンス形態を選択する項目には、サーバ台数、利用ユーザ数、端末台数といった詳細項目が用意されている。プログラム作成者は、各項目について自由に選択することができる。
特約情報入力部202は、基本情報入力部201で入力された基本情報だけでは契約情報として不十分である場合に用いられるものであって、テキストボックスと追加ボタンを備える。テキストボックス内に特約情報に関するテキスト文を入力する。追加ボタンを押下する度に、テキストボックス内に入力されたテキスト文が特約情報として基本情報に追加される。プログラム作成者は、テキストボックス内にテキスト文を自由に入力することができる。
プログラム情報入力部203は、開発したプログラムそのものに関する各種情報を入力する部分であって、プログラム名、リリース日、作成者、作成者住所といった入力項目と、プログラムの流用承認の有無を選択する流用承認の選択項目とを備える。プログラム作成者は、入力項目にデータを自由に入力することができ、また、選択項目について流用承認の有無を自由に選択することができる。
使用許諾定義データ作成部111、161は、図3に示した使用許諾情報入力画面200上で入力されたデータに基づいて使用許諾定義データを生成する。図3には、一例として使用許諾定義データ210も示されている。
使用許諾定義データ210は、特定の形式に制限されるものではないが、ここでは、タグ付テキスト形式が用いられている。より具体的には、使用許諾定義データ210は、基本情報入力部201で入力された情報から生成された基本情報211と、特約情報入力部202で入力された情報から生成された特約情報212と、プログラム情報入力部203で入力された情報から生成されたプログラム情報213とを含む。
次に、使用許諾定義データ統合部112による使用許諾定義データの統合動作(図2BのステップB3)について、さらに詳細に説明する。
図4に、使用許諾定義データ統合部112による使用許諾定義データの統合動作の一手順を示す。図5に、統合した使用許諾定義データの一例を示す。
図5を参照すると、使用許諾定義データ(B’)320は、プログラムAの使用許諾定義データ(A)300とプログラムBの使用許諾定義データ(B)310を統合したものである。使用許諾定義データ(A)300は、図1に示した使用許諾定義データ(A)172に相当するものであって、基本情報301、特約情報302およびプログラム情報303を含む。使用許諾定義データ(B)310は、図1に示した使用許諾定義データ(B)132に相当するものであって、基本情報311、特約情報312およびプログラム情報313を含む。使用許諾定義データ(B')320は、図1に示した使用許諾定義データ(B')122に相当するものであって、基本情報301、311を統合した基本情報321、特約情報302、312を統合した特約情報322、およびプログラム情報303、313を統合したプログラム情報323を含む。
以下、図4および図5を主に参照して、使用許諾定義データの統合の動作を説明する。
まず、使用許諾定義データ統合部112は、流用元のプログラム製品(A)170の使用許諾定義データ(A)300およびプログラム(B)121の使用許諾定義データ(B)310を参照する(ステップC1、C2)。次に、使用許諾定義データ統合部112は、使用許諾定義データ(A)300の基本情報301と使用許諾定義データ(B)310の基本情報311について、論理積を取り(ステップC3)、その結果に基づいて不整合がないかを確認する(ステップC4)。
図6に、図4に示したステップC3、C4の動作の具体例を示す。使用許諾定義データ(A)400の基本情報401と使用許諾定義データ(B)410の基本情報411とは、"ISP"タグの値が異なる。基本情報401の"ISP"タグの値は「可」とされ、基本情報402の"ISP"タグの値は「不可」とされている。基本情報401と基本情報411を統合して使用許諾定義データ(B’)420の基本情報421を生成した場合、基本情報421の"ISP"タグの値は、基本情報301の"ISP"タグの値と基本情報402の"ISP"タグの値の論理積である「不可」とされる。
図7に、図4に示したステップC3、C4の動作の別の具体例を示す。使用許諾定義データ(A)450の基本情報451と使用許諾定義データ(B)460の基本情報461とは、"ライセンス形態"タグの値が異なる。基本情報451の"ライセンス形態"タグの値は「サーバ台数」とされ、基本情報461の"ライセンス形態"タグの値は「利用ユーザ数」とされている。基本情報451と基本情報461を統合して使用許諾定義データ(B’)470の基本情報471を生成した場合、基本情報471の"ライセンス形態"タグの値は、基本情報451の"ライセンス形態"タグの値と基本情報461の"ライセンス形態"タグの値の論理積である「サーバ台数かつ利用ユーザ数」とされる。ただし、"ライセンス形態"の中で、このような複合条件を認めない場合は、"ライセンス形態"タグの値は不整合となり、使用許諾定義データ(B’)470の"ライセンス形態"の値はエラーとなる。
再び、図4を参照する。ステップC4で、不整合が確認された場合は、使用許諾定義データ統合部112は、使用許諾定義データ(B')320から不整合箇所を抽出し(ステップC5)、プログラム製品(A)170の使用許諾定義データ(A)300について変更依頼をするか否かを確認するための確認画面(変更依頼画面情報に基づく画面)を表示装置に表示させる(ステップC6)。
プログラム作成者Bが、確認画面上で変更依頼をしない旨を入力した場合は、使用許諾定義データ統合部112は、使用許諾定義データの統合を中止する。プログラム作成者Bが、確認画面上で変更依頼をする旨を入力した場合は、使用許諾定義データ統合部112は、使用許諾定義データ(A)300の変更依頼をネットワーク900経由で情報処理端末2に送信し(ステップC7)、プログラム製品(A)170のプログラム作成者Aに対し、その変更依頼を承諾するか拒否するかの判断を求める(ステップC8)。
情報処理端末2では、コンピュータ150が、使用許諾定義データ統合部112からの変更依頼に応じて、変更依頼承認用画面を表示装置に表示させる。プログラム作成者Aが、変更依頼承認用画面上で変更依頼を拒否する旨を入力した場合は、コンピュータ150が、変更依頼を拒否する旨の応答信号をネットワーク900経由で情報処理端末1に送信する。プログラム作成者Aが、変更依頼承認用画面上で変更依頼を承諾する旨を入力した場合は、コンピュータ150が、変更依頼を承諾する旨の応答信号をネットワーク900経由で情報処理端末1に送信する。
変更依頼を拒否する旨の応答信号を受信した場合は、使用許諾定義データ統合部112は、使用許諾定義データの統合を中止する。変更依頼を承諾する旨の応答信号を受信した場合は、使用許諾定義データ統合部112は、使用許諾定義データ(A)300の不整合箇所に関するデータを変更する(ステップC9)。使用許諾定義データ(A)300の変更後、ステップC1に戻り、再度、使用許諾定義データの統合を開始する。
ステップC4で、使用許諾定義データ(A)300の基本情報301と使用許諾定義データ(B)310の基本情報311の整合性が取れていると判断した場合は、使用許諾定義データ統合部112は、基本情報301と基本情報311を統合して基本情報321を作成する。
次に、使用許諾定義データ統合部112は、使用許諾定義データ(A)300の特約情報302と使用許諾定義データ(B)310の特約情報312を統合して特約情報322を作成する(ステップC10)。この特約情報322は、特約情報302と特約情報312をそれぞれ併記したものである。
次に、使用許諾定義データ統合部112は、使用許諾定義データ(A)300のプログラム情報303と使用許諾定義データ(B)310のプログラム情報313とを統合してプログラム情報323を生成する(ステップC11)。このプログラム情報323は、流用元である使用許諾定義データ(A)300のプログラム情報303を、使用許諾定義データ(B)310のプログラム情報313の中に組み入れたものである。
プログラム情報323の生成後、使用許諾定義データ統合部112は、流用元のプログラムについて、流用承認が必要であるか否かを確認する(ステップC12)。具体的には、使用許諾定義データ統合部112は、使用許諾定義データ(A)300のプログラム情報303内の"流用承認"タグの値が「必要」であるか否かを確認する。
"流用承認"タグの値が「不必要」である場合は、使用許諾定義データの結合は完了する。"流用承認"タグの値が「必要」である場合は、使用許諾定義データ統合部112は、流用承認依頼をするか否かを確認するための流用承認確認画面(承認依頼画面情報に基づく画面)を表示装置に表示させる。
プログラム作成者Bが、流用承認確認画面上で依頼をしない旨を入力した場合は、使用許諾定義データ統合部112は、使用許諾定義データの統合を中止する。プログラム作成者Bが、流用承認確認画面上で依頼をする旨を入力した場合は、使用許諾定義データ統合部112は、流用承認依頼をネットワーク900経由で情報処理端末2に送信し(ステップC13)、プログラム製品(A)170のプログラム作成者Aに対し、その流用承認依頼を承諾するか否かの判断を求める(ステップC14)。
情報処理端末2では、コンピュータ150が、使用許諾定義データ統合部112からの流用承認依頼に応じて、流用承認用画面を表示装置に表示させる。プログラム作成者Aが、流用承認用画面上で流用承認依頼を拒否する旨を入力した場合は、コンピュータ150が、流用承認依頼を拒否する旨の応答信号をネットワーク900経由で情報処理端末1に送信する。プログラム作成者Aが、流用承認用画面上で流用承認依頼を承諾する旨を入力した場合は、コンピュータ150が、流用承認依頼を承諾する旨の応答信号をネットワーク900経由で情報処理端末1に送信する。
流用承認依頼を拒否する旨の応答信号を受信した場合は、使用許諾定義データ統合部112は、使用許諾定義データの統合を中止する。流用承認依頼を承諾する旨の応答信号を受信した場合は、使用許諾定義データ統合部112は、使用許諾定義データの結合を完了する。
次に、使用許諾契約書の生成の動作(図2A、2BのステップA3、B4)について、さらに詳細に説明する。
図8に、使用許諾定義データおよび使用許諾契約書の一例を示す。図8を参照すると、使用許諾定義データ500は、図1に示した使用許諾定義データ(A)172や使用許諾定義データ(B')122に相当するものであって、基本情報501、特約情報502およびプログラム情報503を含む。使用許諾契約書520は、図1に示した使用許諾契約書(A)173や使用許諾契約書(B)123に相当するものであって、基本情報部521、特約情報部522およびヘッダ部523を含む。
使用許諾定契約書作成部は、文章変換テーブル510に記載されている内容に応じて、使用許諾定義データ500の基本情報501から使用許諾契約書520の基本情報部521を作成する。文章変換テーブル510は、使用許諾定義データ500の基本情報501の各項目(ライセンス形態、ISPなどのタグ)について、それぞれの値(サーバ台数、利用ユーザ数、端末台数など)に関する説明文を記載したものである。使用許諾定契約書作成部は、基本情報501の各項目の値に対応する説明文を文章変換テーブル510から取得し、取得した説明文をそのまま利用して使用許諾契約書520の基本情報部521を作成する。
また、使用許諾定契約書作成部は、使用許諾定義データ500の特約情報502の文章(値)をそのまま利用して使用許諾契約書520の特約情報部522を作成する。
さらに、使用許諾定契約書作成部は、使用許諾定義データ500のプログラム情報503の一部の情報を利用して使用許諾契約書502のヘッダ部523を作成する。具体的には、プログラム名やリリース日、作成者などの情報がヘッダ部523に記載される。なお、プログラムを流用して作成している場合は、流用元のプログラムの作成者などの情報も、ヘッダ部523に記載される。
以上説明した本実施形態のプログラム使用許諾契約統合システムによれば、プログラム作成者自身が開発したプログラム製品の使用許諾契約と流用元のプログラムの使用許諾契約とを不整合なく統合することが可能であるので、複数のプログラムを流用して作成したプログラム製品について、その使用許諾契約書を一つにまとめて利用者に提示することができる。よって、プログラム製品の利用者は、混乱することなく使用許諾契約書の内容を確認することができる。
また、基本情報以外のプログラム情報や特約情報については、流用元のプログラムの使用許諾契約の内容に関係なく、流用側のプログラム作成者が自由に設定することができるので、流用側のプログラム作成者自身が開発したプログラム製品の使用許諾契約にある程度自由度を持たせることができる。
さらに、使用許諾定義データの中に「流用承認」の欄を設けており、使用許諾定義データ統合部が、その「流用承認」の値によって、事前の承認が必要か否かを確認するようになっている。このため、状況次第では、流用元のプログラム作成者に対して事前に連絡することなく、プログラムを自由に流用することが可能である。
さらに、使用許諾定義データ統合部が、使用許諾の統合の段階で、自身が作成した使用許諾定義と流用元のプログラムの使用許諾定義との間で不整合を起こしている箇所を自動的に抽出し、その箇所に対する変更依頼のみを流用元のプログラム作成者に通知する。これにより、プログラム製品の作成者が流用元のプログラム作成者に対して使用許諾の変更を求める際の労力を軽減することができる。
また、使用許諾定義データ統合部が、使用許諾の統合の段階で、使用許諾データの改変やプログラムの流用に対する確認を行うので、プログラム製品の作成者がプログラムを勝手に流用したり、使用許諾の内容を勝手に改変したりすることを防ぐことができる。
なお、上述したプログラム使用許諾契約統合システムの構成および動作は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更することが可能である。例えば、プログラムAを流用したプログラムBの使用許諾契約書を作成する動作において、プログラムAの使用許諾定義データは、ネットワーク900を介してコンピュータ150からコンピュータ100へ供給されるようになっているが、本発明は、これに限定されるものではない。流用元のプログラムAの使用許諾定義データは、CD−RやDVDなどの記録媒体を通じてコンピュータ100に供給してもよい。この場合は、通常、プログラム製品(A)が格納された記録媒体をコンピュータ100に供給することになる。
(第2の実施形態)
図9は、本発明の第2の実施形態であるプログラム使用許諾契約統合システムの概略構成を模式的に示すブロック図である。
図9を参照すると、プログラム使用許諾契約統合システムは、端末601、602と、これら端末601、602がインターネット等のネットワーク901を介して接続されるサーバ3とを有する。なお、ここでは、便宜上、プログラムを流用する側を端末602とし、プログラムの流用元を端末601とするが、本発明はこれに限定されるものではない。端末601、602はいずれも、プログラムの流用元またはプログラムを流用する側になり得る。また、端末601、602とは別に、プログラムの流用元またはプログラムを流用する側となる他の端末を有してもよい。
端末601、602のそれぞれは、通信機能を備えた、プログラムにより動作するコンピュータシステムであって、プログラムなどを蓄積する記憶装置、キーボードやマウスなどの入力装置、LCDなどの表示装置、外部との通信を行うモデムなどの通信装置、プリンタなどの出力装置、および記憶装置に格納されたプログラム従って動作し、入力装置からの入力を受け付けて通信装置、出力装置、表示装置の動作を制御する制御装置から構成されている。
サーバ3もコンピュータシステムであるが、端末601、602の使用者であるプログラム作成者が作成したプログラムの使用許諾契約に関する処理を行う機能を備える。サーバ3の主要部は、コンピュータ600および記憶装置610からなる。コンピュータ600は、プログラム制御により動作するコンピュータ(中央処理装置;プロセッサ;データ処理装置)である。記憶装置610は、半導体メモリやハードディスクなどの記憶装置である。
コンピュータ600は、端末601または端末602からの入力信号を受け付けてプログラムの使用許諾契約に関する処理を行う機能部として、使用許諾定義データ作成部611、使用許諾定義データ統合部612および使用許諾契約書作成部613を備える。使用許諾定義データ作成部611、使用許諾定義データ統合部612および使用許諾契約書作成部613は、図1に示した使用許諾定義データ作成部111、161、使用許諾定義データ統合部112、162、および使用許諾契約書作成部113、163と同様のものである。
次に、本実施形態のプログラム使用許諾契約統合システムの動作について説明する。プログラムの使用許諾契約に関する動作は、第1の実施形態の場合と基本的に同じであるが、端末601、602がコンピュータ600の入力装置として働く。ここでは、プログラムを流用する側を端末602とし、プログラムの流用元を端末601とする。
プログラム作成者Aは、端末601を用いてサーバ3にアクセスする。サーバ3のアドレスは、プログラム使用許諾契約統合システムの利用契約時にプログラム作成者に予め与えられているものとする。また、サーバ3へのアクセス時には、プログラム作成者が提示した識別情報を用いたユーザ認証処理なども行われる。ユーザ認証処理を含むアクセス処理は周知の技術であり、発明の特徴とは関係ないので、その詳細な説明は省略する。
サーバ3へのアクセス後は、端末601がコンピュータ600の入力装置として働き、図2Aに示した使用許諾契約書作成処理と同様な手順で、プログラムAに関する使用許諾定義データ(A)および使用許諾契約書(A)が作成される。そして、プログラム(A)、使用許諾定義データ(A)および使用許諾契約書(A)からなるプログラム製品(A)621が記憶装置621に格納される。
次に、プログラム作成者Bは、端末602を用いてサーバ3にアクセスする。サーバ3へのアクセス後は、端末602がコンピュータ600の入力装置として働き、図2Bに示した使用許諾契約書作成処理と同様な手順で、プログラムAを流用して作成したプログラムBに関する使用許諾定義データおよび使用許諾契約書が作成される。
具体的には、使用許諾定義データ作成部611が、定義情報を入力するための使用許諾情報入力画面情報に基づく画面を、流用側の端末602にて表示させ、該表示画面上で入力された情報に基づいてプログラムの使用許諾定義データを作成する。
基本情報のいずれかの項目が不整合となった場合は、使用許諾定義データ統合部611は、不整合となった選択項目の内容の変更を依頼するための変更依頼画面情報に基づく画面を流用側の端末602にて表示させる。変更依頼画面上で変更依頼をする旨の入力がなされると、使用許諾定義データ統合部611は、流用元の端末601に対して、不整合となった項目の変更依頼を要求し、流用元の端末601から該要求を了承する旨の応答を受信すると、不整合となった項目を変更する。
また、使用許諾定義データ統合部611は、流用元のプログラムの使用許諾定義データにおける流用承認の項目に承認必要の設定がなされている場合に、プログラム流用の承認を受けるための承認依頼画面情報に基づく画面を流用側の端末602に表示させる。そして、使用許諾定義データ統合部611は、承認依頼画面上で承認依頼をする旨の入力がなされると、流用元の端末601に承認依頼要求を送信し、流用元の端末601から該承認依頼要求を了承する旨の応答を受信した場合にのみ、使用許諾定義データの統合を実行する。
また、使用許諾契約書作成部613は、基本情報の各項目についての説明文が項目別に格納された文章変換テーブルを参照して、使用許諾定義データ統合部611で統合した使用許諾定義データから使用許諾契約書を作成する。
このようにして作成したプログラムBに関する使用許諾定義データは、使用許諾定義データ(B)622と、この使用許諾定義データ(B)622とプログラム製品(A)621の使用許諾定義データを統合した使用許諾定義データ(B’)とを含む。プログラム(B)、使用許諾定義データ(B’)および使用許諾契約書(B)からなるプログラム製品(B)623が記憶装置621に格納される。
本実施形態のプログラム使用許諾契約統合システムによれば、使用許諾契約に関する処理を行う機能部をサーバ3に統合した形態とされているので、プログラム作成者側では、そのような機能部やプログラム製品を手元に保有することなく、自身が作成したプログラムの使用許諾契約書を生成することができる。
以上説明した各実施形態のプログラム使用許諾契約統合システムにおいて、プログラムの使用許諾契約に関する処理を行う機能部(使用許諾定義データ作成部、使用許諾定義データ統合部および使用許諾契約書作成部)の動作は、予め与えられたプログラムをコンピュータが実行することで実現される。この場合、プログラムは、インターネットに代表されるネットワークを通じて提供されてもよく、また、CD−ROMやDVDなどの記録媒体を通じて提供されてもよい。
本発明は、ソフトウェアを組み合わせて開発したプログラム製品の使用許諾契約の作成といった用途に適用できる。また、本発明は、サービスプロバイダなどにおいて、複数のプログラムを組み合わせたサービスを提供するときに、利用者に対して使用許諾契約を一意に提示するサービスなどの用途にも適用可能である。
本発明の第1の実施形態であるプログラム使用許諾契約統合システムの概略構成を模式的に示すブロック図である。 プログラム流用元のコンピュータによる使用許諾契約書作成処理の一手順を示すフローチャートである。 プログラム流用側のコンピュータによる使用許諾契約書作成処理の一手順を示すフローチャートである。 使用許諾情報入力画面および使用許諾定義データの一例を示す模式図である。 使用許諾定義データの統合動作の一手順を示すフローチャートである。 統合した使用許諾定義データの一例を示す模式図である。 図4に示す使用許諾定義データの統合の動作の具体例を示す模式図である。 図4に示す使用許諾定義データの統合の動作の別の具体例を示す模式図である。 使用許諾定義データおよび使用許諾契約書の一例を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態であるプログラム使用許諾契約統合システムの概略構成を模式的に示すブロック図である。
符号の説明
1、2 情報処理端末
3 サーバ
100、150 コンピュータ
101、151 入力装置
102、152 記憶装置
111、161 使用許諾定義データ作成部
112、162 使用許諾定義データ統合部
113、163 使用許諾契約書作成部
120 プログラム製品(B)
121 プログラム(B)
122 使用許諾定義データ(B’)
123 使用許諾定契約書(B)
132 使用許諾定義データ(B)
170 プログラム製品(A)
171 プログラム(A)
172 使用許諾定義データ(A)
173 使用許諾定契約書(A)

Claims (21)

  1. プログラムの使用許諾契約に関する情報を定義した使用許諾定義データを作成する使用許諾定義データ作成部と、
    前記プログラムに流用された別のプログラムの使用許諾契約に関する情報を定義した使用許諾定義データと、前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データとを統合する使用許諾定義データ統合部と、
    前記使用許諾定義データ統合部で統合した使用許諾定義データに従って使用許諾契約書を作成する使用許諾契約書作成部と、を有し、
    前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データと前記別のプログラムの使用許諾定義データのそれぞれは、予め定められた複数の選択項目を含み、
    前記使用許諾定義データ統合部は、前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データと前記別のプログラムの使用許諾定義データの間で、前記複数の選択項目を不整合なく統合する、プログラム使用許諾契約統合装置。
  2. 表示装置と、
    情報の入力が可能な入力装置と、をさらに有し、
    前記使用許諾定義データ作成部は、前記複数の選択項目に関する定義情報を入力するための使用許諾情報入力画面情報に基づく画面を、前記表示装置に表示させ、該表示画面上で、前記入力装置を通じて入力された情報に基づいて前記プログラムの使用許諾定義データを作成する、請求項1に記載のプログラム使用許諾契約統合装置。
  3. 前記使用許諾定義データ統合部は、前記複数の選択項目のいずれかが不整合となる場合に、不整合となった選択項目の内容の変更を依頼するための変更依頼画面情報に基づく画面を前記表示装置に表示させる、請求項2に記載のプログラム使用許諾契約統合装置。
  4. 前記複数の選択項目は、プログラム流用時の承認が必要か否かを指定するための流用承認項目を含み、
    前記使用許諾定義データ統合部は、前記別のプログラムの使用許諾定義データにおける前記流用承認項目に承認必要の設定がなされている場合に、前記別のプログラムの流用の承認を受けるための承認依頼画面情報に基づく画面を前記表示装置に表示させる、請求項2に記載のプログラム使用許諾契約統合装置。
  5. 前記使用許諾契約書作成部は、前記複数の選択項目のそれぞれについての説明文が選択項目別に格納された文章変換テーブルを参照して、前記使用許諾定義データ統合部で統合した使用許諾定義データから前記使用許諾契約書を作成する、請求項1から4のいずれか1項に記載のプログラム使用許諾契約統合装置。
  6. ネットワークを介して接続される複数の情報処理端末からなり、
    前記複数の情報処理端末のそれぞれは、
    プログラムの使用許諾契約に関する情報を定義した使用許諾定義データを作成する使用許諾定義データ作成部と、
    前記プログラムに流用された別のプログラムの使用許諾契約に関する情報を定義した使用許諾定義データを他の情報処理端末から取得し、該別のプログラムの使用許諾定義データと、前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データとを統合する使用許諾定義データ統合部と、
    前記使用許諾定義データ統合部で統合した使用許諾定義データに従って使用許諾契約書を作成する使用許諾契約書作成部と、を有し、
    前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データと前記別のプログラムの使用許諾定義データのそれぞれは、予め定められた複数の選択項目を含み、
    前記使用許諾定義データ統合部は、前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データと前記別のプログラムの使用許諾定義データの間で、前記複数の選択項目を不整合なく統合する、プログラム使用許諾契約統合システム。
  7. 前記複数の情報処理端末のそれぞれは、
    表示装置と、
    情報の入力が可能な入力装置と、をさらに有し、
    前記使用許諾定義データ作成部は、前記複数の選択項目に関する定義情報を入力するための使用許諾情報入力画面情報に基づく画面を、前記表示装置に表示させ、該表示画面上で、前記入力装置を通じて入力された情報に基づいて前記プログラムの使用許諾定義データを作成する、請求項6に記載のプログラム使用許諾契約統合システム。
  8. 前記使用許諾定義データ統合部は、前記複数の選択項目のいずれかが不整合となる場合に、不整合となった選択項目の内容の変更を依頼するための変更依頼画面情報に基づく画面を前記表示装置に表示させる、請求項7に記載のプログラム使用許諾契約統合システム。
  9. 前記使用許諾定義データ統合部は、前記変更依頼画面情報に基づく画面上で、前記入力装置を通じて変更依頼をする旨の入力がなされると、前記他の情報処理端末に対して、前記不整合となった選択項目の変更依頼を要求し、前記他の情報処理端末から該要求を了承する旨の応答を受信すると、前記不整合となった選択項目を変更する、請求項8に記載のプログラム使用許諾契約統合システム。
  10. 前記複数の選択項目は、プログラム流用時の承認が必要か否かを指定するための流用承認項目を含み、
    前記使用許諾定義データ統合部は、前記別のプログラムの使用許諾定義データにおける前記流用承認項目に承認必要の設定がなされている場合に、前記別のプログラムの流用の承認を受けるための承認依頼画面情報に基づく画面を前記表示装置に表示させる、請求項7に記載のプログラム使用許諾契約統合システム。
  11. 前記使用許諾定義データ統合部は、前記承認依頼画面情報に基づく画面上で、前記入力装置を通じて承認依頼をする旨の入力がなされると、前記他の情報処理端末に承認依頼要求を送信し、前記他の情報処理端末から該承認依頼要求を了承する旨の応答を受信した場合にのみ、前記使用許諾定義データの統合を実行する、請求項10に記載のプログラム使用許諾契約統合システム。
  12. 前記使用許諾契約書作成部は、前記複数の選択項目のそれぞれについての説明文が選択項目別に格納された文章変換テーブルを参照して、前記使用許諾定義データ統合部で統合した使用許諾定義データから前記使用許諾契約書を作成する、請求項6から11のいずれか1項に記載のプログラム使用許諾契約統合システム。
  13. 複数の端末と、
    前記複数の端末がネットワークを介して接続されるサーバと、を有し、
    前記サーバは、
    前記複数の端末のうちの他のプログラムを流用してプログラムを作成する流用側の端末からの入力情報に基づいて、前記プログラムの使用許諾契約に関する情報を定義した使用許諾定義データを作成する使用許諾定義データ作成部と、
    前記他のプログラムの使用許諾契約に関する情報を定義した使用許諾定義データを、前記複数の端末のうちの前記他のプログラムの流用元である端末から取得し、該他のプログラムの使用許諾定義データと、前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データとを統合する使用許諾定義データ統合部と、
    前記使用許諾定義データ統合部で統合した使用許諾定義データに従って使用許諾契約書を作成する使用許諾契約書作成部と、を有し、
    前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データと前記他のプログラムの使用許諾定義データのそれぞれは、予め定められた複数の選択項目を含み、
    前記使用許諾定義データ統合部は、前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データと前記他のプログラムの使用許諾定義データの間で、前記複数の選択項目を不整合なく統合する、プログラム使用許諾契約統合システム。
  14. 前記使用許諾定義データ作成部は、前記複数の選択項目に関する定義情報を入力するための使用許諾情報入力画面情報に基づく画面を、前記流用側の端末にて表示させ、該表示画面上で入力された情報に基づいて前記プログラムの使用許諾定義データを作成する、請求項13に記載のプログラム使用許諾契約統合システム。
  15. 前記使用許諾定義データ統合部は、前記複数の選択項目のいずれかが不整合となる場合に、不整合となった選択項目の内容の変更を依頼するための変更依頼画面情報に基づく画面を前記流用側の端末にて表示させる、請求項13に記載のプログラム使用許諾契約統合システム。
  16. 前記使用許諾定義データ統合部は、前記変更依頼画面情報に基づく画面上で変更依頼をする旨の入力がなされると、前記流用元の端末に対して、前記不整合となった選択項目の変更依頼を要求し、前記流用元の端末から該要求を了承する旨の応答を受信すると、前記不整合となった選択項目を変更する、請求項15に記載のプログラム使用許諾契約統合システム。
  17. 前記複数の選択項目は、プログラム流用時の承認が必要か否かを指定するための流用承認項目を含み、
    前記使用許諾定義データ統合部は、前記他のプログラムの使用許諾定義データにおける前記流用承認項目に承認必要の設定がなされている場合に、前記別のプログラムの流用の承認を受けるための承認依頼画面情報に基づく画面を前記流用側の端末に表示させる、請求項13に記載のプログラム使用許諾契約統合システム。
  18. 前記使用許諾定義データ統合部は、前記承認依頼画面情報に基づく画面上で承認依頼をする旨の入力がなされると、前記流用元の端末に承認依頼要求を送信し、前記流用元の端末から該承認依頼要求を了承する旨の応答を受信した場合にのみ、前記使用許諾定義データの統合を実行する、請求項17に記載のプログラム使用許諾契約統合システム。
  19. 前記使用許諾契約書作成部は、前記複数の選択項目のそれぞれについての説明文が選択項目別に格納された文章変換テーブルを参照して、前記使用許諾定義データ統合部で統合した使用許諾定義データから前記使用許諾契約書を作成する、請求項13から18のいずれか1項に記載のプログラム使用許諾契約統合システム。
  20. 使用許諾定義データ作成部が、プログラムの使用許諾契約に関する情報を定義した使用許諾定義データを作成する第1のステップと、
    使用許諾定義データ統合部が、前記プログラムに流用された別のプログラムの使用許諾契約に関する情報を定義した使用許諾定義データと、前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データとを統合する第2のステップと、
    使用許諾契約書作成部が、前記使用許諾定義データ統合部で統合した使用許諾定義データに従って使用許諾契約書を作成する第3のステップと、を含み、
    前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データと前記別のプログラムの使用許諾定義データのそれぞれは、予め定められた複数の選択項目を含み、
    前記第2のステップは、前記使用許諾定義データ統合部が、前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データと前記別のプログラムの使用許諾定義データの間で、前記複数の選択項目を不整合なく統合するステップを含む、プログラム使用許諾契約統合方法。
  21. プログラムの使用許諾契約に関する情報を定義した使用許諾定義データを作成する第1の手順と、
    前記プログラムに流用された別のプログラムの使用許諾契約に関する情報を定義した使用許諾定義データと、前記第1の手順で作成した使用許諾定義データとを統合する第2の手順と、
    前記第2の手順で統合した使用許諾定義データに従って使用許諾契約書を作成する第3の手順と、をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記使用許諾定義データ作成部で作成した使用許諾定義データと前記別のプログラムの使用許諾定義データのそれぞれは、予め定められた複数の選択項目を含み、
    前記第2の手順は、前記第1の手順で作成した使用許諾定義データと前記別のプログラムの使用許諾定義データとの間で、前記複数の選択項目を不整合なく統合する手順を含む、プログラム。
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