JP4803098B2 - 材料試験機 - Google Patents
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Description
(1)請求項1の発明による材料試験機は、試験片を負荷するアクチュエータ12と、駆動信号が印加され、試験片の物理的変化に応じて変化する計測信号を出力する検出器30,50と、第1周波数の校正信号SSK1を出力する校正信号発生回路2032と、駆動信号に校正信号を重畳する第1重畳手段2033と、第1重畳手段2033の出力信号から駆動信号を通過させて検出器30,50に入力する第1フィルタ手段206と、第1重畳手段2033の出力信号から校正信号を通過させる第2フィルタ手段207と、第2フィルタ手段207を通過する校正信号を検出器30,50の出力信号に重畳する第2重畳手段209と、第2重畳手段209の出力信号から校正信号に対応する第1抽出信号SSKP1を抽出する第1抽出手段2035と、第2重畳手段209の出力信号から計測信号に対応する第2抽出信号SSP1を抽出する第2抽出手段2034と、第2抽出信号SSP1を、第1抽出信号SSKP1と、校正信号発生回路2032が出力する校正信号SSK1とに基づいて校正して校正後計測信号SSF1を得る校正演算手段201aとを備えることを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1に記載の材料試験機において、駆動信号は直流信号であり、第1抽出手段2035は、第2重畳手段209の出力信号から第1周波数の第1抽出信号SSKP1を検波する手段であり、第2抽出手段2034は、第2重畳手段209の出力信号から直流成分である第2抽出信号SSP1を検波する手段であることを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、請求項4に記載の材料試験機において、駆動信号は直流信号であり、第1抽出手段2036は、第1重畳手段2033の出力信号から第1周波数の第1抽出信号SSP21を検波する手段であり、第2抽出手段2037は、第2重畳手段209の出力信号から第2周波数の第2抽出信号SSKP22を検波する手段であり、第3抽出手段2034は、第2重畳手段209の出力信号から直流成分である第3抽出信号SSP22を検波する手段であることを特徴とする。
(8)請求項8の発明は、試験片を負荷するアクチュエータ12と、駆動信号が印加され、試験片の物理的変化に応じて変化する計測信号を出力する検出器30,50と、計測信号に基づいてアクチュエータ12を駆動制御する制御手段11とを備える材料試験機の計測信号の校正方法において、駆動信号に送信側校正信号SSK21を重畳し、駆動信号と送信側校正信号SSK21が重畳された信号を検出器へ供給し、駆動信号と送信側校正信号SSK21が重畳された信号から、送信側校正信号SSKP21を分離し、検出器の出力信号に受信側校正信号SSK22を重畳し、受信側校正信号SSK22を重畳された検出器の出力信号から、計測信号SSP1と受信側校正信号SSKP22を分離し、分離後の計測信号SSP1を、送信側および受信側のそれぞれにおける分離前後の2つずつの計4つの校正信号SSKP21、SSK21、SSK22、SSKP22に基づいて校正することを特徴とする。
図1は、本発明による材料試験機の一実施の形態の概略構成を示すブロック図である。この実施の形態の材料試験機はたとえば引張・圧縮材料試験機であり、材料試験機本体10と、試験力測定回路20と、ロードセル30と、変位測定回路40と、変位計50とを備えている。材料試験機本体10は、コントローラ11と、試験片を負荷するアクチュエータ12と、試験結果などを表示する表示器13と、各種スイッチなどを備える操作部14とを備えている。コントローラ11は、通信回路を介して測定回路20および40からの計測信号を入力して周知の信号処理を行い、材料試験機の試験速度、試験方法などを制御する。
なお、以下の説明では、試験力の信号にはSSを、変位の信号にはSHを、校正信号にはKを、検波信号にはPをそれぞれ付して表す。
校正後の試験力計測信号SSF1=SSP1×α1 …(1)
ただし、α1=入力した校正信号SSK1/検波した校正信号SSKP1
校正後の試験力計測信号SSF1は、制御回路201から通信回路202を介してコントローラ11へ送信される。
校正後の変位計測信号SHF1=SHP1×β1 …(2)
ただし、β1=入力した校正信号SHK1/検波した校正信号SHKP1
校正後の変位計測信号SHF1は、制御回路201から通信回路202を介してコントローラ11へ送信される。
ロードセル30や変位計50である検出器の駆動信号である搬送波に校正用交流信号を重畳させ、第1フィルタ206で搬送波成分の信号のみを抽出して検出器30,50に供給し、検出器30,50からそれぞれ検出信号SS1,SH1を取り出す。また、第2フィルタ207により校正信号SSK1、SHK1のみを抽出し、これらの抽出信号SSK1、SHK1を、検出器30,50から取り出された検出信号SS1,SH1にそれぞれ加算器209で重畳する。加算器209から出力される重畳信号は、それぞれ検出器30,50の検出信号SS1,SH1と校正信号SSK1、SHK1を含む信号であり、(検出信号SS1+校正信号SSK1)と(検出信号SH1+校正信号SHK1)で表される。
(1)試験中に継続して計測信号の校正処理を行うことができる。その結果、長時間の試験において、測定回路20などが発熱しても継続したリアルタイム校正により、温度ドリフトを防止することができ、計測信号の信頼性が向上する。
第1の実施の形態による材料試験機では、ロードセル30および変位計50へ駆動信号を送信する送信側の校正処理と、ロードセル30および変位計50から出力される計測信号を受信する受信側の校正処理とを一括して行うようにした。第2の実施の形態の材料試験機では、送信側および受信側の校正処理をそれぞれ独立して行い、計測信号を校正するものである。以下、第1の実施の形態と相違する点を主に説明する。
校正後の試験力計測信号SSF1=SSP1×α2 …(3)
ただし、α2=(送信側校正信号SSK21/送信側校正検波信号SSKP21)×(受信側校正信号SSK22/受信側校正検波信号SSKP22)
校正後の試験力計測信号SSF1は、制御回路201から通信回路202を介してコントローラ11へ送信される。
校正後の変位計測信号SHF1=SHP1×β2 …(4)
ただし、β2=(送信側校正信号SHK21/送信側校正検波信号SHKP21)×(受信側校正信号SHK22/受信側校正検波信号SHKP22)
校正後の変位計測信号SSF1は、制御回路201から通信回路202を介してコントローラ11へ送信される。
20,20A:試験力測定回路 30:ロードセル
40:変位測定回路 50:変位計
203,203A:演算回路 2031:搬送波信号発生回路
2032:校正信号発生回路 2034:計測信号検波回路
2035:校正信号検波回路 2036:送信側校正信号検波回路
2037:受信側校正信号検波回路 2038:受信側校正信号発生回路
Claims (8)
- 試験片を負荷するアクチュエータと、
駆動信号が印加され、前記試験片の物理的変化に応じて変化する計測信号を出力する検出器と、
第1周波数の校正信号を出力する校正信号発生回路と、
前記駆動信号に前記校正信号を重畳する第1重畳手段と、
前記第1重畳手段の出力信号から前記駆動信号を通過させて前記検出器に入力する第1フィルタ手段と、
前記第1重畳手段の出力信号から前記校正信号を通過させる第2フィルタ手段と、
前記第2フィルタ手段を通過する前記校正信号を前記検出器の出力信号に重畳する第2重畳手段と、
前記第2重畳手段の出力信号から前記校正信号に対応する第1抽出信号を抽出する第1抽出手段と、
前記第2重畳手段の出力信号から前記計測信号に対応する第2抽出信号を抽出する第2抽出手段と、
前記第2抽出信号を、前記第1抽出信号と、前記校正信号発生回路が出力する前記校正信号とに基づいて校正して校正後計測信号を得る校正演算手段とを備えることを特徴とする材料試験機。 - 請求項1に記載の材料試験機において、
前記駆動信号は、前記第1周波数とは異なる第2周波数の交流搬送波信号であり、
第1抽出手段は、前記第2重畳手段の出力信号から前記第1周波数の第2抽出信号を検波する手段であり、
第2抽出手段は、前記第2重畳手段の出力信号から前記第2周波数の第2抽出信号を検波する手段であることを特徴とする材料試験機。 - 請求項1に記載の材料試験機において、
前記駆動信号は直流信号であり、
第1抽出手段は、前記第2重畳手段の出力信号から前記第1周波数の前記第1抽出信号を検波する手段であり、
第2抽出手段は、前記第2重畳手段の出力信号から直流成分である前記第2抽出信号を検波する手段であることを特徴とする材料試験機。 - 試験片を負荷するアクチュエータと、
駆動信号が印加され、前記試験片の物理的変化に応じて変化する計測信号を出力する検出器と、
第1周波数の送信側校正信号を出力する送信側校正信号発生回路と、
前記駆動信号に前記送信側校正信号を重畳する第1重畳手段と、
前記第1重畳手段の出力信号から前記第1周波数の送信側校正信号を第1抽出信号として抽出する第1抽出手段と、
第1周波数と異なる第2周波数の受信側校正信号を出力する受信側校正信号発生回路と、
前記計測信号に前記受信側校正信号を重畳する第2重畳手段と、
前記第2重畳手段の出力信号から前記第2周波数の受信側校正信号を第2抽出信号として抽出する第2抽出手段と、
前記第2重畳手段の出力信号から校正前の前記計測信号に対応する第3抽出信号を抽出する第3抽出手段と、
前記送信側校正信号と、前記第1抽出信号と、前記受信側校正信号、前記第2抽出信号とに基づいて、前記第3抽出信号を校正して校正後計測信号を得る校正演算手段とを備えることを特徴とする材料試験機。 - 請求項4に記載の材料試験機において、
前記駆動信号は、前記第1および第2周波数とは異なる第3周波数の交流搬送波信号であり、
前記第1抽出手段は、前記第1重畳手段の出力信号から前記第1周波数の第1抽出信号を検波する手段であり、
第2抽出手段は、前記第2重畳手段の出力信号から前記第2周波数の第2抽出信号を検波する手段であり、
第3抽出手段は、前記第2重畳手段の出力信号から前記第3周波数の第3抽出信号を検波する手段であることを特徴とする材料試験機。 - 請求項4に記載の材料試験機において、
前記駆動信号は直流信号であり、
前記第1抽出手段は、前記第1重畳手段の出力信号から前記第1周波数の第1抽出信号を検波する手段であり、
第2抽出手段は、前記第2重畳手段の出力信号から前記第2周波数の第2抽出信号を検波する手段であり、
第3抽出手段は、前記第2重畳手段の出力信号から直流成分である前記第3抽出信号を検波する手段であることを特徴とする材料試験機。 - 試験片を負荷するアクチュエータと、
駆動信号が印加され、前記試験片の物理的変化に応じて変化する計測信号を出力する検出器と、
前記計測信号に基づいて前記アクチュエータを駆動制御する制御手段とを備える材料試験機の前記計測信号の校正方法において、
前記駆動信号に校正信号校正信号を重畳し、
前記校正信号が重畳された前記検出器の出力信号から、前記計測信号と前記校正信号とを分離し、
前記分離後の前記計測信号を、前記分離前後の2つの校正信号校正信号に基づいて校正することを特徴とする材料試験機の計測信号校正方法。 - 試験片を負荷するアクチュエータと、
駆動信号が印加され、前記試験片の物理的変化に応じて変化する計測信号を出力する検出器と、
前記計測信号に基づいて前記アクチュエータを駆動制御する制御手段とを備える材料試験機の前記計測信号の校正方法において、
前記駆動信号に送信側校正信号を重畳し、
前記駆動信号と前記送信側校正信号が重畳された信号を前記検出器へ供給し、
前記駆動信号と前記送信側校正信号が重畳された信号から、前記送信側校正信号を分離し、
前記検出器の出力信号に受信側校正信号を重畳し、
前記受信側校正信号を重畳された前記検出器の出力信号から、前記計測信号と前記受信側校正信号を分離し、
前記分離後の前記計測信号を、前記送信側および受信側のそれぞれにおける前記分離前後の2つずつの計4つの校正信号に基づいて校正することを特徴とする材料試験機の計測信号校正方法。
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